JPH057328U - 薬液混合用連結管 - Google Patents
薬液混合用連結管Info
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- JPH057328U JPH057328U JP6219991U JP6219991U JPH057328U JP H057328 U JPH057328 U JP H057328U JP 6219991 U JP6219991 U JP 6219991U JP 6219991 U JP6219991 U JP 6219991U JP H057328 U JPH057328 U JP H057328U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 短時間に誰でも簡単に操作でき、少量の処理
でも薬液の損失がなく、細菌や異物の混入がなくなる薬
液混合用連結管を提供する。 【構成】 通液可能な管状体の各端部のそれぞれに注射
器の筒先に嵌合可能なアダプターを設ける。
でも薬液の損失がなく、細菌や異物の混入がなくなる薬
液混合用連結管を提供する。 【構成】 通液可能な管状体の各端部のそれぞれに注射
器の筒先に嵌合可能なアダプターを設ける。
Description
【0001】
本考案は速やかに2種類以上の試料(薬液)を混合し、均一な混合液剤、乳化 液剤または懸濁液剤を得るための薬液混合用連結管に関するものである。
【0002】
従来、2種類以上の試料を混合して、均一な混合薬剤、乳化薬剤または懸濁薬 剤を調整し短時間内に投与したい場合等には、個別容器中の各々の試料を任意の 容器に併せ移してボルテックスミキサー、あるいはホモジナイザー等の攪拌混合 器具で処理し、次いで注射器等の投与器具に再充填する方法が通常用いられてい た。
【0003】 しかし、実際作業上はピペットやビーカーを始めとする多種類の器具を必要と し、薬液量は例えば10ml程度以下になると調整が難しく、さらに空気中で開 放状態の作業となるため、落下細菌あるいは異物が混入しないように細心の注意 を必要とする等の面倒があった。
【0004】 そのため、現在でもこのような作業内容の調剤は、比較的に設備の整った施設 においてのみ可能であり、普遍的に行われ難いとの問題点があった。
【0005】 この改善策として、クリーンベンチ等の設備面の充実あるいはホモジナイザー 等の機器の小型化等が考えられるが、いずれにしても費用がかかり、また作業そ のものの煩雑さが解消できない。
【0006】 さらに、薬液量が少ないと作業がやりにくいか、または不可能であるとともに 薬液の損失を生じることも避けられない。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】 すなわち、2種類以上の試料を混合し、均一な混合液剤、乳化液剤あるいは懸 濁液剤を調整する場合に、作業が煩雑で時間がかかったり、高価な機器が必要に なったり、あるいは試料薬液が損失したりする欠点があった。
【0008】 そこで本考案は、短時間に誰でも簡単に操作でき、少量の処理でも薬液の損失 がなく、細菌や異物の混入がなくなる薬液混合用連結管を提供することを目的と する。
【0009】
上記目的を達成するために、本考案の薬液混合用連結管は、通液可能な管状体 の各端部のそれぞれに注射器の筒先に嵌合可能なアダプターが設けられたもので ある。
【0010】
本考案によれば、通液可能な管状体の各端部に注射器の筒先に嵌合可能なアダ プターを設けることで、被混合試料を充填した注射器をアダプターに接続し、管 状体を通して、被混合試料を交互にポンピングにより移動させることが可能にな る。従って、注射器の操作で短時間に誰でも調剤でき、少量の処理でも薬液の損 失がなく、かつ密閉状態で混合されるため細菌や異物の混入がなくなる。
【0011】
以下本考案を図示の一実施例により具体的に説明する。図1は本考案第1実施 例の薬液混合用連結管の断面図、図2は本考案第1実施例の薬液混合用連結管の 使用状態を示す図である。
【0012】 これらの図において、本考案の薬液混合用連結管は、通液可能な1本の細長い 管状体1と、この管状体1の両端部側に設けられたアダプター2,2(または3 ,3)とから構成されている。この管状体1は、ステンレス等の金属、あるいは ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、フッソ樹脂、 ゴム等の高分子材料で、混合する薬剤を吸着しない材料からなり、太さと長さに ついては任意に形成されるが、例えば、内径が0.1〜2.0mm程度、好まし くは0.2〜0.6mm程度で、長さが0.5〜10cm程度に形成されたもの である。
