JPH0571948A - 帯板の形状測定方法 - Google Patents
帯板の形状測定方法Info
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- JPH0571948A JPH0571948A JP25846791A JP25846791A JPH0571948A JP H0571948 A JPH0571948 A JP H0571948A JP 25846791 A JP25846791 A JP 25846791A JP 25846791 A JP25846791 A JP 25846791A JP H0571948 A JPH0571948 A JP H0571948A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 限られた数の非接触距離計を効果的に用い、
走行中の帯板の形状不良を、リアルタイムでより正確に
測定する。 【構成】 帯板1のエッジ部の形状測定を行うエッジ部
測定器10は、エッジ1a の位置を検出して、これに従
って位置決めされる。従って、限られた数の非接触距離
計を効果的に用いることができる。又、エッジ部測定器
10の非接触距離計5のそれぞれの出力は、本発明の特
徴であるフィルタ22とピークホールド回路24を通さ
れた後、演算装置Aに入力される。従って、リアルタイ
ムでより正確な形状測定が可能である。
走行中の帯板の形状不良を、リアルタイムでより正確に
測定する。 【構成】 帯板1のエッジ部の形状測定を行うエッジ部
測定器10は、エッジ1a の位置を検出して、これに従
って位置決めされる。従って、限られた数の非接触距離
計を効果的に用いることができる。又、エッジ部測定器
10の非接触距離計5のそれぞれの出力は、本発明の特
徴であるフィルタ22とピークホールド回路24を通さ
れた後、演算装置Aに入力される。従って、リアルタイ
ムでより正確な形状測定が可能である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走行中の帯板の形状不
良を検出するための帯板の形状測定方法に係り、特に、
限られた数の非接触距離計を効果的に用い、走行中の帯
板の形状不良を、リアルタイムでより正確に測定するこ
とが可能な、帯板の形状測定方法に関する。
良を検出するための帯板の形状測定方法に係り、特に、
限られた数の非接触距離計を効果的に用い、走行中の帯
板の形状不良を、リアルタイムでより正確に測定するこ
とが可能な、帯板の形状測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、熱間又は冷間連続圧延機におい
て、被圧延材の形状は平坦に圧延されなければならな
い。
て、被圧延材の形状は平坦に圧延されなければならな
い。
【0003】しかしながら、被圧延材板幅方向の中央部
とエッジ部の圧延条件の相違等により、形状に歪みが発
生することがある。
とエッジ部の圧延条件の相違等により、形状に歪みが発
生することがある。
【0004】例えば、このような被圧延材の幅方向の圧
延条件の相違により、被圧延材の中央部がエッジ部に比
較して伸びてしまう、いわゆる「中伸び(あるいは腹伸
び)」や、逆に、エッジ部が伸びてしまういわゆる「耳
伸び」のような歪み(形状不良)である。
延条件の相違により、被圧延材の中央部がエッジ部に比
較して伸びてしまう、いわゆる「中伸び(あるいは腹伸
び)」や、逆に、エッジ部が伸びてしまういわゆる「耳
伸び」のような歪み(形状不良)である。
【0005】現在、このような被圧延材等の帯板の形状
不良の検出には、様々な測定原理や方法や、様々な方式
による様々なセンサが用いられている。
不良の検出には、様々な測定原理や方法や、様々な方式
による様々なセンサが用いられている。
【0006】例えば、弦の振動を利用して、帯板の長手
方向のある地点での振幅あるいは周波数分布を測定し、
帯板の幅方向の張力分布を求めて、該帯板の形状を検出
するという方法がある。
方向のある地点での振幅あるいは周波数分布を測定し、
帯板の幅方向の張力分布を求めて、該帯板の形状を検出
するという方法がある。
【0007】又、磁気歪みを利用して、鋼板等の磁性体
あるいは導電体である帯板の内部応力を磁気センサで検
出し、該帯板の幅方向の応力分布から張力分布を求め、
形状を検出するという方法がある(例えば、特公昭51
−3259)。
あるいは導電体である帯板の内部応力を磁気センサで検
出し、該帯板の幅方向の応力分布から張力分布を求め、
形状を検出するという方法がある(例えば、特公昭51
−3259)。
【0008】又、帯板の幅方向に分割したロールを用
い、分割されているそれぞれのロール部のロール軸受に
かかる荷重を測定し、張力分布を求めて、該帯板の形状
を測定するという方法がある。
い、分割されているそれぞれのロール部のロール軸受に
かかる荷重を測定し、張力分布を求めて、該帯板の形状
を測定するという方法がある。
【0009】又、超音波センサを用い、該超音波センサ
から帯板までの超音波の伝播時間を測定して、これによ
り帯板の形状を測定するという方法がある。
から帯板までの超音波の伝播時間を測定して、これによ
り帯板の形状を測定するという方法がある。
【0010】又、光ビームやレーザ光を用いて帯板の形
状測定を行うという方法もある(例えば、特開昭61−
254809)。
状測定を行うという方法もある(例えば、特開昭61−
254809)。
【0011】前述の磁気センサを用いる方法や、この光
ビーム又はレーザ光距離計を用いた帯板の形状測定方法
は、一般的には、帯板の幅方向に複数の距離計を配列
し、これら複数の距離計の出力により帯板の形状不良を
検出している。
ビーム又はレーザ光距離計を用いた帯板の形状測定方法
は、一般的には、帯板の幅方向に複数の距離計を配列
し、これら複数の距離計の出力により帯板の形状不良を
検出している。
【0012】一方、前出の特開昭61−254809で
は、レーザビームを帯板の幅方向に走査ビームとして照
射しながら、帯板の幅方向の各部分の位置変位を検出し
て帯板の形状測定を行っている。
は、レーザビームを帯板の幅方向に走査ビームとして照
射しながら、帯板の幅方向の各部分の位置変位を検出し
て帯板の形状測定を行っている。
【0013】又、特開昭62−235516では、帯板
(圧延材)の幅方法に走行する複数の台車にそれぞれ変
位計を配置し、当該変位計の出力信号の組合わせによ
り、該帯板の平坦度を測定するという技術が開示されて
いる。
(圧延材)の幅方法に走行する複数の台車にそれぞれ変
位計を配置し、当該変位計の出力信号の組合わせによ
り、該帯板の平坦度を測定するという技術が開示されて
いる。
【0014】更に、特開昭61−86013及び特開昭
61−86014では、以上説明したような帯板の形状
測定結果の評価方法に関する技術が開示されている。
61−86014では、以上説明したような帯板の形状
測定結果の評価方法に関する技術が開示されている。
【0015】即ち、この特開昭61−86013では、
圧延された帯板の幅方向の所定の領域における帯板平坦
度検出値と、予め定められた帯板平坦度基準値との差の
積分値の大小により帯板の平坦度を評価するという、帯
板の平坦度の評価方法に関する技術が開示されている。
又、特開昭61−86014では、圧延された帯板の幅
方向の所定の位置における帯板の平坦度検出値と、予め
定められた帯板の平坦度基準値との偏差の大小により帯
板の平坦度を評価するという、帯板平坦度の評価方法に
関する技術が開示されている。
圧延された帯板の幅方向の所定の領域における帯板平坦
度検出値と、予め定められた帯板平坦度基準値との差の
積分値の大小により帯板の平坦度を評価するという、帯
板の平坦度の評価方法に関する技術が開示されている。
又、特開昭61−86014では、圧延された帯板の幅
方向の所定の位置における帯板の平坦度検出値と、予め
定められた帯板の平坦度基準値との偏差の大小により帯
板の平坦度を評価するという、帯板平坦度の評価方法に
関する技術が開示されている。
【0016】
【発明が達成しようとする課題】しかしながら、従来
の、複数のセンサや距離計を被測定対象である帯板の幅
方向に配列するという帯板の形状測定方法においては、
走行中の帯板の蛇行をも想定して、余分の数のセンサや
距離計をも配置しなければならず、全体として多くのセ
ンサや距離計を必要とするという、コスト面での問題が
ある。
の、複数のセンサや距離計を被測定対象である帯板の幅
方向に配列するという帯板の形状測定方法においては、
走行中の帯板の蛇行をも想定して、余分の数のセンサや
距離計をも配置しなければならず、全体として多くのセ
ンサや距離計を必要とするという、コスト面での問題が
ある。
【0017】又、前述の特開昭61−254809で
は、帯板の形状測定がレーザビームを被測定対象である
帯板の幅方向に走査するという点で、該帯板の幅方向に
多量の測定値を得られるという利点の反面、走査により
測定値を得るための処理時間が多くかかったり、又測定
値の増加に従って情報量が膨大となり処理時間が長くな
ってしまう。
は、帯板の形状測定がレーザビームを被測定対象である
帯板の幅方向に走査するという点で、該帯板の幅方向に
多量の測定値を得られるという利点の反面、走査により
測定値を得るための処理時間が多くかかったり、又測定
値の増加に従って情報量が膨大となり処理時間が長くな
ってしまう。
【0018】特に、このような多量の測定値を用いて3
次元形状を直接計測する場合には、非常に処理時間がか
かるため、オンライン計測は極めて困難である。
次元形状を直接計測する場合には、非常に処理時間がか
かるため、オンライン計測は極めて困難である。
【0019】又、この特開昭61−254809の如
く、レーザビームを被測定対象である帯板の幅方向に走
査する機構は、複雑なものであり、コスト面でも問題が
ある。特に、この特開昭61−254809の実施例の
回転ミラー等においては、被測定対象である帯板の幅等
の寸法が長い場合等には、特に高い精度が要求され、又
振動等の悪影響も強く、この点での技術的あるいはコス
ト的問題がある。
く、レーザビームを被測定対象である帯板の幅方向に走
査する機構は、複雑なものであり、コスト面でも問題が
ある。特に、この特開昭61−254809の実施例の
回転ミラー等においては、被測定対象である帯板の幅等
の寸法が長い場合等には、特に高い精度が要求され、又
振動等の悪影響も強く、この点での技術的あるいはコス
ト的問題がある。
【0020】又、前述の特開昭62−235516は、
走行中の帯板が蛇行した場合には、変位計をこの蛇行に
追従させることができず、板エッジ部から板幅方向に一
定距離の測定場所に追従できないため、測定される平坦
度に誤差が生じてしまう。
走行中の帯板が蛇行した場合には、変位計をこの蛇行に
追従させることができず、板エッジ部から板幅方向に一
定距離の測定場所に追従できないため、測定される平坦
度に誤差が生じてしまう。
【0021】又、前述の特開昭61−86013及び特
開昭61−86014は、帯板平坦度評価方法であっ
て、帯板の平坦度の測定(即ち、帯板の形状測定方法)
自体に関するものではない。
開昭61−86014は、帯板平坦度評価方法であっ
て、帯板の平坦度の測定(即ち、帯板の形状測定方法)
自体に関するものではない。
【0022】本発明は、前記従来の問題点を解決するべ
くなされたもので、走行中の帯板の形状不良を検出する
ための帯板の形状測定方法において、限られた数の非接
触距離計を効果的に用い、走行中の帯板の形状不良を、
リアルタイムでより正確に測定することが可能な、帯板
の形状測定方法を提供することを目的とする。
くなされたもので、走行中の帯板の形状不良を検出する
ための帯板の形状測定方法において、限られた数の非接
触距離計を効果的に用い、走行中の帯板の形状不良を、
リアルタイムでより正確に測定することが可能な、帯板
の形状測定方法を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を達成するための手段】本発明は、走行中の帯板
の形状不良を検出するための帯板の形状測定方法におい
て、走行中の前記帯板の両エッジの幅方向の位置をそれ
ぞれ検出し、前記帯板の幅方向に配列した複数の非接触
距離計のうち、少なくとも両端の非接触距離計を、前記
両エッジの幅方向の位置検出に従って、該帯板の幅方向
で位置決めし、前記帯板の走行による前記非接触距離計
の出力信号の変化のうち、該帯板の走行による該帯板の
形状変化を要因とする出力信号の変化の成分を抽出する
ための周波数特性を有する電気的フィルタに、前記複数
の非接触距離計のそれぞれの出力を通し、前記複数の非
接触距離計それぞれに対応する、前記電気的フィルタの
出力毎等で、前記帯板が所定長さだけ進む期間毎にピー
ク値をホールドし、これらのピーク値から、前記帯板の
形状不良を検出することにより、前記課題を達成したも
のである。
の形状不良を検出するための帯板の形状測定方法におい
て、走行中の前記帯板の両エッジの幅方向の位置をそれ
ぞれ検出し、前記帯板の幅方向に配列した複数の非接触
距離計のうち、少なくとも両端の非接触距離計を、前記
両エッジの幅方向の位置検出に従って、該帯板の幅方向
で位置決めし、前記帯板の走行による前記非接触距離計
の出力信号の変化のうち、該帯板の走行による該帯板の
形状変化を要因とする出力信号の変化の成分を抽出する
ための周波数特性を有する電気的フィルタに、前記複数
の非接触距離計のそれぞれの出力を通し、前記複数の非
接触距離計それぞれに対応する、前記電気的フィルタの
出力毎等で、前記帯板が所定長さだけ進む期間毎にピー
ク値をホールドし、これらのピーク値から、前記帯板の
形状不良を検出することにより、前記課題を達成したも
のである。
【0024】又、前記複数の非接触距離計が、それぞれ
の配列位置に従って、両エッジグループと中央部グルー
プとの、少なくとも3つのグループ分けされ、前記両エ
ッジの幅方向の位置検出に従った、前記帯板の幅方向で
の前記位置決めの際には、前記両エッジ部グループの、
グループ毎に非接触距離計を位置決めすることにより、
同じく前記課題を達成したものである。
の配列位置に従って、両エッジグループと中央部グルー
プとの、少なくとも3つのグループ分けされ、前記両エ
ッジの幅方向の位置検出に従った、前記帯板の幅方向で
の前記位置決めの際には、前記両エッジ部グループの、
グループ毎に非接触距離計を位置決めすることにより、
同じく前記課題を達成したものである。
【0025】更に、前記両エッジ部グループのそれぞれ
のグループ毎に、複数の前記非接触距離計に対応するそ
れぞれの前記ピーク値から、帯板の耳伸び範囲を検出す
ることにより、同じく前記課題を達成したものである。
のグループ毎に、複数の前記非接触距離計に対応するそ
れぞれの前記ピーク値から、帯板の耳伸び範囲を検出す
ることにより、同じく前記課題を達成したものである。
【0026】
【作用】本発明は、被測定対象である帯板の幅方向に複
数の非接触距離計を配列するという帯板の形状測定方法
の精度向上だけでなく、コスト面等複数の効果を有機的
に向上させる手順を見出だしてなさたれものである。
数の非接触距離計を配列するという帯板の形状測定方法
の精度向上だけでなく、コスト面等複数の効果を有機的
に向上させる手順を見出だしてなさたれものである。
【0027】走行中の帯板は、多少なりとも蛇行するも
のである。
のである。
【0028】このため、本発明においては、形状測定対
象である走行中の帯板の両エッジの幅方向の位置をそれ
ぞれ検出し、この位置検出に従って、帯板の幅方向に配
列した複数の非接触距離計のうち、少なくとも両端の非
接触距離計を、帯板の幅方向で位置決めするようにして
いる。
象である走行中の帯板の両エッジの幅方向の位置をそれ
ぞれ検出し、この位置検出に従って、帯板の幅方向に配
列した複数の非接触距離計のうち、少なくとも両端の非
接触距離計を、帯板の幅方向で位置決めするようにして
いる。
【0029】又、帯板が被圧延材等である場合等には、
形状測定対象である帯板の幅の寸法は一定でない可能性
もある。従って、本発明では、被測定対象である走行中
の帯板の両エッジの幅方向の位置の検出を、それぞれの
エッジで独立して検出するようにしている。
形状測定対象である帯板の幅の寸法は一定でない可能性
もある。従って、本発明では、被測定対象である走行中
の帯板の両エッジの幅方向の位置の検出を、それぞれの
エッジで独立して検出するようにしている。
【0030】従って、本発明によれば、形状測定対象で
ある帯板の幅に対して、用いられる非接触距離計の数を
余分に必要とすることがなく、限られた数の非接触距離
計を効果的に用いて測定を行うことができる。従って、
一般的に高価な非接触距離計の用いられる数量を減少し
て、コスト低減を図ることができる。
ある帯板の幅に対して、用いられる非接触距離計の数を
余分に必要とすることがなく、限られた数の非接触距離
計を効果的に用いて測定を行うことができる。従って、
一般的に高価な非接触距離計の用いられる数量を減少し
て、コスト低減を図ることができる。
【0031】なお、本発明は、用いられる非接触距離計
を限定するものではない。例えば、前述した、磁気セン
サを用いるものや、光ビームやレーザ光や超音波を用い
るものであってもよく、他の測定原理や方式に基づいた
非接触距離計であってもよい。
を限定するものではない。例えば、前述した、磁気セン
サを用いるものや、光ビームやレーザ光や超音波を用い
るものであってもよく、他の測定原理や方式に基づいた
非接触距離計であってもよい。
【0032】又、本発明は、走行中の帯板の両エッジの
幅方向の位置を検出する方法を限定するものでもない。
例えば、背光式や順光式等光学的に検出する方法でもよ
く、例えば後述する実施例の如く、ビデオカメラを用い
るものであってもよい。又、タッチセンサ等を用いた接
触式の検出方法であってもよい。
幅方向の位置を検出する方法を限定するものでもない。
例えば、背光式や順光式等光学的に検出する方法でもよ
く、例えば後述する実施例の如く、ビデオカメラを用い
るものであってもよい。又、タッチセンサ等を用いた接
触式の検出方法であってもよい。
【0033】又、本発明は、走行中の帯板の両エッジの
幅方向の位置検出に従った非接触距離計の位置決め機構
や制御方式を限定するものではない。
幅方向の位置検出に従った非接触距離計の位置決め機構
や制御方式を限定するものではない。
【0034】又、帯板の両エッジの幅方向の位置検出に
従って、該帯板の幅方向で位置決めされる非接触距離計
の数や位置を限定するものではなく、帯板の両エッジに
対応する少なくとも両端の非接触距離計を位置決めする
ものであればよい。又、複数の非接触距離計を位置決め
する際、これらの非接触距離計を連動して位置決めする
ことに限定するものではなく、これら非接触距離計を互
いに独立して位置決めしてもよい。
従って、該帯板の幅方向で位置決めされる非接触距離計
の数や位置を限定するものではなく、帯板の両エッジに
対応する少なくとも両端の非接触距離計を位置決めする
ものであればよい。又、複数の非接触距離計を位置決め
する際、これらの非接触距離計を連動して位置決めする
ことに限定するものではなく、これら非接触距離計を互
いに独立して位置決めしてもよい。
【0035】本発明の帯板の形状測定方法の手順は、更
に、形状測定対象である帯板の走行による非接触距離計
の出力信号の変化のうち、該帯板の走行による該帯板の
形状変化を要因とする出力信号の変化の成分を抽出する
ための周波数特性を有する電気的フィルタに、該帯板の
幅方向に配列した複数の非接触距離計のそれぞれの出力
を通過させるようにしている。
に、形状測定対象である帯板の走行による非接触距離計
の出力信号の変化のうち、該帯板の走行による該帯板の
形状変化を要因とする出力信号の変化の成分を抽出する
ための周波数特性を有する電気的フィルタに、該帯板の
幅方向に配列した複数の非接触距離計のそれぞれの出力
を通過させるようにしている。
【0036】このような電気的フィルタのこのような周
波数特性は、例えば、通過させる非接触距離計の出力信
号を予めFFT(fast Fourier transform)等の周波
数解析等を行って求めてもよい。
波数特性は、例えば、通過させる非接触距離計の出力信
号を予めFFT(fast Fourier transform)等の周波
数解析等を行って求めてもよい。
【0037】又、本発明は、複数の非接触距離計の出力
信号をそれぞれ独立して通過させるそれぞれの電気的フ
ィルタの周波数特性が互いに同一であることに限定する
ものではない。
信号をそれぞれ独立して通過させるそれぞれの電気的フ
ィルタの周波数特性が互いに同一であることに限定する
ものではない。
【0038】本発明の非接触距離計のうち、少なくとも
両端に配置された非接触距離計は、走行中の帯板の両エ
ッジの幅方向の位置検出に従って、該帯板の幅方向で位
置決めされるので、走行中の帯板が蛇行したり、走行中
の帯板の幅の寸法に変化が生じたりしても、このような
位置決めされる非接触距離計は帯板の所定の位置に位置
決めすることができる。従って、例えば、このような位
置決めされる非接触距離計に対応するそれぞれの電気的
フィルタの周波数特性を、それぞれの非接触距離計の帯
板の測定部分に対応する周波数特性とした場合には、帯
板の形状測定の精度をより向上させることができる。
両端に配置された非接触距離計は、走行中の帯板の両エ
ッジの幅方向の位置検出に従って、該帯板の幅方向で位
置決めされるので、走行中の帯板が蛇行したり、走行中
の帯板の幅の寸法に変化が生じたりしても、このような
位置決めされる非接触距離計は帯板の所定の位置に位置
決めすることができる。従って、例えば、このような位
置決めされる非接触距離計に対応するそれぞれの電気的
フィルタの周波数特性を、それぞれの非接触距離計の帯
板の測定部分に対応する周波数特性とした場合には、帯
板の形状測定の精度をより向上させることができる。
【0039】即ち、このように電気的フィルタの周波数
特性を互いに独立して決定した場合には、本発明の、走
行中の帯板の両エッジの幅方向の位置の検出に従った非
接触距離計の位置決めと相俟って、形状測定の精度をよ
り向上させることができる。
特性を互いに独立して決定した場合には、本発明の、走
行中の帯板の両エッジの幅方向の位置の検出に従った非
接触距離計の位置決めと相俟って、形状測定の精度をよ
り向上させることができる。
【0040】本発明の帯板の形状測定方法は、更に、複
数の非接触距離計それぞれに対応する、前述のような電
気的フィルタの出力毎等で、被測定対象である帯板が所
定長さだけ進む期間毎にピーク値をホールドするように
している。即ち、複数の非接触距離計それぞれに対応す
る、前述のような電気的フィルタの出力毎等で、帯板が
所定長さだけ進む期間毎で、絶対値の最も大きい値をピ
ーク値として順次ホールドし、該期間それぞれの終了時
にこのピーク値をリセットする。
数の非接触距離計それぞれに対応する、前述のような電
気的フィルタの出力毎等で、被測定対象である帯板が所
定長さだけ進む期間毎にピーク値をホールドするように
している。即ち、複数の非接触距離計それぞれに対応す
る、前述のような電気的フィルタの出力毎等で、帯板が
所定長さだけ進む期間毎で、絶対値の最も大きい値をピ
ーク値として順次ホールドし、該期間それぞれの終了時
にこのピーク値をリセットする。
【0041】このようにして、複数の非接触距離計それ
ぞれに対応するピーク値が求められると、これに従って
帯板の形状不良をより正確に検出することが可能であ
る。又、本発明は、電気的フィルタやピーク値をホール
ドする手段をハードウェアで構成することもでき、全体
としてリアルタイムに処理することができる。
ぞれに対応するピーク値が求められると、これに従って
帯板の形状不良をより正確に検出することが可能であ
る。又、本発明は、電気的フィルタやピーク値をホール
ドする手段をハードウェアで構成することもでき、全体
としてリアルタイムに処理することができる。
【0042】なお、得られたピーク値による形状不良の
検出は、例えば、このピーク値そのものを帯板の形状測
定値として行ってもよく、あるいは、このようにして求
められたピーク値を用いた他の帯板の形状評価方法を行
ってもよい。
検出は、例えば、このピーク値そのものを帯板の形状測
定値として行ってもよく、あるいは、このようにして求
められたピーク値を用いた他の帯板の形状評価方法を行
ってもよい。
【0043】以上説明した通り、本発明によれば、限ら
れた数の非接触距離計を効果的に用い、走行中の帯板の
形状不良を、リアルタイムでより正確に測定することが
できる。
れた数の非接触距離計を効果的に用い、走行中の帯板の
形状不良を、リアルタイムでより正確に測定することが
できる。
【0044】
【実施例】以下、図を用いて本発明の実施例を詳細に説
明する。
明する。
【0045】図1は、本発明の実施例のブロック図であ
る。
る。
【0046】この図1のブロック図に示される帯板の形
状測定方法は、850mmから1250mmまでの様々な板
幅の鋼板を板速140m /分前後で圧延する連続圧延機
の直後で実施されている。又、本実施例の帯板の形状測
定方法は、圧延される帯板1の形状を平坦にするため
に、連続圧延機をフィードバック制御する際に実施され
ている。
状測定方法は、850mmから1250mmまでの様々な板
幅の鋼板を板速140m /分前後で圧延する連続圧延機
の直後で実施されている。又、本実施例の帯板の形状測
定方法は、圧延される帯板1の形状を平坦にするため
に、連続圧延機をフィードバック制御する際に実施され
ている。
【0047】この図1においては、鋼板である帯板1
が、この図1において左右がそれぞれエッジ1a となる
ような断面となっている。即ち、この図1における帯板
1の走行方向は、この図1において手前側から向う側、
あるいは向う側から手前側という方向である。
が、この図1において左右がそれぞれエッジ1a となる
ような断面となっている。即ち、この図1における帯板
1の走行方向は、この図1において手前側から向う側、
あるいは向う側から手前側という方向である。
【0048】走行中の帯板1の幅方向には、合計15個
の非接触距離計5が配置されている。
の非接触距離計5が配置されている。
【0049】なお、本実施例のこれらの非接触距離計5
は、レーザ距離計であるが、本発明はこの距離計の種類
を限定するものではなく、非接触方式の距離計であれば
よい。
は、レーザ距離計であるが、本発明はこの距離計の種類
を限定するものではなく、非接触方式の距離計であれば
よい。
【0050】これら合計15個の非接触距離計5は、両
エッジグループと中央部グループとの、合計3個のグル
ープにグループ分けされている。即ち、この図1におい
て左側のエッジ部グループには合計3個の非接触距離計
5が用いられ、中央部グループには合計9個の非接触距
離計5が用いられ、この図1において右側のエッジ部グ
ループには合計3個の非接触距離計5が用いられてい
る。
エッジグループと中央部グループとの、合計3個のグル
ープにグループ分けされている。即ち、この図1におい
て左側のエッジ部グループには合計3個の非接触距離計
5が用いられ、中央部グループには合計9個の非接触距
離計5が用いられ、この図1において右側のエッジ部グ
ループには合計3個の非接触距離計5が用いられてい
る。
【0051】帯板1のエッジ部の上方のエッジ部測定器
10は、主として、前述のエッジ部グループの合計3個
の非接触距離計5と、ビデオカメラ12a とが収められ
ている。このエッジ部測定器10に収められている合計
3個の非接触距離計5の出力信号は、それぞれ独立し
て、フィルタ22と、ピークホールド回路24とを通し
て、演算装置Aに入力される。
10は、主として、前述のエッジ部グループの合計3個
の非接触距離計5と、ビデオカメラ12a とが収められ
ている。このエッジ部測定器10に収められている合計
3個の非接触距離計5の出力信号は、それぞれ独立し
て、フィルタ22と、ピークホールド回路24とを通し
て、演算装置Aに入力される。
【0052】一方、前述の中央部グループの合計9個の
非接触距離計5の出力信号は、それぞれ独立して、演算
装置Bに入力されている。
非接触距離計5の出力信号は、それぞれ独立して、演算
装置Bに入力されている。
【0053】又、ビデオカメラ12a の出力は、演算装
置Aに入力されている。
置Aに入力されている。
【0054】なお、この図1における符号12b は、前
述のビデオカメラ12a で帯板1の形状を撮影する際の
棒状光源である。
述のビデオカメラ12a で帯板1の形状を撮影する際の
棒状光源である。
【0055】エッジ部測定器10の帯板1の幅方向の位
置決めのために、該エッジ部測定器10を移動させるサ
ーボモータ14m には、該エッジ部測定器10の位置検
出を行うためのパルス発生器14p が取り付けられてい
る。
置決めのために、該エッジ部測定器10を移動させるサ
ーボモータ14m には、該エッジ部測定器10の位置検
出を行うためのパルス発生器14p が取り付けられてい
る。
【0056】サーボ制御装置14s は、帯板1の幅方向
の座標で示される演算装置Aからの位置決め指令に従っ
て、サーボモータ14m の回転に従ってパルス発生器1
4pが出力するパルス信号により、位置決めのセミクロ
ーズド・ループのフィードバック制御を行いながら、サ
ーボモータ14m を駆動する。
の座標で示される演算装置Aからの位置決め指令に従っ
て、サーボモータ14m の回転に従ってパルス発生器1
4pが出力するパルス信号により、位置決めのセミクロ
ーズド・ループのフィードバック制御を行いながら、サ
ーボモータ14m を駆動する。
【0057】エッジ部グループの非接触距離計5を収め
たエッジ部測定器10は、ビデオカメラ12a と棒状光
源12b とを用いて帯板1のエッジの該帯板1の幅方向
の位置を検出しながら、サーボモータ14m とパルス発
生器14p とサーボ制御装置14s とを用いて、帯板1
のエッジ1a を基準とした所定の幅方向の位置に位置決
めされる。
たエッジ部測定器10は、ビデオカメラ12a と棒状光
源12b とを用いて帯板1のエッジの該帯板1の幅方向
の位置を検出しながら、サーボモータ14m とパルス発
生器14p とサーボ制御装置14s とを用いて、帯板1
のエッジ1a を基準とした所定の幅方向の位置に位置決
めされる。
【0058】このエッジ部測定器10の幅方向の位置決
めは、ビデオカメラ12a の視野内の一定位置に、帯板
のエッジ1a が来るようにサーボモータ14m で該エッ
ジ部測定器10を移動させるという位置決め制御が行わ
れる。
めは、ビデオカメラ12a の視野内の一定位置に、帯板
のエッジ1a が来るようにサーボモータ14m で該エッ
ジ部測定器10を移動させるという位置決め制御が行わ
れる。
【0059】以下、本発明の実施例の作用を説明する。
【0060】図2は、本発明の実施例の帯板の形状測定
方法を説明するための帯板の平面図である。
方法を説明するための帯板の平面図である。
【0061】この図2において、板幅の寸法がW(=8
50mm〜1250mm)である帯板1は、右方から左方へ
と走行している。又、この帯板1の走行中には、図1で
前述した合計15個の非接触距離計5を用いて、帯板1
が所定長さLa だけ帯板1が走行する毎に、該帯板1の
形状測定が行われている。
50mm〜1250mm)である帯板1は、右方から左方へ
と走行している。又、この帯板1の走行中には、図1で
前述した合計15個の非接触距離計5を用いて、帯板1
が所定長さLa だけ帯板1が走行する毎に、該帯板1の
形状測定が行われている。
【0062】なお、この所定長さLa は、後述する、ピ
ークホールドする期間に対応して帯板1が進む所定長さ
に相当する。以降、このような所定長さLa を、ピーク
ホールド長さLa とも呼ぶ。
ークホールドする期間に対応して帯板1が進む所定長さ
に相当する。以降、このような所定長さLa を、ピーク
ホールド長さLa とも呼ぶ。
【0063】この図2において、基点である(1,1)
点と、又、(150,1)点と、(1,15)点と、
(150,15)点と、他の黒点で示される多くの点、
及び図示されない多くの点を含め、合計(150×15
=2250)の数の点は、それぞれ、図1で前述した非
接触距離計5それぞれが所定のサンプル時間t 毎に行う
帯板1の測定点である。
点と、又、(150,1)点と、(1,15)点と、
(150,15)点と、他の黒点で示される多くの点、
及び図示されない多くの点を含め、合計(150×15
=2250)の数の点は、それぞれ、図1で前述した非
接触距離計5それぞれが所定のサンプル時間t 毎に行う
帯板1の測定点である。
【0064】図3は、本発明の実施例の帯板の形状測定
方法を説明するための帯板の側面図である。
方法を説明するための帯板の側面図である。
【0065】この図3において、帯板1は、右方から左
方へと走行している。
方へと走行している。
【0066】又、このような帯板1の走行中には、該帯
板1の幅方向に配列された合計15個の非接触距離計5
により、所定のサンプル時間t 毎にそれぞれの距離計か
ら帯板1の表面までの距離h を測定することにより、該
帯板1の形状変形による波高さΔHa やΔHb の測定が
行われる。
板1の幅方向に配列された合計15個の非接触距離計5
により、所定のサンプル時間t 毎にそれぞれの距離計か
ら帯板1の表面までの距離h を測定することにより、該
帯板1の形状変形による波高さΔHa やΔHb の測定が
行われる。
【0067】以下、このように複数配置され、帯板1ま
での距離に従った信号を出力する非接触距離計5を用い
た、エッジ部形状不良の検出方法の作用、耳伸び範囲の
検出方法の作用、及び中央部形状不良の検出方法の作用
を、順に説明する。
での距離に従った信号を出力する非接触距離計5を用い
た、エッジ部形状不良の検出方法の作用、耳伸び範囲の
検出方法の作用、及び中央部形状不良の検出方法の作用
を、順に説明する。
【0068】まず、本発明の実施例のエッジ部形状不良
の検出方法は、主として、演算装置Aと、最もエッジ側
に配置された非接触距離計5と、フィルタ22と、ピー
クホールド回路24と、サーボモータ14m と、パルス
発生器14p と、サーボ制御装置14s とを用いて行わ
れる。
の検出方法は、主として、演算装置Aと、最もエッジ側
に配置された非接触距離計5と、フィルタ22と、ピー
クホールド回路24と、サーボモータ14m と、パルス
発生器14p と、サーボ制御装置14s とを用いて行わ
れる。
【0069】エッジ部測定器10に内蔵された合計3個
の非接触距離計5の出力は、それぞれ独立してフィルタ
22に入力されている。
の非接触距離計5の出力は、それぞれ独立してフィルタ
22に入力されている。
【0070】このフィルタ22は、帯板1の走行による
非接触距離計の出力信号の変化のうち、該帯板1の走行
による該帯板1の形状変化を要因とする出力信号の変化
の成分を抽出するための周波数特性を有する電気的フィ
ルタである。
非接触距離計の出力信号の変化のうち、該帯板1の走行
による該帯板1の形状変化を要因とする出力信号の変化
の成分を抽出するための周波数特性を有する電気的フィ
ルタである。
【0071】非接触距離計5それぞれから出力される、
該非接触距離計5それぞれから帯板1までの距離に従っ
た信号は、フィルタ22を通過することにより、該非接
触距離計5それぞれの測定点での帯板1の高さHに従っ
た信号となる。
該非接触距離計5それぞれから帯板1までの距離に従っ
た信号は、フィルタ22を通過することにより、該非接
触距離計5それぞれの測定点での帯板1の高さHに従っ
た信号となる。
【0072】なお、本実施例のこのフィルタ22は、カ
ットオフ周波数が12Hz のハイパスフィルタとなって
いる。
ットオフ周波数が12Hz のハイパスフィルタとなって
いる。
【0073】非接触距離計5それぞれに対応して、独立
して出力される該フィルタ22からの出力は、それぞれ
独立してピークホールド回路24に入力される。
して出力される該フィルタ22からの出力は、それぞれ
独立してピークホールド回路24に入力される。
【0074】このピークホールド回路24は、非接触距
離計5それぞれに対応する、前述のフィルタ22の出力
毎等で、帯板1が所定長さLa だけ進む期間毎にピーク
値をホールドする。即ち、該ピークホールド回路24
は、前述のフィルタ22の出力毎に、より大きいピーク
値が入力されると順次これをホールドしていき、帯板1
の所定長さLa だけ進む期間の終了時に、ホールドされ
ているピーク値をリセットする。
離計5それぞれに対応する、前述のフィルタ22の出力
毎等で、帯板1が所定長さLa だけ進む期間毎にピーク
値をホールドする。即ち、該ピークホールド回路24
は、前述のフィルタ22の出力毎に、より大きいピーク
値が入力されると順次これをホールドしていき、帯板1
の所定長さLa だけ進む期間の終了時に、ホールドされ
ているピーク値をリセットする。
【0075】図4は、本発明の実施例で用いられている
ピークホールド回路の動作を示すグラフである。
ピークホールド回路の動作を示すグラフである。
【0076】この図4のグラフにおいて、横軸は、帯板
1の長手方向(走行方向)の走行距離L(n )である。
又、縦軸は、非接触距離計5から出力され、フィルタ2
2を通過した、帯板高さHである。
1の長手方向(走行方向)の走行距離L(n )である。
又、縦軸は、非接触距離計5から出力され、フィルタ2
2を通過した、帯板高さHである。
【0077】又、走行距離Ls から走行距離Le までの
区間は、ピークホールド区間であり、前述の、帯板1の
走行する所定長さLa (ピークホールド長さ)に相当す
る区間である。
区間は、ピークホールド区間であり、前述の、帯板1の
走行する所定長さLa (ピークホールド長さ)に相当す
る区間である。
【0078】この図4においては、ピークホールド回路
24の出力は、走行距離Ls の時点では、リセットされ
“0”となっており、走行距離Ls から走行距離L1 と
なるに従って、順次増加して、走行距離L1 ではΔH1
となる。又、走行距離L1 から走行距離L2 の間では、
距離h の値の減少量がΔH1 よりも大きくなると、ピー
クホールド回路24の出力は、漸次増加していき、走行
距離L2 においてはΔH2 となる。このように、ピーク
ホールド回路24の出力は、走行距離L3 においてはΔ
H3 となり、走行距離L4 においてはΔH4となる。こ
の走行距離L4の後には、距離h の変化量はΔH4 より
は大きくならず(ΔH4 >ΔH5 >ΔH6 )、従って、
この図4に示されるピークホールド回路における最終的
なピーク値は、ΔH4 となり、このピーク値がピークホ
ールド回路24から出力される。
24の出力は、走行距離Ls の時点では、リセットされ
“0”となっており、走行距離Ls から走行距離L1 と
なるに従って、順次増加して、走行距離L1 ではΔH1
となる。又、走行距離L1 から走行距離L2 の間では、
距離h の値の減少量がΔH1 よりも大きくなると、ピー
クホールド回路24の出力は、漸次増加していき、走行
距離L2 においてはΔH2 となる。このように、ピーク
ホールド回路24の出力は、走行距離L3 においてはΔ
H3 となり、走行距離L4 においてはΔH4となる。こ
の走行距離L4の後には、距離h の変化量はΔH4 より
は大きくならず(ΔH4 >ΔH5 >ΔH6 )、従って、
この図4に示されるピークホールド回路における最終的
なピーク値は、ΔH4 となり、このピーク値がピークホ
ールド回路24から出力される。
【0079】なお、ΔH1 〜ΔH6 は、帯板高さHから
求められるものであるが、ほぼ、帯板1の波高さに従っ
た値である。
求められるものであるが、ほぼ、帯板1の波高さに従っ
た値である。
【0080】ピークホールド回路24の出力は、非接触
距離計それぞれに対応する独立した合計3個の信号とし
て、演算装置Aに入力される。
距離計それぞれに対応する独立した合計3個の信号とし
て、演算装置Aに入力される。
【0081】演算装置Aは、ピークホールド回路24か
ら入力される合計3個の信号のうち、帯板1の最もエッ
ジ側に配置された非接触距離計5に対応する信号によ
り、エッジ部形状不良の検出を行う。
ら入力される合計3個の信号のうち、帯板1の最もエッ
ジ側に配置された非接触距離計5に対応する信号によ
り、エッジ部形状不良の検出を行う。
【0082】以上説明したとおり、本実施例のエッジ部
不良の検出方法によれば、最もエッジ側に配置された非
接触距離計5から出力される、該非接触距離計5から帯
板1への距離h に従った信号から、帯板1の高さHに従
った信号を求め、更に帯板1の波高さΔHに従った信号
を求めることができる。従って、本実施例によれば、エ
ッジ部形状不良を、より精度良く検出することができ
る。更に、本実施例によれば、この波高さΔHをピーク
ホールドしてエッジ部形状不良を効果的に検出すること
ができる。
不良の検出方法によれば、最もエッジ側に配置された非
接触距離計5から出力される、該非接触距離計5から帯
板1への距離h に従った信号から、帯板1の高さHに従
った信号を求め、更に帯板1の波高さΔHに従った信号
を求めることができる。従って、本実施例によれば、エ
ッジ部形状不良を、より精度良く検出することができ
る。更に、本実施例によれば、この波高さΔHをピーク
ホールドしてエッジ部形状不良を効果的に検出すること
ができる。
【0083】なお、本実施例では、最もエッジ側に配置
された非接触距離計5を、このようなエッジ部形状不良
の検出方法に用いたが、最もエッジ側ではなくても、エ
ッジ部に配置された非接触距離計であれば、ほぼ同様に
用いることもできる。
された非接触距離計5を、このようなエッジ部形状不良
の検出方法に用いたが、最もエッジ側ではなくても、エ
ッジ部に配置された非接触距離計であれば、ほぼ同様に
用いることもできる。
【0084】次に、本実施例の耳伸び範囲の検出方法
は、エッジ部測定器10の合計3個の非接触距離計5に
対応する、前述のピークホールド回路24から出力され
る合計3個の出力に従って行われる。
は、エッジ部測定器10の合計3個の非接触距離計5に
対応する、前述のピークホールド回路24から出力され
る合計3個の出力に従って行われる。
【0085】演算装置Aは、エッジ部測定器10の合計
3個の非接触距離計5に対応する合計3個のピークホー
ルド回路24の出力により、帯板1のエッジ部の幅方向
のほぼ連続的な歪み高さを測定することができる。
3個の非接触距離計5に対応する合計3個のピークホー
ルド回路24の出力により、帯板1のエッジ部の幅方向
のほぼ連続的な歪み高さを測定することができる。
【0086】従って、この演算装置Aは、帯板1のエッ
ジ1a から順に配列されている合計3個の非接触距離計
5に対応するピークホールド回路24の合計3個の出力
が、基準波高さh よりも小さくなったピークホールド回
路24の出力がどの非接触距離計5に対応するかによ
り、耳伸び範囲の検出をも行う。
ジ1a から順に配列されている合計3個の非接触距離計
5に対応するピークホールド回路24の合計3個の出力
が、基準波高さh よりも小さくなったピークホールド回
路24の出力がどの非接触距離計5に対応するかによ
り、耳伸び範囲の検出をも行う。
【0087】なお、演算装置Aは、両エッジそれぞれの
エッジ部測定器10のそれぞれの位置決め位置、及びこ
れら位置決め位置から求められる帯板1の板幅Wを、そ
れぞれ演算装置Bへ出力する。
エッジ部測定器10のそれぞれの位置決め位置、及びこ
れら位置決め位置から求められる帯板1の板幅Wを、そ
れぞれ演算装置Bへ出力する。
【0088】以下、本実施例の中央部形状不良の検出方
法を説明する。
法を説明する。
【0089】本実施例の中央部形状不良の検出方法は、
図2を用いて前述したようにして収集される、合計15
個の非接触距離計5から、所定のサンプリング時間t 毎
で入力される合計(150×15=2250)個のデー
タのうち、図1の中央部測定器30に内蔵された合計9
個の非接触距離計5から所定のサンプリング時間t 毎で
入力される合計(150×9=1350)個のデータを
用い、帯板1の長手方向(走行方向)及び幅方向の距離
変化を最小自乗法でn 次(本実施例では、4次)近似し
て近似式を求め、この近似式より、帯板1の形状不良の
波高さや形状不良の波長や形状不良の波の急峻度を求
め、これらにより、帯板1の形状不良を判定するという
ものである。
図2を用いて前述したようにして収集される、合計15
個の非接触距離計5から、所定のサンプリング時間t 毎
で入力される合計(150×15=2250)個のデー
タのうち、図1の中央部測定器30に内蔵された合計9
個の非接触距離計5から所定のサンプリング時間t 毎で
入力される合計(150×9=1350)個のデータを
用い、帯板1の長手方向(走行方向)及び幅方向の距離
変化を最小自乗法でn 次(本実施例では、4次)近似し
て近似式を求め、この近似式より、帯板1の形状不良の
波高さや形状不良の波長や形状不良の波の急峻度を求
め、これらにより、帯板1の形状不良を判定するという
ものである。
【0090】例えば、図5は、このようにして求められ
た、帯板1の中央部のある箇所の長手方向の形状の近似
式の一例のグラフである。
た、帯板1の中央部のある箇所の長手方向の形状の近似
式の一例のグラフである。
【0091】以下、図6から図8の、帯板の中央部の形
状不良を検出する処理のフローチャートを用いて、本実
施例の中央部形状不良の検出方法を詳細に説明する。
状不良を検出する処理のフローチャートを用いて、本実
施例の中央部形状不良の検出方法を詳細に説明する。
【0092】これら図6から図8のフローチャートで示
される処理は、前述の図1の、主として演算装置Bで実
行される。
される処理は、前述の図1の、主として演算装置Bで実
行される。
【0093】これら図6から図8のフローチャートで示
される処理は、図2を用いて前述したような、帯板1が
所定長さLa だけ走行する毎に起動される。即ち、これ
ら図6から図8のフローチャートで示される処理が実行
されるにあたっては、中央部測定器30に内蔵されてい
る合計9個の非接触距離計5から所定のサンプリング時
間t 毎で150回入力される、合計(150×9=13
50)個のデータが演算装置Bに入力され保存されてい
る。
される処理は、図2を用いて前述したような、帯板1が
所定長さLa だけ走行する毎に起動される。即ち、これ
ら図6から図8のフローチャートで示される処理が実行
されるにあたっては、中央部測定器30に内蔵されてい
る合計9個の非接触距離計5から所定のサンプリング時
間t 毎で150回入力される、合計(150×9=13
50)個のデータが演算装置Bに入力され保存されてい
る。
【0094】なお、これら図6から図8のフローチャー
トで示される処理により求められる帯板1の形状の近似
式は4次近似式であるが、他の次数の近似式であっても
よい。
トで示される処理により求められる帯板1の形状の近似
式は4次近似式であるが、他の次数の近似式であっても
よい。
【0095】これら図6から図8の一連のフローチャー
トで示される処理が起動されると、まず、ステップ10
2では、帯板1の幅方向の測定点番号変数i と、帯板1
の長手方向(走行方向)の測定点番号変数j とに、それ
ぞれ“0”を書き込む。
トで示される処理が起動されると、まず、ステップ10
2では、帯板1の幅方向の測定点番号変数i と、帯板1
の長手方向(走行方向)の測定点番号変数j とに、それ
ぞれ“0”を書き込む。
【0096】なお、このような変数i 及び変数j に対し
て、以下、変数Yij、変数Lij、変数Wijは、次の通り
とする。
て、以下、変数Yij、変数Lij、変数Wijは、次の通り
とする。
【0097】Yij:帯板1の長手方向(走行方向)の
測定点番号i 及び幅方向の測定点番号j における距離h
の測定値(mm)。
測定点番号i 及び幅方向の測定点番号j における距離h
の測定値(mm)。
【0098】Lij:帯板1の長手方向の測定点番号i
及び幅方向の測定点番号j における長手方向の位置(m
m)。
及び幅方向の測定点番号j における長手方向の位置(m
m)。
【0099】Wij:帯板1の長手方向の測定点番号i
及び幅方向の測定点番号j における幅方向の位置(m
m)。
及び幅方向の測定点番号j における幅方向の位置(m
m)。
【0100】前述のステップ102に続いて、ステップ
104では、変数i をインクリメント(値を“1”だけ
増加)する。
104では、変数i をインクリメント(値を“1”だけ
増加)する。
【0101】ステップ106からステップ110におい
ては、変数Yi1〜変数Yi9、変数Li1〜変数Li9、変数
Wi1〜変数Wi9の読込みを行う。
ては、変数Yi1〜変数Yi9、変数Li1〜変数Li9、変数
Wi1〜変数Wi9の読込みを行う。
【0102】即ち、ステップ106では、変数j のイン
クリメントを行う。ステップ108では、変数Yijと変
数Lijと変数Wijとの読込みを行う。ステップ110で
は、変数j の値が“9”以下であるか判定し、変数j の
値が“9”以下である場合には、ステップ106の前方
へ分岐し、それ以外の場合には次のステップ112へと
進む。
クリメントを行う。ステップ108では、変数Yijと変
数Lijと変数Wijとの読込みを行う。ステップ110で
は、変数j の値が“9”以下であるか判定し、変数j の
値が“9”以下である場合には、ステップ106の前方
へ分岐し、それ以外の場合には次のステップ112へと
進む。
【0103】ステップ112では、帯板1の長手方向や
幅方向の距離h を、最小自乗法で4次近似して、近似式
を求める。
幅方向の距離h を、最小自乗法で4次近似して、近似式
を求める。
【0104】ここで、このような4次近似式は、行列式
では次のように表わすことができる。
では次のように表わすことができる。
【0105】 [行列Y]=[行列W]・[行列A] …(1a )
【0106】なお、上記(1a )式の行列式は、次の通
りである。
りである。
【0107】
【数1】
【0108】ここで、[行列A]を求めることにより、
この4次近似式は求められる。この[行列A]は、次の
ように求められることが知られている。
この4次近似式は求められる。この[行列A]は、次の
ように求められることが知られている。
【0109】 [行列A]=([行列Wt ]・[行列W])-1・[行列Wt ]・[行列Y] …(2)
【0110】なお、[行列Wt ]は、[行列W]の転置
行列である。
行列である。
【0111】従って、このようにして求められた近似式
は、次式の通りである。
は、次式の通りである。
【0112】 Y=a0+a1・W+a2・W2 +a3・W3 +a4・W4 …(3)
【0113】図6のフローチャートのステップ112の
次には、ステップ114において、前述のように求めら
れた近似式の極大点及び極小点を求める。
次には、ステップ114において、前述のように求めら
れた近似式の極大点及び極小点を求める。
【0114】ステップ114において、まず、前述の
(3)式を微分すると次のようになる。
(3)式を微分すると次のようになる。
【0115】 d Y/d W=a1+2・a2・W+3・a3・W2 +4・a4・W3 …(4a )
【0116】従って、求められた近似式における極大点
及び極小点は、次の方程式を解くことにより求めること
ができる。
及び極小点は、次の方程式を解くことにより求めること
ができる。
【0117】 a1+2・a2・W+3・a3・W2 +4・a4・W3 =0 …(4b )
【0118】なお、上記(5)式で求められた極大点及
び極小点を、それぞれ、Wt (n )、Wb (n )とす
る。この極大点Wt (n )や極小点Wb (n )は、例え
ば、図5のグラフとおりとなる。
び極小点を、それぞれ、Wt (n )、Wb (n )とす
る。この極大点Wt (n )や極小点Wb (n )は、例え
ば、図5のグラフとおりとなる。
【0119】図6のフローチャートのステップ114の
次には、図7のフローチャートのステップ120に進
む。
次には、図7のフローチャートのステップ120に進
む。
【0120】図7のステップ120、122、124、
126、128では、前述のステップ114で求められ
た極大点Wt (n )及び極小点Wb (n )の位置it(n
)、jt(n )、ib(n )、jb(n )、及び変位値Y
(Wt (n ))、Y(Wb (n ))を求める。
126、128では、前述のステップ114で求められ
た極大点Wt (n )及び極小点Wb (n )の位置it(n
)、jt(n )、ib(n )、jb(n )、及び変位値Y
(Wt (n ))、Y(Wb (n ))を求める。
【0121】即ち、ステップ120では、極大点Wt
(n )及び極小点Wb (n )の変数nに“0”を書き込
む。
(n )及び極小点Wb (n )の変数nに“0”を書き込
む。
【0122】ステップ122では、変数n をインクリメ
ントする。
ントする。
【0123】ステップ124では、極大点Wt (n )か
ら、この極大点Wt (n )の長手方向の位置it(n )及
び幅方向の位置jt(n )を求める。又、このステップ1
24では、極小点Wb (n )から、該極小点Wb (n )
の長手方向の位置ib(n )及び幅方向の位置jb(n )を
求める。
ら、この極大点Wt (n )の長手方向の位置it(n )及
び幅方向の位置jt(n )を求める。又、このステップ1
24では、極小点Wb (n )から、該極小点Wb (n )
の長手方向の位置ib(n )及び幅方向の位置jb(n )を
求める。
【0124】ステップ126では、前述のステップ12
4で求められた極大点Wt (n )、極小点Wb (n )の
それぞれの位置と、前述の(3)式から、極大点Wt
(n )及び極小点Wb (n )のそれぞれの変位値Y(W
t (n ))、Y(Wb (n ))を求める。
4で求められた極大点Wt (n )、極小点Wb (n )の
それぞれの位置と、前述の(3)式から、極大点Wt
(n )及び極小点Wb (n )のそれぞれの変位値Y(W
t (n ))、Y(Wb (n ))を求める。
【0125】即ち、これら極大点Wt (n )及び極小点
Wb (n )の変位値Y(Wt (n ))、Y(Wb (n
))は、次の通りである。
Wb (n )の変位値Y(Wt (n ))、Y(Wb (n
))は、次の通りである。
【0126】 Y(Wt (n ))=a0+a1・Wt (n )+a2・Wt (n )2 +a3・Wt (n )3 +a4・Wt (n )4 …(5a ) Y(Wb (n ))=a0+a1・Wb (n )+a2・Wb (n )2 +a3・Wb (n )3 +a4・Wb (n )4 …(5b )
【0127】ステップ128では、変数n が“3”より
小さいか判定し、変数n が“3”より小さい場合にはス
テップ122の前方へ分岐し、それ以外の場合には次の
ステップ130へと進む。
小さいか判定し、変数n が“3”より小さい場合にはス
テップ122の前方へ分岐し、それ以外の場合には次の
ステップ130へと進む。
【0128】ステップ130では、次式により、波高さ
hw(1)〜波高さhw(5)を求める。
hw(1)〜波高さhw(5)を求める。
【0129】 hw(1)=Y(Wt (1))−Y(Wb (1)) …(6a ) hw(2)=Y(Wt (2))−Y(Wb (1)) …(6b ) hw(3)=Y(Wt (2))−Y(Wb (2)) …(6c ) hw(4)=Y(Wt (3))−Y(Wb (2)) …(6d ) hw(5)=Y(Wt (3))−Y(Wb (3)) …(6e )
【0130】続いて、ステップ132では、次式によ
り、波長S(i )を求める。
り、波長S(i )を求める。
【0131】 S(i )=Wt (i )−Wb (i ) …(7)
【0132】続いて、ステップ134では、前述の(6
a )式から(6e )式により、それぞれ求められた波高
さhw(1)〜波高さhw(5)のうち、最も値の大きいも
のの値をhw maX(i )として、これに対応する極大点W
t (i )及び極小点Wb (i)、及びこれら極大点Wt
(i )と極小点Wb (i )それぞれの位置を求める。
又、このステップ134では、このようにして求められ
たhw max(i )、Wt (i )、Wb (i )と、次式によ
り、急峻度λ(i )を求める。
a )式から(6e )式により、それぞれ求められた波高
さhw(1)〜波高さhw(5)のうち、最も値の大きいも
のの値をhw maX(i )として、これに対応する極大点W
t (i )及び極小点Wb (i)、及びこれら極大点Wt
(i )と極小点Wb (i )それぞれの位置を求める。
又、このステップ134では、このようにして求められ
たhw max(i )、Wt (i )、Wb (i )と、次式によ
り、急峻度λ(i )を求める。
【0133】 λw (i )=(hw max(i )/S(i ))×100[%] …(8)
【0134】図7のフローチャートのステップ134の
後には、図8のフローチャートのステップ140へと進
む。
後には、図8のフローチャートのステップ140へと進
む。
【0135】ステップ140では、このようにして求め
られた最大の波高さhw max(i )、最大の波高さhw max
(i )に対応する波長S(i )、急峻度λw (i )を、
演算結果として出力する。
られた最大の波高さhw max(i )、最大の波高さhw max
(i )に対応する波長S(i )、急峻度λw (i )を、
演算結果として出力する。
【0136】続いて、ステップ142では、変数i の値
が150より小さいか判定し、変数i の値が150より
小さい場合には、前述の図6のフローチャートのステッ
プ104の前方へ分岐する。一方、このステップ142
で変数i が“150”以上であると判定された場合に
は、以上説明した図6から図8のフローチャートで示さ
れる処理を全て終了する。
が150より小さいか判定し、変数i の値が150より
小さい場合には、前述の図6のフローチャートのステッ
プ104の前方へ分岐する。一方、このステップ142
で変数i が“150”以上であると判定された場合に
は、以上説明した図6から図8のフローチャートで示さ
れる処理を全て終了する。
【0137】図9は、本実施例の不良高さ測定精度の分
布のグラフである。又、図10は、従来法の不良高さ測
定精度の分布のグラフである。
布のグラフである。又、図10は、従来法の不良高さ測
定精度の分布のグラフである。
【0138】これら図9及び図10において、横軸とな
っている帯板波高さ測定精度とは、本実施例あるいは従
来法による波高さ測定値から、人手により、より精度良
く測定した波高さ測定値を引いた値となっている。又、
この図10のグラフの従来法とは、分割ロール法、即
ち、帯板の幅方向に分割したロールを用い、該ロールの
各分割部分のロール軸受にかかる荷重を測定して、張力
分布を求めて帯板の形状を検出するという方法である。
っている帯板波高さ測定精度とは、本実施例あるいは従
来法による波高さ測定値から、人手により、より精度良
く測定した波高さ測定値を引いた値となっている。又、
この図10のグラフの従来法とは、分割ロール法、即
ち、帯板の幅方向に分割したロールを用い、該ロールの
各分割部分のロール軸受にかかる荷重を測定して、張力
分布を求めて帯板の形状を検出するという方法である。
【0139】これら図9の本実施例の分布グラフと、図
10の従来法の分布グラフとの比較から明らかな通り、
本実施例によれば、帯板波高さ測定精度を向上すること
ができている。即ち、本実施例の帯板波高さ測定精度の
ばらつきの分布は、帯板波高さ測定精度“0mm”を中心
とした分布となっている。一方、従来法の帯板波高さ測
定精度のばらつきの分布は、帯板波高さ測定精度がほぼ
“−3mm”を中心としたものとなってしまっている。
又、本実施例の帯板波高さ測定精度のばらつきの拡がり
方は、従来法の帯板波高さ測定精度のばらつきの拡がり
方よりも狭くなっている。
10の従来法の分布グラフとの比較から明らかな通り、
本実施例によれば、帯板波高さ測定精度を向上すること
ができている。即ち、本実施例の帯板波高さ測定精度の
ばらつきの分布は、帯板波高さ測定精度“0mm”を中心
とした分布となっている。一方、従来法の帯板波高さ測
定精度のばらつきの分布は、帯板波高さ測定精度がほぼ
“−3mm”を中心としたものとなってしまっている。
又、本実施例の帯板波高さ測定精度のばらつきの拡がり
方は、従来法の帯板波高さ測定精度のばらつきの拡がり
方よりも狭くなっている。
【0140】なお、本実施例によれば、帯板のエッジ部
の耳伸び範囲をもリアルタイムで測定することができる
という効果をも得ることができる。
の耳伸び範囲をもリアルタイムで測定することができる
という効果をも得ることができる。
【0141】又、本実施例においては、走行中の帯板の
蛇行や帯板の板幅の変化による影響も少なくなってい
る。
蛇行や帯板の板幅の変化による影響も少なくなってい
る。
【0142】なお、本実施例では、合計15個の非接触
距離計5は、両エッジグループと中央部エッジグループ
との合計3個のグループにグループ分けされているが、
本発明はこれに限定するものではない。即ち、用いられ
る非接触距離計の個数やグループ分け方法を限定するも
のではない。
距離計5は、両エッジグループと中央部エッジグループ
との合計3個のグループにグループ分けされているが、
本発明はこれに限定するものではない。即ち、用いられ
る非接触距離計の個数やグループ分け方法を限定するも
のではない。
【0143】例えば、薄厚鋼板の圧延後や広幅鋼板の圧
延後の形状測定においては、鋼板の幅方向の1/4毎の
位置のいずれかに伸び歪みが発生するという、いわゆる
1/4伸びが生じ易く、従って、用いられる非接触距離
計5の個数やグループ分け方法を、このような幅方向の
歪みの発生の性質に従って決定してもよい。
延後の形状測定においては、鋼板の幅方向の1/4毎の
位置のいずれかに伸び歪みが発生するという、いわゆる
1/4伸びが生じ易く、従って、用いられる非接触距離
計5の個数やグループ分け方法を、このような幅方向の
歪みの発生の性質に従って決定してもよい。
【0144】例えば、このような薄厚鋼板の圧延後や広
幅鋼板の圧延後の形状測定においては、鋼板(帯板)の
幅方向に配列した複数の非接触距離計を合計5個のグル
ープにグループ分けしてもよい。又、この際、両エッジ
部グループだけでなく、これら両エッジ部グループの隣
接する内側のグループも、他のグループに対して独立し
て(他グループとは異なる移動量で)、鋼板の幅方向で
位置決めしてもよい。
幅鋼板の圧延後の形状測定においては、鋼板(帯板)の
幅方向に配列した複数の非接触距離計を合計5個のグル
ープにグループ分けしてもよい。又、この際、両エッジ
部グループだけでなく、これら両エッジ部グループの隣
接する内側のグループも、他のグループに対して独立し
て(他グループとは異なる移動量で)、鋼板の幅方向で
位置決めしてもよい。
【0145】なお、本実施例において、非接触距離計5
の設置間隔や使用数、波長分区点、ピークホールド長L
a 等は、帯板に現れる形状不良の形態と板速、及び演算
装置Aや演算装置Bの能力(処理速度や記憶容量等)に
合わせて設定する。
の設置間隔や使用数、波長分区点、ピークホールド長L
a 等は、帯板に現れる形状不良の形態と板速、及び演算
装置Aや演算装置Bの能力(処理速度や記憶容量等)に
合わせて設定する。
【0146】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、限
られた数の非接触距離計を効果的に用い、走行中の帯板
の形状不良を、リアルタイムでより正確に測定すること
ができるという優れた効果を得ることができる。
られた数の非接触距離計を効果的に用い、走行中の帯板
の形状不良を、リアルタイムでより正確に測定すること
ができるという優れた効果を得ることができる。
【図1】図1は、本発明の実施例のブロック図である。
【図2】図2は、前記実施例の帯板の形状測定方法を説
明するための帯板の平面図である。
明するための帯板の平面図である。
【図3】図3は、前記実施例の帯板の形状測定方法を説
明するための帯板の側面図である。
明するための帯板の側面図である。
【図4】図4は、前記実施例で用いられるピークホール
ド回路の動作を示すグラフである。
ド回路の動作を示すグラフである。
【図5】図5は、前記実施例の、帯板の中央部の長手方
向の形状の近似式の一例のグラフである。
向の形状の近似式の一例のグラフである。
【図6】図6は、前記実施例の、帯板の中央部の形状不
良を検出する処理のフローチャートの一部の第1のフロ
ーチャートである。
良を検出する処理のフローチャートの一部の第1のフロ
ーチャートである。
【図7】図7は、前記実施例の、帯板の中央部の形状不
良を検出する処理のフローチャートの一部の第2のフロ
ーチャートである。
良を検出する処理のフローチャートの一部の第2のフロ
ーチャートである。
【図8】図8は、前記実施例の、帯板の中央部の形状不
良を検出する処理のフローチャートの一部の第3のフロ
ーチャートである。
良を検出する処理のフローチャートの一部の第3のフロ
ーチャートである。
【図9】図9は、前記実施例の帯板波高さ測定精度の分
布のグラフである。
布のグラフである。
【図10】図10は、従来法の帯板波高さ測定精度の分
布のグラフである。
布のグラフである。
1…帯板(鋼板等の被圧延材等)、 5…非接触距離計、 10…エッジ部測定器、 12a …ビデオカメラ、 12b …棒状光源、 14m …サーボモータ、 14p …パルス発生器、 14s …パルス制御装置、 22…フィルタ、 24…ピークホールド回路、 30…中央部測定器、 A…演算装置、 B…演算装置、 h …非接触距離計から帯板までの距離、 H…帯板の形状変形による帯板高さ、 ΔHa 、ΔHb 、ΔH1 〜ΔH6 …帯板の形状変形によ
る波高さ、 i …帯板の長手方向(走行方向)の測定点番号、 j …帯板の幅方向の測定点番号、 La …帯板の形状測定の単位期間となる帯板が走行する
所定長さ(ピークホールド長さ)、 W…帯板の板幅。
る波高さ、 i …帯板の長手方向(走行方向)の測定点番号、 j …帯板の幅方向の測定点番号、 La …帯板の形状測定の単位期間となる帯板が走行する
所定長さ(ピークホールド長さ)、 W…帯板の板幅。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 相澤 均 岡山県倉敷市水島川崎通一丁目(番地な し) 川崎製鉄株式会社水島製鉄所内 (72)発明者 片峰 章 岡山県倉敷市水島川崎通一丁目(番地な し) 川崎製鉄株式会社水島製鉄所内
Claims (3)
- 【請求項1】走行中の帯板の形状不良を検出するための
帯板の形状測定方法において、 走行中の前記帯板の両エッジの幅方向の位置をそれぞれ
検出し、 前記帯板の幅方向に配列した複数の非接触距離計のう
ち、少なくとも両端の非接触距離計を、前記両エッジの
幅方向の位置検出に従って、該帯板の幅方向で位置決め
し、 前記帯板の走行による前記非接触距離計の出力信号の変
化のうち、該帯板の走行による該帯板の形状変化を要因
とする出力信号の変化の成分を抽出するための周波数特
性を有する電気的フィルタに、前記複数の非接触距離計
のそれぞれの出力を通し、 前記複数の非接触距離計それぞれに対応する、前記電気
的フィルタの出力毎等で、前記帯板が所定長さだけ進む
期間毎にピーク値をホールドし、 これらのピーク値から、前記帯板の形状不良を検出する
ことを特徴とする帯板の形状測定方法。 - 【請求項2】請求項1において、 前記複数の非接触距離計が、それぞれの配列位置に従っ
て、両エッジグループと中央部グループとの、少なくと
も3つのグループ分けされ、 前記両エッジの幅方向の位置検出に従った、前記帯板の
幅方向での前記位置決めの際には、前記両エッジ部グル
ープの、グループ毎に非接触距離計を位置決めすること
を特徴とする帯板の形状測定方法。 - 【請求項3】請求項2において、 前記両エッジ部グループのそれぞれのグループ毎に、複
数の前記非接触距離計に対応するそれぞれの前記ピーク
値から、帯板の耳伸び範囲を検出することを特徴とする
帯板の形状測定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25846791A JPH0571948A (ja) | 1991-09-10 | 1991-09-10 | 帯板の形状測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25846791A JPH0571948A (ja) | 1991-09-10 | 1991-09-10 | 帯板の形状測定方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0571948A true JPH0571948A (ja) | 1993-03-23 |
Family
ID=17320636
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25846791A Pending JPH0571948A (ja) | 1991-09-10 | 1991-09-10 | 帯板の形状測定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0571948A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7512753B2 (en) | 2003-02-18 | 2009-03-31 | Nec Corporation | Disk array control apparatus and method |
| WO2020116075A1 (ja) * | 2018-12-04 | 2020-06-11 | ユニプレス株式会社 | プレス成形品のネッキング判定方法、プレス成形品のネッキング判定装置、及びプログラム |
-
1991
- 1991-09-10 JP JP25846791A patent/JPH0571948A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7512753B2 (en) | 2003-02-18 | 2009-03-31 | Nec Corporation | Disk array control apparatus and method |
| WO2020116075A1 (ja) * | 2018-12-04 | 2020-06-11 | ユニプレス株式会社 | プレス成形品のネッキング判定方法、プレス成形品のネッキング判定装置、及びプログラム |
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