JPH0573373B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0573373B2 JPH0573373B2 JP59088939A JP8893984A JPH0573373B2 JP H0573373 B2 JPH0573373 B2 JP H0573373B2 JP 59088939 A JP59088939 A JP 59088939A JP 8893984 A JP8893984 A JP 8893984A JP H0573373 B2 JPH0573373 B2 JP H0573373B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- soy sauce
- vacuum
- temperature
- drying
- thin film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Soy Sauces And Products Related Thereto (AREA)
- Seasonings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は低塩粉末醤油の製造方法に関するもの
であつて、特に添加物がなく純粋な粉末醤油であ
つて、温水等に戻したときほぼ原料醤油と同等の
品質を保持するものを安価に提供できる製造方法
に係るものである。
であつて、特に添加物がなく純粋な粉末醤油であ
つて、温水等に戻したときほぼ原料醤油と同等の
品質を保持するものを安価に提供できる製造方法
に係るものである。
粉末醤油の製法には従来、凍結乾燥法、スプレ
ードライ法等があり、いずれも原料醤油を乾燥さ
せたものである。
ードライ法等があり、いずれも原料醤油を乾燥さ
せたものである。
凍結乾燥法は低温で処理されるため、乾燥粉末
を水、温水に戻したとき、原料醤油の持つ品質と
ほぼ同等のものを再現できる。しかも添加物の混
らない純粋な粉末醤油ができる。但し、単位処理
当りの製造費用が高く、装置面積も広く必要とす
ることが、欠点である。
を水、温水に戻したとき、原料醤油の持つ品質と
ほぼ同等のものを再現できる。しかも添加物の混
らない純粋な粉末醤油ができる。但し、単位処理
当りの製造費用が高く、装置面積も広く必要とす
ることが、欠点である。
また、スプレードライ法は、製造費用は安い
が、原料醤油をそのまま噴霧し乾燥しようとする
と、乾燥塔内壁に付着し、取出しが困難となる、
一部製品にコゲが生ずる、比較的高温熱風を利用
するので風味成分が排気ガス中に移動し製品価値
を落す等の欠点があり、これらの欠点を克服する
ためにデキストリンを乾物比20%程度添加し乾燥
している。しかし、斯る添加剤の使用は近時の食
品に対する安全思想の高まりの上から好ましくな
いばかりでなく、水、温水に戻したとき原料醤油
と比較すると味、香、色等が劣るという欠点は免
れ得ないものであつた。
が、原料醤油をそのまま噴霧し乾燥しようとする
と、乾燥塔内壁に付着し、取出しが困難となる、
一部製品にコゲが生ずる、比較的高温熱風を利用
するので風味成分が排気ガス中に移動し製品価値
を落す等の欠点があり、これらの欠点を克服する
ためにデキストリンを乾物比20%程度添加し乾燥
している。しかし、斯る添加剤の使用は近時の食
品に対する安全思想の高まりの上から好ましくな
いばかりでなく、水、温水に戻したとき原料醤油
と比較すると味、香、色等が劣るという欠点は免
れ得ないものであつた。
本発明はこのような従来製法の欠点を解消せん
としてなされたものであつて、先ず原料醤油を遠
心式薄膜真空濃縮装置において、低温下で瞬時に
濃縮し、析出した塩分を系外に除去し、しかる
後、これを真空乾燥装置で低温下で一気に乾燥す
るようにしたものである。これにより製造上添加
剤を混入せず純粋な粉末醤油であつて、温水で戻
したとき原料醤油の持つ味、香、色をほぼ再現で
きる優れた製品を、安い製造費用で製造できるも
のである。
としてなされたものであつて、先ず原料醤油を遠
心式薄膜真空濃縮装置において、低温下で瞬時に
濃縮し、析出した塩分を系外に除去し、しかる
後、これを真空乾燥装置で低温下で一気に乾燥す
るようにしたものである。これにより製造上添加
剤を混入せず純粋な粉末醤油であつて、温水で戻
したとき原料醤油の持つ味、香、色をほぼ再現で
きる優れた製品を、安い製造費用で製造できるも
のである。
以下本発明を図示の実施例に基づいて具体的に
説明する。第1図は本発明の実施装置を骨格的に
示すものであつて、このものは遠心式薄膜真空濃
縮装置Aと真空乾燥装置Bを主体とするものであ
り、以下順を追つて説明する。先ず符号1は原液
供給タンクであつて、原液供給パイプ2により遠
心式薄膜真空濃縮装置Aと接続され、その間に原
液供給ポンプ3を設ける。
説明する。第1図は本発明の実施装置を骨格的に
示すものであつて、このものは遠心式薄膜真空濃
縮装置Aと真空乾燥装置Bを主体とするものであ
り、以下順を追つて説明する。先ず符号1は原液
供給タンクであつて、原液供給パイプ2により遠
心式薄膜真空濃縮装置Aと接続され、その間に原
液供給ポンプ3を設ける。
遠心式薄膜真空濃縮装置Aは真空容器5中に回
転する略円錐形ロータ6を設けたものであり、真
空容器5ひ真空ポンプ7を接続すると共にコンデ
ンサ8を設け、吸引した排気を気水分離して放出
する。また略円錐形ロータ6は内部をジヤケツト
構造とし、その中央部附近に蒸気等の加熱媒体の
供給部9を設け、外周部に集液溝10を形成し、
ここから機外にドレン回収チユーブ10を設け、
ここに真空ポンプ11を接続する。
転する略円錐形ロータ6を設けたものであり、真
空容器5ひ真空ポンプ7を接続すると共にコンデ
ンサ8を設け、吸引した排気を気水分離して放出
する。また略円錐形ロータ6は内部をジヤケツト
構造とし、その中央部附近に蒸気等の加熱媒体の
供給部9を設け、外周部に集液溝10を形成し、
ここから機外にドレン回収チユーブ10を設け、
ここに真空ポンプ11を接続する。
またローラ外側の蒸発面6の中心部に前期原液
供給パイプ2の先を臨ませ、周縁部に濃縮液排出
チユープ12を設ける。
供給パイプ2の先を臨ませ、周縁部に濃縮液排出
チユープ12を設ける。
尚、本発明においては濃縮を真空中で行ない低
温で蒸発させるものであるが、この際、蒸発に必
要な熱量の補給が必要であり、ここにおいて加熱
側の蒸気等の加熱媒体の温度を一定の温度に保つ
ことが望ましい。このため加熱媒体系内圧を制御
する構成を付加するのを可とする。
温で蒸発させるものであるが、この際、蒸発に必
要な熱量の補給が必要であり、ここにおいて加熱
側の蒸気等の加熱媒体の温度を一定の温度に保つ
ことが望ましい。このため加熱媒体系内圧を制御
する構成を付加するのを可とする。
次に真空乾燥装置Bは一例としてバンド型連続
真空乾燥装置を示すものである。符号35は真空
容器であつて真空ポンプ36を接続する。真空容
器35内にはエンドレスの平ベルト37を一対の
ロールにより張設し、ロールの一方を駆動してベ
ルト37を走行させる。駆動ロールには適宜市販
に供されている公知の変速機を附設し、ベルト3
7の走行速度を選択する構造とし得る。
真空乾燥装置を示すものである。符号35は真空
容器であつて真空ポンプ36を接続する。真空容
器35内にはエンドレスの平ベルト37を一対の
ロールにより張設し、ロールの一方を駆動してベ
ルト37を走行させる。駆動ロールには適宜市販
に供されている公知の変速機を附設し、ベルト3
7の走行速度を選択する構造とし得る。
また、ベルト37には加熱用プレート38を一
定の長さに亘つて配設するものであつて、このも
のはベルト上の各部で異なつた温度条件での加熱
を行なうものであり、例えば第1ゾーンは蒸気、
第2ゾーンは温水を通すことが行なわれる。
定の長さに亘つて配設するものであつて、このも
のはベルト上の各部で異なつた温度条件での加熱
を行なうものであり、例えば第1ゾーンは蒸気、
第2ゾーンは温水を通すことが行なわれる。
そして各加熱用プレート38に供給する蒸気、
温水等は適宜公知の温度調節装置を附設し、必要
温度に維持する構造とし得る。また、ベルト37
への濃縮液の供給部は一例として首振りノズルと
し、濃縮液をベルト上に均一に附着させ、ベルト
後端部には、バルブ39を具えた製品排出口40
を形成する。更に上記装置と共に次の装置を付加
する。即ち、遠心式薄膜真空濃縮装置Aと真空乾
燥装置Bとの間に過器41を設けると共にその
前後に濃縮液の供給用ポンプ42,43を設け
る。また、真空乾燥装置Bの製品排出口40の後
段には図示はしないが粉砕機、又はこれと共に造
粒機を設けるものである。
温水等は適宜公知の温度調節装置を附設し、必要
温度に維持する構造とし得る。また、ベルト37
への濃縮液の供給部は一例として首振りノズルと
し、濃縮液をベルト上に均一に附着させ、ベルト
後端部には、バルブ39を具えた製品排出口40
を形成する。更に上記装置と共に次の装置を付加
する。即ち、遠心式薄膜真空濃縮装置Aと真空乾
燥装置Bとの間に過器41を設けると共にその
前後に濃縮液の供給用ポンプ42,43を設け
る。また、真空乾燥装置Bの製品排出口40の後
段には図示はしないが粉砕機、又はこれと共に造
粒機を設けるものである。
次に本発明方法の実施例を説明する。
先ず原料醤油(塩分濃度17%)を原料供給タン
ク1から遠心式薄膜真空濃縮装置Aに供給する。
同装置は加熱用蒸気温度100℃、真空容器真空度
約40メートル、蒸発温度40℃、ロータ回転数
800r.p.m、原料供給量300/Hの諸条件で運転
を行なう。原料液は略円錐形ロータ6の内面中心
部に供給され、回転により生ずる遠心力でロータ
内面を移動して薄膜状となり、約1秒程度で外周
部に集まり固定の濃縮液排出チユーブ12を経て
外部に取出される。この間、真空容器5内は減圧
状態が保たれ、蒸発面への短時間の滞留と減圧に
よる低温下での蒸発により、原料醤油の品質を全
量維持したまま濃縮ができる。これにより原料醤
油を3.3倍に濃縮し、塩分濃度56%の濃縮液を得
た。56%の塩分のうち25%は晶析し、30%の塩分
は濃縮液中に存在する。結晶塩はバンド型連続真
空乾燥装置Bに投入する前段階で過器41によ
り過し、系外へ取出した。次に30%の塩分を含
む濃縮液を、バンド型連続真空乾燥装置Bへ投入
する。
ク1から遠心式薄膜真空濃縮装置Aに供給する。
同装置は加熱用蒸気温度100℃、真空容器真空度
約40メートル、蒸発温度40℃、ロータ回転数
800r.p.m、原料供給量300/Hの諸条件で運転
を行なう。原料液は略円錐形ロータ6の内面中心
部に供給され、回転により生ずる遠心力でロータ
内面を移動して薄膜状となり、約1秒程度で外周
部に集まり固定の濃縮液排出チユーブ12を経て
外部に取出される。この間、真空容器5内は減圧
状態が保たれ、蒸発面への短時間の滞留と減圧に
よる低温下での蒸発により、原料醤油の品質を全
量維持したまま濃縮ができる。これにより原料醤
油を3.3倍に濃縮し、塩分濃度56%の濃縮液を得
た。56%の塩分のうち25%は晶析し、30%の塩分
は濃縮液中に存在する。結晶塩はバンド型連続真
空乾燥装置Bに投入する前段階で過器41によ
り過し、系外へ取出した。次に30%の塩分を含
む濃縮液を、バンド型連続真空乾燥装置Bへ投入
する。
同装置は第1段加熱温度120℃、第2段加熱温
度60℃、真空度9トール、乾燥時間20分の諸条件
で運転を行なう。濃縮液はポンプ43を経由し、
首振りノズルから均一に送られ、ベルト37上に
薄膜上附着し、そして、ベルト上にて泡末化し間
接的に加熱乾燥されて6.3%WBの乾燥醤油を得
るものである。ここにおいても、加熱温度と蒸発
温度は必要な温度に調節可能であり低温での処理
が可能であり原料醤油の持つ品質を損うことがな
い。
度60℃、真空度9トール、乾燥時間20分の諸条件
で運転を行なう。濃縮液はポンプ43を経由し、
首振りノズルから均一に送られ、ベルト37上に
薄膜上附着し、そして、ベルト上にて泡末化し間
接的に加熱乾燥されて6.3%WBの乾燥醤油を得
るものである。ここにおいても、加熱温度と蒸発
温度は必要な温度に調節可能であり低温での処理
が可能であり原料醤油の持つ品質を損うことがな
い。
このような製法によつて得られた低温粉末醤油
は、温水で戻すと直ちに溶解し、良好な溶解性を
示し、しかも味、香、色ともほぼ原料醤油と同等
のものであつた、。
は、温水で戻すと直ちに溶解し、良好な溶解性を
示し、しかも味、香、色ともほぼ原料醤油と同等
のものであつた、。
以上詳述したように本発明は乾燥工程の前に遠
