JPH0576464A - テツシユペーパーの製造方法 - Google Patents
テツシユペーパーの製造方法Info
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- JPH0576464A JPH0576464A JP3262530A JP26253091A JPH0576464A JP H0576464 A JPH0576464 A JP H0576464A JP 3262530 A JP3262530 A JP 3262530A JP 26253091 A JP26253091 A JP 26253091A JP H0576464 A JPH0576464 A JP H0576464A
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- pulp
- paper
- tissue paper
- hardwood
- soft
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 パルプとして大量の広葉樹パルプを配合しな
がら強度を保持し、かつ柔らかくて手触り感の優れたテ
ッシュペーパーを提供すること。 【構成】 フリーネス530ml C.S.Fの広葉樹晒クラフ
トパルプ60重量部に対しフリーネス560ml C.S.F
の針葉樹晒クラフトパルプ40重量部を配合したパルプ
に、湿潤紙力増強剤を対パルプ当り0.10%、カチオ
ン化変性澱粉を対パルプ当り0.05%添加してツイン
ワイヤータイプのヤンキー抄紙機で抄紙して坪量13.
5g/m2 のテッシュペーパーを抄造し、ショアーD硬
度90度の弾性ロールを上段として金属ロールを下段と
する弾性ロールを線圧7.0kg/cmで2段掛けした。
がら強度を保持し、かつ柔らかくて手触り感の優れたテ
ッシュペーパーを提供すること。 【構成】 フリーネス530ml C.S.Fの広葉樹晒クラフ
トパルプ60重量部に対しフリーネス560ml C.S.F
の針葉樹晒クラフトパルプ40重量部を配合したパルプ
に、湿潤紙力増強剤を対パルプ当り0.10%、カチオ
ン化変性澱粉を対パルプ当り0.05%添加してツイン
ワイヤータイプのヤンキー抄紙機で抄紙して坪量13.
5g/m2 のテッシュペーパーを抄造し、ショアーD硬
度90度の弾性ロールを上段として金属ロールを下段と
する弾性ロールを線圧7.0kg/cmで2段掛けした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テッシュペーパーの製
造方法に関する。更に詳しくは、繊維長が短くて強度の
弱い広葉樹化学パルプを多量に配合し、抄紙して得られ
る柔らかくて手触り感の優れたテッシュペーパーの製造
方法に関する。
造方法に関する。更に詳しくは、繊維長が短くて強度の
弱い広葉樹化学パルプを多量に配合し、抄紙して得られ
る柔らかくて手触り感の優れたテッシュペーパーの製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、化粧用テッシュ、トイレッ
トテッシュ、タオル等のテッシュペーパーとしては柔ら
かく、手触り感が良く、強度も強く、伸縮性もありしか
も吸収性に優れていることが望まれている。しかし柔ら
かく手触り感に優れることと、強度が強いことは相反す
る特性であり両立させることが難しいのが現状である。
トテッシュ、タオル等のテッシュペーパーとしては柔ら
かく、手触り感が良く、強度も強く、伸縮性もありしか
も吸収性に優れていることが望まれている。しかし柔ら
かく手触り感に優れることと、強度が強いことは相反す
る特性であり両立させることが難しいのが現状である。
【0003】テッシュペーパーの強度は抄紙工程、抄紙
後のテッシュペーパーを加工する工程で重要な特性であ
るばかりでなく消費者が使用する時にも重要な条件の一
つである。
後のテッシュペーパーを加工する工程で重要な特性であ
るばかりでなく消費者が使用する時にも重要な条件の一
つである。
【0004】従来、トイレットペーパー、テッシュペー
パー、紙タオルなどのいわゆる家庭用薄葉紙(以下、テ
ッシュペーパーと称する)用のパルプとしては、広葉
樹、針葉樹からの木材チップすなわちリグノセルロース
材料を蒸解して得られた化学パルプから製造されたスラ
リー状態のままのスラッシュパルプ( slushed pulp )、
このスラッシュパルプを脱水、乾燥させて得られるドラ
イパルプ( dry pulp )及び古紙を脱墨処理して得られる
脱墨処理パルプが使用されており、これらのパルプは未
