JPH0574811A - 電界効果素子とその製造方法 - Google Patents
電界効果素子とその製造方法Info
- Publication number
- JPH0574811A JPH0574811A JP3231396A JP23139691A JPH0574811A JP H0574811 A JPH0574811 A JP H0574811A JP 3231396 A JP3231396 A JP 3231396A JP 23139691 A JP23139691 A JP 23139691A JP H0574811 A JPH0574811 A JP H0574811A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- conductive layer
- field effect
- insulating layer
- effect element
- Prior art date
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- Withdrawn
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- Thin Film Transistor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 高分子フィルムよりなる絶縁層12と、絶縁
層12の表面にイオン注入により形成された導電層14
と、導電層14の表面に設けられた第1電極16と、導
電層14の表面に第1電極16と間隔をおいて設けられ
た第2電極18と、前記絶縁層12の裏面に設けられた
第3電極20とよりなる。 【効果】 第3電極20に電圧を印加することにより、
この電圧に比例して、第1電極16及び第2電極18間
に流れる電流を制御することができる。したがって、こ
の電界効果素子を、電流制御素子または抵抗制御素子と
して使用することができる。
層12の表面にイオン注入により形成された導電層14
と、導電層14の表面に設けられた第1電極16と、導
電層14の表面に第1電極16と間隔をおいて設けられ
た第2電極18と、前記絶縁層12の裏面に設けられた
第3電極20とよりなる。 【効果】 第3電極20に電圧を印加することにより、
この電圧に比例して、第1電極16及び第2電極18間
に流れる電流を制御することができる。したがって、こ
の電界効果素子を、電流制御素子または抵抗制御素子と
して使用することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高分子フィルムを利用
した電界効果素子に関するものである。
した電界効果素子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】株式会社サイエンスフォーラム発行の
「イオン注入表層改質技術」に記載されているように、
ポリイミド、ポリアクリロニトリル、ポリフェニレンサ
ルファイド、ポリエチレン、ポリ塩化ビニルなどの高分
子フィルムの表面層に、アルゴン、水素、窒素、ヒ素、
ボロン、あるいは金属をイオン種としてイオン注入をす
ることにより、この高分子フィルム表面層を導電化する
ことが、従来より知られている。
「イオン注入表層改質技術」に記載されているように、
ポリイミド、ポリアクリロニトリル、ポリフェニレンサ
ルファイド、ポリエチレン、ポリ塩化ビニルなどの高分
子フィルムの表面層に、アルゴン、水素、窒素、ヒ素、
ボロン、あるいは金属をイオン種としてイオン注入をす
ることにより、この高分子フィルム表面層を導電化する
ことが、従来より知られている。
【0003】これにより、絶縁体である高分子フィルム
の表面層に導電層が形成され、この導電層に電流を流す
ことが可能となった。
の表面層に導電層が形成され、この導電層に電流を流す
ことが可能となった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記導電層
を有する高分子フィルムの応用技術においては、現在、
その方向が定まっていない。
を有する高分子フィルムの応用技術においては、現在、
その方向が定まっていない。
【0005】そこで本発明は、上記の導電層を有する高
分子フィルムを利用した電界効果素子及びその製造方法
を提供するものである。
分子フィルムを利用した電界効果素子及びその製造方法
を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明の電界効
果素子は、高分子フィルムよりなる絶縁層と、絶縁層の
表面にイオン注入により形成された導電層と、導電層の
表面に設けられた第1電極と、導電層の表面に第1電極
と間隔をおいて設けられた第2電極と、前記絶縁層の裏
面に設けられた第3電極とよりなるものである。
果素子は、高分子フィルムよりなる絶縁層と、絶縁層の
表面にイオン注入により形成された導電層と、導電層の
表面に設けられた第1電極と、導電層の表面に第1電極
と間隔をおいて設けられた第2電極と、前記絶縁層の裏
面に設けられた第3電極とよりなるものである。
【0007】この電界効果素子の製造方法は、高分子フ
ィルムよりなる絶縁層の表面にイオン注入により導電層
を形成し、導電層の表面に第1電極を設け、導電層の表
面に第1電極と間隔をおいて第2電極を設け、前記絶縁
層の裏面に第3電極を設けるものである。
ィルムよりなる絶縁層の表面にイオン注入により導電層
を形成し、導電層の表面に第1電極を設け、導電層の表
面に第1電極と間隔をおいて第2電極を設け、前記絶縁
層の裏面に第3電極を設けるものである。
【0008】上記構成の電界効果素子であると、第3電
極に電圧を印加することにより、この印加した電圧に比
例して、第1電極及び第2電極間に流れる電流を制御す
ることができる。すなわち、この電界効果素子は、電流
制御素子または抵抗制御素子として働く。
極に電圧を印加することにより、この印加した電圧に比
例して、第1電極及び第2電極間に流れる電流を制御す
ることができる。すなわち、この電界効果素子は、電流
制御素子または抵抗制御素子として働く。
【0009】また、本発明の電界効果素子は、高分子フ
ィルムよりなる絶縁層と、絶縁層の表面にイオン注入に
より形成された第1導電層と、第1導電層の表面に設け
られた第1電極と、第1導電層の表面に第1電極と間隔
をおいて設けられた第2電極と、前記絶縁層の裏面にイ
オン注入により形成された第2導電層と、第2導電層の
裏面に設けられた第3電極とよりなるものである。
ィルムよりなる絶縁層と、絶縁層の表面にイオン注入に
より形成された第1導電層と、第1導電層の表面に設け
られた第1電極と、第1導電層の表面に第1電極と間隔
をおいて設けられた第2電極と、前記絶縁層の裏面にイ
オン注入により形成された第2導電層と、第2導電層の
裏面に設けられた第3電極とよりなるものである。
【0010】この電界効果素子の製造方法は、高分子フ
ィルムよりなる絶縁層の表面にイオン注入により導電層
を形成し、第1導電層の表面に第1電極を設け、第1導
電層の表面に第1電極と間隔をおいて第2電極を設け、
前記絶縁層の裏面に、イオン注入により第2導電層を形
成し、第2導電層の裏面に第3電極を設けるものであ
る。
ィルムよりなる絶縁層の表面にイオン注入により導電層
を形成し、第1導電層の表面に第1電極を設け、第1導
電層の表面に第1電極と間隔をおいて第2電極を設け、
前記絶縁層の裏面に、イオン注入により第2導電層を形
成し、第2導電層の裏面に第3電極を設けるものであ
る。
【0011】上記構成の電界効果素子であると、第3電
極に電圧を印加することにより、この電圧に比例して、
第1電極及び第2電極間に流れる電流を制御することが
できる。したがって、この電界効果素子は、電流制御素
子及び抵抗制御素子として使用できる。
極に電圧を印加することにより、この電圧に比例して、
第1電極及び第2電極間に流れる電流を制御することが
できる。したがって、この電界効果素子は、電流制御素
子及び抵抗制御素子として使用できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
【0013】符号10は、本発明の一実施例を示す電界
効果素子である。
効果素子である。
【0014】この電界効果素子10は、絶縁体であるポ
リイミド、ポリエチレンフィルム、ポリエステルフィル
ム等の高分子フィルムの表面層にイオン注入により、導
電層14を形成する。この導電層の表面に、蒸着または
導電性ペーストで第1電極16を形成する。そして、こ
の導電層14の表面に、前記第1電極16とは間隔を離
して、第2電極18を、蒸着または導電層ペーストで形
成する。
リイミド、ポリエチレンフィルム、ポリエステルフィル
ム等の高分子フィルムの表面層にイオン注入により、導
電層14を形成する。この導電層の表面に、蒸着または
導電性ペーストで第1電極16を形成する。そして、こ
の導電層14の表面に、前記第1電極16とは間隔を離
して、第2電極18を、蒸着または導電層ペーストで形
成する。
【0015】さらに、高分子フィルム12の裏面に蒸着
または導電性ペーストで第3電極20を形成する。この
第3電極20を形成する箇所は、高分子フィルム12の
裏面において、表面にある第1電極16及び第2電極1
8をつなぐ面積部分すべてにわたって相当する位置に形
成する(図1参照)。
または導電性ペーストで第3電極20を形成する。この
第3電極20を形成する箇所は、高分子フィルム12の
裏面において、表面にある第1電極16及び第2電極1
8をつなぐ面積部分すべてにわたって相当する位置に形
成する(図1参照)。
【0016】なお、第3電極20を形成する箇所は、上
記のような第1電極16及び第2電極18をつなぐ面積
部分すべてにわたって形成する他に、高分子フィルム1
2の裏面において、第1電極16及び第2電極18の略
中央部分に相当する位置に形成してもよい。
記のような第1電極16及び第2電極18をつなぐ面積
部分すべてにわたって形成する他に、高分子フィルム1
2の裏面において、第1電極16及び第2電極18の略
中央部分に相当する位置に形成してもよい。
【0017】高分子フィルム12の厚さとしては、50
μm以下の厚さが好適である。
μm以下の厚さが好適である。
【0018】上記構成の電界効果素子10であると、第
3電極20に正または負の電圧を印加することで、第1
電極16及び第2電極18間に流れる電流を制御するこ
とができる。すなわち、第3電極20の印加電圧によっ
て、導電層14の抵抗を制御する。
3電極20に正または負の電圧を印加することで、第1
電極16及び第2電極18間に流れる電流を制御するこ
とができる。すなわち、第3電極20の印加電圧によっ
て、導電層14の抵抗を制御する。
【0019】次に、本出願人が、上記電界効果素子10
を用いて実験した結果を図3のグラフに示す。このグラ
フの横軸は、第3電極に印加した電圧であり、縦軸は、
第1電極と第2電極の間に流れた電流である。
を用いて実験した結果を図3のグラフに示す。このグラ
フの横軸は、第3電極に印加した電圧であり、縦軸は、
第1電極と第2電極の間に流れた電流である。
【0020】第2図は、この実験における回路図であっ
て、第3電極20に直流の印加電圧をかけ、この時の第
1電極16と第2電極18間に流れる電流を電流計で測
定する。
て、第3電極20に直流の印加電圧をかけ、この時の第
1電極16と第2電極18間に流れる電流を電流計で測
定する。
【0021】使用した高分子フィルム12は、ポリイミ
ドフィルムであって、その厚さは20μmである。そし
て、この高分子フィルム10の表面における10×50
mmの領域に窒素イオン注入を以下の条件の範囲で行っ
た。
ドフィルムであって、その厚さは20μmである。そし
て、この高分子フィルム10の表面における10×50
mmの領域に窒素イオン注入を以下の条件の範囲で行っ
た。
【0022】イオン注入エネルギー; 50〜90Ke
V イオン注入量 ; 5×1016〜2×1017
N/cm2 上記条件で電界効果素子の第3電極20に印加電圧をか
けると、図3に示すように、この印加電圧に比例して、
第1電極16と第2電極18の間に流れる電流が変化し
た。
V イオン注入量 ; 5×1016〜2×1017
N/cm2 上記条件で電界効果素子の第3電極20に印加電圧をか
けると、図3に示すように、この印加電圧に比例して、
第1電極16と第2電極18の間に流れる電流が変化し
た。
【0023】なお、上記の実験条件は、電界効果素子1
0の特性の一部分を得るためにした実験であり、そのイ
オン注入エネルギー及びイオン注入量は、これに限定さ
れるものではない。
0の特性の一部分を得るためにした実験であり、そのイ
オン注入エネルギー及びイオン注入量は、これに限定さ
れるものではない。
【0024】電界効果素子10の他の実施例としては、
図4に示すように、高分子フィルム12の裏面にもイオ
ン注入を行って、導電層22を形成し、その導電層22
の裏面に第3電極20を形成する。この場合にも、電界
効果素子10と同様に、電流制御素子、または抵抗制御
素子として使用できる。
図4に示すように、高分子フィルム12の裏面にもイオ
ン注入を行って、導電層22を形成し、その導電層22
の裏面に第3電極20を形成する。この場合にも、電界
効果素子10と同様に、電流制御素子、または抵抗制御
素子として使用できる。
【0025】
【発明の効果】以上により、本発明の電界効果素子であ
ると、第3電極に電圧を印加することにより、この電圧
に比例して、第1電極及び第2電極間に流れる電流を制
御することができる。したがって、この電界効果素子を
電流制御素子または抵抗制御素子として使用することが
できる。
ると、第3電極に電圧を印加することにより、この電圧
に比例して、第1電極及び第2電極間に流れる電流を制
御することができる。したがって、この電界効果素子を
電流制御素子または抵抗制御素子として使用することが
できる。
【図1】本発明の一実施例を示す電界効果素子の縦断面
図。
図。
【図2】図1の電界効果素子を使用した回路図である。
【図3】横軸を第3電極に印加した電圧、縦軸を第1電
極と第2電極の間に流れた電流とするグラフである。
極と第2電極の間に流れた電流とするグラフである。
【図4】本発明の他の実施例の電界効果素子の縦断面図
である。
である。
10……電界効果素子 12……高分子フィルム 14……導電層 16……第1電極 18……第2電極 20……第3電極
Claims (4)
- 【請求項1】高分子フィルムよりなる絶縁層と、 絶縁層の表面にイオン注入により形成された導電層と、 導電層の表面に設けられた第1電極と、 導電層の表面に第1電極と間隔をおいて設けられた第2
電極と、 前記絶縁層の裏面に設けられた第3電極とよりなること
を特徴とする電界効果素子。 - 【請求項2】高分子フィルムよりなる絶縁層の表面にイ
オン注入により導電層を形成し、 導電層の表面に第1電極を設け、 導電層の表面に第1電極と間隔をおいて第2電極を設
け、 前記絶縁層の裏面に第3電極を設けることを特徴とする
電界効果素子の製造方法。 - 【請求項3】高分子フィルムよりなる絶縁層と、 絶縁層の表面にイオン注入により形成された第1導電層
と、 第1導電層の表面に設けられた第1電極と、 第1導電層の表面に第1電極と間隔をおいて設けられた
第2電極と、 前記絶縁層の裏面にイオン注入により形成された第2導
電層と、 第2導電層の裏面に設けられた第3電極とよりなること
を特徴とする電界効果素子。 - 【請求項4】高分子フィルムよりなる絶縁層の表面にイ
オン注入により導電層を形成し、 第1導電層の表面に第1電極を設け、 第1導電層の表面に第1電極と間隔をおいて第2電極を
設け、 前記絶縁層の裏面にイオン注入により第2導電層を形成
し、 第2導電層の裏面に第3電極を設けることを特徴とする
電界効果素子の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3231396A JPH0574811A (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | 電界効果素子とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3231396A JPH0574811A (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | 電界効果素子とその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0574811A true JPH0574811A (ja) | 1993-03-26 |
Family
ID=16922953
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3231396A Withdrawn JPH0574811A (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | 電界効果素子とその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0574811A (ja) |
-
1991
- 1991-09-11 JP JP3231396A patent/JPH0574811A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981203 |