JPH0571415B2 - - Google Patents
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- JPH0571415B2 JPH0571415B2 JP61011123A JP1112386A JPH0571415B2 JP H0571415 B2 JPH0571415 B2 JP H0571415B2 JP 61011123 A JP61011123 A JP 61011123A JP 1112386 A JP1112386 A JP 1112386A JP H0571415 B2 JPH0571415 B2 JP H0571415B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- windshield
- prism
- image
- display
- optical system
- Prior art date
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- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は車載用ヘツドアツプデイスプレイ装置
に係り、さらに詳細には自動車のフロントガラス
を利用し、虚像光学系を用いて各種情報を表示す
る車載用ヘツドアツプデイスプレイ装置に関す
る。
に係り、さらに詳細には自動車のフロントガラス
を利用し、虚像光学系を用いて各種情報を表示す
る車載用ヘツドアツプデイスプレイ装置に関す
る。
自動車のフロントガラスの内面反射を利用し
て、フロントガラス前方に虚像を結ばせることに
より自動車のスピード、時刻、エンジン回転数そ
の他の情報を表示する装置が提案されている。こ
のような装置は車載用ヘツドアツプデイスプレイ
装置(以下HUDという)と呼ばれている。
て、フロントガラス前方に虚像を結ばせることに
より自動車のスピード、時刻、エンジン回転数そ
の他の情報を表示する装置が提案されている。こ
のような装置は車載用ヘツドアツプデイスプレイ
装置(以下HUDという)と呼ばれている。
第5図、第6図は従来より提案されている
HUDの基本構造を示している。第5図に示すよ
うに、装置はダツシユボード中央などに組み込ま
れた表示装置11と、レンズなどの(屈折)光学
系12、フロントガラス13を用いた反射光学系
から構成される。表示装置はLED、LCDなどを
用いたもので、表示器の小さな画像は光学系1
2、フロントガラス13から成る虚像光学系によ
り拡大されてフロントガラス13の前方に虚像と
して結像される。
HUDの基本構造を示している。第5図に示すよ
うに、装置はダツシユボード中央などに組み込ま
れた表示装置11と、レンズなどの(屈折)光学
系12、フロントガラス13を用いた反射光学系
から構成される。表示装置はLED、LCDなどを
用いたもので、表示器の小さな画像は光学系1
2、フロントガラス13から成る虚像光学系によ
り拡大されてフロントガラス13の前方に虚像と
して結像される。
したがつて、運転者には第6図に示すように、
HUDの表示装置11の虚像表示(この場合は速
度を表示)はあたかも自動車14の前方の所定距
離に存在するように知覚される。
HUDの表示装置11の虚像表示(この場合は速
度を表示)はあたかも自動車14の前方の所定距
離に存在するように知覚される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
所定の光学視野内にLED、LCDなどによる表
示情報、視野枠などの画像情報を結像させる技術
はカメラのフアインダーなどにも古くから用いら
れる。HUDの技術も基本的にはこのような表示
技術と変るところがないが、HUDの場合には反
射光学系にフロントガラスが用いられている点で
解決すべき問題がある。
示情報、視野枠などの画像情報を結像させる技術
はカメラのフアインダーなどにも古くから用いら
れる。HUDの技術も基本的にはこのような表示
技術と変るところがないが、HUDの場合には反
射光学系にフロントガラスが用いられている点で
解決すべき問題がある。
これは、フロントガラスによる反射の方向によ
り生じる両眼視差の問題である。
り生じる両眼視差の問題である。
すなわち、第7図に示すように、表示装置、光
学系から成るHUDユニツト1をダツシユボード
の中央位置に置き、自動車の右側の座席に着座す
る運転者に向かつて虚像の反射を行なわせる場合
には、第8図に示すように運転者の右目16Rお
よび左目16Lに到達する同一の虚像をフロント
ガラス上の反射点19,19が左右の目の視差に
よつてそれぞれ異なつた位置になつてしまう。
学系から成るHUDユニツト1をダツシユボード
の中央位置に置き、自動車の右側の座席に着座す
る運転者に向かつて虚像の反射を行なわせる場合
には、第8図に示すように運転者の右目16Rお
よび左目16Lに到達する同一の虚像をフロント
ガラス上の反射点19,19が左右の目の視差に
よつてそれぞれ異なつた位置になつてしまう。
