JPH0576145B2 - - Google Patents

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JPH0576145B2
JPH0576145B2 JP62011976A JP1197687A JPH0576145B2 JP H0576145 B2 JPH0576145 B2 JP H0576145B2 JP 62011976 A JP62011976 A JP 62011976A JP 1197687 A JP1197687 A JP 1197687A JP H0576145 B2 JPH0576145 B2 JP H0576145B2
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JP
Japan
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steel material
temperature
heating
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induction heating
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Masamitsu Kobashi
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Kawasaki Steel Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、誘導加熱炉において鋼材を長手方向
に均一に加熱する加熱制御方法に関するもので、
さらに詳言すれば、燃焼加熱炉で加熱された赤熱
鋼材をさらに高温にかつ均一に加熱する誘導加熱
制御方法に関するものである。
〔従来の技術〕
誘導加熱炉内で鋼材をバツチ的に加熱する場合
の問題としては、次の二点がある。
その一としては、誘導加熱炉への投入電力をい
くらにするかであり、その二としては、誘導加熱
炉の加熱電力周波数をいくらにするかである。
この誘導加熱炉の投入加熱電力の値、およびこ
の加熱電力の周波数の値により、鋼材の加熱温度
分布、加熱時間が決定され、加熱材料である鋼材
の品質確保、加熱効率、その他に影響を与える。
従つて、処理しようとする鋼材の形状、加熱工程
に対して最適な値を選定する必要がある。
特に、燃焼加熱炉で加熱し、さらに誘導加熱炉
でさらに高温にかつ均一に加熱する加熱プロセス
においては、鋼材の誘導加熱炉への装入時に、燃
焼加熱炉から誘導加熱炉までの搬送時における自
然放冷のために、この鋼材には長手方向の温度分
布が生じてしまうので、この温度分布の生じた鋼
材全体が均一な温度となるように加熱する必要が
ある。
第5図に、この燃焼加熱炉で加熱した鋼材を引
続き誘導加熱炉で加熱する加熱プロセスの概要を
示す。燃焼加熱炉2で或る温度まで均一に加熱さ
れた鋼材1は、この燃焼加熱炉2から搬出された
後に直ちに誘導コイル4を有する誘導加熱炉3に
装入されてさらに高温に加熱されるのであるが、
燃焼加熱炉2から誘導加熱炉3に搬送する間に自
然放冷されることによつて、中央部1bよりも端
部1aの温度の方が低下する。この鋼材1の自然
放冷の状態を、第2図に示した鋼材1の長手方向
xに沿つた中央部分である測温部分1Aに沿つて
測温すると、得られる温度分布Θは第3図のごと
くとなる。
この第3図から明らかなごとく、鋼材1の温度
分布Θは、端部1aの部分で温度勾配が生じてい
るが、中央部1bではほぼ均一な温度となつてお
り、端部1aはその鋼材端AおよびBの温度が最
も低くなつており、中央部1bに近づくに従つて
温度が上昇している。
このように、燃焼加熱炉2から誘導加熱炉3に
供給される鋼材1には、ほぼ一定の形態で温度分
布Θが生じている、すなわち放冷時間の長さに応
じて、時間大の時は温度差が大、時間小の時は温
度差が小となる一定の形態の温度分布Θが生じて
いるので、誘導加熱炉3では、この温度分布Θを
なくして鋼材1全体を均一に加熱昇温させる必要
がある。このため、誘導加熱炉3における鋼材1
の加熱制御形態としては、鋼材1の中央部1bよ
りも端部1aに対する加熱が大きくなるように、
加熱電力の周波数を高い値に選定する手段が採ら
れている。
この加熱制御手段の代表的な従来技術として特
願昭60−240420号がある。この特願昭60−240420
号に示された技術は、均熱期において加熱電力の
周波数を高い値に変更するものであつて、第6図
に示すように、鋼材1の鋼材端1Aの箇所1Lと
中央部1bの表面の箇所1Hと中央部1bの肉厚
中央部分の箇所1Cとを測温し、箇所1Hの温度
ΘHが予定している鋼材1の加熱最高温度に達し
たならば、第7図に示すごとく、加熱電力Wを低
下させ、この温度ΘHが一定レベルまで低下した
時点で加熱電力Wを再度低下させると共に、加熱
電力Wの周波数を高くして鋼材1の端部1aに対
する加熱力を鋼材1の中央部1bに対する加熱力
よりも増大させる。この端部1aに対する加熱力
