JPH0574637A - 可飽和リアクトル - Google Patents

可飽和リアクトル

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JPH0574637A
JPH0574637A JP23290891A JP23290891A JPH0574637A JP H0574637 A JPH0574637 A JP H0574637A JP 23290891 A JP23290891 A JP 23290891A JP 23290891 A JP23290891 A JP 23290891A JP H0574637 A JPH0574637 A JP H0574637A
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JP
Japan
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saturable reactor
winding core
flat plate
wound
shaped
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Pending
Application number
JP23290891A
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English (en)
Inventor
Sueo Ando
末雄 安藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】安定で良好な、電気パルス圧縮特性を有する可
飽和リアクトルを提供する。 【構成】帯状の金属磁性体と絶縁物を重ね合わせて渦巻
状に巻き上げた断面略々矩形状の巻鉄心2と、この巻鉄
心に対し放射状に巻回されたコイルとからなる可飽和リ
アクトル10において、巻鉄心に対しコ字形の平板導体
11を放射状に複数個配設し、巻鉄心と平板導体間には
絶縁物による短冊状の間隔片12を密着挿入させて一体
化させたことを特徴とする。巻鉄心が直接絶縁油などの
冷却媒体に接し熱伝達をさまたげないため、飽和特性に
影響を与えない範囲の適度な放熱ができると共にコ字形
平板導体は一定の寸法で製作が可能でふくらみによるイ
ンダクタンスの増大およびバラツキを抑えることがで
き、可飽和リアクトルは安定で良好な電気パルス圧縮特
性を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高繰返しパルスレーザ
の電源の一部を構成する磁気パルス圧縮回路に用いられ
る可飽和リアクトルに関する。
【0002】
【従来の技術】エキシマレーザやTEA/TEMA C
2 レーザ等は高繰返しパルス発振するに際して、レー
ザ媒質中での放電や高ピークエネルギーのパルスレーザ
光を得るために放電部に加える電圧と電流のマイクロ秒
以下の早い立ち上がりと共に数10kV以上の高電圧が
要求される。従来このような高電圧と電流を得るための
電気的励起回路として、可飽和リアクトルを備えた磁気
パルス圧縮回路が用いられている。
【0003】図4は磁気パルス圧縮回路に用いられる従
来の可飽和リアクトルの斜視図である。同図において、
可飽和リアクトル1は巻鉄心2を絶縁ケース3に納め、
さらにこの絶縁ケース3の外側に複数ターン巻回してス
パイラル状に構成されたコイル4が設けられている。巻
鉄心2は薄い帯状の金属磁性体(アモルファス合金な
ど)5を同じく薄い帯状のルミラー等の絶縁物6と重ね
合せ、渦巻状に巻き上げて形成される。その結果、絶縁
物6は金属磁性体5の層間絶縁物となる。この層間絶縁
物は、金属磁性体5に高周波パルスが印加される際に渦
電流による損失を低減させることができるが、金属磁性
体5の層間の絶縁を確実にとるため金属磁性体5の端部
より数ミリ出張るようにエクステンション部を設けてい
る。そして、巻鉄心2は、実開昭63−121416号
公報にも示されるように、その内外周部および上下部に
は、絶縁ケース3との間に短冊状の間隔片7を介在させ
て、絶縁ケース3内に安定性よく収納・固定されてい
る。
【0004】上述したように、巻鉄心2を絶縁ケース3
内に収納・固定した状態で、その外側にコイル4を複数
ターンスパイラル状に巻回する。このコイル4は数〜1
0数平方センチメートルの断面積を有した軟銅線に絶縁
紙を数ミリ厚巻いて絶縁保護されたものなどが使用され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
可飽和リアクトル1には、数10kV以上の高電圧で数
マイクロ秒という電気パルスが印加されるが、この電気
パルスは可飽和リアクトル1の飽和特性を利用した磁気
スイッチ動作で、10倍以上の電気パルスに圧縮され
る。このとき、高周波の電気パルスが印加されると、巻
鉄心2は、それ自身の損失のため熱を発生する。この発
熱による温度上昇は、適度な放電によって飽和特性に影
響を与えない範囲のものに抑えなければならない。
【0006】ところが、巻鉄心2は絶縁ケース3内に収
納・固定されているため、絶縁ケース3外部への熱伝達
が非常に小さく、さらに巻鉄心2のエクステンション部
は、断熱材の役目となるため放熱することができず、異
常に温度上昇して、飽和特性に悪影響を与えることにな
る。
【0007】また、電気パルスの圧縮特性は、可飽和リ
アクトル1を構成するコイル4のインダクタンスにより
決まり、このインダクタンスが増大すると圧縮特性に悪
影響を与えることになる。従って、コイル4のインダク
タンスは、できるだけ小さくすると共に製作時の誤差に
依るバラツキをなくすことが要求される。
【0008】コイル4のインダクタンスは、コイル4の
巻上がり寸法によって決まることから、巻鉄心2に対し
て出来るかぎり巻上がり寸法を小さくし、かつ製作時、
誤差によるバラツキが出ないように一定の巻き上がり寸
法で巻く必要がある。
【0009】しかし、前述のように構成された可飽和リ
アクトル1において、コイル4は紙巻き軟銅線などが使
用されるため、巻回時、絶縁ケース3の外形に沿って密
着させながら巻回することができず、絶縁ケース3の内
外周及び上下の平面部である程度のふくらみが生じるた
め、その分巻き上がり寸法が大きくなる。また、コイル
4は、複数ターン数で、複数本巻回されるため、製作時
巻き上がり寸法に誤差が生じ、一定の寸法で巻回すこと
がむずかしくなる。
【0010】従って、従来の可飽和リアクトルは、イン
ダクタンスが増大すると共にコイルのターン毎にインダ
クタンスのバラツキが生じるため圧縮特性に悪影響を与
え、可飽和リアクトルの良好な特性が得られなくなると
いう欠点があった。
【0011】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は巻鉄心の飽和特性に影響を与えないよう
に放熱を促進すると共にコイルの巻き上がり寸法を常に
一定にすることでインダクタンスの増大とバラツキを抑
え、安定で良好な、電気パルス圧縮特性を有する可飽和
リアクトルの提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、帯状の金属磁性体と絶縁物を重ね合わせ
て渦巻状に巻き上げた断面略々矩形状の巻鉄心と、この
巻鉄心に対し放射状に巻回されたコイルとからなる可飽
和リアクトルにおいて、前記巻鉄心に対しコ字形の平板
導体を放射状に複数個配設し、前記巻鉄心と前記平板導
体間には絶縁物による短冊状の間隔片を密着挿入させて
一体化させたことを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明の可飽和リアクトルは、巻鉄心が直接絶
縁油などの冷却媒体に接し熱伝達をさまたげないため、
飽和特性に影響を与えない範囲の適度な放熱ができると
共にコ字形平板導体は、一定の寸法で製作が可能でふく
らみによるインダクタンスの増大およびバラツキを抑え
ることができるので、可飽和リアクトルは安定で良好な
電気パルス圧縮特性を得ることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例の一部を断面で示す斜視図
である。同図に示すように、本発明の可飽和リアクトル
10は環状に形成された巻鉄心2と、その巻鉄心2の外
側に放射状に配置した複数個のコ字形平板導体11から
構成されている。
【0015】巻鉄心2は、図2に示すように、薄い帯状
の金属磁性体5を同じく薄い帯状の絶縁物6と重ね合わ
せて渦巻状に巻き上げて環状に形成されている。また、
その巻鉄心2の外側に配置された複数個のコ字形平板導
体11は機械的強度を有しており、巻鉄心2及び隣接す
るコ字形平板導体相互間は、必要な絶縁距離を確保しつ
つも、巻鉄心2に対し最小の距離で寸法上のバラツキが
なく一定の外形寸法で製作され配置されている。
【0016】さらに、巻鉄心2の内(外)周部及び上・
下部とコ字形平板導体11間には短冊状の絶縁性間隔片
12が密着挿入させている。この間隔片12は、一定の
面圧で巻鉄心2を締付けるように挿入されるため、巻鉄
心2とコ字形平板導体11は一体化し各々固定される。
【0017】また、図3に示すように、隣設するコ字形
平板導体11の開口部の電流出入口を接続導体13で接
続することにより、コイルとしてのターン数を可変にす
ることが可能となるので、容易に適切なターン数コイル
に選択することができる。
【0018】上述したように、本実施例によると、巻鉄
心は、コ字形平板導体で形成されたコイルと間隔片を介
して一体化され固定されており、絶縁油などの冷却媒体
と直接接するため、熱伝達が非常に向上するので、巻鉄
心が発熱しても速やかに放熱され、温度上昇によって飽
和特性が損なわれことがなくなる。
【0019】また、コイルはコ字形平板導体で形成され
ているので、機械的強度を有し最小の外形寸法でかつそ
のバラツキがなく製作することが可能なため、コイルの
インダクタンスの増大とバラツキを抑えることができる
と共に、コイルターン数が簡単に可変できることから、
可飽和リアクトルとして安定で良好な電気パルス圧縮特
性を得ることができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
温度上昇によって飽和特性が損なわれことがなく、ま
た、コイルのインダクタンスの増大とバラツキを抑える
ことができると共に、コイルターン数が簡単に可変でき
ることから可飽和リアクトルとして安定で良好な電気パ
ルス圧縮特性を得ることができるので、本可飽和リアク
トルを用いた磁気パルス圧縮回路は、高繰返し,高ピー
クエネルギーのパルスレーザ発生のための安定した電気
パルスを供給することができる、という優れた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の一部を断面で示す斜視図。
【図2】図1の右断面の拡大図。
【図3】図1の側面図。
【図4】従来の可飽和リアクトルの斜視図。
【図5】図4のIV−IV線に沿う断面図。
【符号の説明】
1…可飽和リアクトル、2…巻鉄心、3…絶縁ケース、
4…コイル、5…金属磁性体、6…絶縁物、7…間隔
片、8…絶縁油、9…タンク、10…可飽和リアクト
ル、11…コ字形平板導体、12…間隔片、13…接続
導板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状の金属磁性体と絶縁物を重ね合わせ
    て渦巻状に巻き上げた断面略々矩形状の巻鉄心と、この
    巻鉄心に対し放射状に巻回されたコイルとからなる可飽
    和リアクトルにおいて、前記巻鉄心に対しコ字形の平板
    導体を放射状に複数個配設し、前記巻鉄心と前記平板導
    体間には絶縁物による短冊状の間隔片を密着挿入させて
    一体化させたことを特徴とする可飽和リアクトル。
JP23290891A 1991-09-12 1991-09-12 可飽和リアクトル Pending JPH0574637A (ja)

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JP23290891A JPH0574637A (ja) 1991-09-12 1991-09-12 可飽和リアクトル

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JP23290891A Pending JPH0574637A (ja) 1991-09-12 1991-09-12 可飽和リアクトル

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104465047A (zh) * 2014-12-16 2015-03-25 济南西电特种变压器有限公司 一种换流阀用水冷饱和电抗器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104465047A (zh) * 2014-12-16 2015-03-25 济南西电特种变压器有限公司 一种换流阀用水冷饱和电抗器

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