JPH0572925A - 定着装置 - Google Patents
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- JPH0572925A JPH0572925A JP3234916A JP23491691A JPH0572925A JP H0572925 A JPH0572925 A JP H0572925A JP 3234916 A JP3234916 A JP 3234916A JP 23491691 A JP23491691 A JP 23491691A JP H0572925 A JPH0572925 A JP H0572925A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 トナー画像の熱定着性が安定した光沢定着が
達成され高画質カラートナー画像が得られるベルト式定
着装置を提供する。 【構成】 加熱ローラ11、剥離ローラ21及びテンション
ローラ22に巻回した無端ベルト25と該ベルト25を介して
前記加熱ローラ11に押圧する加圧ローラ31を設けた定着
装置において、該定着装置により転写材の入口から出口
に至るまでの前記無端ベルト25の両側に空冷装置40,50
を設け温度検知センサー19,39を加熱,加圧両ローラにそ
れぞれ設け、剥離ローラ21の近傍の無端ベルトの裏側に
センサー25Aを設け加熱ローラ11のヒータ14及び/又は
加圧ローラ31のヒータ34の発熱量をコントロールする。
万一、センサー25Aの検出温度が高くなりすぎたときは
剥離ローラ21のところでの分離ができなくなるので強制
分離装置120を設けて対処し、ジャム対策を行う構成と
した。
達成され高画質カラートナー画像が得られるベルト式定
着装置を提供する。 【構成】 加熱ローラ11、剥離ローラ21及びテンション
ローラ22に巻回した無端ベルト25と該ベルト25を介して
前記加熱ローラ11に押圧する加圧ローラ31を設けた定着
装置において、該定着装置により転写材の入口から出口
に至るまでの前記無端ベルト25の両側に空冷装置40,50
を設け温度検知センサー19,39を加熱,加圧両ローラにそ
れぞれ設け、剥離ローラ21の近傍の無端ベルトの裏側に
センサー25Aを設け加熱ローラ11のヒータ14及び/又は
加圧ローラ31のヒータ34の発熱量をコントロールする。
万一、センサー25Aの検出温度が高くなりすぎたときは
剥離ローラ21のところでの分離ができなくなるので強制
分離装置120を設けて対処し、ジャム対策を行う構成と
した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真における定着装
置の改良、更に詳しくはベルト式定着装置の改良に関す
る。
置の改良、更に詳しくはベルト式定着装置の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】トナー画像の加熱定着、特にベルトを介
しての定着装置については特開昭49-36342号公報におい
て記されているものがあるがベルト掛け加熱ローラに対
して加圧ローラがベルトを介して設けられており、トナ
ー画像を担持した転写材が該加圧ローラとベルトの間に
はさまれて送りこまれて定着がなされるようにしてあ
る。しかし、充分なニップ領域N1が得られず、上部の加
熱ローラからベルトを介しての熱の供給が保証されずト
ナー画像に光沢がでる程にはトナーの溶融がなされない
状況であった。
しての定着装置については特開昭49-36342号公報におい
て記されているものがあるがベルト掛け加熱ローラに対
して加圧ローラがベルトを介して設けられており、トナ
ー画像を担持した転写材が該加圧ローラとベルトの間に
はさまれて送りこまれて定着がなされるようにしてあ
る。しかし、充分なニップ領域N1が得られず、上部の加
熱ローラからベルトを介しての熱の供給が保証されずト
ナー画像に光沢がでる程にはトナーの溶融がなされない
状況であった。
【0003】また、特開昭61-122665号公報にもベルト
を介して熱定着を行う定着装置が述べられているが、加
圧ローラに対するベルトによる独立の抱き角によるニッ
プ領域N2が充分な長さにならず、従って充分な溶融時間
が得られず転写材に対する加熱が不充分となっている。
そして、結局は記録紙(転写材)の材質とか厚みに定着
性が依存して不安定な熱定着になってしまうことにな
る。
を介して熱定着を行う定着装置が述べられているが、加
圧ローラに対するベルトによる独立の抱き角によるニッ
プ領域N2が充分な長さにならず、従って充分な溶融時間
が得られず転写材に対する加熱が不充分となっている。
そして、結局は記録紙(転写材)の材質とか厚みに定着
性が依存して不安定な熱定着になってしまうことにな
る。
【0004】また、加熱ローラと圧着ローラの両方が表
面ハードなローラにしてあると無端ベルトは薄く殆んど
ハードであると見做されるし、その間をトナー画像が付
着した記録紙が搬送されて、接触圧を受ける部分は軸直
角断面では殆んど点状の狭い部分であり、接触され方が
浮き上り振動等で一様でないことが多く、記録紙(転写
材)の熱膨張状態がばらつくことになる。これにより記
録紙はしわが生じ易くなる。そして記録紙(転写材)に
しわができると画質が低下することもさることながら、
それが原因でジャムなどの搬送トラブルを起し、その場
合の回復処置に多くの時間と手間がかかる。
面ハードなローラにしてあると無端ベルトは薄く殆んど
ハードであると見做されるし、その間をトナー画像が付
着した記録紙が搬送されて、接触圧を受ける部分は軸直
角断面では殆んど点状の狭い部分であり、接触され方が
浮き上り振動等で一様でないことが多く、記録紙(転写
材)の熱膨張状態がばらつくことになる。これにより記
録紙はしわが生じ易くなる。そして記録紙(転写材)に
しわができると画質が低下することもさることながら、
それが原因でジャムなどの搬送トラブルを起し、その場
合の回復処置に多くの時間と手間がかかる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、トナー画像
の熱定着性が記録紙(転写材)の材質や厚さに依存した
りすることなく安定したしわのない光沢定着ができ、そ
れでいてオフセット転写のおきることのない高画質カラ
ートナー画像の得られ、たとい搬送トラブルによりジャ
ムが起ったとしても合理的に短時間で自動的に回復させ
ることのできる定着装置を提供することを課題目的にす
る。
の熱定着性が記録紙(転写材)の材質や厚さに依存した
りすることなく安定したしわのない光沢定着ができ、そ
