JPH0571259B2 - - Google Patents

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JPH0571259B2
JPH0571259B2 JP61006153A JP615386A JPH0571259B2 JP H0571259 B2 JPH0571259 B2 JP H0571259B2 JP 61006153 A JP61006153 A JP 61006153A JP 615386 A JP615386 A JP 615386A JP H0571259 B2 JPH0571259 B2 JP H0571259B2
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closure means
intestinal
cross
intestine
sectional area
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Baran Akeeru
Burukuaruto Furemingu
Eruringu Kuroogu Nirusu
Kiruberugu Furederitsuku
Rinneman Toobe
Orusen Hansu
Nyorubii Rasumutsusen Suten
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KOROPURASUTO AS
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F5/00Orthopaedic methods or devices for non-surgical treatment of bones or joints; Nursing devices ; Anti-rape devices
    • A61F5/44Devices worn by the patient for reception of urine, faeces, catamenial or other discharge; Colostomy devices
    • A61F5/445Colostomy, ileostomy or urethrostomy devices
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F2/00Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
    • A61F2/0004Closure means for urethra or rectum, i.e. anti-incontinence devices or support slings against pelvic prolapse
    • A61F2/0009Closure means for urethra or rectum, i.e. anti-incontinence devices or support slings against pelvic prolapse placed in or outside the body opening close to the surface of the body
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、エラスチツクな、空気が充填せられ
た(air‐filled)本体を含むもしくは該本体から
なり、腸の人工的開口部または失禁状態にある
(incontinent)腸の開口部に用いられる使い捨て
の閉止手段(closure)に関する。腸の人工的開
口部、すなわち結腸人工肛門造設術(colos
tomies)や回腸造瘻術(ileostomies)などによ
り形成された腸瘻管(enterostomies)は意思に
よつてその開閉をコントロールすることができ
ず、当然ながらそれらは失禁状態にある。腸から
の内臓の内容物(visceral contents)を集める
のにバツグがよく用いられるが、時々バツグを空
にして洗浄するときに腸を適当に閉止する手段が
必要である。失禁状態にある肛門からの排泄物は
おしめ状のものによつて集められるばあいがある
が、このものは使用に際して不快感があるため、
通常適宜の閉止手段もしくはプラグで失禁状態に
ある肛門を閉じることが好まれる。
[従来の技術] 西ドイツ特許第2363563号明細書およびその追
加の特許第2447682号明細書ならびにたとえば英
国特許第1471158号明細書などこれらに対応する
他の明細書において、腸の出口付近に手術により
環状の磁石を設け、これに固定された磁石のプラ
グで腸の人工的開口部を閉止することが開示され
ている。プラグのプレート状の部分と皮膚のあい
だは〓間なく保たれるので、意思に反して腸の内
容物が排出されることはない。しかしながら固定
に際し幾分強力な磁石の作用を必要とし、不快感
をもたらすばあいが多いばかりでなくひどいばあ
いには組織の壊死をひき起こす。この種の閉止手
段は太つた患者、体重が変動する患者および腸の
出口付近の皮膚の表面に対して腸が斜めである患
者には向いていない。というのはこういつた患者
