JPH0572638A - 露光装置及び画像形成方法 - Google Patents
露光装置及び画像形成方法Info
- Publication number
- JPH0572638A JPH0572638A JP3307869A JP30786991A JPH0572638A JP H0572638 A JPH0572638 A JP H0572638A JP 3307869 A JP3307869 A JP 3307869A JP 30786991 A JP30786991 A JP 30786991A JP H0572638 A JPH0572638 A JP H0572638A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exposure
- image
- recording medium
- wavelength
- photosensitive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 不要な廃棄物の発生がなく、かつ現像液等を
使用する必要のない完全ドライの感光記録媒体を露光す
るのに適した露光装置を提供する事であり、更には、多
色の感光記録媒体を用い、各色の間の混色がない鮮明な
画像を短時間に露光できる露光装置を提供する。また、
この露光装置を用い、画質の優れたカラー画像を簡便に
形成する画像形成方法を提供する。 【構成】 露光光源と該感光記録媒体との間に、該感光
記録媒体の分光感度に合わせた波長の光を透過する装
置、及び、該分光感度に合わせた波長の光を透過する装
置と該露光光源との間に、光源の熱線を遮断する装置が
設置されている露光装置、及び、この露光装置を用い、
露光により光硬化性組成物に潜像が形成され加熱により
発色もしくは消色に関わる成分がその潜像に応じて記録
媒体内で移動して画像を形成する熱現像型感光記録媒体
に複数回露光し、次いで実質上均一に加熱して画像を得
る画像形成方法。
使用する必要のない完全ドライの感光記録媒体を露光す
るのに適した露光装置を提供する事であり、更には、多
色の感光記録媒体を用い、各色の間の混色がない鮮明な
画像を短時間に露光できる露光装置を提供する。また、
この露光装置を用い、画質の優れたカラー画像を簡便に
形成する画像形成方法を提供する。 【構成】 露光光源と該感光記録媒体との間に、該感光
記録媒体の分光感度に合わせた波長の光を透過する装
置、及び、該分光感度に合わせた波長の光を透過する装
置と該露光光源との間に、光源の熱線を遮断する装置が
設置されている露光装置、及び、この露光装置を用い、
露光により光硬化性組成物に潜像が形成され加熱により
発色もしくは消色に関わる成分がその潜像に応じて記録
媒体内で移動して画像を形成する熱現像型感光記録媒体
に複数回露光し、次いで実質上均一に加熱して画像を得
る画像形成方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラープルーフ、スラ
イド、オーバーヘッドプロジェクター、第二原図、コピ
ア、ファックス等を作成するための露光装置、特に、不
要なシートを使用することなく、露光後熱現像するだけ
で簡便にカラーの画像が得られる熱現像型感光記録媒体
をクロストークなく簡便に画像露光するための露光装
置、及びその装置を用いた画像形成方法に関する。
イド、オーバーヘッドプロジェクター、第二原図、コピ
ア、ファックス等を作成するための露光装置、特に、不
要なシートを使用することなく、露光後熱現像するだけ
で簡便にカラーの画像が得られる熱現像型感光記録媒体
をクロストークなく簡便に画像露光するための露光装
置、及びその装置を用いた画像形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明の応用分野はカラープルーフ、ス
ライド、オーバーヘッドプロジェクター、第二原図、コ
ピア、ファックス等と幅広い。以下、便宜上カラープル
ーフを例に挙げて説明を行うが、他の用途に関しても同
様の効果が有る。カラープルーフには様々な方式がある
が、各々欠点を有している。カラープルーフの代表的な
方式の一つとしては、オーバーレイ方式がある。この方
式は、各色色材フィルムを重ね合わせて画像を再現させ
る方式で、フィルムを通して画像を見る事が不可避で、
画質が悪くなる。他に、一枚のシート上に画像を得る方
式としてサープリント方式と呼ばれる方式がある。この
方式は、一枚の支持体上に4色の感光フィルムを順次重
ね合わせて画像を得る方式である。この方式としては、
クロマリン(Dupont社)、マッチプリント(3M
社)、カラーアート(富士写真フィルム)等が知られて
いるが、何れも少なくとも4枚の感光フィルムが必要
で、廃棄物が発生する。他に、一枚の感光シート上にカ
ラー画像を形成する方法としてカラーペーパー方式が知
られている。この方式は、カラーペーパーにフィルム原
稿を密着し各色フィルターを使用して露光し、ウエット
現像をしてカラー画像を得る方式であり、ファインチェ
ッカー(富士写真フィルム)、コンセンサス(コニカ)
が知られている。この方式では、カラーペーパーの感光
域が可視域であるため、取扱いに暗室もしくは暗室を備
えた露光器が必要であり、また、現像液の保守管理が必
要である。これらの方法は、複数のシートが必要、転写
シート、トナー等の廃棄物が発生する、明室での取扱い
が困難である、現像液を使う現像システムが必要である
等の何れかの欠点があり改善が求められている。
ライド、オーバーヘッドプロジェクター、第二原図、コ
ピア、ファックス等と幅広い。以下、便宜上カラープル
ーフを例に挙げて説明を行うが、他の用途に関しても同
様の効果が有る。カラープルーフには様々な方式がある
が、各々欠点を有している。カラープルーフの代表的な
方式の一つとしては、オーバーレイ方式がある。この方
式は、各色色材フィルムを重ね合わせて画像を再現させ
る方式で、フィルムを通して画像を見る事が不可避で、
画質が悪くなる。他に、一枚のシート上に画像を得る方
式としてサープリント方式と呼ばれる方式がある。この
方式は、一枚の支持体上に4色の感光フィルムを順次重
ね合わせて画像を得る方式である。この方式としては、
クロマリン(Dupont社)、マッチプリント(3M
社)、カラーアート(富士写真フィルム)等が知られて
いるが、何れも少なくとも4枚の感光フィルムが必要
で、廃棄物が発生する。他に、一枚の感光シート上にカ
ラー画像を形成する方法としてカラーペーパー方式が知
られている。この方式は、カラーペーパーにフィルム原
稿を密着し各色フィルターを使用して露光し、ウエット
現像をしてカラー画像を得る方式であり、ファインチェ
ッカー(富士写真フィルム)、コンセンサス(コニカ)
が知られている。この方式では、カラーペーパーの感光
域が可視域であるため、取扱いに暗室もしくは暗室を備
えた露光器が必要であり、また、現像液の保守管理が必
要である。これらの方法は、複数のシートが必要、転写
シート、トナー等の廃棄物が発生する、明室での取扱い
が困難である、現像液を使う現像システムが必要である
等の何れかの欠点があり改善が求められている。
【0003】これらの欠点のない方式として以下の方式
が提案されている。即ち、露光により光硬化性組成物に
潜像が形成され、加熱により発色もしくは消色に関わる
成分がその潜像に応じて感材内で拡散して色画像を形成
することを特徴とする熱現像型感光記録媒体を用い、画
像原稿を通し、前記感光記録媒体に露光し、露光部にお
いて光硬化をおこさせて潜像を形成させ、その後、前記
感光記録媒体を加熱することにより、未硬化部分の発色
もしくは消色に関わる部分を拡散させ、可視画像を形成
することを特徴とする色画像作成方法を用いることによ
り廃棄物の発生がない、完全ドライシステムが実現でき
ることを見いだした。この方式に用いる光記録媒体は具
体的にはいくつかの種類があり、白黒画像の記録方式と
