JPH0573651U - 写真感光材料処理剤容器 - Google Patents

写真感光材料処理剤容器

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JPH0573651U
JPH0573651U JP2120992U JP2120992U JPH0573651U JP H0573651 U JPH0573651 U JP H0573651U JP 2120992 U JP2120992 U JP 2120992U JP 2120992 U JP2120992 U JP 2120992U JP H0573651 U JPH0573651 U JP H0573651U
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JP
Japan
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sensitive material
material processing
photographic light
processing agent
seal portion
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JP2120992U
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光彦 宇野
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 開封の際写真感光材料処理剤がハサミ等と触
れることなく開封でき、ハサミ等を汚して腐食させた
り、ハサミ等に付着した写真感光材料処理剤が次に開封
した写真感光材料処理剤に混入し写真性能を損なうこと
なく、さらには開封時に写真感光材料処理剤が飛び出し
たりすることがない。 【構成】 写真感光材料処理剤容器1は、写真感光材料
処理剤を貯溜するフレキシブル部材2,3,4で袋5を
形成し、この袋5に切断によって写真感光材料処理剤が
取出可能な開封部7を設け、この開封部7は外側に強シ
ール部7aを有し、この強シール部7aの内側には切断
線L上に沿って弱シール部7bを有し、この弱シール部
7bは剥離可能な強度でシールされている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、写真感光材料処理剤の漏れを防止し、交換や廃棄が容易で、かつ 開封具に内容物の付着がない写真感光材料処理剤容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
露光済みのハロゲン化銀写真感光材料を処理する感光材料処理装置として例え ばハロゲン化銀写真感光材料を発色現像、漂白、定着、安定等の各処理槽に連続 搬送して処理するものがある。これらのハロゲン化銀写真感光材料用処理液(以 下、処理液という)が貯留される処理槽には、処理液がハロゲン化銀写真感光材 料の処理で劣化又は処理剤成分が消費されて感光材料の仕上がり品質が低下する ことを防止するため、例えば新しい処理液を貯留した処理液容器が接続されてお り、ポンプの駆動で処理液容器から処理液を処理槽へ供給している。この処理液 の供給は濃縮液または粉剤で構成されているキットと呼ばれる何種類かの液(粉 )剤に水を加え溶解し使用液状態とするか、使用液状態の処理液を処理液容器に 移しかえて行なっている。また、最近では使用液状態の液を処理液容器に入れた ものを供給し処理液容器ごと交換する方法も考案されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、キット等に使用されている容器はポリエチレン等の樹脂ボトルやガ ラスビンが一般的に使われてきたが、廃棄の際につぶすことができず、嵩ばると いう問題と、大量の樹脂を廃棄するのは環境対応上も好ましくない。そこで、昨 今では使用樹脂量を大幅に減らし、廃棄の際は折りたたんで廃棄できるフレキシ ブルフィルムで構成された容器が用いられ始めている。
【0004】 このようなフレキシブルフィルム製の容器は、一般的に開封部を熱融着等でシ ールしてあり、その内側をハサミ等で切って開封して使用する。しかし、この開 封の際、ハサミ等に内容液が付着し、このハサミを用いて次の容器を開封すると 、この開封した容器の液に混入し、写真性能を損なうといった新たな問題点があ ることがわかった。
【0005】 さらに、手で開封する構成のものは、強く引っ張ると容器が変形し、内容液が 飛び出すことがあり、目に入ったり皮膚に付着し非常に危険であるという問題点 があることもわかった。
【0006】 この考案は、上記の欠点を解決するもので、開封の際写真感光材料処理剤がハ サミ等と触れることなく開封でき、ハサミ等を汚して腐食させたり、ハサミ等に 付着した写真感光材料処理剤が次に開封した写真感光材料処理剤に混入し写真性 能を損なうことなく、さらには開封時に写真感光材料処理剤が飛び出したりする ことのない写真感光材料処理剤容器を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、請求項1記載の写真感光材料処理剤容器は、写真感 光材料処理剤を貯溜するフレキシブル部材で袋を形成し、この袋に切断によって 写真感光材料処理剤が取出可能な開封部を設け、この開封部は外側に強シール部 を有し、この強シール部の内側には切断線上に沿って弱シール部を有し、この弱 シール部は剥離可能な強度でシールされていることを特徴としている。
【0008】 請求項2記載の考案の写真感光材料処理剤容器は、写真感光材料処理剤を貯溜 するフレキシブル部材で袋を形成し、この袋に切断によって写真感光材料処理剤 が取出可能な開封部を設け、この開封部は外側に強シール部を有し、この強シー ル部の内側には切断線上に沿って強シール部と弱シール部とを有し、この弱シー ル部は剥離可能な強度でシールされていることを特徴としている。
【0009】 請求項3記載の考案の写真感光材料処理剤容器は、写真感光材料処理剤を貯溜 するフレキシブル部材で袋を形成し、この袋に切断によって写真感光材料処理剤 が取出可能な開封部を設け、この開封部は外側に強シール部を有し、この強シー ル部の内側には切断線上に沿って強シール部と非シール部とを有し、さらにこの 非シール部の内側に対向する弱シール部を有し、この弱シール部は剥離可能な強 度でシールされていることを特徴としている。
【0010】 この考案のフレキシブル部材は樹脂フィルムであることが好ましい。また、開 封部の強シール部と弱シール部は熱融着で形成され、この強シール部と弱シール 部の融着強度は、融着温度または融着時間によって設定される。この弱シール部 は強シール部の1/3以下、好ましくは1/10以下、さらに好ましくは1/3 0以下の接着強度でシールされており、手でこの弱シール部を剥離し開封できる ことが好ましい。
【0011】 また、この考案の写真感光材料処理剤容器に収納される写真感光材料処理剤は 、液体または粉体があるが、液体の方が切断部材に付着しやすいためより効果が ある。
【0012】
【作用】
請求項1記載の考案では、フレキシブル部材で形成した袋の開封部が外側に強 シール部を有しているから、運搬時や取扱時に開封部から写真感光材料処理剤が 漏れることがない。写真感光材料処理剤の補給時には、この開封部の強シール部 の内側に形成された切断線上に沿って弱シール部を切断し、この弱シール部を手 で剥離して、ここから写真感光材料処理剤を取出し可能にする。
【0013】 請求項2記載の考案では、同様に運搬時や取扱時に開封部から写真感光材料処 理剤が漏れることがなく、写真感光材料処理剤の補給時には、この開封部の強シ ール部の内側に形成された切断線上に沿って、強シール部と弱シール部を切断し 、この弱シール部を手で剥離して、ここから写真感光材料処理剤を取出し可能に する。
【0014】 請求項3記載の考案では、同様に運搬時や取扱時に開封部から写真感光材料処 理剤が漏れることがなく、写真感光材料処理剤の補給時には、この開封部の強シ ール部の内側に形成された切断線上に沿って、強シール部と非シール部を切断し 、この非シール部の内側に対向して形成された弱シール部を手で剥離して、ここ から写真感光材料処理剤を取出し可能にする。
【0015】
【実施例】
以下、この考案の写真感光材料処理剤容器は実施例を添付図面に基づいて詳細 に説明する。
【0016】 図1及び図2は請求項1記載の考案の写真感光材料処理剤容器を示し、図1は 写真感光材料処理剤容器の斜視図、図2は写真感光材料処理剤容器に写真感光材 料処理剤を収納して密閉した状態を示す斜視図、図3は写真感光材料処理剤容器 を開封する状態を示す斜視図である。
【0017】 この写真感光材料処理剤容器1は、2枚の側部フレキシブル部材2,3と、1 枚の底部フレキシブル部材4とを熱融着して袋5に形成し、この袋5の開口部6 から写真感光材料処理剤を貯溜する。
【0018】 この写真感光材料処理剤容器1に写真感光材料処理剤を収納し、その後開口部 6を熱融着によってシールし、切断によって写真感光材料処理剤が取出可能な開 封部7を設け、この開封部7は外側に強シール部7aを有し、この強シール部7 aの内側には切断線L上に沿って弱シール部7bを有し、この弱シール部7bは 剥離可能な強度でシールされている。
