JPH0573508B2 - - Google Patents
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- JPH0573508B2 JPH0573508B2 JP30257589A JP30257589A JPH0573508B2 JP H0573508 B2 JPH0573508 B2 JP H0573508B2 JP 30257589 A JP30257589 A JP 30257589A JP 30257589 A JP30257589 A JP 30257589A JP H0573508 B2 JPH0573508 B2 JP H0573508B2
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- Japan
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- rectangular
- rolling
- slab
- slabs
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- Metal Rolling (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は、連続鋳造された矩形鋼鋳片の稜部に
発生する内部割れを、操業性よく効率的かつ経済
的に圧着する連続鋳造鋳片の圧下方法に関する。 (従来の技術) 従来連続鋳造鋳片の加工方法として、鋳片の凝
固末期に軽圧下を行う技術は良く知られている。
例えば特公昭59−16862号、特公昭59−16541号、
特公昭59−39225号の公報などに記載されている
軽圧下方法は、凝固収縮や熱収縮を補償し、濃化
溶鋼の流動を抑制して偏析を改善する技術に関す
るものである。 また特開昭63−72457号、特開昭63−183765号
の公報などに記載されている軽圧下方法では、連
続鋳造鋳片の凝固収縮孔部より表面に向かう内部
割れを低減するものであり、本発明が目的とする
鋳片稜部での内部割れの発生を低減するには不十
分である。 一方、「鉄と鋼」第60年第875〜884頁(1974)
および「鉄と鋼」第60年第990〜999頁(1974)に
おいては、連続鋳造鋳片の液芯圧延法および連続
鋳造鋳片の凝固後圧延法について記載されてい
る。これらの技術は、凝固中心部より広がる内部
割れを圧着する方法、および鋼材表面に発生する
圧延割れを低減する方法に関するものであり、本
発明の鋳片の稜部に発生する内部割れを圧着する
方法に関する記載はない。 棒鋼および線材は、鍛造、伸線などの強度の加
工を経て使用される場合が多い。これらの加工時
に、割れおよび破断などの事故を引き起こす原因
の1つは、鋼材中の非金属介在物の存在である。
鋼材への非金属介在物の混入を皆無にすることは
非常に困難であるために、超音波検査によつて選
別を行い、非金属介在物を含まない鋼材のみを供
給している。この検査を棒鋼またはコイル状の線
材の状態で行うことは困難でありコストもかさむ
ため、通常ビレツト段階で超音波検査を行つてい
る。このビレツトは、従来の方法では造塊法およ
び鋳造断面積の大きい連続鋳造法によつて製造さ
れた鋳片を分塊圧延して製造している。これらの
製造方法においては、鋳造条件が比較的安定して
おり、鋳片稜部に内部割れは発しにくい。万一鋳
片に内部割れが偶発的に発生しても、後に行われ
る多パスからなる全圧下比の大きい均熱された鋳
片の分塊圧延によつて、内部割れは容易に圧着さ
れるためにビレツトの超音波検査には何等悪影響
を及ぼさない。 (発明が解決しようとする課題) しかしながら分塊圧延の存在は、加熱炉および
圧延機などの設備費、加熱および圧延のための燃
料費および電力費などのコストの上昇をもたら
す。それゆえ分塊圧延を省略し、コスト低減を図
ることが当業界の長年の課題であつた。 生産性を維持した上での分塊圧延の省略には、
連続鋳造を鋳造断面積を小さくすることに加え鋳
造速度を大きくすることが要求される。この鋳造