してもこの方式は特徴のある方式ではあるが、とくに、
カラーの記録媒体として用いる場合に有用な方式であ
る。
が提案されている。即ち、露光により光硬化性組成物に
潜像が形成され、加熱により発色もしくは消色に関わる
成分がその潜像に応じて感材内で拡散して色画像を形成
することを特徴とする熱現像型感光記録媒体を用い、画
像原稿を通し、前記感光記録媒体に露光し、露光部にお
いて光硬化をおこさせて潜像を形成させ、その後、前記
感光記録媒体を加熱することにより、未硬化部分の発色
もしくは消色に関わる部分を拡散させ、可視画像を形成
することを特徴とする色画像作成方法を用いることによ
り廃棄物の発生がない、完全ドライシステムが実現でき
ることを見いだした。この方式に用いる光記録媒体は具
体的にはいくつかの種類があり、白黒画像の記録方式と
してもこの方式は特徴のある方式ではあるが、とくに、
カラーの記録媒体として用いる場合に有用な方式であ
る。
【0004】具体的な記録媒体としては、たとえば、特
開昭52−89915号公報に開示されている媒体が知
られている。これは、二成分型感熱発色媒体の2つの成
分たとえば、電子受容性化合物と電子供与性の無色染料
を、光硬化性組成物を含有するマイクロカプセルの内と
外または両側に分離して配置した媒体である。しかし、
この媒体の場合、マイクロカプセル内の光硬化性組成物
を十分に硬化させても硬化部の発色を十分には抑制でき
ないため非画像部がやや着色してしまい、コントラスト
が悪くなる傾向がある。
開昭52−89915号公報に開示されている媒体が知
られている。これは、二成分型感熱発色媒体の2つの成
分たとえば、電子受容性化合物と電子供与性の無色染料
を、光硬化性組成物を含有するマイクロカプセルの内と
外または両側に分離して配置した媒体である。しかし、
この媒体の場合、マイクロカプセル内の光硬化性組成物
を十分に硬化させても硬化部の発色を十分には抑制でき
ないため非画像部がやや着色してしまい、コントラスト
が悪くなる傾向がある。
【0005】この非画像部の着色の無いより好ましい媒
体としては、たとえば、特開昭61−123838号公
報に開示されているごとく、酸性基を有するビニルモノ
マーと光重合開始剤からなる光重合性組成物を含有する
層と隔離層と電子供与性の無色染料からなる層を積層し
た記録媒体が知られている。この媒体の場合、非画像部
すなわち光重合部により硬化した部分の酸性基の熱拡散
性がほぼ無くなるため非画像部の着色は無くなるが、発
色濃度がやや低い。
体としては、たとえば、特開昭61−123838号公
報に開示されているごとく、酸性基を有するビニルモノ
マーと光重合開始剤からなる光重合性組成物を含有する
層と隔離層と電子供与性の無色染料からなる層を積層し
た記録媒体が知られている。この媒体の場合、非画像部
すなわち光重合部により硬化した部分の酸性基の熱拡散
性がほぼ無くなるため非画像部の着色は無くなるが、発
色濃度がやや低い。
【0006】同様の方式でネガ画像を得る方法として
は、たとえば、特開昭60−119552号公報に開示
されている方法がある。色素を漂白するモノマーまたは
プレポリマーと光重合開始剤からなる光重合性組成物と
モノマーもしくはプレポリマーにより漂白される色素を
隔離して存在させる記録媒体を用いる方法である。この
材料も前述の媒体と同様の欠点がある。この非画像部の
着色と低画像濃度を克服した最も好ましい媒体として
は、本出願人の出願特許である特開平3−87827号
に記載の媒体がある。この媒体は二成分型感熱発色媒体
の2つの成分の一方をマイクロカプセルに内包させ、他
方の成分を光硬化性組成物の硬化性化合物として、もし
くは、他方の成分を光硬化性組成物とともにマイクロカ
プセル外に配置した媒体である。同様の考え方を用いた
ネガ画像用の媒体としては、本出願人の特願平3−16
788号記載の媒体がある。マイクロカプセル外に電子
受容性化合物と重合性のビニルモノマーと光重合開始剤
を含有する光重合性組成物と電子供与性の無色染料を内
包するマイクロカプセルとを含有する層を塗設した記録
媒体を挙げることができる。
は、たとえば、特開昭60−119552号公報に開示
されている方法がある。色素を漂白するモノマーまたは
プレポリマーと光重合開始剤からなる光重合性組成物と
モノマーもしくはプレポリマーにより漂白される色素を
隔離して存在させる記録媒体を用いる方法である。この
材料も前述の媒体と同様の欠点がある。この非画像部の
着色と低画像濃度を克服した最も好ましい媒体として
は、本出願人の出願特許である特開平3−87827号
に記載の媒体がある。この媒体は二成分型感熱発色媒体
の2つの成分の一方をマイクロカプセルに内包させ、他
方の成分を光硬化性組成物の硬化性化合物として、もし
くは、他方の成分を光硬化性組成物とともにマイクロカ
プセル外に配置した媒体である。同様の考え方を用いた
ネガ画像用の媒体としては、本出願人の特願平3−16
788号記載の媒体がある。マイクロカプセル外に電子
受容性化合物と重合性のビニルモノマーと光重合開始剤
を含有する光重合性組成物と電子供与性の無色染料を内
包するマイクロカプセルとを含有する層を塗設した記録
媒体を挙げることができる。
【0007】これらの感光記録媒体でカラー記録をする
には、基本的には、感光波長および熱現像で得られる色
相がお互いに異なる複数の感光層を有する記録媒体を用
いればよい。好ましい多色記録媒体の例として特開平3
−87827号、特願平3−16788号に記載の記録
媒体を挙げることができる。たとえば、異なる色に対応
する複数の感光層を有し、かつ、露光光源側から記録媒
体の支持体側にむかっての層構成として、中心波長λ1
の光に感光する第1の感光層、中心波長λ1の光を吸収
する中間層、中心波長λ2の光に感光し第1の感光層と
異なる色に発色する第2の感光層、中心波長λi−1の
光を吸収する中間層、中心波長λiの光に感光し第1の
感光層、第2の感光層と異なる色に発色する第i番目の
感光層の順に少なくとも2層以上の感光層が支持体上に
積層されており、かつ、中心波長λ1<λ2<・・・<
λiであることを特徴とする多色記録媒体を挙げること
ができる。この光記録媒体はモノシート型であるため、
中心波長λjを可視域に設定すると、可視光を吸収する
記録媒体となり、記録媒体は着色する。このため中心波
長は紫外域にあることが望ましく、シアン、マゼンタ、
イエロー発色層を持ったカラーの光記録媒体の場合、紫
外域に3種の中心波長を持つことが望ましい。即ち、広
くみても、露光装置の押さえガラスやリス原稿が透過す
る光の短波限界である330nmを下限とし、記録媒体
の着色が許容できる約450nmを上限とする約120
nmの領域に3つの中心波長を持つことが好ましい。
には、基本的には、感光波長および熱現像で得られる色
相がお互いに異なる複数の感光層を有する記録媒体を用
いればよい。好ましい多色記録媒体の例として特開平3
−87827号、特願平3−16788号に記載の記録
媒体を挙げることができる。たとえば、異なる色に対応
する複数の感光層を有し、かつ、露光光源側から記録媒
体の支持体側にむかっての層構成として、中心波長λ1
の光に感光する第1の感光層、中心波長λ1の光を吸収
する中間層、中心波長λ2の光に感光し第1の感光層と
異なる色に発色する第2の感光層、中心波長λi−1の
光を吸収する中間層、中心波長λiの光に感光し第1の
感光層、第2の感光層と異なる色に発色する第i番目の
感光層の順に少なくとも2層以上の感光層が支持体上に
積層されており、かつ、中心波長λ1<λ2<・・・<
λiであることを特徴とする多色記録媒体を挙げること
ができる。この光記録媒体はモノシート型であるため、
中心波長λjを可視域に設定すると、可視光を吸収する
記録媒体となり、記録媒体は着色する。このため中心波
長は紫外域にあることが望ましく、シアン、マゼンタ、
イエロー発色層を持ったカラーの光記録媒体の場合、紫