の増大および鋼材1全体に対する加熱電力Wの減
少による中央部1bの温度低下は、鋼材1の中央
部1bの肉厚中央の箇所1Cの温度ΘCと一致す
るように制御され、温度ΘHおよびΘLを所定の
値となつた温度ΘCと等しくすることにより、鋼
材1全体の目標温度への均一加熱が達成されるの
である。
この均一加熱手法は、誘導加熱炉3による鋼材
1に対する加熱を、初期には加熱電力Wの周波数
をできるだけ低周波とすることによつて、鋼材1
内部の温度上昇を達成し、均熱期には加熱電力W
の周波数を高くして鋼材1の中央部1bよりも端
部1aに対する加熱効率を高くしている。
また、鋼材1の端部1aの温度降下がなけれ
ば、鋼材1の端部1aに対する熱補償を必要とし
ないので、特公昭52−47179号公報に示されてい
るように、鋼材1を燃焼加熱炉2から誘導加熱炉
3に搬送する時に、着脱自在な断熱材製のカバー
7を鋼材1の端部に装着(第8図参照)する手段
が考えられている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
したしながら、特願昭60−240420号に示された
手段は、鋼材1の端部1aの温度を上昇させる均
熱期における誘導加熱炉3の加熱電力が低いため
に、この加熱電力の周波数を高くしても端部1a
の昇熱は遅く、このため端部1aの温度回復に長
い時間が必要となつてしまう。特に、誘導加熱開
始時における端部1aの温度低下が著しい場合に
は、この端部1aの昇熱の遅れは顕著となる。
また、特公昭52−47179号公報に示された手段
は、カバー7の鋼材1に対する着脱装置が複雑と
なり、鋼材1に対するカバー7の着脱のための新
たな作業工程が必要となる等のことから、実施の
可能性は極めて低い。
本発明は、上記した従来例における欠点および
不満点を解消すべく創案されたもので、誘導加熱
炉における加熱電力の周波数の相違による鋼材に
対する加熱形態の相違を利用して、加熱力の強い
時期に鋼材の温度分布形態に応じて、加熱電力の
周波数を選択選定することにより、鋼材の端部に
対する加熱電力を鋼材の中央部に対する加熱電力
よりも大きくして、供給された鋼材全体を早期に
均一に加熱することをその技術的課題とする。
〔問題点を解決するための手段および作用〕
以下、第1図ないし第4図を参照しながら本発
明による誘導加熱制御方法を説明する。
本発明の手段は、 燃焼加熱炉2で加熱された鋼材1をさらに高温
かつ均一に誘導加熱炉3により加熱する技術に関
するものであること、 誘導加熱炉3の誘導コイル4に与えられる加熱
のための電力の周波数を高い周波数の所定値に選
定すること、 この加熱電力の周波数の選定は、誘導加熱炉2
に鋼材1が装入される時の鋼材1の長手方向に沿
つた温度分布に基づいて、鋼材1の中央部1bと
端部1aとの温度差を零とする値に選定されるこ
と、 この鋼材1の温度分布に基づいて選定された周
波数の加熱電力による鋼材1の加熱は、誘導加熱
炉3に与えられる加熱電力が大きい時期に行われ
ること、 にある。
誘導加熱炉3の誘導コイル4に与えられる加熱
電力の周波数を選定するための基礎となる、鋼材
1の端部1aと中央部1bとの温度差は、この鋼
材1が誘導加熱炉3に装入された時の端部1aと
中央部1bの温度差を基準に選定されるのである
が、鋼材1が誘導加熱炉3に装入された時は、鋼
材1の端部1aの温度が最も低下している時期で
あるので、鋼材1の端部1aと中央部1bとの温
度差は最も大きい状態にある。
このため、本発明方法による鋼材1の加熱は、
鋼材1の中央部1bに対する加熱よりも端部1a
に対する加熱の方がはるかに強力となる。
また、誘導加熱炉3の加熱電力の周波数を上記
のごとく設定しての鋼材1の加熱は、誘導加熱炉
3に与えられる加熱電力が大きい時期に実施され
るものであるので、鋼材1の端部1aに対する加
熱程度はさらに強力なものとなり、このため本発
明方法の実施により誘導加熱炉3に供給された鋼
材1の端部1aは急速に高い温度まで加熱される
ことになる。
一般に、誘導加熱炉3においては、供給された
鋼材1を急速に所望する高い温度まで短時間で加
熱すべく加熱の初期に大電力が供給され、しかる
後供給電力を低下させて目的温度に均熱するので
あるから、本発明方法は、誘導加熱炉3による鋼
材1の加熱操作の初期に実施されることになる。
この誘導加熱炉3における鋼材1装入時は、鋼
材1の全体温度が最も低く、かつ鋼材1の端部1
aと中央部1bとの温度差が最も大きい状態にあ
るので、鋼材1の端部1aに対する誘導加熱炉3
の加熱は極めて効率良く達成されることになり、
その昇温は短時間で達成できる。
鋼材1の端部1aの所望温度までの昇温が達成
されたならば、以下、従来からの誘導加熱炉3に
おける加熱制御法に従つて、加熱電力の周波数お
よび加熱電力の値を制御すれば良い。
〔実施例〕 第1図図示実施例の場合、誘導加熱炉3装入時
の鋼材1の温度分布Θ、すなわち鋼材1の長手方
向の温度差ΔΘを、鋼材1の燃焼加熱炉2から誘
導加熱炉3への搬送路6の誘導加熱炉3入口直前
に配置された放射温度計5で測定している。この
温度計5による鋼材1の温度測定は、第2図に示
