JPH0574777U - 圧縮空気動力型打撃工具のトリガバルブ - Google Patents

圧縮空気動力型打撃工具のトリガバルブ

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JPH0574777U
JPH0574777U JP2291592U JP2291592U JPH0574777U JP H0574777 U JPH0574777 U JP H0574777U JP 2291592 U JP2291592 U JP 2291592U JP 2291592 U JP2291592 U JP 2291592U JP H0574777 U JPH0574777 U JP H0574777U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オイルレスで安全に動作し、そのため、メン
テナンスフリーの圧縮空気動力型打撃工具のトリガバル
ブを提供する。 【構成】 圧縮空気貯溜室と打撃ピストン・シリンダ機
構の動作を制御する主弁と大気との間を開閉制御する圧
縮空気動力型打撃工具のトリガバルブにおいて、相対移
動する2部品間のすき間をシール、または、シール解除
する面シール構造と、摺動する2部品間のすき間を常時
シールするダイヤフラムとを含む。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、圧縮空気動力型打撃工具のトリガバルブに関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】
従来の圧縮空気動力型釘打機(以下、釘打機という)によれば、打撃シリンダ と打撃ピストンとの間の摺動シールおよび/または打撃シリンダのピストン上室 を圧縮空気貯溜室および大気に対して開閉する主弁の摺動シール部を潤滑するた めに、動力用圧縮空気中に潤滑油を霧状にして供給している。この供給は、圧縮 空気源から延びたエアホースの中途部に配置されたオイラによって圧縮空気の流 れを利用して行われるか、または、釘打機の内部部品に、直接、潤滑油を滴油す ることによって行われる。しかし、オイラを使用しなかったり、釘打機の内部部 品への滴油を忘れたりして、釘打機の寿命を縮める結果を生じている。最近にな って、打撃ピストンに無給油型ピストンリングを装着したり、または、主弁の摺 動部にシールとしてダイヤフラムを採用したりすることで、釘打機のオイルレス 化が行われるようになった。
【0003】 しかし、主弁を起動させるトリガバルブに関しては、トリガバルブに不完全サ インが入った場合にも主弁の作動を安定させる複雑な構造が採用されている等の 事情があり、トリガバルブ組付時にグリースまたはグリース状潤滑剤を塗布する 方法が採用されており、長期使用によるオイル切れが発生して誤動作および釘打 機の寿命短縮の原因となっていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的は、オイルレスで安全に動作し、そのため、メンテナンスフリー の圧縮空気動力型打撃工具のトリガバルブを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案は、圧縮空気貯溜室と打撃ピストン・シリンダ機構の動作を制御する主 弁と大気との間を開閉制御する圧縮空気動力型打撃工具のトリガバルブにおいて 、相対移動する2部品間のすき間をシール、または、シール解除する面シール構 造と、摺動する2部品間のすき間を常時シールするダイヤフラムとを含むことを 特徴とする。
【0006】
【考案の作用・効果】
本考案によれば、従来、Oリングによる摺動シールが採用されていた2部材間 に面シールまたはダイヤフラムを採用したので、これらのシール部は、潤滑剤が なくても、安全に動作することができる。したがって、上記2部材間に潤滑剤を 与える必要がなく、トリガバルブをメンテナンスフリー化する。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。図1に示 されているように、トリガバルブの主要部は、下向きに開口したカップ状の上側 弁ケーシング1と、上側弁ケーシング1に挿入され固定され上向きに開口したカ ップ状の下側弁ケーシング3と、上側弁ケーシング1の上壁部2を一の弁部品と して弁作用するパイロット弁4と、パイロット弁4のスプール5と同軸に配置さ れ、スプール5を一の弁部品として弁作用する給気弁6と、給気弁6の段付円筒 状の弁体7に組付け固定され下向きに開口したカップ状の給気弁ケーシング8と 、給気弁ケーシング8に挿入固定された段付円柱状のトリガバルブ弁体9とから 成る。以下、各部品について詳述する。