心式薄膜真空濃縮装置を用いた濃縮工程を取入れ
たので、原料醤油の品質をほぼ全量維持しながら
濃縮が可能となり、添加剤のない濃縮醤油を容易
に乾燥し粉末化できるものである。
心式薄膜真空濃縮装置を用いた濃縮工程を取入れ
たので、原料醤油の品質をほぼ全量維持しながら
濃縮が可能となり、添加剤のない濃縮醤油を容易
に乾燥し粉末化できるものである。
また、本発明は、乾燥工程の前に濃縮工程を設
けたのでランニングコストが低減でき、添加剤の
ない純粋な粉末醤油を安価に提供できるものであ
る。
けたのでランニングコストが低減でき、添加剤の
ない純粋な粉末醤油を安価に提供できるものであ
る。
更にまた、本発明においては塩分含量を減少さ
せているので減塩粉末醤油として医療用に利用で
きる効果がある。
せているので減塩粉末醤油として医療用に利用で
きる効果がある。
第1図は本発明を実施する装置の一実施例を示
す説明図、第2図は本発明たる製造方法の一実施
例を示す説明図である。 1;原液供給タンク、A;遠心式薄膜真空濃縮
装置、B;真空乾燥機、41;過器。
す説明図、第2図は本発明たる製造方法の一実施
例を示す説明図である。 1;原液供給タンク、A;遠心式薄膜真空濃縮
装置、B;真空乾燥機、41;過器。
Claims (1)
- 1 原料醤油を遠心式薄膜真空濃縮装置において
低温下で瞬時に濃縮し、析出した塩分を系外に除
去した後、濃縮液を真空乾燥装置において低温下
で乾燥することを特徴とする低塩粉末醤油の製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59088939A JPS60232074A (ja) | 1984-05-02 | 1984-05-02 | 低塩粉末醤油の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59088939A JPS60232074A (ja) | 1984-05-02 | 1984-05-02 | 低塩粉末醤油の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60232074A JPS60232074A (ja) | 1985-11-18 |
| JPH0573373B2 true JPH0573373B2 (ja) | 1993-10-14 |
Family
ID=13956850
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59088939A Granted JPS60232074A (ja) | 1984-05-02 | 1984-05-02 | 低塩粉末醤油の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60232074A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4603508B2 (ja) * | 2006-05-29 | 2010-12-22 | ブレッシングフェバー株式会社 | 塩味調味料の製造方法及び塩味調味料 |
| WO2008068814A1 (ja) * | 2006-11-30 | 2008-06-12 | Misato Plaheat Mfg. Ltd. | 粉末乾燥調味料とその製造方法及びその製造装置 |
| MX350838B (es) | 2011-02-11 | 2017-09-18 | Grain Proc Corporation * | Composicion de sal. |
| JP6674832B2 (ja) * | 2016-04-18 | 2020-04-01 | キッコーマン株式会社 | 粉末醤油、調味料組成物、及び粉末醤油の製造方法 |
-
1984
- 1984-05-02 JP JP59088939A patent/JPS60232074A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60232074A (ja) | 1985-11-18 |
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