JPH0576104A - 交流電気車の制御装置 - Google Patents
交流電気車の制御装置Info
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- JPH0576104A JPH0576104A JP3232087A JP23208791A JPH0576104A JP H0576104 A JPH0576104 A JP H0576104A JP 3232087 A JP3232087 A JP 3232087A JP 23208791 A JP23208791 A JP 23208791A JP H0576104 A JPH0576104 A JP H0576104A
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- voltage
- intermediate circuit
- electric vehicle
- circuit
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/72—Electric energy management in electromobility
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- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Motor And Converter Starters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】交流電気車が傾斜線路上で登攀方向へ起動する
際に、後退起動により直流中間回路電圧が上昇しても起
動失敗することなく、円滑に起動出来るようにすること
にある。 【構成】主回路を停止にするような直流中間回路の過電
圧即ち第1設定値よりも低い値の第2設定値を設定して
おき、直流中間回路電圧が先ずこの第2設定値に達すれ
ば、主回路は停止させずに直流中間回路の正極と負極と
を抵抗を介して短絡することで過電圧の抑制を図るか、
或いは交流電気車が後退起動モードであることと直流中
間回路電圧が前記の第2設定値に達したこととの論理積
で主回路は停止させずに直流中間回路の正極と負極とを
抵抗を介して短絡することで過電圧の抑制を図り、これ
により主回路を停止することなく円滑に当該交流電気車
を後退起動をさせようとするものである。
際に、後退起動により直流中間回路電圧が上昇しても起
動失敗することなく、円滑に起動出来るようにすること
にある。 【構成】主回路を停止にするような直流中間回路の過電
圧即ち第1設定値よりも低い値の第2設定値を設定して
おき、直流中間回路電圧が先ずこの第2設定値に達すれ
ば、主回路は停止させずに直流中間回路の正極と負極と
を抵抗を介して短絡することで過電圧の抑制を図るか、
或いは交流電気車が後退起動モードであることと直流中
間回路電圧が前記の第2設定値に達したこととの論理積
で主回路は停止させずに直流中間回路の正極と負極とを
抵抗を介して短絡することで過電圧の抑制を図り、これ
により主回路を停止することなく円滑に当該交流電気車
を後退起動をさせようとするものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、交流電気車が傾斜線
路を登攀方向へ起動する際に起動失敗する恐れを防止す
る交流電気車の制御装置に関する。
路を登攀方向へ起動する際に起動失敗する恐れを防止す
る交流電気車の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は交流電気車の制御装置の従来例を
示した回路図である。この図4に示すように、架線1が
供給する交流電力はパンタグラフ2で当該交流電気車内
に取り込まれ、遮断器3と変圧器4とを経て車輪5から
レール6へ放流される。変圧器4はこの交流電力を所望
電圧に変圧し、整流器11はこの交流電力を直流電力に
変換して直流中間回路へ出力する。直流中間回路には直
流リアクトル12と平滑コンデンサ13とでなるフィル
タを設けており、このフィルタが直流電力に含まれてい
るリップル分を除去する。インバータ7はフィルタによ
り平滑された直流電力を所望の電圧と周波数の交流電力
に変換し、車輪5に結合している誘導電動機8をこの交
