JPH0572197B2 - - Google Patents
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- JPH0572197B2 JPH0572197B2 JP60028063A JP2806385A JPH0572197B2 JP H0572197 B2 JPH0572197 B2 JP H0572197B2 JP 60028063 A JP60028063 A JP 60028063A JP 2806385 A JP2806385 A JP 2806385A JP H0572197 B2 JPH0572197 B2 JP H0572197B2
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- JP
- Japan
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- rotor
- armature coil
- phase
- excitation
- circuit
- Prior art date
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-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P6/00—Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
- H02P6/14—Electronic commutators
- H02P6/16—Circuit arrangements for detecting position
- H02P6/18—Circuit arrangements for detecting position without separate position detecting elements
- H02P6/187—Circuit arrangements for detecting position without separate position detecting elements using the star point voltage
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P6/00—Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
- H02P6/20—Arrangements for starting
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、特に起動動作制御を効果的に実行
させるように改良した、固定子巻線の誘起電圧の
信号によつて励磁相の切換えを行うブラシレスモ
ータの制御装置に関する。
させるように改良した、固定子巻線の誘起電圧の
信号によつて励磁相の切換えを行うブラシレスモ
ータの制御装置に関する。
(従来の技術)
ブラシレスモータは、ブラシ、コンミテータ等
が存在しないものであるため、その構造が簡単な
ものとなるものであり、また動作時に火花が発生
するこもなく、安全性に富むものである。このた
め、直流機と比べてその用途は充分に広範囲とな
るものと予想される。
が存在しないものであるため、その構造が簡単な
ものとなるものであり、また動作時に火花が発生
するこもなく、安全性に富むものである。このた
め、直流機と比べてその用途は充分に広範囲とな
るものと予想される。
このブラシレスモータでは、固定子巻線の誘起
電圧によつて励磁相の切換えを行う。従つて、そ
の起動時にあつては上記誘起電圧が発生していな
いものであるため、外部より強制的に回転磁界を
与え、回転子が所定の回転数に達した状態となつ
た後に誘起電圧を検出して、励磁相の切換えを実
行させるようにしている。しかし、このような起
動手段では、回転数が上昇するまでに時間を要す
る状態となるものであり、従つて起動応答性の悪
い状態となる。
電圧によつて励磁相の切換えを行う。従つて、そ
の起動時にあつては上記誘起電圧が発生していな
いものであるため、外部より強制的に回転磁界を
与え、回転子が所定の回転数に達した状態となつ
た後に誘起電圧を検出して、励磁相の切換えを実
行させるようにしている。しかし、このような起
動手段では、回転数が上昇するまでに時間を要す
る状態となるものであり、従つて起動応答性の悪
い状態となる。
第17図は、従来のブラシレスモータの回転制
御手段を説明するための概略的な構成を示すもの
で、モータ11の回転軸12に対して永久磁石か
らなる回転子13が設けられ、この回転子13に
対して電機子コイル14が巻装設定されている。
そして、上記回転軸12に対しては、回転子13
と同軸的に回転するように位置検出用の回転板1
5を設け、この回転板15に対向する位置に、検
出素子16を固定設定するものである。この場
合、上記検出素子16としては、ホール素子、磁
気抵抗素子等が使用されるもので、これに対向す
る状態となる位置検出用の回転板15は、特定回
転角位置に磁極を設定した永久磁石によつて構成
され、電機子コイル14の特定回転角位置を検出
できるように構成している。また、検出素子16
を光源および受光素子で構成し、回転板15を特
定回転角位置で光を透過させるスリツト板、ある
いは反射器等で構成することも行われる。
御手段を説明するための概略的な構成を示すもの
で、モータ11の回転軸12に対して永久磁石か
らなる回転子13が設けられ、この回転子13に
対して電機子コイル14が巻装設定されている。
そして、上記回転軸12に対しては、回転子13
と同軸的に回転するように位置検出用の回転板1
5を設け、この回転板15に対向する位置に、検
出素子16を固定設定するものである。この場
合、上記検出素子16としては、ホール素子、磁
気抵抗素子等が使用されるもので、これに対向す
る状態となる位置検出用の回転板15は、特定回
転角位置に磁極を設定した永久磁石によつて構成
され、電機子コイル14の特定回転角位置を検出
できるように構成している。また、検出素子16
を光源および受光素子で構成し、回転板15を特
定回転角位置で光を透過させるスリツト板、ある
いは反射器等で構成することも行われる。
すなわち、回転子13の位置を回転板15およ
び検出素子16による位置検出機構17によつ
て、回転子13と固定子との相対位置関係を検出
し、この検出された位置関係に対応して所定の電
機子コイルに対して励磁電流を供給して、このモ
ータ11を駆動制御しているものである。
び検出素子16による位置検出機構17によつ
て、回転子13と固定子との相対位置関係を検出
し、この検出された位置関係に対応して所定の電
機子コイルに対して励磁電流を供給して、このモ
ータ11を駆動制御しているものである。
第18図は上記のように構成される位置検出機
構17を備えるブラシレスモータ11の駆動制御
回路を示しているもので、この位置検出機構17
で検出された回転子13の位置検出信号によつ
て、3相インバータ18のスイツチング素子を開
閉制御して、モータ11の3相の電機子コイルに
対して励磁電流を分配供給するものである。
構17を備えるブラシレスモータ11の駆動制御
回路を示しているもので、この位置検出機構17
で検出された回転子13の位置検出信号によつ
て、3相インバータ18のスイツチング素子を開
閉制御して、モータ11の3相の電機子コイルに
対して励磁電流を分配供給するものである。
従つて、このような従来のブラシレスモータの
制御手段にあつては、回転子13の回転角位置を
検出するホール素子等を使用した位置検出機構1
7が必要となるものであり、電動装置の構成が複
雑となる。また、その位置検出機構17を構成す
るために、ホール素子、磁気抵抗素子等の検出素
子が用いられるものであり、このような検出素子
の耐環境性から、利用範囲が必然的に限定される
状態となつているものである。
制御手段にあつては、回転子13の回転角位置を
検出するホール素子等を使用した位置検出機構1
7が必要となるものであり、電動装置の構成が複
雑となる。また、その位置検出機構17を構成す
るために、ホール素子、磁気抵抗素子等の検出素
子が用いられるものであり、このような検出素子
の耐環境性から、利用範囲が必然的に限定される
状態となつているものである。
そこで、ホール素子、磁気抵抗素子等の位置検
出素子を使用する必要がないものに、ナインス