のばあい閉止手段の密閉度を維持するのがきわめ
て困難であるからである。
そこで他のタイプの閉止手段が開発されたが、
そのものは適度に柔らかくわずかにエラステイツ
クな材質からなる閉止プラグであり、人体の表面
付近の問題となつている腸管(intesinal duct)
内に挿入される。西ドイツ公開公報第2717608号
にそのような閉止プラグが開示されているが、該
プラグは腸管や肛門内に挿入すると膨脹するタン
ポン状(tampon‐like)の材質で囲まれた磁石
もしくは磁気を帯びたコアから構成されており、
失禁状態にある肛門および人工的小孔の両方に用
いられる。膨脹自在の材質として熱もしくは水分
の影響により膨脹する材質が提案されているが、
そのような材質の例としてたとえば生理用タンポ
ンに用いられるものとほぼ同じ種類のセルロース
材料がある。磁石のもしくは磁気を帯びた材料か
らなるコアは腸の出口部分をとり囲む組織に埋め
込まれたリング状の磁石と協同して閉止効果をも
たらす。これと類似しているが、磁気利用の固定
手段をもたない閉止手段が米国特許第4209009号
明細書に記載されている。該明細書によれば、失
禁状態の肛門もしくは腸の人工的開口部に用いら
れる閉止タンポンは細長い形状であり、軸方向に
不均質なセルロース材料からなる実質的に円筒状
のものである。すなわち該タンポンは水分に対し
て半径方向に異なつた膨脹特性を有する部分が軸
方向に並んだ構成であつて、1番目と3番目の部
分は水分に対して大きな膨脹特性をもつており膨
脹特性の小さな中間の第2の部分により分離せら
れている。膨脹しない材料からなる固定リングが
手術によつて開口部のまわりに埋め込まれ、該タ
ンポンの使用時には前記第2の部分がこのリング
内に位置する。
このタイプの閉止手段のさらに代表的な例が西
ドイツ公開公報第2717607号明細書に記載されて
いる。該閉止手段は西ドイツ特許第2717608号明
細書に記載されているものと同様の磁気を帯びた
固定手段を備えているが、磁気を帯びたコアはた
とえば発泡プラスチツクのように、柔かく、エラ
ステイツクであり、半径方向に圧縮自在の材料に
包まれている。このような材料は閉止手段として
好適である。
ところがこれらのタンポン状の閉止手段はあま
り使用されてはいない。その第1のかつ最大の理
由として該閉止手段の閉止作用が、生理用タンポ
ンに用いられるものと基本的に同一である発泡材
料もしくはセルロースでできた材料中に液体が吸
収されることにより行なわれることにあり、さら
に前記吸収が必ずしも速やかに行なわれず、閉止
手段を挿入する際にもれが起こるばあいがあるか
らである。また腸壁(intestinal wall)に対する
押圧力が小さいため充分な密閉状態を保つのが困
難である。さらに挿入前のタンポンの外径を好適
な密閉状態をうるのに充分な外径にしたばあい
は、挿入に際し該タンポンが圧縮力を受けるため
概して挿入が困難であり、さらに該タンポンの表
面がなめらかでないため患者が不快感や痛みを感
じたり、患者の腸壁を傷つけたりするばあいがあ
る。
密閉作用が、エラステイツクでない材料へ液体
が吸収されることより行なわれる閉止手段は、腸
を閉止する手段としては全く適していない。とい
うのは腸においては、とりわけ腸内のガスによつ
て前記閉止手段に加えられる圧力が、該閉止手段
を放出しようとするし、また腸内のガスばかりで
なく腸内の他の内容物を該閉止手段と腸壁とのあ
いだからバイパス(bypass)させようとするか
らである。
本発明の目的は、公知の閉止手段におけるがご
とき欠点のない、腸の開口部用の使い捨ての閉止
手段を提供することにある。本発明の閉止手段は
腸壁を傷つけることなく腸内へ容易に挿入するこ
とができる。また本発明の閉止手段は、挿入後速
やかに、腸の内容物の流出を防止する密閉状態を
つくりだす。
[問題を解決するための手段] 本発明は、周囲に圧縮力を受けない状態では実
質的に円筒形、円錐形もしくは釣鐘状(bell‐
shaped)の形態のエラステイツクな、空気が充
填せられた本体からなる閉止手段に関する。該本
体の両端の中間部分の本体の断面積は腸の開口部
の断面積の少なくとも2倍であり、前記エラステ
イツクな本体は半径方向に圧縮せられると腸の開
口部と等しいかもしくはわずかに小さな断面積を
有する実質的に円筒形のものとなる。感湿性およ
び/または感熱性の材料によつて断面積の小さな
状態に保たれている前記エラステイツクな本体の
形状維持効果(shape−maintaining effect)は、
腸内の湿気を帯びた内容物および/または人体の
熱に触れることで急速に消滅する。
[実施例] 本発明の閉止手段は、該閉止手段を腸に挿入す
る前においては、腸壁および腸の粘膜を傷つける
ことなく、とくに人工的小孔にさらには失禁状態
にある肛門内に容易に挿入しうる断面形状および
寸法(size)を備えている。人工的小孔の直径は
多少変化するので、実際においては前記閉止手段
はサイズの異なる一連のものとして製造される。
たとえば圧縮された状態での外径が5mmから20mm
であるものが、たとえば2〜3mmの間隔で製造さ
れる。圧縮された状態での外径がそれぞれ8、
10、12および14mmである閉止手段によつて90%を
超える使用者の要求を満たすことができる。圧縮