流電力で可変速駆動する。整流器11はダイオードのみ
で構成する場合もあるが、図4に図示のようにダイオー
ドとサイリスタとで混合ブリッジ接続構成にして出力直
流電圧を制御出来るようにするのが一般的である。
示した回路図である。この図4に示すように、架線1が
供給する交流電力はパンタグラフ2で当該交流電気車内
に取り込まれ、遮断器3と変圧器4とを経て車輪5から
レール6へ放流される。変圧器4はこの交流電力を所望
電圧に変圧し、整流器11はこの交流電力を直流電力に
変換して直流中間回路へ出力する。直流中間回路には直
流リアクトル12と平滑コンデンサ13とでなるフィル
タを設けており、このフィルタが直流電力に含まれてい
るリップル分を除去する。インバータ7はフィルタによ
り平滑された直流電力を所望の電圧と周波数の交流電力
に変換し、車輪5に結合している誘導電動機8をこの交
流電力で可変速駆動する。整流器11はダイオードのみ
で構成する場合もあるが、図4に図示のようにダイオー
ドとサイリスタとで混合ブリッジ接続構成にして出力直
流電圧を制御出来るようにするのが一般的である。
【0003】整流器11の直流側とインバータ7の直流
側とを接続している所謂直流中間回路には制動スイッチ
14と発電制動抵抗器15との直列回路を設け、交流電
気車が減速する際には制動スイッチ14をオンにして、
誘導電動機8からインバータ7を経て直流中間回路に返
還されてくる電力を発電制動抵抗器15で消費させるよ
うにしている。更に整流器11は前述したように出力直
流電圧の調整動作をするので、直流中間回路電圧が異常
に上昇すればインバータ7や整流器11などを損傷する
恐れがある。そこで直流電圧検出器16を設けて直流中
間回路電圧が過電圧設定器21で設定した値を越えれ
ば、コンパレータで構成している第1電圧検出手段とし
ての過電圧検出器22がこの異常電圧を検出して、保護
信号発生回路23と抑制スイッチ17とへ作動開始を指
令する。保護信号発生回路23からは遮断器3へトリッ
プ指令を与えると共に、インバータ7を構成している全
スイッチング素子にオフ指令を与えるので、当該交流電
気車の主回路は動作を停止することになる。更に抑制ス
イッチ17の作動により、直流中間回路の正極と負極と
は電圧抑制抵抗器18を介して短絡となり、直流リアク
トル12や誘導電動機8のリアクタンス分に蓄えられて
いた誘導エネルギーが平滑コンデンサ13へ放出され、
直流中間回路電圧がより一層上昇しようとするのを抑制
している。
側とを接続している所謂直流中間回路には制動スイッチ
14と発電制動抵抗器15との直列回路を設け、交流電
気車が減速する際には制動スイッチ14をオンにして、
誘導電動機8からインバータ7を経て直流中間回路に返
還されてくる電力を発電制動抵抗器15で消費させるよ
うにしている。更に整流器11は前述したように出力直
流電圧の調整動作をするので、直流中間回路電圧が異常
に上昇すればインバータ7や整流器11などを損傷する
恐れがある。そこで直流電圧検出器16を設けて直流中
間回路電圧が過電圧設定器21で設定した値を越えれ
ば、コンパレータで構成している第1電圧検出手段とし
ての過電圧検出器22がこの異常電圧を検出して、保護
信号発生回路23と抑制スイッチ17とへ作動開始を指
令する。保護信号発生回路23からは遮断器3へトリッ
プ指令を与えると共に、インバータ7を構成している全
スイッチング素子にオフ指令を与えるので、当該交流電
気車の主回路は動作を停止することになる。更に抑制ス
イッチ17の作動により、直流中間回路の正極と負極と
は電圧抑制抵抗器18を介して短絡となり、直流リアク
トル12や誘導電動機8のリアクタンス分に蓄えられて
いた誘導エネルギーが平滑コンデンサ13へ放出され、
直流中間回路電圧がより一層上昇しようとするのを抑制
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで交流電気車が
傾斜した線路の途中で一旦停車した後、登攀方向へ出発
しようとして誘導電動機8を力行運転状態にしてブレー
キを緩めた際に、誘導電動機8が発生するトルクよりも
当該交流電気車の自重による後退力のほうが大きければ
この交流電気車は後退してしまい、この状態は誘導電動
機8の発生トルクのほうが後退力を上回るまで継続し、
その後に前進を開始する。これが所謂後退起動である。
インバータの出力周波数をFIN、誘導電動機8のロータ
周波数をF R とすると、インバータ周波数FINの絶対値
よりもロータ周波数FR の絶対値が大である期間は、車
両の重量に引っ張られて交流電気車が進行方向とは反対
の方向に動く後退領域であり、この期間中は回生モード
であるから誘導電動機8は発電機となり、この発電エネ
ルギーがインバータ7を介して直流中間回路へ流入す
る。
傾斜した線路の途中で一旦停車した後、登攀方向へ出発
しようとして誘導電動機8を力行運転状態にしてブレー
キを緩めた際に、誘導電動機8が発生するトルクよりも
当該交流電気車の自重による後退力のほうが大きければ
この交流電気車は後退してしまい、この状態は誘導電動
機8の発生トルクのほうが後退力を上回るまで継続し、
その後に前進を開始する。これが所謂後退起動である。
インバータの出力周波数をFIN、誘導電動機8のロータ
周波数をF R とすると、インバータ周波数FINの絶対値
よりもロータ周波数FR の絶対値が大である期間は、車
両の重量に引っ張られて交流電気車が進行方向とは反対
の方向に動く後退領域であり、この期間中は回生モード
であるから誘導電動機8は発電機となり、この発電エネ
ルギーがインバータ7を介して直流中間回路へ流入す
る。
【0005】図5は図4に示す従来例回路を搭載した交
流電気車の運転モードを示した動作波形図であって、図
5はインバータ周波数FINとロータ周波数FR の変
化、図5は直流中間回路電流ID の変化をそれぞれが
表している。ここでT1 時点よりも左側はインバータ周
波数FINの絶対値よりもロータ周波数FR の絶対値のほ
うが大きい後退領域であるから、誘導電動機8は回生モ
ードでの運転となり、直流中間回路電流ID は逆方向即
ち誘導電動機8からインバータ7方向へ流れる。T1 時
点よりも右側はインバータ周波数FINの絶対値がロータ
周波数FR の絶対値よりも大きい前進領域であって誘導
電動機8は力行モードでの運転となり、直流中間回路電
流ID は順方向即ちインバータ7から誘導電動機8へ流
れる。
流電気車の運転モードを示した動作波形図であって、図
5はインバータ周波数FINとロータ周波数FR の変
化、図5は直流中間回路電流ID の変化をそれぞれが
表している。ここでT1 時点よりも左側はインバータ周
波数FINの絶対値よりもロータ周波数FR の絶対値のほ
うが大きい後退領域であるから、誘導電動機8は回生モ
ードでの運転となり、直流中間回路電流ID は逆方向即
ち誘導電動機8からインバータ7方向へ流れる。T1 時
点よりも右側はインバータ周波数FINの絶対値がロータ
周波数FR の絶対値よりも大きい前進領域であって誘導
電動機8は力行モードでの運転となり、直流中間回路電
流ID は順方向即ちインバータ7から誘導電動機8へ流
れる。
【0006】図6は交流電気車が後退起動する際の各部
の動作波形を示した動作波形図であって、図6はロー
タ周波数FR の変化、図6は直流中間回路電流ID の
変化、図6は直流中間回路電圧VD の変化をそれぞれ
が表している。ここでT0 時点が傾斜線路での登攀方向
への起動開始時点であって、このT0 時点からT1 時点
までの期間が後退起動期間であり、T1 時点以降が前進
期間である。図4に図示の従来例回路の場合は、この後
退起動期間中に直流中間回路電圧VD は図6において
一点鎖線で示しているように大きく上昇してしまう。図
4に図示の従来例回路では、過電圧検出器22がこの直
流中間回路電圧の上昇を検出して遮断器3のトリップと
インバータ7の停止を指令するので、当該交流電気車は
起動失敗となる不都合がある。
の動作波形を示した動作波形図であって、図6はロー
タ周波数FR の変化、図6は直流中間回路電流ID の
変化、図6は直流中間回路電圧VD の変化をそれぞれ
が表している。ここでT0 時点が傾斜線路での登攀方向
への起動開始時点であって、このT0 時点からT1 時点
までの期間が後退起動期間であり、T1 時点以降が前進
期間である。図4に図示の従来例回路の場合は、この後
退起動期間中に直流中間回路電圧VD は図6において
一点鎖線で示しているように大きく上昇してしまう。図
4に図示の従来例回路では、過電圧検出器22がこの直
流中間回路電圧の上昇を検出して遮断器3のトリップと
インバータ7の停止を指令するので、当該交流電気車は
起動失敗となる不都合がある。
【0007】そこでこの発明の目的は、交流電気車が傾
斜線路上で登攀方向へ起動する際に、後退起動により直
流中間回路電圧が上昇しても起動失敗することなく、円
滑に起動出来るようにすることにある。
斜線路上で登攀方向へ起動する際に、後退起動により直
流中間回路電圧が上昇しても起動失敗することなく、円
滑に起動出来るようにすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めにこの発明の交流電気車の制御装置は、架線から遮断
器を介して供給する交流を直流に変換して直流中間回路
へ出力する整流器と、この直流中間回路に接続して直流
を所望の電圧と周波数の交流に変換するインバータと、
このインバータを電源にして車輪を駆動する誘導電動機
とを備えている交流電気車で、前記直流中間回路の電圧
が第1設定値を越えたことを検出すれば、前記遮断器へ
のトリップ指令と前記インバータを構成しているスイッ
チング素子への一斉オフ指令と前記直流中間回路の正極
と負極とを抵抗を介して短絡する抵抗短絡手段への動作
指令とを発する第1電圧検出手段を備えている交流電気
車の制御装置において、前記直流中間回路電圧が前記第
1設定値よりも低い値の第2設定値に達したことを検出
する第2電圧検出手段を備え、この第2電圧検出手段が
動作すれば前記抵抗短絡手段へ動作指令を与えるものと
するか、或いはこの第2電圧検出手段と、前記誘導電動
機が力行運転しているにもかかわらずこの誘導電動機か
ら前記直流中間回路へ電力が回生される状態を検出する
後退起動モード検出手段と、これら第2電圧検出手段の
出力信号と後退起動モード検出手段の出力信号との論理
積を演算する論理積演算手段とを備え、この論理積演算
手段の出力信号で前記抵抗短絡手段を動作させるものと
する。
めにこの発明の交流電気車の制御装置は、架線から遮断
器を介して供給する交流を直流に変換して直流中間回路
へ出力する整流器と、この直流中間回路に接続して直流
を所望の電圧と周波数の交流に変換するインバータと、
このインバータを電源にして車輪を駆動する誘導電動機
とを備えている交流電気車で、前記直流中間回路の電圧
が第1設定値を越えたことを検出すれば、前記遮断器へ
のトリップ指令と前記インバータを構成しているスイッ
チング素子への一斉オフ指令と前記直流中間回路の正極
と負極とを抵抗を介して短絡する抵抗短絡手段への動作
指令とを発する第1電圧検出手段を備えている交流電気
車の制御装置において、前記直流中間回路電圧が前記第
1設定値よりも低い値の第2設定値に達したことを検出
する第2電圧検出手段を備え、この第2電圧検出手段が
動作すれば前記抵抗短絡手段へ動作指令を与えるものと
するか、或いはこの第2電圧検出手段と、前記誘導電動
機が力行運転しているにもかかわらずこの誘導電動機か
ら前記直流中間回路へ電力が回生される状態を検出する
後退起動モード検出手段と、これら第2電圧検出手段の
出力信号と後退起動モード検出手段の出力信号との論理
積を演算する論理積演算手段とを備え、この論理積演算
手段の出力信号で前記抵抗短絡手段を動作させるものと
する。
【0009】
【作用】この発明は、主回路を停止にするような直流中
間回路の過電圧即ち第1設定値よりも低い値の第2設定
値を設定しておき、直流中間回路電圧が先ずこの第2設
定値に達すれば、主回路は停止させずに直流中間回路の
正極と負極とを抵抗を介して短絡することで過電圧の抑
制を図るか、或いは交流電気車が後退起動モードである
ことと直流中間回路電圧が前記の第2設定値に達したこ
ととの論理積で主回路は停止させずに直流中間回路の正
極と負極とを抵抗を介して短絡することで過電圧の抑制
を図り、これにより主回路を停止することなく円滑に当
該交流電気車を後退起動をさせようとするものである。
間回路の過電圧即ち第1設定値よりも低い値の第2設定
値を設定しておき、直流中間回路電圧が先ずこの第2設
定値に達すれば、主回路は停止させずに直流中間回路の
正極と負極とを抵抗を介して短絡することで過電圧の抑
制を図るか、或いは交流電気車が後退起動モードである
ことと直流中間回路電圧が前記の第2設定値に達したこ
ととの論理積で主回路は停止させずに直流中間回路の正
極と負極とを抵抗を介して短絡することで過電圧の抑制
を図り、これにより主回路を停止することなく円滑に当
該交流電気車を後退起動をさせようとするものである。
【0010】
【実施例】図1は本発明の第1実施例を表した回路図で
あるが、この第1実施例回路に図示している架線1、パ
ンタグラフ2、遮断器3、変圧器4、車輪5、レール
6、インバータ7、誘導電動機8、整流器11、直流リ
アクトル12、平滑コンデンサ13、制動スイッチ1
4、発電制動抵抗器15、直流電圧検出器16、抑制ス
イッチ17、電圧抑制抵抗器18、過電圧設定器21、
第1電圧検出手段としての過電圧検出器22、及び保護
信号発生回路23の名称・用途・機能は図4で既述の従
来例回路に記載のものと同じであるから、これらの説明
は省略する。
あるが、この第1実施例回路に図示している架線1、パ
ンタグラフ2、遮断器3、変圧器4、車輪5、レール
6、インバータ7、誘導電動機8、整流器11、直流リ
アクトル12、平滑コンデンサ13、制動スイッチ1
4、発電制動抵抗器15、直流電圧検出器16、抑制ス
イッチ17、電圧抑制抵抗器18、過電圧設定器21、
第1電圧検出手段としての過電圧検出器22、及び保護
信号発生回路23の名称・用途・機能は図4で既述の従
来例回路に記載のものと同じであるから、これらの説明
は省略する。
【0011】図1に図示の第1実施例回路では、過電圧
設定器21で設定する第1設定値よりも低い値の第2設
定値を抑制電圧設定器31で設定し、直流中間回路電圧
VD がこの設定値に達したことを第2電圧検出手段とし
ての抑制電圧検出器32が検出すれば、論理和素子33
を介して抑制スイッチ17へ動作開始を指令する。しか
しながら抑制電圧検出器32は抑制スイッチ17のみに
動作指令を与え、保護信号発生回路23へは与えないの
で、後退起動中に直流中間回路電圧が上昇し始めても抑
制スイッチ17と電圧抑制抵抗器18とによる電圧抑制
動作のみが行われ、主回路が停止となる恐れはない。そ
れ故直流中間回路電圧VD は図6において実線で示し
ているように、後退起動期間中であっても異常な上昇を
する恐れを回避している。
設定器21で設定する第1設定値よりも低い値の第2設
定値を抑制電圧設定器31で設定し、直流中間回路電圧
VD がこの設定値に達したことを第2電圧検出手段とし
ての抑制電圧検出器32が検出すれば、論理和素子33
を介して抑制スイッチ17へ動作開始を指令する。しか
しながら抑制電圧検出器32は抑制スイッチ17のみに
動作指令を与え、保護信号発生回路23へは与えないの
で、後退起動中に直流中間回路電圧が上昇し始めても抑
制スイッチ17と電圧抑制抵抗器18とによる電圧抑制
動作のみが行われ、主回路が停止となる恐れはない。そ
れ故直流中間回路電圧VD は図6において実線で示し
ているように、後退起動期間中であっても異常な上昇を
する恐れを回避している。
【0012】図2は本発明の第2実施例を表した回路図
であるが、この第2実施例回路は前述の第1実施例回路
に更に後退起動検出器41と論理積素子42を付加した
ものである。交流電気車が傾斜線路を登攀方向に起動す
る際に、誘導電動機8は力行運転しているにもかかわら
ず誘導電動機8からのトルクが不足ならば交流電気車は
重力の作用により後退する。交流電気車が後退すると誘
導電動機8は発電機になって電力を直流中間回路へ回生
するので、誘導電動機8が力行運転していても電力回生
状態にあることを後退起動モード信号Aとして出力し、
後退起動検出器41はこの後退起動モード信号Aの有無
を検出する。論理積素子42は抑制電圧設定器32の出
力信号と後退起動検出器41の出力信号とを入力してそ
の論理積を演算し、その演算結果を論理和素子33を介
して抑制スイッチ17に与えるようにしている。
であるが、この第2実施例回路は前述の第1実施例回路
に更に後退起動検出器41と論理積素子42を付加した
ものである。交流電気車が傾斜線路を登攀方向に起動す
る際に、誘導電動機8は力行運転しているにもかかわら
ず誘導電動機8からのトルクが不足ならば交流電気車は
重力の作用により後退する。交流電気車が後退すると誘
導電動機8は発電機になって電力を直流中間回路へ回生
するので、誘導電動機8が力行運転していても電力回生
状態にあることを後退起動モード信号Aとして出力し、
後退起動検出器41はこの後退起動モード信号Aの有無
を検出する。論理積素子42は抑制電圧設定器32の出
力信号と後退起動検出器41の出力信号とを入力してそ
の論理積を演算し、その演算結果を論理和素子33を介
して抑制スイッチ17に与えるようにしている。
【0013】図3は本発明の第3実施例を表した回路図
であって、前述の第2実施例回路とは電圧抑制抵抗器1
8にダイオード51を並列に接続しているところが異な
る点であり、これ以外はすべて同じであるから、詳細の
説明は省略する。この第3実施例回路において、後退起
動モードが解消して交流電気車が前進を開始した場合、
或いは直流中間回路電圧が抑制電圧設定器31で設定し
た値を下回った場合は抑制スイッチ17がオフとなり、
電圧抑制抵抗器18に流れていた電流は遮断される。こ
のとき電圧抑制抵抗器18が保有するインダクタンスに
蓄積していたエネルギーは、ダイオード51と電圧抑制
抵抗器18とで構成する閉回路を環流して消滅する。従
って図示はしていないが、図1で既述の第1実施例回路
に記載の電圧抑制抵抗器18にダイオード51を並列接
続する回路も本発明に含まれるのは勿論である。
であって、前述の第2実施例回路とは電圧抑制抵抗器1
8にダイオード51を並列に接続しているところが異な
る点であり、これ以外はすべて同じであるから、詳細の
説明は省略する。この第3実施例回路において、後退起
動モードが解消して交流電気車が前進を開始した場合、
或いは直流中間回路電圧が抑制電圧設定器31で設定し
た値を下回った場合は抑制スイッチ17がオフとなり、
電圧抑制抵抗器18に流れていた電流は遮断される。こ
のとき電圧抑制抵抗器18が保有するインダクタンスに
蓄積していたエネルギーは、ダイオード51と電圧抑制
抵抗器18とで構成する閉回路を環流して消滅する。従
って図示はしていないが、図1で既述の第1実施例回路
に記載の電圧抑制抵抗器18にダイオード51を並列接
続する回路も本発明に含まれるのは勿論である。
【0014】
【発明の効果】この発明によれば、交流電気車の直流中
間回路が過電圧(即ち第1設定値)になったことを検出
して主回路を停止させてしまう第1電圧検出手段として
の過電圧検出器の他に、これよりも低い値の過電圧(即
ち第2設定値)を検出する第2電圧検出手段としての抑
制電圧検出器を設け、この抑制電圧検出器が動作した場
合、或いはこの抑制電圧検出器と後退起動検出器咎動作
した場合には、主回路を停止させることなく直流中間回
路電圧のみを電圧抑制抵抗器を用いて低下させるように
しているので、傾斜線路を登攀方向に起動する際に交流
電気車が後退起動モードになっても起動失敗することな
く、円滑に起動して前進状態へ移行することが出来る。
間回路が過電圧(即ち第1設定値)になったことを検出
して主回路を停止させてしまう第1電圧検出手段として
の過電圧検出器の他に、これよりも低い値の過電圧(即
ち第2設定値)を検出する第2電圧検出手段としての抑
制電圧検出器を設け、この抑制電圧検出器が動作した場
合、或いはこの抑制電圧検出器と後退起動検出器咎動作
した場合には、主回路を停止させることなく直流中間回
路電圧のみを電圧抑制抵抗器を用いて低下させるように
しているので、傾斜線路を登攀方向に起動する際に交流
電気車が後退起動モードになっても起動失敗することな
く、円滑に起動して前進状態へ移行することが出来る。
【図1】本発明の第1実施例を表した回路図
【図2】本発明の第2実施例を表した回路図
【図3】本発明の第3実施例を表した回路図
【図4】交流電気車の制御装置の従来例を示した回路図
【図5】図4に示す従来例回路を搭載した交流電気車の
運転モードを示した動作波形図
運転モードを示した動作波形図
【図6】交流電気車が後退起動する際の各部の動作波形
を示した動作波形図
を示した動作波形図
3 遮断器 4 変圧器 7 インバータ 8 誘導電動機 11 整流器 16 直流電圧検出器 17 抑制スイッチ 18 電圧抑制抵抗器 21 過電圧設定器 22 第1電圧検出手段としての過電圧検出器 23 保護信号発生回路 31 抑制電圧設定器 32 第2電圧検出手段としての抑制電圧検出器 33 論理和素子 41 後退起動検出器 42 論理積素子 51 ダイオード
Claims (3)
- 【請求項1】架線から遮断器を介して供給する交流を直
流に変換して直流中間回路へ出力する整流器と、この直
流中間回路に接続して直流を所望の電圧と周波数の交流
に変換するインバータと、このインバータを電源にして
車輪を駆動する誘導電動機とを備えている交流電気車
で、前記直流中間回路の電圧が第1設定値を越えたこと
を検出すれば、前記遮断器へのトリップ指令と前記イン
バータを構成しているスイッチング素子への一斉オフ指
令と前記直流中間回路の正極と負極とを抵抗を介して短
絡する抵抗短絡手段への動作指令とを発する第1電圧検
出手段を備えている交流電気車の制御装置において、 前記直流中間回路電圧が前記第1設定値よりも低い値の
第2設定値に達したことを検出する第2電圧検出手段を
備え、 この第2電圧検出手段が動作すれば前記抵抗短絡手段へ
動作指令を発することを特徴とする交流電気車の制御装
置。 - 【請求項2】架線から遮断器を介して供給する交流を直
流に変換して直流中間回路へ出力する整流器と、この直
流中間回路に接続して直流を所望の電圧と周波数の交流
に変換するインバータと、このインバータを電源にして
車輪を駆動する誘導電動機とを備えている交流電気車
で、前記直流中間回路の電圧が第1設定値を越えたこと
を検出すれば、前記遮断器へのトリップ指令と前記イン
バータを構成しているスイッチング素子への一斉オフ指
令と前記直流中間回路の正極と負極とを抵抗を介して短
絡する抵抗短絡手段への動作指令とを発する第1電圧検
出手段を備えている交流電気車の制御装置において、 前記直流中間回路電圧が前記第1設定値よりも低い値の
第2設定値に達したことをを検出する第2電圧検出手段
と、 前記誘導電動機が力行運転しているにもかかわらずこの
誘導電動機から前記直流中間回路へ電力が回生される状
態を検出する後退起動モード検出手段と、 これら第2電圧検出手段の出力信号と後退起動モード検
出手段の出力信号との論理積を演算する論理積演算手段
とを備え、 この論理積演算手段の出力信号で前記抵抗短絡手段を動
作させることを特徴とする交流電気車の制御装置。 - 【請求項3】請求項1又は請求項2のいずれかに記載の
交流電気車の制御装置において、 前記抵抗短絡手段を構成している抵抗に、直流中間回路
電圧を阻止する極性のダイオードを並列接続することを
特徴とする交流電気車の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3232087A JPH0576104A (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 交流電気車の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3232087A JPH0576104A (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 交流電気車の制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0576104A true JPH0576104A (ja) | 1993-03-26 |
Family
ID=16933799
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3232087A Pending JPH0576104A (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 交流電気車の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0576104A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005038477A1 (en) * | 2003-10-09 | 2005-04-28 | Bombardier Transportation Gmbh | Method of online testing for an intermediate link |
-
1991
- 1991-09-12 JP JP3232087A patent/JPH0576104A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005038477A1 (en) * | 2003-10-09 | 2005-04-28 | Bombardier Transportation Gmbh | Method of online testing for an intermediate link |
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