アニユアル シンポジウム 「インクリメンタル
モーシヨン コントロール システムズ アン
ド デバイス」(Ninth Annual Symposium
「incremental motion control systems snd
device」、発行社インクリメンタル モーシヨン
コントロール システムズ ソサイエテイ
(Incremental Motion Control Systems
Society)におけるP.M.ブラシレス モータ ド
ライブズ(P.M.BRUSHLESS MOTOR
DRIVES)(305ページ)に示すように、3相Y
結線に設定された電機子コイルそれぞれに対して
並列状態で接続する抵抗回路を設け、この抵抗回
路の中性点と上記電機子コイルの中性点との間の
電位差変動を検出し、インバータ回路により、こ
の電位差変動に対応して上記電機子コイルに対す
る励磁電流を切換え制御するものがある。
出素子を使用する必要がないものに、ナインス
アニユアル シンポジウム 「インクリメンタル
モーシヨン コントロール システムズ アン
ド デバイス」(Ninth Annual Symposium
「incremental motion control systems snd
device」、発行社インクリメンタル モーシヨン
コントロール システムズ ソサイエテイ
(Incremental Motion Control Systems
Society)におけるP.M.ブラシレス モータ ド
ライブズ(P.M.BRUSHLESS MOTOR
DRIVES)(305ページ)に示すように、3相Y
結線に設定された電機子コイルそれぞれに対して
並列状態で接続する抵抗回路を設け、この抵抗回
路の中性点と上記電機子コイルの中性点との間の
電位差変動を検出し、インバータ回路により、こ
の電位差変動に対応して上記電機子コイルに対す
る励磁電流を切換え制御するものがある。
そして、この場合の起動手段として、回転磁界
を与える場合に、回転子と固定子との相対位置関
係によつて、起動当初、逆回転トルクが発生し、
回転子が逆方向に回転を開始した後、この回転子
が正方向に回転方向を変えるといつた現象が生ず
る。そして、この回転方向の逆転の際に振動が発
生して正常に起動制御ができない。
を与える場合に、回転子と固定子との相対位置関
係によつて、起動当初、逆回転トルクが発生し、
回転子が逆方向に回転を開始した後、この回転子
が正方向に回転方向を変えるといつた現象が生ず
る。そして、この回転方向の逆転の際に振動が発
生して正常に起動制御ができない。
このような起動当初における回転子の逆転を防
ぐために、電機子コイルの特定の相に対して所定
時間励磁電流を供給し、起動時回転子を定位置に
固定する。そして、その後インバータ回路により
電機子コイルに対する励磁電流を切換えて、回転
子を回転させることによつて、この回転子の逆転
動作を防止し、安定した起動を行う。
ぐために、電機子コイルの特定の相に対して所定
時間励磁電流を供給し、起動時回転子を定位置に
固定する。そして、その後インバータ回路により
電機子コイルに対する励磁電流を切換えて、回転
子を回転させることによつて、この回転子の逆転
動作を防止し、安定した起動を行う。
(発明が解決しようとする問題点)
ところが上述した従来のものでは、電機子コイ
ルの特定の相に対して励磁電流を供給して、回転
子を定位置に固定する際、回転子は振動した後に
安定点に対して収束する状態となり、安定するま
でに時間を要し、ブラシレスモータを起動するま
でに時間がかかるという問題がある。
ルの特定の相に対して励磁電流を供給して、回転
子を定位置に固定する際、回転子は振動した後に
安定点に対して収束する状態となり、安定するま
でに時間を要し、ブラシレスモータを起動するま
でに時間がかかるという問題がある。
そこで本発明は、起動時において、円滑で速や
かな起動制御を行うことである。
かな起動制御を行うことである。
(問題点を解決するための手段)
3相Y結線に接続された電機子コイルと、
この電機子コイルに対して並列状態でY結線に
接続される抵抗回路と、 前記電機子コイルの中性点と前記抵抗回路の中
性点との間の電位差変動に対応して前記電機子コ
イルに対する励磁電流を切換え制御する励磁切換
え信号を発生する信号発生手段と、 この信号発生手段の励磁切換え信号に対応し
て、前記電機子コイルに対する励磁電流を切換え
制御するインバータ回路と、 このインバータ回路により前記電機子コイルに
対する励磁電流を切換えて回転するとともに、複
数極の永久磁石からなる回転子と、 起動時に2相の前記電機子コイルに励磁電流を
流し、残りの1相の前記電機子コイルに前記回転
子の振動により発生する誘起電圧の極性を検出す
る第1の検出手段と、 この第1の検出手段による誘起電圧の特定の極
性と、前記信号発生手段の励磁切換え信号とか
ら、前記回転子の起動位置を検出し、前記インバ
ータ回路にモータ起動信号を入力する第2の検出
手段と、 を有するブラシレスモータの制御装置とすること
である。
接続される抵抗回路と、 前記電機子コイルの中性点と前記抵抗回路の中
性点との間の電位差変動に対応して前記電機子コ
イルに対する励磁電流を切換え制御する励磁切換
え信号を発生する信号発生手段と、 この信号発生手段の励磁切換え信号に対応し
て、前記電機子コイルに対する励磁電流を切換え
制御するインバータ回路と、 このインバータ回路により前記電機子コイルに
対する励磁電流を切換えて回転するとともに、複
数極の永久磁石からなる回転子と、 起動時に2相の前記電機子コイルに励磁電流を
流し、残りの1相の前記電機子コイルに前記回転
子の振動により発生する誘起電圧の極性を検出す
る第1の検出手段と、 この第1の検出手段による誘起電圧の特定の極
性と、前記信号発生手段の励磁切換え信号とか
ら、前記回転子の起動位置を検出し、前記インバ
ータ回路にモータ起動信号を入力する第2の検出
手段と、 を有するブラシレスモータの制御装置とすること
である。
(作用)
1相の電機子コイルの誘起電圧の極性と、3相
の電機子コイルの励磁切換え信号とから、回転子
が起動する位置を検出し、インバータ回路を介し
て、電機子コイルに対する励磁電流を切換えて、
モータを起動する。
の電機子コイルの励磁切換え信号とから、回転子
が起動する位置を検出し、インバータ回路を介し
て、電機子コイルに対する励磁電流を切換えて、
モータを起動する。
(実施例)
以下本発明を図に示す実施例について説明す
る。第1図はブラシレスモータの制御装置を示す
もので、ブラシレスモータ11は、2極の永久磁
石からなる回転子13に対して、電機子コイル1
4を巻装している。この電機子コイル14は、そ
れぞれU相、V相、W相の電機子コイル14a,
14b,14cがY結線されている。
る。第1図はブラシレスモータの制御装置を示す
もので、ブラシレスモータ11は、2極の永久磁
石からなる回転子13に対して、電機子コイル1
4を巻装している。この電機子コイル14は、そ
れぞれU相、V相、W相の電機子コイル14a,
14b,14cがY結線されている。
そして、直流電源19は、起動スイツチ19a
を介して、3相のインバータ回路20に接続され
ている。この3相のインバータ回路20は、それ
ぞれ直流電源19の正極側にエミツタが接続され
た3つのpnp型のトランジスタ20a,20b,
20cと、それぞれ直流電源19の負極側にエミ
ツタが接続された3つのnpn型トランジスタ20
d,20e,20fとから構成される。そして、
トランジスタ20a,20dとの間にU相の電機
子コイル14aが接続され、またトランジスタ2
0b,20eとの間にV相の電機子コイル14b
が接続され、さらにトランジスタ20c,20f
との間にW相の電機子コイル14cが接続されて
いる。また、3相のインバータ回路20と電機子
コイル14との間には、3相の電機子コイル14
の各相にそれぞれ対応するように、抵抗22a〜
22cをY結線した抵抗回路22が接続されてい
る。この抵抗回路22は、回転子13の位置検出
用として用いられる。
を介して、3相のインバータ回路20に接続され
ている。この3相のインバータ回路20は、それ
ぞれ直流電源19の正極側にエミツタが接続され
た3つのpnp型のトランジスタ20a,20b,
20cと、それぞれ直流電源19の負極側にエミ
ツタが接続された3つのnpn型トランジスタ20
d,20e,20fとから構成される。そして、
トランジスタ20a,20dとの間にU相の電機
子コイル14aが接続され、またトランジスタ2