力の影響を受けない「自然な」状態の閉止手段
が、本発明において対象としている腸管の種々の
サイズの出口部分にも適合しなければならないこ
とは言うまでもない。
圧縮せられた状態の閉止手段の形状はほぼ円筒
形であるが、身体の内部側の(proximal)端部
を外径の小さいわずかに円錐形であるか傾斜した
形のものとしてもよい。前記身体の内部側の端部
は、人工的小孔もしくは肛門に挿入した後は、人
体の中心部に最も近くなる端部であり、一方末端
の(distal)端部は人体の表面に近接する端部で
ある。挿入前において、閉止手段はその半径方向
にのみ圧縮されるべきで、軸方向に圧縮すべきで
はない。閉止手段の長さは3〜6cmが典型的であ
る。
閉止手段を圧縮せられた状態に保つている材料
が、腸内に常時存在する水分または人体の熱にさ
らされると、該閉止手段の形状維持効果は急速に
消滅し、閉止手段は圧縮されないもとのサイズお
よび形状にもどる。すなわち感湿性および/また
は感熱性の物質による求心性(centripetally)の
作用力(acting forcc)の影響を受けていない状
態にもどる。しかしながら、前記閉止手段は、完
全に膨脹した状態では圧縮状態に比較して少なく
とも2倍の断面積となるが、腸壁により完全にも
とのサイズにもどることは阻止される。その結果
閉止手段は弾性的に腸壁を押圧し、密閉効果を奏
するのである。非圧縮状態にある閉止手段が本発
明において半径方向に圧縮されるときの圧力は、
通常15〜25P/cm2のあいだである静脈圧を実質的
に超えるべきでない。
使用前においては閉止手段を前記のごとき圧縮
せられた状態にし、腸内へ挿入した後は膨脹した
状態にして密閉効果をうるものとして種々の組み
合せが考えられる。本発明の閉止手段は少なくと
もその一部がエラステイツクで、多孔性で、空気
が充填せられた、水不溶性の物質からなる本体で
構成されており、該本体は閉止手段が挿入せられ
る腸管の出口部分に等しいかまたはわずかに小さ
い断面積を有する円筒形状に圧縮されている。こ
の圧縮は薄いカバー(cover)により行なわれる
が、このカバーは腸内の水分および/または人体
の熱によつて急速に溶解もしくは分解して、求心
性の形状維持効果を消滅させる。このことは、前
記閉止手段は腸内へ挿入した後は急速に膨脹して
密閉効果をもたらす状態となるが、挿入前におい
ては小さな外径であるので使用者に不快感を与え
たり、腸壁を傷つけたりすることがないきわめて
簡単なものであることを示すものである。
本発明においては形状維持効果がなくなつた後
に弾性によつてひきおこされる急速な膨脹以外に
も、水分による膨脹によつて二次的な密閉効果を
もたらす親水性の物質を使用してもよい。そのよ
うな物質の例が米国特許第3903232号明細書に記
載されている。
多孔性で、エラステイツクで、水不溶性で、空
気が充填せられた本発明の本体は、その本体のす
べてを比較的柔らかく、連続気泡の、エラステイ
ツクなポリマーフオーム(polymer foam)で、
好ましくは連続発泡のポリウレタンフオームで構
成してもよい。概してそのようなフオームは親水
性であるが、疎水性であつてもよい。
エラステイツクで、多孔性で、空気が充填せら
れた、水不溶性の本体は、連続気泡の親水性ポリ
ウレタンフオームから作つてもよい。ポリウレタ
ンフオームはエラステイツクであることに加え
て、腸の液体内で膨脹するので閉止手段の密閉効
果を向上させる。シリコンフオームやポリ塩化ビ
ニルフオームのようにエラステイツクな性質を有
するポリマーの他のフオームもフオームラバー同
様に用いることができる。孔のサイズはあまり大
きくすべきでない。というのは閉止手段を回腸造
瘻術により形成された小孔に用いるばあい、小腸
の内容物は大腸もしくは直腸の内容物に比べてか
なり多くの水分を含むので、本体を通つて内容物
がしみ出る危険性があるからである。たいていの
使用場所に適した好ましい孔の直径は0.2mmであ
る。
本発明におけるカバーに包まれた、多孔性で、
空気が充填せられた、水不溶性の本体は独立気泡
からなるポリマーフオームで構成したもよく、さ
らに本体の長手方向の経路(channel)を設けて
もよい。この経路は軸方向の経路、偏心した経路
もしくは軸に対して斜めの経路であつて、前記本
体の一方の端から他方の端へ伸びており、ガス状
物質が通過しうる水不溶性の物質で構成されてお
り、かつ天然のもしくは加工せられたセルロース
の繊維または連続気泡のポリフオームからなつて
いる。この経路は、少なくとも閉止手段を腸内に
挿入したのちしばらくのあいだは腸内のガスを通
過せしめるが、しばらくたつたのちは、とくに回
腸造瘻術により形成された小孔のばあいにおい
て、腸内の液体を吸収するようにしてもよい。経
路が極度に疎水性の材質からできており、たとえ
ば0.2mmを超えない、適度に小さい孔を有してい
るばあいは、通常該経路内に液体がしみ入ること
はなく、該経路を永久的にガス通路用の経路とし
て利用することができる。
本発明においては、多孔性で、空気が充填せら
れた、水不溶性で、エラステイツクな本体は、エ
ラステイツクな繊維の、好ましくは熱可塑性ポリ
ウレタンもしくは熱可塑性ラバーの繊維の立体的
なネツトワーク(three‐dimentional network)
で構成してもよい。本発明において繊維または単
繊維は、接着や融解(melt‐joined)により結合
されて必ずしもすべてではないが多数の点で交差
したものとなる。このようにして特にエラステイ
ツクで圧縮自在のマトリツクス(matrix)が形
成されるが、このマトリツクスは長期間にわたり
弾性を保つことが可能であり、製造業者から配達
されたのち圧縮した状態で保管する際にもこの弾
性は保たれる。比較的融点の低い繊維のばあい
は、高周波熱放射(high freqency thermal
radiation)によつて点接合することもできる。
繊維は熱可塑性のゴムから好適につくることがで
きるが、前記のごとく繊維が相互に連結されるば
あいは、適度に堅い他のエラストマーで構成して
もよい。
本発明における外側の層もしくはカバーは実質
的にエラステイツクでなく、実質的に水溶性のフ
イルム材(好ましくはポリビニルアルコールのフ
イルム)で構成してもよい。このフイルム材の厚
さは、たとえば0.05〜0.2mmであればよく、約0.1
mmのものが好ましい。
ポリビニルアルコールは、アセテート基(アセ
チルオキシ基)のアルコリシスの全部もしくは一
部を水酸基と置換することで種々のポリビニルア
セテートより調製される。アルコリシスの割合が
87〜89%であると、ポリビニルアルコールは冷水
に完全に溶解する。種々のポリビニルアルコール
のフイルムが市販されており、たとえば
「Vinol」、「Mowiol」および「polyviol」の登録
商標のもとに入手可能である。カバーは、たとえ
ばアルジネート、ナトリウムカルボキシメチルセ
ルロースもしくはゼラチンからなるフイルムまた
はシート状の親水コロイドからも調製される。カ
バーとして好適な他の材料としてポリビニルピロ
リドンおよびメチルヒドロキシプロピルセルロー
スがある。
キヤステインプロセス(casting process)に
よつてエラステイツクな本体上に設けられるカバ
ーは、水により分解される物質に代えて感熱性の
物質によつて、好ましくは通常の人間の体温より
低い温度で少なくともその一部が溶融する物質に
よつてもつくられる。こういつた感熱性の材料の
好適な例として適当な厚さと融点をもつたポリエ
チレングリコールのフイルムがあげられる。融点
が約35℃であるPEG 1000(平均分子量が約1000
のポリエチレングリコール)がカバー用の材質と
して適していることがわかつている。2種もしく
は3種以上のポリエチレレングリコールの混合物
を用いてもよい。混合物からなるカバーの好適な
例として、約75%のPEG 1000と約25%のPEG
3000からなるものがあげられる。PEG 3000の融
点は約50℃であるが、混合物の融点は個々の成分
の融点の算術平均ではなく、前記混合物のばあい
は約35℃で溶融しはじめる。
本発明のカバーは水溶性であるかもしくは腸内
の液体で膨脹して長さが少なくとも100%、好ま
しくは200%伸びる織物、編物もしくは不織布ま
たはプラスチツクの繊維のネツトで構成してもよ
い。カバーが比較的目の荒いネツトであるばあい
は、繊維もしくは単繊維は非弾性でなければなら
ず、たとえエラステイツクであつたとしてもその
程度はわずかでなければならない。前記繊維もし
くは単繊維は、たとえばポリビニルアルコールで
つくつてもよいが、親水性が顕著である物質でつ
くつてもよい。該親水性の物質は、たとえばカル
ボキシメチルセルロースである親水性が顕著であ
るセルロース誘導体のように膨脹性にすぐれてい
るが、ナトリウム塩のものがとりわけすぐれてい
る。
本発明においては、カバーの下のエラステイツ
クな本体上に親水コロイドの粉末をふりかけてお
くのが好ましい。カバーの分解と同時に、もしく
はカバーがネツトであるばあいは分解するまえ
に、前記親水コロイドが腸内の水分に触れると、
該親水コロイドは水を吸収して、本体と腸壁のあ
いだにねばねばした(slimy)層を形成し、腸壁
が本体により刺激されるのを防止する。
親水コロイドとして、たとえばグアガム、カラ
ヤガム、ヒドロキシプロピルセルロース、アルギ
ン(アルギン酸のナトリウム塩)および他のアル
ジネートなど公知の多くの物質を用いることがで
きる。その他のアルジネートとしては、たとえば
アルギン酸のカルシウム塩、マグネシウム塩およ
びカリウム塩のさまざまな混合物やプロピレング
リコールアルジネージとしてのアルギン酸エステ
ルがある。本発明においては、とくにナトリウム
カルボキシメチルセルロース(Na−CCM)を用
いるのが好ましいが、このものは食品業界や薬品
業界において広く用いられており、高純度のもの
も含め好適な等級(grade)のものを使用するこ
とができる。
圧縮せられてカバーにより囲まれたエラステイ
ツクな本体に、粒子経の非常に小さな親水コロイ
ド粒子をふりかけるばあい、該エラステイツクな
本体の薄い外側の層の孔はキヤステイングスキン
(casting skin)として形成されたものによつて
完全にもしくは部分的にふさがれるのが好まし
い。それにより、親水コロイド粒子が膨脹前に本
体の孔の中へ入け込むのを避けることができる。
親水コロイドが孔の中に入つたばあい該コロイド
粒子は遅かれ早かれ膨脹してねばねばしたものと
なるのであるが、エラステイツクな本体の表面上
に密着したねばりけのある層を確実に形成するこ
