JPH0573035U - 中掘用中空杭 - Google Patents

中掘用中空杭

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JPH0573035U
JPH0573035U JP2038292U JP2038292U JPH0573035U JP H0573035 U JPH0573035 U JP H0573035U JP 2038292 U JP2038292 U JP 2038292U JP 2038292 U JP2038292 U JP 2038292U JP H0573035 U JPH0573035 U JP H0573035U
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pile
hollow
excavation
friction cutter
wall
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好伸 木谷
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Mitani Sekisan Co Ltd
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(57)【要約】 【目的】杭を杭穴内に容易に降下できると共に、杭周固
定液を杭穴壁と杭周壁との間に充填する。 【構成】中掘工法に用いる中空杭本体1の下端部に端板
2が一体に嵌装固着されている。中空杭本体1の端板2
の側面3に杭の外面に沿った形状に屈曲した3枚のフリ
クションカッター片4、4を所定間隔をあけて等間隔で
固着し、中掘用中空杭5を構成する。フリクションカッ
ター片4、4の間に間隙6、6を形成できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は中掘工法に用いる中掘用中空杭に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、中掘工法に用いる中掘用中空杭30には、杭穴壁と杭外壁との摩擦を少 なくし、杭穴内に杭の挿入を容易にするために、先端部外壁に筒状のフリクショ ンカッター31を固着していた(図6)。また、このフリクションカッターの先 端部は杭底面より下方に突出した突出部32を形成してあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来の技術では、フリクションカッター31は杭先端部外壁の全周を覆っ ていたため、杭を杭穴内を降下する際に、杭穴内の杭周固定液が杭の側壁20と 杭の側壁30bとの間に入りにくい問題点があった。また、杭を杭穴の拡底部内 を下降させる際には、根固め液が杭の中空部30a内に入りにくい問題点があっ た。
【0004】
【課題を解決するための手段】
然るにこの考案は、フリクションカッター片を所定間隔で固着したので、ある いはフリクションカッターに溝を設けたので、前記前者の問題点を解決した。ま た、フリクションカッター片またはフリクションカッターに先端誘導板を取り付 けたので、前記後者の問題点を解決した。
【0005】 即ちこの考案は、中掘工法に用いる中空杭の先端部外壁にフリクションカッタ ー片を所定間隔で固着したことを特徴とする中掘用中空杭である。また、フリク ションカッター片の下部内側に杭の中心に向けて先端誘導板を突設した中掘用中 空杭である。
【0006】 また、中掘工法に用いる中空杭の先端部外壁にフリクションカッターを固着し 、該フリクションカッターの下部内側に杭の中心に向けて先端誘導板を突設した ことを特徴とする中掘用中空杭である。更に中掘工法に用いる中空杭の先端部外 壁に、表面に上下方向全長に亘る溝を形成したフリクションカッターを所定間隔 で固着したことを特徴とする中掘用中空杭である。
【0007】
【作用】
杭を杭穴内に降下する際に、杭周固定液は隣接するフリクションカッター片の 間隙から、あるいはフリクションカッターの溝から上方に送られ、杭周壁と杭穴 壁との間に充填される。また、杭を回転しながら降下すると、根固め液は先端誘 導板により撹拌されると共に、根固め液は杭の中心側に向けて寄せられ、杭の中 空部内に移送される。
【0008】
【実施例1】 図1乃至図2に基づきこの考案の実施例を説明する。
【0009】 中掘工法に用いる中空杭本体1の下端部に端板2が一体に嵌装固着されており 、前記中空杭本体1の端板2の側面3に杭の外面に沿った形状に屈曲した3枚の フリクションカッター片4、4を所定間隔をあけて等間隔で固着し、中掘用中空 杭5を構成する(図1)。前記において、フリクションカッター片4、4の間に 間隙6、6を形成する。また、フリクションカッター片4の下端部は、端板2よ り下方に突出した突出部7が形成されている。
【0010】 次に、前記実施例の中掘用中空杭5の使用について説明する。
【0011】 通常の中掘工法と同様に、中掘用中空杭5の中空部に杭穴掘削用オーガー(図 示していない)を挿通し、杭穴を掘削しながら中掘用中空杭5を下降させる。ま た、杭穴掘削用オーガーの先端から杭穴内に杭周固定液(セメントミルク)を注 入する。この際、杭の下端部にフリクションカッター片を固定してあるので、中 掘用中空杭5は容易に下降できる。また、この際、杭周固定液は、間隙6、6か ら上方に送られ、杭の周壁5bと杭穴壁20との間に充填される。
【0012】 前記実施例において、フリクションカッター片4は3枚設けたが、図2に示す ように4枚設けることもできる。更に、少なくとも一か所の間隙6を形成できれ ば、1枚、2枚あるいは5枚以上でも可能である。
【0013】 また、前記実施例において、端板2にフリクションカッター片4を固着したが 、端板2とフリクションカッター片とを一体の形状で形成し、これを装着した状 態で杭本体1を遠心成形して一体的に中掘用中空杭5を形成することもできる。
【0014】 また、前記実施例において、杭本体1を上下に亘って口径の等しい直杭とした が、下端部に根固め用の太径部を有する形状として、杭本体を形成することもで きる(図示していない)。
【0015】
【実施例2】 図3乃至図4に基づきこの考案の他の実施例を説明する。
【0016】 実施例1と同様に、杭本体1の端板2にフリクションカッター片4、4を固着 する。前記夫々のフリクションカッター片4の下端突出部7の内側7aに、杭の 中心に向けて放射状に、平板状の先端誘導板8、8を突設し、該先端誘導板8、 8の上端を端板2に固着し、中掘用中空杭9を構成する(図3)。
【0017】 次に、前記実施例に基づくこの中掘用中空杭9の使用について説明する。
【0018】 実施例1と同様に、杭穴掘削用オーガーの先端から杭穴内に杭周固定液(セメ ントミルク)を注入しながら杭穴を掘削し、中掘用中空杭9を杭穴内に下降させ る。この際、杭周固定液は、間隙6、6から上方に送られ、杭の周壁9bと杭穴 壁20との間に充填される。次に、中掘用中空杭9を根固め液で満たされた杭穴 の拡底部21内を下降させる際には、中掘用中空杭9を矢示10方向に回転させ ながら下降させると、杭周固定液は先端誘導板8、8により撹拌されると共に杭 の中空部9a内に移送される。
【0019】 前記実施例において、先端誘導板8は平板状としたが、図4(a)(b)に示 すように一側に屈曲し、かつ中掘用中空杭9の回転方向(矢示10方向)に対し て、外周側8aの先端が前方側となる(内周側8bの基端が後方側となる)よう に捻った形状とすることもできる。この場合には、一定方向(矢示10方向)に 中掘用中空杭9aを回転しながら下降させた際には、根固め液を杭の中空部9a に更に容易に移送できる。また、前記実施例において、先端誘導板8の形状は方 形としたが、三角形状とすることもできる。
【0020】 また、前記実施例において、フリクションカッター片4、4に先端誘導板8を 突設したが、杭の端板2に突設することもできる。更に、端板2、フリクション カッター4及び先端誘導板8を一体となった形状で形成し、これを杭本体1に嵌 装固着する、あるいはこれを装着した状態で杭本体1を遠心成形して、一体的に 中掘用中空杭を形成することもできる。
【0021】 また、前記実施例において、フリクションカッター片4、杭本体1の他の構成 は実施例1と同様である。
【0022】 また、前記実施例において、フリクションカッター片4に先端誘導板8を突設 したが、図5に示すような、従来の中掘用中空杭筒状のフリクションカッターの 下端突出部の内側に、杭の中心に向けて、先端誘導板8、8を突設することもで きる。この場合には、杭周固定液を杭周壁と杭穴壁との間に充填する作用はなく 、杭根固め液を杭の中空部9aに移送する作用のみ有する。
【0023】
【実施例3】 次に、図5に基づきこの考案の他の実施例を説明する。
【0024】 中掘工法に用いる中空杭本体1の下端部に、端板2を一体に嵌装固着すると共 に、下端部に端板2から上下方向(軸方向)に所定長さの溝12、12を形成し てある。前記溝12の上縁12aは少なくとも、端板2の上縁よりも上方に位置 するような長さに形成されている。
【0025】 前記中空杭本体1の端板2の側面の形状に沿った筒体を屈曲し、前記溝12と 嵌合できる屈曲部14a、14aを上下方向全長に亘って形成してフリクション カッター13を形成する。前記フリクションカッター13の表面には屈曲部14 aにより溝14が形成される。
【0026】 前記中空杭本体1の端板2に、前記溝12と前記屈曲部14aが嵌合するよう に、前記フリクションカッター13を嵌装固着し、中掘用中空杭15を構成する (図5)。
【0027】 前記実施例に基づくこの中掘用中空杭9の使用については、実施例1と同様で あり、杭穴掘削用オーガーの先端から杭穴内に杭周固定液(セメントミルク)を 注入しながら杭穴を掘削し、中掘用中空杭5を矢示10方向に回転させながら杭 穴内に下降させる。この際、杭周固定液は、溝14、12に形成された間隙16 、16から上方に送られ、杭周壁15bと杭穴壁20との間に充填される。
【0028】 前記実施例において、実施例2と同様に、フリクションカッター13に先端誘 導板8、8を突設することもできる。
【0029】
【考案の効果】
この考案は、フリクションカッター片を所定間隔で固着しあるいはフリクショ ンカッターに溝を設けたので、杭穴内へ杭を容易に下降することができると共に 、杭周固定液は杭穴壁と杭周壁に充填されるので、杭周壁と杭穴壁との摩擦力を 増加できる効果がある。また、先端誘導板を固着したので、杭の中空部に根固め 液を容易に移送でき、杭の周壁及び中空部に根固め液が充填されるので、杭先端 部での支持力を増加できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例で(a)は正面図、(b)は
図1(a)のA−A線における断面図である。
【図2】この考案の他の実施例で、(a)は正面図、
(b)は図2(a)のB−B線における断面図である。
【図3】この考案の他の実施例で、(a)は正面図、
(b)は図3(a)のC−C線における断面図である。
【図4】この考案の他の実施例で、(a)は正面図、
(b)は図4(a)のD−D線における断面図である。
【図5】この考案の他の実施例で、(a)は正面図、
(b)は図5(a)のE−E線における断面図である。
【図6】この考案の従来例で、(a)は正面図、(b)
は図6(a)のF−F線における断面図である。
【符号の説明】
1 中空杭本体 2 端板 4 フリクションカッター片 5 中掘用中空杭 6 間隙 8 先端誘導板 9 中掘用中空杭 12 溝(杭) 13 フリクションカッター 14 溝(フリクションカッター) 15 中掘用中空杭 16 間隙

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】中掘工法に用いる中空杭の先端部外壁にフ
    リクションカッター片を所定間隔で固着したことを特徴
    とする中掘用中空杭。
  2. 【請求項2】フリクションカッター片の下部内側に杭の
    中心に向けて先端誘導板を突設した請求項1に記載の中
    掘用中空杭。
  3. 【請求項3】中掘工法に用いる中空杭の先端部外壁にフ
    リクションカッターを固着し、該フリクションカッター
    の下部内側に杭の中心に向けて先端誘導板を突設したこ
    とを特徴とする中掘用中空杭。
  4. 【請求項4】中掘工法に用いる中空杭の先端部外壁に、
    表面に上下方向全長に亘る溝を形成したフリクションカ
    ッターを所定間隔で固着したことを特徴とする中掘用中
    空杭。
JP1992020382U 1992-03-04 1992-03-04 中掘用中空杭 Expired - Lifetime JP2590990Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005314896A (ja) * 2004-04-27 2005-11-10 Mitani Sekisan Co Ltd 先端シューを有する既製杭及び既製杭の埋設方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5340004U (ja) * 1976-09-10 1978-04-07
JPS565040U (ja) * 1979-06-25 1981-01-17

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