JPH0574314B2 - - Google Patents
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- JPH0574314B2 JPH0574314B2 JP60028617A JP2861785A JPH0574314B2 JP H0574314 B2 JPH0574314 B2 JP H0574314B2 JP 60028617 A JP60028617 A JP 60028617A JP 2861785 A JP2861785 A JP 2861785A JP H0574314 B2 JPH0574314 B2 JP H0574314B2
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P6/00—Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
- H02P6/10—Arrangements for controlling torque ripple, e.g. providing reduced torque ripple
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は直流無整流子モータの駆動装置の関す
るものである。
るものである。
従来の技術
最近の直流無整流子モータには回転子の回転位
置の検出素子として、その手軽さから磁電変換素
子、とりわけホール素子が多用されているが、良
く知られているようにホール素子は感度のばらつ
きが大きく、このため、従来からホール素子の感
度のばらつきを回路技術によつて吸収しようとす
る試みが盛んに行なわれてきた。
置の検出素子として、その手軽さから磁電変換素
子、とりわけホール素子が多用されているが、良
く知られているようにホール素子は感度のばらつ
きが大きく、このため、従来からホール素子の感
度のばらつきを回路技術によつて吸収しようとす
る試みが盛んに行なわれてきた。
特開昭58−86892号公報(以後、文献1と略記
する。)にはその代表的な技術が開示されており、
その駆動回路の具体的な構成の説明は省略する
が、その動作のポイントは前記文献1の明細書に
示されているように、「3個のホール素子の出力
を線形増幅して得られた電機子コイルへの印加電
圧VU、VV、VWのなかで、第1の基準値VCよ
りも高い電圧の和と、第2の基準値VDよりも低
い電圧の和をとつて、これらの電圧の和が、制御
信号VIに比例する値に常時一致するようにホー
ル素子のバイアス電圧を制御すること。
する。)にはその代表的な技術が開示されており、
その駆動回路の具体的な構成の説明は省略する
が、その動作のポイントは前記文献1の明細書に
示されているように、「3個のホール素子の出力
を線形増幅して得られた電機子コイルへの印加電
圧VU、VV、VWのなかで、第1の基準値VCよ
りも高い電圧の和と、第2の基準値VDよりも低
い電圧の和をとつて、これらの電圧の和が、制御
信号VIに比例する値に常時一致するようにホー
ル素子のバイアス電圧を制御すること。
(前記文献1の第4頁の右上欄第18行目から左
下欄第2行目までを引用。ただし、部分的な補足
を追加。)」にある。
下欄第2行目までを引用。ただし、部分的な補足
を追加。)」にある。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら、前記文献1に示された駆動装置
の構成によれば、電機子コイルへの供給電圧ある
いは供給電流の和が常に制御入力電圧VIに比例
する値に一致するように制御されるので、3個の
ホール素子のそれぞれに感度ばらつきが生じてい
ても、それを吸収するように回路が動作するので
ホール素子の出力信号の基本波成分の周波数に対
してはトルクリツプルの抑制効果を有するが、よ
り高次のトルクリツプル成分については殆んど抑
制効果を有さない。
の構成によれば、電機子コイルへの供給電圧ある
いは供給電流の和が常に制御入力電圧VIに比例
する値に一致するように制御されるので、3個の
ホール素子のそれぞれに感度ばらつきが生じてい
ても、それを吸収するように回路が動作するので
ホール素子の出力信号の基本波成分の周波数に対
してはトルクリツプルの抑制効果を有するが、よ
り高次のトルクリツプル成分については殆んど抑
制効果を有さない。
例えば、3相全波駆動の直流無整流子モータに