とができない。
本発明におけるふたつの必要な特性すなわち人
体の熱もしくは腸内の水分の影響によつて膨脹す
る能力とエラステイツクな本体を圧縮せられた状
態に保つ能力とを、ふたつの別の部位すなわちエ
ラステイツクな本体とカバーとに別々にもたせる
かわりに、その外側の部分が感湿性および/また
は感熱性の物質で含浸せられた繊維状もしくは細
胞質状の物質からなるエラステイツクで、多孔性
の本体により閉止手段を構成することも可能であ
る。前記感湿性および/または感熱性の物質は、
腸内の水分および/または人体の熱により形状を
維持する接着効果(shape maintaining
adhesive effect)が失われるまで閉止手段を圧
縮せられた状態に保つ接着効果を有する。
この種の閉止手段に用いられる基本的な物質と
して接着および密着が多数の交差点で行なわれる
ようにした、前述したポリウレタンフオームまた
は立体的な繊維のネツトワークを採用することが
できる。外側の層は接着作用をなす物質により含
浸せられる。そのような物質として、前述した種
類の親水性コロイドをとくに好適に用いることが
できる。この種の本体実施例において接着剤とし
てとくに好適に用いられる他の親水性コロイド粒
子としてはアラビアガムがあげられる。かかる本
体は、実際には、フオームもしくは繊維からなる
本体に粒子状の親水コロイドをふりかけることに
より製造されるが、その際粒子状の親水コロイド
の一部がフオームの外側の層の内部に入り込み、
霧状の細かい水滴を吸収して本体を湿つた状態に
する。親水性コロイドの粒子を微小な孔を有する
フオーム本体内に入り込ませたのち、この本体を
製造業者から供給されるときの形態すなわち圧縮
せられた円筒形もしくはわずかに円推形のものと
し、その後乾燥する。この乾燥により、親水性コ
ロイドは、密閉手段を乾燥時の形状に維持する結
合性(conherent)のネツトワークを形成する。
しかしながらこのネツトワークは腸内の水分と接
触すると、結合効果を失い、本体を膨脹せしめ
る。
非圧縮状態において、閉止手段すなわちフオー
ム状もしくは繊維状の本体は、完全にまたは概略
円筒形または6面もしくは7面以上の側面を備え
た角柱であつてよいが、身体の内部側の外径が最
も大きい、釣鐘形または円錐形であるのがとくに
好ましい。これにより、腸内のガスなどを原因と
する圧力によつて閉止手段が腸内から放出される
のが防止される。閉止手段を回転させるには円錐
形もしくは釣鐘形であることが好ましいが、非圧
縮時の閉止手段は6角形、8角形または12角形な
どの多角形であつてもよい。閉止手段の身体の内
部側の端面を凹状としてもよく、これにより密閉
効果を向上させることができる。何故なら、閉止
手段はその最も内側の(身体の内部側の)部分に
おいて効果的に腸壁に押圧されるからである。
本発明の実施例においてとくに詳細に述べては
いないが、閉止手段に、腸内のガスを排出するた
めに軸方向に貫通する経路を設けてもよい。経路
は、たとえば疎水性の小さなセル(cell)を有す
る連続気泡のプラスチツクフオームまたは疎水性
の繊維材料によりつくればよい。また腸内のガス
を脱臭するために活性炭を代表とする脱臭用物質
を含ませてもよい。腸壁に作用する圧力が前述し
た静脈圧を超えないばあいは閉止手段に必ずしも
経路を設ける必要はない。というのは、腸壁に作
用する圧力が静脈圧を超えないばあい、腸内のガ
スは、ガスの圧力が充分に高くなると閉止手段と
腸壁のあいだを通過するからである。
たとえ比較的小さなものであつても腸内の圧力
は閉止手段を腸外へ押し出そうとするので、実用
に際しては、閉止手段による前記密閉効果を何ら
かの取り付け手段によつて補足してやる必要があ
る。
最も簡単な取り付け手段としては、腸の開口部
付近の皮膚に該開口部をまたぐように貼着せられ
る接着テープがある。閉止手段背後の腸内の圧力
が高くなり不快感をもよおすのを避けるために
は、テープはたとえば米国特許第3870593号明細
書に記載されている種類の微孔性テープであるこ
とが好ましい。閉止手段が、腸内のガスをバイパ
スせしめるかもしくはフイルターを備えていない
種類のものであるばあい、微孔性テープに従来公
知の適宜の脱臭性フイルターを組み合わせてもよ
い。
閉止手段の末端の(身体の外側の)部分に、使
用者の皮膚に直接または間接的に取り付けられ、
かつ腸内のガスを排出するための1個もしくは2
個以上の開口部を備えた手段を設けてもよい。こ
のばあい、微孔性の閉止手段は、前記取り付け手
段が設けられるたとえばプレート状の締めつけ用
ネツク(constricted neck)を備えている。そし
て膨脹した状態での本体のこのプレート部分の断
面積は、該本体が使用されるまえの圧縮せられた
状態の断面積と大きくとも同程度である。その結
果、閉止手段はフレキシブルなものとなり、とく
に皮膚に近い出口付近において腸壁を該閉止手段
が押圧する現象が防止される。
皮膚へ直接もしくは間接的に取り付けられる手
段は、皮膚へ接触せられるスキンバリア(skin
barrier)に結合されたもうひとつの結合リング
(coupling rinz)と密閉状態で係合する結合リン
グを備えている。結合リングとしては公知である
ものを適宜用いることができる。スキンバリアと