第9図は運転者の目16R,16L、HUDユ
ニツト(物点1′として表示)とフロントガラス
上の反射点の位置を上方から示したものである。
ニツト(物点1′として表示)とフロントガラス
上の反射点の位置を上方から示したものである。
ここでは説明を容易にするため、フロントガラ
スは平面ガラスとし、次のような条件設定におけ
る問題につき述べる。
スは平面ガラスとし、次のような条件設定におけ
る問題につき述べる。
たとえば第9図において、平均的な左右の目の
間隔L1を約70mm、目16L,16Rの中心位置
からフロントガラスの左右の目の反射点の中点1
9′までの車の前後方向に沿つた距離S1′を約
850mmとする。また、第10図に示すようにHUD
ユニツト1は目よりも下側から虚像を入射させる
ものとし、反射点の中点19′と目の高低差Hは
約30mmとする。さらに、反射点の中点19′を通
る車の前後方向に沿つた線から面の中心までの距
離L2を約210mmとする。また、反射点の中点1
9′でフロントガラスは水平面に対して28度の傾
斜を有するものとする。
間隔L1を約70mm、目16L,16Rの中心位置
からフロントガラスの左右の目の反射点の中点1
9′までの車の前後方向に沿つた距離S1′を約
850mmとする。また、第10図に示すようにHUD
ユニツト1は目よりも下側から虚像を入射させる
ものとし、反射点の中点19′と目の高低差Hは
約30mmとする。さらに、反射点の中点19′を通
る車の前後方向に沿つた線から面の中心までの距
離L2を約210mmとする。また、反射点の中点1
9′でフロントガラスは水平面に対して28度の傾
斜を有するものとする。
すなわち、HUDユニツトは左前下方(右ハン
ドルの場合)からフロントガラスに光を入射さ
せ、その反射光は反射点よりも右上方の目に進
む。
ドルの場合)からフロントガラスに光を入射さ
せ、その反射光は反射点よりも右上方の目に進
む。
このような条件においては、第11図のように
鉛直方向に沿つたy軸、車の左右方向に沿つたz
軸により形成される平面に対して左目の反射点1
9Lは右目の反射点19Rよりも左下方にずれた
位置となる。上記の条件で、yz平面に反射点1
9L,19Rを投影すると、その高低差は7.5mm、
左右差は66.5mmとなる。
鉛直方向に沿つたy軸、車の左右方向に沿つたz
軸により形成される平面に対して左目の反射点1
9Lは右目の反射点19Rよりも左下方にずれた
位置となる。上記の条件で、yz平面に反射点1
9L,19Rを投影すると、その高低差は7.5mm、
左右差は66.5mmとなる。
第9図における目の中心から車の前後方向に測
つた反射点までの距離S1′(850mm)、目と反射
点の中心19′との高低差H(30mm)、および目の
中心と反射点の中心を通る線の距離L2(210mm)
の条件から、目の中心点〜反射点の直線距離S1
は876mmとなり、このとき反射点の高低差7.5mmに
より生じる左右の目の上下方向の両眼視差θ(=
tan-1(75/876))は0.49°となる。
つた反射点までの距離S1′(850mm)、目と反射
点の中心19′との高低差H(30mm)、および目の
中心と反射点の中心を通る線の距離L2(210mm)
の条件から、目の中心点〜反射点の直線距離S1
は876mmとなり、このとき反射点の高低差7.5mmに
より生じる左右の目の上下方向の両眼視差θ(=
tan-1(75/876))は0.49°となる。
したがつて、像の左右方向の大きさにもよる
が、上記のような両眼視差により、フロントガラ
スで反射される像は2重像となる。基本的に人間
の目は上下方向に左右の目を調整するのは不得手
であり、長時間左右の目に上記のような視差を持
つて同一の画像が入射していると眼精疲労を招
き、危険防止の見地からみると大きな問題であ
る。上記の両眼視差に関して、フロントガラスの
上下、左右方向の曲率を考えなかつたが、曲率を
考慮に入れると虚像のずれはより大きくなる。
が、上記のような両眼視差により、フロントガラ
スで反射される像は2重像となる。基本的に人間
の目は上下方向に左右の目を調整するのは不得手
であり、長時間左右の目に上記のような視差を持
つて同一の画像が入射していると眼精疲労を招
き、危険防止の見地からみると大きな問題であ
る。上記の両眼視差に関して、フロントガラスの
上下、左右方向の曲率を考えなかつたが、曲率を
考慮に入れると虚像のずれはより大きくなる。
以上のように、フロントガラスを反射手段とし
て用いる場合には、視差の問題があり、これを解
決しなければ、クリアな表示画像を眼精疲労を生
じることなく運転者に視認させることはできな
い。
て用いる場合には、視差の問題があり、これを解
決しなければ、クリアな表示画像を眼精疲労を生
じることなく運転者に視認させることはできな
い。
よつて本発明は、上述した点に鑑み、フロント
ガラスでの反射によつて生じる左右両眼視差の問
題を解消し、眼精疲労を生じさせることなくクリ
アな表示画像を運転者に視認させることができる
ようにした車載用ヘツドアツプデイスプレイ装置
を提供することを目的としている。
ガラスでの反射によつて生じる左右両眼視差の問
題を解消し、眼精疲労を生じさせることなくクリ
アな表示画像を運転者に視認させることができる
ようにした車載用ヘツドアツプデイスプレイ装置
を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため本発明により成された
車載用ヘツドアツプデイスプレイ装置は、反射光
学系として使用される自動車のフロントガラス
と、各種情報を表示する表示手段と、該表示手段
の表示画像の虚像をフロントガラスに入射させ運
転者に向けて反射させる光学系とを備え、フロン
トガラスの前方に形成される前記表示画像の虚像
を運転者に視認させるようにした車載用ヘツドア
ツプデイスプレイ装置において、前記光学系とフ
ロントガラスの間に設けられ、フロントガラスで
の反射によつて前記表示画像上の各点からの光が
運転者の左右の目にそれぞれ向かう方向を変更し
て左右両眼視差を補正するような形状のプリズム
を備えることを特徴としている。
車載用ヘツドアツプデイスプレイ装置は、反射光
学系として使用される自動車のフロントガラス
と、各種情報を表示する表示手段と、該表示手段
の表示画像の虚像をフロントガラスに入射させ運
転者に向けて反射させる光学系とを備え、フロン
トガラスの前方に形成される前記表示画像の虚像
を運転者に視認させるようにした車載用ヘツドア
ツプデイスプレイ装置において、前記光学系とフ
ロントガラスの間に設けられ、フロントガラスで
の反射によつて前記表示画像上の各点からの光が
運転者の左右の目にそれぞれ向かう方向を変更し
て左右両眼視差を補正するような形状のプリズム
を備えることを特徴としている。
また、前記プリズムが高さ方向の左右両眼差視
を補正することを特徴としている。
を補正することを特徴としている。
上記構成によれば、光学系を通じてフロントガ
ラスに投影される表示手段の表示画像はプリズム
を通る。そして、これを通る際に表示画像上の各
点からの光がこのプリズムの形状によつて、左右
両眼視差を補正するように、運転者の左右の目に
それぞれ向かう方向を変更される。
ラスに投影される表示手段の表示画像はプリズム
を通る。そして、これを通る際に表示画像上の各
点からの光がこのプリズムの形状によつて、左右
両眼視差を補正するように、運転者の左右の目に
それぞれ向かう方向を変更される。
以下、図面に示す実施例に基づいて本発明を詳
細に説明する。
細に説明する。
フロントガラスについて、両眼視差を防止する
技術につき説明する。
技術につき説明する。
従来例の項において、第8図、第9図に関連し
て示した条件設定では、フロントガラス上の左右
の目に入射するHUDの光像の反射点のずれは、
左右方向に66.5mm、上下方向に7.5mm程度生じ、
そのときの上下方向の視差θは0.49°であること
述べた。
て示した条件設定では、フロントガラス上の左右
の目に入射するHUDの光像の反射点のずれは、
左右方向に66.5mm、上下方向に7.5mm程度生じ、
そのときの上下方向の視差θは0.49°であること
述べた。
左右の目の水平方向の視差により立体視を得て
いることからわかるように、上記の差のうち左右
方向に関するものは補正を行なわなくてもそれほ
ど問題にならない。したがつて、左右の目の上下
方向の視差のみを補正してやれば、斜めに反射を
行なう場合でも満足な表示画像が得られる。
いることからわかるように、上記の差のうち左右
方向に関するものは補正を行なわなくてもそれほ
ど問題にならない。したがつて、左右の目の上下
方向の視差のみを補正してやれば、斜めに反射を
行なう場合でも満足な表示画像が得られる。
したがつて、第8図、第9図において、右目の
ものよりも7.5mm下つて左目の反射点を上方に移
動してやれば上下方向の視差は解消され、表示画
像はかなり見やすくなるはずである。
ものよりも7.5mm下つて左目の反射点を上方に移
動してやれば上下方向の視差は解消され、表示画
像はかなり見やすくなるはずである。
このため本実施例においては、第1図のように
プリズム30を用いてHUDユニツトの光学系1
2から出てフロントガラスを介して左目と向かう
光束を移動する補正を行う。第1図ではダツシユ
ボードの高さ方向のHUDユニツトの大きさを小
さくするため、表示器11の画像はミラー1aで
1回反射させてから光学系12に入射させてい
る。
プリズム30を用いてHUDユニツトの光学系1
2から出てフロントガラスを介して左目と向かう
光束を移動する補正を行う。第1図ではダツシユ
ボードの高さ方向のHUDユニツトの大きさを小
さくするため、表示器11の画像はミラー1aで
1回反射させてから光学系12に入射させてい
る。
第2図はプリズム30の作用を詳細に示してお
り、図において符号KLは補正前の左目へ向かう
光束で、右目へ向かう光束KRの反射点Aよりも
下つた反射点Bにおいて反射し、左目へ向かう。
反射後の両光束の角度θが上下方向の視差であ
る。
り、図において符号KLは補正前の左目へ向かう
光束で、右目へ向かう光束KRの反射点Aよりも
下つた反射点Bにおいて反射し、左目へ向かう。
反射後の両光束の角度θが上下方向の視差であ
る。
プリズム30は第3図に示すように上面のみを
傾斜させた断面形状で、車体の前方側が厚く形成
されている。また、プリズムの頂角は左目へ向う
光束が通る左側で大きく、右目へ向かう光束が通
る右側で小さくなるように異ならせてあり、した
がつて、プリズム上面は曲面形状となつている。
このようなプリズムを介して第8図、第9図に関
連して示したような設定で表示画像の虚像を投影
すると、左目へと向かう光束は符号KL′のように
移動される。
傾斜させた断面形状で、車体の前方側が厚く形成
されている。また、プリズムの頂角は左目へ向う
光束が通る左側で大きく、右目へ向かう光束が通
る右側で小さくなるように異ならせてあり、した
がつて、プリズム上面は曲面形状となつている。
このようなプリズムを介して第8図、第9図に関
連して示したような設定で表示画像の虚像を投影
すると、左目へと向かう光束は符号KL′のように
移動される。
すなわち、第2図に示したプリズム断面は左目
へ向う光束KLが通る断面で、右目に向う光束KR
はこの断面より図の奥(車体の右方向)に対応す
る断面を通過する。光束KRが通過する断面では
プリズム30の頂角はより小さく、光束KRはプ
リズム補正のない場合とほぼ同様の位置を通過す
る。一方、光束KL′はより頂角の大きい断面を通
過し、補正すべき角θだけ屈折されて右目の反射
点Aと等しい高さを有する点B′で反射され、左
目へと向う。
へ向う光束KLが通る断面で、右目に向う光束KR
はこの断面より図の奥(車体の右方向)に対応す
る断面を通過する。光束KRが通過する断面では
プリズム30の頂角はより小さく、光束KRはプ
リズム補正のない場合とほぼ同様の位置を通過す
る。一方、光束KL′はより頂角の大きい断面を通
過し、補正すべき角θだけ屈折されて右目の反射
点Aと等しい高さを有する点B′で反射され、左
目へと向う。
以上のようにプリズムの作用により、フロント
ガラス13から目へと向う両光束KL′,KRは左右
の目を含む水平面を通過し、上下方向の視差が解
消され、上下の両眼視差のない見やすい表示画像
を得ることができる。ただし、上記作用におい
て、フロントガラスで反射される前の光束KL′,
KRの傾斜角度が異なるため、反射点B′,Aにお
ける垂線Bv,Avの方向は当然異なる。
ガラス13から目へと向う両光束KL′,KRは左右
の目を含む水平面を通過し、上下方向の視差が解
消され、上下の両眼視差のない見やすい表示画像
を得ることができる。ただし、上記作用におい
て、フロントガラスで反射される前の光束KL′,
KRの傾斜角度が異なるため、反射点B′,Aにお
ける垂線Bv,Avの方向は当然異なる。
ここで、前記の両眼視差0.49°を解消するため
のプリズム形状の一例を第3図を用いて具体的に
説明する。まず、光学系のレンズの有効径は
φ120mm、反射点AとBの左右方向の間隔は66.5mm
の1.80倍とすると、プリズム30の幅bは130mm
程度必要であり、奥行aは表示画像の縦横比率か
ら53mm程度となる。また、プリズム30は底面を
光学系12の光軸に直交させるとして、その厚み
tは1.0mmとする。プリズムに用いるガラスの屈
折率nは1.492とする。
のプリズム形状の一例を第3図を用いて具体的に
説明する。まず、光学系のレンズの有効径は
φ120mm、反射点AとBの左右方向の間隔は66.5mm
の1.80倍とすると、プリズム30の幅bは130mm
程度必要であり、奥行aは表示画像の縦横比率か
ら53mm程度となる。また、プリズム30は底面を
光学系12の光軸に直交させるとして、その厚み
tは1.0mmとする。プリズムに用いるガラスの屈
折率nは1.492とする。
第3図において、x軸上の最大頂角θ0と屈折率
nに関して必要な屈折角は θ=sin-1(n sinθ0)−θ0(=
0.49°) ……(1) であり、プリズム30の長辺方向の角度変化θTは
θT=1.80θ0として、(1)式を変形することにより tanθ0=sin0.49°/n−cos0.49° =sin0.49°/1.492−cos0.49° よつてθ0=1.0°、θT=1.8°が得られる。
nに関して必要な屈折角は θ=sin-1(n sinθ0)−θ0(=
0.49°) ……(1) であり、プリズム30の長辺方向の角度変化θTは
θT=1.80θ0として、(1)式を変形することにより tanθ0=sin0.49°/n−cos0.49° =sin0.49°/1.492−cos0.49° よつてθ0=1.0°、θT=1.8°が得られる。
プリズム30の高さ(厚み)zは
z=(a−x)・tan{b−y/b・θ0}+t
……(2)
で示されるから、これに上記の寸法、角度を代入
して z=(53−x)・tan{1−y/130)×1°} +1.0 ……(3) 第4図は、(3)式をもとにxy平面におけるプリ
ズムの高さzを等高線として示したもので、図か
ら分るようにプリズム30は左前方で厚く、右手
前方向で薄くなるように上面が曲面に形成される
ことがわかる。
して z=(53−x)・tan{1−y/130)×1°} +1.0 ……(3) 第4図は、(3)式をもとにxy平面におけるプリ
ズムの高さzを等高線として示したもので、図か
ら分るようにプリズム30は左前方で厚く、右手
前方向で薄くなるように上面が曲面に形成される
ことがわかる。
以上のようにして、HUD〜フロントガラスへ
運転者の目とななめ反射を行なつた場合に生じる
上下方向の両眼視差を解消することができ、眼精
疲労を生じることなく運転者に品位の高い表示画
像を視認させることができる。第3図、第4図で
はフロントガラスの曲面形状について考慮しなか
つたが、フロントガラスが曲面である場合、特に
左右方向に大きな曲面がついている場合にはプリ
ズム形状のその曲率を反映させることにより視差
のない表示画像を得ることができる。
運転者の目とななめ反射を行なつた場合に生じる
上下方向の両眼視差を解消することができ、眼精
疲労を生じることなく運転者に品位の高い表示画
像を視認させることができる。第3図、第4図で
はフロントガラスの曲面形状について考慮しなか
つたが、フロントガラスが曲面である場合、特に
左右方向に大きな曲面がついている場合にはプリ
ズム形状のその曲率を反映させることにより視差
のない表示画像を得ることができる。
なお、上述の実施例では、表示器11と光学系
12との間にミラー1aを設けているが、これを
省略して表示器11を光学系12の光軸上に置け
るようにしてもよい。
12との間にミラー1aを設けているが、これを
省略して表示器11を光学系12の光軸上に置け
るようにしてもよい。
以上の説明から明らかなように本発明によれ
ば、光学系を通じてフロントガラスに投影される
表示手段の表示画像が、光学系とフロントガラス
との間に設けたプリズムを通り、この際に、表示
画像上の各点からの光が運転者の左右の目にそれ
ぞれ向かう方向を変更されて左右両眼視差が補正
されるので、フロントガラスでの反射によつて生
じる左右両眼視差の問題が解消され、明確で高品
質の表示画像を運転者に視認させ、眼精疲労を生
じさせることがなく、搭載される自動車に高い運
転性能、安全性を付与することができる。
ば、光学系を通じてフロントガラスに投影される
表示手段の表示画像が、光学系とフロントガラス
との間に設けたプリズムを通り、この際に、表示
画像上の各点からの光が運転者の左右の目にそれ
ぞれ向かう方向を変更されて左右両眼視差が補正
されるので、フロントガラスでの反射によつて生
じる左右両眼視差の問題が解消され、明確で高品
質の表示画像を運転者に視認させ、眼精疲労を生
じさせることがなく、搭載される自動車に高い運
転性能、安全性を付与することができる。
第1図乃至第4図は本発明によるHUDの実施
例を示したもので、第1図は両眼視差の問題を解
消したHUDの装置構成の概略を示した説明図、
第2図は第1図のプリズムの作用を示した説明
図、第3図は第1図のプリズムの斜視図、第4図
は第1図のプリズムの形状を説明する線図、第5
図以下は従来構造を示したもので、第5図は
HUDの基本構造を示した説明図、第6図は表示
画像の投影を示した説明図、第7図乃至第11図
はHUDにおける両眼視差を示した説明図である。 1……HUDユニツト、11……表示装置、1
2……光学系、13……フロントガラス、16…
…目、30……プリズム。
例を示したもので、第1図は両眼視差の問題を解
消したHUDの装置構成の概略を示した説明図、
第2図は第1図のプリズムの作用を示した説明
図、第3図は第1図のプリズムの斜視図、第4図
は第1図のプリズムの形状を説明する線図、第5
図以下は従来構造を示したもので、第5図は
HUDの基本構造を示した説明図、第6図は表示
画像の投影を示した説明図、第7図乃至第11図
はHUDにおける両眼視差を示した説明図である。 1……HUDユニツト、11……表示装置、1
2……光学系、13……フロントガラス、16…
…目、30……プリズム。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 反射光学系として使用される自動車のフロン
トガラスと、各種情報を表示する表示手段と、該
表示手段の表示画像の虚像をフロントガラスに入
射させ運転者に向けて反射させる光学系とを備
え、フロントガラスの前方に形成される前記表示
画像の虚像を運転者に視認させるようにした車載
用ヘツドアツプデイスプレイ装置において、 前記光学系とフロントガラスの間に設けられ、
フロントガラスでの反射によつて前記表示画像上
の各点からの光が運転者の左右の目にそれぞれ向
かう方向を変更して左右両眼視差を補正するよう
な形状のプリズムを備える ことを特徴とする車載用ヘツドアツプデイスプレ
イ装置。 2 前記プリズムが高さ方向の左右両眼視差を補
正する ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の車
載用ヘツドアツプデイスプレイ装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61011123A JPS62173336A (ja) | 1986-01-23 | 1986-01-23 | 車載用ヘツドアツプデイスプレイ装置 |
| US06/907,148 US4787711A (en) | 1986-01-23 | 1986-09-12 | On-vehicle head up display device with optical means for correcting parallax in a vertical direction |
| DE8686112835T DE3684772D1 (de) | 1986-01-23 | 1986-09-17 | Im fahrzeug eingebaute anzeigevorrichtung. |
| EP86112835A EP0229876B1 (en) | 1986-01-23 | 1986-09-17 | On-vehicle head up display device |
| US07/201,411 US4892386A (en) | 1986-01-23 | 1988-06-02 | On-vehicle head up display device with double images angularly separated less than a monocular resolving power |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61011123A JPS62173336A (ja) | 1986-01-23 | 1986-01-23 | 車載用ヘツドアツプデイスプレイ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62173336A JPS62173336A (ja) | 1987-07-30 |
| JPH0571415B2 true JPH0571415B2 (ja) | 1993-10-07 |
Family
ID=11769237
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61011123A Granted JPS62173336A (ja) | 1986-01-23 | 1986-01-23 | 車載用ヘツドアツプデイスプレイ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62173336A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3200048A2 (en) | 2016-02-01 | 2017-08-02 | Alps Electric Co., Ltd. | Image display apparatus |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0631167B1 (en) * | 1992-12-14 | 2005-02-16 | Denso Corporation | Image display |
| JP2002202475A (ja) * | 2000-12-28 | 2002-07-19 | Yazaki Corp | 車両用表示装置 |
| JP6659994B2 (ja) * | 2015-07-31 | 2020-03-04 | 大日本印刷株式会社 | 表示装置 |
| CN109863747A (zh) * | 2016-10-28 | 2019-06-07 | 三菱电机株式会社 | 显示控制装置及显示控制方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB1418891A (en) * | 1972-01-28 | 1975-12-24 | Nat Res Dev | Headup display aparatus |
| JPS60131328A (ja) * | 1983-12-19 | 1985-07-13 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用表示装置 |
-
1986
- 1986-01-23 JP JP61011123A patent/JPS62173336A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3200048A2 (en) | 2016-02-01 | 2017-08-02 | Alps Electric Co., Ltd. | Image display apparatus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62173336A (ja) | 1987-07-30 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |