JPH0572950A - 磁気ブラシクリーニング装置 - Google Patents

磁気ブラシクリーニング装置

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JPH0572950A
JPH0572950A JP3263224A JP26322491A JPH0572950A JP H0572950 A JPH0572950 A JP H0572950A JP 3263224 A JP3263224 A JP 3263224A JP 26322491 A JP26322491 A JP 26322491A JP H0572950 A JPH0572950 A JP H0572950A
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toner
agent
cleaning
carrier
latent image
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JP3263224A
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英雄 ▲ゆう▼
Hideo Yuu
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像形成動作時以外にフィルミング除去動作
を行なう磁気ブラシクリーニング装置において、フィル
ミング動作時にクリーニング剤中のトナー濃度の低下を
防止して、クリーニング剤の劣化を低減する。 【構成】 画像形成動作時以外にクリーニングスリーブ
5の回転速度を低下させクリーニング領域Xに画像形成
時よりも多量の剤を滞留させて感光体ドラム2表面のフ
ィルミング除去動作を行なう。このとき、クリーニング
スリーブ5上の剤からトナーを除去する回収ローラ9へ
の印加バイアスを、クリーニングスリーブ5へのそれと
同バイアスにしたり、回収ローラ9の回転を停止したり
して、クリーニングスリーブ5上の剤からのトナー除去
を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】複写機、ファクシミリ、プリンタ
ー等の画像形成装置の磁気ブラシクリーニング装置に係
り、詳しくは、潜像担持体上のフィルミング除去装置と
して機能し得る磁気ブラシクリーニング装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】潜像担持体に静電潜像を形成し、これを
トナーによって可視像化すると共に、そのトナー像を転
写材に転写して潜像担持体を繰返し使用する形式の画像
形成装置は従来より周知である。係る画像形成装置は例
えば電子写真複写機、プリンタ或いはファクシミリ等と
して構成される。ところで、この種の画像形成装置にお
いては、トナーや紙粉、又は紙に含まれた添加物等が潜
像担持体表面に薄い膜状に固着する所謂フィルミング現
象が発生する恐れがある。かかる現象が発生するとトナ
ー像の部分的な濃度上昇や、地汚れを生ぜしめ、トナー
像の画質を著しく低下させる。そこで従来より潜像担持
体上のフィルミングを除去する各種の方法が提案されて
おり、研磨材や研磨ブラシで潜像担持体表面を研磨しな
がらフィルミングを除去し、或いはブレードを潜像担持
体に圧接させてフィルミングを掻き取るごとき方法がそ
の代表例である(例えば特開昭62−119567号公
報、特開昭60−107076号公報、特開昭60−1
19589号公報等を参照)。このような従来例におい
ては、研磨ブラシ等のフィルミング除去用の特別な部材
を必要とするため、そのコストが上昇する不具合がある
ほか、ブラシやブレードが潜像担持体を摩耗させ、すじ
状の異常画像を発生させたり、潜像担持体の寿命を縮め
る恐れがある。
【0003】そこで、本出願人は、画像形成時にトナー
像を形成される潜像担持体と、該担持体に対置され、且
