JPH0572205U - バックル装置 - Google Patents
バックル装置Info
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- JPH0572205U JPH0572205U JP1196192U JP1196192U JPH0572205U JP H0572205 U JPH0572205 U JP H0572205U JP 1196192 U JP1196192 U JP 1196192U JP 1196192 U JP1196192 U JP 1196192U JP H0572205 U JPH0572205 U JP H0572205U
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- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 44
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 タングプレートを解離する際の解除操作力が
増加することなく、ロックピンによってロックプレート
をタングプレート係合状態で確実に保持することができ
るバックル装置を得る。 【構成】 バックル装置10のレリーズボタン54には
レバー70が支持されている。このレバー70は、ロッ
クピン62を保持するロックピンホルダ56の係止ピン
78に係合可能であり、係合状態ではレリーズボタン5
4とロックピンホルダ56を一体的に連結する。さら
に、レバー70は突起80に押圧されて係止ピン78と
の係合が解除される。レバー70によってレリーズボタ
ン54とロックピンホルダ56が一体的に連結された状
態では、ロックピン62にロック解除方向の慣性力が作
用しても、圧縮コイルばね50及び圧縮コイルばね52
が共にこの慣性力に抗する力として作用する。したがっ
て、不要な力によりロックピン62が解除方向へ移動さ
れることがなく、確実にロック状態で維持される。
増加することなく、ロックピンによってロックプレート
をタングプレート係合状態で確実に保持することができ
るバックル装置を得る。 【構成】 バックル装置10のレリーズボタン54には
レバー70が支持されている。このレバー70は、ロッ
クピン62を保持するロックピンホルダ56の係止ピン
78に係合可能であり、係合状態ではレリーズボタン5
4とロックピンホルダ56を一体的に連結する。さら
に、レバー70は突起80に押圧されて係止ピン78と
の係合が解除される。レバー70によってレリーズボタ
ン54とロックピンホルダ56が一体的に連結された状
態では、ロックピン62にロック解除方向の慣性力が作
用しても、圧縮コイルばね50及び圧縮コイルばね52
が共にこの慣性力に抗する力として作用する。したがっ
て、不要な力によりロックピン62が解除方向へ移動さ
れることがなく、確実にロック状態で維持される。
Description
【0001】
本考案はシートベルト装置に用いられてタングプレートが挿入係合されるバッ クル装置に関する。
【0002】
シートベルト装置に用いられるバックル装置の中には、タングプレートと係合 するロックプレートがタングプレートの挿入及び離脱方向と交差する方向へ移動 されてタングプレートに係合する所謂閂構造のバックル装置がある。
【0003】 このような閂構造のバックル装置では、ロックプレートをタングプレート係合 状態で保持するためのロックピンが設けられている。ロックピンはロックプレー トをタングプレート係合状態で保持するロック位置、及びロックプレートをタン グプレート係合状態から解離可能とするレリーズ位置との間で移動可能とされて いる。このロックピンがロック位置にあれば、ロックプレートがタングプレート 係合状態で保持されてロック状態となり、一方、ロックピンがレリーズ位置にあ れば、ロックプレートがタングプレート係合状態を解除可能である。
【0004】 このロックピンは、スプリングによってロック位置の方向へ付勢されている。 すなわち、ロックピンがロックプレートをタングプレート係合状態に保持するロ ック位置にある場合には、ロックピンはスプリングによって付勢されてロック位 置で保持され、不用意にロックプレートのタングプレート係合状態が解除される ことがなくロック状態で保持される構成である。
【0005】 ロックプレートによるタングプレートの係止を解除する際には、解除ボタンを 付勢するリターンスプリング及び前記ロックピンを付勢するスプリングの付勢力 に抗して解除ボタンを操作し、ロックピンをロック位置からレリーズ位置へ強制 的に移動させる。これにより、ロックプレートがタングプレート係合状態を解除 してタングプレートがバックル装置から離脱される。
【0006】 このような閂構造のバックル装置では、タングプレートとの係合力が高く確実 に係止できるという特長がある。
【0007】 ところで、ロックピンがロック位置からレリーズ位置へ移動する方向(スプリ ングの付勢方向)は、通常の場合、解除ボタンの移動方向と一致しているため、 慣性力でロックピンが移動しないようにロックピンを付勢する前記スプリングの 付勢力を単に増加したり新たなスプリングを追加してロックピンの保持力を大き くしたのでは、解除ボタンを押圧してロックピンをレリーズ位置へ移動させロッ クを解除する際の解除操作力が大きくなってしまう。
【0008】
本考案は上記事実を考慮し、タングプレートの係止を解除する際の解除操作力 が増加することなく、ロックピンによってロックプレートをタングプレート係合 状態で確実に保持することができるバックル装置を得ることが目的である。
【0009】
本考案に係るバックル装置は、バックルボデーと、前記バックルボデーに対し タングプレートの挿入及び離脱方向と交差する方向へ移動可能に配置され、前記 タングプレートの挿入時には前記交差する方向へ移動してタングプレートに係合 しタングプレートの離脱を阻止するロックプレートと、ホルダに保持されて前記 ロックプレートの直上に位置すると共に前記バックルボデーに対し前記タングプ レート挿入及び離脱方向に移動可能とされ、前記タングプレート離脱方向へ移動 した状態では前記ロックプレートに係合してロックプレートの前記交差する方向 への移動を阻止するロック状態となり、前記タングプレート挿入方向へ移動した 状態では前記ロックプレートから離脱してロックプレートの前記交差する方向へ の移動を可能にするレリーズ状態となるロックピンと、前記ホルダの前記タング プレート反挿入側に配置され、前記ホルダを常に前記タングプレート離脱方向へ 付勢する第1のスプリングと、前記ホルダの前記タングプレート挿入側に配置さ れ、前記ホルダを押圧して前記ロックピンをロック状態からレリーズ状態へ移動 させるための解除ボタンと、前記解除ボタンの前記タングプレート反挿入側に配 置され、前記解除ボタンを常に前記タングプレート離脱方向へ付勢する第2のス プリングと、前記ロックピンのロック状態において前記解除ボタンとホルダとを 一体的に連結すると共に、前記解除ボタンの前記タングプレート挿入方向への移 動によって前記解除ボタンとホルダとの連結を解除する連結部材と、を備えてい る。
【0010】
本考案に係るバックル装置では、タングプレートがバックルボデー内に挿入さ れると、ロックプレートがこの挿入方向と交差する方向へ移動してタングプレー トに係合しタングプレートの離脱を阻止する。さらにこれに伴って、ロックピン が第1のスプリングの付勢力によってタングプレート離脱方向へ移動してロック プレートに係合し、以後のロックプレートの移動を阻止してロック状態となる。 これにより、タングプレートは確実にバックル装置に係止されたことになる。
【0011】 一方、タングプレートの係止を解除する際には、解除ボタンを操作してホルダ を押圧し第1及び第2のスプリングの付勢力に抗してロックピンをロック状態か らレリーズ状態へ移動させると、ロックプレートの交差する方向の移動が可能と なってタングプレートから離脱し、これによりタングプレートの係止が解除され る。
【0012】 ここで、ロックプレートがタングプレートに係合しタングプレートの離脱を阻 止した状態、すなわち、ロックピンがタングプレート離脱方向へ移動したロック 状態においては、連結部材によって解除ボタンとホルダは一体的に連結された状 態となる。したがって、この状態において、仮に、ロックピンにロック状態から レリーズ状態へ移動する方向の慣性力が作用すると、ロックピンを保持するホル ダは第1のスプリングによって付勢されているためこの慣性力に抗する力として 作用するのみならず、解除ボタンを付勢する第2のスプリングの付勢力もこの慣 性力に抗する力として作用する。
【0013】 したがって、ロックピンがロック位置からレリーズ位置へ移動する方向に慣性 力が作用しても、ロックピンが移動することがなく確実にロック状態で維持され る。
【0014】 また、解除ボタンを操作してタングプレート挿入方向へ移動させると、連結部 材による解除ボタンとホルダとの連結が解除される。したがって、ホルダすなわ ちロックピンは解除ボタンから分離してレリーズ位置へ移動される。このように 、タングプレートの係止を解除する際の操作は、従来と同様に行なうことができ る。
【0015】 このように、本バックル装置では、ロックピンをロック状態で保持するために スプリングの付勢力を単に増加したり新たなスプリングを追加することがないた め、タングプレートの係止を解除する際の解除操作力が増加することなく、ロッ クピンによってロックプレートをタングプレート係合状態で確実に保持すること ができる。
【0016】
図1乃至図3には、本考案に係るバックル装置10及びこのバックル装置10 へ挿入係合されるタングプレート12が示されている。
【0017】 バックル装置10では、アッパカバー14とロアカバー16との間にバックル ボデー18が配置されている。このバックルボデー18には、平板部22の幅方 向両側に一対の脚板部24が屈曲形成されており、これらの一対の脚板部24間 へアッパカバー14とロアカバー16との間に形成された開口25を通してタン グプレート12が挿入されるようになっている。
【0018】 このバックルボデー18の一対の脚板部24間には、イジェクタ26及びロッ クプレート28が設けられている。
【0019】 イジェクタ26はバックルボデー18の平板部22に形成された案内孔30に 挿入配置され、タングプレート挿入離脱方向(図2及び図3の矢印A、矢印B方 向)へ移動可能とされている。このイジェクタ26には、タングプレート挿入方 向(図2及び図3の矢印A方向)側の端部に一端がバックルボデー18に係止さ れる圧縮コイルばね32の他端が嵌合され、この圧縮コイルばね32によってタ ングプレート離脱方向(図2及び図3の矢印B方向)へ付勢されている。
【0020】 このイジェクタ26には、タングプレート12の挿入時にタングプレート12 の先端部が当接されるようになっており、タングプレート12は図2に示される タングプレート抜出状態からイジェクタ26をタングプレート挿入方向へ移動し ながら図3に示される如く挿入されるようになっている。
【0021】 ロックプレート28は、タングプレート挿入および離脱方向に長手方向とされ 、タングプレート挿入方向側の端部に、先端が下方へ略直角に折れ曲るようなコ 字状部34が形成されている。このコ字状部34は先端部がタングプレート12 の係合孔36への係合部38とされており、この係合部38が先端からタングプ レート12の係合孔36へ嵌入されてタングプレート12と係合される構成であ る。
【0022】 このロックプレート28のコ字状部34と反対側(タングプレート挿入方向側 )の端部には、上方への立上部40が形成されている。立上部40はロックプレ ート幅方向へ広幅とされており、ロックプレート28はバックルボデー18の一 対の脚板部24へ立上部40のロックプレート幅方向両端部が支持されて脚板部 24間に掛け渡されている。脚板部24にはタングプレート挿入方向側の端部に 略三角形状の切欠42が形成され、ロックプレート28はこの切欠42内へ立上 部40のロックプレート幅方向両端部が挿入されて切欠42の頂部42Aを中心 にタングプレート係合解離方向(図2及び図3の矢印C、矢印D方向)へ揺動可 能とされている。
【0023】 このロックプレート28はタングプレート離脱状態で係合部38の先端がイジ ェクタ26の上面に当接されてタングプレート解離方向(図2の矢印D方向)へ 揺動された状態とされる。
【0024】 また、ロックプレート28はコ字状部34と立上部40との間の長手方向中間 部に下方への折曲部44が形成され、タングプレート抜出状態からこの折曲部4 4をタングプレート挿入方向へ押圧された時にタングプレート係合方向へ揺動さ れるようになっている。この折曲部44はイジェクタ26の上面に一体に設けら れたブロック46のタングプレート挿入方向側の端部と対応されており、イジェ クタ26は、タングプレート離脱状態からタングプレート12が挿入された時に 折曲部44をタングプレート挿入方向へ押圧してロックプレート28をタングプ レート係合方向へ揺動させつつ、タングプレート挿入方向へ移動されるようにな っている。ロックプレート28はこの時の揺動により、係合部38の先端がタン グプレート12の係合孔36へ嵌入されてタングプレート12と係合される構成 である。
【0025】 ロックプレート28には、立上部40に係止されてスプリングホルダ48が取 り付けられている。このスプリングホルダ48には、第2のスプリングとしての 圧縮コイルばね50、及び第1のスプリングとしての圧縮コイルばね52のそれ ぞれ一端が嵌合されている。これらの2個の圧縮コイルばね50、圧縮コイルば ね52の他端は、それぞれスプリングホルダ48よりもタングプレート離脱方向 寄りで、レリーズボタン54、ロックピンホルダ56に嵌合され、レリーズボタ ン54、ロックピンホルダ56はそれぞれ圧縮コイルばね50、圧縮コイルばね 52によってタングプレート離脱方向に付勢されている。
【0026】 レリーズボタン54はロックピンホルダ56よりもタングプレート離脱方向寄 りにタングプレート挿入および離脱方向へ移動可能に設けられ、圧縮コイルばね 50の付勢力に抗してタングプレート挿入方向へ移動可能とされている。このレ リーズボタン54のタングプレート挿入方向側の端部には、ブロック58がタン グプレート挿入方向へ突設されている。ブロック58はロックピンホルダ56の 上端部に設けられた矩形孔60を軸方向へ移動可能に貫通されてロックプレート 28の立上部40の上端部に対応されている。このブロック58は、タングプレ ート係合状態からレリーズボタン54が圧縮コイルばね50の付勢力に抗してタ ングプレート挿入方向へ移動された時に、この移動の途中でロックプレート28 の立上部40の上端部に当接され、ロックプレート28の立上部40を押圧して ロックプレート28をタングプレート解離方向へ揺動させつつタングプレート挿 入方向ヘ移動されるようになっている。ロックプレート28はこの時の揺動によ り、タングプレート係合状態から係合部38をタングプレート12の係合孔36 から抜き出されるようになっている。
【0027】 ロックピンホルダ56は、圧縮コイルばね52によってタングプレート離脱方 向、すなわちレリーズボタン54の方向へ付勢されており、保持孔61によって バックルボデー18の脚板部24の外側でロックピン62の軸方向両端部を一体 的に保持している。ロックピンホルダ56によって保持されたロックピン62は 、バックルボデー18の脚板部24に設けられた軸受孔64に嵌入されている。 軸受孔64はタングプレート挿入および離脱方向に長手方向とされた長孔とされ ており、ロックピン62をタングプレート挿入および離脱方向に移動可能に支持 している。
【0028】 このロックピン62はロックプレート28に設けられた位置決め板部66と対 応されている。位置決め板部66は、コ字状部34の係合部38と略直角な中間 部からロックプレート幅方向へ延出され、タングプレート係合状態では上面にロ ックピン62が対応され、タングプレート離脱状態ではタングプレート挿入方向 側の周縁部端面にロックピン62が対応されるようになっている。詳しく説明す ると、ロックピン62はタングプレート係合状態では、ロックピンホルダ56に よって保持されて位置決め板部66の上面に対応される。ロックピン62が位置 決め板部66の上面に対応された状態では、ロックプレート28のタングプレー ト解離方向への揺動を阻止するロック状態となる。一方、このロックプレート2 8によるタングプレート係合状態(ロックピン62のロック状態)からレリーズ ボタン54がタングプレート挿入方向へ移動されてロックピン62がロックピン ホルダ56と共にタングプレート挿入方向へ移動されて位置決め板部66のタン グプレート挿入方向側の周縁部端面に対応して位置された状態では、ロックピン 62はロックプレート28のタングプレート解離方向への揺動を可能とするレリ ーズ状態となる。
【0029】 レリーズボタン54の側壁部分には連結部材としてのレバー70が軸支ピン7 2によって回転自在に支持されている。レバー70の先端部には係止爪74及び カム部76が形成されている。この係止爪74は、ロックピンホルダ56に形成 された係止ピン78に係合可能であり、係止爪74が係止ピン78に係合した状 態では、レリーズボタン54とロックピンホルダ56が一体的に連結される。一 方、カム部76は、アッパカバー14に形成された突起80に対応しており、こ れに当接可能である。すなわち、レリーズボタン54とロックピンホルダ56が 一体的に連結された状態で両者がタングプレート挿入方向へ移動された際に、突 起80がレバー70のカム部76に当接してこれを押圧し、レリーズボタン54 とロックピンホルダ56のタングプレート挿入方向への移動に伴ってレバー70 を軸支ピン72回りに回転させる構成であり、これにより係止爪74と係止ピン 78の係合が解除されるようになっている。
【0030】 軸支ピン72の周りには捩じりコイルばね82が装着されており、レバー70 を係止爪74が係止ピン78に係合する方向へ常に付勢している。