速度の増加にともなつて、鋳片の稜部に内部割れ
が発生し易くなる。この内部割れが超音波検査の
外乱の要因となり、非金属介在物を含むビレツト
の検出を著しく困難にしている。つまり分塊圧延
工程をを省略するためには、連続鋳造ビレツトの
内部割れをなくす必要がある。 本発明は、上記課題に鑑み内部割れのない連続
鋳造鋳片を得るための圧下方法を提供する。 (課題を解決するための手段) 本発明は、連続鋳造された矩形鋼鋳片の稜部に
発生する内部割れを操業性よく効率的にかつ経済
的に圧着する連続鋳造鋳片の圧下方法であり、上
述の課題を解決するための本発明の技術的手段を
次のように構成している。 (a) 連続鋳造の矩形鋳片を凝固直後圧下圧延する
に際し、前記矩形鋳片の表面から中心部への平
均温度勾配を、 2.5−0.0035×(矩形の辺の平均長さ)〔℃/mm〕 以下に加熱または保温を行い、その後矩形断
面の平行面の各々に少なくとも9%以上の圧下
を加えることを特徴とする連続鋳造鋳片の圧下
方法。 ただし、矩形の辺の平均長さの単位はmmであ
る。 (b) 連続鋳造の矩形鋳片を凝固直後圧下圧延する
に際し、前記矩形鋳片の表面上の温度の差を50
℃以下になるように加熱または保温を行い、そ
の後矩形断面の平行面の各々に少なくとも9%
以上の圧下を加えることを特徴とする連続鋳造
鋳片の圧下方法。 (c) また前記(a)および(b)項の圧下方法において、
圧下圧延のロールが鋳片の稜部を拘束する矩形
状カリバーロールを用いた連続鋳造鋳片の圧下
方法。 以下にこれらの構成要件を選んだ理由について
述べる。 本発明者らは、鋳片稜部に内部割れが発生し易
い連続鋳造鋳片の引き抜き速度を通常より早めた
条件で鋳造した断面が矩形の鋳片に、種々の圧下
率と圧下を加え稜部に発生する内部割れを圧着す
るための圧下条件についての研究を行い、内部割
れの圧着に必要な圧下条件を見いだした。 第1図に矩形断面の平行面の各々2方向に加え
た圧下率と超音波検査による内部割れからの超音
波エコーの関係を示す。これより明らかなよう
に、矩形断面の平行面の各々に少なくとも9%以
上の圧下を加えることで内部割れを圧着できる。 一方圧下の方向を1方向のみに限定した場合
は、2方向から各々15%圧下した場合に圧下率に
相当する30%を越える圧下を加えても内部割れか
らの超音波エコーが検出される場合がわずかでは
あるが存在する。これは第2図に示すように、鋳
片の横断面1で見た場合鋳片の内部割れ2は鋳片
の表面に垂直で互いに垂直な2方向に伸びてい
る。従つて1方向からのみの圧下では、この割れ
の長手方法にのみ圧下を加える場合が生じ、圧下
効率が低下する。このように方向の異なる割れを
圧着するためには、矩形断面の平行面の各々に圧
下を加える必要がある。 凝固後の冷却過程における連続鋳造鋳片の場
合、その断面内の各部の温度は異なり、鋳片中心
部の温度は高く鋳片表面部の温度は低い。同じ表
面でも鋳片外皮の中央部に比べて稜部は低い。こ
のように加熱または保温を施さなければ、鋳片の
表面部とりわけ稜部は鋳片中心部に比べ温度が低
い状態となる。つまり中心部に比べて表面部の変
形抵抗が大きく、表面部の圧下効率が悪い状態と
なる。そこで圧下効率を上げるような鋳片の温度
分布について検討を行い、圧下効率の優れる領域
として第3図に示す最適圧下圧着域の領域(斜線
で示す)を得た。すなわち鋳片の圧下前に鋳片の
表面から中心部への平均温度勾配を、 2.5−0.0035×(矩形の辺の平均長さ)〔℃/mm〕 (ただし矩形の辺の平均長さの単位はmm) 以下にする加熱または保温を行えば、圧下効率
が極めて良くなることが判明した。 矩形連続鋳造鋳片が冷却される場合、稜部の温
度は2方向へ熱の移動があるため表面中央部の温
度に比べて低い。稜部の温度が低い場合、変形抵
抗が相対的に大きい稜部の圧下効率は低下する。
そこで圧下効率を上げるような鋳片表面上の温度
差について検討を行つた結果、第4図に示すよう
に、表面中央部と稜部との温度差を50℃以下にす
ると圧下効率を改善されることがわかつた。 稜部の内部割れは、第2図に示すように横断面