つキャリアとトナーとの混合物であって、少なくとも一
部が磁性体よりなる剤を磁力によって担持しつつこれを
搬送するための剤担持体と、潜像担持体と剤担持体との
間の領域に搬送される剤の量を規制する規制手段とを有
し、潜像担持体にトナー像を形成する画像形成時以外の
フィルミング除去動作時に、通常の動作時よりも多量の
剤を潜像担持体と剤担持体との間の領域に蓄積する等
し、潜像担持体表面に対するクリーニング剤の圧接力を
比較的大きくした状態で潜像担持体を作動させつつフィ
ルミング除去動作を実行する画像形成装置における潜像
担持体上のフィルミング除去方法を提案した。この潜像
担持体上のフィルミング除去方法によれば、研磨ブラシ
等のフィルミング除去用の特別な部材を必要とせず、ま
た、フィルミング除去動作時におけるクリーニング領域
の剤蓄積量が適正であれば、潜像担持体の過度の摩耗や
すじ状の異常画像の発生を防止できる。そして、このフ
ィルミング除去方法を実施する装置例の一つとして、潜
像担持体上の残留トナーを除去する磁気ブラシクリーニ
ング装置を用いたものを開示している。具体的には、潜
像担持体に対置され、且つキャリアとトナーとの混合物
であって、少なくとも一部が磁性体よりなるクリーニン
グ剤を磁界によって担持しつつこれを搬送する剤担持体
と、潜像担持体と剤担持体との間の領域に搬送される剤
の量を規制する規制手段と、該クリーニング剤中からト
ナーを除去するトナー除去部材と、該トナー除去部材で
除去されたトナーを装置外に排出するトナー排出手段と
を有する磁気ブラシクリーニング装置において、画像形
成動作時以外のフィルミング除去動作時に、通常の動作
時よりも多量の剤を潜像担持体と剤担持体との間の領域
に蓄積する等し、潜像担持体を作動させつつフィルミン
グ除去動作をおこなう磁気ブラシクリーニング装置を開
示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この磁気ブ
ラシクリーニング装置において、フィルミング除去動作
時に、上記トナー除去部材によるクリーニング剤中から
のトナー除去を継続する場合には、通常クリーニング剤
中のトナー濃度が例えば1%程度であるものが、例えば
0.5%以下に低下する。このようにクリーニング剤中
のトナー濃度が低下しすぎるとクリーニング剤中のキャ
リア同士の衝突などによって例えばキャリア表面のコー
ト層の脱落等が生じてクリーニング剤の寿命が短くなる
恐れがある。又、剤担持体表面の移動速度を低下させ、
剤担持体表面と潜像担持体表面との間の領域(以下、ク
リーニング領域という)から剤を持ち出す剤担持体の搬
送力を低下させて、クリーニング領域に画像形成動作時
よりも多量の剤を蓄積する等し、これにより、この剤と
潜像担持体表面との圧接力を増大させる場合に、潜像担
持体の駆動トルクの増大によってロック(潜像担持体の
移動停止)や駆動モータのヒューズ切れが発生する恐れ
がある。
【0005】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その第1の目的は、フィルミング除去動作時に
クリーニング剤中のトナー濃度の低下を防止できる磁気
ブラシクリーニング装置を提供することであり、その第
2の目的は、フィルミング除去動作時に潜像担持体の過
度のトルク増大を防止できる磁気ブラシクリーニング装
置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の第1の目的を達成
するために、請求項1の発明は、潜像担持体に対置さ
れ、且つキャリアとトナーとの混合物であって、少なく
とも一部が磁性体よりなるクリーニング剤を磁界によっ
て担持しつつこれを搬送する剤担持体と、潜像担持体と
剤担持体との間の領域に搬送される剤の量を規制する規
制手段と、該クリーニング剤中からトナーを除去するト
ナー除去部材と、該トナー除去部材で除去されたトナー
を装置外に排出するトナー排出手段とを有する磁気ブラ
シクリーニング装置において、画像形成動作時以外に潜
像担持体表面を移動させながら行なうフィルミング除去
動作時に、潜像担持体と剤担持体との間の領域に在るク
リーニング剤の潜像担持体表面に対する圧接力を画像形
成動作時よりも増加させる圧接力増加手段と、該フィル
ミング除去動作時に上記トナー除去部材の動作を停止さ
せるトナー除去停止手段とを設けたことを特徴とするも
のであり、請求項2の発明は、上記トナー除去部材が、
上記剤担持体との電位差に基づく静電気力でクリーニン
グ剤中からトナーを除去する請求項1の磁気ブラシクリ
ーニング装置において、上記トナー除去停止手段が、上
記トナー除去部材の電位を上記剤担持体と同電位に切り
替える切り替え手段からなることを特徴とするものであ
り、請求項3の発明は、上記トナー除去部材が、回転ロ
ーラからなる請求項1の磁気ブラシクリーニング装置に
おいて、上記トナー除去停止手段が、該回転ローラの回
転を停止する回転停止手段からなることを特徴とするも
のである。上記第1及び第2の目的を達成するために、
請求項4の発明は、請求項1の磁気ブラシクリーニング
装置において、上記剤担持体表面を、該表面の移動方向
に凹凸を繰り返す形状であって凹部の幅の方が比較的広
い形状にしたことを特徴とするものであり、請求項5の
発明は、請求項4の磁気ブラシクリーニング装置におい
て、上記凹凸の凸部の形状を、上記移動方向下流側の端
面が上記凹部の周面から比較的急激に立ち上がったのこ
ぎり歯形状にしたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明は、画像形成動作中には、剤担持体上の
クリーニング剤で潜像担持体上の残留トナーを除去し、
トナー除去部材で該クリーニング剤中からトナーを除去
し、トナー排出手段で該トナー除去部材で除去したトナ
ーを磁気ブラシクリーニング装置外に排出し、これによ
り、潜像担持体上のクリーニングを行なう。一方、画像
形成動作時以外に、圧接力増加手段で潜像担持体と剤担
持体との間の領域に在るクリーニング剤の潜像担持体表
面に対する圧接力を画像形成動作時よりも増加させ、こ
の状態で潜像担持体表面を移動させながら潜像担持体上
のフィルミング除去動作を行なう。このフィルミング除
去動作時に、トナー除去停止手段で上記トナー除去部材
の動作を停止させ、これにより、クリーニング剤中から
のトナー除去を行なわないようにする。ここで、剤担持
体表面を、該表面の移動方向に凹凸を繰り返す形状であ
って凹部の幅の方が比較的広い形状にしておけば、潜像
担持体と対向している剤担持体表面の凹部内のクリーニ
ング剤の一部が、これから外に還流されて剤担持体移動
方向下流側に搬送されにくくなり、これにより、潜像担
持体の駆動トルクの増加を比較的抑えることができる。
【0008】
【実施例】本発明を電子写真複写機の磁気ブラシクリー
ニング装置(以下、クリーニング装置という)に適用し
た実施例について説明する。図1は本発明を適用できる
クリーニング装置1の概略構成図である。図1におい
て、クリーニング装置1は潜像担持体であるドラム状の
感光体2の表面に対向するように配設されている。この
感光体ドラム2の周囲には、クリーニング装置1の他に
図示しない、帯電装置、潜像形成用光学装置、現像装
置、転写装置等が配設され、周知の電子写真プロセスに
より画像形成動作を行なうように構成されている。感光
体2は矢印方向に回転し、この回転方向に対し、転写部
の下流側にはプレクリーニングチャージャ3が感光体2
と対向するように設けられている。このプレクリーニン
グチャージャ3は、トナー像の転写後の感光体2上に残
されたトナーにコロナ放電を付与し、トナー粒子がクリ
ーニングされ易いように、ある極性(図の例では正)の
電荷を付与するものである。そして、プレクリーニング
チャージャ3の下流側には内部に主極4等の複数の磁石
を設けた、例えばアルミニウム等の導電性の非磁性体よ
り成るクリーニングスリーブ5が配設されている。個々
の磁石にはP1乃至P6の符号を付してあり、各磁石のク
リーニングスリーブ5を向いた側の磁極は交互に異極性
となっている。クリーニングスリーブ5は剤担持体の一
構成例をなすものであって、本例ではこのスリーブ5
が、固定された磁石に対し、図1には示していない駆動
モータによって矢印方向(時計方向)に回転駆動される
ようになっている。符号6で示すものはクリーニング装
置1のクリーニングケースであり、このケース6の感光
体2を向いた側は開口し、クリーニングスリーブ5の一
部がこの開口にて露出し、この露出部分が感光体2と対
向している。
【0009】一方、クリーニングスリーブ5の周面に
は、クリーニング用の磁性キャリアとトナーより成るク
リーニング剤Cが前述の複数の磁石の磁力によって担持
され、キャリアによる磁気ブラシが形成されている。よ
り詳しく言えば、クリーニング剤Cは互いに異極性に摩
擦帯電したキャリアとトナーとの粉体から成り、磁性体
よりなるキャリアの粒子が磁力によってスリーブ5上に
担持され、該粒子にトナーが静電的に付着している。ト
ナーは、トナー粒子のみから成るものと、これに添加剤
を加えたものがあることは周知の通りである。このよう
なクリーニング剤Cが、クリーニングスリーブ5の回転
によって該スリーブ5の回転方向に搬送され、クリーニ
ングスリーブ5に対向して位置する感光体2の表面に、
クリーニング領域Xにて摺擦する。
【0010】プレクリーニングチャージャ3により電荷
を付与された残留トナーが、クリーニングスリーブ5と
対向するクリーニング領域Xに来ると、ここで、残留ト
ナーが、電源7によりバイアス電圧(図の例では負)を
印加されたクリーニングスリーブ5上の、負の電荷をも
ったクリーニング用キャリアへ、静電気的吸着力と機械
的スキャベンジング力をもって付着する。このように感
光体2上のトナーが除去されてクリーニングが行なわれ
る。
【0011】次いで、トナーが付着したキャリアは、磁
力によりクリーニングスリーブ5上に担持されて磁気ブ
ラシを形成しつつ搬送され、例えば、金属製のものより
成り所定極性(図の例では負)のバイアス電圧が電源8
により印加されたトナー回収ローラ9と対向する部位
で、このローラ9に接触し、このときトナーが回収ロー
ラ9の方に静電気的に付着する。その際、或る量のトナ
ーはクリーニングスリーブ5側に残され、これがクリー
ニング剤C中のトナーとなる。この回収ローラ9はトナ
ー除去部材の位置構成例をなすものであって、本例では
このローラ9が、図1には示していない駆動モータによ
って矢印方向(時計方向)に回転駆動される。そして該
ローラ9には弾性ゴム又は弾性金属板等より成る回収ブ
レード10が当接するようになっていて、これにより、
回収ローラ9上の付着トナーが下へ掻き落される。この
掻き落されたトナーは排出用のスクリューコンベア11
によりクリーニング装置外に排出される。
【0012】一方、クリーニングスリーブ5上のクリー
ニング剤Cはさらに搬送され、ドクターブレード部12
のところで、クリーニング剤Cの厚みが例えば0.5乃
至2.0mm程度となるように規制され、再びクリーニン
グ領域Xに入り、かかる動作が繰り返される。このドク
ターブレード部12は、適正なクリーニングが行なわれ
るように、感光体2とクリーニングスリーブ5との間の
クリーニング領域Xに搬送されるクリーニング剤の量を
規制する規制手段の一構成例をなすものである。
【0013】以上の如く、図1に示したクリーニング装
置1は、画像形成動作時にトナー像を形成される感光体
ドラム2に対置され、かつ磁力によってクリーニング剤
Cを担持しつつこれを搬送するためのクリーニングスリ
ーブ5と、感光体2とスリーブ5との間の領域Xに搬送
されるクリーニング剤Cの量を規制するドクターブレー
ド部12と、クリーニング剤C中からトナーを除去する
回収ローラ9と、ケース6外にトナーを排出するスクリ
ューコンベヤ11を有している。
【0014】以上、クリーニング装置1の一般構成を説
明したが、このようなクリーニング装置1において、感
光体2からクリーニングスリーブ5側に移行したトナー
のうち、帯電量の低いトナーや、プレクリーニングチャ
ージャ3の帯電作用にもかかわらず、正に帯電しきれな
かったトナーがクリーニングスリーブ5から離れて浮遊
し、これが再び感光体に付着することがある。またクリ
ーニング装置1に限らず、図示しない現像装置等から浮
遊したトナーや、転写紙の紙粉又はこれに含まれた添加
物等が感光体2の表面に付着する。このように付着した
トナーや紙粉等は、経時的に感光体表面に、薄い膜状に
固着する恐れがある。これが先にも説明したフィルミン
グ現象であり、これが発生すると感光体2に感度むらが
でき、その表面に形成されるトナー像の濃度むら、或い
は地汚れが発生する。従って感光体に形成されたフィル
ミングは早期に除去し、或いはフィルミングの発生を未
然に防止する必要がある。
【0015】本実施例は、クリーニング装置1を利用し
てフィルミングを除去するように構成されている。すな
わち、感光体2上に前述の如くトナー像を形成する画像
形成時以外の時期に、クリーニング領域Xにクリーニン
グ動作よりも多量のクリーニング剤Cを詰め込んだ状態
にして感光体2を作動させる。このようにすれば、クリ
ーニング領域Xにて剤溜りができ、クリーニング剤C中
のキャリアの粒子が、回転する感光体2の表面に強く擦
り付けられ、感光体表面に形成された前述のフィルミン
グを掻き取ることができる。すなわちクリーニング剤C
より成る磁気ブラシと感光体表面との接触圧と摩擦係数
を高め、フィルミングの除去効果を高めることができる
のである。このように画像形成動作時以外の適時に、フ
ィルミング除去動作を所定時間実行し、感光体2上のフ
ィルミングを取り去り、ないしはフィルミングの発生を
未然に防止することができる。またドラム状の感光体2
に多少の偏心があったとしても、クリーニング領域Xに
クリーニング剤の溜りができ、これがフィルミングを除
去するので、フィルミング除去むらを生じることもな
い。
【0016】図示したクリーニング装置1のように磁石
4を固定し、クリーニングスリーブ5を回転駆動するこ
とにより該スリーブ5上のクリーニング剤Cを搬送する
クリーニング装置において、前述の如くクリーニング領
域Xへのクリーニング剤Cの溜り量を増大させるには、
クリーニングスリーブ5の回転速度を通常のクリーニン
グ動作時よりも遅くすればよい。例えば感光体ドラム2
の周速が226mm/Secで画像形成を行ない、この感光
体ドラム2の周速はそのままで、クリーニングスリーブ
5の回転数を画像形成動作中の1/6である80乃至1
00r.p.mに切り替えてフィルミング除去を行なう。ク
リーニングスリーブの線速が遅くなればX部での剤の搬
送性(下流側への搬送力=X部を通過する能力)が低下
するため剤が溜る。
【0017】フィルミング除去動作を行う時期は、複写
機の特性に応じて適宜設定でき、例えば、複写機の主電
源投入後の定着装置の定着加熱手段の温度立ち上げ期
間、一定コピー枚数(例えば、300枚)毎に所定時間
(例えば10分)等に設定することができる。尚、この
フィルミング除去動作中には、上記の定着加熱手段の温
度立ち上げ期間のような他のユニット上の制約が無い限
り、操作者によるコピー開始の指示を受け付けるリロー
ド状態にしておいて、該指示によりフィルミング除去動
作を停止して、いつでも複写が行えるようにしても良い
し、フィルミング除去動作中にはコピー不可の表示をし
てコピー開始の指示を受け付けないようにしても良い。
【0018】以上のフィルミング除去動作を実行する場
合に、上述のように上記回収ローラ9によるクリーニン
グ剤C中からのトナー除去を継続する場合には、クリー
ニング剤C中のトナー濃度が低下しすぎてクリーニング
剤Cの寿命が短くなる恐れがある。そこで、本実施例に
おいては、フィルミング除去動作中に回収ローラ9によ
るクリーニング剤C中からのトナー除去が行なわれない
ようにする。このため図2に示すように、回収ローラ9