しては米国特許第4231369号明細書および第
4367732号明細書に記載されている種類のものを
用いればよい。
閉止手段は、所望により、腸内からひき出すた
めのひもを取り付けてもよい。
つぎにいくつかの実施例を示す図面を参考にし
つつ本発明の閉止手段の説明を行なう。
第1図は腸内に挿入される前の圧縮せられた状
態の本発明の閉止手段の側面図である。
第2図は圧縮力の影響を受けていない自然な状
態にある本発明の閉止手段の側面図である。
第3図は第1図の−線断面図である。
第4図は第2図の−線断面図である。
第5図は非圧縮状態にありスキンバリアへの取
り付け手段が設けられた閉止手段の実施例の長手
方向の断面図である。
第6〜7図は他の取り付け手段が設けられた閉
止手段の実施例の長手方向の断面図である。
第8図は圧縮せられた状態にある他の実施例の
断面図である。
第9〜14図は非圧縮状態にある他の種々の実
施例(取り付け手段は図示されていない)の長手
方向の概略断面図である。
第15図は第1図に示される閉止手段が人工的
小孔へ挿入された直後の使用者の腹部の壁の概略
断面図である。
第16図は閉止手段が圧縮せられた状態から解
放されて固定された状態にある第15図同様の概
略断面図である。
第17図は腸内が内容物で充填せられた状態に
ある第15図同様の概略断面図である。
第15〜17図における閉止手段は実物の閉止
手段にほぼ等しいスケールで描かれているが、他
の図における閉止手段は線で約15%縮小した状態
で描かれている。
第1〜4図および第15〜17図に示される腸
の閉止手段20(第1〜3図および第15図は圧
縮せられた状態の閉止手段である)は身体の内部
側の端部22がわずかにテーパー状である円筒体
である。図に示されている実施例は比較例狭い腸
を対象としたものであり、より径の大きな腸のば
あいには、閉止手段は圧縮時および膨脹時の両方
において大きな断面積を有する必要があることが
わかる。
閉止手段20は柔らかく、エラステイツクで、
水不溶性の物質、とくに連続気泡のポリマーフオ
ームからなる本体で構成されている。該閉止手段
は半径方向に圧縮されてその断面積が、第1図お
よび第3図に示されるごとく、求心性の圧縮力の
影響をうけない自然な状態での断面積の約半分と
なる。そしてこの状態は、水および腸内の流体に
より分解される物質からなるカバー28により維
持されるが、このカバーとしてはポリビニルアル
コールの薄いフイルムが適している。第3図にお
いてはこのカバーの厚さが誇張して描かれてい
る。閉止手段20を人工的小孔もしくは直腸に挿
入すると、カバー28はすぐに分解すなわち溶解
するので、多孔性の物質は第16〜17図に示さ
れるように腸壁により制限されるサイズまで膨脹
する。第2図および第4図は、非圧縮時すなわち
膨脹した状態にある閉止手段の外径を示してい
る。
第2図および第16〜17図は、膨脹状態の閉
止手段がその末端においてしぼられていることを
示している。それによつて患者の皮膚32付近に
おける腸壁30に過度の圧力がかかるのを防ぐこ
とができる。この閉止手段のしぼりはたとえばポ
リウレタンを型内で発泡させてまたは大きなブロ
ツクを切断してえられる本体26を製造する際に
形成される。
圧縮状態の本体26の表面にカバー28が設け
られる。被覆はお互いに重なりあう部分の少ない
単一の層となるように、ポリビニルアルコールな
どのフイルムで行なわれるが、重なりあつた部分
においてはポリビニルアルコールのフイルムは適
度の水分によりお互いに接着しうる。被覆は筒状
のフイルムを本体26にはめるようにしても行な
うことができる。
第1〜4図および第15〜17図より、本体2
6は半径方向にのみ圧縮され、軸方向の長さは圧
縮状態においても膨脹状態においてもほとんど同
じであることがわかる。膨脹状態において、本体
26は凹所34をその身体の内部側の端部に有す
ることが好ましい。腸内が第17図に示されるご
とく内容物により満たされると、該内容物は前記
凹所34の端部を膨脹させようとし、これにより
閉止手段の密閉効果は向上される。
第1〜4図および第15〜17図に示される閉
止手段は、腸の開口部のまわりの皮膚に接着さ
れ、好ましくは脱臭用フイルターを備えた多孔性
テープによつて腸内に固定することができる。前
記テープのごときアタツチメントは、本体26が
たとえばナトリウムカルボキシメチルセルロース
のような親水性のコロイド粉末がふりかけられた
ものであるばあいとくに重要である。というのは
親水性のコロイド粉末は、腸内の水分の影響によ
つて閉止手段と腸壁との摩擦を減少させるねばね
ばした粘液層を形成するので、前記アタツチメン
トがないと腸のガスの圧力によつて閉止手段は腸
から容易に抜け出てしまうからである。
以下に述べる実施例は親水性のコロイドの粉末
をふりかけてもよいが、そのことについて実施例
ごとに言及はしていない。
また以下に述べる実施例は第8図を除きすべて
自然の(すなわち膨脹した)状態を示す。
これらの実施例は、固定手段を除き、圧縮せら
れた状態では第1図、第3図および第15図に示
されるものとほぼ同様の外観を呈する。
第5図に示される腸の閉止手段は好ましくはポ
リウレタンである柔かく、連続気泡のポリマーフ
オームからなる本体26を備えている。第5図に
示す状態から圧縮されて、本体26は腸の水分も