外域に3種の中心波長を持つことが望ましい。即ち、広
くみても、露光装置の押さえガラスやリス原稿が透過す
る光の短波限界である330nmを下限とし、記録媒体
の着色が許容できる約450nmを上限とする約120
nmの領域に3つの中心波長を持つことが好ましい。
【0008】一方、この光記録媒体を露光する露光光源
として、この狭い約120nmの領域を3分割した各領
域の光を用いる必要がある。即ち、各発色層だけを感光
させる単色の光源光が必要で、この為にはバンドパスフ
ィルターを用いる事が望ましい。この、バンドパスフィ
ルターとしては透過光の半値幅が狭いシャープなバンド
パスフィルターが設計できる干渉フィルタが有利であ
る。しかし、通常使用されている平面的な干渉フィルタ
ー用いて、この約120nmの狭い領域を3分割しよう
とすると所謂クロストークと呼ばれる好ましくない現象
が生じる事がある。例えばλ2の領域を画像露光する
際、フィルターを通った光源光のλ1および/もしくは
λ3の成分光がλ2感光層以外を感光させるクロストーク
が起こる事がある。このようなクロストークが起こった
場合、感光記録媒体を現像すると原稿から予想される色
と違った色になる。更に、干渉フィルターは高価なた
め、できるだけ小さい干渉フィルター使用する事が望ま
しく、干渉フィルターを光源の近傍に設置する必要が生
じる。干渉フィルターを光源の近傍に設置した場合、光
源を点灯すると光源の熱で干渉フィルターが加熱され
る。この時、意外なことに、干渉フィルターのバンドパ
ス特性が干渉フィルターの昇温と共に変化し、約10n
mまで透過光領域が短波化し、透過光が、約40nm以
下のそれぞれの領域からはみだしてしまう。このよう
に、実験室的には優れた感光記録媒体が形成されても、
実用的な大きさの画像を形成するシステムが不十分であ
つた。
として、この狭い約120nmの領域を3分割した各領
域の光を用いる必要がある。即ち、各発色層だけを感光
させる単色の光源光が必要で、この為にはバンドパスフ
ィルターを用いる事が望ましい。この、バンドパスフィ
ルターとしては透過光の半値幅が狭いシャープなバンド
パスフィルターが設計できる干渉フィルタが有利であ
る。しかし、通常使用されている平面的な干渉フィルタ
ー用いて、この約120nmの狭い領域を3分割しよう
とすると所謂クロストークと呼ばれる好ましくない現象
が生じる事がある。例えばλ2の領域を画像露光する
際、フィルターを通った光源光のλ1および/もしくは
λ3の成分光がλ2感光層以外を感光させるクロストーク
が起こる事がある。このようなクロストークが起こった
場合、感光記録媒体を現像すると原稿から予想される色
と違った色になる。更に、干渉フィルターは高価なた
め、できるだけ小さい干渉フィルター使用する事が望ま
しく、干渉フィルターを光源の近傍に設置する必要が生
じる。干渉フィルターを光源の近傍に設置した場合、光
源を点灯すると光源の熱で干渉フィルターが加熱され
る。この時、意外なことに、干渉フィルターのバンドパ
ス特性が干渉フィルターの昇温と共に変化し、約10n
mまで透過光領域が短波化し、透過光が、約40nm以
下のそれぞれの領域からはみだしてしまう。このよう
に、実験室的には優れた感光記録媒体が形成されても、
実用的な大きさの画像を形成するシステムが不十分であ
つた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、不要
な廃棄物の発生がなく、かつ現像液等を使用する必要の
ない完全ドライの感光記録媒体を露光するのに適した露
光装置を提供する事であり、更には、多色の感光記録媒
体を用い、各色の間の混色がない鮮明な画像を短時間に
露光できる露光装置を提供する事である。また、この露
光装置を用い、画質の優れたカラー画像を簡便に形成す
る画像形成方法を提供することである。
な廃棄物の発生がなく、かつ現像液等を使用する必要の
ない完全ドライの感光記録媒体を露光するのに適した露
光装置を提供する事であり、更には、多色の感光記録媒
体を用い、各色の間の混色がない鮮明な画像を短時間に
露光できる露光装置を提供する事である。また、この露
光装置を用い、画質の優れたカラー画像を簡便に形成す
る画像形成方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、画像原
稿を感光記録媒体に重ねて画像露光を行なうための露光
装置に於いて、露光光源と該感光記録媒体との間に、該
感光記録媒体の分光感度に合わせた波長の光を透過する
装置、及び、該分光感度に合わせた波長の光を透過する
装置と該露光光源との間に、光源の熱線を遮断する装置
が設置されている事を特徴とする露光装置、及び、この
露光装置を用い、露光により光硬化性組成物に潜像が形
成され加熱により発色もしくは消色に関わる成分がその
潜像に応じて記録媒体内で移動して画像を形成する熱現
像型感光記録媒体に複数回露光し、次いで実質上均一に
加熱して画像を得ることを特徴とする画像形成方法によ
り達成された。以下、図面の番号を参照しながら、本発
明を詳細に説明する。
稿を感光記録媒体に重ねて画像露光を行なうための露光
装置に於いて、露光光源と該感光記録媒体との間に、該
感光記録媒体の分光感度に合わせた波長の光を透過する
装置、及び、該分光感度に合わせた波長の光を透過する
装置と該露光光源との間に、光源の熱線を遮断する装置
が設置されている事を特徴とする露光装置、及び、この
露光装置を用い、露光により光硬化性組成物に潜像が形
成され加熱により発色もしくは消色に関わる成分がその
潜像に応じて記録媒体内で移動して画像を形成する熱現
像型感光記録媒体に複数回露光し、次いで実質上均一に
加熱して画像を得ることを特徴とする画像形成方法によ
り達成された。以下、図面の番号を参照しながら、本発
明を詳細に説明する。
【0011】本発明において、露光光源と該感光記録媒
体との間に設置する、該感光記録媒体の分光感度に合わ
せた波長の光を透過する装置としては、多層膜干渉フイ
ルターが挙げられる。好ましく用いることのできる多層
膜干渉フィルター54としては、金属干渉フィルター・
例えばMIF−W型フィルター(日本真空光学株式会社
製)、全誘電体干渉フィルター・例えばDIF型フィル
ター(日本真空光学株式会社製)やダイクロイックフィ
ルター(日本真空光学株式会社製)等を、単独もしくは
組み合わせて用いることができる。この際、多層膜の厚
みがフイルターの中心部より周辺部にいくに従い厚くな
っている干渉フイルターや、凸面を有する干渉フイルタ
ーを用いることが好ましい。これにより、フイルターヘ
の光の入射角度の変化による透過光中心波長の変化を大
幅に抑えることができる。凸面を有する干渉フィルター
の望ましい平均曲率半径としては、光源と干渉フィルタ
ーの距離の1/2〜4倍程度が好ましく、1/1.5〜
2倍程度が更に好ましい。平均曲率半径がこれより大き
いか、もしくは小さいと露光機露光面上での透過波長分
布が大きくなる。この曲率半径は干渉フィルターの全面
で一定である必要は無く、主要部の曲率半径が上記範囲
に入っておればよい。例えば、干渉フィルター中央部は
比較的垂直に光が透過するため中央部は平面状であって
もよい。ここで、平均曲率半径とは、以下の意味であ
る。上述した通り、干渉フイルターの凸面の形状は中央
部と周辺部で異なっていても良いが、各凸面の曲率半径
の相加平均値を平均曲率半径と定義し、これが上述の範
囲に入っていれば良い。また、この凸面を有する干渉フ
ィルターの干渉膜の膜厚は中央部と周辺部とが異なって
いてもよく、膜厚分布としては周辺部の膜厚が厚い方が
好ましい。
体との間に設置する、該感光記録媒体の分光感度に合わ
せた波長の光を透過する装置としては、多層膜干渉フイ
ルターが挙げられる。好ましく用いることのできる多層
膜干渉フィルター54としては、金属干渉フィルター・
例えばMIF−W型フィルター(日本真空光学株式会社