への印加電圧を切り替える切り替えスイッチ20を設
け、画像形成動作中にはトナーがクリーニングスリーブ
5から回収ローラ9に移動する電界を発生させる電源8
に回収ローラ9を接続し、フィルミング除去動作時には
クリーニングスリーブ5と同一の電源7に切り替えて接
続し、両者が同電位になるようにする。これにより、フ
ィルミング除去動作中に静電気力による回収ローラ9で
のトナー除去が行なわれないようにできる。
【0019】また、フィルミング除去動作中に回収ロー
ラ9によるクリーニング剤C中からのトナー除去が行な
われないようにする為には、上記の構成に代え、又はこ
れに加え、フィルミング除去動作中に回収ローラ9の回
転を停止しても良い。図3(a)はその為の第1の構成
例を示すものである。同図において、クリーニングスリ
ーブ5の駆動用のモータ30とは別に回収ローラ9の駆
動用のモータ31を設け、画像形成動作中には両モータ
30,31を駆動し、フィルミング除去動作中には、前
者の駆動モータ30のみを駆動して、後者の駆動モータ
31を停止する。これにより、回収ローラ9の回転をフ
ィルミング除去動作中に停止することによってクリーニ
ング剤Cからのトナー除去を停止することができる。な
お、図中、符号32は駆動モータ制御装置、符号33は
フィルミング除去動作中信号発生装置、符号34は駆動
モータ用電源を示している。
【0020】図3(b)はフィルミング除去動作中に回
収ローラ9の回転を停止する第2の構成例を示すもので
ある。同図において、回収ローラ9は、クリーニングス
リーブ5の駆動用のモータ30からギヤ列30a,35
a、及び電磁クラッチ35を介して駆動力を伝達される
ように構成されている。そして、この電磁クラッチ35
を電磁クラッチ制御装置36でON・OFF制御するこ
とによって、上記駆動力の遮断・伝達を制御する。画像
形成動作中には電磁クラッチ35を連結して駆動モータ
30による駆動力で回収ローラ9を回転駆動し、フィル
ミング除去動作中には電磁クラッチ35を遮断して回収
ローラ9の回転を停止することができる。
【0021】以上、本実施例によれば、フィルミング除
去動作中に回収ローラ5によるクリーニング剤Cからの
トナー除去を中止するので、クリーニング剤C中のトナ
ー濃度が低下しすぎてクリーニング剤の寿命が短くなる
のを防止できる。
【0022】なお、上記実施例においては、フィルミン
グ除去動作中にクリーニングスリーブ5の速度を低下さ
せ、クリーニング領域Xに画像形成動作時よりも多量の
クリーニング剤Cを蓄積して、この剤Cと感光体ドラム
2表面との圧接力を増大させているので、感光体ドラム
2の駆動トルクの増大によってロックや駆動モータのヒ
ューズ切れが発生する恐れがある。そこで、上記の先願
にも記載されているように、フィルミング除去動作中に
例えば0.3mSecの高速回転を間歇的に行なって、クリ
ーニング領域Xに溜り過ぎたクリーニング剤Cを適宜減
らすようにしても良い。
【0023】また、これに代え、又はこれに加え、クリ
ーニングスリーブ5の表面形状によって感光体ドラム2
の駆動トルクの過度の増大を防止することができる。図
4(a)はこの為のクリーニングスリーブ5の表面形状
の第1の構成例を示す概略図である。同図に示す例で
は、クリーニングスリーブ5表面に軸方向に伸びる凹凸
が形成されている。この凹部の周方向の幅W2は凸部の
周方向の幅W1よりも広くなるように設定されている。
この構成によれば、凸部のクリーニングスリーブ5回転
方向下流側の端面(クリーニングスリーブ5の半径方向
に立った面)でクリーニング剤を主に搬送し、凹部内の
クリーニング剤が一部凹部外に還流して搬送されにくく
なるので、感光体ドラム2のトルクの増加を抑制するこ
とができる。図4(c)は横軸にドクタブレード部12
とクリーニングスリーブ5との間隔を取り、縦軸に感光
体ドラム2のトルクを取って、上記凸部と凹部との周方
向の幅の比(W1:W2)を1:1,1:2,1:3のそ
れぞれに設定した場合(但し、W1=1mm)の測定結果
を示すものである。このグラフからも判るように、比が
1:2,1:3の場合には比が1:1の場合には比して
大幅に感光体ドラム2のトルクを低減できる。
【0024】図4(b)は感光体ドラム2の駆動トルク
の過度の増大を防止するためのクリーニングスリーブ5
表面形状の第2の構成例を示すものである。同図に示す
例においても、図4(a)の構成例と同様に軸方向に伸
びる凹凸が形成され、かつ、この凹部の周方向の幅W2
は凸部の周方向の幅W1よりも広くなるように設定され
ている。そして、この例では凸部の形状がクリーニング
スリーブ5回転方向下流側の端面が上記凹部の周面から
比較的急激に立ち上がったのこぎり歯形状に設定されて
いる。これによれば、図4(a)の表面形状に比して凹
部が大きくなるので、クリーニング剤の還流がより促進
されて感光ドラム2のトルクの増加をより良好に抑制す
ることができる。
【0025】なお、上記実施例においては、フィルミン
グ除去動作時に、クリーニングスリーブ5の回転速度を
低下させることによって、クリーニング剤Cの感光体ド
ラム2表面への圧接力を増大させているが、これに代
え、感光体ドラム2表面を移動させながら、クリーニン
グスリーブ5の回転を停止することによってクリーニン
グ剤の感光体ドラム2表面への圧接力を増加させても良
い。また、クリーニング領域Xにクリーニングスリーブ
5内の磁石とともに磁界を形成する位置と、このような
磁界を形成しない位置とに選択的に移動可能な永久磁石
を設け、フィルミング除去動作中にこの永久磁石を前者
の位置に移動させ、これにより、上記磁界をクリーニン
グ領域Xに形成してクリーニング剤Cを保持せしめて感
光体ドラム2表面のフィルミング除去動作を実行し、フ
ィルミング除去動作時以外は、この永久磁石を後者の位
置に退避させるようにしても良い。前者の位置として
は、例えば感光体ドラム2内のクリーニング領域Xに対
向する位置を選択することができ、この場合後者の位置
としては、感光体ドラム2内の比較的クリーニング領域
Xから離間した位置を選択する。また、この永久磁石に
代え、前者の位置に電磁石を配置し、フィルミング除去
動作時にはこの電磁石をONし、これ以外のときに電磁
石をOFFするようにしても良い。また、感光体ドラム
2の回転速度を画像形成時に比して高速に切り替えてク
リーニング領域のクリーニング剤Cの感光体ドラム2表
面に対する圧接力を増加させても良い。
【0026】
【発明の効果】請求項1乃至5の発明によれば、画像形
成動作時以外に、圧接力増加手段で潜像担持体と剤担持
体との間の領域に在るクリーニング剤の潜像担持体表面
に対する圧接力を画像形成動作時よりも増加させ、この
状態で潜像担持体表面を移動させながら潜像担持体上の
フィルミング除去動作を行ない、このフィルミング除去
動作時に、トナー除去停止手段で上記トナー除去部材の
動作を停止させて、クリーニング剤中からのトナー除去
を行なわれないようにし、これにより、フィルミング除
去動作時にクリーニング剤中のトナー濃度の低下を防止
するので、クリーニング剤によるフィルミング除去動作
を行ないながらクリーニング剤の寿命を比較的長くする
ことができるという優れた効果がある。更に、請求項4
又は5の発明によれば、剤担持体表面を、該表面の移動
方向に凹凸を繰り返す形状であって凹部の幅の方が比較
的広い形状であることから、潜像担持体と対向している
剤担持体表面の凹部内のクリーニング剤の一部が、これ
から外に還流されて剤担持体移動方向下流側に搬送され
にくく、これにより、潜像担持体の駆動トルクの増加を
比較的抑えることができるので、潜像担持体の駆動トル
クの増大によってロックや駆動モータのヒューズ切れが
発生するのを防止できる。特に、請求項5の発明によれ
ば、上記凹凸の凸部の形状を、上記移動方向下流側の端
面が上記凹部の周面から比較的急激に立ち上がったのこ
ぎり歯形状にしているので、潜像担持体と対向している
剤担持体表面の凹部内のクリーニング剤の一部が、これ
から外に還流されやすく、トルクの上記駆動トルクの増
加抑制が良好に行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用できるクリーニング装置の概略構
成図。
【図2】実施例にかかるクリーニング装置の回収ローラ
への電圧印加の説明図。
【図3】(a)は実施例にかかるクリーニング装置の回
収ローラの駆動機構の説明図、(b)は変形例にかかる
同駆動機構の説明図。
【図4】(a)は実施例にかかるクリーニング装置のク
リーニングスリーブの断面図、(b)は変形例にかかる
同スリーブの一部を示す断面図、(c)は(a)のクリ
ーニングスリーブを用いた場合の感光体ドラム2のトル
クの測定結果を示すグラフ。
【符号の説明】
1 クリーニング装置 , 2 感
光体ドラム 4 主極 , 5 クリ
ーニングスリーブ 7 クリーニングスリーブバイアス電源 8 回収ローラバイアス電源 , 9 回収
ローラ 11 スクリューコンベア , 12 ドク
タブレード部 20 切り替えスイッチ 30 クリーニングスリーブ駆動モータ, 31 回収
ローラ駆動モータ 32 駆動モータ制御装置 , 35 電磁
クラッチ 36 電磁クラッチ制御装置 , X クリ
ーニング領域 C クリーニング剤

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】潜像担持体に対置され、且つキャリアとト
    ナーとの混合物であって、少なくとも一部が磁性体より
    なるクリーニング剤を磁界によって担持しつつこれを搬
    送する剤担持体と、潜像担持体と剤担持体との間の領域
    に搬送される剤の量を規制する規制手段と、該クリーニ
    ング剤中からトナーを除去するトナー除去部材と、該ト
    ナー除去部材で除去されたトナーを装置外に排出するト
    ナー排出手段とを有する磁気ブラシクリーニング装置に
    おいて、 画像形成動作時以外に潜像担持体表面を移動させながら
    行なうフィルミング除去動作時に、潜像担持体と剤担持
    体との間の領域に在るクリーニング剤の潜像担持体表面
    に対する圧接力を画像形成動作時よりも増加させる圧接
    力増加手段と、 該フィルミング除去動作時に上記トナー除去部材の動作
    を停止させるトナー除去停止手段とを設けたことを特徴
    とする磁気ブラシクリーニング装置。
  2. 【請求項2】上記トナー除去部材が、上記剤担持体との
    電位差に基づく静電気力でクリーニング剤中からトナー
    を除去する請求項1の磁気ブラシクリーニング装置にお
    いて、 上記トナー除去停止手段が、上記トナー除去部
    材の電位を上記剤担持体と同電位に切り替える切り替え
    手段からなることを特徴とする請求項1の磁気ブラシク
    リーニング装置。
  3. 【請求項3】上記トナー除去部材が、回転ローラからな
    る請求項1の磁気ブラシクリーニング装置において、 上記トナー除去停止手段が、該回転ローラの回転を停止
    する回転停止手段からなることを特徴とする請求項1の
    磁気ブラシクリーニング装置。
  4. 【請求項4】上記剤担持体表面を、該表面の移動方向に
    凹凸を繰り返す形状であって凹部の幅の方が比較的広い
    形状にしたことを特徴とする請求項1の磁気ブラシクリ
    ーニング装置。
  5. 【請求項5】上記凹凸の凸部の形状を、上記移動方向下
    流側の端面が上記凹部の周面から比較的急激に立ち上が
    ったのこぎり歯形状にしたことを特徴とする請求項4の
    磁気ブラシクリーニング装置。
JP3263224A 1991-09-13 1991-09-13 磁気ブラシクリーニング装置 Withdrawn JPH0572950A (ja)

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