れでいてオフセット転写のおきることのない高画質カラ
ートナー画像の得られ、たとい搬送トラブルによりジャ
ムが起ったとしても合理的に短時間で自動的に回復させ
ることのできる定着装置を提供することを課題目的にす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的は下記技術手段
a又はbよって達成される。
a又はbよって達成される。
【0007】(a)内部加熱ローラ、剥離ローラを内包
する加熱無端ベルトと該ベルトを介して該内部加熱ロー
ラに圧接する加圧ローラとを有し、トナー像を担持した
転写材を加熱加圧して定着する定着装置であって、前記
加熱無端ベルトの冷却部より剥離部に至る検知温度が所
定温度範囲を超えるとき、該剥離部の加熱無端ベルト下
流域に設けた強制分離装置を作動状態にすると共に該加
熱無端ベルトがクリーニングローラによって所定時間ク
リーニングされるようにしたことを特徴とする定着装
置。
する加熱無端ベルトと該ベルトを介して該内部加熱ロー
ラに圧接する加圧ローラとを有し、トナー像を担持した
転写材を加熱加圧して定着する定着装置であって、前記
加熱無端ベルトの冷却部より剥離部に至る検知温度が所
定温度範囲を超えるとき、該剥離部の加熱無端ベルト下
流域に設けた強制分離装置を作動状態にすると共に該加
熱無端ベルトがクリーニングローラによって所定時間ク
リーニングされるようにしたことを特徴とする定着装
置。
【0008】(b)内部加熱ローラ、剥離ローラを内包
する加熱無端ベルトと加圧ローラとがあって、該内部加
熱ローラと該加圧ローラとは前記加熱無端ベルトを介し
て圧接している定着装置であって、前記無端ベルトの冷
却部より剥離部に至る検知温度が所定温度範囲を超える
とき、該剥離部の加熱無端ベルト下流域に設けた強制分
離装置を作動状態にするとともに該加熱無端ベルトがク
リーニングローラによって所定時間クリーニングされる
ようにし、更に、前記加熱手段及び空冷装置のON・OFF
制御により該加熱無端ベルトの温度範囲を適正値に戻す
ようにしたことを特徴とする定着装置。
する加熱無端ベルトと加圧ローラとがあって、該内部加
熱ローラと該加圧ローラとは前記加熱無端ベルトを介し
て圧接している定着装置であって、前記無端ベルトの冷
却部より剥離部に至る検知温度が所定温度範囲を超える
とき、該剥離部の加熱無端ベルト下流域に設けた強制分
離装置を作動状態にするとともに該加熱無端ベルトがク
リーニングローラによって所定時間クリーニングされる
ようにし、更に、前記加熱手段及び空冷装置のON・OFF
制御により該加熱無端ベルトの温度範囲を適正値に戻す
ようにしたことを特徴とする定着装置。
【0009】
【実施例】本発明の1実施例を図1のニップ領域を示す
側面図、図2のその一部拡大図、図3の側断面図、図4
の冷却部の分解斜視図、図5の加熱ローラの断面図、図
6のベルトの層構成断面図、図7のトナーの粘度・温度
特性曲線、図8の加熱,加圧両ローラ圧着部の断面図、
図9の温度制御の回路図及び図10の転写材剥離部不良時
の強制分離手段の側断面図を用いて説明する。
側面図、図2のその一部拡大図、図3の側断面図、図4
の冷却部の分解斜視図、図5の加熱ローラの断面図、図
6のベルトの層構成断面図、図7のトナーの粘度・温度
特性曲線、図8の加熱,加圧両ローラ圧着部の断面図、
図9の温度制御の回路図及び図10の転写材剥離部不良時
の強制分離手段の側断面図を用いて説明する。
【0010】芯部に300〜600W程度の熱源ヒータ14を有
する加熱ローラ11、剥離ローラ21及びテンションローラ
22を内包するように無端ベルト25が巻回されている。該
テンションローラ22は該ベルト25の斜行制御にも使える
ようにしてある。また、前記剥離ローラ21及びテンショ
ンローラ22の外径は5〜20mmであり、本実施例では10mm
にしてある。そして加圧ローラ31が該ベルト25を介して
加熱ローラ11に対して加圧されている。また、加圧ロー
ラ31の下流剥離ローラ21までの間の該ベルト25の上部と
下部にそれぞれ空冷装置40,50が配置されている。
する加熱ローラ11、剥離ローラ21及びテンションローラ
22を内包するように無端ベルト25が巻回されている。該
テンションローラ22は該ベルト25の斜行制御にも使える
ようにしてある。また、前記剥離ローラ21及びテンショ
ンローラ22の外径は5〜20mmであり、本実施例では10mm
にしてある。そして加圧ローラ31が該ベルト25を介して
加熱ローラ11に対して加圧されている。また、加圧ロー
ラ31の下流剥離ローラ21までの間の該ベルト25の上部と
下部にそれぞれ空冷装置40,50が配置されている。
【0011】尚、加圧ローラ31から剥離ローラ21までの
間の距離は120〜150mmになっている。
間の距離は120〜150mmになっている。
【0012】加熱ローラ11の表面には図5に示すように
パイプ状の芯金13上に厚さ2〜5mm程度の耐熱性合成ゴ
ム層12としてシリコンゴム層が被覆されて外径が40mmに
仕上げられたソフトローラが形成され、ハードローラで
ある加圧ローラ31によって加圧され、ソフトローラ表面
がつぶされ易くなっており、図1、図2に示すように角
度θ1を挟むニップ領域N1を形成している。ここに加圧
ローラ31は加熱ローラ11と同様にソフトローラであって
も良い。しかし硬度は加圧ローラ31の方が加熱ローラ11
よりも大きくしてある。即ち、ゴム層の上をさらに厚さ
50μmのフッ素チューブをもって覆ったものが使用され
て硬度も大きくしてある。また、加圧接触部ニップ領域
の挙動は図8の断面図に示すようになり、記録紙(転写
材)の熱膨張のばらつきはなくなり一定値を保てるよう
になり、該記録紙(転写材)のしわの発生はなくなる。
また、加圧ローラ31の芯部にもヒータ34が設けられてい
る。そして転写材として特殊紙が用いられるとき、該ヒ
ータ34は、加熱ローラ11のヒータ14と同等の発熱量を出
すように切換えるようにしてあるが、普通紙が用いられ
るときは、ヒータ34はの発熱は止めるかごく僅かにして
ある。
パイプ状の芯金13上に厚さ2〜5mm程度の耐熱性合成ゴ
ム層12としてシリコンゴム層が被覆されて外径が40mmに
仕上げられたソフトローラが形成され、ハードローラで
ある加圧ローラ31によって加圧され、ソフトローラ表面
がつぶされ易くなっており、図1、図2に示すように角
度θ1を挟むニップ領域N1を形成している。ここに加圧
ローラ31は加熱ローラ11と同様にソフトローラであって
も良い。しかし硬度は加圧ローラ31の方が加熱ローラ11
よりも大きくしてある。即ち、ゴム層の上をさらに厚さ
