JPH0572734A - 感光性樹脂組成物 - Google Patents

感光性樹脂組成物

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JPH0572734A
JPH0572734A JP3231384A JP23138491A JPH0572734A JP H0572734 A JPH0572734 A JP H0572734A JP 3231384 A JP3231384 A JP 3231384A JP 23138491 A JP23138491 A JP 23138491A JP H0572734 A JPH0572734 A JP H0572734A
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JP
Japan
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carboxyl group
photosensitive resin
copolymer
hydroxyl group
group
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JP3231384A
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Inventor
Yoshitomo Nakano
義知 中野
Masumi Kada
真澄 加田
Hiromi Chiba
裕美 千葉
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 (イ)水酸基を有する炭化水素重合体とカル
ボキシル基(酸無水物基を含む)を有する共重合体とを
該カルボキシル基当量が該水酸基当量を超える割合で反
応させて得られるカルボキシル基を含有するエラストマ
ー;10〜90重量%、(ロ)末端エチレン性不飽和化
合物;1〜40重量%、(ハ)光重合開始剤;0.01
〜10重量%、を含有してなる感光性樹脂組成物 【効果】本発明の感光性樹脂組成物は、感光後水性現像
液にて現像が可能であり、しかもアルコールベースイン
クに対し、耐性があり、 本発明組成物によって得られ
た感光性樹脂版は、ゴム弾性を有し、フレキソ版として
優れた特性を有する他、フォトレジスト用やスクリーン
印刷のスクリーン用にも適用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴム弾性を有し、水系
洗い出し液で現像可能な、フレキソ印刷版を作成するの
に適した感光性樹脂組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、フレキソ印刷用の版材としては、
スチレン−ブタジエンゴムやアクリロニトリル−ブタジ
エンゴムを主成分とし、エチレン性不飽和基を有する光
重合性化合物を加えた感光性樹脂版が知られている。し
かし現像液として有機溶剤、特に1,1,1−トリクロ
ルエタン等のハロゲン化炭化水素を使用する必要がある
ため、作業者に対する有毒性、大気汚染など環境を悪化
させる問題がある。このような問題に対し、水現像性の
フレキソ印刷版を製造する試みがなされてきた。
【0003】例えば、共役ジエン系炭化水素とエチレン
性不飽和カルボン酸を必須成分として、これにモノオレ
フィン系不飽和化合物を共重合させた化合物と、光重合
性不飽和単量体、光重合開始剤を含有する感光性樹脂組
成物を用いる方法(特開昭52−134655号公
報)、カルボキシル基を有する高分子量と低分子量ブタ
ジエン/アクリロニトリル共重合体混合物、非気体状エ
チレン性不飽和化合物、有機照射感受性遊離ラジカル生
成系を含有する光感受性弾性体状組成物(特開昭54−
110287号公報)があげられる。これらの組成物は
弾性体の骨格にカルボキシル基を導入することにより、
アルカリ水、またはアルカリ水/有機溶剤系で現像で
き、しかもゴム弾性を有しているのが特徴である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしこれらの感光性
組成物にあって、前者は骨格ポリマーにランダムにカル
ボキシル基が導入されているので、極性が強すぎ、アル
コールベースインキに対し耐性がなく、通常のフレキソ
印刷に使用できない。また後者は、カルボキシル基の含
量が少なく、充分なアルカリ現像性が得られない。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような状況で、本発
明者らは種々のゴム弾性高分子を研究した結果、カルボ
ン酸含有ハーフエステルを骨格とする感光性樹脂組成物
がフレキソ印刷版用として優れた性質を示すことを見い
だし、本発明に至った。すなわち、本発明は、(イ)水
酸基を有する炭化水素重合体とカルボキシル基(酸無水
物基を含む)を有する共重合体とを該カルボキシル基当
量が該水酸基当量を超える割合で反応させて得られるカ
ルボキシル基を含有するエラストマー;10〜90重量
%、(ロ)末端エチレン性不飽和化合物;1〜40重量
%、(ハ)光重合開始剤;0.01〜10重量%を含有
してなる、感光後水性現像液にて現像が可能であり、し
かもアルコールベースインクに対し、耐性があり、フレ
キソ版に特に有用な感光性樹脂組成物を提供するもので
ある。
【0006】本発明の(イ)カルボキシル基を含有する
エラストマーに用いられる水酸基を有する炭化水素重合
体は、ブタジエン、イソプレン、またはクロロプレンの
単独重合体または共重合体、またはブタジエン、イソプ
レン、クロロプレンとスチレン、イソブチレン、プロピ
レン、エチレン、アクリロニトリル、アクリル酸エステ
ル、ネオプレンとの共重合体、または部分的に水素化さ
れた対応する重合体に水酸基を導入した重合体である.
これらの共重合反応、例えばアニオン重合反応したのち
にエチレンオキシドを入れて末端のカルバニオンでエチ
レンオキシドを開環したり,水を入れることにより末端
に水酸基を導入することができる。本発明に用いられる
水酸基を有する炭化水素重合体としては、一般に、水酸
基当量が500から50000で、数平均分子量が50
0以上100000以下のものが用いられる。分子量が
低すぎると充分なゴム弾性が得られず、分子量が高すぎ
ると(イ)成分として充分な極性が得られない。
【0007】カルボキシル基を有する共重合体は、重合
可能なエチレン性不飽和化合物、例えば、エチレン、メ
チルスチレン、イソブテン、アクリル酸エステル、と不
飽和ジカルボン酸、例えばマレイン酸、無水マレイン
酸、フマル酸とを共重合反応させて得られる重合体が用
いられる。具体的には、スチレン/無水マレイン酸共重
合体、イソブテン/無水マレイン酸共重合体、アクリル
酸メチル/無水マレイン酸共重合体などがあげられる。
本発明に用いられるカルボキシル基を有する共重合体と
しては、一般に、酸価が50から750で、数平均分子
量が1000以上200000以下のものが用いられ
る。
【0008】水酸基を有する炭化水素重合体とカルボキ
シル基を有する共重合体との反応は、カルボキシル基を
有する共重合体のカルボキシル基当量が水酸基を有する
炭化水素重合体の水酸基当量を超える割合で,好ましく
は当量比でカルボキシル基/水酸基>1.3の割合で反
応させエステル化する。カルボキシル基が無水物基のと
きは、水酸基を有する炭化水素重合体の水酸基と容易に
反応してハーフエステル化し、エステルと遊離のカルボ
ン酸基を有するエラストマーがえられる。このとき低分
子の,例えば,メチルアルコール,エチルアルコール等
のアルコールやエチレングリコール,ジエチレングリコ
ール等のグリコールを加えることにより、ジカルボン酸
無水物と反応し、遊離のカルボン酸量を増やすことがで
きる。これらのアルコール類の添加量は,水酸基を有す
る炭化水素重合体とアルコール類の水酸基の当量の和が
ジカルボン酸無水物のカルボキシル基当量の1/2以下
の量とする.
【0009】エステル化は、水酸基を有する炭化水素重
合体とカルボキシル基を有する共重合体とを混合し、1
00〜200℃に加熱し、0.5〜2時間程度攪拌する
ことにより行われる。反応は、テトラヒドロフラン、ジ
オキサン、メチルエチルケトン、トルエン等の溶剤を用
いて行ってもよい。また3級アミンやアミン塩等の触媒
を全体量100部に対して0.05〜2重量部加えて行
ってもよい。本発明の(イ)カルボキシル基を含有する
エラストマーに用いられる生成エラストマーとしては、
一般に、数平均分子量が、1500〜500000、酸
価が、30〜700のものが用いられる。
【0010】(ロ)の末端エチレン性不飽和化合物は、
少なくとも1個の末端エチレン基を含有するエチレン性
不飽和化合物であり、例えば、アクリル酸及びメタクリ
ル酸のエステル、不飽和ジカルボン酸のエステルが挙げ
られる。アクリル酸及びメタクリル酸のエステル、特に
ポリオールとのエステル、例えば、エチレングリコール
ジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、グリセロールジ(メタ)アクリレー
ト、プロパンジオールジ(メタ)アクリレート、ブタン
ジオールジ(メタ)アクリレート、シクロヘキサンジオ
ールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパン
トリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテト
ラ(メタ)アクリレート等が好ましく、また、不飽和ジ
カルボン酸のエステルとしては、例えばフマル酸ジエチ
ルエステル、フマル酸ジブチルエステル、フマル酸ジオ
クチルエステル、マレイン酸ジブチルエステル、等があ
げられる。
【0011】その他の不飽和化合物例えばN−メチルマ
レイミド、ジアリルフタレート、トリアリルシアヌレー
ト、ヘキサメチレンジアクリルアミド、ジビニルベンゼ
ンなどを使用することも出来る。またヒドロキシエチル
(メタ)アクリレートの様な水酸基含有不飽和化合物
に、無水マレイン酸のようなジカルボン酸無水物を反応
させて得られるカルボキシル基含有エチレン性不飽和化
合物を用いると、アルカリへの溶解性が増す。これらは
単独で用いても2種以上を組み合わせてもよい。
【0012】(ハ)の光重合開始剤としては、ベンゾフ
ェノン類、例えばベンゾフェノン、クロルベンゾフェノ
ン、ベンゾイン類、例えばベンゾイン、ベンゾインメチ
ルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンジルアル
キルケタール類、例えばベンジルジメチルケタール、ベ
ンジルジエチルケタール、アントラキノン類、例えばア
ントラキノン、2−クロロアントラキノン、チオキサン
トン類、ミヒラーケトン類等があげられる。
【0013】本発明の感光性樹脂組成物において、
(イ)成分は、10〜90重量%、好ましくは20〜8
0重量%、(ロ)成分は1〜40重量%、好ましくは5
〜30重量%、(ハ)成分は、0.001〜5重量部、
好ましくは0.1〜3重量%の範囲で配合して用いられ
る。
【0014】本発明の感光性樹脂組成物には、任意成分
として、親水性ポリマーや置換基を有さないエラストマ
ーを配合してもよい。親水性ポリマーは、水または、ア
ルカリ性水溶液を含む現像液に可溶、または膨潤するも
ので、水酸基、カルボキシル基、アミノ基、スルホン酸
基を有したり、ポリエチレングリコールのような親水性
のエーテル基を有するものである。たとえばポリビニル
アルコール、ヒドロキエチルセルロース、ポリアクリル
酸、ポリアクリルアミド、ポリエチレンオキシド、水性
ウレタン樹脂、水溶性エポキシ化合物、水溶性ポリエス
テル、カルボキシル含有ポリブタジエン、カルボキシル
含有ブタジエンアクリロニトリル共重合体、カルボキシ
ル含有スチレンブタジエン共重合体等が挙げられる。こ
れらは、全組成物の70重量%以下好ましくは50重量
%以下で用いられる。
【0015】エラストマーとしては、ブタジエン重合
体、イソプレン重合体、クロロプレン重合体、スチレン
/ブタジエン共重合体、スチレン/イソブレン共重合
体、スチレン/ブタジエン/スチレンブロック共重合
体、スチレン/イソプレン/スチレンブロック共重合
体、アクリロニトリル/ブタジエン共重合体、エピクロ
ルヒドリンゴム、アクリルゴム、等があげられる。これ
らは、全組成物の70重量%以下、好ましくは、50重
量%以下で用いられる。
【0016】本発明の組成物では、一般に熱重合防止剤
を添加することができる。例えば2,6−ジ−t−ブチ
ル−p−クレゾール、p−メトキシフェノール、ヒドロ
キノン、t−ブチルカテコール、t−ブチルヒドロキシ
アニソール等をあげることができる。これらは、全組成
物に対して0.001−2重量%配合して用いられる。
【0017】本発明の組成物は、必要に応じて可塑剤を
添加してもよい。この可塑剤は感光性樹脂の成型を助
け、未露光部分の除去を促進し、硬化樹脂の柔軟性を増
す働きをする。このようなものとしては、ナフテン油、
パラフィン油、ポリエチレングリコール、ポリエチレン
グリコールエステル、低分子量のゴム、例えば液状ポリ
ブタジエン、液状ポリアクリロニトリルブタジエン、液
状ポリスチレンブタジエン、液状ポリイソプレン等があ
げられる。またトリフェニルフォスフェート、ジオクチ
ルフタレート、ジオクチルアジペート、オクチルジフェ
ニルフォスフェート、トリブトキシエチルフォスフェー
ト等の可塑剤を配合することができる。これらの可塑剤
の量は全組成物に対して20重量%以下であるのが好ま
しい.
【0018】本発明の感光性樹脂組成物を感光性印刷版
に成型するには、各成分を溶剤に溶解混合し、その後溶
剤を除去して必要な厚みに成型するか、各成分をニーダ
ー、ロールミル等で混合した後、熱プレス成型、カレン
ダー処理、押し出し成型により所定の厚さに成型するこ
とにより行われる。この組成物は、表面にポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリスチレン、な
どの薄いフィルムのラミネート層を設けることができ
る。このフィルムは露光後はぎ取られる。表面のラミネ
ートに水系現像液に可溶な樹脂フィルムを用いてもよ
い。このときは、露光後現像するときにラミネート層も
除去される。
【0019】本発明の感光性樹脂組成物を用いた感光性
印刷版を硬化させるには、150−500nm好ましく
は300−400nmの波長領域の紫外線を用いるのが
よい。光源は、高圧または低圧水銀灯、紫外線用蛍光
灯、キセノンランプ、ジルコニウムランプが望ましい。
本発明組成物からなる感光性樹脂版に、透明画像を有す
るネガフィルムをあて上記光源より紫外線を照射し露光
させた後露光されない非画像部を現像液を用いて除去
し、レリーフ画像がえられる。現像液としては、水道水
を主成分として、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム等
のアルカリ性化合物、界面活性剤、水溶性有機溶剤等を
含有できる。現像液は、25−45℃の液温で用いられ
るが現像性を高めるため50−70℃で用いられること
もある。本発明組成物によって得られた感光性樹脂版
は、ゴム弾性を有し、フレキソ版として優れた特性を有
するが、フォトレジスト用やスクリーン印刷のスクリー
ン用にも適用できる。
【0020】
【実施例】以下,実験例により本発明をより具体的に説
明する. 合成例1 攪拌機、窒素導入管、還流冷却管をつけた1リットルの
セパラブルフラスコに数平均分子量2750、水酸基含
量0.83 meq/gの両末端水酸基含有ポリブタジエン
(商品名Polybd R 45T,出光石化製)14
3gに数平均分子量1600、酸価480のスチレンと
無水マレイン酸の1/1共重合体(商品名SMA100
0,ARCO Chemical製)100gを仕込ん
だ。窒素気流中攪拌しながら徐々に昇温し、180℃に
なったところでそのまま1時間保ちエステル化反応を完
結した後、金属製のパンに樹脂を抜き出し冷却した。生
成した樹脂の数平均分子量は24000、酸価は170
であった。
【0021】合成例2 攪拌機、窒素導入管、還流冷却管をつけた1リットルの
セパラブルフラスコに数平均分子量1250、水酸基含
量1.83 meq/gの両末端水酸基含有ポリブタジエン
(商品名Polybd R 15T,出光石化製)10
0gに数平均分子量1700、酸価350のスチレンと
無水マレイン酸の2/1共重合体(商品名SMA200
0,ARCO Chemical製)205gを仕込ん
だ。窒素気流中攪拌しながら徐々に昇温し、170℃に
なったところでそのまま1時間保ちエステル化反応を完
結した後、金属製のパンに樹脂を抜き出し冷却した。生
成した樹脂の数平均分子量は81000、酸価は198
であった。
【0022】合成例3 攪拌機、窒素導入管、還流冷却管をつけた1リットルの
セパラブルフラスコに数平均分子量2750、水酸基含
量0.83 meq/gの両末端水酸基含有ポリブタジエン
(商品名Polybd R 45T,出光石化製)10
0gに数平均分子量6000、酸価650のイソブテン
と無水マレイン酸の1/1共重合体(商品名イソバン0
4,クラレ製)145gを仕込んだ。窒素気流中攪拌し
ながら徐々に昇温し、170℃になったところでそのま
ま1時間保ちエステル化反応を完結した後、金属製のパ
ンに樹脂を抜き出し冷却した。生成した樹脂の数平均分
子量は21500、酸価は365であった。
【0023】合成例4 攪拌機、窒素導入管、還流冷却管をつけた1リットルの
セパラブルフラスコに数平均分子量2750、水酸基含
量0.83 meq/gの両末端水酸基含有ポリブタジエン
(商品名Polybd R 45T,出光石化製)14
3gとエチレングリコール19gに、数平均分子量16
00、酸価480のスチレンと無水マレイン酸の1/1
共重合体(商品名SMA1000,ARCO Chem
ical製)100gを仕込んだ。窒素気流中攪拌しな
がら徐々に昇温し、180℃になったところでそのまま
1時間保ちエステル化反応を完結した後、金属製のパン
に樹脂を抜き出し冷却した。生成した樹脂の数平均分子
量は25000、酸価は92であった。
【0024】合成例5 攪拌機、窒素導入管、還流冷却管をつけた1リットルの
セパラブルフラスコに数平均分子量2750、水酸基含
量0.83 meq/gの両末端水酸基含有ポリブタジエン
(商品名Polybd R 45T,出光石化製)10
0gにトリレンジイソシアネート4.75g、ジブチル
チンジラウレート0.1gを加えて150℃で30分間
反応して水酸基末端ウレタンプレポリマーを製造しさら
に数平均分子量1600、酸価480のスチレンと無水
マレイン酸の1/1共重合体(商品名SMA1000,
ARCO Chemical製)30gを仕込んだ。窒
素気流中攪拌しながら徐々に昇温し、180℃になった
ところでそのまま1時間保ちエステル化反応を完結した
後、金属製のパンに樹脂を抜き出し冷却した。生成した
樹脂の数平均分子量は17000、酸価は95であっ
た。
【0025】実施例1 合成例で得たカルボキシル基含有エラストマー85部、
テトラエチレングリコールジメタクリレート15部、
2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン2
部、2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾール0.2部
をニーダーで混練した。この混合物を、100μのポリ
エステルフィルムにはさみ、3mmの厚さのスペーサーの
内側に置き、140℃でプレスし感光性樹脂組成物のシ
ートを得た。
【0026】つぎに片側のポリエステルフィルムを剥
し、その面に画像を描いた透明画像担体を置き、紫外線
蛍光灯を用いて2.5mW/cm2の強度の光で30分間露
光した。画像担体を除き、水酸化ナトリウム0.3部、
2−(2−ブトキシ)エトキシエタノール7部、水93
部の溶液を用い、液温60℃で20分間ブラシを用いて
未露光部の溶出を行う、原画像を忠実に再現したレリー
フを得た。このフレキソ版を用いて、アルコールベース
のインキにて印刷を行ったが、版はインキに対する充分
な耐性を示した。
【0027】実施例2〜5 合成例1のカルボキシル基含有エラストマーの代わり
に、各合成例2−5で得たカルボキシル基含有エラスト
マーを用いる他は実施例1と同様にして、感光性樹脂組
成物シートを得た。実施例1と同様に露光現像を行い、
原画像を忠実に再現したレリーフを得た。このフレキソ
版を用いて、アルコールベースのインキにて印刷を行っ
たが、版はインキに対する充分な耐性を示した。
【0028】実施例6 合成例1で得たカルボキシル基含有エラストマー45
部、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体
(商品名クレイトン1101、シェル化学製)40部、
フマル酸ジオクチル15部、2,2−ジメトキシ−2−
フェニルアセトフェノン2部、2,6−t−ブチル−p
−クレゾール0.2部をニーダーにて混練し、その後実
施例1と同様にして、感光性樹脂組成物シートを得た。
実施例1と同様に露光現像を行い、原画像を忠実に再現
したレリーフを得た。このフレキソ版を用いて、アルコ
ールベースのインキにて印刷を行ったが、版はインキに
対する充分な耐性を示した。
【0029】比較例1 ブタジエン/スチレン/メタクリル酸メチル/メタクリ
ル酸=45/10/20/25の比率で混合し、重合を
行った数平均分子量40000の共重合体85部、テト
ラエチレングリコールジメタクリレート15部、2,2
−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン2部、2,
6−ジ−t−ブチル−p−クレゾール0.2部をニーダ
ーで混練した。この混合物を、100μのポリエステル
フィルムにはさみ、3mmの厚さのスペーサーの内側に置
き、140℃でプレスし感光性樹脂組成物のシートを得
た。
【0030】つぎに片側のポリエステルフィルムを剥
し、その面に画像を描いた透明画像担体を置き、紫外線
蛍光灯を用いて2.5mW/cm2の強度の光で30分間露
光した。画像担体を除き、水酸化ナトリウム0.3部、
2−(2−ブトキシ)エトキシエタノール7部、水93
部の溶液を用い、液温60℃で20分間ブラシを用いて
未露光部の溶出を行ったが、露光部もアルカリ水溶液へ
の膨潤率が高く、充分な解像度のレリーフは得られなか
った。このフレキソ版を用いて、アルコールベースのイ
ンキにて印刷を行ったが、版はインキに対する耐性が悪
く印刷性が悪かった。
【0031】比較例2 カルボキシル化ブタジエン/アクリロニトリル共重合体
(数平均分子量30000、アクリロニトリル含量27
%、カルボキシル含量3.4%)85部、テトラエチレ
ングリコールジメタクリレート15部、2,2−ジメト
キシ−2−フェニルアセトフェノン2部、2,6−ジ−
t−ブチル−p−クレゾール0.2部をニーダーで混練
した。後は比較例1と同様に処理し感光性樹脂組成物の
シートを得た。
【0032】比較例1と同様に露光現像を行った。しか
し露光部もアルカリ水溶液への膨潤率が高く、充分な解
像度のレリーフは得られなかった。このフレキソ版を用
いて、アルコールベースのインキにて印刷を行ったが、
版はインキに対する耐性が悪く印刷性が悪かった。
【0033】
【発明の効果】本発明の感光性樹脂組成物は、感光後水
性現像液にて現像が可能であり、しかもアルコールベー
スインクに対し、耐性があり、フレキソ版に特に有用で
ある。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (イ)水酸基を有する炭化水素重合体と
    カルボキシル基(酸無水物基を含む)を有する共重合体
    とを該カルボキシル基当量が該水酸基当量を超える割合
    で反応させて得られるカルボキシル基を含有するエラス
    トマー;10〜90重量%、 (ロ)末端エチレン性不飽和化合物;1〜40重量%、 (ハ)光重合開始剤;0.01〜10重量% を含有してなる感光性樹脂組成物
  2. 【請求項2】 水酸基を有する炭化水素重合体が数平均
    分子量500〜100000である請求項1記載の組成
  3. 【請求項3】 カルボキシル基を有する共重合体が、ス
    チレン、イソブチレン、またはアクリル酸エステルと無
    水マレイン酸との共重合体である請求項1記載の組成物
  4. 【請求項4】 末端エチレン性不飽和化合物が、カルボ
    ン酸基を有するものである請求項1記載の組成物
JP3231384A 1991-09-11 1991-09-11 感光性樹脂組成物 Pending JPH0572734A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9003656B2 (en) 2007-04-16 2015-04-14 Siemens Aktiengesellschaft Securing device for securing a turbomachine rotor set up transversely to a horizontal plane against tipping over and orientation method therefor

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