すごとく、鋼材1の短手辺の中央の長手辺方向に
沿つた部分である測温部分1Aで行われるのが安
定した測温を得ることができる。
温度計5で測定した鋼材1の温度分布Θの例を
第3図に示す。この第3図において、測定開始点
である鋼材端Aおよび測定完了点である鋼材端B
が最も温度が低く、端部1aの温度は中央部1b
に近づくに従つて上昇していることが分かる。
温度差ΔΘは、鋼材1の厚みt、燃焼加熱炉2
から誘導加熱炉3までの搬送時間、その他により
変化するものであるが、第4図に示した、加熱時
間を一定に設定した状態での鋼材1の板厚別の温
度差ΔΘ対周波数の関係から、板厚t3で温度
差ΔΘの時は、誘導加熱炉3における加熱電力の
周波数は3Hzと決定することができる。この時の
加熱電力の周波数が3Hz以下であると、鋼材1の
端部1aの温度を充分に上昇させることができ
ず、反対に加熱電力の周波数が3Hz以上である
と、端部1aを焼き過ぎてしまい、場合によつて
は溶解、その他を生じる結果となる。
なお、鋼材1の長手方向に沿つた温度分布Θを
測定する手段としては、温度計5により直接得る
のではなく、この鋼材1の温度分布Θが、燃焼加
熱炉2から誘導加熱炉3までの鋼材1の搬送時間
と、鋼材1の燃焼加熱炉2からの搬送時における
温度と雰囲気温度との差とによつて板厚に対して
ほぼ一定したパターンで生じるものであるから、
搬送路6に鋼材1を検出する検出器を設けこの検
出器で検出した鋼材1の搬送時間を基準にして温
度分布Θおよび温度差ΔΘを算出しても良い。こ
の場合、燃焼加熱炉2搬出時の鋼材1温度および
雰囲気温度は既知の数値として与えられることは
云うまでもない。
第4図に示した加熱電力の周波数と温度差ΔΘ
との関係は、誘導加熱炉3特有の値として、オフ
ライン電磁伝熱解析により決定することが可能で
ある。
具体例 厚さ200mmの鋼材1を搬送時間10分で燃焼加熱
炉2から誘導加熱炉3に搬送した際における鋼材
1の温度差ΔΘは200℃であつた。この鋼材1を
加熱時間65分で均一に所定温度まで昇温させるに
は、前半加熱時間10分、前半加熱周波数350Hzと
すれば、後半加熱時間55分、後半加熱周波数200
Hzとなる。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなごとく、本発明は、鋼
材端部を早期に昇温させることができるので、鋼
材全体を早期に均一な温度とすることができ、こ
れによつて鋼材全体の均一な昇温を良好にかつ円
滑に達成することができ、また加熱初期における
加熱電力の周波数を選定設定するだけで良いので
その操作が簡単であり、さらにこの周波数の選定
設定は精度良く設定できるので、鋼材の温度制御
を正確に達成できる等多くの優れた効果を発揮す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明方法を実施すべく構成した加
熱プロセスラインの簡略構成図である。第2図
は、鋼材の測温部分の一例を示す、鋼材の各部を
区分け表示した説明図である。第3図は、第2図
に示した測温部における測温結果の一例を示す鋼
材の温度分布である。第4図は、誘導加熱炉にお
ける鋼材の板厚別の温度差−周波数特性を示す線
図である。第5図は、燃焼加熱炉から誘導加熱炉
に鋼材を送り込んで、鋼材をさらに高温にかつ均
一に加熱する加熱プロセスの基本的ライン構成を
示す簡略構成図である。第6図は、従来技術の鋼
材の測温箇所を示す説明図である。第7図は、第
6図に示した従来技術の動作特性を説明するため
の温度特性線図である。第8図は、他の従来技術
を説明するための鋼材端部の斜視図である。 符号の説明、1……鋼材、1a……端部、1b
……中央部、A,B……鋼材端、1A……測温部
分、2……燃焼加熱炉、3……誘導加熱炉、4…
…誘導コイル、5……放射温度計、Θ……温度分
布、ΔΘ……温度差。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 燃焼加熱炉で加熱された鋼材をさらに高温か
    つ均一に誘導加熱炉により加熱するに当たつて、
    予定加熱温度に加熱する加熱初期の昇温時に加え
    る誘導加熱電力を、昇温時以降の均熱時に加える
    誘導加熱電力よりも大きくして加熱するに際し、
    前記鋼材の加熱初期の昇温時に加える加熱電力の
    周波数を、誘導加熱炉装入時の前記鋼材長手方向
    の温度分布に基づき、前記鋼材の中央部と端部と
    の温度を均一にする高い周波数の数値に選定して
    鋼材の加熱を行うことを特徴とする誘導加熱制御
    方法。
JP1197687A 1987-01-21 1987-01-21 誘導加熱制御方法 Granted JPS63181290A (ja)

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JPS519933B2 (ja) * 1971-12-08 1976-03-31

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