0b,20eとの間にV相の電機子コイル14b
が接続され、さらにトランジスタ20c,20f
との間にW相の電機子コイル14cが接続されて
いる。また、3相のインバータ回路20と電機子
コイル14との間には、3相の電機子コイル14
の各相にそれぞれ対応するように、抵抗22a〜
22cをY結線した抵抗回路22が接続されてい
る。この抵抗回路22は、回転子13の位置検出
用として用いられる。
また、抵抗回路22の中性点の電圧VMおよび
電機子コイル14の中性点の電圧VNを差動増幅
器31に入力している。そして、この差動増幅器
31により、上記中性点間の電圧VNMを検出して
いる。また、この検出した電圧を積分器32に入
力し、積分した出力を零クロスコンパレータ33
に入力する。ここで、差動増幅器31と積分器3
2と零クロスコンパレータ33とで信号発生手段
を構成している。そして、零クロスコンパレータ
33の出力をリングカウンタ回路35に入力す
る。このリングカウンタ回路35は、零クロスコ
ンパレータ33の出力に応じて、ベース駆動回路
36を介して、3相のインバータ回路20のトラ
ンジスタ20a〜20fの通電(励磁パターン)
を制御する。また、ベース駆動回路36はリング
カウンタ回路35の出力を増幅するものである。
電機子コイル14の中性点の電圧VNを差動増幅
器31に入力している。そして、この差動増幅器
31により、上記中性点間の電圧VNMを検出して
いる。また、この検出した電圧を積分器32に入
力し、積分した出力を零クロスコンパレータ33
に入力する。ここで、差動増幅器31と積分器3
2と零クロスコンパレータ33とで信号発生手段
を構成している。そして、零クロスコンパレータ
33の出力をリングカウンタ回路35に入力す
る。このリングカウンタ回路35は、零クロスコ
ンパレータ33の出力に応じて、ベース駆動回路
36を介して、3相のインバータ回路20のトラ
ンジスタ20a〜20fの通電(励磁パターン)
を制御する。また、ベース駆動回路36はリング
カウンタ回路35の出力を増幅するものである。
そして、W相の電機子コイル14cの両端に
は、第1の検出手段をなすコンパレータ41が接
続されている。このコンパレータ41は、回転子
13の振動に伴い発生する誘起電圧EWの極性を
検出する。また、コンパレータ41の出力を第2
の検出手段をなすDフリツプ・フロツプ42のD
端子(データ)に入力している。そして、CP端
子(クロツクパルス)には、零クロスコンパレー
タ33の出力が入力されている。また、Dフリツ
プ・フロツプ42の初期状態はリセツト回路43
の出力により、1レベルにプリセツトされる。さ
らに、Dフリツプ・フロツプ42のQ端子(出
力)は、起動タイマ回路44に入力されている。
そして、リセツト回路43と起動タイマ回路44
とで起動回路40を構成する。また、リセツト回
路43は起動スイツチ19aの投入時および零ク
ロスコンパレータ33の出力信号が一定時間得ら
れない時、ブラシレスモータ11を再起動するた
めに、リセツト信号を発生し、Dフリツプ・フロ
ツプ42および起動タイマ回路44に出力する。
起動タイマ回路44は、リセツト回路43のリセ
ツト信号により、リングカウンタ回路35を初期
励磁パターンにセツトする信号をリングカウンタ
回路35に入力する。同時に、タイマが動作し、
Dフリツプ・フロツプ42の出力の立ち下がり、
またはタイマ終了時にはリングカウンタ回路35
の励磁パターンを2ステツプ進める信号をリング
カウンタ回路35に入力する。
は、第1の検出手段をなすコンパレータ41が接
続されている。このコンパレータ41は、回転子
13の振動に伴い発生する誘起電圧EWの極性を
検出する。また、コンパレータ41の出力を第2
の検出手段をなすDフリツプ・フロツプ42のD
端子(データ)に入力している。そして、CP端
子(クロツクパルス)には、零クロスコンパレー
タ33の出力が入力されている。また、Dフリツ
プ・フロツプ42の初期状態はリセツト回路43
の出力により、1レベルにプリセツトされる。さ
らに、Dフリツプ・フロツプ42のQ端子(出
力)は、起動タイマ回路44に入力されている。
そして、リセツト回路43と起動タイマ回路44
とで起動回路40を構成する。また、リセツト回
路43は起動スイツチ19aの投入時および零ク
ロスコンパレータ33の出力信号が一定時間得ら
れない時、ブラシレスモータ11を再起動するた
めに、リセツト信号を発生し、Dフリツプ・フロ
ツプ42および起動タイマ回路44に出力する。
起動タイマ回路44は、リセツト回路43のリセ
ツト信号により、リングカウンタ回路35を初期
励磁パターンにセツトする信号をリングカウンタ
回路35に入力する。同時に、タイマが動作し、
Dフリツプ・フロツプ42の出力の立ち下がり、
またはタイマ終了時にはリングカウンタ回路35
の励磁パターンを2ステツプ進める信号をリング
カウンタ回路35に入力する。
ここで、インバータ回路20からの各U相、V
相、W相の端子電圧をそれぞれVu,Vv,Vw、
ブラシレスモータ11の電機子コイル14の各U
相、V相、W相の誘起電圧をEu,Ev,Ew、電機
子コイル14の中性点電位をVN、抵抗回路22
の中性点電位をVM、上記両中性点相互間の電位
差をVNMとすると、その各電位は、 VM=(1/3)(Vu+Vv+Vw) VN=(1/3){(Vu−Eu)+(Vv−Ev)+(Vw
−Ew)} となる。また、中性点相互間の電位差は、 VNM=(1/3)(Eu+Ev+Ew) となり、これは電機子コイル14各相の誘起電圧
の総和となり、インバータ20からの印加電圧を
除去できる。
相、W相の端子電圧をそれぞれVu,Vv,Vw、
ブラシレスモータ11の電機子コイル14の各U
相、V相、W相の誘起電圧をEu,Ev,Ew、電機
子コイル14の中性点電位をVN、抵抗回路22
の中性点電位をVM、上記両中性点相互間の電位
差をVNMとすると、その各電位は、 VM=(1/3)(Vu+Vv+Vw) VN=(1/3){(Vu−Eu)+(Vv−Ev)+(Vw
−Ew)} となる。また、中性点相互間の電位差は、 VNM=(1/3)(Eu+Ev+Ew) となり、これは電機子コイル14各相の誘起電圧
の総和となり、インバータ20からの印加電圧を
除去できる。
ここで、電機子コイル14の各相の誘起電圧
Eu,Ev,Ewがそれぞれ第2図A〜Cで示すよう
に120度台形波とすると、差動増幅器31により
得られる電位差VNMは第2図Dに示すように誘起
電圧の3倍の周波数の三角波の状態となる。この
ような電圧波形の状態で、電機子コイル14に通
電する区間は、各誘起電圧の平坦状態となる部分
(第2図A〜Cで斜線で示す部分)となるもので
あり、励磁相の切換え点は、電位差VNMのピーク
点と一致する状態となる。しかし、上記VNMのピ
ーク点を検出することは、モータ回転数によつて
電位差VNMの振幅が変動するため、ピーク点を正
確に検出することが困難である。また、ノイズ信
号が存在するような場合には、VNMのピーク点を
正確に捕えることが難しい。
Eu,Ev,Ewがそれぞれ第2図A〜Cで示すよう
に120度台形波とすると、差動増幅器31により
得られる電位差VNMは第2図Dに示すように誘起
電圧の3倍の周波数の三角波の状態となる。この
ような電圧波形の状態で、電機子コイル14に通
電する区間は、各誘起電圧の平坦状態となる部分
(第2図A〜Cで斜線で示す部分)となるもので
あり、励磁相の切換え点は、電位差VNMのピーク
点と一致する状態となる。しかし、上記VNMのピ
ーク点を検出することは、モータ回転数によつて
電位差VNMの振幅が変動するため、ピーク点を正
確に検出することが困難である。また、ノイズ信
号が存在するような場合には、VNMのピーク点を
正確に捕えることが難しい。
このため、この電位差VNMは積分器32におい
て積分して、第4図Eに示すような積分波形と
し、その零クロス点を検出するようにする。この
ようにすれば、モータの回転数に対して振幅の変
化しない波形となり、低速回転時においてその検
出が容易になる状態となり、しかもノイズに対し
て強い状態となる。また、誘起電圧が鎖交磁束の
変化率に比例することから、電機子コイル14の
各相の鎖交磁束をそれぞれ、φu,φv,φwとする
と、 VNM=(1/3)(Eu+Ev+Ew) =(1/3){−k(φu/dt)−k(φu/dt)−k
(φw/dt)} となり、電位差VNMの積分は、 ∫VNMdt=−(k/3)(φu+φv+φw) となり、ブラシレスモータ11の回転数には関係
なく、低速から一定の振幅で検出できる。
て積分して、第4図Eに示すような積分波形と
し、その零クロス点を検出するようにする。この
ようにすれば、モータの回転数に対して振幅の変
化しない波形となり、低速回転時においてその検
出が容易になる状態となり、しかもノイズに対し
て強い状態となる。また、誘起電圧が鎖交磁束の
変化率に比例することから、電機子コイル14の
各相の鎖交磁束をそれぞれ、φu,φv,φwとする
と、 VNM=(1/3)(Eu+Ev+Ew) =(1/3){−k(φu/dt)−k(φu/dt)−k
(φw/dt)} となり、電位差VNMの積分は、 ∫VNMdt=−(k/3)(φu+φv+φw) となり、ブラシレスモータ11の回転数には関係
なく、低速から一定の振幅で検出できる。
そして、積分器32で得た波形を、零クロスコ
ンパレータ33に入力して、第2図Fに示す短波
形を出力する。この短波形は励磁切換え信号とな
り、リングカウンタ回路35に入力する。また、
このリングカウンタ回路35は、零クロスコンパ
レータ33の短波形の立ち上がり、立ち下がりに
同期して、3相のインバータ回路20の各トラン
ジスタ20a〜20fの駆動信号を順次発生す
る。ここで、第2図G〜Lは、各トランジスタ2
0a〜20fの通電信号を示すものである。ま
た、第2図Mの番号は導通しているトランジスタ
を示すものである。
ンパレータ33に入力して、第2図Fに示す短波
形を出力する。この短波形は励磁切換え信号とな
り、リングカウンタ回路35に入力する。また、
このリングカウンタ回路35は、零クロスコンパ
レータ33の短波形の立ち上がり、立ち下がりに
同期して、3相のインバータ回路20の各トラン
ジスタ20a〜20fの駆動信号を順次発生す
る。ここで、第2図G〜Lは、各トランジスタ2
0a〜20fの通電信号を示すものである。ま
た、第2図Mの番号は導通しているトランジスタ
を示すものである。
まず、3相インバータ回路20の各トランジス
タ20a〜20fを導通させることによるブラシ
レスモータ11の電機子コイル14の励磁パター
ンを示す。励磁パターンは、Y結線された3相
(U相、V相、W相)の内の任意の2相にその双
方向に電流を供給するため、第3図A〜Fに示す
6種類の励磁パターンがある。図中に示した〔u
−v〕は、第1図のトランジスタ20aおよび2
0eを導通させ、U相からV相へと電流を流し、
励磁することを示しており、コイル部の矢印は電
流の向きを示す。ここで、第3図A〜Fに示すよ
うに、〔u−v〕→〔u−w〕→〔v−w〕→
〔v−u〕→〔w−v〕→〔w−v〕→〔u−v〕
の順序で励磁を切換えれば、一定の方向の回転磁
界が発生する。この順次を逆にすれば、前記の場
合と反対方向の回転磁界が発生する。
タ20a〜20fを導通させることによるブラシ
レスモータ11の電機子コイル14の励磁パター
ンを示す。励磁パターンは、Y結線された3相
(U相、V相、W相)の内の任意の2相にその双
方向に電流を供給するため、第3図A〜Fに示す
6種類の励磁パターンがある。図中に示した〔u
−v〕は、第1図のトランジスタ20aおよび2
0eを導通させ、U相からV相へと電流を流し、
励磁することを示しており、コイル部の矢印は電
流の向きを示す。ここで、第3図A〜Fに示すよ
うに、〔u−v〕→〔u−w〕→〔v−w〕→
〔v−u〕→〔w−v〕→〔w−v〕→〔u−v〕
の順序で励磁を切換えれば、一定の方向の回転磁
界が発生する。この順次を逆にすれば、前記の場
合と反対方向の回転磁界が発生する。
以下、第3図に示す励磁順次を行つた場合につ
いて説明する。前述の中性点間電位差VNMの積分
波形のゼロクロス点(零クロスコンパレータ33
の出力の立ち上がりまたは立ち下がり)を検出す
ると、この励磁パターンが1ステツプ進む。つま
り〔u−v〕という励磁パターンであつたものが
〔u−w〕という励磁パターンに1ステツプ移行
するわけで、以後、ゼロクロス点を検出するごと
に、〔v−w〕→〔v−u〕→〔w−u〕……と
励磁を進める。この様にゼロクロス点に同期し
て、第2図G〜Lに示す励磁パターンをつくるの
が、リングカウンタ回路35である。そして、こ
のリングカウンタ回路35の出力に対応して、第
2図Mに示すように各トランジスタ20a〜20
fを導通させ、回転子13の位置に同期した回転
磁界を各電機子コイル14a〜14cに発生させ
れば、ブラシレスモータ11を運転できる。
いて説明する。前述の中性点間電位差VNMの積分
波形のゼロクロス点(零クロスコンパレータ33
の出力の立ち上がりまたは立ち下がり)を検出す
ると、この励磁パターンが1ステツプ進む。つま
り〔u−v〕という励磁パターンであつたものが
〔u−w〕という励磁パターンに1ステツプ移行
するわけで、以後、ゼロクロス点を検出するごと
に、〔v−w〕→〔v−u〕→〔w−u〕……と
励磁を進める。この様にゼロクロス点に同期し
て、第2図G〜Lに示す励磁パターンをつくるの
が、リングカウンタ回路35である。そして、こ
のリングカウンタ回路35の出力に対応して、第
2図Mに示すように各トランジスタ20a〜20
fを導通させ、回転子13の位置に同期した回転
磁界を各電機子コイル14a〜14cに発生させ
れば、ブラシレスモータ11を運転できる。
第4図において、13は永久磁石からなる2極
の回転子、10a〜10cは3相固定子歯部、1
0はハウジング、14aはU相電機子コイル、1
4bはV相電機子コイル、14cはW相電機子コ
イルである。このモデルにおいて、第3図Aに示
す〔u−v〕励磁パターンを行うと、電機子コイ
ル14aおよび14bにN極およびS極が設定さ
れる。
の回転子、10a〜10cは3相固定子歯部、1
0はハウジング、14aはU相電機子コイル、1
4bはV相電機子コイル、14cはW相電機子コ
イルである。このモデルにおいて、第3図Aに示
す〔u−v〕励磁パターンを行うと、電機子コイ
ル14aおよび14bにN極およびS極が設定さ
れる。
そして、モータ11を起動する前には、回転子
13の永久磁石と固定子との間に働く吸引力(デ
イテントトルク)により、回転子13は第5図A
〜Fに示した6通りの位置のいずれか1つの状態
に必ず静止設定される。第4図に示した状態とす
る〔u−v〕励磁パターンによる安定点を原点p
とすると、回転子13は±30度、±90度、±150度
の位置に静止する。
13の永久磁石と固定子との間に働く吸引力(デ
イテントトルク)により、回転子13は第5図A
〜Fに示した6通りの位置のいずれか1つの状態
に必ず静止設定される。第4図に示した状態とす
る〔u−v〕励磁パターンによる安定点を原点p
とすると、回転子13は±30度、±90度、±150度
の位置に静止する。
起動時において、特定の例えば第4図に示す
〔u−v〕励磁パターンを行うと、回転子13は
第5図に示す起動前の静止位置(±30°、±90°、±
150°)より移動する。そして、第6図に示すよう
に、前記安定点を中心に減衰振動をした後に、収
束する。この図では、安定点に対して左右対象で
あるため、この片側(−30°、−90°、−150°)につ
いてのみ示している。また、この図は、横軸に時
間、縦軸に角度をとつて示した実験結果である。
〔u−v〕励磁パターンを行うと、回転子13は
第5図に示す起動前の静止位置(±30°、±90°、±
150°)より移動する。そして、第6図に示すよう
に、前記安定点を中心に減衰振動をした後に、収
束する。この図では、安定点に対して左右対象で
あるため、この片側(−30°、−90°、−150°)につ
いてのみ示している。また、この図は、横軸に時
間、縦軸に角度をとつて示した実験結果である。
そこで、本発明においては、振動している回転
子13を収束する位置を通過した時に、回転子1
3が回転させたい方向と同じ方向の速度をもつて
いれば、その時にインバータ回路20により、電
機子コイル14に対する励磁電流を切換え制御
し、モータ11の滑らかな起動を実現するもので
ある。
子13を収束する位置を通過した時に、回転子1
3が回転させたい方向と同じ方向の速度をもつて
いれば、その時にインバータ回路20により、電
機子コイル14に対する励磁電流を切換え制御
し、モータ11の滑らかな起動を実現するもので
ある。
以下、ブラシレスモータ11の起動について説
明する。第7図は第5図E,Fに示すように回転
子13の初期状態が±150°の時を示すもので、こ
の第7図において、回転子13の安定点にあり、
かつ回転方向と同じ速度成分を持つている点は、
図中b1,b2……bo(起動点)である。従つて、従
来、回転子13の振動が収束するa点まで、位置
決めした後、ブラシレスモータ11を起動してい
たものを、上記b1,b2…boの点で起動することに
より、モータ11を起動するまでの時間を短縮す
ることができる。また、第7図中のb1点で、モー
タ11を起動すれば、モータ11を起動するまで
の時間が最も短縮できる。そこで、b1点の検出に
ついて説明する。
明する。第7図は第5図E,Fに示すように回転
子13の初期状態が±150°の時を示すもので、こ
の第7図において、回転子13の安定点にあり、
かつ回転方向と同じ速度成分を持つている点は、
図中b1,b2……bo(起動点)である。従つて、従
来、回転子13の振動が収束するa点まで、位置
決めした後、ブラシレスモータ11を起動してい
たものを、上記b1,b2…boの点で起動することに
より、モータ11を起動するまでの時間を短縮す
ることができる。また、第7図中のb1点で、モー
タ11を起動すれば、モータ11を起動するまで
の時間が最も短縮できる。そこで、b1点の検出に
ついて説明する。
ブラシレスモータ11を起動する時、特定の励
磁パターン〔u−v〕より、U相およびV相の電
機子コイル14a,14bを励磁する。この時、
第4図に示すように、固定子歯部10a,10b
がそれぞれN極、S極に励磁され、回転子13が
振動する。この回転子13の振動により、残りの
W相の巻線には誘起電圧Ewが発生する。第8図
A,Bは、起動前の回転子13の位置が±150度
の点に停止していた場合に、U相およびV相に励
磁電流を流した後の、それぞれ時間に対する回転
子13の位置と、W相に誘起される誘起電圧Ew
を示している。
磁パターン〔u−v〕より、U相およびV相の電
機子コイル14a,14bを励磁する。この時、
第4図に示すように、固定子歯部10a,10b
がそれぞれN極、S極に励磁され、回転子13が
振動する。この回転子13の振動により、残りの
W相の巻線には誘起電圧Ewが発生する。第8図
A,Bは、起動前の回転子13の位置が±150度
の点に停止していた場合に、U相およびV相に励
磁電流を流した後の、それぞれ時間に対する回転
子13の位置と、W相に誘起される誘起電圧Ew
を示している。
また、第9図に示す波形モデルにより、b1点の
検出原理を詳細に説明する。そして、電機子コイ
ル14の各相の誘起電圧を120度台形波とすると、
電機子コイル14の各相の鎖交磁束φu,φv,φw
は第9図Aとなる。ここで、原点0°は、初期励磁
パターン〔u−v〕における回転子13の安定点
であり、回転子13が振動中にこの点を正方向に
通過する点が起動点b1である。W相の電機子コイ
ル14cの誘起電圧Ewは、θを回転子13の原
点に対する回転角とすると、 Ew=−k(dφw/dt) =−k(dφw/dθ)・(dθ/dt) となり、W相の鎖交磁束の変化率(dφw/dθ)
と回転子13の回転速度の積になる。ここで、
dφw/dθを第9図Cに示す。
検出原理を詳細に説明する。そして、電機子コイ
ル14の各相の誘起電圧を120度台形波とすると、
電機子コイル14の各相の鎖交磁束φu,φv,φw
は第9図Aとなる。ここで、原点0°は、初期励磁
パターン〔u−v〕における回転子13の安定点
であり、回転子13が振動中にこの点を正方向に
通過する点が起動点b1である。W相の電機子コイ
ル14cの誘起電圧Ewは、θを回転子13の原
点に対する回転角とすると、 Ew=−k(dφw/dt) =−k(dφw/dθ)・(dθ/dt) となり、W相の鎖交磁束の変化率(dφw/dθ)
と回転子13の回転速度の積になる。ここで、
dφw/dθを第9図Cに示す。
ここで、回転子13の振動時における回転速度
に関係なく、起動点b1を検出するため、W相に発
生する誘起電圧Ewの極性に着目すると、回転子
13が正方向に振動するときのW相の誘起電圧
Ewの極性は、第9図Dに示すように負となり、
負方向に振動する場合、第9図Fに示すように正
となる。
に関係なく、起動点b1を検出するため、W相に発
生する誘起電圧Ewの極性に着目すると、回転子
13が正方向に振動するときのW相の誘起電圧
Ewの極性は、第9図Dに示すように負となり、
負方向に振動する場合、第9図Fに示すように正
となる。
また、回転子13の位置検出に用いられている
中性点間電位差VNMの積分は ∫VNMdt=−(3/k)(φu+φv+φw)となり、
この波形を第9図Bに示す。そして、上記積分波
形から零クロスコンパレータ33により整形した
励磁切換信号を、回転子13が正方向に振動する
ときを第9図Eに、負方向に振動する場合を第9
図Gに示す。
中性点間電位差VNMの積分は ∫VNMdt=−(3/k)(φu+φv+φw)となり、
この波形を第9図Bに示す。そして、上記積分波
形から零クロスコンパレータ33により整形した
励磁切換信号を、回転子13が正方向に振動する
ときを第9図Eに、負方向に振動する場合を第9
図Gに示す。
また、回転子13が永久磁石からなるブラシレ
スモータ11には、デイテントトルクがあるた
め、起動時に特定相励磁(この例では〔u−v〕
励磁パターン)する以前の回転子13の位置は、
前記第5図に示す±30°、±90°、±150°の6点であ
るため、振動する回転子13の角度θの範囲は−
150°<θ<150°でよい。
スモータ11には、デイテントトルクがあるた
め、起動時に特定相励磁(この例では〔u−v〕
励磁パターン)する以前の回転子13の位置は、
前記第5図に示す±30°、±90°、±150°の6点であ
るため、振動する回転子13の角度θの範囲は−
150°<θ<150°でよい。
第9図D,EおよびF,Gの示す無励磁相(W
相)の誘起電圧Ewの極性と、中性点間電位差
VNMより得られる励磁切換信号の組合せを、励磁
切換信号のパルスエツジに着目すると、第9図中
,,,,,,,,,の10点
となり、この組合せを第10図に示す。
相)の誘起電圧Ewの極性と、中性点間電位差
VNMより得られる励磁切換信号の組合せを、励磁
切換信号のパルスエツジに着目すると、第9図中
,,,,,,,,,の10点
となり、この組合せを第10図に示す。
前記振動起動法を実現するための検出すべく起
動点(安定点を正方向に通過する点)はであ
り、このとき無励磁相(W相)の誘起電圧Ewの
極性が負でかつ、中性点間電位VNMによる励磁切
換信号の立ち上がりとなる。そして、上記組合せ
は、〜の組合せ中唯一となる。
動点(安定点を正方向に通過する点)はであ
り、このとき無励磁相(W相)の誘起電圧Ewの
極性が負でかつ、中性点間電位VNMによる励磁切
換信号の立ち上がりとなる。そして、上記組合せ
は、〜の組合せ中唯一となる。
以上、起動時の特定相励磁中、無励磁相となる
電機子コイルに回転子13の振動に伴い発生する
誘起電圧の極性と、電機子コイルの中性点と電機
子コイルに並列にY結線された検出抵抗の中性点
電位から得られる励磁切換信号のパルスエツジを
組合せることで、回転子13の振動中に起動点を
検出できる。
電機子コイルに回転子13の振動に伴い発生する
誘起電圧の極性と、電機子コイルの中性点と電機
子コイルに並列にY結線された検出抵抗の中性点
電位から得られる励磁切換信号のパルスエツジを
組合せることで、回転子13の振動中に起動点を
検出できる。
次に、ブラシレスモータ11の起動について説
明する。第1図および第13図において、起動ス
イツチ19aを閉じると、リセツト回路43のリ
セツト信号が起動タイマ回路44に入力される。
このリセツト信号により、起動タイマ回路44は
リングカウンタ回路35を初期励磁パターン〔u
−v〕にセツトする信号を発生する。この信号に
より、リングカウンタ回路35は、ベース駆動回
路36を介して、トランジスタ20a,20eを
導通する。そして、このトランジスタ20a,2
0eの導通により、U相の電機子コイル14aと
V相の電機子コイル14bに電源19より、電流
を流す。また、上述したように、回転子13の振
動により、W相の電機子コイル14cに発生する
誘起電圧Ewをコンパレータ41に入力する。そ
して、回転子13を右方向(第1図に示す矢印方
向)に回転させたい時には、第11図Cおよび第
13図Dに示すEwの極性が負であるため、Dフ
リツプ・フロツプ42のD(データ)端子に、0
レベルが入力され、また、第11図Dおよび第1
3図E示す零クロスコンパレータ33の出力であ
る励磁切換信号の立ち上がりを検出して、Dフリ
ツプ・フロツプ42のCP(クロツクパルス)端子
に1レベルが入力される。従つて、第11図Eに
示すように、Dフリツプ・フロツプ42のQ端子
(出力)は1レベルから0レベルを出力する。こ
の時の立ち下がりの信号を、起動点b1の検出信号
として、起動タイマ回路35に入力する。この信
号により、リングカウンタ回路35の出力が立ち
下がり、リングカウンタ回路35の励磁パターン
を2ステツプ進める。つまり、第12図Aに示す
〔u−v〕の励磁パターンを〔v−w〕の励磁パ
ターンに移す。
明する。第1図および第13図において、起動ス
イツチ19aを閉じると、リセツト回路43のリ
セツト信号が起動タイマ回路44に入力される。
このリセツト信号により、起動タイマ回路44は
リングカウンタ回路35を初期励磁パターン〔u
−v〕にセツトする信号を発生する。この信号に
より、リングカウンタ回路35は、ベース駆動回
路36を介して、トランジスタ20a,20eを
導通する。そして、このトランジスタ20a,2
0eの導通により、U相の電機子コイル14aと
V相の電機子コイル14bに電源19より、電流
を流す。また、上述したように、回転子13の振
動により、W相の電機子コイル14cに発生する
誘起電圧Ewをコンパレータ41に入力する。そ
して、回転子13を右方向(第1図に示す矢印方
向)に回転させたい時には、第11図Cおよび第
13図Dに示すEwの極性が負であるため、Dフ
リツプ・フロツプ42のD(データ)端子に、0
レベルが入力され、また、第11図Dおよび第1
3図E示す零クロスコンパレータ33の出力であ
る励磁切換信号の立ち上がりを検出して、Dフリ
ツプ・フロツプ42のCP(クロツクパルス)端子
に1レベルが入力される。従つて、第11図Eに
示すように、Dフリツプ・フロツプ42のQ端子
(出力)は1レベルから0レベルを出力する。こ
の時の立ち下がりの信号を、起動点b1の検出信号
として、起動タイマ回路35に入力する。この信
号により、リングカウンタ回路35の出力が立ち
下がり、リングカウンタ回路35の励磁パターン
を2ステツプ進める。つまり、第12図Aに示す
〔u−v〕の励磁パターンを〔v−w〕の励磁パ
ターンに移す。
つまり、リングカウンタ回路35により、3相
のインバータ回路20のトランジスタ20b,2
0fを導通させる。これにより、回転子13は右
回転し、第12図Cに示すように、この励磁パタ
ーンの安定位置に向つて移動する。そして、第1
3図Eに示すように、零クロスコンパレータ33
の立ち下がりに応じて、リングカウンタ回路35
は励磁パターンを〔v−w〕から〔v−u〕に変
える。この励磁パターン切換え直後の状態では第
12図Dに示すような状態になる。そして、第1
3図Eに示すように、零クロスコンパレータ33
の立ち上がりおよび立ち下がり(60度毎)に応じ
て、リングカウンタ回路35により、3相のイン
バータ回路20を介して、電機子コイル14に流
れる各相の電流を切り換え、第13図Hに示すよ
うに順次励磁パターンを変える。
のインバータ回路20のトランジスタ20b,2
0fを導通させる。これにより、回転子13は右
回転し、第12図Cに示すように、この励磁パタ
ーンの安定位置に向つて移動する。そして、第1
3図Eに示すように、零クロスコンパレータ33
の立ち下がりに応じて、リングカウンタ回路35
は励磁パターンを〔v−w〕から〔v−u〕に変
える。この励磁パターン切換え直後の状態では第
12図Dに示すような状態になる。そして、第1
3図Eに示すように、零クロスコンパレータ33
の立ち上がりおよび立ち下がり(60度毎)に応じ
て、リングカウンタ回路35により、3相のイン
バータ回路20を介して、電機子コイル14に流
れる各相の電流を切り換え、第13図Hに示すよ
うに順次励磁パターンを変える。
そして、回転子13を回転させて、ブラシレス
モータ11を起動させる。
モータ11を起動させる。
従つて、第13図に示すように、電機子コイル
14のU相およびV相に励磁して、回転子13の
位置決めを行い、その際回転子13が回転方向と
同一の方向の速度をもつて収束位置を通過する点
を検出し、リングカウンタ回路35に信号を送
り、3相のインバータ回路20を介してすぐ回転
子13を回転させて、ブラシレスモータ11を起
動しているため、回転子13が収束位置に落ち着
くまでの時間を持つ必要がなく、応答性の向上を
計ることができる。
14のU相およびV相に励磁して、回転子13の
位置決めを行い、その際回転子13が回転方向と
同一の方向の速度をもつて収束位置を通過する点
を検出し、リングカウンタ回路35に信号を送
り、3相のインバータ回路20を介してすぐ回転
子13を回転させて、ブラシレスモータ11を起
動しているため、回転子13が収束位置に落ち着
くまでの時間を持つ必要がなく、応答性の向上を
計ることができる。
また、W相の電機子コイル13cに発生する誘
起電圧の極性と、中性点電位の零クロス点とを検
出して、ブラシレスモータ11の起動点b1を決定
しているので、回転子13が回転方向と同一の方
向の速度をもつて収束位置を通過する点を、確実
に検出することができる。
起電圧の極性と、中性点電位の零クロス点とを検
出して、ブラシレスモータ11の起動点b1を決定
しているので、回転子13が回転方向と同一の方
向の速度をもつて収束位置を通過する点を、確実
に検出することができる。
また、第14図においては、回転子13の停止
位置が初期励磁パターン〔u−v〕により安定す
る位置に対し、最も近い+30°の位置にあり、か
つ負荷条件等の原因で起動時の初期励磁パターン
〔u−v〕を行つても、回転子13が振動せずに
安定点に移動し、本発明による起動点を検出でき
ない場合の例である。この場合、回転子13は安
定点近傍に収束しているため、起動点にいるもの
とみなし起動可能である。そこで、第14図Aの
起動スイツチ19aの投入により発生するリセツ
ト信号第14図Bにより、起動タイマ回路44は
イニシヤライズされ、T1時間の計測を始める。
この時、起動タイマ回路44の出力第14図Gは
1レベルとなり、リングカウンタ回路35は、初
期励磁パターン〔u−v〕第14図Hとなる。そ
して、起動時の初期励磁〔u−v〕を行つてから
定められた一定時間T内に、起動点検出信号が得
られない場合に、T1時間のタイマ終了により、
図中B点で、起動タイマ回路44の出力は0レベ
ルに変化する。次に、リングカウンタ回路35に
信号を発生し、強制的に励磁パターンを2ステツ
プ〔v−w〕進める。そして、回転子13を回転
させ、零クロスコンパレータ33の変位によつ
て、順次励磁パターンを切換えてブラシレスモー
タ11を起動する。従つて、回転子13が振動せ
ずに安定点に止まつてしまつた場合にも確実にブ
ラシレスモータ11の起動を行うことができる。
位置が初期励磁パターン〔u−v〕により安定す
る位置に対し、最も近い+30°の位置にあり、か
つ負荷条件等の原因で起動時の初期励磁パターン
〔u−v〕を行つても、回転子13が振動せずに
安定点に移動し、本発明による起動点を検出でき
ない場合の例である。この場合、回転子13は安
定点近傍に収束しているため、起動点にいるもの
とみなし起動可能である。そこで、第14図Aの
起動スイツチ19aの投入により発生するリセツ
ト信号第14図Bにより、起動タイマ回路44は
イニシヤライズされ、T1時間の計測を始める。
この時、起動タイマ回路44の出力第14図Gは
1レベルとなり、リングカウンタ回路35は、初
期励磁パターン〔u−v〕第14図Hとなる。そ
して、起動時の初期励磁〔u−v〕を行つてから
定められた一定時間T内に、起動点検出信号が得
られない場合に、T1時間のタイマ終了により、
図中B点で、起動タイマ回路44の出力は0レベ
ルに変化する。次に、リングカウンタ回路35に
信号を発生し、強制的に励磁パターンを2ステツ
プ〔v−w〕進める。そして、回転子13を回転
させ、零クロスコンパレータ33の変位によつ
て、順次励磁パターンを切換えてブラシレスモー
タ11を起動する。従つて、回転子13が振動せ
ずに安定点に止まつてしまつた場合にも確実にブ
ラシレスモータ11の起動を行うことができる。
なお、第15図に示す他の実施例においては、
マイクロコンピユータ(MPU)60を用いてい
る。そして、零クロスコンパレータ33の出力で
ある励磁切換え信号は、マイクロコンピユータ6
0の外部割込む端子と入力ポートに接続され、割
込みは上記励磁切換え信号の立ち上がりおよび立
ち下がり時に行われる。また、コンパレータ41
の出力および起動スイツチ19aはとマイクロコ
ンピユータ60の入力ポートに接続されている。
さらに、マイクロコンピユータ60の出力ポート
は、ベース駆動回路36に接続されている。
マイクロコンピユータ(MPU)60を用いてい
る。そして、零クロスコンパレータ33の出力で
ある励磁切換え信号は、マイクロコンピユータ6
0の外部割込む端子と入力ポートに接続され、割
込みは上記励磁切換え信号の立ち上がりおよび立
ち下がり時に行われる。また、コンパレータ41
の出力および起動スイツチ19aはとマイクロコ
ンピユータ60の入力ポートに接続されている。
さらに、マイクロコンピユータ60の出力ポート
は、ベース駆動回路36に接続されている。
ここで、第16図A,Bに示すフローチヤート
で作動を説明する。ステツプS1で、起動スイツ
チ19aの状態を入力し、ステツプS2で起動ス
イツチがONならばステツプS4に進み、ONして
いない場合はステツプ3に進み、ベース駆動回路
への出力をすべてOFFしてステツプS1に戻り起
動スイツチがONされるのを待つ。ステツプS4で
は、起動タイマT1により所定時間t1をセツトする
と共に、ステツプS5で、3相のインバータ回路
20に初期励磁パターン〔u−v〕を入力する。
その後、ステツプS6で起動フラグを1として、
ステツプS7に進み、ここで割込み許可をする。
そして、第15図に示す零クロスコンパレータ3
3の出力の立ち上がりまたは立ち下がりでMPU
60に割込みが発生し、第16図Bに示す割込み
が始まり、起動フラグ1より、ステツプS61に進
む。このステツプS61では零クロスコンパレータ
33の出力が1レベルである時に、ステツプS62
に進み、ここでコンパレータ41の出力が0レベ
ルの時に、ステツプS63に進む。また、ステツプ
S63では、起動タイマをT1として、ステツプS8に
進んで、ここで、起動タイマがT1であるため、
さらにステツプS9に進む。また、ステツプS61で
零クロスコンパレータ33の出力が1レベルでな
い場合や、ステツプS62でコンパレータ41の出
力で0レベルでない場合には、起動フラグ1に戻
る。そして、ステツプS8では、起動タイマがT1
に達するまで、起動フラグ1を行う。また、零ク
ロスコンパレータ33の出力が1レベルでなく、
コンパレータ41の出力が0レベルでない場合で
も起動タイマがT1になつた場合には、ステツプ
S9に進む。このステツプS9で起動フラグを0と
して、第16図Bの起動フラグ0に進む。また、
ステツプS10に進み、3相のインバータ回路20
を初期励磁パターン〔u−v〕に対して、2ステ
ツプ進んだ励磁パターン(v−w〕にする。ここ
では、ステツプS91において、零クロスコンパレ
ータ33の出力が0の時に、ステツプS92で起動
フラグを2とすると共に、ステツプS93で、3相
のインバータ回路20を励磁パターン〔v−w〕
より1ステツプ進んだ励磁パターン〔v−u〕に
する。そして、起動フラグ2で、順次3相のイン
バータ回路20の励磁パターンを1ステツプ毎進
める。従つて、ブラシレスモータ11を起動する
ことができる。また、〔v−w〕励磁した後、ス
テツプS11に進んで、このステツプS11で再起動
タイマT2をセツトする。そして、ステツプS94で
励磁パターンを1ステツプ進める毎に、ステツプ
S95で、再起動タイマT2を初期状態t2にセツトす
る。また、ステツプS12で、零クロスコンパレー
タ33の出力が0にならずに、順次励磁パターン
が進まない時に、所定時間t2をカウントし、再起
動タイマT2が0になつた場合(ブラシレスモー
タ11の起動が行われないと判断する)に、ステ
ツプS13に進む。そして、ステツプS13で割込み
禁止を行い、再起動するために、ステツプS1に
戻る。
で作動を説明する。ステツプS1で、起動スイツ
チ19aの状態を入力し、ステツプS2で起動ス
イツチがONならばステツプS4に進み、ONして
いない場合はステツプ3に進み、ベース駆動回路
への出力をすべてOFFしてステツプS1に戻り起
動スイツチがONされるのを待つ。ステツプS4で
は、起動タイマT1により所定時間t1をセツトする
と共に、ステツプS5で、3相のインバータ回路
20に初期励磁パターン〔u−v〕を入力する。
その後、ステツプS6で起動フラグを1として、
ステツプS7に進み、ここで割込み許可をする。
そして、第15図に示す零クロスコンパレータ3
3の出力の立ち上がりまたは立ち下がりでMPU
60に割込みが発生し、第16図Bに示す割込み
が始まり、起動フラグ1より、ステツプS61に進
む。このステツプS61では零クロスコンパレータ
33の出力が1レベルである時に、ステツプS62
に進み、ここでコンパレータ41の出力が0レベ
ルの時に、ステツプS63に進む。また、ステツプ
S63では、起動タイマをT1として、ステツプS8に
進んで、ここで、起動タイマがT1であるため、
さらにステツプS9に進む。また、ステツプS61で
零クロスコンパレータ33の出力が1レベルでな
い場合や、ステツプS62でコンパレータ41の出
力で0レベルでない場合には、起動フラグ1に戻
る。そして、ステツプS8では、起動タイマがT1
に達するまで、起動フラグ1を行う。また、零ク
ロスコンパレータ33の出力が1レベルでなく、
コンパレータ41の出力が0レベルでない場合で
も起動タイマがT1になつた場合には、ステツプ
S9に進む。このステツプS9で起動フラグを0と
して、第16図Bの起動フラグ0に進む。また、
ステツプS10に進み、3相のインバータ回路20
を初期励磁パターン〔u−v〕に対して、2ステ
ツプ進んだ励磁パターン(v−w〕にする。ここ
では、ステツプS91において、零クロスコンパレ
ータ33の出力が0の時に、ステツプS92で起動
フラグを2とすると共に、ステツプS93で、3相
のインバータ回路20を励磁パターン〔v−w〕
より1ステツプ進んだ励磁パターン〔v−u〕に
する。そして、起動フラグ2で、順次3相のイン
バータ回路20の励磁パターンを1ステツプ毎進
める。従つて、ブラシレスモータ11を起動する
ことができる。また、〔v−w〕励磁した後、ス
テツプS11に進んで、このステツプS11で再起動
タイマT2をセツトする。そして、ステツプS94で
励磁パターンを1ステツプ進める毎に、ステツプ
S95で、再起動タイマT2を初期状態t2にセツトす
る。また、ステツプS12で、零クロスコンパレー
タ33の出力が0にならずに、順次励磁パターン
が進まない時に、所定時間t2をカウントし、再起
動タイマT2が0になつた場合(ブラシレスモー
タ11の起動が行われないと判断する)に、ステ
ツプS13に進む。そして、ステツプS13で割込み
禁止を行い、再起動するために、ステツプS1に
戻る。
また、上述した実施例においては、第4図に示
すように、回転子13の回転方向を矢印方向に決
めたために、第9図に示すの時(W相の電気子
コイル14cの誘起電圧Ewである第9図Dの極
性が負で、励磁切換え信号である第9図Eの立ち
上がりの時)を検出して、モータ11を起動した
が、回転子13の回転が矢印方向と反対の時に
は、第9図に示すの時(W相の電機子コイル1
4cの誘起電圧Ewである第9図Fの極性が負で、
励磁切換信号である第9図Fの立ち下がりの時)
を検出すればよい。
すように、回転子13の回転方向を矢印方向に決
めたために、第9図に示すの時(W相の電気子
コイル14cの誘起電圧Ewである第9図Dの極
性が負で、励磁切換え信号である第9図Eの立ち
上がりの時)を検出して、モータ11を起動した
が、回転子13の回転が矢印方向と反対の時に
は、第9図に示すの時(W相の電機子コイル1
4cの誘起電圧Ewである第9図Fの極性が負で、
励磁切換信号である第9図Fの立ち下がりの時)
を検出すればよい。
さらに、3相2極のブラシレスモータを例とし
て示しているが、回転子13の永久磁石の極数は
6の倍数を除く偶数倍であればよい。
て示しているが、回転子13の永久磁石の極数は
6の倍数を除く偶数倍であればよい。
また、第1図において、起動タイマ回路44を
用いているが、起動タイマ回路44を用いずに、
リセツト回路43の信号およびDフリツプ・フロ
ツプ42の信号をリングカウンタ回路35に入力
してもよい。
用いているが、起動タイマ回路44を用いずに、
リセツト回路43の信号およびDフリツプ・フロ
ツプ42の信号をリングカウンタ回路35に入力
してもよい。
そして、上述した実施例ではDフリツプ・フロ
ツプ42を用いているが、例えばRSフリツプ・
フロツプ、JKフリツプ・フロツプ等、起動点b1
の検出が出来るものであればよい。
ツプ42を用いているが、例えばRSフリツプ・
フロツプ、JKフリツプ・フロツプ等、起動点b1
の検出が出来るものであればよい。
また、3相のインバータ回路20にパワートラ
ンジスタ20a〜20fを用いたが、例えばサイ
リスタやリレー等でもよい。
ンジスタ20a〜20fを用いたが、例えばサイ
リスタやリレー等でもよい。
(発明の効果)
以上述べたように本発明においては、起動時の
回転子の位置決めの際に、第1の検出手段により
検出した電機子コイルに誘起される誘起電圧の極
性と、励磁切換え信号とから、第2の検出手段に
より、起動信号を検出し、インバータ回路を介し
て、電機子コイルの励磁電流を変えて、モータを
起動するため、起動時に、回転子の振動が収束す
るまでの時間が不要となり、応答性を非常によく
することができるという優れた効果がある。
回転子の位置決めの際に、第1の検出手段により
検出した電機子コイルに誘起される誘起電圧の極
性と、励磁切換え信号とから、第2の検出手段に
より、起動信号を検出し、インバータ回路を介し
て、電機子コイルの励磁電流を変えて、モータを
起動するため、起動時に、回転子の振動が収束す
るまでの時間が不要となり、応答性を非常によく
することができるという優れた効果がある。
第1図は本発明の一実施例に係るブラシレスモ
ータの制御回路を説明する図、第2図は上記制御
回路における各部の信号電圧の状態を示す図、第
3図はこのモータ起動時の電機子コイルに対する
励磁順序を説明する図、第4図は3相ブラシレス
モータの視覚的モデルを示す図、第5図は起動前
の回転子の静止点の状態の例を示す図、第6図お
よび第7図は回転子の振動減衰状態を示す図、第
8図A,Bは回転子の振動状態と誘起電圧の状態
を示す波形図、第9図は第7図および第8図にお
ける起動点を検出するための信号を示す図、第1
0図は励磁切換信号のパルスエツジと誘起電圧
Ewとの間の対応図、第11図は起動点を検出す
るための作動図、第12図は第4図に示す視覚的
モデルに対応して示した起動順序を説明する図、
第13図はブラシレスモータの起動を示す作動
図、第14図は回転子が振動しない状態でのブラ
シレスモータの起動を示す作動図、第15図は本
発明におけるブラシレスモータの制御装置の他の
実施例を示す回路図、第16図A,Bは、第15
図におけるマイクロコンピユータの作動を示すフ
ローチヤート、第17図は従来のブラシレスモー
タの位置検出機構を説明する図、第18図は第1
7図におけるモータの駆動制御回路を示す図であ
る。 11……ブラシレスモータ、13……回転子、
14……電機子コイル、20……3相のインバー
タ回路、22……抵抗回路。
ータの制御回路を説明する図、第2図は上記制御
回路における各部の信号電圧の状態を示す図、第
3図はこのモータ起動時の電機子コイルに対する
励磁順序を説明する図、第4図は3相ブラシレス
モータの視覚的モデルを示す図、第5図は起動前
の回転子の静止点の状態の例を示す図、第6図お
よび第7図は回転子の振動減衰状態を示す図、第
8図A,Bは回転子の振動状態と誘起電圧の状態
を示す波形図、第9図は第7図および第8図にお
ける起動点を検出するための信号を示す図、第1
0図は励磁切換信号のパルスエツジと誘起電圧
Ewとの間の対応図、第11図は起動点を検出す
るための作動図、第12図は第4図に示す視覚的
モデルに対応して示した起動順序を説明する図、
第13図はブラシレスモータの起動を示す作動
図、第14図は回転子が振動しない状態でのブラ
シレスモータの起動を示す作動図、第15図は本
発明におけるブラシレスモータの制御装置の他の
実施例を示す回路図、第16図A,Bは、第15
図におけるマイクロコンピユータの作動を示すフ
ローチヤート、第17図は従来のブラシレスモー
タの位置検出機構を説明する図、第18図は第1
7図におけるモータの駆動制御回路を示す図であ
る。 11……ブラシレスモータ、13……回転子、
14……電機子コイル、20……3相のインバー
タ回路、22……抵抗回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 3相Y結線に接続された電機子コイルと、 この電機子コイルに対して並列状態でY結線に
接続される抵抗回路と、 前記電機子コイルの中性点と前記抵抗回路の中
性点との間の電位差変動に対応して前記電機子コ
イルに対する励磁電流を切換え制御する励磁切換
え信号を発生する信号発生手段と、 この信号発生手段の励磁切換え信号に対応し
て、前記電機子コイルに対する励磁電流を切換え
制御するインバータ回路と、 このインバータ回路により前記電機子コイルに
対する励磁電流を切換えて回転するとともに、複
数極の永久磁石からなる回転子と、 起動時に2相の前記電機子コイルに励磁電流を
流し、残りの1相の前記電機子コイルに前記回転
子の振動により発生する誘起電圧の極性を検出す
る第1の検出手段と、 この第1の検出手段による誘起電圧の特定の極
性と、前記信号発生手段の励磁切換え信号とか
ら、前記回転子の起動位置を検出し、前記インバ
ータ回路にモータ起動信号を入力する第2の検出
手段と、 を有するブラシレスモータの制御装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60028063A JPS61189185A (ja) | 1985-02-14 | 1985-02-14 | ブラシレスモ−タの制御装置 |
| US06/780,970 US4641066A (en) | 1984-10-04 | 1985-09-27 | Control apparatus for brushless motor |
| BR8504804A BR8504804A (pt) | 1984-10-04 | 1985-09-30 | Aparelho de controle para um motor eletrico sem escovas |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60028063A JPS61189185A (ja) | 1985-02-14 | 1985-02-14 | ブラシレスモ−タの制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61189185A JPS61189185A (ja) | 1986-08-22 |
| JPH0572197B2 true JPH0572197B2 (ja) | 1993-10-08 |
Family
ID=12238304
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60028063A Granted JPS61189185A (ja) | 1984-10-04 | 1985-02-14 | ブラシレスモ−タの制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61189185A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2573071B2 (ja) * | 1989-11-30 | 1997-01-16 | 日本電産株式会社 | センサレスモータの起動方式 |
| JP2573075B2 (ja) * | 1989-12-28 | 1997-01-16 | 日本電産株式会社 | センサレスモ−タの起動方式 |
| JP2002034280A (ja) * | 2000-07-18 | 2002-01-31 | Daikin Ind Ltd | ブラシレスdcモータ制御方法およびその装置 |
| JP4789647B2 (ja) * | 2006-02-20 | 2011-10-12 | パナソニック株式会社 | モータ駆動装置 |
| JP5159465B2 (ja) * | 2008-06-24 | 2013-03-06 | 株式会社東芝 | モータ制御装置および半導体集積回路装置 |
-
1985
- 1985-02-14 JP JP60028063A patent/JPS61189185A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61189185A (ja) | 1986-08-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |