JPH0574084U - 輝度信号処理回路 - Google Patents

輝度信号処理回路

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JPH0574084U JP1209592U JP1209592U JPH0574084U JP H0574084 U JPH0574084 U JP H0574084U JP 1209592 U JP1209592 U JP 1209592U JP 1209592 U JP1209592 U JP 1209592U JP H0574084 U JPH0574084 U JP H0574084U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 50Hz系の輝度信号を60Hz系の受像機
で受像する場合に走査線数の相違から生じるオーバスキ
ャンを防止する。 【構成】 1フレーム周期の信号SW25を4つの単安
定マルチバイブレータ14,20,24および28でそ
れぞれ所定水平時間遅延させた制御信号を作成する。こ
の制御信号に基づいて、スイッチ回路32および16で
ペデスタルレベル,シンクチップレベルおよび入力輝度
信号のいずれかを選択し出力する。これによって、信号
SW25の立ち上がりまたは立ち下がりから31.5H
期間映像部分をミュートし、その後の2.5H期間擬似
垂直同期信号を挿入する。そして、257.5H期間入
力輝度信号をスルーした後25H期間映像部分をミュー
トする。ミュート期間中、水平同期信号を挿入する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、輝度信号処理回路に関し、特に50Hz系のテレビジョン信号に おける輝度信号を60Hz系の受像機で受信する場合に用いられる、輝度信号処 理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
50Hz系の輝度信号を60Hz系に変換する方法として、ディジタル信号処 理によってフィールド内走査線構造を変換する方法がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述の方法では、回路が複雑となりコストが高くなるので、簡易的な装置には 向かない。また、50Hz系の信号の走査線数は60Hz系の走査線数よりも多 いため、60Hz系の受像機の垂直走査フリーラン周期の設定が1/50秒より 短い場合、フィールド走査中に垂直帰線されたフィールド内の残りの映像が画面 上部でオーバスキャンされることがあり見苦しい。また、クローリングが発生す る場合もある。
【0004】 それゆえに、この考案の主たる目的は、50Hz系のテレビジョン信号におけ る輝度信号を60Hz系の受像機で受信する場合において、オーバスキャンやク ローリングが発生せず、かつコストの低い、輝度信号処理回路を提供することで ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案は、50Hz系のテレビジョン信号における輝度信号を60Hz系の 輝度信号に変換する輝度信号処理回路であって、フィールド内基準信号をそれぞ れ異なる所定水平期間遅延させて複数の制御信号を作成する制御信号作成手段、 制御信号作成手段から出力される複数の制御信号の少なくとも1つに基づいて6 0Hz系の輝度信号の映像部分の開始直前に擬似垂直同期信号を挿入する擬似垂 直同期信号挿入手段、制御信号作成手段から出力される複数の制御信号の少なく とも1つに基づいて50Hz系の輝度信号のうち所定水平期間の映像部分をミュ ートするミュート手段、およびミュート手段によってミュートした部分に水平同 期信号またはそれに相当する信号を挿入する水平同期信号挿入手段を備える、輝 度信号処理回路である。
【0006】
【作用】
たとえば、フィールド内基準信号としてVHS方式ビデオテープレコーダの垂 直同期信号に同期した1フレーム周期の信号などを使用する。そして、たとえば 複数段の単安定マルチバイブレータを含む制御信号作成手段によって、フィール ド内基準信号を遅延させた複数の制御信号が作成される。この複数の制御信号の 少なくとも1つに基づいて、擬似垂直同期信号挿入手段が、垂直同期をずらすた めに60Hz系の輝度信号の映像部分となる水平期間の直前に、たとえば水平同 期信号に相当する信号を擬似垂直同期信号として挿入する。また、ミュート手段 は、この複数の制御信号の少なくとも1つに基づいて、50Hz系と60Hz系 との走査線数差に起因する余分な映像部分をなくすために、輝度信号の映像部分 をミュートする。このとき、水平同期信号挿入手段によって、ミュート手段にお けるミュート期間中に、水平同期信号またはそれに相当する信号を挿入して水平 同期がとれるようにする。このように、擬似垂直同期信号を挿入して垂直同期を ずらし、余分な映像部分をミュートするので、50Hz系と60Hz系との走査 線数の違いによるオーバスキャンやクローリングは発生しない。
【0007】
【考案の効果】
この考案によれば、従来のようなディジタル信号処理を用いないので回路が簡 単かつ安価になるとともに、50Hz系と60Hz系との走査線数の違いによる オーバスキャンやクローリングが発生しないので、50Hz系の輝度信号を簡易 的に60Hz系の受像機で受像する場合に極めて有効である。
【0008】 この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行 う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0009】
【実施例】
周知のように、テレビジョン信号は図7に示すようなものである。60Hz系 であるNTSC方式のテレビジョン信号の走査線数は1フィールド当たり262 .5本であり、50Hz系であるPAL方式のテレビジョン信号の走査線本数は 1フィールド当たり312.5本である。したがって、PAL方式のテレビジョ ン信号をNTSC方式の受像機で受像する場合には50本程度の走査線が余分と なる。そこで、以下に述べる実施例では、この余分な走査線が受像機の画面に表 れないようにしている。
【0010】 図1を参照して、この実施例の輝度信号処理回路10は、たとえばPAL方式 ビデオテープレコーダに設けられるものであり、フィールド内基準信号として図 2(a)に示す垂直同期信号に同期した1フレーム周期の信号(以下、「SW2 5」とする)を使用する。信号SW25は入力端子12より入力され、コンデン サCおよび抵抗Rによって微分され、トリガ信号として単安定マルチバイブレー タ(MM1)14に入力される。単安定マルチバイブレータ14は信号SW25 の立ち上がりおよび立ち下がりでそれぞれトリガされ、時間幅τが31.5水平 (以下、「H」)期間である図2(b)に示すようなパルスを出力する。図2( b)に示す単安定マルチバイブレータ14の非反転出力(Q)がスイッチ回路1 6の制御信号として与えられるとともに、ANDゲート18の一方入力に与えら れる。また、単安定マルチバイブレータ14の反転出力(/Q)は単安定マルチ バイブレータ(MM2)20のトリガ入力として与えられる。単安定マルチバイ ブレータ20は、トリガ入力の立ち下がりから時間幅τ=2.5Hのパルスを出 力する。図2(c)に示す単安定マルチバイブレータ20の非反転出力(Q)は 単安定マルチバイブレータ14の非反転出力とOR態様でスイッチ回路16に制 御信号として与えられるとともに、ANDゲート22の一方入力に与えられる。 また、単安定マルチバイブレータ20の反転出力(/Q)は単安定マルチバイブ レータ(MM3)24のトリガ入力として与えられるとともに、XORゲート2 6の一方入力に与えられる。単安定マルチバイブレータ24は、そのトリガ入力 の立ち下がりから時間幅τ=257.5Hの反転出力(/Q)を単安定マルチバ イブレータ(MM4)28のトリガ入力として与える。単安定マルチバイブレー タ28は、そのトリガ入力の立ち下がりから時間幅τ=25Hの図2(e)に示 すような非反転出力(Q)を単安定マルチバイブレータ14および20の非反転 出力とOR態様でスイッチ回路16に制御信号として与える。単安定マルチバイ ブレータ28の非反転出力(/Q)は単安定マルチバイブレータ14の反転出力 とOR態様で前述のANDゲート18の一方入力に与えられる。
【0011】 一方、入力端子30からは水平同期信号の正極性入力(HD )が入力される。 この水平同期信号はANDゲート18の他方入力に与えられる。そして、AND ゲート18からの図3(b)に示すような出力がスイッチ回路32に制御信号と して与えられる。また、入力端子30から入力された水平同期信号は、NOT回 路34を介して前述のXORゲート26の他方入力にも与えられる。XORゲー ト26からの出力は前述のANDゲート22の他方入力に与えられる。そして、 ANDゲート22からの図3(a)に示すようなものは、ANDゲート18の出 力とOR態様でスイッチ回路32に制御信号として与えられる。
【0012】 スイッチ回路32は、制御信号がハイレベルのときペデスタルレベルを選択し 、制御信号がローレベルのときシンクチップレベルを選択して、スイッチ回路1 6の一方入力16aに与える。一方、スイッチ回路16の他方入力16bには入 力端子36から入力されるクランプされている輝度信号入力が与えられる。そし て、スイッチ回路16は、制御信号がハイレベルのときには一方入力16a側、 すなわちスイッチ回路32の出力側を選択して出力する。そして、スイッチ回路 16は、制御信号がローレベルのときには他方入力16b側を選択し、輝度信号 入力をスルーして出力する。
【0013】 本来の垂直同期は信号SW25の立ち上がりまたは立ち下がりから6.5Hの 位置にあるので、垂直等化部の開始4.0H前が信号SW25の立ち上がりまた は立ち下がりとなる。したがって、信号SW25の立ち上がりまたは立ち下がり からまず31.5Hの期間水平同期信号HD の反転/HD のみを挿入して映像部 分をミュートする。すなわち、スイッチ回路16は、単安定マルチバイブレータ 14からの図2(b)に示すハイレベルの非反転出力に応じて、入力16b側す なわち入力輝度信号ではなく、入力16a側すなわちスイッチ回路32の出力を 選択する。したがって、この31.5Hの期間、輝度信号はミュートされる。こ のとき、単安定マルチバイブレータ14からハイレベル信号が与えられるので、 ANDゲート18は、水平同期信号HD をスイッチ回路32の制御信号として出 力する。したがって、スイッチ回路32は水平同期信号のハイレベルとローレベ ルとに応じて、ペデスタルレベルとシンクチップレベルとを選択する。したがっ て、スイッチ回路16の選択された入力16aには、水平同期信号HD がそのま ま与えられることになり、ミュート期間中、水平走査が乱れるということはない 。
【0014】 ついで、31.5H後の2.5H期間、単安定マルチバイブレータ20から図 2(c)に示すようなハイレベルの非反転信号が出力される。したがって、スイ ッチ回路16は輝度信号を上述のようにミュートしたままである。このとき、単 安定マルチバイブレータ20の反転出力はローレベルとなるので、XORゲート 26からはNOT回路34で反転された水平同期信号(/HD )が出力され、そ れがANDゲート22を通してスイッチ回路32に出力される。したがって、こ の2.5Hのミュート期間、スイッチ回路32すなわちスイッチ回路16からは 、反転された水平同期信号(HD )が出力され、それが、図4に示す2.5H期 間に擬似垂直同期信号(擬似VD )として作用する。
【0015】 その後、単安定マルチバイブレータ24で257.5Hをカウントするまでは 、図2(d)に示すように、単安定マルチバイブレータ28の非反転出力はハイ レベルにはならない。したがって、スイッチ回路16の制御信号としてはローレ ベルが与えられ、スイッチ回路16は、この257.5H期間、他方入力16b から与えられる入力輝度信号をそのまま出力する。
【0016】 最後に、単安定マルチバイブレータ28の非反転出力が上述の257.5H後 にハイレベルになり、それがスイッチ回路16に与えられ、かつANDゲート1 8に与えられるので、先に説明した場合と同様に、輝度信号をミュートするとと もにその期間中水平同期信号を挿入する。 このような処理によって、図4に示すように50Hz系の輝度信号を60Hz 系の輝度信号に変換でき、しかも50Hz系と60Hz系の走査線本数の相違か ら発生するオーバスキャンを防止することができる。このとき、垂直偏向信号の 取り出し方を変化させることで50Hz系の映像の中心を60Hz系の受像機の モニタの中心とすることができる。
【0017】 図5に示す他の実施例の輝度信号処理回路40は、フィールド内基準信号とし てコンポジット映像信号から色差信号を抜いた信号(単に輝度信号とする)を使 用する。入力端子42から入力されたこの輝度信号は、同期分離回路44に入力 されて垂直同期信号(VD )と水平同期信号(HD )とに分離されるとともに、 スイッチ回路46の一方入力46aに与えられる。同期分離回路44で抽出され た水平同期信号(HD )は、NOT回路48を介してスイッチ回路46の他方入 力46bに与えられる。スイッチ回路46の出力がスイッチ回路50の一方入力 50aに与えられ、その他方入力50bには水平同期信号(HD )が与えられる 。同期分離回路44で抽出された垂直同期信号(VD )はトリガ信号として単安 定マルチバイブレータ(MM5)52に入力される。単安定マルチバイブレータ 52は垂直同期信号(VD )の立ち下がりから時間幅τ=50Hのパルスを作成 し、その非反転出力を制御信号としてスイッチ回路46に与えるとともに、単安 定マルチバイブレータ54にトリガ入力として与える。単安定マルチバイブレー タ(MM6)54は、そのトリガ入力の立ち下がりから時間幅τ=3Hのパルス を作成し、その非反転出力がスイッチ回路50に制御信号として与えられる。
【0018】 スイッチ回路46では単安定マルチバイブレータ52からの50H期間のハイ レベルの制御信号に応答して他方入力46bが選択され、制御信号がローレベル のとき一方入力46aが選択される。スイッチ回路50では単安定マルチバイブ レータ54からの3H期間のハイレベルの制御信号に応答して他方入力50bが 選択され、その制御信号がローレベルのときには一方入力50aが選択される。 スイッチ回路50からの出力が出力端子56に出力される。
【0019】 図5に示す実施例においては、垂直同期信号(VD )の立ち下がりから50H 期間単安定マルチバイブレータ52の出力がハイレベルになるので、スイッチ回 路46が一方入力46aではなく他方入力46bを選択する。また、単安定マル チバイブレータ54の出力は50H期間中ローレベルである。したがって、この 50H期間、輝度信号はミュートされる。同時に、上述の他方入力46bには同 期分離回路44からNOT回路48を通して出力される反転された水平同期信号 (/HD )が与えられるので、スイッチ回路50から出力端子56へはスイッチ 回路46から出力された反転された水平同期信号(/HD )が与えられる。この ようにして、ミュート期間中、水平同期信号に相当する信号が出力されるので、 水平走査が乱れることはない。
【0020】 その後の3H期間、単安定マルチバイブレータ54の出力がハイレベルになる ので、スイッチ回路50が他方入力50b側に切り換えられ、出力端子56には 水平同期信号(HD )がそのまま出力される。この3Hの期間の水平同期信号( HD )は擬似垂直同期信号(擬似VD )として作用する。 このような処理によって、図6(a)に示す50Hz系の輝度信号は、図6( b)に示すような60Hz系の輝度信号に変換される。この実施例においても5 0Hz系と60Hz系との走査線数差に起因する50本の余分な走査線をミュー トしているので、それによるオーバスキャンを防止することができる。
【0021】 なお、図1実施例および図5実施例において、映像部分のミュートは50H程 度であればよいので、単安定マルチバイブレータ14,20,24,28および 52の時定τはそれぞれの実施例に示す値に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す回路図である。
【図2】図1実施例における各単安定マルチバイブレー
タの非反転出力を示す波形図である。
【図3】図1実施例における各ANDゲートの出力を示
す波形図である。
【図4】図1実施例の動作を示すタイミング図である。
【図5】この考案の他の実施例を示す回路図である。
【図6】図5実施例の動作を示すタイミング図である。
【図7】一般的なテレビジョン信号(コンポジット映像
信号)を示す波形図である。
【符号の説明】
10,40 …輝度信号処理回路 14,20,24,28,52,54 …単安定マルチ
バイブレータ 16,32,46,50 …スイッチ回路 18,22 …ANDゲート 26 …XORゲート 34,48 …NOT回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】50Hz系のテレビジョン信号における輝
    度信号を60Hz系の輝度信号に変換する輝度信号処理
    回路であって、 フィールド内基準信号をそれぞれ異なる所定水平期間遅
    延させて複数の制御信号を作成する制御信号作成手段、 前記制御信号作成手段から出力される前記複数の制御信
    号の少なくとも1つに基づいて前記60Hz系の輝度信
    号の映像部分の開始直前に擬似垂直同期信号を挿入する
    擬似垂直同期信号挿入手段、 前記制御信号作成手段から出力される前記複数の制御信
    号の少なくとも1つに基づいて前記50Hz系の輝度信
    号のうち所定水平期間の映像部分をミュートするミュー
    ト手段、および前記ミュート手段によってミュートした
    部分に水平同期信号またはそれに相当する信号を挿入す
    る水平同期信号挿入手段を備える、輝度信号処理回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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