【0013】 上記アダプター2は、図1(a)に示すように、一端側が管状体1の端部に接 続され、他端部側が注射器の筒先に嵌合する大きさの接続口2aが形成されたも のである。この接続口2aの大きさは、通常1〜10mm程度であればよいが、 一般的に、注射器の筒先は、注射器の大きさに関係なく規格化されており、外径 が4mm程度に形成されているため、接続口2aをこの寸法に合わせて嵌合する 大きさに形成される。アダプター2の材質としては、管状体1と同様なステンレ ス等の金属、あるいは高分子材料で形成される。また、他の変形例のアダプター 3としては、図1(b)に示すように、一端側が管状体1の端部に接続され、他 端部側がねじ部を有する接続口3aが形成されたもので、注射器の筒先にねじ部 を形成したものを用い、その筒先にアダプター3の接続口3aをねじ込むことで 、圧力により抜けないようにできるものである。
【0014】 上記の薬液混合用連結管は、図2に示すように、一方側に被混合試料4が充填 された注射器5の筒先5aにアダプタ−2の接続口2aを嵌合させ、他方側に異 なる被混合試料6が充填された注射器7の筒先7aにアダプター2の接続口2a を嵌合させる。そして、例えば、一方の注射器5側の注射筒5b、あるいは他方 の注射器7の注射筒7bを手動で交互にポンピングし、それぞれに充填された被 混合試料4、6を管状体1を通して、注射器5、7内に交互に移動させることを 繰り返す。なお、被混合試料4、6は、粉末状でもよいが、いずれか一方は、液 状のもの、または両方とも液状のものである。
【0015】 上記構成の薬液混合用連結管によれば、互いに異なる被混合試料4及び6が充 填された注射器5及び7のそれぞれの筒先5a及び7a間をアダプター2(また は3)を介して管状体1で接続し、それぞれの被混合試料4及び6をこの管状体 1を通して、ポンピングにより移動を行うため、細い内径の管状体1を通過する 流速が速くなり、勢いよく他方の注射器内に流れ込み、混合が容易に行われ、こ れを交互に繰り返すことで、均一に混合させることができる。また、被混合試料 4、6は注射器5、7内に充填された密閉状態で混合が行われるため、細菌や異 物の混入を防止でき安全に薬液の調剤ができ、さらに、注射器を用いているため 誰でも作業が容易にでき、試料が少量であっても取り扱うことが可能になり、薬 液の損失もなくすことができる。
【0016】 以下に、上記構成の薬液混合用連結管を用いて試料を混合した例を具体的に説 明する。
【0017】 図2において、一方の被混合試料4液として蒸留水を6ml、他方の被混合試 料6液としてポリソルベート80ml及びゴマ油4mlをそれぞれ充填し、左右 に数回ポンピングした。両液は速やかに混合しつつ、水中油滴(O/W)型エマ ルジョン液が調整された。この調整された液中のゴマ油滴の大きさは、顕微鏡観 察により0.5〜2μm程度であり、非常に良好な乳濁状態を示した。
【0018】 図2において、一方の被混合試料4としてシスプラチン粉砕末を50ml、他 方の被混合試料6液としてリピオドール(商標)液を10mlそれぞれ充填し、 左右に10回程度ポンピングした。顕微鏡観察によれば、形成された懸濁液中で はシスプタチンの粒子は凝集することなく均一に良く分散していた。
【0019】 図2において、一方の被混合試料4として混合ビタミン乾燥原末を300ml 、他方の被混合試料6液としてリンゲル液10mlをそれぞれ充填し、左右に2 〜3回ポンピングした。混合ビタミン乾燥末は速やかに均一溶解した。溶液は片 方の注射器に全量を移し、薬液混合用連結管を外して、筒先に注射針をセットし て使用した。
【0020】 図3は本考案第2実施例の薬液混合用連結管の断面図であり、この実施例の薬 液混合用連結管は、第1実施例と同様な3本の管状体1の一方の端部側にそれぞ れアダプター2が接続され、かつこれら3本の管状体1の他端部側が3方切替弁 8に接続されたものである。この3方切替弁8は、そのレバー8aを手動で操作 することにより、3本の管状体1のいずれか2本を選択的に連通させることがで きる切替弁である。
【0021】 上記構成の薬液混合用連結管によれば、3本の管状体1のアダプター2にそれ ぞれ異なる3種類の被混合試料を充填した注射器の筒先を嵌合させ、3方切替弁 8のレバー8aを順次切り替えて、2種類の被混合試料の混合を順次繰り返すこ とで、3種類の被混合試料の混合が第1実施例と同様にできる。
【0022】 図4は本考案第3実施例の薬液混合用連結管の断面図であり、この実施例の薬 液混合用連結管は、第1実施例と同様な4本の管状体1の一方の端部側にそれぞ れアダプター2が接続され、かつこれら4本の管状体1の他端部側が4方切替弁 9に接続されたものである。この4方切替弁9は、そのレバー9aを手動で操作 することにより、4本の管状体1のいずれか2本を選択的に連通させることがで きる切替弁である。
【0023】 上記構成の薬液混合用連結管によれば、4本の管状体1のアダプター2にそれ ぞれ異なる4種類の被混合試料を充填した注射器の筒先を嵌合させ、4方切替弁 9のレバー9aを順次切り替えて、2種類の被混合試料の混合を順次繰り返すこ とで、4種類の被混合試料の混合が第1実施例と同様にできる。
【0024】 なお、上記各実施例において、管状体1の端部側にアダプター2(または3) を設けているが、それぞれ同一または異なる材質で別個に形成されたものを接続 して形成してもよく、同時に金属成型、樹脂成型等により一体的に形成してもよ い。また、管状体1の形態については、種々に工夫加工が可能であり、特定の形 状や大きさに限定されない。例えば、第1実施例では真直ぐな管状体1としてい るが、U字形に形成することで注射器を同じ方向側に接続させることもでき、特 に太さと長さについては、アダプター2(または3)やこれに嵌合する注射器の 筒先の大きさ、被混合試料の性質等によって任意に形成される。さらに、第2及 び第3実施例では、3本または4本の管状体1を切替弁8、9で連結させている が、この管状体1を4本以上の多数本にし、それぞれ切替弁により切り替えでき るようにすれば、多数の被混合試料の混合が可能になる。
【0025】 また、上記各実施例では、注射器を手動でポンピング操作することで、被混合 試料を移動させているが、注射筒5b、注射筒7bを手動以外の電動等の駆動手 段を用いることで能率を計ることが可能になる。
【0026】
以上説明したように本考案によれば、通液可能な管状体の各端部に注射器の筒 先に嵌合可能なアダプターを設けることで、被混合試料を充填した注射器をアダ プターに接続し、管状体を通して、被混合試料を交互に移動させることが可能に なり、従って、注射器で短時間に誰でも簡便に必要量の混合薬液の調整ができる ようになり、少量の処理でも薬液の損失がなく、かつ細菌や異物の混入がなくな る効果がある。
【図1】本考案第1実施例の薬液混合用連結管の断面図
である。
である。
【図2】本考案第1実施例の薬液混合用連結管の使用状
態を示す図である。
態を示す図である。
【図3】本考案第2実施例の薬液混合用連結管の断面図
である。
である。
【図4】本考案第3実施例の薬液混合用連結管の断面図
である。
である。
1 管状体 2,3 アダプター 4,6 被混合試料 5,7 注射器 8 3方切替弁 9 4方切替弁
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 通液可能な管状体の各端部のそれぞれに
注射器の筒先に嵌合可能なアダプターが設けられた薬液
混合用連結管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991062199U JP2577239Y2 (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 薬液混合用連結管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991062199U JP2577239Y2 (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 薬液混合用連結管 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH057328U true JPH057328U (ja) | 1993-02-02 |
| JP2577239Y2 JP2577239Y2 (ja) | 1998-07-23 |
Family
ID=13193242
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991062199U Expired - Fee Related JP2577239Y2 (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 薬液混合用連結管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2577239Y2 (ja) |
Cited By (8)
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-
1991
- 1991-07-12 JP JP1991062199U patent/JP2577239Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|
| JP2577239Y2 (ja) | 1998-07-23 |
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