JPH0574005U - 導波管阻止形空胴共振器 - Google Patents
導波管阻止形空胴共振器Info
- Publication number
- JPH0574005U JPH0574005U JP1182692U JP1182692U JPH0574005U JP H0574005 U JPH0574005 U JP H0574005U JP 1182692 U JP1182692 U JP 1182692U JP 1182692 U JP1182692 U JP 1182692U JP H0574005 U JPH0574005 U JP H0574005U
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- Japan
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- cavity
- waveguide
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- Pending
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- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】無負荷Qを上げても不要電磁界モード共振を遠
ざけることができる導波管阻止形空胴共振器を提供す
る。 【構成】導波管に結合孔4を介してTE104 モード方形
共振器本体2の空胴3を結合させる。空胴3のTE10モ
ード遮断を支配する寸法aの約1/4の位置で、且つ空
胴3のTE104 モード共振軸長寸法Lの約1/2の位置
であるTE104 モード方形共振器本体2の内壁面位置
に、金属ポスト5を空胴3内に向けて突設する。
ざけることができる導波管阻止形空胴共振器を提供す
る。 【構成】導波管に結合孔4を介してTE104 モード方形
共振器本体2の空胴3を結合させる。空胴3のTE10モ
ード遮断を支配する寸法aの約1/4の位置で、且つ空
胴3のTE104 モード共振軸長寸法Lの約1/2の位置
であるTE104 モード方形共振器本体2の内壁面位置
に、金属ポスト5を空胴3内に向けて突設する。
Description
【0001】
本考案は、マイクロ波領域で使用される導波管阻止形空胴共振器に関するもの である。
【0002】
導波管阻止ろ波器等の電力損失を低減するには、阻止形空胴共振器の無負荷Q を大きく実現する必要がある。この無負荷Qは、マイクロ波の使用周波数が高い ほど減少する傾向を有し、例えば、14〜14.5GHzの周波数領域において、標準 の方形導波管によりTE101 モード空胴共振器を形成すると、その無負荷Qは実 質的に約5500が最良値である。
【0003】 そこで、実質的な無負荷Qを10000 以上とするには、共振器空胴の寸法を使用 波長に比し大きくすることになるが、反面、共振器空胴と導波管とを結合する結 合孔や共振周波数微調整機構により、他の不要な電磁界モード共振を誘発し易く なる。
【0004】 図5は従来の導波管阻止形空胴共振器を示したもので、図において、1は導波 管、2は方形TE104 モード空胴共振器本体、3は該方形TE104 モード空胴共 振器本体2の空胴、4は導波管1と方形TE104 モード空胴共振器本体2との重 なり部分で該方形TE104 モード空胴共振器本体2の空胴3が導波管1に結合さ れている結合孔である。
【0005】 図6(A)(B)は図5で使用している方形TE104 モード空胴共振器本体2 の寸法関係を示す横断面図及び縦断面図である。図において、aは該空胴共振器 本体2の高さ即ちTE10モードの遮断を支配する寸法、bは該空胴共振器本体2 の幅、Lは該空胴共振器本体2の長さ即ち共振軸長である。
【0006】 本図において、a=22mm、b=17mmに選ぶと、14〜14.5GHzを共振周波数範 囲とするTE104 モードの共振軸長は、図7のようになり、実質的な無負荷Qは 約11500 となる。寸法a,bは可能な限り他の不要な電磁界モード共振が14〜14 .5GHzの範囲と重複せず、且つ小型の空胴となるように選んである。図7には 、不要な共振の可能性がある電磁界モードの共振周波数も示してある。
【0007】
しかしながら、上記した従来の導波管阻止形空胴共振器では、不要なTE201 モード及びTE102 モードの共振は、計算上は14GHz以下となり、14〜14.5G Hzの帯域での共振を避けているが、非常に14GHzに近いので、導波管1との 間の結合孔4の形状,大きさ及びTE104 モードの共振周波数微調整機構の存在 により、該不要なTE201 モード及びTE102 モードの共振が所要帯域内に移動 したり、悪影響を及ぼす可能性がある。
【0008】 本考案の目的は、無負荷Qを上げても不要電磁界モード共振を遠ざけることが できる導波管阻止形空胴共振器を提供することにある。
【0009】
上記の目的を達成する本考案の構成を説明すると、本考案は導波管に結合孔を 介してTE104 モード方形共振器本体の空胴を結合させた導波管阻止形空胴共振 器において、 前記空胴のTE10モード遮断を支配する寸法の約1/4の位置で、且つ該空胴 のTE104 モード共振軸長寸法の約1/2の位置である該TE104 モード方形共 振器本体の内壁面位置に、金属ポストが前記空胴内に向けて突設されていること を特徴とする。
【0010】
このように、空胴のTE10モード遮断を支配する寸法の約1/4の位置で、且 つ空胴のTE104 モード共振軸長寸法の約1/2の位置である該TE104 モード 方形共振器本体の内壁面位置に、金属ポストを空胴内に向けて突設すると、空胴 の寸法を大きくして無負荷Qを上げても、不要電磁界モード共振を遠ざけること ができる。
【0011】
図1及び図2は、本考案に係る導波管阻止形空胴共振器の一実施例を示したも のである。なお、図5及び図6(A)(B)と対応する部分には、同一符号を付 けて示してある。
【0012】 本実施例の導波管阻止形空胴共振器においては、TE104 モード方形共振器本 体2の空胴3のTE10モード遮断を支配する寸法aの約1/4の位置で、且つ該 空胴3のTE104 モード共振軸長寸法Lの約1/2の位置である該TE104 モー ド方形共振器本体2の内壁面位置に、金属ポスト5が該空胴3内に向けて突設さ れている。なお、この位置は、金属ポスト5を実線で示した位置以外に、破線で 示した3箇所あり、計4箇所のうちいずれか1箇所、いずれか2箇所、いずれか 3箇所、又は、全ての箇所に設けることもできる。
【0013】 このようにすると、空胴3の寸法を大きくして、無負荷Qを上げても不要電磁 界モード共振を遠ざけることができる。
【0014】 以下、その理由を詳しく説明する。不要なTE201 モード及びTE102 モード 共振電磁界は、図6(A)(B)において、空胴3のTE104 モード共振軸長寸 法Lの方向では、該寸法Lの両端壁面を短絡面とし、寸法Lの1/2の位置のみ にて電圧最大となる共振定在波を形成する。一方、空胴3の寸法aの方向では、 寸法aの両端壁面を短絡面とし、両短絡面からそれぞれ寸法aの1/4の位置に 電圧最大となる共振定在波を形成する。いずれの電圧もその電気力線は、寸法b の方向を向いており、結果として、共振定在波は寸法aの1/4で、且つ、寸法 Lの1/2である位置にて最大電圧を形成しているので、この位置に図1及び図 2(A)(B)に示すように並列の容量性リアクタンスを呈する金属ポスト5を 寸法bの方向に向けて設置すれば、不要なTE201 モード及びTE102 モードの 共振軸長L及び共振軸長aに並列容量性リアクタンスによる電気長の伸びが加わ るので、不要なTE201 モード及びTE102 モードの共振周波数を低下させる効 果がある。
【0015】 一方、必要なTE104 モード共振においては、共振軸長寸法Lの方向では、寸 法Lの両端壁面を短絡面とし、寸法Lの1/2の位置を含む寸法Lの1/4の間 隔毎に等価短絡面、即ち、電圧零となる共振電圧定在波を形成している。従って 、前述した金属ポスト5の設置位置である寸法Lの1/2の位置では電圧が成長 し難いので、必要なTE104 モード共振は金属ポスト5の存在による電気長の伸 縮等の影響を被らない。
【0016】 前述したように、金属ポスト5の設置可能な位置は、図1(A)(B)に示し たように合計4箇所あるので、必要に応じ1個当りの金属ポスト5の高さを低く 維持した状態で、複数個の金属ポスト5を設置することにより、マイクロ波高電 力用の空胴共振器等において電圧破壊等の問題が生じ難い状態で不要モード共振 を除去することができる。
【0017】 また、実現できる高無負荷Qにより、電力損失が概ね高無負荷Qの逆比だけ低 減できる。更に、損失電力は空胴共振器において熱となるので、マイクロ波高電 力使用時に空胴共振器の不要な温度上昇が大幅に軽減される。
【0018】 前述した本考案の導波管阻止形空胴共振器の性能を実験により確認したので、 以下に詳しく説明する。
【0019】 図3は、図5及び図6(A)(B)に示す従来形の構造と前述した寸法を有し 、図7において必要なTE104 モード共振を14.25 GHzに設定した導波管阻止 形空胴共振器の反射減衰量を測定したグラフである。該図3において、イ,ロ, ハの各反共振周波数を図7によってモード識別をすると、イはTE201 モード及 びTE102 モード,ロはTE104 モード,ハはTE202 モードであることがわか る。14〜14.5GHzの所要帯域に対する不要なTE201 モード及びTE102 モー ドの共振は、十分14GHzより低域にあるが、その影響が14GHzにおいて最悪 の9dBの反射減衰量を呈している。
【0020】 図4は、図1(A)(B)及び図2に示す本考案の構造と前述した寸法を有し 、且つ金属ポスト5を1個だけ設けた場合の反射減衰量である。該図4において 、イ,ロ,ハは図3の場合と同じ電磁界モードの反共振周波数である。不要なT E201 モード及びTE102 モードの共振は、14GHzより更に低域へ遠ざかり、 14GHzにおける反射減衰量は30dBへ大幅に改善され、所要の14〜14.5GHz の帯域では必要なTE104 モードのみ単一共振パターンとなった。また、金属ポ スト5により、必要なTE104 モードの共振周波数は殆ど影響を被っていない。 更に、この状態における空胴共振器の無負荷Qは約11000 であり、金属ポスト5 の設置による劣化は殆どないことが判明した。
【0021】
以上説明したように、本考案に係る導波管阻止形空胴共振器は、空胴のTE10 モード遮断を支配する寸法の約1/4の位置で、且つ該空胴のTE104 モード共 振軸長寸法の約1/2の位置である該TE104 モード方形共振器本体の内壁面位 置に、金属ポストを空胴内に向けて突設したので、空胴の寸法を大きくして無負 荷Qを上げても、不要電磁界モード共振を遠ざけることができる。従って、本考 案によれば、無負荷Qが大きく、しかも、不要電磁界モード共振を所要周波数帯 域の外に除去することができる導波管阻止形空胴共振器を簡単な構造で容易に実 現することができる。
【図1】(A)(B)は本考案に係る導波管阻止形空胴
共振器で用いているTE104 モード方形共振器本体の横
断面図および縦断面図である。
共振器で用いているTE104 モード方形共振器本体の横
断面図および縦断面図である。
【図2】本考案に係る導波管阻止形空胴共振器の一実施
例を一部破断して示した斜視図である。
例を一部破断して示した斜視図である。
【図3】従来の導波管阻止形空胴共振器の反射減衰量特
性図である。
性図である。
【図4】本考案に係る導波管阻止形空胴共振器の反射減
衰量特性図である。
衰量特性図である。
【図5】従来の導波管阻止形空胴共振器を一部破断して
示した斜視図である。
示した斜視図である。
【図6】(A)(B)は従来の導波管阻止形空胴共振器
で用いているTE104 モード方形共振器本体の横断面図
および縦断面図である。
で用いているTE104 モード方形共振器本体の横断面図
および縦断面図である。
【図7】方形TE104 モード方形共振器本体の寸法対共
振周波数特性図である。
振周波数特性図である。
1…導波管、2…方形TE104 モード空胴共振器本体、
3…空胴、4…結合孔、5…金属ポスト
3…空胴、4…結合孔、5…金属ポスト
Claims (1)
- 【請求項1】 導波管に結合孔を介してTE104 モード
方形共振器本体の空胴を結合させた導波管阻止形空胴共
振器において、 前記空胴のTE10モード遮断を支配する寸法の約1/4
の位置で、且つ該空胴のTE104 モード共振軸長寸法の
約1/2の位置である該TE104 モード方形共振器本体
の内壁面位置に、金属ポストが前記空胴内に向けて突設
されていることを特徴とする導波管阻止形空胴共振器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1182692U JPH0574005U (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | 導波管阻止形空胴共振器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1182692U JPH0574005U (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | 導波管阻止形空胴共振器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0574005U true JPH0574005U (ja) | 1993-10-08 |
Family
ID=11788575
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1182692U Pending JPH0574005U (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | 導波管阻止形空胴共振器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0574005U (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50138757A (ja) * | 1974-04-08 | 1975-11-05 | ||
| JPS5846701A (ja) * | 1981-09-11 | 1983-03-18 | Nec Corp | 導波管帯域阻止ろ波器 |
-
1992
- 1992-03-10 JP JP1182692U patent/JPH0574005U/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50138757A (ja) * | 1974-04-08 | 1975-11-05 | ||
| JPS5846701A (ja) * | 1981-09-11 | 1983-03-18 | Nec Corp | 導波管帯域阻止ろ波器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19970826 |