【0008】 上記上側弁ケーシング1の上壁部2の上面中央に円環状のボス2aが設けられ ている。ボス2aの周壁を横軸方向に貫通して、空気接続孔10が設けられてい る。空気接続孔10は、主弁(図示せず)の制御室に接続されている。下側弁ケ ーシング3は、上側弁ケーシング1の上壁部2との間に所定幅の空気通路11を 有する。下側弁ケーシング3の下底部中央には、トリガバルブ弁体9の操作ステ ム13が挿通する孔12が形成されている。
【0009】 上記パイロット弁4のスプール5は、上端と下端とに、圧縮空気貯溜室16内 に突出する上側円板部14と、下側弁ケーシング3内に軸移動自在に配置された 下側円板部15とを有する。下側円板部15の径は、上側円板部14の径より大 きい。スプール5の中心軸部には、貫通孔17が形成され、圧縮空気貯溜室16 と下側弁ケーシング3内の第1バルブチャンバ24とを接続する。上側円板部1 4と下側円板部15との間において、スプール5の外周面には、円環状の空気接 続路18が形成されている。上側円板部14は、上側弁ケーシング1の上壁部2 の上面に取付けられたOリング19と着脱する。下側円板部15の上面において 、中心軸近傍には、上壁部2と着脱するOリング20が取付けられている。下側 円板部15の下面と下側弁ケーシング3の周壁との間にゴム状弾性材から成る円 環状の第1ダイヤフラム21が撓み自在に取付けられている。第1ダイヤフラム 21の内縁部は、固定環22によって下側円板部15に固着され、第1ダイヤフ ラム21の外縁部は、固定環23によって下側弁ケーシング3の上端面に固着さ れている。
【0010】 上記給気弁6の給気弁体7は、肩部にスプール5の下端面と着脱するOリング 27を有する。給気弁体7の中心軸部の貫通孔28は、スプール5の貫通孔17 とトリガバルブ弁体9内の第2バルブチャンバ29とを接続する。給気弁体7の 下端面には、固定環30によって第2ダイヤフラム31の内縁が取付けられてい る。第2ダイヤフラム31の外縁は、給気弁ケーシング8とトリガバルブ弁体9 との間に挟持され固定されている。
【0011】 上記トリガバルブ弁体9は、給気弁ケーシング8と一体になって下側弁ケーシ ング3内を上下動する。トリガバルブ弁体9の下端面において、操作ステム13 の周面には、下側弁ケーシング3の内底面と着脱するOリング32が取付けられ ている。これにより排気弁33が構成される。
【0012】 以下、本考案のトリガバルブの動作について説明する。トリガバルブの操作ス テム13が作業者の手操作によるトリガレバー(図示せず)によって押上げられ ていないときは、圧縮空気貯溜室16から第1バルブチャンバ24内に供給され ている圧縮空気が下側円板部15と上側円板部14との径差分に作用する圧力に より、パイロット弁4のスプール5は、上側円板部14がOリング19から離れ 、Oリング20が上側弁ケーシング1の上壁部に面シールで密封係合する位置に ある。このとき、第1ダイヤフラム21も第1ダイヤフラム31も上側が凸の状 態にある。他方、スプール5に形成された空気接続路18が圧縮空気貯溜室16 と空気接続孔10とを接続し、圧縮空気貯溜室16から主弁の制御室へ圧縮空気 が供給されている。この結果、打撃シリンダ内の打撃ピストンは、その上死点に 保持されている。
【0013】 作業者がトリガバルブの操作ステム13を押上げると、Oリング32が、下側 弁ケーシング3の内底面から離脱し、排気弁33が開く。これにより、第1バル ブチャンバ24内の圧縮空気が大気中に排気される。同時に、給気弁体7のOリ ング27がパイロット弁4のスプール5の下端面と面シールとして密封係合して 第1バルブチャンバ24内への圧縮空気の供給をしゃ断する。このとき、第2ダ イヤフラム31は、ほぼ水平な状態にある。
【0014】 上記第1バルブチャンバ24内の圧縮空気が排気されると、パイロット弁4の スプール5が上側円板部14に作用する圧縮空気の圧力によって下降動し、上側 円板部14がOリング19に面シールとして密封係合し、圧縮空気貯溜室16か ら主弁への圧縮空気の供給をしゃ断し、同時に、主弁の制御室内の圧縮空気を空 気接続孔10および空気接続路18、および、空気通路11を通じて大気中に放 出する。パイロット弁4のスプール5の下降に伴って、給気弁体7もスプール5 に押されて下降する。このとき、第1ダイヤフラム21および第2ダイヤフラム 31は、下側が凸の状態にある。
【0015】 図4に示されているように、作業者のトリガレバー解放により、トリガバルブ 弁体9が下降して元の位置に戻ることにより、排気弁33が閉じられ、給気弁体 7も給気弁ケーシング8との係合関係により引下げられ、Oリング27は、パイ ロット弁4のスプール5の下面から離れる。このため、圧縮空気貯溜室16から 第1バルブチャンバ24内に圧縮空気が供給され、第1バルブチャンバ24内の 圧力が昇圧される。この状態の直後に、パイロット弁4のスプール5は、第1バ ルブチャンバ24内の圧力の作用で上昇し図1の位置に復帰する。図4の状態の とき、第1ダイヤフラム21は、下側が凸の状態にあり、第2ダイヤフラム31 は、上側が凸の状態にある。
【0016】 上記実施例においては、スプール5の下側円板部15と下側弁ケーシング3と の間が第1ダイヤフラム21によりシールされ、給気弁体7とトリガバルブ弁体 9との間が第2ダイヤフラム31によりシールされ、スプール5の上側円板部1 4と上側弁ケーシング1のボス部2aとの間、スプール5と上側弁ケーシング1 の上壁部との間、スプール5と給気弁体7との間、トリガバルブ弁体9と下側弁 ケーシング3との間がそれぞれOリングにより面シールされているが、相対移動 する2部品間のすき間を面シールによりシール、または、シール解除し、摺動す る2部品間のすき間を常時ダイヤフラムによりシールする構造であれば、本考案 は、適用しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のトリガバルブの縦断面図であって、ト
リガレバーが引き操作されていない状態を示す。
【図2】本考案のトリガバルブの縦断面図であって、ト
リガレバーが引き操作された瞬間の状態を示す。
【図3】本考案のトリガバルブの縦断面図であって、ト
リガバルブの一部としてのパイロット弁が作動した状態
を示す。
【図4】本考案のトリガバルブの縦断面図であって、ト
リガレバーが解放された状態を示す。
【符号の説明】
2 上壁部 3 下側弁ケーシング 5 スプール 7 給気弁体 9 トリガバルブ弁体 15 下側円板部 16 圧縮空気貯溜室 19 Oリング 20 Oリング 21 第1ダイヤフラム 27 Oリング 31 第2ダイヤフラム 32 Oリング

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮空気貯溜室と打撃ピストン・シリン
    ダ機構の動作を制御する主弁と大気との間を開閉制御す
    る圧縮空気動力型打撃工具のトリガバルブにおいて、相
    対移動する2部品間のすき間をシール、または、シール
    解除する面シール構造と、摺動する2部品間のすき間を
    常時シールするダイヤフラムとを含む圧縮空気動力型打
    撃工具のトリガバルブ。
JP2291592U 1992-03-18 1992-03-18 圧縮空気動力型打撃工具のトリガバルブ Expired - Lifetime JP2560022Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117381724A (zh) * 2023-10-24 2024-01-12 广东明晖气动科技有限公司 新型气动钉枪

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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