JPH0574360U - 陳列棚の棚板昇降装置 - Google Patents
陳列棚の棚板昇降装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 既製の陳列棚に大幅な改造を加えることな
く、棚板の高さ位置を無段階に調節できるようにする。 【構成】 左右1対の主柱(1)に、それぞれガイドレー
ル(9)(21)を垂直方向に装着し、棚板載置用のブラケッ
ト(16)を装着した左右1対の昇降台(14)を、昇降駆動装
置により、左右のガイドレール(9)(21)に沿って常に同
一高さを保持するように、同期的に昇降させることによ
り、ブラケット(16)に載置した棚板(8)の高さ位置を無
段階に調節することができ、棚板及びそれに載置した物
品を取り下ろすことなく、高さ位置を調節することがで
きる。
く、棚板の高さ位置を無段階に調節できるようにする。 【構成】 左右1対の主柱(1)に、それぞれガイドレー
ル(9)(21)を垂直方向に装着し、棚板載置用のブラケッ
ト(16)を装着した左右1対の昇降台(14)を、昇降駆動装
置により、左右のガイドレール(9)(21)に沿って常に同
一高さを保持するように、同期的に昇降させることによ
り、ブラケット(16)に載置した棚板(8)の高さ位置を無
段階に調節することができ、棚板及びそれに載置した物
品を取り下ろすことなく、高さ位置を調節することがで
きる。
Description
【0001】
本考案は、陳列棚に関し、特に、棚板の高さを無段階に調節し得る棚板昇降装 置を備える陳列棚に関する。
【0002】
従来、棚板の高さを調節できるようにした陳列棚は、たとえば図4に示すよう に構成したものが知られている。この陳列棚は、左右1対の垂直な主柱(101)の 下端に、左右1対の水平な脚材(102)を固着し、左右の主柱(101)及び脚材(102) を複数本の横梁(103)で連接して、L字状のフレームを形成してある。左右の脚 材(102)の下面には、それぞれ前後1対の支台(104)を装着してある。
【0003】 主柱(101)は、中空断面の長方形をなし、その前面に、多数の縦長のスリット( 105)を、垂直方向に所定のピッチで列設して開設してある。左右の主柱(101)に おける各スリット(105)は、左右対称にそれぞれ同じ高さ位置に設けてある。
【0004】 棚板保持用のブラケット(106)は、適宜の厚さの板材を使用して、棚板(108)が 載置される水平な上縁と、主柱(101)に当接する垂直な後縁とを形成してあり、 後縁には、主柱(101)のスリット(105)に挿入される複数個のフック(107)を、ス リット(105)に合致するピッチで突設してある。各フック(107)の基部の下面には 、主柱(101)の前面壁の肉厚よりやや広幅の切り込みを設けてあり、フック(107) をそれぞれスリット(105)に挿入した後、ブラケット(106)を押し下げることによ り、切り込みをスリット(105)の下辺に係合させて、ブラケット(106)を主柱(101 )に固着する。
【0005】 図4の陳列棚は、左右の主柱(101)に列設した多数のスリット(105)の中、所要 の高さ位置のものを選択して、ブラケット(106)を装着することにより、ブラケ ット(106)の装着高さ位置、したがってブラケット(106)に載置される棚板(108) の高さを、スリット(105)の列設ピッチを単位として調節することができる。
【0006】 図5は、本出願人による実願平3−73729号に記載した陳列棚の棚板昇降 装置を示す斜視図で、左右1対の主柱(110)に、左右1対の昇降台(111)をそれぞ れ昇降可能に装着し、各昇降台(111)の前面に各1個のブラケット(112)を係着す るための複数個の縦長のスリット(113)を開設して、図4の従来装置と同様なブ ラケット(112)を係着し、かつ、左右1対の昇降台(111)を、常に同一高さとなる ように同期的に昇降させる昇降駆動装置を備えるものである。
【0007】
図4の従来の陳列棚は、棚板(108)の高さ位置を、スリット(105)の列設ピッチ を単位として調節し得るにすぎず、その中間の位置に設定することができないの で、棚板(108)の高さ位置を細かく調節したい場合、不都合である。
【0008】 また、棚板(108)を水平に保持するためには、左右の主柱(101)にそれぞれ列設 してある多数のスリット(105)の中から等高の位置のものを選択して、ブラケッ ト(106)を装着する必要があるが、左右の主柱(101)の間隔が大きいと、ともすれ ば左右のブラケット(106)を異なる高さに取付けることもある。しかもその場合 には、棚板(108)を載置してみて、初めて左右の高さが不同であることがわかる という不都合がある。
【0009】 さらに、物品を陳列して使用中の棚板(108)の高さ位置を変更する必要が生じ た場合には、物品を全部取り下ろして、棚板(108)を取り外さなければ、ブラケ ット(106)の装着位置を変更することができないという、不便さがある。
【0010】 図5の装置は、左右1対の昇降台(111)が、昇降駆動装置により、常に同一高 さを保持して同期的に昇降するようにしてあるため、上述の不都合を解消するこ とができるものであり、昇降駆動のために、左右の主柱(110)内に垂直方向のラ ックをそれぞれ装着し、左右の昇降台(111)に水平に架設した軸(114)に固着した ピニオンを、それぞれラックに噛み合わせて、軸(114)を回転駆動することによ り、左右の昇降台(111)を同期的に昇降駆動するようにしてある。
【0011】 図5の装置は、図4の従来の陳列棚とは、主柱(110)の構造が全く異なってい るため、既存の設備として使用している従来の陳列棚には、適用することができ ない。しかし、既存の陳列棚も、棚板の高さ位置を無段階に調節し得ることや、 また、高さ位置の調節に際して、陳列中の物品を取り下ろして、棚板を取り外す 手間なしに、高さ位置を調節できることが望ましい。
【0012】 本考案は、この要望に基づいて、従来の陳列棚に大幅な改造を加えることなく 、棚板の高さ位置を無段階に調節できるようにする陳列棚の棚板昇降装置を提供 することを目的とする。
【0013】
上記の目的を達成するために、本考案は、次のとおりに構成されている。
【0014】 陳列棚の左右1対の主柱に、それぞれ垂直方向に装着した左右1対のガイドレ ールと、 各ガイドレールに沿って、それぞれ昇降可能に装着され、前面に各1個の棚板 保持用ブラケットを装着した左右1対の昇降台と、 左右1対の昇降台を、常に同一高さとなるように同期的に昇降させる昇降駆動 装置、 とを備えることを特徴とする陳列棚の棚板昇降装置。
【0015】 左右1対のガイドレールを、左右1対の主柱の対向する内面側に固着してあっ てもよい。
【0016】 左右1対のガイドレールの後面に、左右1対の主柱の前面に所定ピッチで垂直 方向に列設した複数個のスリットに係合する複数個のフックを形成し、それらの フックを主柱のスリットに係合させることにより、各ガイドレールを対応する主 柱の前面に装着するようにしてもよい。
【0017】 昇降駆動装置を、左右のガイドレールにそれぞれ垂直方向に固着した1対のラ ックと、左右1対の昇降台に架設され、両端に1対のラックに噛み合って駆動す るピニオンを固着した駆動軸と、駆動軸を軸回りに回転駆動する手段、とで構成 することが望ましい。
【0018】 駆動軸を回転駆動する手段を、駆動軸に固着したウオーム歯車と、ウオーム歯 車に噛み合って回転駆動されるウオームとで構成することが望ましい。
【0019】
1対の主柱の内側面又は前面にガイドレールを装着し、棚板をガイドレールに 沿って昇降させるように構成したため、既製の陳列棚に大幅な改造を加えること なく、棚板の高さ位置を無段階に調節する棚板昇降装置を取付けることができる 。
【0020】
図1は、本考案を適用した陳列棚の第1実施例を示す正面図である。この陳列 棚の主体部は、図4に示した従来の陳列棚をそのまま使用してあり、左右1対の 垂直な主柱(1)の下端に、左右1対の水平な脚材(2)を固着し、左右の主柱(1) 及び脚材(2)を複数本の横梁(3)で連接して、L字状のフレームを形成し、左右 の脚材(2)の下面に、それぞれ前後1対の支台(4)を装着してある。
【0021】 第1実施例は、上下6段の棚板を備えており、その中、下方の3段の棚板(7) を、図4と同様に、主柱(1)の前面に列設したスリット(5)に係着したブラケッ ト(6)に載置してある。
【0022】 各主柱(1)の対向する内面側の上半部には、それぞれガイドレール(9)を固着 し、上方の3段の棚板(8)を、ガイドレール(9)に沿って昇降できるように構成 してある。
【0023】 図2は、棚板(8)を昇降装置を示す斜視図である。図2は、左右1対の昇降装 置の中、左方のものを示してあり、右方の昇降装置は、後述するウオーム歯車、 ウオーム及び歯車ケースを除いて、左方の昇降装置と対称形に構成してある。
【0024】 ガイドレール(9)は、コの字の両縁を内方へ折り曲げた長方形断面に形成して あり、適数個の皿頭ボルト(10)によって主柱(1)に固着してある。
【0025】 ガイドレール(9)の内部の前面側に、後面に歯を有する垂直方向のラック(11) を固着してあり、前縁側の折り曲げ部を、ラック(11)の歯先よりも後方に突出さ せて、後縁側の折り曲げ部とともに、ピニオン(12)に対する移動ガイドを形成し てある。
【0026】 ピニオン(12)は、左右の昇降装置を連接して架設した駆動軸(13)の両端に固着 してあり、ガイドレール(9)の前後の折り曲げ部を案内として、ラツク(11)に噛 み合って上下に転動し得るようにしてある。
【0027】 駆動軸(13)の左右のピニオン(12)の内方に、コの字状断面の摺動台(14)を嵌着 してあり、その下部に、ガイドレール(9)の中を上下に転動し得るガイドローラ (15)を軸支してある。摺動台(14)は、ピニオン(12)及びガイドローラ(15)により 、ガイドレール(9)に沿って昇降可能に支持される。
【0028】 摺動台(14)の前面には、それぞれ棚板(8)を支持するためのブラケット(16)を 突設してある。
【0029】 図2に示す左側の摺動台(14)の内面側に、コの字状断面に形成した歯車ケース (17)を付設し、駆動軸(13)に固着したウオーム歯車(18)を収容してある。ウオー ム歯車(18)の下方に、前後方向をなすウオーム軸(19)に固着したウオーム(20)を 噛み合わせてある。
【0030】 ウオーム軸(19)は、歯車ケース(17)の前後の縁板に軸支して、前端を歯車ケー ス(17)から前方へ突出させてある。
【0031】 右側の昇降装置は、前述のように、歯車ケース(17)、ウオーム歯車(18)、ウオ ーム軸(19)及びウオーム(20)を除いて、図2の左側の昇降装置と対称形に構成し てある。
【0032】 歯車ケース(17)から前方へ突出したウオーム軸(19)の前端に、図示しないクラ ンクハンドルを係合して回転させると、ウオーム(20)及びウオーム歯車(18)を介 して駆動軸(13)が回転し、左右のピニオン(12)がラック(11)に噛み合って、ガイ ドレール(9)に沿って転動し、左右の昇降台(14)を同期的に昇降させて、ブラケ ット(16)に載置した棚板(8)の高さ位置を、無段階に調節することができる。
【0033】 図1の実施例では、ガイドレール(9)を主柱(1)の上半部に装着して、上下6 段の棚板の中、上部の3段の棚板(8)を上述手段により昇降可能とし、下部の3 段の棚板(7)を従来の陳列棚と同様な固定式とした場合であるが、その他の形式 とすることもできる。
【0034】 たとえば、図1の場合とは逆に、ガイドレール(9)を主柱(1)の下半部に装着 して、上部の3段を固定式とし、下部の3段を昇降可能な棚板としてもよい。あ るいは、ガイドレール(9)を主柱(1)の高さ全体にわたる長さとして、全段の棚 板を昇降可能にすることもできる。
【0035】 図3は、本考案の第2実施例の要部を示す斜視図である。この実施例は、ガイ ドレールを主柱(1)に装着する手段が異なる以外は、第1実施例と同様である。
【0036】 第2実施例のガイドレール(21)は、第1実施例のガイドレール(9)と同一形状 に形成してあり、内部後面側に垂直方向のラック(図示省略)を固着してあること も、同様である。
【0037】 各ガイドレール(21)の後面には、対応する主柱(1)のスリット(5)に係合する 位置に、複数個のフック(22)を突設してあり、これらのフック(21)をそれぞれス リット(5)に係着することにより、ガイドレール(21)を主柱(1)の前面に装着す るようにしてある。
【0038】 第1実施例では、ガイドレール(9)を、主柱(1)の対向する内側面にボルト(1 0)により装着するために、主柱(1)にめねじ孔を加工する必要があるが、この第 2実施例は、主柱(1)に設けられているスリット(5)を利用して、ガイドレール (21)を取付けるようにしたので、既製の陳列棚になんらの加工も追加する必要が なく、簡単に実施をすることができる。
【0039】
本考案は、次の効果を奏する。 (a) 既製の陳列棚に大幅な改造を加えることなく、棚板の高さ位置を、無段 階に調節する昇降装置を取付けることができる。
【0040】 (b) 棚板に物品を載置したままで、昇降させることができるので、高さ位置 の調節に際して、物品を取り下ろしたり、棚板やブラケットを取り外す必要がな い。
【0041】 (c) 必要に応じて、従来の固定式の棚板と昇降可能な棚板とを、任意に組み 合わせて使用することができる。
【図1】本考案の棚板昇降装置を適用した陳列棚の1例
を示す正面図である。
を示す正面図である。
【図2】本考案の第1実施例の要部を示す斜視図であ
る。
る。
【図3】本考案の第2実施例を示す斜視図である。
【図4】従来の陳列棚を示す斜視図である。
【図5】棚板昇降装置を備える従来の陳列棚を示す斜視
図である。
図である。
(1)主柱 (2)脚材 (3)横梁 (4)支台 (5)スリット (6)ブラケット (7)棚板(固定式) (8)棚板(昇降式) (9)ガイドレール (11)ラック (12)ピニオン (13)駆動軸 (14)昇降台 (15)ガイドローラ (16)ブラケット (17)歯車ケース (18)ウオーム歯車 (19)ウオーム軸 (20)ウオーム (21)ガイドレール (22)フック
Claims (5)
- 【請求項1】 陳列棚の左右1対の主柱に、それぞれ垂
直方向に装着した左右1対のガイドレールと、 各ガイドレールに沿って、それぞれ昇降可能に装着さ
れ、前面に各1個の棚板保持用ブラケットを装着した左
右1対の昇降台と、 左右1対の昇降台を、常に同一高さとなるように同期的
に昇降させる昇降駆動装置、 とを備えることを特徴とする陳列棚の棚板昇降装置。 - 【請求項2】 左右1対のガイドレールを、左右1対の
主柱の対向する内面側に固着したことを特徴とする請求
項1記載の陳列棚の棚板昇降装置。 - 【請求項3】 左右1対のガイドレールの後面に、左右
1対の主柱の前面に所定ピッチで垂直方向に列設した複
数個のスリットに係合する複数個のフックを形成し、そ
れらのフックを主柱のスリットに係合させることによ
り、各ガイドレールを対応する主柱の前面に装着するこ
とを特徴とする請求項1記載の陳列棚の棚板昇降装置。 - 【請求項4】 昇降駆動装置が、左右のガイドレールに
それぞれ垂直方向に固着した1対のラックと、左右1対
の昇降台に架設され、両端に1対のラックに噛み合って
駆動するピニオンを固着した駆動軸と、駆動軸を軸回り
に回転駆動する手段、とで構成された請求項前各項のい
ずれかに記載の陳列棚の棚板昇降装置。 - 【請求項5】 駆動軸を回転駆動する手段が、駆動軸に
固着したウオーム歯車と、ウオーム歯車に噛み合って回
転駆動されるウオームとで構成された請求項4記載の陳
列棚の棚板昇降装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992024188U JP2573037Y2 (ja) | 1992-03-24 | 1992-03-24 | 陳列棚の棚板昇降装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992024188U JP2573037Y2 (ja) | 1992-03-24 | 1992-03-24 | 陳列棚の棚板昇降装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0574360U true JPH0574360U (ja) | 1993-10-12 |
| JP2573037Y2 JP2573037Y2 (ja) | 1998-05-28 |
Family
ID=12131355
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992024188U Expired - Lifetime JP2573037Y2 (ja) | 1992-03-24 | 1992-03-24 | 陳列棚の棚板昇降装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2573037Y2 (ja) |
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- 1992-03-24 JP JP1992024188U patent/JP2573037Y2/ja not_active Expired - Lifetime
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|---|---|---|---|
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