JPH0573941U - バイポーラ型半導体装置 - Google Patents

バイポーラ型半導体装置

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JPH0573941U
JPH0573941U JP012668U JP1266892U JPH0573941U JP H0573941 U JPH0573941 U JP H0573941U JP 012668 U JP012668 U JP 012668U JP 1266892 U JP1266892 U JP 1266892U JP H0573941 U JPH0573941 U JP H0573941U
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JP
Japan
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emitter
electrode
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JP012668U
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昌功 乾田
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Toyota Industries Corp
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Toyota Industries Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 圧接構造を採用できるようにして、全体の電
流バランスを向上でき、電流容量を増大できるようにす
る。 【構成】 半導体チップ1のベース電極8は1層にまた
エミッタ電極7,11は2層に形成する。層間絶縁膜1
0によってベース電極8と絶縁分離される2層目のエミ
ッタ電極11は、1層目のエミッタ電極7及びベース電
極8が設置された半導体チップ1の上部の略全域に一面
に設置されるから圧接構造が採用できる。このため、エ
ミッタ電流を2層目のエミッタ電極11全体から均一に
引き抜くことができるから、電流バランスが悪くなるこ
とはなく、素子の電流容量を増大させることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、大電力用のバイポーラ型半導体装置に係り、特には、半導体チップ 表面のベース電極を1層にまたエミッタ電極を2層に形成して絶縁分離すること によって、圧接構造を採用できるようにしたバイポーラ型半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図2(a) は、従来から用いられているバイポーラトランジスタの電極の配置パ ターンを示す平面図であり、図2(b) は、図2(a) におけるB−B断面における 内部構造を示す断面図である。
【0003】 同図において、半導体チップ21の基板22上には例えばエピタキシャル領域 23が形成され、該エピタキシャル領域23の上部には所定の深度でベース領域 24が設けられている。また、ベース領域24の表面部には所定の深度でエミッ タ領域25が形成されている。上記の基板22及びエピタキシャル領域23は、 コレクタ領域となっている。
【0004】 そして、各種半導体領域が形成された半導体チップ21の上面部には、例えば エッチングにより形成されたベースコンタクトホール24a及びエミッタコンタ クトホール25aを有する所定の膜厚のフィールド酸化膜26が設置されている 。
【0005】 さらに、フィールド酸化膜26の上部には、互いに入り組ませられた形状の所 謂くし型構造のエミッタ電極27及びベース電極28が、エミッタコンタクトホ ール25a及びベースコンタクトホール24aを介して各々エミッタ領域25及 びベース領域24と導通されて設置されている。
【0006】 また、エミッタ電極27及びベース電極28の上部には、ワイヤ引き出し用の 各々エミッタボンディングパッド27b及びベースボンディングパッド28bが 設けられ、基板22の下面にはその全面にコレクタ電極29が設けられている。
【0007】 一般に、拡散型トランジスタの電流容量は、エミッタ面積を大きくするよりも エミッタの周辺長を長くすることにより大きくなる。従って、大電力用トランジ スタのように大電流容量を要するものは、上記のようにエミッタ電極27とベー ス電極28の形状をくし型とし、実効的にエミッタ周辺長を長くして電流容量を 増大させて装置の耐圧の向上が図られている。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記従来構成のバイポーラトランジスタは、ベース電極28とエミ ミッタ電極27とが同一平面上にあるために、圧接構造を採用することができな かったので、くし型構造が採用されてきたのである。
【0009】 ここで、圧接構造とは、接合で発生する熱を有効に放熱するため、半導体チッ プの上・下を例えばモリブデン(Mo)板で挟んだ上で、熱伝導及び電気伝導の 良い金属(例えば、銅)底板に上方からバネを介して締め付けることによって、 加圧接触させるような構造である。
【0010】 これは、ハンダ付け組立の場合と違い機械的に自由なため、半導体チップと金 属底板の材質の綿膨張率の違いによる断続負荷におけるハンダ材の疲労等の不都 合は生じない。
【0011】 しかしながら、図2に示すトランジスタは、ベース電極28とエミッタ電極2 7が同一平面上にあるから、上方より例えばモリブデン板を接触させると短絡し てしまうため、上記のような圧接構造を採用することはできなかった。
【0012】 また、上記従来構成のトランジスタにおいては、エミッタ電極抵抗RE (図2 (a) 参照)による電圧降下の影響があった。 即ち、くし型構造を採用しているため、エミッタボンディングパッド27bと エミッタ電極27の先端部27cとが離れており、トランジスタのオン時にエミ ッタ領域25に大電流を流すと、エミッタ電極抵抗RE によりエミッタ電極先端 部27cとエミッタボンディングパッド27b間に電圧降下を生ずる。従って、 電流密度が不均一となって電流バランスが悪くなってしまい、素子面積を大きく しても電流容量が増加しないという問題があった。
【0013】 また、ターンオフ時には、例えばベースボンディングパッド28bに近いエミ ッタ電極先端部27cからスイッチオフ状態となり、最終的にエミッタボンディ ングパッド27bに近い部分に電流が残ってしまう。この場合、エミッタ−ベー ス間は逆バイアスされているから主電流路が狭まるピンチインが発生し、最終的 にスイッチオフする一点に電流集中が起こり、素子破壊につながり易いというよ うな問題もあった。
【0014】 尚、上記問題は、バイポーラトランジスタに限られず、バイポーラモードの接 合型電界効果トランジスタ等を含む各種バイポーラ型トランジスタにおいて生じ ていたのである。
【0015】 本考案の課題は、圧接構造を採用できるようにして、素子面積を大きくしても 全体の電流バランスが向上され、また一点への電流集中がなくなり電流容量を増 大できるようにすることである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本考案は、半導体チップの表面部にベース領域と該ベース領域中に配設される エミッタ領域とを有するバイポーラ型半導体装置において、前記ベース領域上の 前記エミッタ領域の周囲にベース電極が配設されるとともに該エミッタ領域上に 1層目のエミッタ電極が配設され、前記ベース電極を覆って設置された絶縁膜を 介して該ベース電極及び前記1層目のエミッタ電極の上方領域全面に2層目のエ ミッタ電極が配設され、圧接構造が採用されることを特徴とする。
【0017】
【作用】
半導体チップの表面電極は、ベース電極が1層にまたエミッタ電極は2層に形 成され、さらに絶縁膜によってベース電極と絶縁分離される2層目のエミッタ電 極は半導体チップの上面の略全域に一面に形成されるから圧接構造が採用できる 。
【0018】 このことから、エミッタ電流を2層目のエミッタ電極上面全体から引き抜くこ とができるようになり、エミッタ電極抵抗による電圧降下の影響はなくなる。従 って、素子面積を大きくしても電流密度が不均一とはならず、全体の電流バラン スが向上される。また、一点への電流集中が起こらないから素子破壊の危険性も 少なくなり、電流容量の増大が可能となる。
【0019】
【実施例】
以下、本考案の一実施例について、図面を参照しながら説明する。 図1(a) は、本考案の一実施例のバイポーラトランジスタの電極の配置パター ンを示す平面図であり、図1(b) は、図1(a) におけるA−A断面図である。
【0020】 同図において、従来と同様に半導体チップ1の基板2上には例えばエピタキシ ャル領域3が形成され、該エピタキシャル領域3の上部には所定の深度でベース 領域4が設けられている。また、ベース領域4の表面部には複数のエミッタ領域 5が所定の深度で形成されている。上記の基板2及びエピタキシャル領域3は、 コレクタ領域となっている。
【0021】 そして、各種半導体領域が形成された半導体チップ1の上面部には、例えばエ ッチングにより形成されたベースコンタクトホール4a及びエミッタコンタクト ホール5aを有する所定の膜厚のフィールド酸化膜6が設置されている。
【0022】 さらに、フィールド酸化膜6の上部には、1層目のエミッタ電極7及びベース 電極8が、エミッタコンタクトホール5a及びベースコンタクトホール4aを介 して各々エミッタ領域5とベース領域4と導通されて設置されている。該ベース 電極8は、エミッタ領域5の周辺近傍に配設されている。
【0023】 そして、上記ベース電極8及び1層目のエミッタ電極7が形成された半導体チ ップ1の上面には、該1層目のエミッタ電極7の上面の一部を残してSOG等の 層間絶縁膜10が覆設されている。
【0024】 さらに、上記エミッタ領域5上に設けられた1層目のエミッタ電極7上方を1 つのブロックとして、該1層目のエミッタ電極7及びその周辺の層間絶縁膜10 上の略全域に一面に2層目のエミッタ電極11が設けられている。