しくは人体の熱によつて分解しうるフイルム、ネ
ツト織物からなるカバーでつつまれる。本体26
は腸の開口部の外側付近の使用者の皮膚に間接的
に取り付けられる手段を備えたプレート36に結
合される。
プレート36は周辺部が結合手段40に接続さ
れた下部シート38を有しており、該結合手段4
0は適当な接着剤により人工的小孔のまわりの皮
膚に取り付けられる対応する結合手段(図示され
ていない)のリングに圧入される。下部シート3
8内には1個もしくは2個以上のガス通気孔41
が設けられており、腸内のガスの排気を行なう前
記通気孔41は本体26が下部シート38に接続
される部分に設けられる。本体26と下部38は
環状の部分で接着される。この通気孔41により
プラスチツクフオーム、下部シートを経由したガ
スの通過が可能となる。下部シート38の上部に
は中間シート42が気密を保つた状態で該下部シ
ート38に固定されている。中間シート42は、
通常、活性炭からなるフイルターを供えている。
フイルターは中間シート内の開口部をまたぐよう
に設けられており、また中間シート内の開口部を
通過するガスの経路が比較的長くなるように部分
的にふさがている。中間シートの上部には美感上
の理由からはだ色のシート44が取り付けられ
る。また上部シート44には、フルターを通つた
ガスを排出するための通気孔46が設けられる。
膨脹した本体26は、その身体の内部側の端部
に前述した理由にもとづき凹所34を備えてい
る。本体26はその末端部に狭いネツク部48を
備えており、該ネツク部48を介して本体26が
プレート36に接続されることがわかる。ネツク
部48を形成するためのしぼりは、第1〜4図に
関連して説明したように圧縮前に成形することで
設けてもよいが、圧縮状態にある本体26をプレ
ート36にのりづけまたはホツトメルテイングに
より接続することによつても前記しぼりをうるこ
とができる。そのばあいネツク部48はプレート
36に接続されているため、本体26の他の部分
よりも膨脹の程度が小さい。
第6図に示される閉止手段は、膨脹した状態を
示しており、しぼられたネツク部48と身体の内
部側の端部にある凹所34とを備えた本体26を
有している。ネツク部は環状のスキンバリア50
に接続されており、該スキンバリア50は前述し
た米国特許明細書に記載されている種類のもので
あることが好ましい。前記バリアの接着作用のお
かげで、閉止手段を患者の人工的小孔または肛門
に装着することができ、また腸のガス、固形もし
くは液体の腸の内容物の圧力の影響で閉止手段が
腸内から放出されるおそれがなくなる。第5図に
示される実施例同様に、前記閉止手段はネツク部
に固定せられた下部シートを備えており、該下部
シートの周辺部はスキンバリア50に接着もしく
はヒートシールにより固定されている。第6図に
おいてスキンバリアは平坦なものとして示されて
いるが、肛門付近の形状にあわせてその形状を適
宜変更することで失禁状態にある肛門閉止用とし
ても採用することができる。下部シートには腸の
ガスを通過させるための孔41が設けられてい
る。下部シート38の上方には特殊な脱臭用フイ
ルター52が配置されている。前記フイルター5
2は水密かつ気密性の二層のプラスチツクフイル
ムで構成されており、この二層のフイルムのあい
だには活性炭織布を含むフイルター52がはさま
れている。フイルター54の両面には前記プラス
チツクフイルムに接着またはヒートシールされて
いる。フイルター52の一方の端のフイルムには
スキンバリア50に面した開口部56が、また他
方の端のフイルムには外界に面した開口部58が
設けられている。腸内のガスは自身の圧力により
開口部56、活性炭織布54の全長を外側へと移
動し、脱臭された状態で開口部58を通つてフイ
ルターから放出される。
第7図に示されせる閉止手段は、第5〜6図に
示される閉止手段と類似の構造であるが、皮膚へ
のアタツチメントの組み合わせが異なつている。
本体26のネツク部48は比較的硬いプラスチツ
ク材料によつて結合リング62に取り付けられて
いる。この結合リング62は他の結合リング64
にはめこんだり、取りはずしたりすることができ
る。リング64は、接着、熱による密着もしくは
他の方法によりスキンバリア60にしつかりと固
定されている。プレート60は腸のガスを放出す
るための孔を備えている。腸のガスは第6図に示
すものと同様のフイルター52を通過することで
脱臭される。
第8図は前述したものとは異なつた構造の閉止
手段61の非膨脹時の断面を示している。該閉止
手段は腸内の水分により分解されうるカバーを備
えていない。実施例としては、柔らかくエラステ
イツクなプラスチツクフオームからなる本体26
から構成されたものが記載されている。外周部6
3は、たとえばアラビガム、Na−CMCなどの親
水性コロイドによつて含浸せられている。含浸は
湿つた状態で行なわれている。その後親水性コロ
イドが含浸せられた本体は圧縮状態にて乾燥され
る。大体において含浸部分は本体26全体に拡が
つていくが、腸内挿入後の急速な膨脹をうるため
には、前記含浸部分は外周部63のみにあればよ
く、また含浸部分の輪郭も第8図に示されるよう
に不規則なもの(この不規則性は必ずしも本体の
膨脹に悪影響を及ぼさない)であつてもよい。閉