で見た場合、鋳片の表面の垂直でかつ互いにほぼ
垂直な2つ方向に向かつている。こられの割れの
長手方向に圧下を加えた場合に圧下効率が低下す
る原因を検討した結果、稜部の拘束がないために
圧下方向に平行な割れを圧着する応力が極めて小
さいことが判明した。この現象にたいして第5図
に示すような稜部を拘束する矩形状カリバーロー
ル3を用いて鋳片4を圧延することによつて、ロ
ール軸に平行な方向の圧縮応力が増大され、第6
図に示すような内部割れの圧着効率の改善が得ら
れた。 (作用) 本発明は、凝固直後の連続鋳造矩形鋳片を、そ
の鋳造顕熱を利用して矩形断面の平行面の各々
(2方向)に圧下を加えることにより、内部割れ
を圧着することを特徴としている。超音波による
鋼材の非金属介在物の検出の外乱となる連続鋳造
矩形鋳片稜部の内部割れは、横断面で見て鋳片表
面に垂直な2つの方向のものよりなる。これらを
効率よく圧下するには、2方向から圧下を加える
ことが必須である。 また凝固直後の連続鋳造矩形鋳片は、表面部お
よび稜部の温度が中心部の温度に比べて低く、表
面部の圧下効率が低下する。このため効率よく内
部割れの圧着を行うためには、表面および稜部の
適正な加熱または保温を必要とする。また横断面
でみて割れ長手方向に圧下を加えた場合に、圧縮
応力を増加させるために稜部を拘束するようなロ
ールを用いる必要がある。
発生する内部割れを、操業性よく効率的かつ経済
的に圧着する連続鋳造鋳片の圧下方法に関する。 (従来の技術) 従来連続鋳造鋳片の加工方法として、鋳片の凝
固末期に軽圧下を行う技術は良く知られている。
例えば特公昭59−16862号、特公昭59−16541号、
特公昭59−39225号の公報などに記載されている
軽圧下方法は、凝固収縮や熱収縮を補償し、濃化
溶鋼の流動を抑制して偏析を改善する技術に関す
るものである。 また特開昭63−72457号、特開昭63−183765号
の公報などに記載されている軽圧下方法では、連
続鋳造鋳片の凝固収縮孔部より表面に向かう内部
割れを低減するものであり、本発明が目的とする
鋳片稜部での内部割れの発生を低減するには不十
分である。 一方、「鉄と鋼」第60年第875〜884頁(1974)
および「鉄と鋼」第60年第990〜999頁(1974)に
おいては、連続鋳造鋳片の液芯圧延法および連続
鋳造鋳片の凝固後圧延法について記載されてい
る。これらの技術は、凝固中心部より広がる内部
割れを圧着する方法、および鋼材表面に発生する
圧延割れを低減する方法に関するものであり、本
発明の鋳片の稜部に発生する内部割れを圧着する
方法に関する記載はない。 棒鋼および線材は、鍛造、伸線などの強度の加
工を経て使用される場合が多い。これらの加工時
に、割れおよび破断などの事故を引き起こす原因
の1つは、鋼材中の非金属介在物の存在である。
鋼材への非金属介在物の混入を皆無にすることは
非常に困難であるために、超音波検査によつて選
別を行い、非金属介在物を含まない鋼材のみを供
給している。この検査を棒鋼またはコイル状の線
材の状態で行うことは困難でありコストもかさむ
ため、通常ビレツト段階で超音波検査を行つてい
る。このビレツトは、従来の方法では造塊法およ
び鋳造断面積の大きい連続鋳造法によつて製造さ
れた鋳片を分塊圧延して製造している。これらの
製造方法においては、鋳造条件が比較的安定して
おり、鋳片稜部に内部割れは発しにくい。万一鋳
片に内部割れが偶発的に発生しても、後に行われ
る多パスからなる全圧下比の大きい均熱された鋳
片の分塊圧延によつて、内部割れは容易に圧着さ
れるためにビレツトの超音波検査には何等悪影響
を及ぼさない。 (発明が解決しようとする課題) しかしながら分塊圧延の存在は、加熱炉および
圧延機などの設備費、加熱および圧延のための燃
料費および電力費などのコストの上昇をもたら
す。それゆえ分塊圧延を省略し、コスト低減を図
ることが当業界の長年の課題であつた。 生産性を維持した上での分塊圧延の省略には、
連続鋳造を鋳造断面積を小さくすることに加え鋳
造速度を大きくすることが要求される。この鋳造
速度の増加にともなつて、鋳片の稜部に内部割れ
が発生し易くなる。この内部割れが超音波検査の
外乱の要因となり、非金属介在物を含むビレツト
の検出を著しく困難にしている。つまり分塊圧延
工程をを省略するためには、連続鋳造ビレツトの
内部割れをなくす必要がある。 本発明は、上記課題に鑑み内部割れのない連続
鋳造鋳片を得るための圧下方法を提供する。 (課題を解決するための手段) 本発明は、連続鋳造された矩形鋼鋳片の稜部に
発生する内部割れを操業性よく効率的にかつ経済
的に圧着する連続鋳造鋳片の圧下方法であり、上
述の課題を解決するための本発明の技術的手段を
次のように構成している。 (a) 連続鋳造の矩形鋳片を凝固直後圧下圧延する
に際し、前記矩形鋳片の表面から中心部への平
均温度勾配を、 2.5−0.0035×(矩形の辺の平均長さ)〔℃/mm〕 以下に加熱または保温を行い、その後矩形断
面の平行面の各々に少なくとも9%以上の圧下
を加えることを特徴とする連続鋳造鋳片の圧下
方法。 ただし、矩形の辺の平均長さの単位はmmであ
る。 (b) 連続鋳造の矩形鋳片を凝固直後圧下圧延する
に際し、前記矩形鋳片の表面上の温度の差を50
℃以下になるように加熱または保温を行い、そ
の後矩形断面の平行面の各々に少なくとも9%
以上の圧下を加えることを特徴とする連続鋳造
鋳片の圧下方法。 (c) また前記(a)および(b)項の圧下方法において、
圧下圧延のロールが鋳片の稜部を拘束する矩形
状カリバーロールを用いた連続鋳造鋳片の圧下
方法。 以下にこれらの構成要件を選んだ理由について
述べる。 本発明者らは、鋳片稜部に内部割れが発生し易
い連続鋳造鋳片の引き抜き速度を通常より早めた
条件で鋳造した断面が矩形の鋳片に、種々の圧下
率と圧下を加え稜部に発生する内部割れを圧着す
るための圧下条件についての研究を行い、内部割
れの圧着に必要な圧下条件を見いだした。 第1図に矩形断面の平行面の各々2方向に加え
た圧下率と超音波検査による内部割れからの超音
波エコーの関係を示す。これより明らかなよう
に、矩形断面の平行面の各々に少なくとも9%以
上の圧下を加えることで内部割れを圧着できる。 一方圧下の方向を1方向のみに限定した場合
は、2方向から各々15%圧下した場合に圧下率に
相当する30%を越える圧下を加えても内部割れか
らの超音波エコーが検出される場合がわずかでは
あるが存在する。これは第2図に示すように、鋳
片の横断面1で見た場合鋳片の内部割れ2は鋳片
の表面に垂直で互いに垂直な2方向に伸びてい
る。従つて1方向からのみの圧下では、この割れ
の長手方法にのみ圧下を加える場合が生じ、圧下
効率が低下する。このように方向の異なる割れを
圧着するためには、矩形断面の平行面の各々に圧
下を加える必要がある。 凝固後の冷却過程における連続鋳造鋳片の場
合、その断面内の各部の温度は異なり、鋳片中心
部の温度は高く鋳片表面部の温度は低い。同じ表
面でも鋳片外皮の中央部に比べて稜部は低い。こ
のように加熱または保温を施さなければ、鋳片の
表面部とりわけ稜部は鋳片中心部に比べ温度が低
い状態となる。つまり中心部に比べて表面部の変
形抵抗が大きく、表面部の圧下効率が悪い状態と
なる。そこで圧下効率を上げるような鋳片の温度
分布について検討を行い、圧下効率の優れる領域
として第3図に示す最適圧下圧着域の領域(斜線
で示す)を得た。すなわち鋳片の圧下前に鋳片の
表面から中心部への平均温度勾配を、 2.5−0.0035×(矩形の辺の平均長さ)〔℃/mm〕 (ただし矩形の辺の平均長さの単位はmm) 以下にする加熱または保温を行えば、圧下効率
が極めて良くなることが判明した。 矩形連続鋳造鋳片が冷却される場合、稜部の温
度は2方向へ熱の移動があるため表面中央部の温
度に比べて低い。稜部の温度が低い場合、変形抵
抗が相対的に大きい稜部の圧下効率は低下する。
そこで圧下効率を上げるような鋳片表面上の温度
差について検討を行つた結果、第4図に示すよう
に、表面中央部と稜部との温度差を50℃以下にす
ると圧下効率を改善されることがわかつた。 稜部の内部割れは、第2図に示すように横断面
で見た場合、鋳片の表面の垂直でかつ互いにほぼ
垂直な2つ方向に向かつている。こられの割れの
長手方向に圧下を加えた場合に圧下効率が低下す
る原因を検討した結果、稜部の拘束がないために
圧下方向に平行な割れを圧着する応力が極めて小
さいことが判明した。この現象にたいして第5図
に示すような稜部を拘束する矩形状カリバーロー
ル3を用いて鋳片4を圧延することによつて、ロ
ール軸に平行な方向の圧縮応力が増大され、第6
図に示すような内部割れの圧着効率の改善が得ら
れた。 (作用) 本発明は、凝固直後の連続鋳造矩形鋳片を、そ
の鋳造顕熱を利用して矩形断面の平行面の各々
(2方向)に圧下を加えることにより、内部割れ
を圧着することを特徴としている。超音波による
鋼材の非金属介在物の検出の外乱となる連続鋳造
矩形鋳片稜部の内部割れは、横断面で見て鋳片表
面に垂直な2つの方向のものよりなる。これらを
効率よく圧下するには、2方向から圧下を加える
ことが必須である。 また凝固直後の連続鋳造矩形鋳片は、表面部お
よび稜部の温度が中心部の温度に比べて低く、表
面部の圧下効率が低下する。このため効率よく内
部割れの圧着を行うためには、表面および稜部の
適正な加熱または保温を必要とする。また横断面
でみて割れ長手方向に圧下を加えた場合に、圧縮
応力を増加させるために稜部を拘束するようなロ
ールを用いる必要がある。
【表】
(実施例)
本発明の実施例を機械構造用鋼JIS−S17Cおよ
びS48Cについて示す。第1表にそれらの製造方
法として、鋳造断面サイズ、溶鋼の過熱度、鋳片
の引抜き速度、全圧下率とパス回数、加熱または
保温の方法および条件、圧延に用いたロール形状
およびそれらの内部割れの圧着の程度を示す。 本発明例1〜17では、鋳片の加熱および保温の
効果によつて内部割れの圧着の効果が上がつてい
る。本発明例5においては、第5図に示した矩形
状拘束型カリバーロールの用いた効果が現れ、同
じ条件の本発明例6に比べ内部割れの圧着効果が
上がつている。 従来例18および19の圧下なしの場合、比較例20
および21の圧下率を小さい場合、また比較例22お
よび23のように1方向のみの圧下の場合には、内
部割れが十分に圧着していない。 (発明の効果) 以上説明したように本発明は、凝固直後の鋼の
連続鋳造矩形鋳片に対して、矩形断面の平行面の
各々2方向に所定の圧下を加えることで鋳片の内
部割れを操業性よく効率的に圧着するものであ
り、本発明によつて内部割れのない鋳片が得ら
れ、非金属介在物の超音波による検出が可能とな
つた。この方法によつて従来まで行われてきた分
塊圧延工程の省略か可能となり、線材および棒鋼
などの鋼材製品の製造における省力化およびコス
ト低減が可能となつた。 またこの内部割れの圧着技術は、棒鋼および線
材として使用される鋼に対してのみでなく広く一
般の鋼に対しても適用できる。
びS48Cについて示す。第1表にそれらの製造方
法として、鋳造断面サイズ、溶鋼の過熱度、鋳片
の引抜き速度、全圧下率とパス回数、加熱または
保温の方法および条件、圧延に用いたロール形状
およびそれらの内部割れの圧着の程度を示す。 本発明例1〜17では、鋳片の加熱および保温の
効果によつて内部割れの圧着の効果が上がつてい
る。本発明例5においては、第5図に示した矩形
状拘束型カリバーロールの用いた効果が現れ、同
じ条件の本発明例6に比べ内部割れの圧着効果が
上がつている。 従来例18および19の圧下なしの場合、比較例20
および21の圧下率を小さい場合、また比較例22お
よび23のように1方向のみの圧下の場合には、内
部割れが十分に圧着していない。 (発明の効果) 以上説明したように本発明は、凝固直後の鋼の
連続鋳造矩形鋳片に対して、矩形断面の平行面の
各々2方向に所定の圧下を加えることで鋳片の内
部割れを操業性よく効率的に圧着するものであ
り、本発明によつて内部割れのない鋳片が得ら
れ、非金属介在物の超音波による検出が可能とな
つた。この方法によつて従来まで行われてきた分
塊圧延工程の省略か可能となり、線材および棒鋼
などの鋼材製品の製造における省力化およびコス
ト低減が可能となつた。 またこの内部割れの圧着技術は、棒鋼および線
材として使用される鋼に対してのみでなく広く一
般の鋼に対しても適用できる。
第1図は凝固直後の鋼の連続鋳造矩形鋳片の平
行面の各々2方向に加えた圧下率と内部割れから
の超音波エコーの大きさの関係を示した図、第2
図は連続鋳造矩形鋳片の横断面図、第3図は連続
鋳造矩形鋳片の辺の平均長さに対する鋳片表面部
から中心部への平均温度勾配の必要値を示した
図、第4図は鋳片表面上の温度差と内部割れから
の超音波エコーの大きさを示した図、第5図は鋳
片稜部を拘束する矩形状カリバーロールの形状を
示す図、第6図は稜部拘束する矩形状カリバーロ
ールが内部割れ圧着に及ぼす効果を示した図であ
る。 1……鋳片横断面、2……内部割れ、3……矩
形カリバーロール、4……鋳片。
行面の各々2方向に加えた圧下率と内部割れから
の超音波エコーの大きさの関係を示した図、第2
図は連続鋳造矩形鋳片の横断面図、第3図は連続
鋳造矩形鋳片の辺の平均長さに対する鋳片表面部
から中心部への平均温度勾配の必要値を示した
図、第4図は鋳片表面上の温度差と内部割れから
の超音波エコーの大きさを示した図、第5図は鋳
片稜部を拘束する矩形状カリバーロールの形状を
示す図、第6図は稜部拘束する矩形状カリバーロ
ールが内部割れ圧着に及ぼす効果を示した図であ
る。 1……鋳片横断面、2……内部割れ、3……矩
形カリバーロール、4……鋳片。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 連続鋳造の矩形鋳片を凝固直後圧下圧延する
に際し、前記矩形鋳片の表面から中心部への平均
温度勾配を、 2.5−0.0035×(矩形の辺の平均長さ)〔℃/
mm〕 以下に加熱または保温を行い、その後矩形断面
の平行面の各々に少なくとも9%以上の圧下を加
えることを特徴とする連続鋳造鋳片の圧下方法。 ただし、矩形の辺の平均長さの単位はmm。 2 連続鋳造の矩形鋳片を凝固直後圧下圧延する
に際し、前記矩形鋳片の表面上の温度の差を50℃
以下になるように加熱または保温を行い、その後
矩形断面の平行面の各々に少なくとも9%以上の
圧下を加えることを特徴とする連続鋳造鋳片の圧
下方法。 3 圧下圧延のロールが鋳片の稜部を拘束する矩
形状カリバーロールを用いた請求項1および2記
載の連続鋳造鋳片の圧下方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30257589A JPH03161154A (ja) | 1989-11-21 | 1989-11-21 | 連続鋳造鋳片の圧下方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30257589A JPH03161154A (ja) | 1989-11-21 | 1989-11-21 | 連続鋳造鋳片の圧下方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03161154A JPH03161154A (ja) | 1991-07-11 |
| JPH0573508B2 true JPH0573508B2 (ja) | 1993-10-14 |
Family
ID=17910629
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30257589A Granted JPH03161154A (ja) | 1989-11-21 | 1989-11-21 | 連続鋳造鋳片の圧下方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03161154A (ja) |
-
1989
- 1989-11-21 JP JP30257589A patent/JPH03161154A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03161154A (ja) | 1991-07-11 |
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