ついて論じると、各固定子巻線に誘起される発電
電圧波形が純粋な正弦波であつても、しかも各固
定子巻線に正弦波電流を流すならば、モータの出
力トルクTは次式で示されるように一定となる。
ついて論じると、各固定子巻線に誘起される発電
電圧波形が純粋な正弦波であつても、しかも各固
定子巻線に正弦波電流を流すならば、モータの出
力トルクTは次式で示されるように一定となる。
T={sinθ}2+{sin(θ−2・π/3)}2
+sin(θ−4・π/3)}2=1.5 ……(1)
なお、(1)式においてθは回転電気角である。
ところが、一般にはモータの効率を高めるため
に回転子の永久磁石にはより強い着磁が施され、
その結果、ホール素子の出力信号波形ならびに発
電電圧波形のいずれにも3次成分を始めとする奇
数次の高調波成分が含まれる。
に回転子の永久磁石にはより強い着磁が施され、
その結果、ホール素子の出力信号波形ならびに発
電電圧波形のいずれにも3次成分を始めとする奇
数次の高調波成分が含まれる。
このため、前記文献1に示された装置において
ホール素子の感度ばらつきに起因するトルクリツ
プルを抑制できても、高次のトルクリツプルにつ
いては抑制しきれないという問題があつた。
ホール素子の感度ばらつきに起因するトルクリツ
プルを抑制できても、高次のトルクリツプルにつ
いては抑制しきれないという問題があつた。
問題点を解決するための手段
前記した問題点を解決するために本発明の直流
無整流子モータの駆動装置は、ホール素子を始め
とする3個の磁電変換素子と、前記各磁電変換素
子から得られる3組の検出信号を2組ずつ合成し
て増幅する第1の増幅器と、前記第1の増幅器の
出力を増幅してそれぞれに対応した固定子巻線に
電流を供給する第2の増幅器からなる3組の増幅
手段と、前記第1の増幅器から前記第2の増幅器
への正方向の出力の和もしくは負方向の出力の和
の平均値が制御入力に比例するように前記第1の
増幅器の増幅度あるいは前記磁電変換素子への給
電電圧を調節する感度調節手段を備え、前記正方
向の出力の和もしくは負方向の出力の和に比例し
た電流をバイアス電流として前記第2の増幅器に
供給したことを特徴とするものである。
無整流子モータの駆動装置は、ホール素子を始め
とする3個の磁電変換素子と、前記各磁電変換素
子から得られる3組の検出信号を2組ずつ合成し
て増幅する第1の増幅器と、前記第1の増幅器の
出力を増幅してそれぞれに対応した固定子巻線に
電流を供給する第2の増幅器からなる3組の増幅
手段と、前記第1の増幅器から前記第2の増幅器
への正方向の出力の和もしくは負方向の出力の和
の平均値が制御入力に比例するように前記第1の
増幅器の増幅度あるいは前記磁電変換素子への給
電電圧を調節する感度調節手段を備え、前記正方
向の出力の和もしくは負方向の出力の和に比例し
た電流をバイアス電流として前記第2の増幅器に
供給したことを特徴とするものである。
作 用
本発明では前記した構成によつて、基本波成分
だけでなく、より高次のトルクリツプルをも抑制
することが可能となる。
だけでなく、より高次のトルクリツプルをも抑制
することが可能となる。
実施例
以下、本発明の実施例について図面を参照しな
がら説明する。
がら説明する。
第1図は本発明の一実施例における直流無整流
子モータの駆動装置の回路構成図を示したもので
ある。
子モータの駆動装置の回路構成図を示したもので
ある。
第1図においてホール素子1,2,3は固定子
(図示せず。)上に互いに120°の間隔を保つて配置
されており、前記ホール素子1,2,3の出力は
抵抗51〜62によつて構成された合成回路50
を介して電流出力型の前記増幅器100,20
0,300の入力端子に供給されている。すなわ
ち、抵抗51,52と抵抗58,57によつて前
記ホール素子1の出力に前記ホール素子2の出力
が逆極性で加算されて前記前置増幅器100に供
給され、抵抗55,56と抵抗62,61によつ
て前記ホール素子2の出力に前記ホール素子3の
出力が逆極性で加算されて前記前置増幅器200
に供給され、抵抗59,60と抵抗54,53に
よつて前記ホール素子3の出力に前記ホール素子
1の出力が逆極性で加算されて前記前置増幅器3
00に供給され、前記前置増幅器100,20
0,300の出力はそれぞれ抵抗4,5,6の一
端に供給されるとともに、パワー増幅器400,
500,600の非反転入力端子に供給されてい
る。前記パワー増幅器400,500,600の
