JPH0573310A - 条件分岐の動的判定方式 - Google Patents

条件分岐の動的判定方式

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JPH0573310A
JPH0573310A JP23669691A JP23669691A JPH0573310A JP H0573310 A JPH0573310 A JP H0573310A JP 23669691 A JP23669691 A JP 23669691A JP 23669691 A JP23669691 A JP 23669691A JP H0573310 A JPH0573310 A JP H0573310A
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JP
Japan
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stage
register
branch
pipeline
interlock
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JP23669691A
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English (en)
Inventor
Akira Yasusato
彰 安里
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、パイプラインにおける条件分岐命
令の動的判定方式に関し、パイプラインで分岐命令の条
件判定の時期としてレジスタ依存によるインタロックが
解除された時点で速やかに行い、分岐条件判定を少ない
オーバーヘッドで可能にすることを目的とする。 【構成】 パイプライン1中を流れてきた条件分岐命令
が最初のレジスタリード機構3のステージに到達したと
きにインタロックが生じないと判明したときにレジスタ
値を読み、次のステージで条件判定機構4が分岐と判定
したときに分岐先の命令列をパイプラインの入口に投入
し、非分岐と判定したときに次に進み、第2番目のレジ
スタリード機構3のステージに到達したときにレジスタ
値を読み、次のステージで条件判定機構4が分岐と判定
したときに分岐先の命令列をパイプラインの入口に投入
し、非分岐と判定したときに次に進むように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パイプラインにおける
条件分岐命令の条件分岐を動的に判定する動的判定方式
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パイプライン計算機はパイプラインを命
令が滞りなく流れる時にその性能を最大に引き出すこと
ができるが、実際にそうすることは殆ど不可能であり、
円滑な流れを妨げるいくつかの要因が存在する。主な要
因の1つが分岐命令によるパイプライン中の命令のキャ
ンセルである。これは分岐によって命令の供給系列が変
更されるため、パイプラインの途中まで進んだ変更前の
系列の命令群を無効にし、新たな系列の命令をパイプラ
インの入口から投入し直さねばならず、その過程におい
てパイプラインに空が生じることによるオーバーヘッド
である。これ以外の主な要因にレジスタ間の依存関係に
よるインタロックがある。これはある命令Aがパイプラ
インのあるステージでレジスタを読み出すときに、その
レジスタの内容を更新する命令Bがパイプライン中に存
在する場合はその変更を待ってから読み出し動作を行う
必要があるため、読み出し可能となるまで命令Aは先に
進むことができなくなってしまう状況を意味する。これ
らのオーバーヘッドはパイプラインに本質的なもので完
全に除去することは不可能であるが、少しでも軽減する
ための工夫が提案され実施されている。例えば分岐予
測、バイパス、コンパイラによる命令の並び換えなどの
技術がそれである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここでは、条件分岐命
令の効率的な実現に絞って考える。条件分岐命令はある
レジスタの内容を読み出し、その値がある条件を満たし
た場合のみ分岐するものとする。このような条件分岐命
令の条件判定をパイプラインの中でどのステージで行う
のが良いだろうか。分岐先の命令列をパイプラインに投
入する時期を早くするには、なるべく早く条件判定をす
る必要がある。即ち条件判定ステージをパイプラインの
入口に近い方に置くのが良い。一方、条件判定に必要な
レジスタ値をオーバーヘッドなしに読むには遅い時期に
読む方が良い。なぜなら早く読もうとしてもレジスタ値
が確定するまで待たされてしまうからである。
【0004】このような条件分岐命令の効率的な実現の
ためには条件判定の時期を早くした方がいい面と、遅く
した方がいい面がある。これらの点に注目して、両方の
見地から最適な条件分岐判定を動的に行うことが望まれ
ている。
【0005】本発明は、パイプラインで分岐命令の条件
判定の時期としてレジスタ依存によるインタロックが解
除された時点で速やかに行い、パイプラインで条件分岐
命令の分岐条件判定を少ないオーバーヘッドで可能にす
ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1を参照して課題を解
決するための手段を説明する。図1において、パイプラ
イン1は、命令列が順次流れる複数のステージから構成
されるものである。
【0007】レジスタ2は、分岐条件を判定するための
レジスタ値を格納するものである。レジスタリード機構
3は、レジスタ2から分岐判定に必要なレジスタ値を読
むものである。
【0008】条件判定機構4は、レジスタ2から読み込
んだレジスタ値をもとに条件判定を行い、分岐あるいは
非分岐を判定したりなどするものである。
【0009】
【作用】本発明は、図1に示すように、パイプライン1
中のあるステージにレジスタリード機構3を設けると共
に次のステージに条件判定機構4を設けることを2組行
い、パイプライン1中を流れてきた条件分岐命令が最初
のレジスタリード機構3のステージに到達したときにイ
ンタロックが生じないと判明したときにレジスタ2から
レジスタ値を読み、次のステージで条件判定機構4がこ
のレジスタ値をもとに分岐と判定したときに分岐先の命
令列をパイプライン1の入口に投入し、非分岐と判定し
たときに次のステージに進み、一方、インタロックが生
じると判明したときにスキップし、第2番目のレジスタ
リード機構3のステージに到達したときにレジスタ2か
らレジスタ値を読み、次のステージで条件判定機構4が
このレジスタ値をもとに分岐と判定したときに分岐先の
命令列をパイプラインの入口に投入して次のステージに
進み、非分岐と判定したときに次のステージに進むよう
にしている。この際、インタロックの有無をコンパイル
時に解析し、その情報を条件分岐命令コードに付加し、
これを用いてインタロックを判定するようにしてもよ
い。
【0010】また、レジスタリード機構3および条件判
定機構4の組をパイプライン1中に連続して設け、イン
タロックが解除された直後のステージでレジスタリード
機構3がレジスタ値を読み、次のステージの条件判定機
構4が分岐と判定したときに分岐先の命令列をパイプラ
インの入口に投入して次のステージに進み、非分岐と判
定したときに次のステージに進むようにしている。この
際、インタロックがいずれのステージで解除されるかを
コンパイル時に解析して条件分岐命令コードに付加し、
これを用いてインタロックを判定したり、インタロック
の有無をコンパイル時に解析し、その情報を条件分岐命
令コードに付加し、これを用いてインタロックを判定す
るようにしてもよい。
【0011】従って、パイプラインで分岐命令の条件判
定の時期としてレジスタ依存によるインタロックが解除
された時点で速やかに行うことにより、パイプラインに
おける条件分岐命令の分岐条件判定を少ないオーバーヘ
ッドで行うことが可能となる。
【0012】
【実施例】次に、図1から図3を用いて本発明の実施例
の構成および動作を順次詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明の1実施例構成図を示す。
図1において、パイプライン1は、命令列が順次流れる
複数のステージから構成されるものであって、任意のx
−1ステージにレジスタリード機構3−1と次のxステ
ージに条件判定機構4−1、任意のy−1ステージにレ
ジスタリード機構3−2と次のyステージに条件判定機
構4−2、およびインタロックフラグ6−x、6−yな
どを設けたものである。
【0014】レジスタリード機構3−1、3−2は、レ
ジスタ2から、条件分岐命令の分岐判定するためのレジ
スタ値を読み込むものである。条件判定機構4−1、4
−2は、レジスタリード機構3−1、3−2がレジスタ
2から読み込んだリード値をもとに、条件分岐命令の条
件判定を行い、分岐/非分岐を判定するものである。分
岐と判定したときは、分岐先の命令列をパイプラインの
入口に投入する。非分岐と判定したときは、次の命令に
進む。
【0015】レジスタ2は、条件分岐命令が分岐か、非
分岐かを判定するための値を格納するものである。制御
部5は、プログラムに従って全体を統括制御するもので
ある。
【0016】インタロックフラグ6は、ステージで条件
分岐命令の条件判定を行うために、レジスタ2からレジ
スタ値を読み込もうとするとき、未だパイプライン1中
の他の命令によって更新されていなく、当該他の命令に
よって更新されるまでインタロックするか否かを表わす
フラグである。このインタロックフラグ6は、コンパイ
ル時に解析して命令コードに付加したインタロック情報
を参照し、設定してもよい。このインタロックフラグ6
は、命令がパイプライン1を流れるに従って順次図示矢
印のように流れて行く。従って、これらインタロックフ
ラグ6−x、6−yに従って、いずれのステージで条件
分岐命令の条件判定を行うか決定する(図2を用いて詳
述する)。
【0017】次に、図2のフローチャートに示す順序に
従い、図1の構成の動作を詳細に説明する。ここで、図
1に示すように、x−1ステージにレジスタ2からレジ
スタ値を読み込むレジスタリード機構3−1を設けると
共に次のxステージにレジスタ値をもとに条件分岐命令
の条件判定を行う条件判定機構4−1を設け、更に、y
−1ステージにレジスタ2からレジスタ値を読み込むレ
ジスタリード機構3−2を設けると共に次のyステージ
にレジスタ値をもとに条件分岐命令の条件判定を行う条
件判定機構4−2を設けたときのフローチャートであ
る。
【0018】図2において、S1は、x−1ステージの
命令が条件分岐命令か判定する。YESの場合には、S
2に進む。NOの場合には、該当処理を行う。S2は、
x−1ステージでレジスタ2を読むとインタロックする
か否かを判別する。これは、例えば条件分岐命令コード
にコンパイル時に付加されたビット(インタロック情報
を表わすビット)を参照してインタロックが発生するか
否かを判別する。YESの場合(インタロックが発生す
る場合)には、S4でインタロックフラグ6−xをON
にセットし、次のxステージに進む(S5に進む)。一
方、NOの場合(インタロックが発生しない場合)に
は、S3でインタロックフラグ6−xをOFFにセット
し、レジスタ2からレジスタ値を読み、次のxステージ
に進む(S5に進む)。
【0019】S5は、xステージの命令が条件分岐命令
か判定する。YESの場合には、S6に進む。NOの場
合には、該当処理を行う。S6は、インタロックフラグ
6−xがOFFか判定する。YESの場合には、インタ
ロックしないので、S7でxステージで条件判定し、 ・条件満足なら分岐先の命令をパイプラインの入口に投
入する。
【0020】・条件不満足なら次に進む。そして、S9
に進む。一方、NOの場合には、インタロックするの
で、S8で次のS9に進む。
【0021】以上によって、パイプライン中を流れてき
た条件分岐命令が最初のレジスタリード機構3−1のx
−1ステージに到達したときにインタロックが生じない
と判明したときにインタロックフラグ6−xをOFFに
設定してレジスタ2からレジスタ値を読み、次のxステ
ージで条件判定機構4−1がレジスタ値をもとに分岐を
判定し、条件満足なら分岐先の命令をパイプライン1の
入口に投入し、条件満足しないなら次のステージに進
む。一方、インタロックが生じると判明したときにイン
タロックフラグ6−xをONに設定し、レジスタ値や条
件判定することなく、次のステージに進む。これによ
り、インタロックが発生しないときに入口に近いステー
ジで条件判定して条件満足したときに分岐先の命令列を
パイプラインの入口から投入し、パイプラインに投入し
た命令列のキャンセル数を少なくし、パイプラインの空
を削減することが可能となると共に、一方、インタロッ
クが発生するときに入口に近いステージで条件判定しな
いのでインタロックによるオーバヘッドを回避すること
が可能となる。そして、条件判定しなかった場合には、
後述するパイプライン1の後段で条件判定を行う。
【0022】S9は、インタロックフラグ6−yはON
か判定する。これは、S1からS8の処理で、インタロ
ックするとしてインタロックフラグをONに設定し、未
だ条件分岐命令の条件判定が行われていないかを判定す
る。YESの場合には、条件判定が行われていないの
で、S10でレジスタ2からレジスタ値を読み、yステ
ージに進む(S11に進む)。一方、NOの場合には、
既に条件判定を行ったので、次のyステージに進む(S
11に進む)。
【0023】S11は、yステージの命令が条件分岐命
令か判定する。YESの場合には、S12に進む。NO
の場合には、該当処理を行う。S12は、インタロック
フラグ6−yがONか判定する。YESの場合(未だ条
件分岐命令の条件判定が行われていない場合)には、S
13でyステージで条件判定し、 ・条件満足なら分岐先の命令をパイプラインの入口に投
入する。
【0024】・条件不満足なら次に進む。そして、一連
の処理を終了する(END)。一方、NOの場合には、
既に条件分岐命令の条件判定を終了しているので、次に
進み、一連の処理を終了する(END)。
【0025】以上によって、パイプライン中を流れてき
た条件分岐命令がx−1ステージでインタロック発生す
るとしてインタロックフラグ6−xがONに設定されて
いた場合、y−1ステージでインタロックフラグ6−y
がONとなっているので、このy−1ステージでレジス
タリード機構3−2がレジスタ2からレジスタ値を読
み、次のyステージで条件判定機構4−2がレジスタ値
をもとに分岐を判定し、条件満足なら分岐先の命令をパ
イプライン1の入口に投入して次のステージに進み、条
件満足しないなら次のステージに進むようにしている。
一方、インタロックフラグ6−yがOFFに設定されて
いたときは、既に条件分岐命令の条件判定が実行されて
いたので、次のステージに進む。これにより、パイプラ
イン1の入口に近いx−1ステージでインタロック発生
するときに、パイプライン1の出口に近いy−1ステー
ジでレジスタ2からレジスタ値を読み、yステージでこ
のレジスタ値をもとに条件判定して条件満足したときに
分岐先の命令列をパイプラインの入口から投入し、パイ
プライン1の入口の近いx−1でレジスタ値を読むとき
のインタロックを回避することが可能となる。
【0026】次に、図3を用いて条件判定時のインタロ
ック例について説明する。これは、パイプライン1の全
体のステージ数をNとし、条件が成立して分岐する場合
は条件判定の次のサイクル(ステージ)で分岐先の命令
をパイプライン1の入口に投入するものとする。インタ
ロックは、x−1ステージでレジスタ2のレジスタ値を
読む場合に0サイクル、あるいはiサイクル発生すると
する。iは1≦i≦y−xを満たす値である。y−1ス
テージでレジスタ2のレジスタ値を読む場合は0サイク
ルとする。パイプライン1のオーバーヘッドを分岐成立
時と不成立時について従来のx−1ステージあるいはy
−1ステージのいずれか1つで条件判定して次のステー
ジで条件判定する場合と、既述した本発明の場合とにつ
いてまとめたものが図3である。以下説明する。
【0027】(1) 分岐成立し、インタロックが0サ
イクルの場合: (1−1) 常にx−1ステージでレジスタ読み出し、
xステージで条件判定して分岐した場合、xサイクル分
のパイプライン中の命令がキャンセルされるので、オー
バーヘッドはxサイクルである。
【0028】(1−2) 常にy−1ステージでレジス
タ読み出し、yステージで条件判定して分岐した場合、
yサイクル分のパイプライン中の命令がキャンセルされ
るので、オーバーヘッドはyサイクルである(y>
x)。
【0029】(1−3) 本発明の図1、図2の構成の
場合、x−1ステージでインタロックしないと判明した
ので、x−1ステージでレジスタ読み出し、xステージ
で条件判定して分岐した場合、xサイクル分のパイプラ
イン中の命令がキャンセルされるので、オーバーヘッド
はxサイクルである。
【0030】従って、この場合には、(1−3)は、常
にx−1ステージでレジスタ読み出し、xステージで条
件判定する場合と同一のオーバーヘッドが最小のxサイ
クル(x<y)である。
【0031】(2) 分岐成立し、インタロックがiサ
イクルの場合: (2−1) 常にx−1ステージでレジスタ読み出し、
xステージで条件判定して分岐した場合、iサイクル分
のインタロックと、xサイクル分のパイプライン中の命
令がキャンセルされるので、オーバーヘッドは(x+
i)サイクルである。
【0032】(2−2) 常にy−1ステージでレジス
タ読み出し、yステージで条件判定して分岐した場合、
y−1ステージではインタロックが解消されているの
で、yサイクル分のパイプライン中の命令がキャンセル
されるので、オーバーヘッドはyサイクルである。
【0033】(2−3) 本発明の図1、図2の構成の
とき、x−1ステージでインタロックすると判明したの
で、x−1ステージでレジスタ読み出しを行わず、y−
1ステージでレジスタ読み出し、yステージで条件判定
して分岐した場合、y−1ステージではインタロックが
解消されているので、yサイクル分のパイプライン中の
命令がキャンセルされるので、オーバーヘッドはyサイ
クルである。
【0034】従って、この場合には、(2−3)は、常
にy−1ステージでレジスタ読み出し、yステージで条
件判定する場合と同一のオーバヘッドのyサイクルであ
り、(2−1)との大小関係はiの値に依存するが、一
般にi=y−xであることが多いので、このケースでは
どの方式でも差がないといえる。
【0035】(3) 分岐不成立し、インタロックが0
サイクルの場合: (3−1) 常にx−1ステージでレジスタ読み出し、
xステージで条件判定して分岐しない場合、次の命令に
進むので、オーバーヘッドは0サイクルである。
【0036】(3−2) 常にy−1ステージでレジス
タ読み出し、yステージで条件判定して分岐しない場
合、次の命令に進むので、オーバーヘッドは0サイクル
である(y>x)。
【0037】(3−3) 本発明の図1、図2の構成の
とき、x−1ステージでインタロックしないと判明した
ので、x−1ステージでレジスタ読み出し、xステージ
で条件判定して分岐しない場合、次の命令に進むので、
オーバーヘッドは0サイクルである。
【0038】従って、この場合には、(3−1)、(3
−2)、(3−3)の全てオーバヘッドが最小の0サイ
クルである。 (4) 分岐不成立し、インタロックがiサイクルの場
合: (4−1) 常にx−1ステージでレジスタ読み出し、
xステージで条件判定して分岐しない場合、レジスタ2
のレジスタ値を読むためにiサイクルのインタロックが
発生するので、オーバーヘッドはiサイクルである。
【0039】(4−2) 常にy−1ステージでレジス
タ読み出し、yステージで条件判定して分岐しない場
合、インタロックが解消されており、次の命令に進むの
で、オーバーヘッドは0サイクルである。
【0040】(4−3) 本発明の図1、図2の構成の
とき、x−1ステージでインタロックすると判明したの
で、x−1ステージでレジスタ読み出しを行わず、イン
タロクが解消されたy−1ステージでレジスタスタ読み
出し、yステージで条件判定して分岐しない場合、次の
命令に進ので、オーバーヘッドは0サイクルである。
【0041】従って、この場合には、(4−3)はオー
バーヘッドが最小の0サイクルとなる。以上のように、
(1−3)、(3−3)、(4−3)の本発明の場合に
は、いずれも最小のオーバーヘッドとなり、(2−3)
でも他の場合とほぼ同等のオーバーヘッドとなる。
【0042】尚、以上の実施例の説明は、図1のレジス
タリード機構3−1と条件判定機構4−1、レジスタリ
ード機構3−2と条件判定機構4−2の2組をパイプラ
イン1中に設けたけれども、これに限られず、パイプラ
イン1中に連続してこれらの組を設けてもよい。そし
て、条件分岐命令コード中のビットに、コンパイル時に
解析していずれのステージでインタロックが解消される
かの情報を設定しておき、この情報をハードウェア(あ
るいはソフトウェア)が検出してインタロック解消の直
後のステージでレジスタ2のレジスタ値を読み、次のス
テージで条件判定し、分岐成立のときに分岐先の命令列
をパイプライン1の入口から投入し、分岐不成立のとき
に次の命令に進むようにしてもよい。また、条件分岐命
令コード中のビットに、コンパイル時に解析してインタ
ロックの有無(例えばステージーx−1でインタロック
の発生の有無)を付加し、これをもとに既述したx−1
ステージでインタロックが発生するか否かを判定するよ
うにしてもよい。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
パイプライン1で条件分岐命令の条件判定の時期として
レジスタ2依存によるインタロックが解除された時点で
速やかに行う構成を採用しているため、パイプライン1
における条件分岐命令の分岐条件判定および分岐時の命
令のキャンセルによるオーバーヘッドを少なくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例構成図である。
【図2】本発明の動作説明フローチャートである。
【図3】条件判定時のインタロック例である。
【符号の説明】
1:パイプライン 2:レジスタ 3、3−1、3−2:レジスタリード機構 4、4−1、4−2:条件判定機構 5:制御部 6、6−x、6−y:インタロックフラグ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パイプラインにおける条件分岐命令の条
    件分岐を動的に判定する動的判定方式において、 レジスタ(2)からレジスタ値を読むレジスタリード機
    構(3)を持つステージおよびこのステージに続いて条
    件判定を行う条件判定機構(4)を持つステージを2
    組、パイプライン(1)中に設け、 パイプライン(1)中を流れてきた条件分岐命令が最初
    の上記レジスタリード機構(3)のステージに到達した
    ときにインタロックが生じないと判明したときにレジス
    タリード機構(3)がレジスタ(2)からレジスタ値を
    読み、次のステージで上記条件判定機構(4)が分岐と
    判定したときに分岐先の命令列をパイプラインの入口に
    投入して次のステージに進み、非分岐と判定したときに
    次のステージに進み、一方、インタロックを生じると判
    明したときにスキップし、第2番目の上記レジスタリー
    ド機構(3)のステージに到達したときにレジスタ
    (2)からレジスタ値を読み、次のステージで上記条件
    判定機構(4)が分岐と判定したときに分岐先の命令列
    をパイプラインの入口に投入して次にステージに進み、
    非分岐と判定したときに次のステージに進むように構成
    したことを特徴とする条件分岐の動的判定方式。
  2. 【請求項2】 パイプラインにおける条件分岐命令の条
    件分岐を動的に判定する動的判定方式において、 レジスタ(2)からレジスタ値を読むレジスタリード機
    構(3)を持つステージおよびこのステージに続いて条
    件判定を行う条件判定機構(4)を持つステージの組を
    パイプライン中に連続して設け、 インタロックが解除された直後のステージで上記レジス
    タリード機構(3)がレジスタ(2)からレジスタ値を
    読み、次のステージの上記条件判定機構(4)が分岐と
    判定したときに分岐先の命令列をパイプラインの入口に
    投入して次のステージに進み、非分岐と判定したときに
    次のステージに進むように構成したことを特徴とする条
    件分岐の動的判定方式。
  3. 【請求項3】 上記インタロックの有無をコンパイル時
    に解析し、その情報を条件分岐命令コードに付加し、こ
    れを用いてインタロックを判定するように構成したこと
    を特徴とする請求項第1項および第2項記載の条件分岐
    の動的判定方式。
  4. 【請求項4】 上記インタロックがいずれのステージで
    解除されるかをコンパイル時に解析して条件分岐命令コ
    ードに付加し、これを用いてインタロックを判定するよ
    うに構成したことを特徴とする請求項第2項記載の条件
    分岐の動的判定方式。
JP23669691A 1991-09-18 1991-09-18 条件分岐の動的判定方式 Withdrawn JPH0573310A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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