止手段61は腸内へ挿入すると、親水性コロイド
が腸内の液体によつて分解するので本体26は膨
脹する。このタイプの閉止手段は、いわゆる湿つ
た状態にある人工的小孔すなわち回腸造瘻術によ
り形成された小孔に最も適している。
第9〜14図は圧縮されていない自然な状態に
ある種々の閉止手段の長手方向の概略断面を示
す。これらの閉止手段には、第5〜7図に関連し
て述べたごとき固定手段を設けてもよいし、また
多孔性テープによつて固定するようにしてもよ
い。さらに分解しうるカバーを設けてもよいし、
水溶性の親水コロイドで含浸してもよい。
第9〜14図に示される閉止手段はすべてその
末端部にしぼられたネツク部48を備えている。
第9図および第12図に示す閉止手段は、ネツク
部から離れた部分は円筒形であり、身体の内部側
に平坦な端面22をもつている。第10図および
第13図に示される閉止手段は、身体の内部側の
端部の外径の方が大きい円錐形のものであり、該
端部は平坦な面を備えている。第11図および第
14図に示されるものは凹状の端面を有する凹所
34を備えた釣鐘形の閉止手段である。
第9図に示す閉止手段は熱可塑性のポリウレタ
ンまたは熱可塑性のゴム(ブロツク共重合体)か
らつくられた繊維からなる立体的ネツトワークで
構成された本体66を備えている。
第10図に示す閉止手段は連続発泡のシリコン
フオームからなる本体68を備えている。
第11図に示す閉止手段はたとえば「Hypol
2002」などのポリウレタンフオームの連続発泡か
らなる本体70を備えている。
第12図に示す閉止手段はとくに腸内のガスの
通過に適した繊維材料からなるコア72と、好ま
しくはコアに用いられるものとは異なつた繊維材
料からなる外側の層74とから構成されている。
コア72はその内部にある水分を吸収ないように
疎水性であるのが好ましいが、それに対して外側
の層74は親水性もしくは水により膨脹しうるこ
とが好ましい。
第13図に示す閉止手段は繊維質のコア72と
同様の性質を備えたコア76と、とくにポリウレ
タンであることが好ましいフオームプラスチツク
からなる外側の層78とから構成されている。
第14図に示す閉止手段は、ガスを通過せし
め、疎水性にすることもできる連続発泡のフオー
ムプラスチツクからなるコア80と、これもフオ
ームプラスチツクからなる外側の層82とから構
成されている。外側の層82を構成するプラスチ
ツクフオームは連続発泡でも独立発泡でもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は腸内に挿入される前の圧縮せられた状
態の本発明の閉止手段の側面図、第2図は圧縮力
の影響を受けていない自然な状態にある本発明の
閉止手段の側面図、第3図は第1図の−線断
面図、第4図は第2図の−線断面図、第5図
は非圧縮状態にありスキンバリアへの取り付け手
段が設けられた閉止手段の実施例の長手方向の断
面図、第6〜7図は他の取り付け手段が設けられ
た閉止手段の実施例の長手方向の断面図、第8図
は圧縮せられた状態にある他の実施例の断面図、
第9〜14図は非圧縮状態にある他の種々の実施
例(取り付け手段は図示されていない)の長手方
向の概略断面図、第15図は第1図に示される閉
止手段が人工的小孔へ挿入された直後の使用者の
腹部の壁の概略断面図、第16図は閉止手段が圧
縮せられた状態から解放されて固定された状態に
ある第15図同様の概略断面図、第17図は腸内
が内容物で充填せられた状態にある第15図同様
の概略断面図である。 (図面の主要符号)、20:閉止手段、22:
身体の内部側の端部、24:末端部、26:本
体、28:カバー、34:凹所、48:ネツク
部、50:スキンバリア、52:フイルター、6
2,64:結合リング。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 空気が充填せられたエラステイツクな本体か
    らなり、 前記空気が充填せられたエラステイツクな本体
    は、外的な圧縮力を受けない状態では、両端の中
    間部分の断面積が腸の開口部の断面積の少なくと
    も2倍である実質的に円筒形、円錐形もしくは釣
    鐘形の構造体であつて、半径方向に圧縮される
    と、その断面積が腸の開口部の断面積と等しいか
    もしくは小さな実質的に円筒形のものとなり、 かつ前記エラステイツク本体は、密閉効果を向
    上させるべく腸内の液体により膨脹する連続発泡
    かつ親水性のポリウレタンフオームからつくられ
    ており、 さらに前記エラステイツクな本体は、感湿性お
    よび/または感熱性の物質によつて圧縮せられた
    状態を維持されており、この形状維持効果が腸の
    内容物の水分および/または人体の熱により急速
    になくなることを特徴とする人工的小孔の開口部
    もしくは失禁状態にある腸の開口部に用いられる
    使い捨ての閉止手段。
JP61006153A 1985-01-15 1986-01-14 人工的小孔の開口部もしくは失禁状態にある腸の開口部に用いられる使い捨ての閉止手段 Granted JPS61170455A (ja)

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