【0025】 この場合、層間絶縁膜10により、エミッタ電極7,11とベース電極8とは 絶縁分離されている。 また、ベース電極8の上部には、ワイヤ引き出し用のベースボンディングパッ ド8bが設けられ、基板2の下面にはその全面にコレクタ電極9が設けられてい る。
【0026】 本実施例は、上記のように、半導体チップ1の表面電極は2層構造であって、 この場合、べース電極8は1層にまたエミッタ電極7,11は2層に形成されて いる。さらに層間絶縁膜10によってベース電極8と絶縁分離される2層目のエ ミッタ電極11は、半導体チップ1の上面の略全域に一面に設置されているから 、圧接構造が採用される。尚、上記のような電極が埋め込み型でないタイプの半 導体装置に、圧接構造を採用することは難しいことであった。
【0027】 従って、本実施例において、圧接構造を採用して、例えば2層目のエミッタ電 極11に上方よりモリブデン板を接触させる構成とした場合、図2に示す従来構 成が有するエミッタボンディングパッド27bを設ける必要がなくなり、エミッ タ電流を2層目のエミッタ電極11上面全体から均一に引き抜くことができるよ うになる。
【0028】 このため、本実施例においては、図2に示す従来構成のくし型構造のトランジ スタにおいて発生していた、エミッタ電極先端部27cとエミッタボンディング パッド27b間のエミッタ電極抵抗RE による電圧降下の影響は無くなる。従っ て、素子面積を大きくしても電流密度が不均一となって電流バランスが悪くなっ てしまうことは無くなる。
【0029】 また、ターンオフ時にも、エミッタ領域5において均一にスイッチオフするこ とになり、一点に電流集中が起こることはないから、素子の破壊の危険性を減少 することができる。即ち,素子の電流容量を増大させることが可能となる。
【0030】 上記において特に導電型については言及しなかったが、本考案は、npnまた はpnpのいずれのタイプのトランジスタにも適用できる。 また、静電誘導トランジスタや電界効果トランジスタでは、バイボーラモード であってもソース,ゲート,ドレインという表現を使用するのが一般的であるが 、これらが本実施例におけるエミッタ,ベース,コレクタという表現に含まれる のは勿論のことである。
【0031】 そして、ベース電極8とエミッタ電極7,11との間に介在される層間絶縁膜 10としては、上記SOGの他にも、SiO2 、PSG、BPSG、USG、S i3 N4 は勿論のこと、有機絶縁膜等の各種の絶縁膜を使用できる。
【0032】
【考案の効果】
以上、詳細に説明したように、本考案によれば、半導体チップ表面のベース電 極とエミッタ電極とは絶縁分離されるから、圧接構造を採用することができる。 従って、素子面積を大きくしても電流密度が不均一とはならず、全体の電流バラ ンズが向上される。また、一点への電流集中が起こらないから素子破壊の危険性 も少なくなり、電流容量の増大が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) ,(b) は、各々本考案の一実施例のバイポ
ーラトランジスタの電極配置パターンを示す平面図とそ
のA−A断面図である。
【図2】(a) ,(b) は、各々従来のバイポーラトランジ
スタの電極配置パターンを示す平面図とそのB−B断面
図である。
【符号の説明】
1 半導体チップ 4 ベース領域 5 エミッタ領域 7 1層目のエミッタ電極 8 ベース電極 10 層間絶縁膜 11 2層目のエミッタ電極

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体チップの表面部にベース領域と該
    ベース領域中に配設されるエミッタ領域とを有するバイ
    ポーラ型半導体装置において、 前記ベース領域上の前記エミッタ領域の周囲にベース電
    極が配設されるとともに該エミッタ領域上に1層目のエ
    ミッタ電極が配設され、前記ベース電極を覆って設置さ
    れた絶縁膜を介して該ベース電極及び前記1層目のエミ
    ッタ電極の上方領域全面に2層目のエミッタ電極が配設
    され、圧接構造が採用されることを特徴とするバイポー
    ラ型半導体装置。
JP012668U 1992-03-13 1992-03-13 バイポーラ型半導体装置 Withdrawn JPH0573941U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003133321A (ja) * 2001-10-19 2003-05-09 Mitsubishi Heavy Ind Ltd バイポーラトランジスタ

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JP2003133321A (ja) * 2001-10-19 2003-05-09 Mitsubishi Heavy Ind Ltd バイポーラトランジスタ

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Effective date: 19960606