JPH0571291U - 乾式コアビット - Google Patents
乾式コアビットInfo
- Publication number
- JPH0571291U JPH0571291U JP802792U JP802792U JPH0571291U JP H0571291 U JPH0571291 U JP H0571291U JP 802792 U JP802792 U JP 802792U JP 802792 U JP802792 U JP 802792U JP H0571291 U JPH0571291 U JP H0571291U
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- core bit
- segment
- dry core
- cooling gas
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 冷却ガスをカッティングポイントへ効率良く
供給することができ、しかも製造及び取付けが簡単な乾
式コアビットを得る。 【構成】 円筒状台金1の端部に複数のセグメントチッ
プ2a,2bを固着した乾式コアビットにおいて、隣接
するセグメントチップ2a,2bを密着状に接合しリン
グ状とする。
供給することができ、しかも製造及び取付けが簡単な乾
式コアビットを得る。 【構成】 円筒状台金1の端部に複数のセグメントチッ
プ2a,2bを固着した乾式コアビットにおいて、隣接
するセグメントチップ2a,2bを密着状に接合しリン
グ状とする。
Description
【0001】
本考案は、コンクリート建造物等の壁や床等の開口に用いられる乾式コアビッ トに関する。
【0002】
従来かかるコアビットとして、円筒形台金の端部にセグメントチップを円周状 に固着したものが知られており、これによると、ビットを回転してコンクリート 建造物等に円形の開口を形成することができる。特に近来、円筒状台金の内部か ら、圧縮空気やまた窒素ガス等の冷却用ガスをカッティングポイントに供給し、 冷却水を不要とした乾式のコアビットが開発されている。
【0003】 このような乾式のコアビットによると、冷却水を使用することのできない場所 での穿孔が可能となり、また施工場所周辺を汚すことがないため、幅広い利用が 期待されている。
【0004】 図4,図5は、かかるコアビットの一例を示す斜視図であり、図4に示す乾式 コアビット20は、円筒状台金21の端面にセグメントチップ22を所定間隔で 配置したもので、各セグメントチップ22の間に切粉等の排出用スリット23を 形成している。また図5に示すコアビット24は、内部から供給される冷却ガス の漏洩を防ぐため、図4に示すコアビットのスリット23にエポキシ等の樹脂層 25を形成したものである。
【0005】
しかしながら、上記図4に示すコアビット20では、冷却ガスGや、またドレ ッシング剤として供給される研磨剤が、スリット23からコアビット20外部へ 排出されてしまい、カッティングポイントへは充分に供給され難い。
【0006】 この点、図5に示すコアビット24では、樹脂層25によって冷却ガス等の漏 洩を防ぐことは可能であるものの、使用に伴ってセグメントチップ22より耐摩 耗製及び耐熱性に劣る樹脂層25が大幅に摩耗消失し、この消失部から上記同様 に冷却ガス等が漏洩し、長期に亘って安定的に使用することができない。
【0007】 一方このような問題点のないものとして、予め砥粒層をリング状に焼結形成し 、これを台金の端部に固着したものものが一部使用されているが、リング状の砥 石層の形成及び台金への固着に高度の技術を要するため、コストアップの原因と もなっている。
【0008】 そこで、本発明が解決すべき課題は、冷却ガスをカッティングポイントへ効率 良く供給することができ、しかも製造及び取付けが簡単な乾式コアビットを得る ことにある。
【0009】
本考案は、円筒状台金の端部に複数のセグメントチップを固着した乾式コアビ ットにおいて、前記隣接するセグメントチップを密着状に接合しリング状とする ことによって上記課題を解決したものである。
【0010】 ここで、隣接するセグメントチップが、異なる耐摩耗性を有するものとすれば 、使用によって低い耐摩耗性のセグメントチップの研削面に摩耗消失の差による スリットが形成され、このスリットを導入路として冷却ガスをカッティングポイ ントへ効率的に供給することができる。
【0011】 また、セグメントチップの接合面に内方へ開口する冷却ガス導入路を設けるこ とによって、さらに冷却効果を高めることが可能となる。ここで、冷却効果を高 め、しかもセグメントチップの接合面からの冷却ガスの漏洩を防止するためには 、冷却ガス導入路の深さとして、セグメントチップ厚みの30〜80%であるこ とが好ましい。
【0012】
隣接するセグメントチップを密着状に接合してリング状としているため、円筒 形のコアビット内部が密閉状態となり、従来のように、接合面から冷却ガスが漏 洩することがなくなる。
【0013】
以下本考案を図面に示す実施例に基づいて具体的に説明する。
【0014】 図1は本実施例の乾式コアビットの斜視図、図2はセグメントチップの拡大図 である。
【0015】 同図に示すように、本実施例の乾式コアビットは、円筒状のスチール台金1の 端部にセグメントチップ2a,2bを円周状に固着したもので、各々のセグメン トチップ2a,2bの接合面3は、冷却ガスの漏洩が無い程度に密着状に固着さ れている。
【0016】 セグメントチップ2a、2bは、それぞれダイヤモンド砥粒を金属結合剤で焼 結したメタルボンドであり、ハッチングで示すセグメントチップ2aの集中度を 14、セグメントチップ2bの集中度を8として、セグメントチップ2aをセグ メントチップ2bよりも耐摩耗性に優れたものとしている。この耐摩耗性の差は 、また結合剤の種類を変えることによって達成することもできる。
【0017】 これによって、耐摩耗性に劣るセグメントチップ2bの研削面が、使用時セグ メントチップ2aよりも余計に摩耗消失し、図3の側面図に示すようにスリット 4が形成される。したがって、冷却ガスがこのスリット4からセグメントチップ 2a及び被削材面へ供給され効率的な冷却が可能となる。
【0018】 なお、このスリット4は、余り大きいと冷却ガス漏洩の原因となるため、ドレ ッシング剤として使用するメリー粉が漏出しない程度とするのが望ましい。
【0019】 5はセグメントチップ2a,2bの接合面に設けた内方へ開口する冷却ガス導 入路であって、セグメントチップ2a,2bの厚みtの40%の深さdとしてい る。この冷却ガス導入路5を伝って、冷却ガス及びドレッシング材料がカッティ ングポイントヘ効率的に供給されるようになる。
【0020】 以下上記実施例の乾式コアビットと、比較例として図4に示した従来の乾式コ アビットを用いた鉄筋コンクリート穿孔の試験結果を示す。
【0021】 ここで、乾式コアビットとしては、共に、外径φ110mm(4インチ)、有 効長さ250mmのものを用い、比較例としてセグメントチップ間に5mmのス リットを有するものを用いた。
【0022】 これを1.5Kwの電動機で700rpmの回転数を与え、寸法200×20 0×1000mm、圧縮強度230kg/cm3 の鉄筋コンクリートを、縦及び 横方向に200mmを10回にわたり全長2mとなるまで穿孔し、それぞれの穿 孔速度を測定した。なお、穿孔に当たっては、内部より冷却用の圧縮空気を常時 供給すると共に、同時にドレッシング材として粒度♯60のアルミナ粉を20g /分の割合で供給した。
【0023】 結果は、本実施例品では、冷却ガス及びドレッシング材がカッティングポイン トに効率良く供給され、縦向き穿孔では32mm/分、横向き穿孔では25mm /分の穿孔速度であった。これに対し、比較例では縦向き穿孔で7mm/分、ま た横向き穿孔においては途中で穿孔不能となった。
【0024】 このように、本実施例品に明らかな優位性が見られた。
【0025】
【考案の効果】 本考案によって以下の効果を奏することができる。
【0026】 (1)セグメントチップの接合面からの漏洩が無いため、冷却ガス及びドレッシ ング材をカッティングポイントに効率的に供給できる。
【0027】 (2)従来と同様の製法によるセグメントチップ用いることができるため、リン グ状のものを予め作成するのに比べ、大幅なコストダウンが図れる。
【0028】 (3)隣接するセグメントチップを異なる耐摩耗性を有するものとすれば、使用 による摩耗消失によってスリットが形成され、このスリットから冷却ガスをカッ ティングポイントへ効率的に供給することができる。
【0029】 (4)セグメントチップの接合面に内方へ開口する冷却ガス導入路を設けること によって、さらに冷却効果を高めることが可能となる。
【図1】本実施例の乾式コアビットの斜視図である。
【図2】図1に示す乾式コアビットのセグメントチップ
部分の拡大斜視図である。
部分の拡大斜視図である。
【図3】使用によるセグメントチップの摩耗状態を説明
するための側面図である。
するための側面図である。
【図4】従来の乾式コアビットの斜視図である。
【図5】従来の乾式コアビットの斜視図である。
1 台金 2a,2b セグメントチップ 3 接合面 4 スリット 5 冷却ガス導入路
Claims (4)
- 【請求項1】 円筒状台金の端部に複数のセグメントチ
ップを固着した乾式コアビットにおいて、前記隣接する
セグメントチップを密着状に接合しリング状としたこと
を特徴とする乾式コアビット。 - 【請求項2】 前記隣接するセグメントチップが異なる
耐摩耗性を有することを特徴とする請求項1記載の乾式
コアビット。 - 【請求項3】 前記セグメントチップの接合面に内方へ
開口する冷却ガス導入路を設けたことを特徴とする請求
項1又は2記載の乾式コアビット。 - 【請求項4】 前記冷却ガス導入路の深さがセグメント
チップ厚みの30〜80%であることを特徴とする請求
項1,2又は3記載の乾式コアビット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992008027U JP2593777Y2 (ja) | 1992-02-24 | 1992-02-24 | 乾式コアビット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992008027U JP2593777Y2 (ja) | 1992-02-24 | 1992-02-24 | 乾式コアビット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0571291U true JPH0571291U (ja) | 1993-09-28 |
| JP2593777Y2 JP2593777Y2 (ja) | 1999-04-12 |
Family
ID=11681859
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992008027U Expired - Fee Related JP2593777Y2 (ja) | 1992-02-24 | 1992-02-24 | 乾式コアビット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2593777Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6268764U (ja) * | 1985-10-17 | 1987-04-30 |
-
1992
- 1992-02-24 JP JP1992008027U patent/JP2593777Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6268764U (ja) * | 1985-10-17 | 1987-04-30 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2593777Y2 (ja) | 1999-04-12 |
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