両方向出力端子400a,500a,600aは
それぞれ星形結線された固定子巻線7,8,9の
一端に接続されている。前記前置増幅器100,
200,300の両方向出力端子100a,20
0a,300aを介して前記パワー増幅器400
〜600に供給される出力のうち負方向(前記両
方向出力端子100a,200a,300aに電
流が流し込まれる方向。)の出力に比例した電流
を吸い込む流入端子100b,200b,300
bは互いに共通接続されて一端がプラス側給電端
子10に接続された抵抗11の他端に接続される
とともにバツフア回路700の入力端子にも接続
されている。さらに、前記両方向出力端子100
a,200a,300aからの正方向の出力に比
例した電流を流し出す流出端子100c,200
c,300cは互いに共通接続されてその合成電
流が増幅度の調節のためのバイアス電流として前
記パワー増幅器400,500,600に供給さ
れている。
(図示せず。)上に互いに120°の間隔を保つて配置
されており、前記ホール素子1,2,3の出力は
抵抗51〜62によつて構成された合成回路50
を介して電流出力型の前記増幅器100,20
0,300の入力端子に供給されている。すなわ
ち、抵抗51,52と抵抗58,57によつて前
記ホール素子1の出力に前記ホール素子2の出力
が逆極性で加算されて前記前置増幅器100に供
給され、抵抗55,56と抵抗62,61によつ
て前記ホール素子2の出力に前記ホール素子3の
出力が逆極性で加算されて前記前置増幅器200
に供給され、抵抗59,60と抵抗54,53に
よつて前記ホール素子3の出力に前記ホール素子
1の出力が逆極性で加算されて前記前置増幅器3
00に供給され、前記前置増幅器100,20
0,300の出力はそれぞれ抵抗4,5,6の一
端に供給されるとともに、パワー増幅器400,
500,600の非反転入力端子に供給されてい
る。前記パワー増幅器400,500,600の
両方向出力端子400a,500a,600aは
それぞれ星形結線された固定子巻線7,8,9の
一端に接続されている。前記前置増幅器100,
200,300の両方向出力端子100a,20
0a,300aを介して前記パワー増幅器400
〜600に供給される出力のうち負方向(前記両
方向出力端子100a,200a,300aに電
流が流し込まれる方向。)の出力に比例した電流
を吸い込む流入端子100b,200b,300
bは互いに共通接続されて一端がプラス側給電端
子10に接続された抵抗11の他端に接続される
とともにバツフア回路700の入力端子にも接続
されている。さらに、前記両方向出力端子100
a,200a,300aからの正方向の出力に比
例した電流を流し出す流出端子100c,200
c,300cは互いに共通接続されてその合成電
流が増幅度の調節のためのバイアス電流として前
記パワー増幅器400,500,600に供給さ
れている。
一方、制御電圧入力端子20には制御増幅器8
00の非反転入力端子が接続され、前記制御増幅
器800の流入端子は一端がプラス側給電端子1
0に接続された抵抗12の他端に接続されるとと
もに比較器900の反転入力端子に接続され、前
記比較器900の出力は前記ホール素子1,2,
3の給電端子に接続されている。
00の非反転入力端子が接続され、前記制御増幅
器800の流入端子は一端がプラス側給電端子1
0に接続された抵抗12の他端に接続されるとと
もに比較器900の反転入力端子に接続され、前
記比較器900の出力は前記ホール素子1,2,
3の給電端子に接続されている。
また、抵抗13,14によつて給電電圧を分圧
して作られた給電電圧の半分の電圧がバツフア回
路1000を介して前記抵抗4,5,6のそれぞ
れの他端と、前記制御増幅器800の反転入力端
子と、前記パワー増幅器400,500,600
の反転入力端子に供給されている。
して作られた給電電圧の半分の電圧がバツフア回
路1000を介して前記抵抗4,5,6のそれぞ
れの他端と、前記制御増幅器800の反転入力端
子と、前記パワー増幅器400,500,600
の反転入力端子に供給されている。
さらに、前記バツフア回路700の出力は抵抗
15とコンデンサ16によつて構成されたフイル
タ回路を介して前記比較器900の非反転入力端
子に供給されている。
15とコンデンサ16によつて構成されたフイル
タ回路を介して前記比較器900の非反転入力端
子に供給されている。
以上のように構成された直流無整流子モータの
駆動装置について、第1図および第2図を用いて
その動作を説明する。
駆動装置について、第1図および第2図を用いて
その動作を説明する。
なお、説明に先だつてモータの回転子を構成す
る永久磁石の磁束をホール素子で検出したときに
は基本波に対して3次高調波、5次高調波、7次
高調波、9次高調波がそれぞれ、17.77%、5.68
%、2.16%、0.79%の割合で含まれているものと
する。また、発電電圧波形には3次高調波、5次
高調波がそれぞれ、8.30%、0.75%の割合で含ま
れているがそれ以上の高次の高調波は含まれてい
ないものとする。これらの数値は永久磁石として
フエライト系の素材を用いた場合の実測値に基い
ており、発電電圧波形がホール素子の出力電圧波
形に比べて高次の高調波の含有率が低くなつてい
るのは実際の固定子巻線の形状が扇形のワンター
ンコイル状ではなくて、ある程度の巻幅を有する
円形に近くなつていることに起因する。
る永久磁石の磁束をホール素子で検出したときに
は基本波に対して3次高調波、5次高調波、7次
高調波、9次高調波がそれぞれ、17.77%、5.68
%、2.16%、0.79%の割合で含まれているものと
する。また、発電電圧波形には3次高調波、5次
高調波がそれぞれ、8.30%、0.75%の割合で含ま
れているがそれ以上の高次の高調波は含まれてい
ないものとする。これらの数値は永久磁石として
フエライト系の素材を用いた場合の実測値に基い
ており、発電電圧波形がホール素子の出力電圧波
形に比べて高次の高調波の含有率が低くなつてい
るのは実際の固定子巻線の形状が扇形のワンター
ンコイル状ではなくて、ある程度の巻幅を有する
円形に近くなつていることに起因する。
さて、第2図A,Bは第1図の装置の主要部の
信号波形を示したもので、第2図Aが前置増幅器
100,200,300の出力端子100a,2
00a,300aに現われる信号波形であり、第
2図Bが抵抗11の両端に現われる信号波形であ
る。
信号波形を示したもので、第2図Aが前置増幅器
100,200,300の出力端子100a,2
00a,300aに現われる信号波形であり、第
2図Bが抵抗11の両端に現われる信号波形であ
る。
前置増幅器100,200,300は、後に説
明するように抵抗4〜6およびパワー増幅器40
0〜600に供給する出力のうち、正方向成分に
比例した電流を流出端子100c,200c,3
00cから流し出し、負方向成分に比例した電流
を流入端子100b,200b,300bから吸
収する構成になつているので、抵抗11の両端に
は第2図Aの電圧波形の中間電位よりも下側の電
圧を中間電位との差分だけ符号を反転して加え合
わせた値に比例した電圧が現われる。
明するように抵抗4〜6およびパワー増幅器40
0〜600に供給する出力のうち、正方向成分に
比例した電流を流出端子100c,200c,3
00cから流し出し、負方向成分に比例した電流
を流入端子100b,200b,300bから吸
収する構成になつているので、抵抗11の両端に
は第2図Aの電圧波形の中間電位よりも下側の電
圧を中間電位との差分だけ符号を反転して加え合
わせた値に比例した電圧が現われる。
また、第2図Aの信号波形は合成回路50によ
つてホール素子1,2,3の出力のうちの2出力
を、一方を逆極性にしたうえで加算した結果を線
形増幅することによつて得られる。
つてホール素子1,2,3の出力のうちの2出力
を、一方を逆極性にしたうえで加算した結果を線
形増幅することによつて得られる。
前置増幅器100,200,300の伝達コン
ダクタンスをgmとし、抵抗4,5,6の抵抗値
をrとし、ホール素子1〜3のそれぞれの出力電
圧をVH1,VH2,VH3とすると、パワー増幅器40
0,500,600に供給される入力電圧V11,
V12,V13はつぎのようになる。
ダクタンスをgmとし、抵抗4,5,6の抵抗値
をrとし、ホール素子1〜3のそれぞれの出力電
圧をVH1,VH2,VH3とすると、パワー増幅器40
0,500,600に供給される入力電圧V11,
V12,V13はつぎのようになる。
V11=gm・r・(VH1−VH2) ……(2)
V12=gm・r・(VH2−VH3) ……(3)
V13=gm・r・(VH3−VH1) ……(4)
(2)〜(4)式より、V11+V12+V13の結果は常に零
となり、前置増幅器100,200,300の線
形性が維持され、抵抗4,5,6の抵抗値が等し
ければ前記前置増幅器100,200,300の
正方向の出力の和と負方向の出力の和のバランス
は保たれることになる。
となり、前置増幅器100,200,300の線
形性が維持され、抵抗4,5,6の抵抗値が等し
ければ前記前置増幅器100,200,300の
正方向の出力の和と負方向の出力の和のバランス
は保たれることになる。
つまり、第1図に示した装置では、第1のホー
ル素子1の出力から第2のホール素子2の出力を
減算する第1の減算回路が、抵抗51,52,5
7,58によつて構成され、第2のホール素子2
の出力から第3のホール素子3の出力を減算する
第2の減算回路が、抵抗55,56,61,62
によつて構成され、第3のホール素子3の出力か
ら第1のホール素子1の出力を減算する第3の減
算回路が、抵抗59,60,61,62によつて
構成され、前記抵抗51〜62によつて構成され
た合成回路50が前記ホール素子1,2,3と前
記前置増幅器100,200,300の間に挿入
されているので、前記前置増幅器100〜300
の正方向の出力の和と負方向の出力の和のバラン
スは保たれる。なお、これらの減算はホール素子
の出力電圧そのものによつて行なわなくとも、い
つたん増幅したうえで、電流レベルで行なつても
良い。
ル素子1の出力から第2のホール素子2の出力を
減算する第1の減算回路が、抵抗51,52,5
7,58によつて構成され、第2のホール素子2
の出力から第3のホール素子3の出力を減算する
第2の減算回路が、抵抗55,56,61,62
によつて構成され、第3のホール素子3の出力か
ら第1のホール素子1の出力を減算する第3の減
算回路が、抵抗59,60,61,62によつて
構成され、前記抵抗51〜62によつて構成され
た合成回路50が前記ホール素子1,2,3と前
記前置増幅器100,200,300の間に挿入
されているので、前記前置増幅器100〜300
の正方向の出力の和と負方向の出力の和のバラン
スは保たれる。なお、これらの減算はホール素子
の出力電圧そのものによつて行なわなくとも、い
つたん増幅したうえで、電流レベルで行なつても
良い。
つぎに、第2図Cはモータを回転させたときに
固定子巻線7,8,9に誘起される発電電圧波形
を示したもので、前置増幅器100〜300の流
出端子100c〜300cによるパワー増幅器4
00,500,600のバイアス電流の供給を遮
断して、パワー増幅器400,500,600を
単なる線形増幅器として動作させたときにはモー
タが発生するトルクは第2図Aに示されるa1,
a2,a3の電流値と第2図Cに示されるc1,
c2,c3の電圧値の積に比例する。
固定子巻線7,8,9に誘起される発電電圧波形
を示したもので、前置増幅器100〜300の流
出端子100c〜300cによるパワー増幅器4
00,500,600のバイアス電流の供給を遮
断して、パワー増幅器400,500,600を
単なる線形増幅器として動作させたときにはモー
タが発生するトルクは第2図Aに示されるa1,
a2,a3の電流値と第2図Cに示されるc1,
c2,c3の電圧値の積に比例する。
ちなみに、それぞれの積を求めて(a1×c1+
a2×c2+a3×c3)を計算すると、トルクリツプ
ルはほぼ5.54%p-pとなり、その最大値は第2図
の回転電気角が30°、90°、150°、……の点に現わ
れ、最小値は0°、60°120°、……の点に現われる。
a2×c2+a3×c3)を計算すると、トルクリツプ
ルはほぼ5.54%p-pとなり、その最大値は第2図
の回転電気角が30°、90°、150°、……の点に現わ
れ、最小値は0°、60°120°、……の点に現われる。
一方、第2図の信号波形のリツプル成分に着目
すると、その最大点と最小点の位相関係がトルク
リツプルのそれとは逆であることがわかる。した
がつて、第2図Bの信号によつてパワー増幅器4
00,500,600のバイアス電流を変調し、
その変調度を適当な値に設定することによつてト
ルクリツプルを最小にすることが可能となる。
すると、その最大点と最小点の位相関係がトルク
リツプルのそれとは逆であることがわかる。した
がつて、第2図Bの信号によつてパワー増幅器4
00,500,600のバイアス電流を変調し、
その変調度を適当な値に設定することによつてト
ルクリツプルを最小にすることが可能となる。
第1図に示した直流無整流子モータの駆動装置
では、第2図Bの信号波形と相似な電流を前置増
幅器100〜300の流出端子100c〜300
cからパワー増幅器400〜600にバイアス電
流として供給することによつてトルクリツプルを
低減させており、第2図Dがこのときのパワー増
幅器400〜600の出力電流波形であり、第2
図Eは第2図Cに示した発電電圧波形と第2図D
の出力電流波形の積から得られるトルクリツプル
の波形を示したものである。なお、このときのト
ルクリツプルの大きさは約2.65%p-pである。
では、第2図Bの信号波形と相似な電流を前置増
幅器100〜300の流出端子100c〜300
cからパワー増幅器400〜600にバイアス電
流として供給することによつてトルクリツプルを
低減させており、第2図Dがこのときのパワー増
幅器400〜600の出力電流波形であり、第2
図Eは第2図Cに示した発電電圧波形と第2図D
の出力電流波形の積から得られるトルクリツプル
の波形を示したものである。なお、このときのト
ルクリツプルの大きさは約2.65%p-pである。
このように、第1図に示した直流無整流子モー
タの駆動装置は高次のトルクリツプルを従来以上
に小さくすることができる。
タの駆動装置は高次のトルクリツプルを従来以上
に小さくすることができる。
なお、第1図の装置においてホール素子の感度
が平均よりも高かつたり、あるいは低かつたりし
ても、それを補償するように比較器900が動作
するので、同一装置において3個のホール素子の
ペアリングがなされていれば問題はない。また、
3個のホール素子の感度ばらつきをも吸収しよう
とすると、第2図Bの信号波形のリツプル成分が
弊害となるが、固転子磁石にホール素子1,2,
3の出力が正弦波形になるような着磁が施されて
いればリツプル成分はなくなる(勿論、このとき
には抵抗15とコンデンサ16によるフイルタ回
路も不要となる。)し、そうでない場合には、抵
抗15とコンデンサ16によるフイルタをアクテ
イブフイルタなどに変更して着磁波形の基本波以
上の周波数成分に対しては急峻な垂下特性を持た
せるか、あるいはリツプル成分だけを抽出して抵
抗12の両端に重畳させるなどして、高次のリツ
プル成分が回路動作的に無視されるような構成を
採ることによつて、3個のホール素子の感度ばら
つきをも吸収することが可能となる。
が平均よりも高かつたり、あるいは低かつたりし
ても、それを補償するように比較器900が動作
するので、同一装置において3個のホール素子の
ペアリングがなされていれば問題はない。また、
3個のホール素子の感度ばらつきをも吸収しよう
とすると、第2図Bの信号波形のリツプル成分が
弊害となるが、固転子磁石にホール素子1,2,
3の出力が正弦波形になるような着磁が施されて
いればリツプル成分はなくなる(勿論、このとき
には抵抗15とコンデンサ16によるフイルタ回
路も不要となる。)し、そうでない場合には、抵
抗15とコンデンサ16によるフイルタをアクテ
イブフイルタなどに変更して着磁波形の基本波以
上の周波数成分に対しては急峻な垂下特性を持た
せるか、あるいはリツプル成分だけを抽出して抵
抗12の両端に重畳させるなどして、高次のリツ
プル成分が回路動作的に無視されるような構成を
採ることによつて、3個のホール素子の感度ばら
つきをも吸収することが可能となる。
ところで、第1図に示した実施例においては比
較器900からホール素子1,2,3に直接に給
電するように構成しているが、前記比較器900
の出力によつて前置増幅器100,200,30
0の増幅度を調節するように構成しても同様の効
果を得ることができる。
較器900からホール素子1,2,3に直接に給
電するように構成しているが、前記比較器900
の出力によつて前置増幅器100,200,30
0の増幅度を調節するように構成しても同様の効
果を得ることができる。
さて、第3図はパワー増幅器400の具体的な
回路構成例を示す回路結線図であり、パワー増幅
器500,600も同一の構成となる。
回路構成例を示す回路結線図であり、パワー増幅
器500,600も同一の構成となる。
第3図においてトランジスタ401,402,
403,404,405によつて構成された差動
段の伝達コンダクタンスgmは、定電流源410
の出力電流をIsとし、ボルツマン定数をkとし、
電子の電荷をq、接合温度をTとしたとき次式に
よつて与えられる。
403,404,405によつて構成された差動
段の伝達コンダクタンスgmは、定電流源410
の出力電流をIsとし、ボルツマン定数をkとし、
電子の電荷をq、接合温度をTとしたとき次式に
よつて与えられる。
gm=Is・q/2・k・T ……(5)
一方、トランジスタ406に対する出力トラン
ジスタ407のエミツタ面積の倍率と、トランジ
スタ408に対する出力トランジスタ409のエ
ミツタ面積の倍率はいずれも200に設定されて
いるので、入力端子IN+−IN-間から出力端子Bo
までの伝達コンダクタンスGMBは次式によつて
与えられる。
ジスタ407のエミツタ面積の倍率と、トランジ
スタ408に対する出力トランジスタ409のエ
ミツタ面積の倍率はいずれも200に設定されて
いるので、入力端子IN+−IN-間から出力端子Bo
までの伝達コンダクタンスGMBは次式によつて
与えられる。
GMB=500・Is・q/k・T ……(6)
なお、定電流源410は、実際には第1図の前
置増幅器100〜300の流出端子100c〜3
00cの合成電流に依存した電流を供給するよう
に構成される。
置増幅器100〜300の流出端子100c〜3
00cの合成電流に依存した電流を供給するよう
に構成される。
つぎに、第4図は第1図の前置増幅器100,
200,300の具体的な構成例を示す回路結線
図であり、第3図とほぼ同様の増幅回路の前段に
差動段を追加した構成となつている。
200,300の具体的な構成例を示す回路結線
図であり、第3図とほぼ同様の増幅回路の前段に
差動段を追加した構成となつている。
なお、VREF端子は第1図のバツフア回路100
0の出力電圧が供給される端子である。
0の出力電圧が供給される端子である。
発明の効果
以上に示したように本発明の直流無整流子モー
タの駆動装置は、固定子上に配置されて回転子磁
石による磁界を検出する3個の磁電変換素子(実
施例ではホール素子1,2,3。)と、前記各磁
電変換素子から得られる3組の検出信号を2組ず
つ合成する合成手段(合成回路50)と、前記合
成手段の出力を増幅する第1の増幅器100,2
00,300と、前記第1の増幅器の出力を増幅
してそれぞれに対応した固定子巻線7,8,9に
電流を供給する第2の増幅器400,500,6
00からなる3組の増幅手段と、2の増幅器から
なる3組の増幅手段と、前記第1の増幅器から前
記第2の増幅器への正方向の出力の和もしくは負
方向の出力の和の平均値が制御入力に比例するよ
うに前記第1の増幅器の増幅度あるいは前記磁電
変換素子への給電電圧を調節する感度調節手段
(実施例においてはバツフア回路700、比較器
900,抵抗15、コンデンサ16によつて構成
されている。)と、前記正方向の出力の和もしく
は負方向の出力の和に比例した電流をバイアス電
流として前記第2の増幅器に供給する電流供給手
段(実施例においては前置増幅器100〜300
の流出端子100c〜300cによつて構成され
ている。)を備えたことを特徴とするものであり、
回路に特別な演算を行なわせることなく容易にト
ルクリツプルを低減させることができ、また、着
磁波形の基本波成分だけでなく、高次のトルクリ
ツプルをも低減させることができ、大なる効果を
奏する。
タの駆動装置は、固定子上に配置されて回転子磁
石による磁界を検出する3個の磁電変換素子(実
施例ではホール素子1,2,3。)と、前記各磁
電変換素子から得られる3組の検出信号を2組ず
つ合成する合成手段(合成回路50)と、前記合
成手段の出力を増幅する第1の増幅器100,2
00,300と、前記第1の増幅器の出力を増幅
してそれぞれに対応した固定子巻線7,8,9に
電流を供給する第2の増幅器400,500,6
00からなる3組の増幅手段と、2の増幅器から
なる3組の増幅手段と、前記第1の増幅器から前
記第2の増幅器への正方向の出力の和もしくは負
方向の出力の和の平均値が制御入力に比例するよ
うに前記第1の増幅器の増幅度あるいは前記磁電
変換素子への給電電圧を調節する感度調節手段
(実施例においてはバツフア回路700、比較器
900,抵抗15、コンデンサ16によつて構成
されている。)と、前記正方向の出力の和もしく
は負方向の出力の和に比例した電流をバイアス電
流として前記第2の増幅器に供給する電流供給手
段(実施例においては前置増幅器100〜300
の流出端子100c〜300cによつて構成され
ている。)を備えたことを特徴とするものであり、
回路に特別な演算を行なわせることなく容易にト
ルクリツプルを低減させることができ、また、着
磁波形の基本波成分だけでなく、高次のトルクリ
ツプルをも低減させることができ、大なる効果を
奏する。
第1図は本発明の一実施例における直流無整流
子モータの駆動装置の回路構成図、第2図は第1
図の装置の動作を説明するための信号波形図、第
3図はパワー増幅器の具体例を示す回路結線図、
第4図は前置増幅器の具体例を示す回路結線図で
ある。 1,2,3……ホール素子、7,8,9……固
定子巻線、15……抵抗、16……コンデンサ、
50……合成回路、100,200,300……
前置増幅器、100c,200c,300c……
流出端子、400,500,600……パワー増
幅器、700……バツフア回路、900……比較
器、20……制御電圧入力端子。
子モータの駆動装置の回路構成図、第2図は第1
図の装置の動作を説明するための信号波形図、第
3図はパワー増幅器の具体例を示す回路結線図、
第4図は前置増幅器の具体例を示す回路結線図で
ある。 1,2,3……ホール素子、7,8,9……固
定子巻線、15……抵抗、16……コンデンサ、
50……合成回路、100,200,300……
前置増幅器、100c,200c,300c……
流出端子、400,500,600……パワー増
幅器、700……バツフア回路、900……比較
器、20……制御電圧入力端子。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 固体子上に配置されて回転子磁石による磁界
を検出する3個の磁電変換素子と、前記各磁電変
換素子から得られる3組の検出信号を2組ずつ合
成する合成手段と、前記合成手段の出力を増幅す
る第1の増幅器と、前記第1の増幅器の出力を増
幅してそれぞれに対応した固定子巻線に電流を供
給する第2の増幅器からなる3組の増幅手段と、
前記第1の増幅器から前記第2の増幅器への正方
向の出力の和もしくは負方向の出力の和の平均値
が制御入力に比例するように前記第1の増幅器の
増幅度あるいは前記磁電変換素子への給電電圧を
調節する感度調節手段と、前記正方向の出力の和
もしくは負方向の出力の和に比例した電流をバイ
アス電流として前記第2の増幅器に供給する電流
供給手段を具備してなる直流無整流子モータの駆
動装置。 2 第1の磁電変換素子の出力から第2の磁電変
換素子の出力を減算する第1の減算回路と、第2
の磁電変換素子の出力から第3の磁電変換素子の
出力を減算する第2の減算回路と、第3の磁電変
換素子の出力から第1の磁電変換素子の出力を減
算する第3の減算回路によつて合成手段を構成し
たことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
直流無整流子モータの駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60028617A JPS61189188A (ja) | 1985-02-15 | 1985-02-15 | 直流無整流子モ−タの駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60028617A JPS61189188A (ja) | 1985-02-15 | 1985-02-15 | 直流無整流子モ−タの駆動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61189188A JPS61189188A (ja) | 1986-08-22 |
| JPH0574314B2 true JPH0574314B2 (ja) | 1993-10-18 |
Family
ID=12253509
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60028617A Granted JPS61189188A (ja) | 1985-02-15 | 1985-02-15 | 直流無整流子モ−タの駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61189188A (ja) |
-
1985
- 1985-02-15 JP JP60028617A patent/JPS61189188A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61189188A (ja) | 1986-08-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |