JPH057305Y2 - - Google Patents
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- JPH057305Y2 JPH057305Y2 JP16048588U JP16048588U JPH057305Y2 JP H057305 Y2 JPH057305 Y2 JP H057305Y2 JP 16048588 U JP16048588 U JP 16048588U JP 16048588 U JP16048588 U JP 16048588U JP H057305 Y2 JPH057305 Y2 JP H057305Y2
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Landscapes
- Sewage (AREA)
- Hydraulic Turbines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
この考案は高圧スライドゲート等から放流され
る射流の減勢を行う射流減勢用デイフレクターに
関する。
る射流の減勢を行う射流減勢用デイフレクターに
関する。
<従来の技術>
一般に、射流(ここでは空洞現象を発生する
7m/sec以上とする)放流口より放出される高速
流は、速度×質量をもつて大きなエネルギーを保
有している。
7m/sec以上とする)放流口より放出される高速
流は、速度×質量をもつて大きなエネルギーを保
有している。
従来、ダム等においては、そのエネルギーを減
勢するために、放流口の下流に減勢池を設置し、
射流を減勢池の中に直接突入させるか、または、
射流を空中放流して、減勢池へ落下させ跳水を起
させる方法により、いずれも池の中で減勢して常
流にして下流へ流下させる方法がとられていた。
勢するために、放流口の下流に減勢池を設置し、
射流を減勢池の中に直接突入させるか、または、
射流を空中放流して、減勢池へ落下させ跳水を起
させる方法により、いずれも池の中で減勢して常
流にして下流へ流下させる方法がとられていた。
また、トンネルの中で放流する場合は、掘削量
が少なくなるよう放流口の高さを低く設けて、渦
流や流速剪断力等によつて減勢する跳水式減勢工
を設置し、射流を流速2〜3m/secの常流とし
て、下流のトンネル水路の方向へ流下させる方法
がとられていた。
が少なくなるよう放流口の高さを低く設けて、渦
流や流速剪断力等によつて減勢する跳水式減勢工
を設置し、射流を流速2〜3m/secの常流とし
て、下流のトンネル水路の方向へ流下させる方法
がとられていた。
第15図は、上述の跳水式減勢工の一例を示す
ものであり、高圧鉄管1よりの高圧水は、高圧ス
ライドゲート4を通り放流口2から射流となつて
減勢池5へ放流される。減勢池5は、トンネル水
路7の断面よりも大きく、その長さは、放流口2
より射流の着床点までの距離Ls1と,跳水の長さ
Lb(着床点から下流のせき6までの距離に相当)
とを加えた減勢池長Lとなる。この減勢池5の断
面は、通常、トンネル水路7の断面より大きく、
そのため施工難と工費が嵩むという問題を内包し
ており、減勢池長Lは短い方が好ましい。減勢池
長Lは、例えば、放流口2の高さW1を高圧スラ
イドゲート4の保守上1〜2mとすると、射流流
速が20m/secの場合、距離Ls1は10〜20mとな
り、減勢池長Lは38m程度の長大なものとなる。
この減勢池長Lの内、跳水の長さLbは、水理現
象で止むを得ない長さであり、射流の着床点まで
の距離Ls1を短くするため、従来第16図に示す
ように平板状のデイフレクター板41を、放出口
2の直下流に俯角を与えて装備して、射流を下方
へ変向させる対策がとられていた。
ものであり、高圧鉄管1よりの高圧水は、高圧ス
ライドゲート4を通り放流口2から射流となつて
減勢池5へ放流される。減勢池5は、トンネル水
路7の断面よりも大きく、その長さは、放流口2
より射流の着床点までの距離Ls1と,跳水の長さ
Lb(着床点から下流のせき6までの距離に相当)
とを加えた減勢池長Lとなる。この減勢池5の断
面は、通常、トンネル水路7の断面より大きく、
そのため施工難と工費が嵩むという問題を内包し
ており、減勢池長Lは短い方が好ましい。減勢池
長Lは、例えば、放流口2の高さW1を高圧スラ
イドゲート4の保守上1〜2mとすると、射流流
速が20m/secの場合、距離Ls1は10〜20mとな
り、減勢池長Lは38m程度の長大なものとなる。
この減勢池長Lの内、跳水の長さLbは、水理現
象で止むを得ない長さであり、射流の着床点まで
の距離Ls1を短くするため、従来第16図に示す
ように平板状のデイフレクター板41を、放出口
2の直下流に俯角を与えて装備して、射流を下方
へ変向させる対策がとられていた。
<考案が解決しようとする課題>
しかし、このような従来構成のデイフレクター
にあつては、射流が1〜2m3/secの小流量の場
合に、効果的に変向作用を果たすものの、それを
超えると、射流がデイフレクター板に衝突したと
き、デイフレクター板に振動が発生したり、ま
た、射流の反射波が発生して、その水圧力が後続
水流と激突して乱流を生ずるという問題を発生す
る。
にあつては、射流が1〜2m3/secの小流量の場
合に、効果的に変向作用を果たすものの、それを
超えると、射流がデイフレクター板に衝突したと
き、デイフレクター板に振動が発生したり、ま
た、射流の反射波が発生して、その水圧力が後続
水流と激突して乱流を生ずるという問題を発生す
る。
前者のデイフレクター板の振動は、岩盤を伝わ
つて構造物を破損するおそれがあり、そのため、
平板状デイフレクターはロツクフイルダムには用
いられていない。後者の反射波による乱流の発生
は、変向された放流水中に圧力変動が生じ、従つ
て整流とならないため減勢効果が低下するという
問題があつた。
つて構造物を破損するおそれがあり、そのため、
平板状デイフレクターはロツクフイルダムには用
いられていない。後者の反射波による乱流の発生
は、変向された放流水中に圧力変動が生じ、従つ
て整流とならないため減勢効果が低下するという
問題があつた。
この考案は上記問題を解決するためになされた
ものであり、その目的とするところは、射流の衝
突による振動および反射波の発生を防止するとと
もに、射流の変向、減勢効果の大きな射流減勢用
デイフレクターを提供しようとするものである。
ものであり、その目的とするところは、射流の衝
突による振動および反射波の発生を防止するとと
もに、射流の変向、減勢効果の大きな射流減勢用
デイフレクターを提供しようとするものである。
<課題を解決するための手段>
この考案は上記目的を達成するためになされた
ものであり、 放流口の直下流にその放流口より放流される射
流に対向して設けられ、その射流の方向を変向さ
せる変向面を備えた射流減勢用デイフレクターで
あつて、上記変向面は前記射流の流れ方向の縦断
面形で、下流側に行く程加速度的に下方に向う曲
線状に形成されてなる射流減勢用デイフレクター
である。
ものであり、 放流口の直下流にその放流口より放流される射
流に対向して設けられ、その射流の方向を変向さ
せる変向面を備えた射流減勢用デイフレクターで
あつて、上記変向面は前記射流の流れ方向の縦断
面形で、下流側に行く程加速度的に下方に向う曲
線状に形成されてなる射流減勢用デイフレクター
である。
<作用>
この考案は上記のように構成されたものであ
り、放流口より放流された射流水束の上層部分
は、まずデイフレクター板の変向面の緩やかな曲
率部分に入射し、変向面に沿つて流下して、下流
側に行く程加速度的に下方向きに変向すると同時
に、勾配の緩やかな横方向にも変向する。
り、放流口より放流された射流水束の上層部分
は、まずデイフレクター板の変向面の緩やかな曲
率部分に入射し、変向面に沿つて流下して、下流
側に行く程加速度的に下方向きに変向すると同時
に、勾配の緩やかな横方向にも変向する。
射流水束の中層部分は、上層部分の変向につれ
て下流側に行く程斜め下向きとなり、更に、下層
部分は、その中層部分につれて下流側に行く程下
向きとなる。
て下流側に行く程斜め下向きとなり、更に、下層
部分は、その中層部分につれて下流側に行く程下
向きとなる。
このようにして、射流水束は加速度的に下方に
向う曲面によつて下流側に行く程、スムーズに横
方向に拡散されて減勢し、下向きの角度で流出し
て、水路幅に一様に有効に拡散されて、着床点ま
での距離を短くする。
向う曲面によつて下流側に行く程、スムーズに横
方向に拡散されて減勢し、下向きの角度で流出し
て、水路幅に一様に有効に拡散されて、着床点ま
での距離を短くする。
<実施例>
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
第1図はこの考案の一実施例の射流減勢用デイ
フレクターの縦断面図を示し、第2図は平面図、
第3図は変向面の縦断面形の説明図である。な
お、以下の説明では従来例と同一構成要素は同一
符号を付して説明を省略する。
フレクターの縦断面図を示し、第2図は平面図、
第3図は変向面の縦断面形の説明図である。な
お、以下の説明では従来例と同一構成要素は同一
符号を付して説明を省略する。
10は射流減勢用デイフレクター(以下、デイ
フレクター10と略称す)で、縦断面形が下流側
に行く程加速度的に下方に向かう曲線状に形成さ
れた変向面13を有するデイフレクター板11
と、デイフレクター板11を補強し固定するため
のステイフナー14と、構造物としてのコンクリ
ート壁15と、射流に給気するエアチヤンバー1
8、給気管19等とから構成されている。
フレクター10と略称す)で、縦断面形が下流側
に行く程加速度的に下方に向かう曲線状に形成さ
れた変向面13を有するデイフレクター板11
と、デイフレクター板11を補強し固定するため
のステイフナー14と、構造物としてのコンクリ
ート壁15と、射流に給気するエアチヤンバー1
8、給気管19等とから構成されている。
デイフレクター板11は、実施例ではステンレ
ス鋼板からなり、射流に接する変向面13の縦断
面形は、第3図に示すように2次曲線である仮想
楕円Eの1/4円分を基本として形成されている。
即ち、仮想楕円Eは、例えば (X/a)2+(Y/b)2=1 の標準楕円形に形成され、水理実験の結果aは高
圧鉄管1の管径Dの2倍前後、bは管径Dと略同
一にすることが望しい。そして、長軸Fを高圧鉄
管1の下側内径線に合致させ、短軸Gを高圧鉄管
1の末端からエアチヤンバー18の長さAだけ離
隔した位置に設定し、短軸Gの頂点を高圧鉄管1
の上側内径線の高さに合致させる。
ス鋼板からなり、射流に接する変向面13の縦断
面形は、第3図に示すように2次曲線である仮想
楕円Eの1/4円分を基本として形成されている。
即ち、仮想楕円Eは、例えば (X/a)2+(Y/b)2=1 の標準楕円形に形成され、水理実験の結果aは高
圧鉄管1の管径Dの2倍前後、bは管径Dと略同
一にすることが望しい。そして、長軸Fを高圧鉄
管1の下側内径線に合致させ、短軸Gを高圧鉄管
1の末端からエアチヤンバー18の長さAだけ離
隔した位置に設定し、短軸Gの頂点を高圧鉄管1
の上側内径線の高さに合致させる。
変向面13は、この短軸Gの頂点を始曲展Hと
し、仮想楕円Eの1/4円分上に終曲点を有する曲
線状に形成されている。そして、その平面形は第
2図に示すように、下流側に向かつて末広がりの
台形状に形成されている。
し、仮想楕円Eの1/4円分上に終曲点を有する曲
線状に形成されている。そして、その平面形は第
2図に示すように、下流側に向かつて末広がりの
台形状に形成されている。
第3図に示す終曲点K1,K2,K3は、代表的な
終曲点を示すものであり、例えば、終曲点K1は、
管径Dの中心線の延長線Mと仮想楕円Eの1/4円
分との交点に位置している。この場合、射流の1/
2は変向面13による直接変向を受け、射流は下
向き約30°の角度で流出し、着床点の中心は第2
図のP1位置となる。
終曲点を示すものであり、例えば、終曲点K1は、
管径Dの中心線の延長線Mと仮想楕円Eの1/4円
分との交点に位置している。この場合、射流の1/
2は変向面13による直接変向を受け、射流は下
向き約30°の角度で流出し、着床点の中心は第2
図のP1位置となる。
終曲点K2は、長軸Fより管径Dの1/4だけ上方
の水平線Nと1/4円分との交点に位置している。
この場合、射流の3/4は変向面13による直接変
向を受け、射流は下向き約40°の角度で流出し、
着床点の中心はP2となる。
の水平線Nと1/4円分との交点に位置している。
この場合、射流の3/4は変向面13による直接変
向を受け、射流は下向き約40°の角度で流出し、
着床点の中心はP2となる。
また、終曲点K3は、長軸Fの頂点に位置して
おり、この場合、射流は下向き約45°の角度で流
出し、着床点の中心はP3となる。
おり、この場合、射流は下向き約45°の角度で流
出し、着床点の中心はP3となる。
この終曲点K1,K2,K3の選定は、流量、流速
等を勘案して行われるものであり、流量は10m3/
sec以上の場合は、終曲点K1〜K2を採用し、10
m3/sec以下の場合は終曲点K2〜K3が採用され
る。また、流速が15m/sec以上の場合は終曲点
K1〜K2が採用し、15m/sec以下の場合は終曲点
K1〜K2が採用される。なお、水中放流(放流口
2が水中にある)の場合は終曲点K1が選定され
る。
等を勘案して行われるものであり、流量は10m3/
sec以上の場合は、終曲点K1〜K2を採用し、10
m3/sec以下の場合は終曲点K2〜K3が採用され
る。また、流速が15m/sec以上の場合は終曲点
K1〜K2が採用し、15m/sec以下の場合は終曲点
K1〜K2が採用される。なお、水中放流(放流口
2が水中にある)の場合は終曲点K1が選定され
る。
実施例の変向面13は、管径D=600mmとして、
長軸Fの1/2を管径Dの1.75倍、即ち1050mm、短
軸Gの1/2を管径Dと同一の600mmとした仮想楕円
Eを縦断面形としており、終曲点は平均的な変
向、減勢効果を有する終曲点K2が設定されてい
る。そして変向面13の始曲点Hは、射流水束の
外周辺と円滑に接するように所定の曲率をもつて
形成され、終曲点K2は略直角状に形成されてい
る。
長軸Fの1/2を管径Dの1.75倍、即ち1050mm、短
軸Gの1/2を管径Dと同一の600mmとした仮想楕円
Eを縦断面形としており、終曲点は平均的な変
向、減勢効果を有する終曲点K2が設定されてい
る。そして変向面13の始曲点Hは、射流水束の
外周辺と円滑に接するように所定の曲率をもつて
形成され、終曲点K2は略直角状に形成されてい
る。
このように構成された変向面13を有するデイ
フレクター板11は、高圧鉄管1との間にエアチ
ヤンバー18を設けるとともに、ステイフナー1
4を介してコンクリート壁15に固定される。
フレクター板11は、高圧鉄管1との間にエアチ
ヤンバー18を設けるとともに、ステイフナー1
4を介してコンクリート壁15に固定される。
エアチヤンバー18は、流出口2の開口部上半
に所定の長さAを付与されて下方向きに開口する
とともに、減勢池5内の大気と給気管19を介し
て連通されている。そして、放流口2からの射流
に対して所定量の空気を供給するように形成され
ている。
に所定の長さAを付与されて下方向きに開口する
とともに、減勢池5内の大気と給気管19を介し
て連通されている。そして、放流口2からの射流
に対して所定量の空気を供給するように形成され
ている。
このように構成された射流減勢用デイフレクタ
ー10は、例えば、第4図に示すように、末端部
に高圧スライドゲート4を備えた高圧鉄管1の放
流口2の直下流に装備される。
ー10は、例えば、第4図に示すように、末端部
に高圧スライドゲート4を備えた高圧鉄管1の放
流口2の直下流に装備される。
この放流口2より放流された射流は、その水束
の比較的上層部分が、デイフレクター板11の変
向面13の始曲点Hから始まる2次曲面の緩やか
な曲率部分に入射し、変向面13に沿つて流下し
て、下流側に行く程加速的に下方向きと横方向に
変向する。
の比較的上層部分が、デイフレクター板11の変
向面13の始曲点Hから始まる2次曲面の緩やか
な曲率部分に入射し、変向面13に沿つて流下し
て、下流側に行く程加速的に下方向きと横方向に
変向する。
また、水束の中層部分は、水束の上層部分の変
向につれて下流側程下向きと横向きとなり、水束
の下層部分は、その中層部分につれて下流側程下
向きとなる傾向を示す。
向につれて下流側程下向きと横向きとなり、水束
の下層部分は、その中層部分につれて下流側程下
向きとなる傾向を示す。
従つて、射流は反射波の発生のない状態で、変
向面13に沿つて滑らかに変向を行い、終曲点
K2部においては、第5図に示すように扁平楕円
状の水束となり、横方向の拡散状態で射流強度を
大幅に減勢して、下向き約40°の角度で減勢池5
へ流出する。この終曲点K2における射流のエネ
ルギーは、横方向の拡散効果により放流口2部の
数分の一のエネルギーとなり、着床点P2におい
て射流は減勢池5の略幅員一杯に拡散し、次の減
勢状態に入る(第6図参照)。
向面13に沿つて滑らかに変向を行い、終曲点
K2部においては、第5図に示すように扁平楕円
状の水束となり、横方向の拡散状態で射流強度を
大幅に減勢して、下向き約40°の角度で減勢池5
へ流出する。この終曲点K2における射流のエネ
ルギーは、横方向の拡散効果により放流口2部の
数分の一のエネルギーとなり、着床点P2におい
て射流は減勢池5の略幅員一杯に拡散し、次の減
勢状態に入る(第6図参照)。
このデイフレクター10は、実験において流量
6.5m3/sec、流速25m/secのとき、その変向、
減勢効果により、距離Ls2が6mとなり、従来例
の場合の距離Ls121mに対し大幅に短縮されるこ
とが確認された。
6.5m3/sec、流速25m/secのとき、その変向、
減勢効果により、距離Ls2が6mとなり、従来例
の場合の距離Ls121mに対し大幅に短縮されるこ
とが確認された。
第7図〜第10図はこの考案の他の実施例を示
し、変向面の構成に特徴を有する。
し、変向面の構成に特徴を有する。
この第2実施例のデイフレクター板21は、中
央部に前後方向に延びる分水板22が垂下状の設
けられており、下流側に行く程加速度的に下方へ
向うとともに、側端部より分水板22へ行く程加
速度的に下方へ向う3次曲面状の変向面23,2
3が形成されている。
央部に前後方向に延びる分水板22が垂下状の設
けられており、下流側に行く程加速度的に下方へ
向うとともに、側端部より分水板22へ行く程加
速度的に下方へ向う3次曲面状の変向面23,2
3が形成されている。
この変向面23の最下点は、分水板22と同一
高さに形成されており、下想楕円Eの1/4円分上
の所定位置を終曲点K4とし、放流口2よりの射
流に対し所定の俯角をもつて対向するように設置
されている。
高さに形成されており、下想楕円Eの1/4円分上
の所定位置を終曲点K4とし、放流口2よりの射
流に対し所定の俯角をもつて対向するように設置
されている。
このデイフレクター板21によれば、射流は第
10図の2点鎖線矢印に示すように横方向に積極
的に拡散され、第1実施例のデイフレクター板1
1よりも、大きな横方向拡散による減勢効果をあ
げることができる。
10図の2点鎖線矢印に示すように横方向に積極
的に拡散され、第1実施例のデイフレクター板1
1よりも、大きな横方向拡散による減勢効果をあ
げることができる。
第11〜第13図はこの考案の第3の実施例を
示し、変向面の構成に特徴を有する。
示し、変向面の構成に特徴を有する。
この第3実施例のデイフレクター板31には、
中央部に前後方向に延びる分水板32が垂下状に
設けられており、左右の側端部には、分水板32
と同一高さの側壁部34,34が垂下状に設けら
れ、分水板32と側壁部34とは、下流側で連続
するように形成されている。
中央部に前後方向に延びる分水板32が垂下状に
設けられており、左右の側端部には、分水板32
と同一高さの側壁部34,34が垂下状に設けら
れ、分水板32と側壁部34とは、下流側で連続
するように形成されている。
そして、分水板32と側壁部34,34との間
に、左右に分けられた射流の流れ方向(第11図
に2点鎖線矢印で示す)の縦断面形が、下流側に
行く程加速度的に下方に向うとともに、横断面形
が下向きの略U字状の3次曲面状の変向面33,
33が形成されている。この変向面33の終曲点
は、前述の仮想楕円Eの1/4円分の終曲点K3が設
定されている。
に、左右に分けられた射流の流れ方向(第11図
に2点鎖線矢印で示す)の縦断面形が、下流側に
行く程加速度的に下方に向うとともに、横断面形
が下向きの略U字状の3次曲面状の変向面33,
33が形成されている。この変向面33の終曲点
は、前述の仮想楕円Eの1/4円分の終曲点K3が設
定されている。
このデイフレクター板31によれば、上記デイ
フレクター板11および21に比べて、より大き
な変向、減勢効果をあげることができる。
フレクター板11および21に比べて、より大き
な変向、減勢効果をあげることができる。
なお、この考案は上述の説明および図例に限定
されることなく、この考案の技術的思想から逸脱
しない範囲において、その実施態様を変更するこ
とができる。例えば、デイフレクター板11は、
平面図で第14図に示すデイフレクター板11A
のように、その終曲点側の端縁を、高圧鉄管1の
軸線に対して、水平方向に70°前後の捻り角を与
えて装備してもよい。この場合、射流水束の拡散
は左右不均等となるが、水束の一層の分散を行つ
て減勢効果を上げることができる。
されることなく、この考案の技術的思想から逸脱
しない範囲において、その実施態様を変更するこ
とができる。例えば、デイフレクター板11は、
平面図で第14図に示すデイフレクター板11A
のように、その終曲点側の端縁を、高圧鉄管1の
軸線に対して、水平方向に70°前後の捻り角を与
えて装備してもよい。この場合、射流水束の拡散
は左右不均等となるが、水束の一層の分散を行つ
て減勢効果を上げることができる。
また、終曲点は、第3図におけるK1,K2,K3
以外の点であつてもよいことはもちろんである。
以外の点であつてもよいことはもちろんである。
<考案の効果>
この考案による射流減勢用デイフレクターは、
以上のような構成よりなるものであり、放流され
る高速射流を緩やかな曲率部分で受容して、下流
側に行く程加速度的に下方向きに変向するので、
射流の衝突によるデイフレクター板の振動発生
や、射流の反射波の発生が防止される。
以上のような構成よりなるものであり、放流され
る高速射流を緩やかな曲率部分で受容して、下流
側に行く程加速度的に下方向きに変向するので、
射流の衝突によるデイフレクター板の振動発生
や、射流の反射波の発生が防止される。
従つて、射流を円滑に下向きに変向して、着床
点までの距離を短くするとともに、水束を横方向
に拡散して射流強度を大幅に減勢して、減勢池長
を従来例の約60%に至るまで短縮できる効果を奏
する。
点までの距離を短くするとともに、水束を横方向
に拡散して射流強度を大幅に減勢して、減勢池長
を従来例の約60%に至るまで短縮できる効果を奏
する。
第1図はこの考案の実施例の射流減勢用デイフ
レクターの縦断面図、第2図は同じく平面図、第
3図は変向面の縦断面形の説明図、第4図はトン
ネル水路の減勢工に本デイフレクターを装備した
例を示す縦断面図、第5図は第2図R−R線断面
図、第6図は第2図S−S線断面図、第7図は第
2実施例のデイフレクター板の側面図、第8図は
第7図のT矢視図、第9図は第7図および第10
図のW−W線断面図、第10図は第7図のU矢視
図、第11図は第3実施例のデイフレクター板の
底面図、第12図は第11図X−X線断面図、第
13図は第11図および第12図のY−Y線断面
図、第14図は第1実施例のデイフレクターの変
形例を示す平面図、第15図は従来例のトンネル
水路の減勢工を示す縦断面図、第16図は従来例
の平板状デイフレクター板を示す縦断面図であ
る。 2……放流口、10……射流減勢用デイフレク
ター、11,21,31……デイフレクター板、
13,23,33……変向面。
レクターの縦断面図、第2図は同じく平面図、第
3図は変向面の縦断面形の説明図、第4図はトン
ネル水路の減勢工に本デイフレクターを装備した
例を示す縦断面図、第5図は第2図R−R線断面
図、第6図は第2図S−S線断面図、第7図は第
2実施例のデイフレクター板の側面図、第8図は
第7図のT矢視図、第9図は第7図および第10
図のW−W線断面図、第10図は第7図のU矢視
図、第11図は第3実施例のデイフレクター板の
底面図、第12図は第11図X−X線断面図、第
13図は第11図および第12図のY−Y線断面
図、第14図は第1実施例のデイフレクターの変
形例を示す平面図、第15図は従来例のトンネル
水路の減勢工を示す縦断面図、第16図は従来例
の平板状デイフレクター板を示す縦断面図であ
る。 2……放流口、10……射流減勢用デイフレク
ター、11,21,31……デイフレクター板、
13,23,33……変向面。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 放流口の直下流にその放流口より放流される射
流に対向して設けられ、その射流の方向を変向さ
せる変向面を備えた射流減勢用デイフレクターで
あつて、 前記変向面は前記射流の流れ方向の縦断面形
が、下流側に行く程加速度的に下方に向う曲線状
に形成されてなることを特徴とする射流減勢用デ
イフレクター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16048588U JPH057305Y2 (ja) | 1988-12-10 | 1988-12-10 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16048588U JPH057305Y2 (ja) | 1988-12-10 | 1988-12-10 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0280146U JPH0280146U (ja) | 1990-06-20 |
| JPH057305Y2 true JPH057305Y2 (ja) | 1993-02-24 |
Family
ID=31442590
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16048588U Expired - Lifetime JPH057305Y2 (ja) | 1988-12-10 | 1988-12-10 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH057305Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-12-10 JP JP16048588U patent/JPH057305Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0280146U (ja) | 1990-06-20 |
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