【0019】 このように、この写真感光材料処理剤容器1はフレキシブル部材で形成した袋 5の開封部7が外側に強シール部7aを有しているから、運搬時や取扱時に開封 部から写真感光材料処理剤が漏れることがない。そして、写真感光材料処理剤の 補給時には、この開封部7の強シール部7aの内側に形成された切断線上に沿っ て、例えばハサミ8で弱シール部7bを切断し、その後弱シール部7bを手で両 側の側部フレキシブル部材2,3をつまんで引っ張ったり、指でずらせて剥離し て、ここから写真感光材料処理剤を取出し可能にする。
【0020】 従って、写真感光材料処理剤容器1を開封する際、写真感光材料処理剤がハサ ミ8等と触れることなく開封でき、ハサミ8等を汚して腐食させたり、ハサミ8 等に付着した写真感光材料処理剤が次に開封した写真感光材料処理剤に混入し写 真性能を損なうことなく、さらには開封時に写真感光材料処理剤が飛び出したり することがない。
【0021】 次に、請求項2記載の考案の写真感光材料処理剤容器を説明する。図4は請求 項2記載の写真感光材料処理剤容器に写真感光材料処理剤を収納して密閉した状 態を示す斜視図である。
【0022】 この写真感光材料処理剤容器1は、前記と同様に写真感光材料処理剤を貯溜す るフレキシブル部材で袋5を形成し、この袋5に切断によって写真感光材料処理 剤が取出可能な開封部10が設けられている。この開封部10は外側に強シール 部10aを有し、この強シール部10aの内側には切断線L上に沿って強シール 部10bと弱シール部10cとを有し、この弱シール部10cは剥離可能な強度 でシールされている。この強シール部10bと弱シール部10cは略半分づつの 幅に形成されている。
【0023】 従って、この写真感光材料処理剤容器1は、同様に運搬時や取扱時に開封部1 0から写真感光材料処理剤が漏れることがなく、写真感光材料処理剤の補給時に は、この開封部10の強シール部10aの内側に形成された切断線L上に沿って 、強シール部10bと弱シール部10cをハサミ等で切断し、この弱シール部1 0cを手で剥離する。これにより、写真感光材料処理剤容器1に収納された写真 感光材料処理剤は、この開封部10の略半分の剥離された弱シール部10cから 取出し可能になる。
【0024】 次に、請求項2記載の考案の写真感光材料処理剤容器の他の実施例を説明する 。図5は請求項2記載の写真感光材料処理剤容器に写真感光材料処理剤を収納し て密閉した状態を示す一部の斜視図である。
【0025】 この写真感光材料処理剤容器1は、前記と同様に写真感光材料処理剤を貯溜す るフレキシブル部材で袋5を形成し、この袋5に切断によって写真感光材料処理 剤が取出可能な開封部10が設けられている。この開封部10は外側に強シール 部10aを有し、この強シール部10aの内側には切断線L上に沿って強シール 部10bと弱シール部10cとを有し、この弱シール部10cは剥離可能な強度 でシールされている。この弱シール部10cは袋5の開封部10の切断線L上の 中央位置に形成され、この弱シール部10cの両側に強シール部10bが形成さ れている。
【0026】 従って、この写真感光材料処理剤容器1は、同様に運搬時や取扱時に開封部1 0から写真感光材料処理剤が漏れることがなく、写真感光材料処理剤の補給時に は、この開封部10の強シール部10aの内側に形成された切断線L上に沿って 、強シール部10bと弱シール部10cをハサミ等で切断し、この弱シール部1 0cを手で剥離する。これにより、写真感光材料処理剤容器1に収納された写真 感光材料処理剤は、この開封部10の中央部の剥離された弱シール部10cから 取出し可能になる。
【0027】 次に、請求項2記載の考案の写真感光材料処理剤容器の他の実施例を説明する 。図6は請求項2記載の写真感光材料処理剤容器に写真感光材料処理剤を収納し て密閉した状態を示す一部の斜視図である。
【0028】 この写真感光材料処理剤容器1は、前記と同様に写真感光材料処理剤を貯溜す るフレキシブル部材で袋5を形成し、この袋5に切断によって写真感光材料処理 剤が取出可能な開封部10が設けられている。この開封部10は外側に強シール 部10aを有し、この強シール部10aの内側には隅部の切断線L上に沿って強 シール部10bと弱シール部10cとを有し、この弱シール部10cは剥離可能 な強度でシールされている。この弱シール部10cは袋5の開封部10の隅部の 切断線L上の中央位置に形成され、この弱シール部10cの両側に強シール部1 0bが形成されている。
【0029】 従って、この写真感光材料処理剤容器1は、同様に運搬時や取扱時に開封部1 0から写真感光材料処理剤が漏れることがなく、写真感光材料処理剤の補給時に は、この開封部10の強シール部10aの内側に形成された切断線L上に沿って 、強シール部10bと弱シール部10cをハサミ等で切断し、この弱シール部1 0cを手で剥離する。これにより、写真感光材料処理剤容器1に収納された写真 感光材料処理剤は、この開封部10の隅部の剥離された弱シール部10cから取 出し可能になる。
【0030】 次に、請求項3記載の考案の写真感光材料処理剤容器の他の実施例を説明する 。図7は請求項3記載の写真感光材料処理剤容器に写真感光材料処理剤を収納し て密閉した状態を示す一部の斜視図である。
【0031】 この写真感光材料処理剤容器1は、前記と同様に写真感光材料処理剤を貯溜す るフレキシブル部材で袋5を形成し、この袋5に切断によって写真感光材料処理 剤が取出可能な開封部10を設け、この開封部10は外側に強シール部10aを 有し、この強シール部10aの内側には切断線L上に沿って強シール部10bと 非シール部10dとを有し、さらにこの非シール部10dの内側に対向する弱シ ール部10eを有し、この弱シール部10eは剥離可能な強度でシールされてい る。この非シール部10dは袋5の開封部10の切断線L上の中央位置に形成さ れ、この弱シール部10eの両側の強シール部10bに接続して形成されている 。
【0032】 従って、この写真感光材料処理剤容器1は、同様に運搬時や取扱時に開封部1 0から写真感光材料処理剤が漏れることがなく、写真感光材料処理剤の補給時に は、この開封部10の強シール部10aの内側に形成された切断線L上に沿って 、強シール部10bと非シール部10dをハサミ等で切断し、その内側の弱シー ル部10eを手で剥離する。これにより、写真感光材料処理剤容器1に収納され た写真感光材料処理剤は、この開封部10の中央部の剥離された弱シール部10 eから取出し可能になる。
【0033】 また、図8及び図9は考案の写真感光材料処理剤容器の他の実施例を示す図で ある。図8に示す写真感光材料処理剤容器は図1乃至図3に示すものと同様に構 成されるが、袋5の両端部にI字形の切込50を予め形成しておき、切断具を用 いないで、手でこの切込50から容易に切断することができる。図9に示す写真 感光材料処理剤容器は図4に示すものと同様に構成されるが、袋5の両端部にV 字形の切込60を予め形成しておき、切断具を用いないで、同様に手でこの切込 60から容易に切断することができる。
【0034】 次に、この考案の写真感光材料処理剤容器のさらに具体的な実施例について説 明する。 [実施例1] 以下に示すパート構成のカラーペーパー用発色現像補充剤(10リットルキッ ト)とカラーペーパー用漂白定着剤(8リットルキット)及び安定補充剤(10 トッリツキット)を作成し、図1に示すような写真感光材料処理剤容器1の袋5 に入れ、開封部20を図10〜図18にあるような形状と強度にそれぞれヒート シールし、9種類のキットを作成した。ヒートシールの強シール部21と弱シー ル部22はヒートシール温度を変え、弱シール部22は強シール部21の1/5 0のシール強度となるように調整した。
【0035】 それぞれのシール形状のキットを安定→漂白定着→発色現像の順に鋼製ハサミ で、図10〜図18に示すそれぞれの切断線Lに沿って切取り、弱シール部22 を設けたものは本体両側部のフレキシブル部材をつまんで引っ張り開封した。さ らに、開封したキットから開始液を調整し、コニカ製カラーペーパータイプQA −A5に常法に従って、ウェッジ露光したものを下記の
【表1】に示す処理工程 に従って処理を行った。各々ハサミへの液付着と、白地の赤濃度(stain R)を比較した。結果を
【表2】に示す。
【0036】
【表1】 発色現像補充剤キット パートA 純水 約100g トリエタノールアミン 145g N,N−ジエチルヒドロキシルアミン 70g 蛍光増白剤 15g ジエチレングリコール 145g 純水を加えて0.4リットルに仕上げ容器に充填した。 パートB 純水 約300g 亜硫酸カリウム 4.3g N−エチル−N−β−メタンスルホンアミドエチル−3−メチル−4−アミノア ニリン硫酸塩 65g 純水を加え、0.4リットルに仕上げ容器に充填した。 パートC 純水 約400g 炭酸カリウム 350g 臭化カリウム 0.1g 塩化カリウム 3g エチレンジアミン四酢酸 15g カテコール−3,5−ジスルホン酸二ナトリウム塩 15g 1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジスルホン酸 15g 水を加え0.6リットルに仕上げ容器に充填した。
【0037】 これを発色現像補充剤キット−1とする。補充剤とする時は溶解水8.6リッ トルにパートA,B,Cを順に加え、撹拌し10リットルに仕上げる。開始液と する時は作る開始液の70%の量の補充液に開始液1リットル当り臭化カリウム 0.015g、塩化カリウム2.3g、50%硫酸2.5gを加え水を加えて撹 拌し100%に仕上げる。 漂白定着補充剤キット パートA 純水 約200g チオ硫酸アンモニウム(70%水溶液) 800ミリリットル 亜硫酸アンモニウム(40%水溶液) 240ミリリットル 純水を加え、1.4リットルに仕上げ容器に充填した。 パートB 純水 約1000g エチレンジアミン四酢酸第二鉄アンモニウム2水塩 480g エチレンジアミン四酢酸 24g 純水を加え、1.6リットルに仕上げ容器に充填した。 パートC 90%酢酸 120g 純水を加え、0.7リットルに仕上げ容器に充填した。
【0038】 補充剤とする時は、溶解水4.3リットルに、パートA,B,Cを順次加え撹 拌し8リットルに仕上げる。開始液は、補充液と共通である。 安定化補充剤キット パートA 純水 約250g 0−フェニルフェノールナトリウム 10g 蛍光増白剤 15g 水酸化カリウム(48%液) 1g 純水を加えて、0.3リットルに仕上げ容器に充填した。 パートB 純水 約200g 5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン 2g 1,2−ベンツイソチアゾリン−3−オン 3g エチレングリコール 10g 1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸 20g エチレンジアミン四酢酸 10g 20%アンモニア水 30g 純水を加え、0.3リットルに仕上げ容器に充填した。
【0039】 補充剤とする時は溶解水9.4リットルに、パートA、Bを各1個順次加え撹 拌し10リットルに仕上げる。
【0040】
【表2】 ハサミ汚れ評価基準 ○:ハサミに液付着がない。 △:ハサミに少し液が付着する。 ×:ハサミに液が付着し放っておくと錆が発生する。
【0041】
【表2】からわかるように、この考案においてはハサミ等の開封器具を汚すこ となく開封でき、かつ写真性能を損なうことなく開封できる。 [実施例2] 以下に示すパート構成のカラーネガ用発色現像補充剤キット(10リットルキ ット)を作成し、実施例1と同様にして9種類のキットを作成した。さらに、そ れぞれのキットの切断線の両側の切り口のところにI字形の切り込みを入れた。
【0042】 各々のキットを切り込みの上下を手でつまみ引っ張り、切断線に沿って切り取 り、弱シール部を切ったものは本体両側のフレキシブル部材をつまんで引っ張り 開封した。
【0043】 一種類のキットに対し10回切り取り、開封を行った際の液及び粉のこぼれを 比較した結果を
【表3】に示す。 発色現像補充剤キット パートA 純水 550g 炭酸カリウム 350g 炭酸水素カリウム 30g 亜硫酸カリウム 50g 臭化ナトリウム 4g 純水を加え0.8リットルに仕上げ容器に充填した。 パートB 純水 150g ヒドロキシルアミン硫酸塩 31g 純水を加え0.2リットルに仕上げ容器に充填した。 パートC 4−アミノ−3−メチル−N−エチル−N−β−ヒドロキシルエチル−アニリン 硫酸塩 63g 粉体(顆粒体)として容器に充填した。
【0044】
【表3】 評価基準 ○:液及び粉こぼれがない。 △:液及び粉こぼれをわずかにすることがある。 ×:いちじるしい液及び粉こぼれをすることがある。
【0045】
【表3】からわかるように、この考案においては手で切り取り開封する際も液 こぼれや粉こぼれがなく安全に扱うことができることがわかる。
【0046】
【考案の効果】
以上のように、請求項1記載の考案は、真感光材料処理剤の補給時に、開封部 の強シール部の内側に形成された切断線上に沿ってハサミ等で弱シール部を切断 し、この弱シール部を手で剥離して、ここから写真感光材料処理剤を取出し可能 にするから、開封の際写真感光材料処理剤がハサミ等と触れることなく開封でき 、ハサミ等を汚して腐食させたり、ハサミ等に付着した写真感光材料処理剤が次 に開封した写真感光材料処理剤に混入し写真性能を損なうことなく、さらには開 封時に写真感光材料処理剤が飛び出したりすることがない。
【0047】 請求項2記載の考案は、写真感光材料処理剤の補給時に、開封部の強シール部 の内側に形成された切断線上に沿って、ハサミ等で強シール部と弱シール部を切 断し、この弱シール部を手で剥離して、ここから写真感光材料処理剤を取出し可 能にするから、同様に開封の際写真感光材料処理剤がハサミ等と触れることなく 開封できる。
【0048】 請求項3記載の考案は、写真感光材料処理剤の補給時に、開封部の強シール部 の内側に形成された切断線上に沿って、ハサミ等で強シール部と非シール部を切 断し、この非シール部の内側に対向して形成された弱シール部を手で剥離して、 ここから写真感光材料処理剤を取出し可能にするから、同様に開封の際写真感光 材料処理剤がハサミ等と触れることなく開封できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】写真感光材料処理剤容器の斜視図である。
【図2】写真感光材料処理剤容器に写真感光材料処理剤
を収納して密閉した状態を示す斜視図である。
【図3】写真感光材料処理剤容器を開封する状態を示す
斜視図である。
【図4】写真感光材料処理剤容器に写真感光材料処理剤
を収納して密閉した状態を示す斜視図である。
【図5】写真感光材料処理剤容器に写真感光材料処理剤
を収納して密閉した状態を示す一部の平面図である。
【図6】写真感光材料処理剤容器に写真感光材料処理剤
を収納して密閉した状態を示す一部の斜平面図である。
【図7】写真感光材料処理剤容器に写真感光材料処理剤
を収納して密閉した状態を示す一部の平面図である。
【図8】写真感光材料処理剤容器に写真感光材料処理剤
を収納して密閉した状態を示す一部の平面図である。
【図9】写真感光材料処理剤容器に写真感光材料処理剤
を収納して密閉した状態を示す一部の平面図である。
【図10】写真感光材料処理剤容器に写真感光材料処理
剤を収納した開封部を示す実施例の図である。
【図11】写真感光材料処理剤容器に写真感光材料処理
剤を収納した開封部を示す実施例の図である。
【図12】写真感光材料処理剤容器に写真感光材料処理
剤を収納した開封部を示す実施例の図である。
【図13】写真感光材料処理剤容器に写真感光材料処理
剤を収納した開封部を示す実施例の図である。
【図14】写真感光材料処理剤容器に写真感光材料処理
剤を収納した開封部を示す実施例の図である。
【図15】写真感光材料処理剤容器に写真感光材料処理
剤を収納した開封部を示す比較例の図である。
【図16】写真感光材料処理剤容器に写真感光材料処理
剤を収納した開封部を示す比較例の図である。
【図17】写真感光材料処理剤容器に写真感光材料処理
剤を収納した開封部を示す比較例の図である。
【図18】写真感光材料処理剤容器に写真感光材料処理
剤を収納した開封部を示す比較例の図である。
【符号の説明】
1 写真感光材料処理剤容器 2,3,4 フレキシブル部材 5 袋 7,10 開封部 7a,10a,10b 強シール部 7b,10c,10e 弱シール部 10d 非シール部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 写真感光材料処理剤を貯溜するフレキシ
    ブル部材で袋を形成し、この袋に切断によって写真感光
    材料処理剤が取出可能な開封部を設け、この開封部は外
    側に強シール部を有し、この強シール部の内側には切断
    線上に沿って弱シール部を有し、この弱シール部は剥離
    可能な強度でシールされていることを特徴とする写真感
    光材料処理剤容器。
  2. 【請求項2】 写真感光材料処理剤を貯溜するフレキシ
    ブル部材で袋を形成し、この袋に切断によって写真感光
    材料処理剤が取出可能な開封部を設け、この開封部は外
    側に強シール部を有し、この強シール部の内側には切断
    線上に沿って強シール部と弱シール部とを有し、この弱
    シール部は剥離可能な強度でシールされていることを特
    徴とする写真感光材料処理剤容器。
  3. 【請求項3】 写真感光材料処理剤を貯溜するフレキシ
    ブル部材で袋を形成し、この袋に切断によって写真感光
    材料処理剤が取出可能な開封部を設け、この開封部は外
    側に強シール部を有し、この強シール部の内側には切断
    線上に沿って強シール部と非シール部とを有し、さらに
    この非シール部の内側に対向する弱シール部を有し、こ
    の弱シール部は剥離可能な強度でシールされていること
    を特徴とする写真感光材料処理剤容器。
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