製)、全誘電体干渉フィルター・例えばDIF型フィル
ター(日本真空光学株式会社製)やダイクロイックフィ
ルター(日本真空光学株式会社製)等を、単独もしくは
組み合わせて用いることができる。この際、多層膜の厚
みがフイルターの中心部より周辺部にいくに従い厚くな
っている干渉フイルターや、凸面を有する干渉フイルタ
ーを用いることが好ましい。これにより、フイルターヘ
の光の入射角度の変化による透過光中心波長の変化を大
幅に抑えることができる。凸面を有する干渉フィルター
の望ましい平均曲率半径としては、光源と干渉フィルタ
ーの距離の1/2〜4倍程度が好ましく、1/1.5〜
2倍程度が更に好ましい。平均曲率半径がこれより大き
いか、もしくは小さいと露光機露光面上での透過波長分
布が大きくなる。この曲率半径は干渉フィルターの全面
で一定である必要は無く、主要部の曲率半径が上記範囲
に入っておればよい。例えば、干渉フィルター中央部は
比較的垂直に光が透過するため中央部は平面状であって
もよい。ここで、平均曲率半径とは、以下の意味であ
る。上述した通り、干渉フイルターの凸面の形状は中央
部と周辺部で異なっていても良いが、各凸面の曲率半径
の相加平均値を平均曲率半径と定義し、これが上述の範
囲に入っていれば良い。また、この凸面を有する干渉フ
ィルターの干渉膜の膜厚は中央部と周辺部とが異なって
いてもよく、膜厚分布としては周辺部の膜厚が厚い方が
好ましい。
【0012】具体的な形状としては、筒、球、楕円球等
の一部と同等なものが挙げられるが、いわゆる点光源を
用いる場合には、球もしくはこれに近い形状の立体の一
部と同等の形状を有する多層膜干渉フイルターが好まし
い。このフイルターは、凸面を画像原稿の側に向けて設
置される。
の一部と同等なものが挙げられるが、いわゆる点光源を
用いる場合には、球もしくはこれに近い形状の立体の一
部と同等の形状を有する多層膜干渉フイルターが好まし
い。このフイルターは、凸面を画像原稿の側に向けて設
置される。
【0013】このような凸面を有する干渉フイルター
は、種々の方法で作成することができる。例えば、望ま
しい凸面を有するガラス等の基板上に真空蒸着法、スパ
ツター法、イオンプレーテイング法、化学的気相成長
(CVD)法、ゾルーゲル法等、種々の公知の方法で多
層膜を形成しても良く、平面状に形成された干渉フイル
ターを望ましい凸面に加工しても良い。
は、種々の方法で作成することができる。例えば、望ま
しい凸面を有するガラス等の基板上に真空蒸着法、スパ
ツター法、イオンプレーテイング法、化学的気相成長
(CVD)法、ゾルーゲル法等、種々の公知の方法で多
層膜を形成しても良く、平面状に形成された干渉フイル
ターを望ましい凸面に加工しても良い。
【0014】中心部と周辺部で多層膜の厚みを変えた多
層膜干渉フイルターも公知の種々の方法で作成すること
ができる。例えば、真空蒸着法では、蒸着源を基板周辺
部に置き、基板中央を軸として水平に回転させる方法
や、蒸着源を基板周辺に置き、蒸着源と基板までの距離
を変化させつつ蒸着する方法等がある。
層膜干渉フイルターも公知の種々の方法で作成すること
ができる。例えば、真空蒸着法では、蒸着源を基板周辺
部に置き、基板中央を軸として水平に回転させる方法
や、蒸着源を基板周辺に置き、蒸着源と基板までの距離
を変化させつつ蒸着する方法等がある。
【0015】この多層膜干渉フィルターには、公知の色
素が入ったフィルム状フィルターや色ガラスフィルター
を組み合わせてもよく、また、多層膜干渉フィルターの
一部をこのフィルターで置き換えても良い。色素フィル
ターとして用いる事のできる色素が入ったフィルム状フ
ィルターとしては、例えばSC41フィルター(富士写
真フィルム株式会社製)があり、色素が入ったガラスフ
ィルターとしては、例えばL−42フィルター(東芝硝
子株式会社製)等を挙げる事ができる。
素が入ったフィルム状フィルターや色ガラスフィルター
を組み合わせてもよく、また、多層膜干渉フィルターの
一部をこのフィルターで置き換えても良い。色素フィル
ターとして用いる事のできる色素が入ったフィルム状フ
ィルターとしては、例えばSC41フィルター(富士写
真フィルム株式会社製)があり、色素が入ったガラスフ
ィルターとしては、例えばL−42フィルター(東芝硝
子株式会社製)等を挙げる事ができる。
【0016】本発明において光源の熱線を遮断する装置
としては、熱線カツトフイルター59もしくは熱線カツ
トガラスを用いることが好ましく、例えば、石英ガラ
ス、パイレツクスガラス、白板ガラス、青板ガラスで代
表される種々のガラス、もしくはそれらの上に赤外線反
射層を形成したものを用いることができる。この熱線カ
ツトフイルターもしくは熱線カツトガラスも、凸面状の
形状を有することが好ましい。これにより、凸面を有す
る干渉フイルターを用いる場合、露光面中央部と周辺部
における照度の均一性が大幅に上昇する。この際、熱線
カツトフイルターもしくは熱線カツトガラスの形状とし
ては、干渉フイルターと同じ程度の平均曲率半径を有す
る凸面であることが好ましく、好ましくは干渉フィルタ
ーの平均曲率半径の1/10〜100倍の平均曲率半径
を有している事が好ましく、更に好ましくは干渉フィル
ターの平均曲率半径の1/4〜4倍の平均曲率半径を有
している事が好ましい。平板状の熱線カツトフイルター
もしくは熱線カツトガラスを用いると、凸面を有する干
渉フイルターとの間で光が多重反射するためか、露光面
中央部の照度が異常に高くなる傾向があり好ましくな
い。凸面を有する熱線カツトフイルターもしくは熱線カ
ツトガラスの具体的な形状は上述したものと同様であ
る。これらの熱線カツトフイルターもしくは熱線カツト
ガラスは、空冷もしくは水冷されていることが好まし
い。空冷、水冷の方法としては、従来公知の任意の方法
を使用することができる。
としては、熱線カツトフイルター59もしくは熱線カツ
トガラスを用いることが好ましく、例えば、石英ガラ
ス、パイレツクスガラス、白板ガラス、青板ガラスで代
表される種々のガラス、もしくはそれらの上に赤外線反
射層を形成したものを用いることができる。この熱線カ
ツトフイルターもしくは熱線カツトガラスも、凸面状の
形状を有することが好ましい。これにより、凸面を有す
る干渉フイルターを用いる場合、露光面中央部と周辺部
における照度の均一性が大幅に上昇する。この際、熱線
カツトフイルターもしくは熱線カツトガラスの形状とし
ては、干渉フイルターと同じ程度の平均曲率半径を有す
る凸面であることが好ましく、好ましくは干渉フィルタ
ーの平均曲率半径の1/10〜100倍の平均曲率半径
を有している事が好ましく、更に好ましくは干渉フィル
ターの平均曲率半径の1/4〜4倍の平均曲率半径を有
している事が好ましい。平板状の熱線カツトフイルター
もしくは熱線カツトガラスを用いると、凸面を有する干
渉フイルターとの間で光が多重反射するためか、露光面
中央部の照度が異常に高くなる傾向があり好ましくな
い。凸面を有する熱線カツトフイルターもしくは熱線カ
ツトガラスの具体的な形状は上述したものと同様であ
る。これらの熱線カツトフイルターもしくは熱線カツト
ガラスは、空冷もしくは水冷されていることが好まし
い。空冷、水冷の方法としては、従来公知の任意の方法
を使用することができる。
【0017】カラー露光の為には、特に、長波層の露光
にはλ1とλ2という短波領域の光をカットするシャープ
カットフィルター例えば、SC41フィルター(富士写
真フィルム株式会社製)を、中波層の露光にはバンドパ
スフィルター例えば金属干渉フィルター(日本真空光学
株式会社製)と超微粒子酸化亜鉛(住友セメント(株)
製のZnO−100)をガラス上にコーティングしたフ
イルターとの組合せを用いる等、必要な透過波長に従っ
て種々のフイルター及びそれらの組合せを選択すること
ができる。
にはλ1とλ2という短波領域の光をカットするシャープ
カットフィルター例えば、SC41フィルター(富士写
真フィルム株式会社製)を、中波層の露光にはバンドパ
スフィルター例えば金属干渉フィルター(日本真空光学
株式会社製)と超微粒子酸化亜鉛(住友セメント(株)
製のZnO−100)をガラス上にコーティングしたフ
イルターとの組合せを用いる等、必要な透過波長に従っ
て種々のフイルター及びそれらの組合せを選択すること
ができる。
【0018】本発明の露光装置においては、露光光源
の、熱線を遮断する装置とは反対側に、熱線を透過し紫
外線および/もしくは可視光線を反射する反射板もしく
は凹面鏡53を設置することができる。この目的には、
石英ガラス、パイレツクスガラス、白板ガラス、青板ガ
ラスで代表される種々のガラスに、上述した多層膜干渉
フイルター層を設ければ良い。
の、熱線を遮断する装置とは反対側に、熱線を透過し紫
外線および/もしくは可視光線を反射する反射板もしく
は凹面鏡53を設置することができる。この目的には、
石英ガラス、パイレツクスガラス、白板ガラス、青板ガ
ラスで代表される種々のガラスに、上述した多層膜干渉
フイルター層を設ければ良い。
【0019】本発明の露光装置において、感光記録媒体
と原稿を密着させる部分に使用する押さえガラス77と
しては、例えば石英ガラス、パイレックスガラス(ダウ
コーニング社製)、IWAKI CODE 7740ガ
ラス(岩城ガラス株式会社製)、DURAN GLAS
S(SCHOTT社製)、ハリオー32ガラス(柴田科
学機器工業株式会社製)、ミュージアムガラス(旭ガラ
ス株式会社製)および青板ガラス等を使用することがで
きる。
と原稿を密着させる部分に使用する押さえガラス77と
しては、例えば石英ガラス、パイレックスガラス(ダウ
コーニング社製)、IWAKI CODE 7740ガ
ラス(岩城ガラス株式会社製)、DURAN GLAS
S(SCHOTT社製)、ハリオー32ガラス(柴田科
学機器工業株式会社製)、ミュージアムガラス(旭ガラ
ス株式会社製)および青板ガラス等を使用することがで
きる。
【0020】次ぎに、本発明で使用する感光記録媒体7
8について説明する。この記録媒体は、露光により光硬
化性組成物に潜像が形成され、加熱により発色もしくは
消色に関わる成分が該潜像に応じて記録媒体内で移動し
て画像を形成する感光・感熱層を支持体の少なくとも片
面にする。具体的には、例えば、特開平3−87827
号明細書に記載されているマイクロカプセル外に電子受
容性部と重合性のビニルモノマー部を同一分子内に有す
る化合物と光重合開始剤を含有する光重合性組成物と電
子供与性の無色染料を内包するマイクロカプセルとを含
有する層を塗設した記録材料を挙げることができる。こ
の記録材料を露光するとマイクロカプセル外にある光重
合性組成物の露光された部位が重合して潛像が形成さ
れ、その後、加熱すると電子受容性化合物がその潛像に
応じて感材内で拡散してマイクロカプセル内の電子供与
性の無色染料を発色させ良好なコントラストのポジ色画
像を形成することができる。
8について説明する。この記録媒体は、露光により光硬
化性組成物に潜像が形成され、加熱により発色もしくは
消色に関わる成分が該潜像に応じて記録媒体内で移動し
て画像を形成する感光・感熱層を支持体の少なくとも片
面にする。具体的には、例えば、特開平3−87827
号明細書に記載されているマイクロカプセル外に電子受
容性部と重合性のビニルモノマー部を同一分子内に有す
る化合物と光重合開始剤を含有する光重合性組成物と電
子供与性の無色染料を内包するマイクロカプセルとを含
有する層を塗設した記録材料を挙げることができる。こ
の記録材料を露光するとマイクロカプセル外にある光重
合性組成物の露光された部位が重合して潛像が形成さ
れ、その後、加熱すると電子受容性化合物がその潛像に
応じて感材内で拡散してマイクロカプセル内の電子供与
性の無色染料を発色させ良好なコントラストのポジ色画
像を形成することができる。
【0021】また、ネガ画像を形成する方法の具体的な
例としては、例えば、特願平3−16788号明細書中
に記載されている、マイクロカプセル外にある電子受容
性化合物と重合性のビニルモノマーと光重合開始剤を含
有する光重合性組成物、及び電子供与性の無色染料を内
包するマイクロカプセルとを含有する層を塗設した記録
材料を挙げることができる。この記録材料を露光すると
マイクロカプセル外にある光重合性組成物の露光された
部位が重合して潛像が形成され、その後、加熱すると重
合部の電子受容性化合物がその潛像に応じて感材内で拡
散してマイクロカプセル内の電子供与性の無色染料を発
色させ良好なコントラストのネガ画像を形成することが
できる。これらの記録材料に用いる感光・感熱層は上述
の構成に限定されるものではなく、目的に応じて様々な
構成をとることができる。
例としては、例えば、特願平3−16788号明細書中
に記載されている、マイクロカプセル外にある電子受容
性化合物と重合性のビニルモノマーと光重合開始剤を含
有する光重合性組成物、及び電子供与性の無色染料を内
包するマイクロカプセルとを含有する層を塗設した記録
材料を挙げることができる。この記録材料を露光すると
マイクロカプセル外にある光重合性組成物の露光された
部位が重合して潛像が形成され、その後、加熱すると重
合部の電子受容性化合物がその潛像に応じて感材内で拡
散してマイクロカプセル内の電子供与性の無色染料を発
色させ良好なコントラストのネガ画像を形成することが
できる。これらの記録材料に用いる感光・感熱層は上述
の構成に限定されるものではなく、目的に応じて様々な
構成をとることができる。
【0022】また、本発明に用いる多色の感光記録媒体
料の場合は、例えば、異なる色相に発色する電子供与性
無色染料を含有するマイクロカプセルと異なる波長の光
に感光する光硬化性組成物を各層に含む多層の記録材料
の構成を採ることができる。例えば、シアンに発色する
電子供与性無色染料を含有するマイクロカプセルと波長
λ3に感光する光硬化性組性物を含有した層を支持体上
に設け、その上にマゼンタに発色する電子供与性無色染
料を含有するマイクロカプセルと波長λ2に感光する光
硬化性組性物を含有した層を設け、その上にイエローに
発色する電子供与性無色染料を含有するマイクロカプセ
ルと波長λ1に感光する光硬化性組性物を含有した層を
設けた構成、更に各層の間に中間層を設けた構成、更に
この中間層中に紫外線吸収剤を含有する構成等を用いる
ことができる。この場合、中間層中に紫外線吸収剤を含
有する構成が特に好ましい。その構成としては、例え
ば、シアンに発色する電子供与性無色染料を含有するマ
イクロカプセルと波長λ3に感光する光硬化性組性物と
を含有した層を支持体上に設け、その上に波長λ3より
短波の光を吸収する紫外線吸収剤を含有する中間層を設
け、その上にマゼンタに発色する電子供与性無色染料を
含有するマイクロカプセルと波長λ2に感光する光硬化
性組性物とを含有した層を設け、その上に波長λ2より
短波の光を吸収する紫外線吸収剤を含有する中間層を設
け、その上にイエローに発色する電子供与性無色染料を
含有するマイクロカプセルと波長λ1に感光する光硬化
性組性物とを含有した層を設け、更にその上に保護層を
設けた構成がある。これら層構成、感光・感熱層を形成
する種々の素材は、上記2つの明細書に詳細に記載され
ている。
料の場合は、例えば、異なる色相に発色する電子供与性
無色染料を含有するマイクロカプセルと異なる波長の光
に感光する光硬化性組成物を各層に含む多層の記録材料
の構成を採ることができる。例えば、シアンに発色する
電子供与性無色染料を含有するマイクロカプセルと波長
λ3に感光する光硬化性組性物を含有した層を支持体上
に設け、その上にマゼンタに発色する電子供与性無色染
料を含有するマイクロカプセルと波長λ2に感光する光
硬化性組性物を含有した層を設け、その上にイエローに
発色する電子供与性無色染料を含有するマイクロカプセ
ルと波長λ1に感光する光硬化性組性物を含有した層を
設けた構成、更に各層の間に中間層を設けた構成、更に
この中間層中に紫外線吸収剤を含有する構成等を用いる
ことができる。この場合、中間層中に紫外線吸収剤を含
有する構成が特に好ましい。その構成としては、例え
ば、シアンに発色する電子供与性無色染料を含有するマ
イクロカプセルと波長λ3に感光する光硬化性組性物と
を含有した層を支持体上に設け、その上に波長λ3より
短波の光を吸収する紫外線吸収剤を含有する中間層を設
け、その上にマゼンタに発色する電子供与性無色染料を
含有するマイクロカプセルと波長λ2に感光する光硬化
性組性物とを含有した層を設け、その上に波長λ2より
短波の光を吸収する紫外線吸収剤を含有する中間層を設
け、その上にイエローに発色する電子供与性無色染料を
含有するマイクロカプセルと波長λ1に感光する光硬化
性組性物とを含有した層を設け、更にその上に保護層を
設けた構成がある。これら層構成、感光・感熱層を形成
する種々の素材は、上記2つの明細書に詳細に記載され
ている。
【0023】本発明の画像形成方法においては、このよ
うな感光記録媒体を、本発明になる露光装置で露光した
後、実質的に均一に加熱する。これによりフルカラーの
画像を得る機構、本発明の露光装置に更に追加すること
が好ましい機構に関しては、特願平2−176826,
同2−176828当に詳細に記載されている。以下
に、本発明の実施例を記載するが、本発明はこれらに限
定されるものではない。
うな感光記録媒体を、本発明になる露光装置で露光した
後、実質的に均一に加熱する。これによりフルカラーの
画像を得る機構、本発明の露光装置に更に追加すること
が好ましい機構に関しては、特願平2−176826,
同2−176828当に詳細に記載されている。以下
に、本発明の実施例を記載するが、本発明はこれらに限
定されるものではない。
【0024】
実施例1 図1は本発明の露光装置の回路構成例を示す機能ブロッ
ク図、図2は本発明になる光源部分を組み込んだプリン
ターの例示図である。図1において、54はF1,F
2,F3から成る多層膜干渉フイルター群であり、簡便
に平面として描いている。59は熱線カットフイルター
で、同様に平面として描いている。67は操作ボタン
で、これを押すことにより、フイルター群54の中から
必要なフイルターが選択され、同時にガラス板77と押
えカバー79の間が減圧されて両者に挟まれた原稿18
と感光記録媒体78が密着し、その後、光源12が所定
時間点灯して感光記録媒体78を露光する。所定時間経
過後、消灯し常圧に戻り同時にフイルターが光源の上部
からはずれて一連の単色露光操作が終了する。多色画像
を形成するときには、この操作を繰り返す。68は操作
表示部で、54の群から選択した干渉フイルター種類や
操作終了までの時間等を表示できる。12は光源で水銀
灯等が好ましく用いられる。これは、制御回路50の制
御の下に光源駆動回路66により駆動される。18は感
光記録媒体を、58は空冷装置を示す。
ク図、図2は本発明になる光源部分を組み込んだプリン
ターの例示図である。図1において、54はF1,F
2,F3から成る多層膜干渉フイルター群であり、簡便
に平面として描いている。59は熱線カットフイルター
で、同様に平面として描いている。67は操作ボタン
で、これを押すことにより、フイルター群54の中から
必要なフイルターが選択され、同時にガラス板77と押
えカバー79の間が減圧されて両者に挟まれた原稿18
と感光記録媒体78が密着し、その後、光源12が所定
時間点灯して感光記録媒体78を露光する。所定時間経
過後、消灯し常圧に戻り同時にフイルターが光源の上部
からはずれて一連の単色露光操作が終了する。多色画像
を形成するときには、この操作を繰り返す。68は操作
表示部で、54の群から選択した干渉フイルター種類や
操作終了までの時間等を表示できる。12は光源で水銀
灯等が好ましく用いられる。これは、制御回路50の制
御の下に光源駆動回路66により駆動される。18は感
光記録媒体を、58は空冷装置を示す。
【0025】図2は、本発明になる露光光源部を組み込
んだ露光装置の一例である。記録媒体78として多色記
録媒体を使用するときは、先ずフイルターF1を通った
中心波長λ1の光により露光し、ついでフイルターをF
2に交換して中心波長λ2の光で露光し、最後にフイル
ターF3(便宜上平面で描いてある)に交換して中心波
長λ3の光で露光する。53は熱線を透過し紫外線及び
/もしくは可視光線を反射する凹面鏡である。80はフ
レネルレンズである。
んだ露光装置の一例である。記録媒体78として多色記
録媒体を使用するときは、先ずフイルターF1を通った
中心波長λ1の光により露光し、ついでフイルターをF
2に交換して中心波長λ2の光で露光し、最後にフイル
ターF3(便宜上平面で描いてある)に交換して中心波
長λ3の光で露光する。53は熱線を透過し紫外線及び
/もしくは可視光線を反射する凹面鏡である。80はフ
レネルレンズである。
【0026】実施例2 F1フイルターとして曲率半径R250のガラス上に形
成した、中心波長328nmのMIF−W型フイルター
(日本真空光学株式会社製)、F2フイルターとして同
様のガラス上に形成した中心波長378nmのMIF−
W型フイルター(日本真空光学株式会社製)、F3フイ
ルターとしてSC41フイルター(富士写真フイルム
(株)製)を用い、熱線カツトガラスとてR250のパ
イレツクスガラスを用い、特願平3−16788に記載
された記録媒体を用いて、6KwのAEL光源(フュー
ジョン社製)を用いて3回の露光を行った。光源と干渉
フイルターとの間の距離は220mm,光源と熱線カツ
トガラス間の距離は110mmであつた。露光後、記録
媒体を120℃の熱ローラーを用いて1〜5秒の熱現像
を行つた。得られた画像は、中心部、周辺部共に地肌カ
ブリも無く、クロストークも無い、鮮明なものであつ
た。
成した、中心波長328nmのMIF−W型フイルター
(日本真空光学株式会社製)、F2フイルターとして同
様のガラス上に形成した中心波長378nmのMIF−
W型フイルター(日本真空光学株式会社製)、F3フイ
ルターとしてSC41フイルター(富士写真フイルム
(株)製)を用い、熱線カツトガラスとてR250のパ
イレツクスガラスを用い、特願平3−16788に記載
された記録媒体を用いて、6KwのAEL光源(フュー
ジョン社製)を用いて3回の露光を行った。光源と干渉
フイルターとの間の距離は220mm,光源と熱線カツ
トガラス間の距離は110mmであつた。露光後、記録
媒体を120℃の熱ローラーを用いて1〜5秒の熱現像
を行つた。得られた画像は、中心部、周辺部共に地肌カ
ブリも無く、クロストークも無い、鮮明なものであつ
た。
【0027】実施例3 実施例2の凸面を有する干渉フイルターの代わりに、以
下の様な、中心から周辺部に向かって各薄膜の厚みを変
えたフイルターを用いた。光源から垂直に引いた仮想線
と光源からフイルターの任意部分に引いた仮想線との成
す角φの関数として、 任意位置での薄膜の厚み=中心部での薄膜の厚み/si
n(φ) とした。他は同様にして露光・現像したところ、中心
部、周辺部共に地肌かぶりもクロストークも無い鮮明な
画像を得た。 比較例1 実施例2において、F1及びF2フイルターとして平面
のものを用いた以外は同様の露光・現像を行った。画像
の中心部ではクロストークの無い鮮明な画像を得たが、
周辺部ではF1及びF2フイルターに斜めに光源光が入
射するため透過波長がそれぞれ、328nm、378n
mより短波になり、結果的に、周辺部での透過光量不足
によるシアンかぶり、及びシアン発色層のクロストーク
による濃度低下とマゼンタかぶりが発生した。
下の様な、中心から周辺部に向かって各薄膜の厚みを変
えたフイルターを用いた。光源から垂直に引いた仮想線
と光源からフイルターの任意部分に引いた仮想線との成
す角φの関数として、 任意位置での薄膜の厚み=中心部での薄膜の厚み/si
n(φ) とした。他は同様にして露光・現像したところ、中心
部、周辺部共に地肌かぶりもクロストークも無い鮮明な
画像を得た。 比較例1 実施例2において、F1及びF2フイルターとして平面
のものを用いた以外は同様の露光・現像を行った。画像
の中心部ではクロストークの無い鮮明な画像を得たが、
周辺部ではF1及びF2フイルターに斜めに光源光が入
射するため透過波長がそれぞれ、328nm、378n
mより短波になり、結果的に、周辺部での透過光量不足
によるシアンかぶり、及びシアン発色層のクロストーク
による濃度低下とマゼンタかぶりが発生した。
【0028】比較例2 実施例2において、熱線カツトガラスとて平面状のパイ
レツクスガラスを用いた以外は実施例2と同様にして露
光・現像を行った。中心部の光量が強く、周辺部でシア
ン・マゼンタのかぶりのある画像であつた。
レツクスガラスを用いた以外は実施例2と同様にして露
光・現像を行った。中心部の光量が強く、周辺部でシア
ン・マゼンタのかぶりのある画像であつた。
【0029】実施例4、実施例5 図2に示した様にフレネルレンズを設置した場合(実施
例4)と、設置しない場合(実施例5)の比較を行っ
た。実施例4においては全面で各色のズレは見られず鮮
明な画像であったが、実施例5においては、中央から約
40cm離れたところで僅かな色ズレが見られた。
例4)と、設置しない場合(実施例5)の比較を行っ
た。実施例4においては全面で各色のズレは見られず鮮
明な画像であったが、実施例5においては、中央から約
40cm離れたところで僅かな色ズレが見られた。
【0030】
【発明の効果】本発明の露光装置及び画像形成方法によ
り、廃棄物が発生せず、画像露光と全面加熱という簡単
な操作で、露光装置の周辺部でもかぶりやクロストーク
が無い鮮明なフルカラー画像を得ることができる。
り、廃棄物が発生せず、画像露光と全面加熱という簡単
な操作で、露光装置の周辺部でもかぶりやクロストーク
が無い鮮明なフルカラー画像を得ることができる。
【図1】図1は、本発明の露光装置の回路構成例を示す
機能ブロツク図である。
機能ブロツク図である。
【図2】図2は、本発明のフイルターを用いた光源を組
み込んだ露光装置の例である。
み込んだ露光装置の例である。
12 光源 18 原稿 50 制御回路 53 熱線を透過し紫外線及び/もしくは可視光線を
反射する凹面鏡 54 F1,F2,F3から成るフイルター群(F
1,F2は凸面を有する多層膜干渉フイルター、F3は
平面状の色素フイルターの例) 58 空冷装置 59 熱線カットフイルター 66 光源駆動回路 67 操作ボタン 68 操作表示部 75 フレネルレンズ 76 電源 77 ガラス板 78 感光記録媒体 79 押えカバー 80 真空ポンプ駆動回路 82 光量検出部 83 フイルター駆動機構
反射する凹面鏡 54 F1,F2,F3から成るフイルター群(F
1,F2は凸面を有する多層膜干渉フイルター、F3は
平面状の色素フイルターの例) 58 空冷装置 59 熱線カットフイルター 66 光源駆動回路 67 操作ボタン 68 操作表示部 75 フレネルレンズ 76 電源 77 ガラス板 78 感光記録媒体 79 押えカバー 80 真空ポンプ駆動回路 82 光量検出部 83 フイルター駆動機構
【手続補正書】
【提出日】平成4年4月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項10
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】これらの感光記録媒体でカラー記録をする
には、基本的には、感光波長および熱現像で得られる色
相がお互いに異なる複数の感光層を有する記録媒体を用
いればよい。好ましい多色記録媒体の例として特開平3
−87827号、特願平3−16788号に記載の記録
媒体を挙げることができる。たとえば、異なる色に対応
する複数の感光層を有し、かつ、露光光源側から記録媒
体の支持体側にむかっての層構成として、中心波長λ1
の光に感光する第1の感光層、中心波長λ1の光を吸収
する中間層、中心波長λ2の光に感光し第1の感光層と
異なる色に発色する第2の感光層、中心波長λi−1の
光を吸収する中間層、中心波長λiの光に感光し第1の
感光層、第2の感光層と異なる色に発色する第i番目の
感光層の順に少なくとも2層以上の感光層が支持体上に
積層されており、かつ、中心波長λ1<λ2<・・・<
λiであることを特徴とする多色記録媒体を挙げること
ができる。ここで、iは2以上の整数を表す。この光記
録媒体はモノシート型であるため、中心波長λjを可視
域に設定すると、可視光を吸収する記録媒体となり、記
録媒体は着色する。このため中心波長は紫外域にあるこ
とが望ましく、シアン、マゼンタ、イエロー発色層を持
ったカラーの光記録媒体の場合、紫外域に3種の中心波
長を持つことが望ましい。即ち、広くみても、露光装置
の押さえガラスやリス原稿が透過する光の短波限界であ
る330nmを下限とし、記録媒体の着色が許容できる
約450nmを上限とする約120nmの領域に3つの
中心波長を持つことが好ましい。ここで、jは1以上の
整数を表す。
には、基本的には、感光波長および熱現像で得られる色
相がお互いに異なる複数の感光層を有する記録媒体を用
いればよい。好ましい多色記録媒体の例として特開平3
−87827号、特願平3−16788号に記載の記録
媒体を挙げることができる。たとえば、異なる色に対応
する複数の感光層を有し、かつ、露光光源側から記録媒
体の支持体側にむかっての層構成として、中心波長λ1
の光に感光する第1の感光層、中心波長λ1の光を吸収
する中間層、中心波長λ2の光に感光し第1の感光層と
異なる色に発色する第2の感光層、中心波長λi−1の
光を吸収する中間層、中心波長λiの光に感光し第1の
感光層、第2の感光層と異なる色に発色する第i番目の
感光層の順に少なくとも2層以上の感光層が支持体上に
積層されており、かつ、中心波長λ1<λ2<・・・<
λiであることを特徴とする多色記録媒体を挙げること
ができる。ここで、iは2以上の整数を表す。この光記
録媒体はモノシート型であるため、中心波長λjを可視
域に設定すると、可視光を吸収する記録媒体となり、記
録媒体は着色する。このため中心波長は紫外域にあるこ
とが望ましく、シアン、マゼンタ、イエロー発色層を持
ったカラーの光記録媒体の場合、紫外域に3種の中心波
長を持つことが望ましい。即ち、広くみても、露光装置
の押さえガラスやリス原稿が透過する光の短波限界であ
る330nmを下限とし、記録媒体の着色が許容できる
約450nmを上限とする約120nmの領域に3つの
中心波長を持つことが好ましい。ここで、jは1以上の
整数を表す。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】本発明において、露光光源と該感光記録媒
体との間に設置する、該感光記録媒体の分光感度に合わ
せた波長の光を透過する装置としては、多層膜干渉フイ
ルターが挙げられる。好ましく用いることのできる多層
膜干渉フィルター54としては、金属干渉フィルター・
例えばMIF−W型フィルター(日本真空光学株式会社
製)、全誘電体干渉フィルター・例えばDIF型フィル
ター(日本真空光学株式会社製)やダイクロイックフィ
ルター(日本真空光学株式会社製)等を、単独もしくは
組み合わせて用いることができる。この際、多層膜の厚
みがフイルターの中心部より周辺部にいくに従い厚くな
っている干渉フイルターや、凸面を有する干渉フイルタ
ーを用いることが好ましい。これにより、フイルターヘ
の光の入射角度の変化による透過光中心波長の変化を大
幅に抑えることができる。凸面を有する干渉フィルター
の望ましい平均曲率半径としては、光源と干渉フィルタ
ーの距離の1/2〜4倍程度が好ましく、1/1.5〜
2倍程度が更に好ましい。平均曲率半径がこれより大き
いか、もしくは小さいと露光機露光面上での透過波長分
布が大きくなる。この曲率半径は干渉フィルターの全面
で一定である必要は無く、主要部の曲率半径が上記範囲
に入っておればよい。例えば、干渉フィルター中央部は
比較的垂直に光が透過するため中央部は平面状であって
もよい。ここで、平均曲率半径とは、以下の意味であ
る。上述した通り、干渉フイルターの凸面の形状は中央
部と周辺部で異なっていても良いが、各凸面の半径の逆
数の平均の逆数を平均曲率半径と定義し、これが上述の
範囲に入っていれば良い。また、この凸面を有する干渉
フィルターの干渉膜の膜厚は中央部と周辺部とが異なっ
ていてもよく、膜厚分布としては周辺部の膜厚が厚い方
が好ましい。
体との間に設置する、該感光記録媒体の分光感度に合わ
せた波長の光を透過する装置としては、多層膜干渉フイ
ルターが挙げられる。好ましく用いることのできる多層
膜干渉フィルター54としては、金属干渉フィルター・
例えばMIF−W型フィルター(日本真空光学株式会社
製)、全誘電体干渉フィルター・例えばDIF型フィル
ター(日本真空光学株式会社製)やダイクロイックフィ
ルター(日本真空光学株式会社製)等を、単独もしくは
組み合わせて用いることができる。この際、多層膜の厚
みがフイルターの中心部より周辺部にいくに従い厚くな
っている干渉フイルターや、凸面を有する干渉フイルタ
ーを用いることが好ましい。これにより、フイルターヘ
の光の入射角度の変化による透過光中心波長の変化を大
幅に抑えることができる。凸面を有する干渉フィルター
の望ましい平均曲率半径としては、光源と干渉フィルタ
ーの距離の1/2〜4倍程度が好ましく、1/1.5〜
2倍程度が更に好ましい。平均曲率半径がこれより大き
いか、もしくは小さいと露光機露光面上での透過波長分
布が大きくなる。この曲率半径は干渉フィルターの全面
で一定である必要は無く、主要部の曲率半径が上記範囲
に入っておればよい。例えば、干渉フィルター中央部は
比較的垂直に光が透過するため中央部は平面状であって
もよい。ここで、平均曲率半径とは、以下の意味であ
る。上述した通り、干渉フイルターの凸面の形状は中央
部と周辺部で異なっていても良いが、各凸面の半径の逆
数の平均の逆数を平均曲率半径と定義し、これが上述の
範囲に入っていれば良い。また、この凸面を有する干渉
フィルターの干渉膜の膜厚は中央部と周辺部とが異なっ
ていてもよく、膜厚分布としては周辺部の膜厚が厚い方
が好ましい。
Claims (10)
- 【請求項1】 画像原稿を感光記録媒体に重ねて画像露
光を行なうための露光装置に於いて、露光光源と該感光
記録媒体との間に、該感光記録媒体の分光感度に合わせ
た波長の光を透過する装置、及び、該分光感度に合わせ
た波長の光を透過する装置と該露光光源との間に、光源
の熱線を遮断する装置が設置されていることを特徴とす
る露光装置。 - 【請求項2】 該分光感度に合わせた波長の光を透過す
る装置が多層膜干渉フィルターであり、該多層膜の厚み
が該フィルターの中心部より周辺部にいくに従い厚くな
っていることを特徴とする請求項1に記載の露光装置。 - 【請求項3】 該感光記録媒体の分光感度に合わせた波
長の光を透過する装置が凸面を有する多層膜干渉フイル
ターであり、かつ、その凸面が該画像原稿に面して設置
されていることを特徴とする請求項1に記載の露光装
置。 - 【請求項4】 該多層膜干渉フィルターの形状が、光源
とフイルターとの距離の1/10〜100倍の平均曲率
半径を有する凸面であることを特徴とする請求項1もし
くは請求項3に記載の露光装置。 - 【請求項5】 該光源の熱線を遮断する装置が、凸面を
有する熱線カットフィルターもしくは熱線カットガラス
であり、かつその凸面が該多層膜干渉フィルターに面し
て設置されていることを特徴とする請求項2、請求項3
もしくは請求項4に記載の露光装置。 - 【請求項6】 該画像原稿と該分光感度に合わせた波長
の光を透過する装置との間に、フレネルレンズが設置さ
れていることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項
3、請求項4もしくは請求項5に記載の露光装置。 - 【請求項7】 透過中心波長の異なる複数個の装置を有
し、一回の露光毎に特定の透過中心波長を有する装置を
選択する機構を備えていることを特徴とする請求項1、
請求項2、請求項3、請求項4、請求項5もしくは請求
項6に記載の露光装置。 - 【請求項8】 該画像原稿と該特定の透過中心波長を有
する装置の間に、フレネルレンズが設置されていること
を特徴とする請求項7に記載の露光装置。 - 【請求項9】 請求項7もしくは請求項8に記載の露光
装置を用い、露光により光硬化性組成物に潜像が形成さ
れ加熱により発色もしくは消色に関わる成分がその潜像
に応じて記録媒体内で移動して画像を形成する、感光波
長と発色波長の少なくとも一方が異なる複数の感光層を
有する熱現像型感光記録媒体に、感光波長に対応した透
過中心波長を有する装置を選択しながら複数回露光し、
次いで実質上均一に加熱して画像を得ることを特徴とす
る画像形成方法。 - 【請求項10】 該感光記録媒体が、露光光源側から該
感光記録媒体の支持体側にむかっての層構成として、中
心波長λ1の光に感光する 第1の感光層、中心波長λ1
の光を吸収する中間層、中心波長λ2の光に感光し第1
の感光層と異なる色に発 色する第2の感光層、中心波
長λi-1の光を吸収する中間層、中心波長λiの光に感光
し第1の感光層、第2の感光層と異なる色に発 色する
第i番目の感光層の順 に少なくとも2層以上の感光層が
支持体上に積層されており、かつ、中心波長がλ1<λ2
<・・・<λiである多色記録媒体であり、 λ1,λ2,
・・・,λiに対応した透過中心波長を有する装置を選
択して繰り返 し露光し次いで実質上均一に加熱して画
像を得ることを特徴とする請求項9に記載の多色の画像
形成方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/826,835 US5274417A (en) | 1991-01-29 | 1992-01-28 | Exposing apparatus and method of forming image |
| EP19920101465 EP0497311A3 (en) | 1991-01-29 | 1992-01-29 | Exposing apparatus and method of forming image |
Applications Claiming Priority (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP929391 | 1991-01-29 | ||
| JP4028091 | 1991-03-06 | ||
| JP3-9293 | 1991-03-06 | ||
| JP3-40280 | 1991-03-06 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0572638A true JPH0572638A (ja) | 1993-03-26 |
Family
ID=26343988
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3307869A Pending JPH0572638A (ja) | 1991-01-29 | 1991-11-22 | 露光装置及び画像形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0572638A (ja) |
-
1991
- 1991-11-22 JP JP3307869A patent/JPH0572638A/ja active Pending
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