JPH057419A - コンバイン - Google Patents
コンバインInfo
- Publication number
- JPH057419A JPH057419A JP16255391A JP16255391A JPH057419A JP H057419 A JPH057419 A JP H057419A JP 16255391 A JP16255391 A JP 16255391A JP 16255391 A JP16255391 A JP 16255391A JP H057419 A JPH057419 A JP H057419A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- moisture value
- threshing
- vehicle speed
- speed
- value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Combines (AREA)
- Harvester Elements (AREA)
- Threshing Machine Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 脱穀装置の選別部において、脱穀粒等の扱き
処理物の粘着による詰まり等の不具合を防止しながら
も、脱穀負荷を適正に保って脱穀装置の処理能力を十分
に活用する。 【構成】 車速を変速するための車速変速手段100が
設けられたコンバインに、脱穀粒Xの水分値αを検出す
るための水分値検出手段11を設けるとともに、その水
分値検出手段11の検出情報に基づいて、車速変速手段
100により変速可能な最高速度VH を、水分値αが大
きい時の方が水分値αが小さい時よりも低速側に自動的
に変更設定する最高速度牽制手段101が設けられてい
ることを特徴とする。
処理物の粘着による詰まり等の不具合を防止しながら
も、脱穀負荷を適正に保って脱穀装置の処理能力を十分
に活用する。 【構成】 車速を変速するための車速変速手段100が
設けられたコンバインに、脱穀粒Xの水分値αを検出す
るための水分値検出手段11を設けるとともに、その水
分値検出手段11の検出情報に基づいて、車速変速手段
100により変速可能な最高速度VH を、水分値αが大
きい時の方が水分値αが小さい時よりも低速側に自動的
に変更設定する最高速度牽制手段101が設けられてい
ることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車速を変速するための
車速変速手段が設けられたコンバインに関する。
車速変速手段が設けられたコンバインに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記コンバインにおいては、過大
負荷時には減速側にかつ過少負荷時には増速側に、車速
変速手段を操作して殻稈刈取量を調節することによっ
て、脱穀装置に過負荷を与えることを抑制しながらも脱
穀装置の処理能力を可及的に活用する。又、その際、殻
稈が湿っている場合には、乾燥している場合に較べて、
脱穀負荷自体が大きくなると同時に、殻稈植立密度の変
化や車速の変化に伴う脱穀負荷の変動量も大になる点に
鑑みて、刈取殻稈の水分値を検出し、その検出値に基づ
いて、前記車速変速手段により変速可能な最高速度を、
前記水分値が大きくなるほど低くするように自動的に変
更設定していた(実開昭61−22446号公報)。こ
うして、過負荷によるエンジン停止等のトラブルの発生
を防止していた。
負荷時には減速側にかつ過少負荷時には増速側に、車速
変速手段を操作して殻稈刈取量を調節することによっ
て、脱穀装置に過負荷を与えることを抑制しながらも脱
穀装置の処理能力を可及的に活用する。又、その際、殻
稈が湿っている場合には、乾燥している場合に較べて、
脱穀負荷自体が大きくなると同時に、殻稈植立密度の変
化や車速の変化に伴う脱穀負荷の変動量も大になる点に
鑑みて、刈取殻稈の水分値を検出し、その検出値に基づ
いて、前記車速変速手段により変速可能な最高速度を、
前記水分値が大きくなるほど低くするように自動的に変
更設定していた(実開昭61−22446号公報)。こ
うして、過負荷によるエンジン停止等のトラブルの発生
を防止していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術では、刈取殻稈の水分値を検出するものであるから、
その検出値による車速変速時の最高速度の抑制によっ
て、脱穀負荷が過負荷になることを防止できる。但し、
前記刈取殻稈の水分値と、脱穀部で扱き処理されて選別
部に送られる脱穀粒等の扱き処理物の水分値とが完全に
一致するとは言えない為に、前記選別部での扱き処理物
の粘着による詰まり等の不具合に対しては、前記従来技
術では、適切に対処出来ない虞れがあった。
術では、刈取殻稈の水分値を検出するものであるから、
その検出値による車速変速時の最高速度の抑制によっ
て、脱穀負荷が過負荷になることを防止できる。但し、
前記刈取殻稈の水分値と、脱穀部で扱き処理されて選別
部に送られる脱穀粒等の扱き処理物の水分値とが完全に
一致するとは言えない為に、前記選別部での扱き処理物
の粘着による詰まり等の不具合に対しては、前記従来技
術では、適切に対処出来ない虞れがあった。
【0004】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であって、その目的は、脱穀装置の選別部において、脱
穀粒等の扱き処理物の粘着による詰まり等の不具合を防
止しながらも、脱穀負荷を適正に保って脱穀装置の処理
能力を十分に活用するようにしたコンバインを得ること
にある。
であって、その目的は、脱穀装置の選別部において、脱
穀粒等の扱き処理物の粘着による詰まり等の不具合を防
止しながらも、脱穀負荷を適正に保って脱穀装置の処理
能力を十分に活用するようにしたコンバインを得ること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるコンバイン
の特徴構成は、脱穀粒の水分値を検出するための水分値
検出手段を設けるとともに、その水分値検出手段の検出
情報に基づいて、前記車速変速手段により変速可能な最
高速度を、前記水分値が大きい時の方が前記水分値が小
さい時よりも低速側に自動的に変更設定する最高速度牽
制手段が設けられている点にある。
の特徴構成は、脱穀粒の水分値を検出するための水分値
検出手段を設けるとともに、その水分値検出手段の検出
情報に基づいて、前記車速変速手段により変速可能な最
高速度を、前記水分値が大きい時の方が前記水分値が小
さい時よりも低速側に自動的に変更設定する最高速度牽
制手段が設けられている点にある。
【0006】
【作用】本発明の特徴構成によれば、前記水分値検出手
段が検出した脱穀粒の水分値が大きい時は、前記最高速
度牽制手段によって、前記車速変速手段により変速可能
な最高速度が低速側に抑制されるから、前記車速変速手
段を高速側に操作し過ぎて脱穀装置が過負荷になること
がない。また、扱き処理された脱穀粒の水分値を直接測
定するものであり、その水分値が大きい時は、変速可能
な最高速度が低速側に抑制されるから、刈取殻稈量が減
少し、これに応じて脱穀装置内の選別部に漏下してくる
脱穀粒等の扱き処理物量も少なくなり、従って、粘着に
よる前記扱き処理物の詰まり等の不具合が発生しにくい
ものとなる。
段が検出した脱穀粒の水分値が大きい時は、前記最高速
度牽制手段によって、前記車速変速手段により変速可能
な最高速度が低速側に抑制されるから、前記車速変速手
段を高速側に操作し過ぎて脱穀装置が過負荷になること
がない。また、扱き処理された脱穀粒の水分値を直接測
定するものであり、その水分値が大きい時は、変速可能
な最高速度が低速側に抑制されるから、刈取殻稈量が減
少し、これに応じて脱穀装置内の選別部に漏下してくる
脱穀粒等の扱き処理物量も少なくなり、従って、粘着に
よる前記扱き処理物の詰まり等の不具合が発生しにくい
ものとなる。
【0007】
【発明の効果】本発明の特徴構成によれば、脱穀装置内
での扱き処理物の詰まり等によって作業が中断されるト
ラブルの発生を少なくし、しかも、脱穀負荷を適正に保
って脱穀装置の処理能力を十分に活用するようにした、
全体として、操作面、作業能率面、及び、耐久面におい
て優れたコンバインを得ることができた。
での扱き処理物の詰まり等によって作業が中断されるト
ラブルの発生を少なくし、しかも、脱穀負荷を適正に保
って脱穀装置の処理能力を十分に活用するようにした、
全体として、操作面、作業能率面、及び、耐久面におい
て優れたコンバインを得ることができた。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面に基づいて説
明する。先ず、図2に基づいて、コンバインの脱穀装置
1について説明する。脱穀装置1は、フィードチェーン
16で機体前方側から機体後方側に向かって挟持搬送さ
れる刈取穀桿を扱処理する扱胴17を収納する扱室A
と、その扱室Aからの漏下処理物に対して選別作用する
揺動選別板18と選別風を送風する唐箕19とを備えた
選別装置Bとからなる。前記扱室Aの下部には、前記扱
胴17の下側外周部に沿って脱穀処理物が漏下する受け
網21が設けられ、その受け網21の後方箇所に、前記
扱室A内に残存する脱穀処理物を排出するための送塵口
22が形成されている。
明する。先ず、図2に基づいて、コンバインの脱穀装置
1について説明する。脱穀装置1は、フィードチェーン
16で機体前方側から機体後方側に向かって挟持搬送さ
れる刈取穀桿を扱処理する扱胴17を収納する扱室A
と、その扱室Aからの漏下処理物に対して選別作用する
揺動選別板18と選別風を送風する唐箕19とを備えた
選別装置Bとからなる。前記扱室Aの下部には、前記扱
胴17の下側外周部に沿って脱穀処理物が漏下する受け
網21が設けられ、その受け網21の後方箇所に、前記
扱室A内に残存する脱穀処理物を排出するための送塵口
22が形成されている。
【0009】前記揺動選別板18は、機体前方から後方
に向かって順次並ぶように配置されたグレンパン23、
チャフシーブ24、及び、ストローラック25の夫々を
備えている。前記チャフシーブ24の下方には、補助グ
レンパン26とグレンシーブ27とが前後方向に順次並
ぶ状態で配置されている。前記グレンパン23乃至グレ
ンシーブ24の各部は、左右一対の側板28の間に固定
され、全体として板状に形成されている。又、図中、2
9は前記送塵口22から排出される処理物に作用するス
トローラック、30は前記グレンシーブ27から漏下す
る脱穀粒Xを一番物として回収する一番物回収部、31
は前記ストローラック25の終端部や前記グレンシーブ
27の終端部を越えて落下する藁屑等と脱穀粒Xとが混
入した処理物を回収して前記扱室Aに還元するための二
番物回収部である。
に向かって順次並ぶように配置されたグレンパン23、
チャフシーブ24、及び、ストローラック25の夫々を
備えている。前記チャフシーブ24の下方には、補助グ
レンパン26とグレンシーブ27とが前後方向に順次並
ぶ状態で配置されている。前記グレンパン23乃至グレ
ンシーブ24の各部は、左右一対の側板28の間に固定
され、全体として板状に形成されている。又、図中、2
9は前記送塵口22から排出される処理物に作用するス
トローラック、30は前記グレンシーブ27から漏下す
る脱穀粒Xを一番物として回収する一番物回収部、31
は前記ストローラック25の終端部や前記グレンシーブ
27の終端部を越えて落下する藁屑等と脱穀粒Xとが混
入した処理物を回収して前記扱室Aに還元するための二
番物回収部である。
【0010】前記一番物回収部30の側部には、前記脱
穀粒Xの電気抵抗の大きさより、その含有している水分
値αを測定する水分値検出手段11が設けられている。
詳述はしないが、その機構は、前記一番物回収部30に
回収した脱穀粒Xを1粒ずつ取り込み、電極と兼用され
た一対の回転ローラーに挟んで押しつぶした状態で、そ
の電極間の電気抵抗を測るようにしたものである。
穀粒Xの電気抵抗の大きさより、その含有している水分
値αを測定する水分値検出手段11が設けられている。
詳述はしないが、その機構は、前記一番物回収部30に
回収した脱穀粒Xを1粒ずつ取り込み、電極と兼用され
た一対の回転ローラーに挟んで押しつぶした状態で、そ
の電極間の電気抵抗を測るようにしたものである。
【0011】前記チャフシーブ24は、処理物移送方向
(図中において左右方向)に並置された複数個の帯板状
部材24aによって形成されている。それら帯板状部材
24aは、互いに平行な状態を保ちながら、その上端部
を支点として前記左右の側板28に対して回動自在に取
り付けられている。つまり、前記チャフシーブ24は前
記帯板状部材24aを回動操作してその間隔tを大小に
変更調節することにより、前記間隔tを通過する単位時
間当たりの脱穀粒Xの量を大小に変更調節して、前記チ
ャフシーブ24上に堆積する脱穀粒Xの厚みを変更調節
できるように構成されているのである。
(図中において左右方向)に並置された複数個の帯板状
部材24aによって形成されている。それら帯板状部材
24aは、互いに平行な状態を保ちながら、その上端部
を支点として前記左右の側板28に対して回動自在に取
り付けられている。つまり、前記チャフシーブ24は前
記帯板状部材24aを回動操作してその間隔tを大小に
変更調節することにより、前記間隔tを通過する単位時
間当たりの脱穀粒Xの量を大小に変更調節して、前記チ
ャフシーブ24上に堆積する脱穀粒Xの厚みを変更調節
できるように構成されているのである。
【0012】又、図2及び図3に示すように、前記チャ
フシーブ24上に堆積する脱穀粒Xの厚みを検出する2
個の接触式のシーブセンサSとして、処理物移送方向に
間隔を隔てる状態で前方に前方シーブセンサS3 、後方
に後方シーブセンサS4 が前記受け網21に支持フレー
ム32を利用して付設されている。各センサS3,S4の
夫々は略同一構造になるものであって、横軸芯回りに揺
動自在に垂下されたセンサバー33a,33bと、それ
らセンサバー33a,33bの揺動角度に応じた電圧を
出力するポテンショメータ(図示せず)とを備えてい
る。但し、後方シーブセンサS4 のセンサバー33bは
その断面が略四角形の棒状に形成されているが、前方シ
ーブセンサS3 のセンサバー33aは、幅広で、且つ、
平面視において処理物に接触する前面側が後方側に向け
て設定角度θ傾斜した形状に形成されている。
フシーブ24上に堆積する脱穀粒Xの厚みを検出する2
個の接触式のシーブセンサSとして、処理物移送方向に
間隔を隔てる状態で前方に前方シーブセンサS3 、後方
に後方シーブセンサS4 が前記受け網21に支持フレー
ム32を利用して付設されている。各センサS3,S4の
夫々は略同一構造になるものであって、横軸芯回りに揺
動自在に垂下されたセンサバー33a,33bと、それ
らセンサバー33a,33bの揺動角度に応じた電圧を
出力するポテンショメータ(図示せず)とを備えてい
る。但し、後方シーブセンサS4 のセンサバー33bは
その断面が略四角形の棒状に形成されているが、前方シ
ーブセンサS3 のセンサバー33aは、幅広で、且つ、
平面視において処理物に接触する前面側が後方側に向け
て設定角度θ傾斜した形状に形成されている。
【0013】説明を加えれば、前記扱室Aでは入口側
(図中において左方向)ほど扱処理量が多くなりそれに
伴って扱室Aから揺動選別板18上に漏下する処理物の
量が扱室Aの入口側のほうが出口側よりも多くなる。従
って、前記扱室Aの入口側下方となる前方シーブセンサ
S3 の付設箇所では、後方シーブセンサS4 の付設箇所
よりも堆積する処理物の厚みが厚くなる傾向がある。
又、扱胴17は前後方向軸芯回りに回転駆動されて穀桿
を扱処理することから、前記前方シーブセンサS3の付
設箇所では、図4に示すように、機体横幅方向において
穂先側(図中において上方向)の方が株元側よりも、受
け網21を漏下する処理物量が多くなるため、揺動選別
板18上の処理物である脱穀粒Xの厚みが機体横幅方向
に偏った状態で堆積される傾向がある。そこで、後方側
に傾斜させた前方シーブセンサS3 のセンサバー33a
を利用して堆積の偏りを均平化させるようにしているの
である。その結果、後方シーブセンサS4 は、堆積状態
の偏りを均平化された状態となっている脱穀粒Xの厚み
を検出できるので検出誤差を低減できる。尚、詳述はし
ないが、前記両センサバー33a,33bは夫々前方側
へ復帰付勢された状態で設けられている。そして、前方
シーブセンサS3 は後方シーブセンサS4 よりも処理物
への接触面が広いので、前方シーブセンサS3 の復帰付
勢力を大に設定されてある。
(図中において左方向)ほど扱処理量が多くなりそれに
伴って扱室Aから揺動選別板18上に漏下する処理物の
量が扱室Aの入口側のほうが出口側よりも多くなる。従
って、前記扱室Aの入口側下方となる前方シーブセンサ
S3 の付設箇所では、後方シーブセンサS4 の付設箇所
よりも堆積する処理物の厚みが厚くなる傾向がある。
又、扱胴17は前後方向軸芯回りに回転駆動されて穀桿
を扱処理することから、前記前方シーブセンサS3の付
設箇所では、図4に示すように、機体横幅方向において
穂先側(図中において上方向)の方が株元側よりも、受
け網21を漏下する処理物量が多くなるため、揺動選別
板18上の処理物である脱穀粒Xの厚みが機体横幅方向
に偏った状態で堆積される傾向がある。そこで、後方側
に傾斜させた前方シーブセンサS3 のセンサバー33a
を利用して堆積の偏りを均平化させるようにしているの
である。その結果、後方シーブセンサS4 は、堆積状態
の偏りを均平化された状態となっている脱穀粒Xの厚み
を検出できるので検出誤差を低減できる。尚、詳述はし
ないが、前記両センサバー33a,33bは夫々前方側
へ復帰付勢された状態で設けられている。そして、前方
シーブセンサS3 は後方シーブセンサS4 よりも処理物
への接触面が広いので、前方シーブセンサS3 の復帰付
勢力を大に設定されてある。
【0014】次に、図1に基づいて制御構成について説
明する。エンジンEの出力が作業装置としての前記脱穀
装置1及び刈取部2の夫々に伝動されると共に、走行用
の変速装置3にも伝動され、その変速装置3の出力が、
クローラ走行装置4のミッション部5に伝動されるよう
になっている。但し、詳述はしないが、各部の間の伝動
はベルト等によって行われることになる。又、前記エン
ジンEの回転数を検出する回転数センサS1 が設けら
れ、前記走行装置4又はそれに連動して回転する前記ミ
ッション部5の入力軸5Aに伝動される前記変速装置3
の出力回転数に基づいて車速を検出する車速センサS2
が、前記ミッション部5に付設されている。
明する。エンジンEの出力が作業装置としての前記脱穀
装置1及び刈取部2の夫々に伝動されると共に、走行用
の変速装置3にも伝動され、その変速装置3の出力が、
クローラ走行装置4のミッション部5に伝動されるよう
になっている。但し、詳述はしないが、各部の間の伝動
はベルト等によって行われることになる。又、前記エン
ジンEの回転数を検出する回転数センサS1 が設けら
れ、前記走行装置4又はそれに連動して回転する前記ミ
ッション部5の入力軸5Aに伝動される前記変速装置3
の出力回転数に基づいて車速を検出する車速センサS2
が、前記ミッション部5に付設されている。
【0015】又、図1中、7は前記変速装置3の手動操
作用レバー、8は前記変速装置3を自動的に減速操作す
るための操作用アクチュエータとしての電動モータであ
って、前記手動操作用レバー7と前記変速装置3との連
係機構9に対して摩擦式保持機構10を介して連係され
ている。つまり、手動による変速操作を前記電動モータ
8による変速操作に優先させながらも自動的に変速操作
できるようにしているのである。
作用レバー、8は前記変速装置3を自動的に減速操作す
るための操作用アクチュエータとしての電動モータであ
って、前記手動操作用レバー7と前記変速装置3との連
係機構9に対して摩擦式保持機構10を介して連係され
ている。つまり、手動による変速操作を前記電動モータ
8による変速操作に優先させながらも自動的に変速操作
できるようにしているのである。
【0016】又、マイクロコンピュータ利用の制御装置
6が設けられており、これに前記回転数センサS1 、前
記車速センサS2 、前記2個のシーブセンサS3 ,S4
の検出信号が入力され、さらに、脱穀された脱穀粒Xの
含有する水分値αを測る水分値検出手段11からの検出
信号と、目標の設定水分値Iを入力する目標水分値設定
器12が接続されている。また、前記制御装置6は前記
電動モータ8を駆動するとともに、前記検出された水分
値αが前記設定水分値Iよりも大きい時に作業者に警告
する手段としての警報ブザー13と警報ランプ14を駆
動するようになっている。
6が設けられており、これに前記回転数センサS1 、前
記車速センサS2 、前記2個のシーブセンサS3 ,S4
の検出信号が入力され、さらに、脱穀された脱穀粒Xの
含有する水分値αを測る水分値検出手段11からの検出
信号と、目標の設定水分値Iを入力する目標水分値設定
器12が接続されている。また、前記制御装置6は前記
電動モータ8を駆動するとともに、前記検出された水分
値αが前記設定水分値Iよりも大きい時に作業者に警告
する手段としての警報ブザー13と警報ランプ14を駆
動するようになっている。
【0017】そして、前記制御装置6内に、前記2個の
シーブセンサS3,S4 の検出情報に基づいて、前記脱穀
粒Xの厚みが設定範囲内に維持されるように、車速を制
御する車速変速手段100と、前記水分値検出手段11
の検出情報に基づいて、前記車速変速手段100により
変速可能な最高速度VH を、前記水分値αが大きい時の
方が前記水分値αが小さい時よりも低速側に自動的に変
更設定する最高速度牽制手段101が構成されている。
シーブセンサS3,S4 の検出情報に基づいて、前記脱穀
粒Xの厚みが設定範囲内に維持されるように、車速を制
御する車速変速手段100と、前記水分値検出手段11
の検出情報に基づいて、前記車速変速手段100により
変速可能な最高速度VH を、前記水分値αが大きい時の
方が前記水分値αが小さい時よりも低速側に自動的に変
更設定する最高速度牽制手段101が構成されている。
【0018】次に、車速制御の具体的な制御フローを、
図6に基づいて説明する。先ず、前記水分値検出手段1
1によって脱穀粒Xの水分値αを検出してから、前記最
高速度牽制手段101内のメモリーにストアされた、前
記水分値αに対応した最高速度VH を読み込む。ここ
で、メモリー中の最高速度VHの値は、前記水分値αが
大きいほど小さくなるように設定されている。この後、
前記目標水分値設定器12から入力される2段階の設定
水分値I1,I0 (但し、I1 >I0 )と検出された水分
値αを比較する。尚、上記2段階の設定水分値I1,I0
の設定に当たっては、前記脱穀装置1の処理能力を考慮
して設定する。つまり、大きい方の設定水分値I1 以上
では前記処理能力で対処出来ない状態、小さい方の設定
水分値I0 以下では前記処理能力に余裕がある状態、そ
して、中間の場合には、最高車速を一定以下に制限すれ
ば処理可能の状態となるようにする。
図6に基づいて説明する。先ず、前記水分値検出手段1
1によって脱穀粒Xの水分値αを検出してから、前記最
高速度牽制手段101内のメモリーにストアされた、前
記水分値αに対応した最高速度VH を読み込む。ここ
で、メモリー中の最高速度VHの値は、前記水分値αが
大きいほど小さくなるように設定されている。この後、
前記目標水分値設定器12から入力される2段階の設定
水分値I1,I0 (但し、I1 >I0 )と検出された水分
値αを比較する。尚、上記2段階の設定水分値I1,I0
の設定に当たっては、前記脱穀装置1の処理能力を考慮
して設定する。つまり、大きい方の設定水分値I1 以上
では前記処理能力で対処出来ない状態、小さい方の設定
水分値I0 以下では前記処理能力に余裕がある状態、そ
して、中間の場合には、最高車速を一定以下に制限すれ
ば処理可能の状態となるようにする。
【0019】そして、前記比較の結果、検出水分値α
が、大きい方の設定水分値I1 よりも大きい場合には、
車速を0として刈取を停止するとともに、前記警報ブザ
ー13と警報ランプ14で作業者に知らせる。
が、大きい方の設定水分値I1 よりも大きい場合には、
車速を0として刈取を停止するとともに、前記警報ブザ
ー13と警報ランプ14で作業者に知らせる。
【0020】また、検出水分値αが、大きい方の設定水
分値I1 と小さい方の設定水分値I 0 の中間の値の場合
には、前記車速センサS2 によって、現在車速Vを検出
し、この現在車速Vが前記設定最高速度VH を越えてい
る時は、その設定最高速度VH 以下になるまで減速操作
する。この後、前記2個のシーブセンサS3,S4 を作動
させ、この2個のシーブセンサS3,S4 のON,OFF
状態を検出して、前記脱穀粒Xの厚みが設定適正範囲内
にある(S3 OFF,S4 ON時)か否かを判別し、設
定適正範囲よりも薄い場合(S4 OFF時)には車速を
増速して単位時間当たりに刈り取る穀桿量を増大して、
前記揺動選別板18上の脱穀粒Xの厚みが設定適正範囲
内に維持されるようにすることになり、設定適正範囲よ
りも厚い場合(S3 ON,S4 ON時)には、車速を減
速して単位時間当たりに刈り取る穀桿量を減少させて、
前記揺動選別板18上の脱穀粒Xの厚みが設定適正範囲
内に維持されるようにすることになる。
分値I1 と小さい方の設定水分値I 0 の中間の値の場合
には、前記車速センサS2 によって、現在車速Vを検出
し、この現在車速Vが前記設定最高速度VH を越えてい
る時は、その設定最高速度VH 以下になるまで減速操作
する。この後、前記2個のシーブセンサS3,S4 を作動
させ、この2個のシーブセンサS3,S4 のON,OFF
状態を検出して、前記脱穀粒Xの厚みが設定適正範囲内
にある(S3 OFF,S4 ON時)か否かを判別し、設
定適正範囲よりも薄い場合(S4 OFF時)には車速を
増速して単位時間当たりに刈り取る穀桿量を増大して、
前記揺動選別板18上の脱穀粒Xの厚みが設定適正範囲
内に維持されるようにすることになり、設定適正範囲よ
りも厚い場合(S3 ON,S4 ON時)には、車速を減
速して単位時間当たりに刈り取る穀桿量を減少させて、
前記揺動選別板18上の脱穀粒Xの厚みが設定適正範囲
内に維持されるようにすることになる。
【0021】また、検出水分値αが、小さい方の設定水
分値I0 よりも小さい場合には、現在車速Vの検出と、
これを前記設定最高速度VH 以下にする減速操作は行わ
ない。そして、上記中間の値の場合で述べたと同様に、
前記前記2個のシーブセンサS3,S4 の検出信号で前記
揺動選別板18上の脱穀粒Xの厚みを判別して、車速制
御を行うのである。
分値I0 よりも小さい場合には、現在車速Vの検出と、
これを前記設定最高速度VH 以下にする減速操作は行わ
ない。そして、上記中間の値の場合で述べたと同様に、
前記前記2個のシーブセンサS3,S4 の検出信号で前記
揺動選別板18上の脱穀粒Xの厚みを判別して、車速制
御を行うのである。
【0022】〔別実施例〕上記実施例では、検出水分値
αが、大きい方の設定水分値I1 よりも大きい場合に
は、車速を0として刈取を停止していたが、必ずしも、
こうする必要はなく、前記警報ブザー13と警報ランプ
14で作業者に警告するだけでもよい。また、この時、
作業者が前記検出水分値αの値を確認することの出来る
ような表示器を設けてもよい。
αが、大きい方の設定水分値I1 よりも大きい場合に
は、車速を0として刈取を停止していたが、必ずしも、
こうする必要はなく、前記警報ブザー13と警報ランプ
14で作業者に警告するだけでもよい。また、この時、
作業者が前記検出水分値αの値を確認することの出来る
ような表示器を設けてもよい。
【0023】又、前記目標水分値設定器12から入力さ
れる設定水分値Iは、2段階以上に細かく設定すること
ができるものであり、前記設定最高速度VH の抑制操作
をどの設定水分値Iの値から行うかも適宜設定できる。
れる設定水分値Iは、2段階以上に細かく設定すること
ができるものであり、前記設定最高速度VH の抑制操作
をどの設定水分値Iの値から行うかも適宜設定できる。
【0024】又、上記実施例では、脱穀装置1の負荷状
態を検出するために、扱室Aから漏下する処理物に対し
て選別作用する揺動選別板18上に堆積した脱穀粒Xの
厚みを2個の接触式のシーブセンサS3,S4 で検出し、
その検出信号で車速操作するものであったが、これ以外
に、脱穀装置1の負荷状態を検出するために、前記エン
ジンEの回転数を検出する回転数センサS1 を用いても
よい。つまり、エンジンEの回転数は、負荷が重くなる
ほど低くなり、負荷に反比例するからである。そこで、
前記回転数センサS1 によって検出される回転数が前記
エンジン負荷の大小を判別するための設定値に対応する
設定回転数より低下すると、前記エンジン負荷が設定値
より大であると判別して減速操作し、逆に、設定回転数
より高くなると、前記エンジン負荷が設定値より小であ
ると判別して増速操作することになる。勿論、この場合
でも、前記脱穀粒Xの水分値αを検出して、変速可能な
設定最高速度VH による抑制操作を行われる。
態を検出するために、扱室Aから漏下する処理物に対し
て選別作用する揺動選別板18上に堆積した脱穀粒Xの
厚みを2個の接触式のシーブセンサS3,S4 で検出し、
その検出信号で車速操作するものであったが、これ以外
に、脱穀装置1の負荷状態を検出するために、前記エン
ジンEの回転数を検出する回転数センサS1 を用いても
よい。つまり、エンジンEの回転数は、負荷が重くなる
ほど低くなり、負荷に反比例するからである。そこで、
前記回転数センサS1 によって検出される回転数が前記
エンジン負荷の大小を判別するための設定値に対応する
設定回転数より低下すると、前記エンジン負荷が設定値
より大であると判別して減速操作し、逆に、設定回転数
より高くなると、前記エンジン負荷が設定値より小であ
ると判別して増速操作することになる。勿論、この場合
でも、前記脱穀粒Xの水分値αを検出して、変速可能な
設定最高速度VH による抑制操作を行われる。
【0025】又、車速の変速を前記手動操作用レバー7
を操作して手動で行うようにすることも可能であり、勿
論、この場合でも、前記脱穀粒Xの水分値αを検出し
て、変速可能な設定最高速度VH による抑制操作が行わ
れる。このために、例えば、前記手動操作用レバー7に
ロック機構をを設けて、その操作量を強制的に制限する
手段等を設けるのである。
を操作して手動で行うようにすることも可能であり、勿
論、この場合でも、前記脱穀粒Xの水分値αを検出し
て、変速可能な設定最高速度VH による抑制操作が行わ
れる。このために、例えば、前記手動操作用レバー7に
ロック機構をを設けて、その操作量を強制的に制限する
手段等を設けるのである。
【0026】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】制御構成のブロック図
【図2】脱穀装置の概略側面図
【図3】シーブセンサの配置を示す平面図
【図4】前方シーブセンサの正面図
【図5】後方前方シーブセンサの正面図
【図6】制御作動のフローチャート
11 水分値検出手段 100 車速変速手段 101 最高速度牽制手段 α 水分値 VH 最高速度 X 脱穀粒
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 車速を変速するための車速変速手段(1
00)が設けられたコンバインであって、 脱穀粒(X)の水分値(α)を検出するための水分値検
出手段(11)を設けるとともに、その水分値検出手段
(11)の検出情報に基づいて、前記車速変速手段(1
00)により変速可能な最高速度(VH )を、前記水分
値(α)が大きい時の方が前記水分値(α)が小さい時
よりも低速側に自動的に変更設定する最高速度牽制手段
(101)が設けられているコンバイン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16255391A JP3280047B2 (ja) | 1991-07-03 | 1991-07-03 | コンバイン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16255391A JP3280047B2 (ja) | 1991-07-03 | 1991-07-03 | コンバイン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH057419A true JPH057419A (ja) | 1993-01-19 |
| JP3280047B2 JP3280047B2 (ja) | 2002-04-30 |
Family
ID=15756781
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16255391A Expired - Fee Related JP3280047B2 (ja) | 1991-07-03 | 1991-07-03 | コンバイン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3280047B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100836964B1 (ko) * | 2003-05-01 | 2008-06-10 | 도시바 기카이 가부시키가이샤 | 형체결 장치 |
| JP2014042502A (ja) * | 2012-08-28 | 2014-03-13 | Yanmar Co Ltd | コンバイン |
| JP2018085907A (ja) * | 2016-11-25 | 2018-05-31 | 本田技研工業株式会社 | 作業機 |
| JP2024060694A (ja) * | 2022-10-20 | 2024-05-07 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 | コンバイン及びコンバインの制御方法 |
-
1991
- 1991-07-03 JP JP16255391A patent/JP3280047B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100836964B1 (ko) * | 2003-05-01 | 2008-06-10 | 도시바 기카이 가부시키가이샤 | 형체결 장치 |
| JP2014042502A (ja) * | 2012-08-28 | 2014-03-13 | Yanmar Co Ltd | コンバイン |
| JP2018085907A (ja) * | 2016-11-25 | 2018-05-31 | 本田技研工業株式会社 | 作業機 |
| US10709061B2 (en) | 2016-11-25 | 2020-07-14 | Honda Motor Co., Ltd. | Electric power equipment |
| JP2024060694A (ja) * | 2022-10-20 | 2024-05-07 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 | コンバイン及びコンバインの制御方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3280047B2 (ja) | 2002-04-30 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH057419A (ja) | コンバイン | |
| JP2613680B2 (ja) | 脱穀選別制御装置 | |
| JPH0436592Y2 (ja) | ||
| JP7399036B2 (ja) | コンバイン | |
| JPH05328837A (ja) | 脱穀選別制御装置 | |
| JP2613677B2 (ja) | 脱穀選別制御装置 | |
| JP2613679B2 (ja) | 脱穀選別制御装置 | |
| JP2613678B2 (ja) | 脱穀選別制御装置 | |
| JP7399037B2 (ja) | コンバイン | |
| JP2721078B2 (ja) | 脱穀装置の詰まり検出装置 | |
| JP2622436B2 (ja) | 脱穀装置の異常検出装置 | |
| JP7399038B2 (ja) | コンバイン | |
| JP2613676B2 (ja) | 脱穀選別制御装置 | |
| JP2635222B2 (ja) | 脱穀選別装置 | |
| JP2735432B2 (ja) | 脱穀装置の詰まり検出装置 | |
| JP2622435B2 (ja) | 脱穀装置の異常検出装置 | |
| JP2752293B2 (ja) | 穀粒搬送量検出装置 | |
| JPH0279908A (ja) | 脱穀機の再処理部 | |
| JPH05304820A (ja) | 脱穀装置の詰まり検出装置 | |
| JP2613693B2 (ja) | 脱穀装置の選別制御装置 | |
| JP2510765B2 (ja) | コンバインにおける選別部の処理物量調節装置 | |
| JP2022175695A (ja) | 支援システム | |
| JPS63234A (ja) | コンバインにおける選別制御装置 | |
| JPH04370024A (ja) | 脱穀選別制御装置 | |
| JP2554193B2 (ja) | 脱穀装置の処理物の厚み検出装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |