JPH0575185A - レーザ装置 - Google Patents
レーザ装置Info
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- JPH0575185A JPH0575185A JP23477491A JP23477491A JPH0575185A JP H0575185 A JPH0575185 A JP H0575185A JP 23477491 A JP23477491 A JP 23477491A JP 23477491 A JP23477491 A JP 23477491A JP H0575185 A JPH0575185 A JP H0575185A
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- mirror
- total reflection
- laser
- magnifying
- magnifying mirror
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明は、例えばレーザ加工機に用いられ
るレーザ装置に関し、特に高出力かつ高品質なレーザを
安定して取り出すことができるレーザ装置を得ることを
目的とする。 【構成】 全反射ミラー1と拡大ミラー11とは、レー
ザ媒質4を封入する箱体5内に互いに対向して配置さ
れ、不安定型共振器を構成している。拡大ミラー11
は、ZnSe等の透明光学体で凸面形状に構成され、か
つ全反射ミラー1と対向する面の中央部には、位相差を
吸収する凸部11aが形成されている。さらに拡大ミラ
ー11の両面には、凸部11aを除いて無反射膜3が被
覆されている。不安定型共振器内部で発生したレーザビ
ーム6は、レーザ媒質4で増幅された後、拡大ミラー1
1を通過して中詰まり状のレーザビーム7として取り出
される。
るレーザ装置に関し、特に高出力かつ高品質なレーザを
安定して取り出すことができるレーザ装置を得ることを
目的とする。 【構成】 全反射ミラー1と拡大ミラー11とは、レー
ザ媒質4を封入する箱体5内に互いに対向して配置さ
れ、不安定型共振器を構成している。拡大ミラー11
は、ZnSe等の透明光学体で凸面形状に構成され、か
つ全反射ミラー1と対向する面の中央部には、位相差を
吸収する凸部11aが形成されている。さらに拡大ミラ
ー11の両面には、凸部11aを除いて無反射膜3が被
覆されている。不安定型共振器内部で発生したレーザビ
ーム6は、レーザ媒質4で増幅された後、拡大ミラー1
1を通過して中詰まり状のレーザビーム7として取り出
される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばレーザ加工機
に用いられるレーザ装置に関し、特に高出力かつ高品質
なレーザビームを安定して取り出すことができるレーザ
装置に関するものである。
に用いられるレーザ装置に関し、特に高出力かつ高品質
なレーザビームを安定して取り出すことができるレーザ
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は例えば特開昭63ー26547
8号公報に記載された従来の不安定型共振器を用いたレ
ーザ装置を示す側断面図である。図において、1は例え
ばCuからなる凹面状の全反射ミラー、2は例えばZn
Seからなり、全反射ミラー1と対向して配置された凸
面状の拡大ミラー、3はZnSeとThF4との2層で
構成され、全反射ミラー1と対向する面の中央部を除く
拡大ミラー2の面上に形成された無反射膜、4はレーザ
媒質であり、このレーザ媒質4は、CO2レーザ等のガ
スレーザの場合には、放電等により励起されたガス媒
質、あるいはYAG等の固体レーザの場合には、フラッ
シュランプ等により励起された固体媒質が用いられる。
5は周囲を覆う箱体、6は全反射ミラー1と拡大ミラー
2とより構成される不安定型共振器の内部に発生するレ
ーザビーム、7は拡大ミラー2により不安定型共振器外
部に取り出されるレーザビームである。
8号公報に記載された従来の不安定型共振器を用いたレ
ーザ装置を示す側断面図である。図において、1は例え
ばCuからなる凹面状の全反射ミラー、2は例えばZn
Seからなり、全反射ミラー1と対向して配置された凸
面状の拡大ミラー、3はZnSeとThF4との2層で
構成され、全反射ミラー1と対向する面の中央部を除く
拡大ミラー2の面上に形成された無反射膜、4はレーザ
媒質であり、このレーザ媒質4は、CO2レーザ等のガ
スレーザの場合には、放電等により励起されたガス媒
質、あるいはYAG等の固体レーザの場合には、フラッ
シュランプ等により励起された固体媒質が用いられる。
5は周囲を覆う箱体、6は全反射ミラー1と拡大ミラー
2とより構成される不安定型共振器の内部に発生するレ
ーザビーム、7は拡大ミラー2により不安定型共振器外
部に取り出されるレーザビームである。
【0003】つぎに、上記従来のレーザ装置の動作につ
いて説明する。ZnSeは波長10.6μmの光に対し
て強度反射率17%を有することから、ZnSeから構
成される拡大ミラー2の無反射膜3を被覆していない中
央部に入射したレーザビーム6は、レーザ出力の17%
が反射される。全反射ミラー1と拡大ミラー2とより構
成される不安定型共振器の内部に発生するレーザビーム
6は、全反射ミラー1と拡大ミラー2との間を往復する
内にレーザ媒質4により増幅される。増幅されたレーザ
ビーム6は、拡大ミラー2を通過し、レーザビーム7と
して取り出される。
いて説明する。ZnSeは波長10.6μmの光に対し
て強度反射率17%を有することから、ZnSeから構
成される拡大ミラー2の無反射膜3を被覆していない中
央部に入射したレーザビーム6は、レーザ出力の17%
が反射される。全反射ミラー1と拡大ミラー2とより構
成される不安定型共振器の内部に発生するレーザビーム
6は、全反射ミラー1と拡大ミラー2との間を往復する
内にレーザ媒質4により増幅される。増幅されたレーザ
ビーム6は、拡大ミラー2を通過し、レーザビーム7と
して取り出される。
【0004】このレーザビーム7は、拡大ミラー2の中
央部の無反射膜3が被覆されていない部分を通過したレ
ーザビームと拡大ミラー2の周囲部の無反射膜3が被覆
されている部分を通過したレーザビームとから構成さ
れ、拡大ミラー2の中央部は部分透過率83%を有する
ので、中詰まり状となる。レーザビームの集光の度合い
は取り出されるリング状のレーザビームの内径と外径と
の比(拡大率)で決まり、拡大率が大きい程、すなわ
ち、より中詰まりで取り出されたレーザビーム程よく集
光される。しかし、拡大率を大きくすると発振効率が低
下するため、工業的に用いられている拡大率の上限は3
程度となっている。
央部の無反射膜3が被覆されていない部分を通過したレ
ーザビームと拡大ミラー2の周囲部の無反射膜3が被覆
されている部分を通過したレーザビームとから構成さ
れ、拡大ミラー2の中央部は部分透過率83%を有する
ので、中詰まり状となる。レーザビームの集光の度合い
は取り出されるリング状のレーザビームの内径と外径と
の比(拡大率)で決まり、拡大率が大きい程、すなわ
ち、より中詰まりで取り出されたレーザビーム程よく集
光される。しかし、拡大率を大きくすると発振効率が低
下するため、工業的に用いられている拡大率の上限は3
程度となっている。
【0005】したがって、この取り出された中詰まり状
のレーザビーム7をレンズ等により集光した場合には、
中高の集光ビームとなり、鉄板等の切断、溶接等を効率
よく行うことができる。
のレーザビーム7をレンズ等により集光した場合には、
中高の集光ビームとなり、鉄板等の切断、溶接等を効率
よく行うことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のレーザ装置は以
上のように、全反射ミラー1と対向する面の拡大ミラー
2中央部に無反射膜3を被覆しない部分を設けているの
で、無反射膜3の材質によっては、拡大ミラー2を通過
したレーザビーム7に大きな位相差が生じてしまい、こ
の位相差の生じたレーザビーム7をレンズ等で集光する
と、集光ビームは、図2の(a)に示すように、多数の
サイドローブを持ち、この集光ビームによりレーザ加工
を行うと、鉄板等の切断、溶接等を効率よく行うことが
困難となるという課題があった。
上のように、全反射ミラー1と対向する面の拡大ミラー
2中央部に無反射膜3を被覆しない部分を設けているの
で、無反射膜3の材質によっては、拡大ミラー2を通過
したレーザビーム7に大きな位相差が生じてしまい、こ
の位相差の生じたレーザビーム7をレンズ等で集光する
と、集光ビームは、図2の(a)に示すように、多数の
サイドローブを持ち、この集光ビームによりレーザ加工
を行うと、鉄板等の切断、溶接等を効率よく行うことが
困難となるという課題があった。
【0007】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、無反射膜ので材質に拘わらず、
従来のレーザ装置と同等の集光性能を維持できるととも
に、高出力かつ高品質なレーザビームを安定して取り出
すことができるレーザ装置を得ることを目的とする。
ためになされたもので、無反射膜ので材質に拘わらず、
従来のレーザ装置と同等の集光性能を維持できるととも
に、高出力かつ高品質なレーザビームを安定して取り出
すことができるレーザ装置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の発明に
係るレーザ装置は、全反射ミラーと対向する拡大ミラー
の面の中央部に段差部を形成し、かつこの段差部を除い
て拡大ミラーの両面に無反射膜を被覆するものである。
係るレーザ装置は、全反射ミラーと対向する拡大ミラー
の面の中央部に段差部を形成し、かつこの段差部を除い
て拡大ミラーの両面に無反射膜を被覆するものである。
【0009】また、この発明の第2の発明に係るレーザ
装置は、全反射ミラーと対向しない拡大ミラーの面の中
央部に段差部を形成し、かつ全反射ミラーと対向する面
の中央部を除いて拡大ミラーの両面に無反射膜を被覆す
るものである。
装置は、全反射ミラーと対向しない拡大ミラーの面の中
央部に段差部を形成し、かつ全反射ミラーと対向する面
の中央部を除いて拡大ミラーの両面に無反射膜を被覆す
るものである。
【0010】
【作用】この発明においては、拡大ミラーに設けられた
段差部が、拡大ミラーの中央部の厚みを変え、拡大ミラ
ーの中央部と周囲部とのそれぞれを通過するレーザビー
ムの光路長を変え、拡大ミラーの中央部と周囲部とのそ
れぞれを通過するレーザビーム間の位相差を低減するよ
うに作用し、集光した際の集光ビームのサイドローブを
なくしている。
段差部が、拡大ミラーの中央部の厚みを変え、拡大ミラ
ーの中央部と周囲部とのそれぞれを通過するレーザビー
ムの光路長を変え、拡大ミラーの中央部と周囲部とのそ
れぞれを通過するレーザビーム間の位相差を低減するよ
うに作用し、集光した際の集光ビームのサイドローブを
なくしている。
【0011】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。 実施例1.図1はこの発明の第1の発明に係るレーザ装
置の一実施例を示す側断面図であり、図において図11
に示した従来のレーザ装置と同一または相当部分には同
一符号を付し、その説明を省略する。図において、11
は全反射ミラー1と対向して配置され、透明光学体、例
えばZnSeからなる凸面状の拡大レンズであり、この
拡大レンズ11の全反射ミラー1と対向する面の中央部
には、段差部としての凸部11aが形成され、さらに拡
大ミラー11の両面には、この凸部11aを除いてZn
SeとThF4との2層構造の無反射膜3が被覆されて
いる。
する。 実施例1.図1はこの発明の第1の発明に係るレーザ装
置の一実施例を示す側断面図であり、図において図11
に示した従来のレーザ装置と同一または相当部分には同
一符号を付し、その説明を省略する。図において、11
は全反射ミラー1と対向して配置され、透明光学体、例
えばZnSeからなる凸面状の拡大レンズであり、この
拡大レンズ11の全反射ミラー1と対向する面の中央部
には、段差部としての凸部11aが形成され、さらに拡
大ミラー11の両面には、この凸部11aを除いてZn
SeとThF4との2層構造の無反射膜3が被覆されて
いる。
【0012】ここで、透明光学体とは、無反射膜3を被
覆しない場合には100%の透過率はなく、数%〜数十
%の反射率を有するものである。ZnSeは波長10.
6μmの光に対して17%の強度反射率を有しているの
で、拡大ミラー11の中央部の凸部11aに入射したレ
ーザビーム6は、レーザ出力の17%を反射される。ま
た、上記実施例1では、無反射膜3を被覆していない拡
大ミラー11の中央部の径とレーザビーム7の外径との
比を1.5としている。
覆しない場合には100%の透過率はなく、数%〜数十
%の反射率を有するものである。ZnSeは波長10.
6μmの光に対して17%の強度反射率を有しているの
で、拡大ミラー11の中央部の凸部11aに入射したレ
ーザビーム6は、レーザ出力の17%を反射される。ま
た、上記実施例1では、無反射膜3を被覆していない拡
大ミラー11の中央部の径とレーザビーム7の外径との
比を1.5としている。
【0013】つぎに、上記実施例1の動作について説明
する。全反射ミラー1と拡大ミラー11の凸部11aと
は不安定型共振器を構成しており、レーザビーム6は、
拡大ミラー11の凸部11aで反射拡大され、レーザ媒
質4により増幅された後、全反射ミラー1により平行ビ
ームにコリメートされ、拡大ミラー11を通過して外部
にレーザビーム7として取り出される。拡大ミラー11
の中央部に凸部11aが形成されているので、拡大ミラ
ー11の中央部と周囲部とでは厚みが異なり、つまり拡
大ミラー11の中央部の無反射膜3が被覆されていない
部分を通過したレーザビームと、周囲部の無反射膜3が
被覆されている部分を通過したレーザビームとの光路長
が異なり、この凸部11aによる段差の効果によって両
レーザビーム間の位相差が打ち消されている。したがっ
て、取り出されたレーザビーム7は、等位相で中詰まり
状となる。
する。全反射ミラー1と拡大ミラー11の凸部11aと
は不安定型共振器を構成しており、レーザビーム6は、
拡大ミラー11の凸部11aで反射拡大され、レーザ媒
質4により増幅された後、全反射ミラー1により平行ビ
ームにコリメートされ、拡大ミラー11を通過して外部
にレーザビーム7として取り出される。拡大ミラー11
の中央部に凸部11aが形成されているので、拡大ミラ
ー11の中央部と周囲部とでは厚みが異なり、つまり拡
大ミラー11の中央部の無反射膜3が被覆されていない
部分を通過したレーザビームと、周囲部の無反射膜3が
被覆されている部分を通過したレーザビームとの光路長
が異なり、この凸部11aによる段差の効果によって両
レーザビーム間の位相差が打ち消されている。したがっ
て、取り出されたレーザビーム7は、等位相で中詰まり
状となる。
【0014】このレーザビーム7をレンズ等により集光
すると、図2の(a)に示す位相差のあるレーザビーム
の集光強度分布に比べて、図2の(b)に示すように、
軸中心に細く絞られ、軸上の強度も著しく上昇し、さら
にサイドローブがほとんど存在しないガウス分布にきわ
めて近い集光強度分布が得られた。このガウス分布のレ
ーザビームの集光強度分布は、溶接、切断等のレーザ加
工に最も適しているといわれている。
すると、図2の(a)に示す位相差のあるレーザビーム
の集光強度分布に比べて、図2の(b)に示すように、
軸中心に細く絞られ、軸上の強度も著しく上昇し、さら
にサイドローブがほとんど存在しないガウス分布にきわ
めて近い集光強度分布が得られた。このガウス分布のレ
ーザビームの集光強度分布は、溶接、切断等のレーザ加
工に最も適しているといわれている。
【0015】ここで、拡大ミラー11の中央部に形成さ
れた凸部11aの段差を変えて、拡大ミラー11の無反
射膜3が被覆されていない中央部と無反射膜3が被覆さ
れている周囲部とを通過するレーザビーム間の位相差
と、レーザビーム7をレンズで集光した場合のパワー集
中度(光強度が中心軸の1/e2倍になる直径内に含ま
れるレーザパワーの全体に対する割合)との関係を測定
し、その結果を図3に示す。図3から、位相差を±50
°以内とすることにより、良好なパワー集中度が得られ
ることがわかる。
れた凸部11aの段差を変えて、拡大ミラー11の無反
射膜3が被覆されていない中央部と無反射膜3が被覆さ
れている周囲部とを通過するレーザビーム間の位相差
と、レーザビーム7をレンズで集光した場合のパワー集
中度(光強度が中心軸の1/e2倍になる直径内に含ま
れるレーザパワーの全体に対する割合)との関係を測定
し、その結果を図3に示す。図3から、位相差を±50
°以内とすることにより、良好なパワー集中度が得られ
ることがわかる。
【0016】また、無反射膜3は、蒸着による微粒子の
結合体として形成されているので、その吸収率が母材と
比較してきわめて大きく、レーザビーム7による拡大ミ
ラー11への吸収を考えた場合、そのほとんどは、無反
射膜3で吸収される。したがって、無反射膜3の被覆し
ていない拡大ミラー11の中央部を通してレーザビーム
7の大部分を取り出すことにより、レーザビーム7の拡
大ミラー11への吸収が最小限に抑えられ、レーザビー
ム7の吸収にともなう拡大ミラー11の変形を最小限に
抑えることができ、高出力のレーザビーム7を安定して
取り出すことができる。
結合体として形成されているので、その吸収率が母材と
比較してきわめて大きく、レーザビーム7による拡大ミ
ラー11への吸収を考えた場合、そのほとんどは、無反
射膜3で吸収される。したがって、無反射膜3の被覆し
ていない拡大ミラー11の中央部を通してレーザビーム
7の大部分を取り出すことにより、レーザビーム7の拡
大ミラー11への吸収が最小限に抑えられ、レーザビー
ム7の吸収にともなう拡大ミラー11の変形を最小限に
抑えることができ、高出力のレーザビーム7を安定して
取り出すことができる。
【0017】このように、上記実施例1によれば、拡大
ミラー11の中央部に凸部11aを形成して、等位相の
中詰まり状のレーザビーム7を取り出すようにしている
ので、高出力かつ高品質なレーザビームを安定して取り
出すことができる。
ミラー11の中央部に凸部11aを形成して、等位相の
中詰まり状のレーザビーム7を取り出すようにしている
ので、高出力かつ高品質なレーザビームを安定して取り
出すことができる。
【0018】実施例2.上記実施例1では、凸面状の拡
大ミラー11の全反射ミラー1と対向する面の中央部に
段差部としての凸部11aを形成し、拡大ミラー11の
両面に凸部11aを除いて無反射膜3を被覆するものと
しているが、図4に示される実施例2では、凹面状の拡
大ミラー21の全反射ミラー1と対向する面の中央部に
段差部としての凸部21aを形成し、拡大ミラー21の
両面に凸部21aを除いて無反射膜3を被覆するものと
し、同様の効果を奏する。
大ミラー11の全反射ミラー1と対向する面の中央部に
段差部としての凸部11aを形成し、拡大ミラー11の
両面に凸部11aを除いて無反射膜3を被覆するものと
しているが、図4に示される実施例2では、凹面状の拡
大ミラー21の全反射ミラー1と対向する面の中央部に
段差部としての凸部21aを形成し、拡大ミラー21の
両面に凸部21aを除いて無反射膜3を被覆するものと
し、同様の効果を奏する。
【0019】実施例3.上記実施例1では、凸面状の拡
大ミラー11の全反射ミラー1と対向する面の中央部に
段差部としての凸部11aを形成し、拡大ミラー11の
両面に凸部11aを除いて無反射膜3を被覆するものと
しているが、図5に示される実施例3では、凸面状の拡
大ミラー31の全反射ミラー1と対向する面の中央部に
段差部としての凹部31aを形成し、拡大ミラー31の
両面に凹部31aを除いて無反射膜3を被覆するものと
し、同様の効果を奏する。
大ミラー11の全反射ミラー1と対向する面の中央部に
段差部としての凸部11aを形成し、拡大ミラー11の
両面に凸部11aを除いて無反射膜3を被覆するものと
しているが、図5に示される実施例3では、凸面状の拡
大ミラー31の全反射ミラー1と対向する面の中央部に
段差部としての凹部31aを形成し、拡大ミラー31の
両面に凹部31aを除いて無反射膜3を被覆するものと
し、同様の効果を奏する。
【0020】実施例4.上記実施例1では、凸面状の拡
大ミラー11の全反射ミラー1と対向する面の中央部に
段差部としての凸部11aを形成し、拡大ミラー11の
両面に凸部11aを除いて無反射膜3を被覆するものと
しているが、図6に示される実施例4では、凹面状の拡
大ミラー41の全反射ミラー1と対向する面の中央部に
段差部としての凹部41aを形成し、拡大ミラー41の
両面に凹部41aを除いて無反射膜3を被覆するものと
し、同様の効果を奏する。
大ミラー11の全反射ミラー1と対向する面の中央部に
段差部としての凸部11aを形成し、拡大ミラー11の
両面に凸部11aを除いて無反射膜3を被覆するものと
しているが、図6に示される実施例4では、凹面状の拡
大ミラー41の全反射ミラー1と対向する面の中央部に
段差部としての凹部41aを形成し、拡大ミラー41の
両面に凹部41aを除いて無反射膜3を被覆するものと
し、同様の効果を奏する。
【0021】実施例5.図7はこの発明の第2の発明に
係るレーザ装置の一実施例を示す側断面図であり、図に
おいて51は全反射ミラー1と対向して配置され、透明
光学体、例えばZnSeからなる凸面状の拡大レンズで
あり、この拡大レンズ51の全反射ミラー1と対向しな
い面の中央部には、段差部としての凸部51aが形成さ
れ、さらに拡大ミラー51の両面には、全反射ミラ1と
対向する面の中央部を除いてZnSeとThF4との2
層構造の無反射膜3が被覆されている。ここで、凸51
aと無反射膜3が被覆されていない部分とは、拡大ミラ
ー51の両面中央部に相対して、ほぼ等しい形状に形成
されている。
係るレーザ装置の一実施例を示す側断面図であり、図に
おいて51は全反射ミラー1と対向して配置され、透明
光学体、例えばZnSeからなる凸面状の拡大レンズで
あり、この拡大レンズ51の全反射ミラー1と対向しな
い面の中央部には、段差部としての凸部51aが形成さ
れ、さらに拡大ミラー51の両面には、全反射ミラ1と
対向する面の中央部を除いてZnSeとThF4との2
層構造の無反射膜3が被覆されている。ここで、凸51
aと無反射膜3が被覆されていない部分とは、拡大ミラ
ー51の両面中央部に相対して、ほぼ等しい形状に形成
されている。
【0022】上記実施例1では、凸面状の拡大ミラー1
1の全反射ミラー1と対向する面の中央部に段差部とし
ての凸部11aを形成し、拡大ミラー11の両面に凸部
11aを除いて無反射膜3を被覆するものとしている
が、この実施例5では、凸面状の拡大ミラー51の全反
射ミラー1と対向しない面の中央部に段差部としての凸
部51aを形成し、拡大ミラー51の両面に全反射ミラ
ー1と対向する面の中央部を除いて無反射膜3を被覆す
るものとし、同様の効果を奏する。
1の全反射ミラー1と対向する面の中央部に段差部とし
ての凸部11aを形成し、拡大ミラー11の両面に凸部
11aを除いて無反射膜3を被覆するものとしている
が、この実施例5では、凸面状の拡大ミラー51の全反
射ミラー1と対向しない面の中央部に段差部としての凸
部51aを形成し、拡大ミラー51の両面に全反射ミラ
ー1と対向する面の中央部を除いて無反射膜3を被覆す
るものとし、同様の効果を奏する。
【0023】実施例6.上記実施例5では、凸面状の拡
大ミラー51の全反射ミラー1と対向しない面の中央部
に段差部としての凸部51aを形成し、拡大ミラー51
の両面に全反射ミラー1と対向する面の中央部を除いて
無反射膜3を被覆するものとしているが、図8に示され
る実施例6では、凹面状の拡大ミラー61の全反射ミラ
ー1と対向しない面の中央部に段差部としての凸部61
aを形成し、拡大ミラー61の両面に全反射ミラー1と
対向する面の中央部を除いて無反射膜3を被覆するもの
とし、同様の効果を奏する。
大ミラー51の全反射ミラー1と対向しない面の中央部
に段差部としての凸部51aを形成し、拡大ミラー51
の両面に全反射ミラー1と対向する面の中央部を除いて
無反射膜3を被覆するものとしているが、図8に示され
る実施例6では、凹面状の拡大ミラー61の全反射ミラ
ー1と対向しない面の中央部に段差部としての凸部61
aを形成し、拡大ミラー61の両面に全反射ミラー1と
対向する面の中央部を除いて無反射膜3を被覆するもの
とし、同様の効果を奏する。
【0024】実施例7.上記実施例5では、凸面状の拡
大ミラー51の全反射ミラー1と対向しない面の中央部
に段差部としての凸部51aを形成し、拡大ミラー51
の両面に全反射ミラー1と対向する面の中央部を除いて
無反射膜3を被覆するものとしているが、図9に示され
る実施例7では、凸面状の拡大ミラー71の全反射ミラ
ー1と対向しない面の中央部に段差部としての凹部71
aを形成し、拡大ミラー71の両面に全反射ミラー1と
対向する面の中央部を除いて無反射膜3を被覆するもの
とし、同様の効果を奏する。
大ミラー51の全反射ミラー1と対向しない面の中央部
に段差部としての凸部51aを形成し、拡大ミラー51
の両面に全反射ミラー1と対向する面の中央部を除いて
無反射膜3を被覆するものとしているが、図9に示され
る実施例7では、凸面状の拡大ミラー71の全反射ミラ
ー1と対向しない面の中央部に段差部としての凹部71
aを形成し、拡大ミラー71の両面に全反射ミラー1と
対向する面の中央部を除いて無反射膜3を被覆するもの
とし、同様の効果を奏する。
【0025】実施例8.上記実施例5では、凸面状の拡
大ミラー51の全反射ミラー1と対向しない面の中央部
に段差部としての凸部51aを形成し、拡大ミラー51
の両面に全反射ミラー1と対向する面の中央部を除いて
無反射膜3を被覆するものとしているが、図10に示さ
れる実施例8では、凹面状の拡大ミラー81の全反射ミ
ラー1と対向する面の中央部に段差部としての凹部81
aを形成し、拡大ミラー81の両面に全反射ミラー1と
対向する面の中央部を除いて無反射膜3を被覆するもの
とし、同様の効果を奏する。
大ミラー51の全反射ミラー1と対向しない面の中央部
に段差部としての凸部51aを形成し、拡大ミラー51
の両面に全反射ミラー1と対向する面の中央部を除いて
無反射膜3を被覆するものとしているが、図10に示さ
れる実施例8では、凹面状の拡大ミラー81の全反射ミ
ラー1と対向する面の中央部に段差部としての凹部81
aを形成し、拡大ミラー81の両面に全反射ミラー1と
対向する面の中央部を除いて無反射膜3を被覆するもの
とし、同様の効果を奏する。
【0026】なお、上記各実施例では、透明光学体とし
てZnSeを用いて拡大ミラーを作製して説明している
が、透明光学体としては、ZnSe以外にGaAs、G
e、KCl、石英等を用いることができる。
てZnSeを用いて拡大ミラーを作製して説明している
が、透明光学体としては、ZnSe以外にGaAs、G
e、KCl、石英等を用いることができる。
【0027】また、上記各実施例では、拡大ミラーの一
方の面にのみ位相差を吸収する段差部を形成して説明し
ているが、拡大ミラーの両面に段差部を形成しても同様
の効果を奏する。
方の面にのみ位相差を吸収する段差部を形成して説明し
ているが、拡大ミラーの両面に段差部を形成しても同様
の効果を奏する。
【0028】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、拡大レ
ンズの全反射レンズと対向する面、もしくは、全反射ミ
ラーと対向しない面の中央部に段差部を形成しているの
で、全反射ミラーの中央部と周囲部とを通過するレーザ
ビーム間の位相差を低減でき、高出力かつ高品位なレー
ザビームを安定して取り出すことができるレーザ装置が
得られる効果がある。
ンズの全反射レンズと対向する面、もしくは、全反射ミ
ラーと対向しない面の中央部に段差部を形成しているの
で、全反射ミラーの中央部と周囲部とを通過するレーザ
ビーム間の位相差を低減でき、高出力かつ高品位なレー
ザビームを安定して取り出すことができるレーザ装置が
得られる効果がある。
【図1】この発明の実施例1を示すレーザ装置の側断面
図である。
図である。
【図2】(a)は従来のレーザ装置の集光特性を示す特
性図であり、(b)はこの発明の実施例1によるレーザ
装置の集光特性を示す特性図である。
性図であり、(b)はこの発明の実施例1によるレーザ
装置の集光特性を示す特性図である。
【図3】この発明の実施例1によるレーザ装置の集光特
性を示す特性図である。
性を示す特性図である。
【図4】この発明の実施例2を示すレーザ装置の側断面
図である。
図である。
【図5】この発明の実施例3を示すレーザ装置の側断面
図である。
図である。
【図6】この発明の実施例4を示すレーザ装置の側断面
図である。
図である。
【図7】この発明の実施例5を示すレーザ装置の側断面
図である。
図である。
【図8】この発明の実施例6を示すレーザ装置の側断面
図である。
図である。
【図9】この発明の実施例7を示すレーザ装置の側断面
図である。
図である。
【図10】この発明の実施例8を示すレーザ装置の側断
面図である。
面図である。
【図11】従来のレーザ装置の一例を示す側断面図であ
る。
る。
1 全反射ミラー 3 無反射膜 11、21、31、41、51、61、71、81 拡
大ミラー 11a、21a、51a、61a 凸部(段差部) 31a、41a、71a、81a 凹部(段差部)
大ミラー 11a、21a、51a、61a 凸部(段差部) 31a、41a、71a、81a 凹部(段差部)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年6月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】また、無反射膜3は、蒸着による微粒子の
結合体として形成されているので、その吸収率が母材と
比較して大きく、レーザビーム7による拡大ミラー11
への吸収を考えた場合、そのほとんどは、無反射膜3で
吸収される。したがって、無反射膜3の被覆していない
拡大ミラー11の中央部を通してレーザビーム7の大部
分を取り出すことにより、レーザビーム7の拡大ミラー
11への吸収が最小限に抑えられ、レーザビーム7の吸
収にともなう拡大ミラー11の変形を最小限に抑えるこ
とができ、高出力のレーザビーム7を安定して取り出す
ことができる。
結合体として形成されているので、その吸収率が母材と
比較して大きく、レーザビーム7による拡大ミラー11
への吸収を考えた場合、そのほとんどは、無反射膜3で
吸収される。したがって、無反射膜3の被覆していない
拡大ミラー11の中央部を通してレーザビーム7の大部
分を取り出すことにより、レーザビーム7の拡大ミラー
11への吸収が最小限に抑えられ、レーザビーム7の吸
収にともなう拡大ミラー11の変形を最小限に抑えるこ
とができ、高出力のレーザビーム7を安定して取り出す
ことができる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、拡大ミ
ラーの全反射ミラーと対向する面、もしくは、全反射ミ
ラーと対向しない面の中央部に段差部を形成しているの
で、全反射ミラーの中央部と周囲部とを通過するレーザ
ビーム間の位相差を低減でき、高出力かつ高品位なレー
ザビームを安定して取り出すことができるレーザ装置が
得られる効果がある。
ラーの全反射ミラーと対向する面、もしくは、全反射ミ
ラーと対向しない面の中央部に段差部を形成しているの
で、全反射ミラーの中央部と周囲部とを通過するレーザ
ビーム間の位相差を低減でき、高出力かつ高品位なレー
ザビームを安定して取り出すことができるレーザ装置が
得られる効果がある。
Claims (2)
- 【請求項1】 透明光学体からなる凹または凸面形状の
拡大ミラーと全反射ミラーとを互いに対向して配置して
なる不安定型共振器を備えたレーザ装置において、前記
全反射ミラーと対向する前記拡大ミラーの面の中央部に
段差部が形成され、かつ前記拡大ミラーの両面には、前
記段差部を除いて無反射膜が被覆されていることを特徴
とするレーザ装置。 - 【請求項2】 透明光学体からなる凹または凸面形状の
拡大ミラーと全反射ミラーとを互いに対向して配置して
なる不安定型共振器を備えたレーザ装置において、前記
全反射ミラーと対向しない前記拡大ミラーの面の中央部
に段差部が形成され、かつ前記拡大ミラーの両面には、
前記全反射ミラーと対向する面の中央部を除いて無反射
膜が被覆されていることを特徴とするレーザ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23477491A JPH0575185A (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | レーザ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23477491A JPH0575185A (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | レーザ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0575185A true JPH0575185A (ja) | 1993-03-26 |
Family
ID=16976161
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23477491A Pending JPH0575185A (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | レーザ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0575185A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11018128B2 (en) | 2018-01-24 | 2021-05-25 | Toshiba Memory Corporation | Semiconductor device |
| CN115280608A (zh) * | 2020-03-13 | 2022-11-01 | 大学共同利用机关法人自然科学研究机构 | 光振荡器、光振荡器的设计方法和激光装置 |
-
1991
- 1991-09-13 JP JP23477491A patent/JPH0575185A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11018128B2 (en) | 2018-01-24 | 2021-05-25 | Toshiba Memory Corporation | Semiconductor device |
| CN115280608A (zh) * | 2020-03-13 | 2022-11-01 | 大学共同利用机关法人自然科学研究机构 | 光振荡器、光振荡器的设计方法和激光装置 |
| CN115280608B (zh) * | 2020-03-13 | 2025-10-28 | 大学共同利用机关法人自然科学研究机构 | 光振荡器、光振荡器的设计方法和激光装置 |
| US12562546B2 (en) | 2020-03-13 | 2026-02-24 | Inter-University Research Institute Corporation National Institutes Of Natural Sciences | Optical oscillator, method for designing optical oscillator, and laser device |
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