【0031】 次に本実施例の作用を説明する。 バックル装置10へタングプレート12が挿入されると、タングプレート12 の先端がイジェクタ26に当接してイジェクタ26を圧縮コイルばね32の付勢 力に抗してタングプレート挿入方向(図2の矢印A方向)へ押圧する。タングプ レート12はイジェクタ26をタングプレート挿入方向へ移動させつつタングプ レート挿入方向へ移動される。イジェクタ26はこの移動の途中でロックプレー ト28の折曲部44に当接してロックプレート28の折曲部44をタングプレー ト挿入方向へ押圧する。イジェクタ26はロックプレート28をタングプレート 係合方向(図2の矢印C方向)へ揺動しつつタングプレート挿入方向へ移動され 、タングプレート12はタングプレート挿入方向への移動時に係合孔36内へロ ックプレート28の係合部38が嵌入される。
【0032】 さらにこの際、ロックプレート28の移動によってロックピン62はタングプ レート離脱方向への移動が可能となり、ロックピンホルダ56を介して圧縮コイ ルばね52に付勢されてタングプレート離脱方向へ移動され、ロックプレート2 8の係合部38がタングプレート12の係合孔36に嵌入した状態では、ロック ピンホルダ56に保持された状態で位置決め板部66の上面に対応されてロック 状態となる。この状態が図2に示されるタングプレート係合状態である。
【0033】 したがって、図2に示されるタングプレート係合状態では、ロックピン62に よってロックプレート28のタングプレート解離方向(図2の矢印D方向)への 揺動が阻止されてロックプレート28の係合部38がタングプレート12の係合 孔36から抜け出すことがなく、タングプレート12がバックル装置10から不 用意に外れることがない。
【0034】 タングプレート12をバックル装置10から解離する場合には、図2の状態か ら乗員によってレリーズボタン54が圧縮コイルばね50の付勢力に抗してタン グプレート挿入方向へ移動される。レリーズボタン54が移動されると、このレ リーズボタン54によってロックピンホルダ56が押圧され、両者は圧縮コイル ばね50及び圧縮コイルばね52の付勢力に抗してタングプレート挿入方向へ移 動される。このロックピンホルダ56の移動により、ロックピン62がロックプ レート28の位置決め板部66よりもタングプレート挿入方向寄りに位置され、 さらにレリーズボタン54のブロック58がロックプレート28の立上部40の 上端部に当接され、レリーズボタン54はロックプレート28の立上部40をタ ングプレート挿入方向へ押圧してロックプレート28をタングプレート解離方向 (図3の矢印D方向)へ揺動させつつさらにタングプレート挿入方向へ移動され る。ロックプレート28はこの時の揺動により係合部38がタングプレート12 の係合孔36から抜け出される。これと同時にイジェクタ26が圧縮コイルばね 32に付勢されてタングプレート離脱方向へ移動し、このイジェクタ26に押圧 されてタングプレート12がバックル装置10から外側へ弾き出され、再び図2 の状態に戻る。
【0035】 ここで、本バックル装置10では、ロックプレート28がタングプレート12 に係合しタングプレート12の離脱を阻止した状態、すなわち、ロックピン62 がタングプレート離脱方向へ移動しロックプレート28の位置決め板部66の上 面に対応したロック状態においては、レバー70の係止爪74がロックピンホル ダ56の係止ピン78に係合してレリーズボタン54とロックピンホルダ56は 一体的に連結された状態となる。したがって、この状態において、仮に、ロック ピン62にロック状態からレリーズ状態へ移動する方向(すなわち、タングプレ ート挿入方向)の慣性力が作用すると、ロックピン62を保持するロックピンホ ルダ56は第1のスプリングとしての圧縮コイルばね52によって付勢されてい るため、これがロックピン62の慣性力に抗する力として作用するのみならず、 レリーズボタン54を付勢する第2のスプリングとしての圧縮コイルばね50の 付勢力もこの慣性力に抗する力として作用する。
【0036】 したがって、ロックピン62がロック位置からレリーズ位置へ移動する方向に 慣性力が作用しても、ロックピン62が移動することがなく確実にロック状態で 維持される。
【0037】 また、レリーズボタン54を操作してタングプレート挿入方向へ移動させると 、レバー70のカム部76が突起80に当接して押圧され、レバー70が軸支ピ ン72回りに回転される。これにより、係止爪74と係止ピン78の係合が解除 され、レバー70によるレリーズボタン54とロックピンホルダ56との連結が 解除される。したがって、ロックピンホルダ56と共にロックピン62はレリー ズボタン54から分離してレリーズ位置へ移動される。このように、タングプレ ート12の係止を解除する際の操作力は、従来と同様に行なうことができる。
【0038】 このように、本バックル装置10では、ロックピン62をロック状態で保持す るためにスプリングの付勢力を単に増加したり新たなスプリングを追加すること がないため、タングプレート12の係止を解除する際の解除操作力が増加するこ となく、ロックピン62によってロックプレート28をタングプレート係合状態 で確実に保持することができる。
【0039】
以上説明した如く、本考案に係るバックル装置では、タングプレートの係止を 解除する際の解除操作力が増加することなく、ロックピンによってロックプレー トをタングプレート係合状態で確実に保持することができるという優れた効果を 有している。
【図1】本考案に係るバックル装置の分解斜視図であ
る。
る。
【図2】本考案に係るバックル装置のタングプレート係
合状態を示す概略断面図である。
合状態を示す概略断面図である。
【図3】本考案に係るバックル装置のタングプレート係
合解除状態を示す概略断面図である。
合解除状態を示す概略断面図である。
10 バックル装置 12 タングプレート 18 バックルボデー 28 ロックプレート 50 圧縮コイルばね(第2のスプリング) 52 圧縮コイルばね(第1のスプリング) 54 レリーズボタン(解除ボタン) 56 ロックピンホルダ 62 ロックピン 70 レバー(連結部材) 74 係止爪 76 カム部 78 係止ピン 80 突起
Claims (1)
- 【請求項1】 バックルボデーと、 前記バックルボデーに対しタングプレートの挿入及び離
脱方向と交差する方向へ移動可能に配置され、前記タン
グプレートの挿入時には前記交差する方向へ移動してタ
ングプレートに係合しタングプレートの離脱を阻止する
ロックプレートと、 ホルダに保持されて前記ロックプレートの直上に位置す
ると共に前記バックルボデーに対し前記タングプレート
挿入及び離脱方向に移動可能とされ、前記タングプレー
ト離脱方向へ移動した状態では前記ロックプレートに係
合してロックプレートの前記交差する方向への移動を阻
止するロック状態となり、前記タングプレート挿入方向
へ移動した状態では前記ロックプレートから離脱してロ
ックプレートの前記交差する方向への移動を可能にする
レリーズ状態となるロックピンと、 前記ホルダの前記タングプレート反挿入側に配置され、
前記ホルダを常に前記タングプレート離脱方向へ付勢す
る第1のスプリングと、 前記ホルダの前記タングプレート挿入側に配置され、前
記ホルダを押圧して前記ロックピンをロック状態からレ
リーズ状態へ移動させるための解除ボタンと、前記解除
ボタンの前記タングプレート反挿入側に配置され、前記
解除ボタンを常に前記タングプレート離脱方向へ付勢す
る第2のスプリングと、 前記ロックピンのロック状態において前記解除ボタンと
ホルダとを一体的に連結すると共に、前記解除ボタンの
前記タングプレート挿入方向への移動によって前記解除
ボタンとホルダとの連結を解除する連結部材と、 を備えたバックル装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1196192U JPH0572205U (ja) | 1992-03-11 | 1992-03-11 | バックル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1196192U JPH0572205U (ja) | 1992-03-11 | 1992-03-11 | バックル装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0572205U true JPH0572205U (ja) | 1993-10-05 |
Family
ID=11792217
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1196192U Pending JPH0572205U (ja) | 1992-03-11 | 1992-03-11 | バックル装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0572205U (ja) |
-
1992
- 1992-03-11 JP JP1196192U patent/JPH0572205U/ja active Pending
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