50μmのフッ素チューブをもって覆ったものが使用され
て硬度も大きくしてある。また、加圧接触部ニップ領域
の挙動は図8の断面図に示すようになり、記録紙(転写
材)の熱膨張のばらつきはなくなり一定値を保てるよう
になり、該記録紙(転写材)のしわの発生はなくなる。
また、加圧ローラ31の芯部にもヒータ34が設けられてい
る。そして転写材として特殊紙が用いられるとき、該ヒ
ータ34は、加熱ローラ11のヒータ14と同等の発熱量を出
すように切換えるようにしてあるが、普通紙が用いられ
るときは、ヒータ34はの発熱は止めるかごく僅かにして
ある。
【0013】更に、加熱ローラ11に対して、加圧ローラ
31の配置によって無端ベルト25による抱き角θ2が形成
され、無端ベルト25によってニップ領域N2が形成されて
いる。そして、ニップ領域N1の長さは3〜20mm、より好
ましくは3〜10mm、ニップ領域N2の長さは5〜50mm、よ
り好ましくは10〜35mmにしてある。
31の配置によって無端ベルト25による抱き角θ2が形成
され、無端ベルト25によってニップ領域N2が形成されて
いる。そして、ニップ領域N1の長さは3〜20mm、より好
ましくは3〜10mm、ニップ領域N2の長さは5〜50mm、よ
り好ましくは10〜35mmにしてある。
【0014】そして、加熱ローラ11、加圧ローラ31の軸
心を結ぶ直線と前記両ローラから剥離ローラ21に向けて
走行する該加熱無端ベルトの直線部となす角度の余角α
が決めてある。その角度αは実験の結果15°より大きく
40°より小さいことが望ましく30°が最も適している。
心を結ぶ直線と前記両ローラから剥離ローラ21に向けて
走行する該加熱無端ベルトの直線部となす角度の余角α
が決めてある。その角度αは実験の結果15°より大きく
40°より小さいことが望ましく30°が最も適している。
【0015】また、トナー62を担持した記録紙(転写
材)61は入口ガイド18にそって加圧ローラ31とベルト25
の間にはさまれて途中下部空冷装置50のファン53を内蔵
した空冷ボックス52の上部に設けられた開口孔(ルーバ
ー)57付きのガイドプレート51と無端ベルト25との間を
該ベルト25に密着された状態で搬送され、剥離ローラ21
のところで、該ベルト25から剥離されて上下のガイド23
A,23Bの間を進み排出ローラ対24によって回収され
る。そして該下部空冷装置50の上方の無端ベルト25を越
える所には、ファン43からダクト41に送風する上部空冷
装置40が設けられている。このように途中記録紙(転写
材)61及びトナー62は無端ベルト25の外側及び内側から
冷却されて該ベルト25から剥離回収し易くなっている。
材)61は入口ガイド18にそって加圧ローラ31とベルト25
の間にはさまれて途中下部空冷装置50のファン53を内蔵
した空冷ボックス52の上部に設けられた開口孔(ルーバ
ー)57付きのガイドプレート51と無端ベルト25との間を
該ベルト25に密着された状態で搬送され、剥離ローラ21
のところで、該ベルト25から剥離されて上下のガイド23
A,23Bの間を進み排出ローラ対24によって回収され
る。そして該下部空冷装置50の上方の無端ベルト25を越
える所には、ファン43からダクト41に送風する上部空冷
装置40が設けられている。このように途中記録紙(転写
材)61及びトナー62は無端ベルト25の外側及び内側から
冷却されて該ベルト25から剥離回収し易くなっている。
【0016】しかし、それでも分離不能になるような場
合があったときの対処手段を設けたのが本発明がある。
合があったときの対処手段を設けたのが本発明がある。
【0017】更に、加熱ローラ11の上方には外径が20mm
のクリーニングローラ16と微量オイルローラ17が配設さ
れ、加圧ローラ31の下部には同様にクリーニングローラ
36が設けられている。これらのローラにはシリコンゴム
又はウレタンゴムの発泡スポンジローラが用いられる。
のクリーニングローラ16と微量オイルローラ17が配設さ
れ、加圧ローラ31の下部には同様にクリーニングローラ
36が設けられている。これらのローラにはシリコンゴム
又はウレタンゴムの発泡スポンジローラが用いられる。
【0018】また、剥離ローラの近くの戻りベルト部及
び排出ローラ対24から排出される直後のところに除電ブ
ラシ26,27が設けられている。
び排出ローラ対24から排出される直後のところに除電ブ
ラシ26,27が設けられている。
【0019】下部空冷装置50の加圧ローラ31に近い部分
には空冷ボックス52と開口孔(ルーバー)57を有するガ
イドプレート51との間に形成される隙間56及び上部空冷
装置40のダクト41と加熱ローラ11に近い方の無端ベルト
25との隙間46が小さくとられているため冷却用空気が加
熱ローラ11や加圧ローラ31の方向に噴出して、それ等の
ローラ表面を冷やして加熱効率を落としてしまうことの
ないようにしてある。
には空冷ボックス52と開口孔(ルーバー)57を有するガ
イドプレート51との間に形成される隙間56及び上部空冷
装置40のダクト41と加熱ローラ11に近い方の無端ベルト
25との隙間46が小さくとられているため冷却用空気が加
熱ローラ11や加圧ローラ31の方向に噴出して、それ等の
ローラ表面を冷やして加熱効率を落としてしまうことの
ないようにしてある。
【0020】また、剥離ローラ21の近傍で無端ベルトの
上流側内側(裏面)に温度センサー25Aが設けられ、加
熱ローラ11の表面及び加圧ローラ31の表面近傍には温度
検知センサー19,39がそれぞれ設けられている。
上流側内側(裏面)に温度センサー25Aが設けられ、加
熱ローラ11の表面及び加圧ローラ31の表面近傍には温度
検知センサー19,39がそれぞれ設けられている。
【0021】そして、無端ベルト25は図6に示すように
透明体のポリイミド樹脂の基体28上に弾性に富むシリコ
ンゴムからなる離型層29を塗布したもので構成され、ポ
リイミド層の厚さは25〜75μm、全体厚さは25〜150μm
に、ベルト巾は310mmにしてある。
透明体のポリイミド樹脂の基体28上に弾性に富むシリコ
ンゴムからなる離型層29を塗布したもので構成され、ポ
リイミド層の厚さは25〜75μm、全体厚さは25〜150μm
に、ベルト巾は310mmにしてある。
【0022】次に、このように構成された定着装置1の
作用について述べる。
作用について述べる。
【0023】先ず、図7に示す線状ポリエステル製トナ
ーと一般のポリエステル製トナーの粘度・温度特性曲線
について説明する。
ーと一般のポリエステル製トナーの粘度・温度特性曲線
について説明する。
【0024】このグラフは、縦軸に粘度がポアズの単位
の常用対数値で目盛られ、横軸に温度が目盛られてい
る。そして線状ポリエステル製トナーは実線で示され一
般のポリエステル製トナーは鎖線で示されている。両ト
ナーとも100℃近辺で100,000ポアズ程度の高粘度即ちガ
ラス転位状態になっており、100℃を越すと両トナーと
も溶融状態になる。そして最適の溶融状態は粘度が5000
ポアズぐらいのところである。そして、その粘性状態
は、今まで一般的なポリエステル製のトナーでの加熱温
度は150℃に達するにもかかわらず、線状ポリエステル
製のトナーははるかに低い温度の120℃で済んでいる。
の常用対数値で目盛られ、横軸に温度が目盛られてい
る。そして線状ポリエステル製トナーは実線で示され一
般のポリエステル製トナーは鎖線で示されている。両ト
ナーとも100℃近辺で100,000ポアズ程度の高粘度即ちガ
ラス転位状態になっており、100℃を越すと両トナーと
も溶融状態になる。そして最適の溶融状態は粘度が5000
ポアズぐらいのところである。そして、その粘性状態
は、今まで一般的なポリエステル製のトナーでの加熱温
度は150℃に達するにもかかわらず、線状ポリエステル
製のトナーははるかに低い温度の120℃で済んでいる。
【0025】更に、2つの定着ローラによるローラ対だ
けのニップによって熱定着を行っていた従来の定着装置
にくらべて、本発明においては、無端ベルト25を介在さ
せており、それによって剥離までの降温時間が確保でき
るので、溶融温度を今までよりも高い方に拡げて、加熱
領域をはるかに広くとることができる。この加熱領域に
おいては、線状ポリエステル樹脂のような、低温度で溶
融状態の得られるトナーによって未定着画像は十分溶融
する。この溶融状態にあるトナー62と記録紙(転写材)
61の粘着力及び転写材の裏面から当てられる冷却ファン
53からのエヤフローにより、記録紙(転写材)61とトナ
ー62は無端ベルト25に付着したままで搬送されベルト自
体の温度低下とエヤフローによる冷却効果により温度を
低下させてゆく。
けのニップによって熱定着を行っていた従来の定着装置
にくらべて、本発明においては、無端ベルト25を介在さ
せており、それによって剥離までの降温時間が確保でき
るので、溶融温度を今までよりも高い方に拡げて、加熱
領域をはるかに広くとることができる。この加熱領域に
おいては、線状ポリエステル樹脂のような、低温度で溶
融状態の得られるトナーによって未定着画像は十分溶融
する。この溶融状態にあるトナー62と記録紙(転写材)
61の粘着力及び転写材の裏面から当てられる冷却ファン
53からのエヤフローにより、記録紙(転写材)61とトナ
ー62は無端ベルト25に付着したままで搬送されベルト自
体の温度低下とエヤフローによる冷却効果により温度を
低下させてゆく。
【0026】この領域において十分冷却され粘度が大き
くなりガラス転位状態になったトナー62と記録紙(転写
材)61は、剥離ローラ21に支持された前記無端ベルト25
の剥離ローラ部で該ベルト25から剥離される。このとき
トナー62は殆んど凝固したガラス転位状態にあるので、
該ベルト25の表面性をそのまま保持して鏡面に近い光沢
のある表面が得られる。このようにトナー62は十分溶融
した状態になってから凝固するので複数のカラートナー
の溶融混合による色再現性が確保されると共に、OHPな
どに定着した場合の透過性も安定して確保できる。ここ
で前述のように無端ベルト25を構成する表面材料は離型
剤であるシリコンゴム等の材料であるので離型性ととも
に離型層自体が弾性を有するため、トナーへの均一な加
熱と加圧が実現できるとともにトナー62と無端ベルト25
の基体との間の極僅かであってもダンパー的効果もあっ
て、線状ポリエステルトナーのような比較的低温度にお
いて溶融し易いトナーを用いてもオフセットの状態が全
く起らないか、起っても極僅かであってクリーニングで
きる範囲のレベルにとどめることができる。
くなりガラス転位状態になったトナー62と記録紙(転写
材)61は、剥離ローラ21に支持された前記無端ベルト25
の剥離ローラ部で該ベルト25から剥離される。このとき
トナー62は殆んど凝固したガラス転位状態にあるので、
該ベルト25の表面性をそのまま保持して鏡面に近い光沢
のある表面が得られる。このようにトナー62は十分溶融
した状態になってから凝固するので複数のカラートナー
の溶融混合による色再現性が確保されると共に、OHPな
どに定着した場合の透過性も安定して確保できる。ここ
で前述のように無端ベルト25を構成する表面材料は離型
剤であるシリコンゴム等の材料であるので離型性ととも
に離型層自体が弾性を有するため、トナーへの均一な加
熱と加圧が実現できるとともにトナー62と無端ベルト25
の基体との間の極僅かであってもダンパー的効果もあっ
て、線状ポリエステルトナーのような比較的低温度にお
いて溶融し易いトナーを用いてもオフセットの状態が全
く起らないか、起っても極僅かであってクリーニングで
きる範囲のレベルにとどめることができる。
【0027】また、無端ベルト25が架けられた側の加熱
ローラ11のベルト搬送路に該当しない外周面に沿って設
けた温度検知手段としてのセンサー19の接触により温度
制御を行うのであるが、見落すことのできない利点とし
て無端ベルト25の表面はセンサー19によって全く傷つけ
られることがない。逆にまた、無端ベルト25の表面での
み該ベルト25とトナー62との接触がありトナーが裏面に
まわりこむことがないので、トナー62がセンサー19に付
着して検知不良になることもない。
ローラ11のベルト搬送路に該当しない外周面に沿って設
けた温度検知手段としてのセンサー19の接触により温度
制御を行うのであるが、見落すことのできない利点とし
て無端ベルト25の表面はセンサー19によって全く傷つけ
られることがない。逆にまた、無端ベルト25の表面での
み該ベルト25とトナー62との接触がありトナーが裏面に
まわりこむことがないので、トナー62がセンサー19に付
着して検知不良になることもない。
【0028】また、無端ベルト25を用いた定着装置の場
合には、上部空冷装置40,下部空冷装置50の状態によっ
て定着部分の温度に影響が出やすいが、圧着する加圧ロ
ーラ31につけた温度検知手段としてのセンサー39の読み
取り値を前記センサー19の読み取り値と合わせてヒータ
の加熱を制御することにより、定着部分の温度を安定範
囲に保持することが可能になる。
合には、上部空冷装置40,下部空冷装置50の状態によっ
て定着部分の温度に影響が出やすいが、圧着する加圧ロ
ーラ31につけた温度検知手段としてのセンサー39の読み
取り値を前記センサー19の読み取り値と合わせてヒータ
の加熱を制御することにより、定着部分の温度を安定範
囲に保持することが可能になる。
【0029】さて、ニップの長さN1が必要であるのは、
記録紙(転写材)61の熱膨張が均一に分布してしわを生
ずることがないようにするためであり、また均一な押圧
と溶融をさせるためであり、無端ベルト25の上側(内
側)から加熱すると、トナー62と無端ベルト25との界面
での溶融が保証される。ただし過度の加熱をするとトナ
ー62が広がってトナー像が乱れる。そして冷却も難しく
なる。
記録紙(転写材)61の熱膨張が均一に分布してしわを生
ずることがないようにするためであり、また均一な押圧
と溶融をさせるためであり、無端ベルト25の上側(内
側)から加熱すると、トナー62と無端ベルト25との界面
での溶融が保証される。ただし過度の加熱をするとトナ
ー62が広がってトナー像が乱れる。そして冷却も難しく
なる。
【0030】次にニップの長さN2が必要であるのは、転
写材61を充分加熱してトナー62を溶融させて転写材61に
充分しみこませて定着性を向上させる役目をしているか
らと思われる。
写材61を充分加熱してトナー62を溶融させて転写材61に
充分しみこませて定着性を向上させる役目をしているか
らと思われる。
【0031】そして、トナー側の加熱は比較的最小限の
短時間で行い、画質低下を抑止し、従ってニップ部の大
きな加圧は必要でなく、トナー62が溶ければよいのであ
り、無端ベルト25の基体側はゆっくり加熱して充分なト
ナー接着を得ることが重要である。
短時間で行い、画質低下を抑止し、従ってニップ部の大
きな加圧は必要でなく、トナー62が溶ければよいのであ
り、無端ベルト25の基体側はゆっくり加熱して充分なト
ナー接着を得ることが重要である。
【0032】また前記余角αの下限を15°としたのはN1
とN2がちょうど同じぐらいの長さになるところであり、
実験結果ではN2がN1より小さくなるのは好ましくはなか
った。また、上限を40°と抑えた理由は、それ以上の角
度にするとN1に対しN2が大きくなりすぎ、やはり、トナ
ー像が溶け過ぎ品質低下を引き起こす。
とN2がちょうど同じぐらいの長さになるところであり、
実験結果ではN2がN1より小さくなるのは好ましくはなか
った。また、上限を40°と抑えた理由は、それ以上の角
度にするとN1に対しN2が大きくなりすぎ、やはり、トナ
ー像が溶け過ぎ品質低下を引き起こす。
【0033】また、N2/N1が大きくなりすぎると転写材6
1の入り口側と出口側の角度が大きくなりすぎる。
1の入り口側と出口側の角度が大きくなりすぎる。
【0034】更に、記録紙(転写材)61の冷却領域を充
分とるためにはN2/N1はあまり大きくはとれない。あま
り大きくすることは装置の小型化の阻害にも通じるもの
である。そして、記録材の種類によっては、カールやし
わの発生がN2/N1が大きくなるにつれて著しくなる。
分とるためにはN2/N1はあまり大きくはとれない。あま
り大きくすることは装置の小型化の阻害にも通じるもの
である。そして、記録材の種類によっては、カールやし
わの発生がN2/N1が大きくなるにつれて著しくなる。
【0035】更に、N2をあまり大きくしすぎると駆動ト
ルクが大きくなるので避けることが望ましい。
ルクが大きくなるので避けることが望ましい。
【0036】以上のように15°<α<40°とすることに
より、転写材へのトナー62の充分なしみこみと充分な光
沢をもった定着が安定して達成できるようになり、トナ
ーの充分な溶融と光沢が得られるにもかかわらず、無端
ベルト25へのトナーのオフセット転写はなくなり、その
オフセット転写に基づく後続の記録紙(転写材)61に表
面汚れをもたらすようなことも実用上皆無の状態にする
ことができた。そして高品位の画像定着が安定して達成
できるようになった。
より、転写材へのトナー62の充分なしみこみと充分な光
沢をもった定着が安定して達成できるようになり、トナ
ーの充分な溶融と光沢が得られるにもかかわらず、無端
ベルト25へのトナーのオフセット転写はなくなり、その
オフセット転写に基づく後続の記録紙(転写材)61に表
面汚れをもたらすようなことも実用上皆無の状態にする
ことができた。そして高品位の画像定着が安定して達成
できるようになった。
【0037】そして、内部加熱ローラ11の周上で無端ベ
ルト25のかからない位置に設けた温度検知センサー19と
剥離ローラ21の近傍で加熱無端ベルト25の上流側の裏側
で接触するように設けた温度検知センサー25Aと加圧ロ
ーラ31の周上で接触するように設けた温度検知センサー
19との検知情報によって、普通紙を用いるときは主とし
て加熱ローラ31の加熱ヒータ34を加熱して前記各センサ
ーが適正値になるようコントロールし、転写材として、
厚紙、封筒などの特殊紙を用いるときは両ローラのヒー
タ14,34の両ヒータを加熱して前記各センサーが適正値
になるようコントロールするようにすることも本出願人
によって提案されている。
ルト25のかからない位置に設けた温度検知センサー19と
剥離ローラ21の近傍で加熱無端ベルト25の上流側の裏側
で接触するように設けた温度検知センサー25Aと加圧ロ
ーラ31の周上で接触するように設けた温度検知センサー
19との検知情報によって、普通紙を用いるときは主とし
て加熱ローラ31の加熱ヒータ34を加熱して前記各センサ
ーが適正値になるようコントロールし、転写材として、
厚紙、封筒などの特殊紙を用いるときは両ローラのヒー
タ14,34の両ヒータを加熱して前記各センサーが適正値
になるようコントロールするようにすることも本出願人
によって提案されている。
【0038】即ち、加圧ローラ31の芯部のヒータ34は記
録紙(転写材)61の種類(普通紙かOHP用の透明プラス
チックシート等)とか紙厚によって、2又は3段階、に
切替えてコントロールさせる。即ち、ヒータ電圧を選定
して普通紙では殆んどOVに近くし、厚紙など特殊紙に対
してはそれぞれ適正な設定電圧を設けて切替えるように
してある。そして主体のコントロール切替えるようにい
てある。そして主体のコントロールは加熱ローラ11の芯
部のヒータ14の電圧が各転写材に適正な設定電圧になる
ようにし、更に空冷装置40,50の送風コントロールがそ
れぞれ各転写材の適正値になるようになされ全体の温度
制御が行われている。
録紙(転写材)61の種類(普通紙かOHP用の透明プラス
チックシート等)とか紙厚によって、2又は3段階、に
切替えてコントロールさせる。即ち、ヒータ電圧を選定
して普通紙では殆んどOVに近くし、厚紙など特殊紙に対
してはそれぞれ適正な設定電圧を設けて切替えるように
してある。そして主体のコントロール切替えるようにい
てある。そして主体のコントロールは加熱ローラ11の芯
部のヒータ14の電圧が各転写材に適正な設定電圧になる
ようにし、更に空冷装置40,50の送風コントロールがそ
れぞれ各転写材の適正値になるようになされ全体の温度
制御が行われている。
【0039】また、本発明においては内部加熱ローラ11
の最外層には図8の断面図に示すようにゴム質のソフト
層12が被覆されている。これにより表面がハードな加圧
ローラ31が無端ベルト及び記録紙(転写材)61を介して
押圧しており、ソフト層がへこまされてニップ部が形成
され、熱伝達が充分になされた熱容量の充分大きな状態
で加熱ローラ11及び加圧ローラ31よりなる定着ローラに
無端ベルト25と共に重なって該ニップ部を通過するの
で、ニップから出た後で急激な温度変化を受けることが
ない。したがって、記録紙(転写材)61は、定着装置を
通過することによってしわを受けることなく安定した定
着が完了する。
の最外層には図8の断面図に示すようにゴム質のソフト
層12が被覆されている。これにより表面がハードな加圧
ローラ31が無端ベルト及び記録紙(転写材)61を介して
押圧しており、ソフト層がへこまされてニップ部が形成
され、熱伝達が充分になされた熱容量の充分大きな状態
で加熱ローラ11及び加圧ローラ31よりなる定着ローラに
無端ベルト25と共に重なって該ニップ部を通過するの
で、ニップから出た後で急激な温度変化を受けることが
ない。したがって、記録紙(転写材)61は、定着装置を
通過することによってしわを受けることなく安定した定
着が完了する。
【0040】しかしながら、このように万全と思われる
温度制御をしていても、冷却部より剥離ローラに致る加
熱無端ベルト25が規定の温度を超えたりすることがあ
る。即ち、T1°を超えT2°以下が適正定着温度範囲で
あり、T2°を超えT3°以下が高温オフセットの発生範
囲であり、T3°を超えると巻付き等のジャムを起して
しまう。そして、T1°以下は低温オフセット域であ
る。即ち、そのような中で温度センサー25Aの検出値が
異常に高くなることがある。そのような事態が発生する
とき転写材61のトナー62は溶融しすぎて転写材に強力に
つくとともに加熱無端ベルト25の表面にも付着して該ベ
ルト25が剥離ローラ21のところで転写材を自然に分離で
きなくなってしまう。このままにしておくと無端ベルト
25とともに転写材61は定着装置にまきついていろいろな
状態のジャムを起してしまう。これを未然に防止するた
めに、剥離ローラ21を過ぎた加熱無端ベルト25の下流側
に強制分離装置120を設けて、転写材61を完全にベルト
から引き離してしまうようにした。そして、該分離装置
120が作動するための温度検知センサーの作動温度Taは
T2≦Ta≦T3とした。このような温度範囲では、剥離
が正常状態に行われたとしても図10の側面図に示すよう
な構造の強制分離装置120が作動するようにしてある。
温度制御をしていても、冷却部より剥離ローラに致る加
熱無端ベルト25が規定の温度を超えたりすることがあ
る。即ち、T1°を超えT2°以下が適正定着温度範囲で
あり、T2°を超えT3°以下が高温オフセットの発生範
囲であり、T3°を超えると巻付き等のジャムを起して
しまう。そして、T1°以下は低温オフセット域であ
る。即ち、そのような中で温度センサー25Aの検出値が
異常に高くなることがある。そのような事態が発生する
とき転写材61のトナー62は溶融しすぎて転写材に強力に
つくとともに加熱無端ベルト25の表面にも付着して該ベ
ルト25が剥離ローラ21のところで転写材を自然に分離で
きなくなってしまう。このままにしておくと無端ベルト
25とともに転写材61は定着装置にまきついていろいろな
状態のジャムを起してしまう。これを未然に防止するた
めに、剥離ローラ21を過ぎた加熱無端ベルト25の下流側
に強制分離装置120を設けて、転写材61を完全にベルト
から引き離してしまうようにした。そして、該分離装置
120が作動するための温度検知センサーの作動温度Taは
T2≦Ta≦T3とした。このような温度範囲では、剥離
が正常状態に行われたとしても図10の側面図に示すよう
な構造の強制分離装置120が作動するようにしてある。
【0041】強制分離装置120は支軸121のまわりに回動
可能にしたレバー122の両端部にローラ123、124が取付
けられていて該ローラ123、124は、通常は加熱無端ベル
ト25に接触しないようにしてある。しかし温度センサー
25Aの過熱情報を受けると反時計方向に該レバー122が
回動して図10の2点鎖線で示す状態になる。該支軸121
には前記情報を得て作動する駆動機構129が設けられて
いる。該駆動機構129はモータ又はロータリソレノイド
である。そのとき分離爪126の近傍までローラ124が回転
し、転写材61の先端がそのローラ124の曲り部でその腰
の強さによって曲るまいとする方向に走ろうとするので
それを分離爪126によって受けさせ、結果的に剥離の強
制力を付与させ、続いて該転写材61はその分離爪の腹12
6A及び更にはガイド部材127に沿って強制的に剥離され
て分離回収される。加熱無端ベルト25はレバー122の回
動に合わせて作動するテンションローラ22によって調力
調整されるようにしてある。テンションローラ22は支軸
71のまわりに回動するレバー72の一端に設けられ他端の
ばね掛けピン73と外部の固定ピン74とにかけられたつる
巻きばね75によって前記無端ベルト25がほぼ一定のテン
ションになるように付勢されている。
可能にしたレバー122の両端部にローラ123、124が取付
けられていて該ローラ123、124は、通常は加熱無端ベル
ト25に接触しないようにしてある。しかし温度センサー
25Aの過熱情報を受けると反時計方向に該レバー122が
回動して図10の2点鎖線で示す状態になる。該支軸121
には前記情報を得て作動する駆動機構129が設けられて
いる。該駆動機構129はモータ又はロータリソレノイド
である。そのとき分離爪126の近傍までローラ124が回転
し、転写材61の先端がそのローラ124の曲り部でその腰
の強さによって曲るまいとする方向に走ろうとするので
それを分離爪126によって受けさせ、結果的に剥離の強
制力を付与させ、続いて該転写材61はその分離爪の腹12
6A及び更にはガイド部材127に沿って強制的に剥離され
て分離回収される。加熱無端ベルト25はレバー122の回
動に合わせて作動するテンションローラ22によって調力
