JPH0572716U - 粉体包装容器 - Google Patents
粉体包装容器Info
- Publication number
- JPH0572716U JPH0572716U JP2031992U JP2031992U JPH0572716U JP H0572716 U JPH0572716 U JP H0572716U JP 2031992 U JP2031992 U JP 2031992U JP 2031992 U JP2031992 U JP 2031992U JP H0572716 U JPH0572716 U JP H0572716U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】収納した粉粒体の漏出、香りの散逸を防止する
と共に開封を容易にし、廃棄時の公害問題をなくし、製
造効率を高めるもの。 【構成】紙を主体とした材料を使用し、かつ継目なしに
一体成形した容器本体Aと、該容器本体Aの開口部に嵌
合する枠状部10および枠状部10に内設した囲繞段部
に蓋体の外周をヒートシールし、囲繞段部につまみを備
えた開閉蓋14をハーフカット線13で区画して開封を
容易にし、更に、廃棄時において前記枠状部10、把手
帯16の分別処理を容易にする。
と共に開封を容易にし、廃棄時の公害問題をなくし、製
造効率を高めるもの。 【構成】紙を主体とした材料を使用し、かつ継目なしに
一体成形した容器本体Aと、該容器本体Aの開口部に嵌
合する枠状部10および枠状部10に内設した囲繞段部
に蓋体の外周をヒートシールし、囲繞段部につまみを備
えた開閉蓋14をハーフカット線13で区画して開封を
容易にし、更に、廃棄時において前記枠状部10、把手
帯16の分別処理を容易にする。
Description
【0001】
本考案は粉状物品、例えば粉状洗濯用合成洗剤等の漏出および物品特有の香り 、匂いの拡散を防止し、また使用済容器を構成する大部分の焼却処分が可能な粉 体包装容器に関する。
【0002】
従来より、一般に知られている洗剤等の収納に適した粉体包装容器は、特開昭 58−193248号公報に示されるような、いわゆる4フラップ・グルーシ ールタイプと、成形ボトムタイプとに大別される。 また最近の洗剤容器の小型化に対応して紙製本体と成形蓋を組合せた実公平 2−32567号公報や樹脂製骨格部材と紙製ブランク板を組合せた実開昭6 4−26232号公報記載の容器が提案されている。
【0003】
前記は、例えば洗濯用洗剤を収納した容器である場合、家庭日用品としての 使用頻度が大であることもあって、開封後、他の密封容器への移し替え作業が面 倒であったり、また外部的振動等により前記洗剤の一部漏出およびその香りの拡 散を招き、そのため該容器を格納している場所周辺にある他の物品に付着し、ま た常に香りがただよい好ましくないという問題点があり、その解決を迫られてい た。 また前記は、開封前の店頭陳列時、家庭での買い置き保存時においても香り の拡散が認められる。その原因としては、(a)把手基端部位を容器に取り付け るため穿設した止鋲用の透孔からの香りの漏出、(b)貼着フラップの不良、( c)容器本体の材質からくる耐バリアー性不足等が挙げられる。 更に、最近のより一層の小型化した前記の洗剤用容器について見ると、やは り胴部の上方両側に把手の両端を取り付けて携帯に便利なようにしているが、前 述したとおり、把手取り付けのため胴部に孔を穿設する必要があり、前記と同 様の解決すべき点が残されている。 また、前記、は、製造設備が大型となり、また印刷適性に問題があり、特 殊な印刷方式が必要であることから、前記と比較し最終的な容器を省コストで 製造することは不可能と考えられている。 本考案は、前記した従来の技術に内在する問題点を解決することにあり、その 目的とするところは、粉体状の収容物の漏出および香りの散逸が殆どなく、更に 開封を容易にし、製造効率を高め、製造コストが経済的なものであり、しかも使 用上も便宜な粉体包装容器を提案しようとするものである。
【0004】
上記目的を果たすための本考案の構成を具体的に述べれば、一枚のカートンブ ランクの四隅を切欠き、該切欠先端と中央の底板の四隅を連結する傾斜折線によ り、底板周囲を相似形の左右両側に延長部を有する前、後板および左、右側板に 区画し、また底板の上、下折線を左右方向に延長して左、右側板の各上下両側に 折込片を区画し、該折込片は前記前、後板の各両側にある延長部と前記傾斜折線 を介して連設してなり、前記傾斜折線を谷折りして前記折込片と延長部を重ね合 わせ、更に前記左、右側板外面の中央まで折り倒し貼着して、四隅の外面が曲面 で連続した容器本体を構成すると共に、該容器本体の開口部に、断面逆U字状に 形成せる嵌合縁部を有し、該嵌合縁部上縁近くに平坦状の囲繞段部を内設した枠 状部を嵌合させ、前記囲繞段部に、つまみを備えた開閉蓋をハーフカット線で区 画した紙製蓋体を施蓋したことを特徴とする粉体包装容器である。 また、前記左、右側板の一方の端縁に切欠部を形成し、該側板に隣接した折込 片を前記切欠部と合致するように切欠くと共に前記枠状部の上縁に前記切欠部と 対向し前記つまみを嵌挿する凹部を形成し、更に該凹部内両側に嵌挿された前記 つまみを保持しうる突起を設けてなる粉体包装容器とすること、更に、前記容器 本体の側面から前記蓋体を跨いで対向する他方の側面まで、延伸自在な把手帯を 架設してなる粉体包装容器とすることもよい。
【0005】
【作用】 本考案では、容器本体は一枚のカートンブランクで一体成形され、それらの四 隅や周面はもとよりのこと、容器本体の底板周縁や蓋体の頂面周縁にも全く継目 がないため、収容した粉体の漏出、香りの散逸等がなく、また、容器本体の開口 部に枠状部を嵌合して開口部を補強し、しかも容器が紙製であるため焼却処分が でき、把手帯は簡単に分別処理できる。また容器四隅の外面に角部がないことか ら、容器同士の接触で互いに損傷することがなく、角部が凹みにくく、収容物の 重量で発生しやすい周面の膨出が緩和される。更に、開閉蓋はハーフカットされ ているからつまみを利用して開封することが容易であり、また枠状体上縁につま みを嵌挿する凹部を設けて不使用時の蓋の再閉鎖や再開封を容易にすることもで きる。
【0006】
本考案の実施例について図面に従い説明する。 図1のPは一枚のカートンブランク、1は底板であり、前記カートンブランク Pの四隅を切欠いた切欠先端と中央の底板1の四隅を連結する傾斜折線6により 、底板1周囲を相似形の左右両側に延長部7を有する前板2、後板3および左側 板4、右側板5に区画される。8は底板1の上、下折線9を左右方向に延長して 左側板4、右側板5の各上下両側に区画した折込片である。該折込片8は前記前 板2、後板3の各両側にある延長部7と前記傾斜折線6を介して連設している。 前記したカートンブランクPの組立は、図2のごとく、まず前記傾斜折線6を 谷折りして前記折込片8と延長部7を重ね合わせ、更に前記左側板4、右側板5 外面の中央まで折り倒し貼着して容器本体Aを形成するものである。図3、図4 のごとく、容器本体Aの四隅の外面は、前記前板2と後板3とにより曲面を呈し 連続した状態となっている。 枠状部10はHDPE等のプラスチックで一体成形され、容器本体Aの開口部 を補強するために採用されたものであって、図5のごとく、容器本体Aの開口部 に嵌合組付けしてホットメルト等により固定する。11は断面逆U字状に形成せ る嵌合縁部であり、容器本体Aの開口部に嵌合した場合、その内側は長目に、外 側は短目に垂設される。12は前記嵌合縁部11上縁近くに内設せる平坦状の囲 繞段部である。 容器本体AのカートンブランクPは、カップ原紙を用い、約20μ(ミクロン )厚のPEを両面にラミネートしている。カップ原紙には再生紙を混入させても よい。 Bはカード紙の蓋体であり、容器本体Aの開口面に施蓋されるもので、外周は 枠状部10の囲繞段部12にヒートシールされる。ハーフカット線13により囲 繞段部12の内周に沿って開閉蓋14が区画され、この開閉蓋14の隅にはつま み15が連続して突出形成され、開封に際してはつまみ15を引き上げれば、開 閉蓋14はハーフカット線13の部分が容易に切断されて開封される。また、開 閉蓋14の一辺にハーフカット線を設けないでおき、この部分を開閉の際のヒン ジ部とすることもできる。 図中、16は延伸自在な把手帯で、容器本体Aの一側面と蓋体Bを跨いで対向 する他方の側面とにヒートシールされる。
【0007】 図6〜9は本考案の他の実施例を示し、前記実施例と同一符号は同一部分を示 す。図6において、カートンブランクPの構成は、図1の例と同様であるが、左 側板4の端縁中央部に切欠部17が形成され、左側板4に隣接した折込片8,8 の角部は切欠部17と合致するように切欠かれており、容器本体Aを形成した時 には、図7のごとく、側面の上縁に一つの切欠部が形成されるようになっている 。この切欠部は、枠状部10の上縁に凹部18を形成する際、嵌合縁部11の内 側に発生する膨出部と嵌合する。 また、枠状部10の上縁には、容器本体Aの側面上縁の切欠部17と対向し、 開閉蓋14のつまみ15が嵌挿される凹部18が形成され、この凹部18には、 図8のごとく、内面両側に突起19を設け、嵌挿されたつまみ15を両側の上部 から係止することができ、かつつまみ15の係脱を自在とし、開閉蓋14の再閉 鎖や再開封を容易にしている。
【0008】
以上述べたように、本考案によれば以下の効果を発揮するものである。 第1に、容器本体は継目を排除したため、粉体の漏出、香りの散逸を防止する ことができ、衛生的で環境保全に役立つ。 第2に、ゴミ公害の面で問題視されるプラスチック材料の使用量を極力抑え、 容器本体および蓋体については紙製としたものであり、そのため枠状部および把 手帯を分別処理するだけでよく、大部分を公害について懸念することなく焼却あ るいは再生または分別処理することができ、ゴミ公害に充分対応できる。また、 容器本体は左右の側板の折込みを解除するだけで簡単に元の一枚のカートンブラ ンクに解体できるため、空間ロスなく簡便に廃棄処分またはリサイクルができる 。 第3に、該容器本体周面に角張った部分がなく曲面で連続されているから、見 映えが良好であるとともに、収容物の重量で周面が膨出することもなく、また容 器同士の接触による破損防止に役立つものである。 第4に、開閉蓋の部分は開封部に沿ってハーフカットされており、使用時の開 封が極めて容易である。 第5に、開閉蓋には連続して突出形成されたつまみがあるため、開封の操作性 に優れ、つまみは枠状部の上縁の凹部内に突起部と係脱自在に保持され、使用後 の再閉鎖が確実で安定し再開封も容易である。 第6に、把手帯は、単に把手の役目のみならず未使用、不正開封の目印の役目 も兼備しており、品質保持に有益であり、また簡単に容器から剥取ることができ るため、分別処理が可能となる。 第7に、容器全体および各部の構成が比較的簡素であり、従来の製函機等をそ のまま利用できるため、製造効率が高まって生産性の向上に資するとともに、製 造コストの経済化をもたらすことになる。
【図1】本考案の一実施例を示す容器本体の展開図であ
る。
る。
【図2】本考案の容器本体の組立途上を示す斜視図であ
る。
る。
【図3】本考案の全体の組立説明図である。
【図4】図3の組立完成図である。
【図5】図4のV−V線断面図である。
【図6】本考案の他の実施例を示す容器本体の展開図で
ある。
ある。
【図7】本考案の他の実施例の全体の組立説明図であ
る。
る。
【図8】枠状部の要部を示す斜視図である。
【図9】図7の組立完成図である。
P カートンブランク A 容器本体 B 蓋体 1 底板 2 前板 3 後板 4 左側板 5 右側板 6 傾斜折線 7 延長部 8 折込片 9 上、下折線 10 枠状部 11 嵌合縁部 12 囲繞段部 13 ハーフカット線 14 開閉蓋 15 つまみ 16 把手帯 17 切欠部 18 凹部 19 突起
フロントページの続き (72)考案者 伊知地 義郎 東京都文京区小石川4丁目14番12号 共同 印刷株式会社内 (72)考案者 海野 誠 東京都文京区小石川4丁目14番12号 共同 印刷株式会社内 (72)考案者 武田 康夫 東京都文京区小石川4丁目14番12号 共同 印刷株式会社内 (72)考案者 塩畑 淳史 東京都文京区小石川4丁目14番12号 共同 印刷株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 一枚のカートンブランクの四隅を切欠
き、該切欠先端と中央の底板の四隅を連結する傾斜折線
により、底板周囲を相似形の左右両側に延長部を有する
前、後板および左、右側板に区画し、また底板の上、下
折線を左右方向に延長して左、右側板の各上下両側に折
込片を区画し、該折込片は前記前、後板の各両側にある
延長部と前記傾斜折線を介して連設してなり、前記傾斜
折線を谷折りして前記折込片と延長部を重ね合わせ、更
に前記左、右側板外面の中央まで折り倒し貼着して、四
隅の外面が曲面で連続した容器本体を構成すると共に、
該容器本体の開口部に、断面逆U字状に形成せる嵌合縁
部を有し、該嵌合縁部上縁近くに平坦状の囲繞段部を内
設した枠状部を嵌合させ、前記囲繞段部に、つまみを備
えた開閉蓋をハーフカット線で区画した紙製蓋体を施蓋
したことを特徴とする粉体包装容器。 - 【請求項2】 前記左、右側板の一方の端縁に切欠部を
形成し、該側板に隣接した折込片を前記切欠部と合致す
るように切欠くと共に前記枠状部の上縁に前記切欠部と
対向し前記つまみを嵌挿する凹部を形成し、更に該凹部
内両側に嵌挿された前記つまみを保持しうる突起を設け
てなる請求項1記載の粉体包装容器。 - 【請求項3】 前記容器本体の側面から前記蓋体を跨い
で対向する他方の側面まで、延伸自在な把手帯を架設し
てなる請求項1または2記載の粉体包装容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2031992U JP2552779Y2 (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 粉体包装容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2031992U JP2552779Y2 (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 粉体包装容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0572716U true JPH0572716U (ja) | 1993-10-05 |
| JP2552779Y2 JP2552779Y2 (ja) | 1997-10-29 |
Family
ID=12023817
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2031992U Expired - Fee Related JP2552779Y2 (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 粉体包装容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2552779Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-03-04 JP JP2031992U patent/JP2552779Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2552779Y2 (ja) | 1997-10-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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