調整されるようにしてある。テンションローラ22は支軸
71のまわりに回動するレバー72の一端に設けられ他端の
ばね掛けピン73と外部の固定ピン74とにかけられたつる
巻きばね75によって前記無端ベルト25がほぼ一定のテン
ションになるように付勢されている。
【0042】そして転写材61が強制分離装置120で引き
剥されたときには加熱無端ベルト25にもトナーが付着し
て汚染されているので次のトナー画像をもった転写材61
を直ちに送りこんで定着作動を続けるわけには行かなく
なる。そのため、次の帯電露光、現像、転写、分離、転
写材の給紙等の前工程の作動を自動的に全部停止させ
て、ベルト式の本定着装置の加熱ヒータもOFFにして、
加熱無端ベルト25の駆動をつづけさせクリーニングロー
ラ16,微量オイルローラ17との所定時間の接触を続ける
ことにより該ベルトの完全クリーニングを完了させる。
勿論、その際、加圧ローラ31もクリーニングローラ36に
て清掃される。このように所定のクリーニングが実行さ
れた後改めて、正常の運転に戻すように制御する。
剥されたときには加熱無端ベルト25にもトナーが付着し
て汚染されているので次のトナー画像をもった転写材61
を直ちに送りこんで定着作動を続けるわけには行かなく
なる。そのため、次の帯電露光、現像、転写、分離、転
写材の給紙等の前工程の作動を自動的に全部停止させ
て、ベルト式の本定着装置の加熱ヒータもOFFにして、
加熱無端ベルト25の駆動をつづけさせクリーニングロー
ラ16,微量オイルローラ17との所定時間の接触を続ける
ことにより該ベルトの完全クリーニングを完了させる。
勿論、その際、加圧ローラ31もクリーニングローラ36に
て清掃される。このように所定のクリーニングが実行さ
れた後改めて、正常の運転に戻すように制御する。
【0043】勿論T2≦Ta≦T3でTaが検出されても当
然のことながら剥離が正常状態で続けられることがあ
る。このようなときでも高温オフセットが発生している
可能性があるので上記の強制分離装置120は一見無駄で
も作動させ無端ベルト25の駆動によって所定時間のクリ
ーニングローラ16,微量オイルローラ17によるクリーニ
ングを行わせて高温オフセットの汚れを清掃させるよう
にしてある。
然のことながら剥離が正常状態で続けられることがあ
る。このようなときでも高温オフセットが発生している
可能性があるので上記の強制分離装置120は一見無駄で
も作動させ無端ベルト25の駆動によって所定時間のクリ
ーニングローラ16,微量オイルローラ17によるクリーニ
ングを行わせて高温オフセットの汚れを清掃させるよう
にしてある。
【0044】また、万一ジャムが発生してしまった場合
はジャム検知センサー128によって検知され、定着装置
及びその前工程の駆動が停止されヒータ14,34、空冷装
置40,50もOFFになりジャム処理がし易いようにしてあ
る。
はジャム検知センサー128によって検知され、定着装置
及びその前工程の駆動が停止されヒータ14,34、空冷装
置40,50もOFFになりジャム処理がし易いようにしてあ
る。
【0045】以上の各制御を回路図で示すと図9のよう
になる。
になる。
【0046】加熱無端ベルト25の剥離部近傍の裏面に接
触して設けられた温度検知センサー25A及び加熱ローラ
11、加圧ローラ31に接触して設けられた温度検知センサ
ー19,39の読取によって加熱ローラ11の芯部にあるヒー
タ14及び/又は加圧ローラ31の芯部にあるヒータ34の電
圧をコントロールして前記温度検知センサー19,39及び2
5Aの温度がそれぞれ一定領域に保たれるようにコント
ロールしてある。但し、ヒータ34のコントロールは記録
紙(転写材)61の種類、厚さによってSWでそれぞれの転
写材に対する適正値であるOV又はいくつかの電圧に切替
えるようにしてある。また必要に応じて空冷装置40,50
のファンのON,OFF制御が取入れられ、無端ベルト駆動M
のON,OFFも取入れてある。
触して設けられた温度検知センサー25A及び加熱ローラ
11、加圧ローラ31に接触して設けられた温度検知センサ
ー19,39の読取によって加熱ローラ11の芯部にあるヒー
タ14及び/又は加圧ローラ31の芯部にあるヒータ34の電
圧をコントロールして前記温度検知センサー19,39及び2
5Aの温度がそれぞれ一定領域に保たれるようにコント
ロールしてある。但し、ヒータ34のコントロールは記録
紙(転写材)61の種類、厚さによってSWでそれぞれの転
写材に対する適正値であるOV又はいくつかの電圧に切替
えるようにしてある。また必要に応じて空冷装置40,50
のファンのON,OFF制御が取入れられ、無端ベルト駆動M
のON,OFFも取入れてある。
【0047】また、準備中やプリント中やプリントとプ
リントの間等に応じてON,OFF制御されるようにしてあ
る。
リントの間等に応じてON,OFF制御されるようにしてあ
る。
【0048】特に温度検知センサー25Aが万一高くなり
すぎるようであれば強制分離装置120が作動して転写紙6
1のジャムが未然に防がれる。同時にヒータ14,34もOFF
になり加熱無端ベルト25が一定時間クリーニングローラ
16,微量オイルローラ17によって清掃されて正常運転に
戻されるようにしてある。また、ジャム検知があった場
合は定着装置及びその前工程を停止させジャム処理を済
ませたのち、所定時間加熱無端ベルト25だけを駆動させ
クリーニングローラ16,微量オイルローラ17の清掃を受
けたのち、正常の運転に切換わるよう制御されるように
してある。
すぎるようであれば強制分離装置120が作動して転写紙6
1のジャムが未然に防がれる。同時にヒータ14,34もOFF
になり加熱無端ベルト25が一定時間クリーニングローラ
16,微量オイルローラ17によって清掃されて正常運転に
戻されるようにしてある。また、ジャム検知があった場
合は定着装置及びその前工程を停止させジャム処理を済
ませたのち、所定時間加熱無端ベルト25だけを駆動させ
クリーニングローラ16,微量オイルローラ17の清掃を受
けたのち、正常の運転に切換わるよう制御されるように
してある。
【0049】
【発明の効果】本発明の定着装置によりオフセット汚れ
転写がなく、光沢をもったにじみのない高画質の画像転
写、特にカラー画像転写における記録紙(転写材)のジ
ャムを未然に防ぐことが殆んど完全にできるようになっ
た。そして万一ジャムになったときの処理も簡単確実に
行えるようになった。そして定着装置をコンパクトで低
コストなものにすることが実現できた。
転写がなく、光沢をもったにじみのない高画質の画像転
写、特にカラー画像転写における記録紙(転写材)のジ
ャムを未然に防ぐことが殆んど完全にできるようになっ
た。そして万一ジャムになったときの処理も簡単確実に
行えるようになった。そして定着装置をコンパクトで低
コストなものにすることが実現できた。
【図1】本発明におけるニップ領域を示す側面図。
【図2】図1の一部拡大図。
【図3】本発明の1実施例の側断面図。
【図4】本実施例の冷却部の分解斜視図。
【図5】加熱ローラの断面図。
【図6】無端ベルトの層構成断面図。
【図7】トナーの粘度・温度特性曲線。
【図8】加熱,加圧両ローラ圧着部の断面図。
【図9】制御の回路図。
【図10】強制分離装置の側断面図。
1 定着装置 11 加熱ローラ 14,34 ヒータ 16,36 クリーニングローラ 17 微量オイルローラ 18 入口ガイド 19,25A,39 温度検知センサー 21 剥離ローラ 22 テンションローラ 23A,23B 上下ガイド 24 排出ローラ対 25 無端ベルト(加熱無端ベルト) 26,27 除電ブラシ 31 加圧ローラ 40,50 空冷装置 41 ダクト 43 ファン 46,56 隙間 51 ガイドプレート 52 空冷ボックス 53 ファン 57 開口孔(ルーバー) 61 記録紙(転写材) 62 トナー 71 支軸 72 レバー 75 つる巻きばね 120 強制分離装置 121 支軸 122 レバー 123,124 ローラ 126 分離爪 127 ガイド部材 128 ジャム検知センサー 129 駆動機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/20 109 6830−2H
Claims (2)
- 【請求項1】 内部加熱ローラ、剥離ローラを内包する
加熱無端ベルトと該ベルトを介して該内部加熱ローラに
圧接する加圧ローラとを有し、トナー像を担持した転写
材を加熱加圧して定着する定着装置であって、前記加熱
無端ベルトの冷却部より剥離部に至る検知温度が所定温
度範囲を超えるとき、該剥離部の加熱無端ベルト下流域
に設けた強制分離装置を作動状態にすると共に該加熱無
端ベルトがクリーニングローラによって所定時間クリー
ニングされるようにしたことを特徴とする定着装置。 - 【請求項2】 内部加熱ローラ、剥離ローラを内包する
加熱無端ベルトと加圧ローラとがあって、該内部加熱ロ
ーラと該加圧ローラとは前記加熱無端ベルトを介して圧
接している定着装置であって、前記無端ベルトの冷却部
より剥離部に至る検知温度が所定温度範囲を超えると
き、該剥離部の加熱無端ベルト下流域に設けた強制分離
装置を作動状態にするとともに該加熱無端ベルトがクリ
ーニングローラによって所定時間クリーニングされるよ
うにし、更に、前記加熱手段及び空冷装置のON・OFF制
御により該加熱無端ベルトの温度範囲を適正値に戻すよ
うにしたことを特徴とする定着装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3234916A JPH0572925A (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 定着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3234916A JPH0572925A (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 定着装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0572925A true JPH0572925A (ja) | 1993-03-26 |
Family
ID=16978298
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3234916A Pending JPH0572925A (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 定着装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0572925A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6118955A (en) * | 1997-10-29 | 2000-09-12 | Minolta Co., Ltd. | Image forming apparatus and fixing apparatus |
| EP1260375A1 (en) * | 2001-05-16 | 2002-11-27 | Ricoh Company, Ltd. | Apparatus for printing, erasing, and rewriting visible images on thermochromic recording material |
| JP2007271688A (ja) * | 2006-03-30 | 2007-10-18 | Canon Inc | 画像形成装置 |
-
1991
- 1991-09-13 JP JP3234916A patent/JPH0572925A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6118955A (en) * | 1997-10-29 | 2000-09-12 | Minolta Co., Ltd. | Image forming apparatus and fixing apparatus |
| EP1260375A1 (en) * | 2001-05-16 | 2002-11-27 | Ricoh Company, Ltd. | Apparatus for printing, erasing, and rewriting visible images on thermochromic recording material |
| EP1386746A1 (en) * | 2001-05-16 | 2004-02-04 | Ricoh Company | Apparatus for printing, erasing, and rewriting visible images on thermochromic recording material |
| JP2007271688A (ja) * | 2006-03-30 | 2007-10-18 | Canon Inc | 画像形成装置 |
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