漂白、漂白パルプの状態で、あるいは未叩解、叩解パル
プの状態で品質設計に応じて単独のパルプでまたは混合
されて使用されている。
パー、紙タオルなどのいわゆる家庭用薄葉紙(以下、テ
ッシュペーパーと称する)用のパルプとしては、広葉
樹、針葉樹からの木材チップすなわちリグノセルロース
材料を蒸解して得られた化学パルプから製造されたスラ
リー状態のままのスラッシュパルプ( slushed pulp )、
このスラッシュパルプを脱水、乾燥させて得られるドラ
イパルプ( dry pulp )及び古紙を脱墨処理して得られる
脱墨処理パルプが使用されており、これらのパルプは未
漂白、漂白パルプの状態で、あるいは未叩解、叩解パル
プの状態で品質設計に応じて単独のパルプでまたは混合
されて使用されている。
【0005】また、これらのパルプの原料として用いら
れる広葉樹、針葉樹の平均繊維長、繊維の巾は表1に示
される通りであり、広葉樹の繊維長は針葉樹より短い。
そのために広葉樹を原料としたパルプを用いた場合に
は、それに対応して強度が低下するという問題がある。
市販品等の分析の結果からも明らかな通り針葉樹パルプ
が50重量%以上配合されているのが通常である。
れる広葉樹、針葉樹の平均繊維長、繊維の巾は表1に示
される通りであり、広葉樹の繊維長は針葉樹より短い。
そのために広葉樹を原料としたパルプを用いた場合に
は、それに対応して強度が低下するという問題がある。
市販品等の分析の結果からも明らかな通り針葉樹パルプ
が50重量%以上配合されているのが通常である。
【0006】製紙用植物繊維の長さと巾(紙の科学;出
版社中外産業22頁)を表1に、市販テッシュペーパー
の針葉樹と広葉樹パルプの分析結果( TAPPIスタンダー
ドT401 om−82法による)を表2に示す。
版社中外産業22頁)を表1に、市販テッシュペーパー
の針葉樹と広葉樹パルプの分析結果( TAPPIスタンダー
ドT401 om−82法による)を表2に示す。
【0007】
【表1】
【0008】
【表2】
【0009】前記テッシュペーパーに用いられるパルプ
のうちドライパルプ及び脱墨処理パルプ(以下DIPと
称する)は抄紙される前にパルプ繊維が収縮、カール、
キンキング( Kinking;繊維曲率半径の突然の変化)等
の形状変化、または角質化を起こしており、これらの種
々のパルプの中から材種等を考慮して柔らかいパルプが
一般的に選択されて再溶解して使用されているのが実情
である。従って良く選択されたドライパルプ及びDIP
を使用して抄紙されたテッシュペーパーは手触りが良く
柔らかく感じることは良く知られている。
のうちドライパルプ及び脱墨処理パルプ(以下DIPと
称する)は抄紙される前にパルプ繊維が収縮、カール、
キンキング( Kinking;繊維曲率半径の突然の変化)等
の形状変化、または角質化を起こしており、これらの種
々のパルプの中から材種等を考慮して柔らかいパルプが
一般的に選択されて再溶解して使用されているのが実情
である。従って良く選択されたドライパルプ及びDIP
を使用して抄紙されたテッシュペーパーは手触りが良く
柔らかく感じることは良く知られている。
【0010】一方、スラッシュパルプを使用する場合は
長網、短網、ツインワイヤー、円網ヤンキーマシン等の
抄紙機を適宜選択することにより、または紙用柔軟剤、
たとえば脂肪酸エステル系柔軟化剤(米国特許3,29
6,065号明細書)、第4級アンモニウム塩型カチオ
ン活性剤(特開昭48−22701号公報)、ウレタン
アルコール、その塩、又はカチオン化物(特開昭60−
139897号公報)、非陽イオン系界面活性剤(特開
平2−99690号公報)(特開平2−99691号公
報)、ポリリン酸塩(特開平2−36288号公報)、
ポリシロキサン(特開平2−224626号公報)(特
開平3−900号公報)等の添加薬品をスラッシュパル
プに添加してスラッシュパルプ自体の滑りをよくするこ
とにより手触りを良くして柔らかくする方法が各種提案
されている。
長網、短網、ツインワイヤー、円網ヤンキーマシン等の
抄紙機を適宜選択することにより、または紙用柔軟剤、
たとえば脂肪酸エステル系柔軟化剤(米国特許3,29
6,065号明細書)、第4級アンモニウム塩型カチオ
ン活性剤(特開昭48−22701号公報)、ウレタン
アルコール、その塩、又はカチオン化物(特開昭60−
139897号公報)、非陽イオン系界面活性剤(特開
平2−99690号公報)(特開平2−99691号公
報)、ポリリン酸塩(特開平2−36288号公報)、
ポリシロキサン(特開平2−224626号公報)(特
開平3−900号公報)等の添加薬品をスラッシュパル
プに添加してスラッシュパルプ自体の滑りをよくするこ
とにより手触りを良くして柔らかくする方法が各種提案
されている。
【0011】これらの方法は、良好な柔軟効果が得られ
る場合があるが、起泡性が大きいために、抄紙作業その
ものに支障を来すおそれがあり、場合によっては紙力と
吸水性の低下を招くという問題点があった。
る場合があるが、起泡性が大きいために、抄紙作業その
ものに支障を来すおそれがあり、場合によっては紙力と
吸水性の低下を招くという問題点があった。
【0012】また、テッシュペーパーの湿潤強度をあげ
るために、紙用湿潤紙力増強剤として尿素ホルムアルデ
ヒド樹脂、メラミンホルムアルデヒド樹脂、ポリアマイ
ド、ポリアミン、エピクロロヒドリン樹脂等が知られて
いるが、テッシュペーパーの場合、ホルムアルデヒド樹
脂が嫌われるため、ポリアマイド、ポリアミン、エピク
ロロヒドリン樹脂が主として用いられている。しかしエ
ポキシ樹脂での結合は非常に強固であり、水に不溶性で
あるばかりでなく、テッシュペーパー自体が剛直にな
り、柔らかさ、手触り感の点でマイナスになるという問
題があった。
るために、紙用湿潤紙力増強剤として尿素ホルムアルデ
ヒド樹脂、メラミンホルムアルデヒド樹脂、ポリアマイ
ド、ポリアミン、エピクロロヒドリン樹脂等が知られて
いるが、テッシュペーパーの場合、ホルムアルデヒド樹
脂が嫌われるため、ポリアマイド、ポリアミン、エピク
ロロヒドリン樹脂が主として用いられている。しかしエ
ポキシ樹脂での結合は非常に強固であり、水に不溶性で
あるばかりでなく、テッシュペーパー自体が剛直にな
り、柔らかさ、手触り感の点でマイナスになるという問
題があった。
【0013】また、従来、テッシュ抄紙機の後に上下各
1本の一対の十分に研磨されたチルドロール、金属ロー
ルからなるカレンダーを1組又は2組で表面の平滑性を
良くするために使用している。しかしこのカレンダーで
平滑性の向上の為に線圧を高くすると厚みも薄く剛直と
なり手触り感も堅くなるという問題があった。
1本の一対の十分に研磨されたチルドロール、金属ロー
ルからなるカレンダーを1組又は2組で表面の平滑性を
良くするために使用している。しかしこのカレンダーで
平滑性の向上の為に線圧を高くすると厚みも薄く剛直と
なり手触り感も堅くなるという問題があった。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】かかる現状に鑑み、本
発明は、柔らかく、手触り感が良く、強度に優れたテッ
シュペーパーの製造上の問題点について鋭意研究を重ね
た結果、先行技術の欠点を解決するため化学的処理法と
機械的処理方法の組合せに着目した新規な柔軟性の改善
されたテッシュペーパーの製造方法を提供することを目
的とする。
発明は、柔らかく、手触り感が良く、強度に優れたテッ
シュペーパーの製造上の問題点について鋭意研究を重ね
た結果、先行技術の欠点を解決するため化学的処理法と
機械的処理方法の組合せに着目した新規な柔軟性の改善
されたテッシュペーパーの製造方法を提供することを目
的とする。
【0015】即ち、広葉樹化学パルプを多量に配合する
と柔らかなテッシュペーパーが得られるが反面強度が低
下する。それを補うため内添紙力剤としてカチオン化変
性澱粉を添加することにより強度を維持する。又、カチ
オン化変性澱粉の添加はテッシュペーパーを剛直とする
方向に働く。従って広葉樹化学パルプを増配し、カチオ
ン化変性澱粉を添加し抄紙して得られたテッシュペーパ
ーをソフトカレンダー処理することにより、カチオン化
変性澱粉による剛直さを軽減し、柔らかで手触り感が良
く強度の優れたテッシュペーパーが得られることを知得
して本発明を完成するに至ったのである。
と柔らかなテッシュペーパーが得られるが反面強度が低
下する。それを補うため内添紙力剤としてカチオン化変
性澱粉を添加することにより強度を維持する。又、カチ
オン化変性澱粉の添加はテッシュペーパーを剛直とする
方向に働く。従って広葉樹化学パルプを増配し、カチオ
ン化変性澱粉を添加し抄紙して得られたテッシュペーパ
ーをソフトカレンダー処理することにより、カチオン化
変性澱粉による剛直さを軽減し、柔らかで手触り感が良
く強度の優れたテッシュペーパーが得られることを知得
して本発明を完成するに至ったのである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明はパルプ成分の6
0重量%以上が広葉樹化学パルプからなるパルプスラリ
ーに、対パルプ当り0.05重量%〜0.50重量%の
カチオン化変性澱粉を配合して抄紙し、次いでソフトカ
レンダー処理することを特徴とする柔軟性の改善された
テッシュペーパーの製造方法である。
0重量%以上が広葉樹化学パルプからなるパルプスラリ
ーに、対パルプ当り0.05重量%〜0.50重量%の
カチオン化変性澱粉を配合して抄紙し、次いでソフトカ
レンダー処理することを特徴とする柔軟性の改善された
テッシュペーパーの製造方法である。
【0017】本発明に使用する化学パルプとしては針葉
樹及び広葉樹由来のリグノセルロース材料をアルカリ性
蒸解薬液によって蒸解して得られたパルプおよび脱墨古
紙パルプ(DIP)が用いられる。
樹及び広葉樹由来のリグノセルロース材料をアルカリ性
蒸解薬液によって蒸解して得られたパルプおよび脱墨古
紙パルプ(DIP)が用いられる。
【0018】化学パルプとしては、クラフト法パルプ
(蒸解液,NaOH+Na2 S)、ポリサルファイドパ
ルプ(蒸解液,NaOH+Na2 Sx)、ソーダパルプ
(蒸解液,NaOH)、亜硫酸塩パルプ(蒸解液,Na
2 SO3 )、炭酸ソーダパルプ(蒸解液,NaCO3 )
及び酸素−ソーダパルプ(蒸解液,O2 +NaOH)等
がある。
(蒸解液,NaOH+Na2 S)、ポリサルファイドパ
ルプ(蒸解液,NaOH+Na2 Sx)、ソーダパルプ
(蒸解液,NaOH)、亜硫酸塩パルプ(蒸解液,Na
2 SO3 )、炭酸ソーダパルプ(蒸解液,NaCO3 )
及び酸素−ソーダパルプ(蒸解液,O2 +NaOH)等
がある。
【0019】これらのパルプは前記した蒸解薬液に蒸解
助剤として環状ケト化合物(例えばアントラキノン、
1,4−ジヒドロ−9,10−ジケトアントラセン)を
添加して蒸解されたものであってもよい。また上記蒸解
パルプとして好適なものはクラフト法パルプであり、こ
のクラフト法パルプは蒸解液の分割添加と、ダイジェス
ター内部での並流蒸解と向流蒸解からなるいわゆる修正
アルカリ性蒸解法(MCC法,Modified Continuous Co
oking) によって得られたパルプであってもよい。
助剤として環状ケト化合物(例えばアントラキノン、
1,4−ジヒドロ−9,10−ジケトアントラセン)を
添加して蒸解されたものであってもよい。また上記蒸解
パルプとして好適なものはクラフト法パルプであり、こ
のクラフト法パルプは蒸解液の分割添加と、ダイジェス
ター内部での並流蒸解と向流蒸解からなるいわゆる修正
アルカリ性蒸解法(MCC法,Modified Continuous Co
oking) によって得られたパルプであってもよい。
【0020】これらの化学パルプは未晒パルプ、晒パル
プの状態で、あるいは未叩解、叩解パルプの状態で適
宜、単独でまたは混合して使用される。
プの状態で、あるいは未叩解、叩解パルプの状態で適
宜、単独でまたは混合して使用される。
【0021】本発明における広葉樹化学パルプのパルプ
成分に占める比率は柔らかさ、手触り感の点から出来る
だけ高い方が良い。少くとも60重量%以上用いること
が必要であり望ましくは70重量%〜90重量%であ
る。60重量%未満の場合柔らかさ、手触り感が劣ると
いう問題が残る。そして残部は40重量%未満の針葉樹
パルプより成る。
成分に占める比率は柔らかさ、手触り感の点から出来る
だけ高い方が良い。少くとも60重量%以上用いること
が必要であり望ましくは70重量%〜90重量%であ
る。60重量%未満の場合柔らかさ、手触り感が劣ると
いう問題が残る。そして残部は40重量%未満の針葉樹
パルプより成る。
【0022】また、本発明の構成要件の一つである内添
用紙力剤であるカチオン化変性澱粉については、市販の
コーン、バレーショ、タピオカ、デンプンの3級、ある
いは4級アミン塩等を用いることができる。
用紙力剤であるカチオン化変性澱粉については、市販の
コーン、バレーショ、タピオカ、デンプンの3級、ある
いは4級アミン塩等を用いることができる。
【0023】本発明におけるカチオン化変性デンプンに
おける置換度は0.01以上0.035未満が好まし
い。置換度が0.01未満ではカチオン化変性されたカ
チオン化デンプンのパルプへの吸着率が悪くなり、ま
た、その他のアニオン性薬品を使用する場合、パルプへ
の吸着も悪くなる。置換度を0.035以上にする場合
カチオン化変性反応において添加するカチオン化剤を増
量する必要があるが、カチオン化剤を増量する割に置換
度が上がらず、また、遊離のカチオン化剤が不純物とな
り、本発明の目的にかなったカチオン化変性デンプンが
得られなかったりする。
おける置換度は0.01以上0.035未満が好まし
い。置換度が0.01未満ではカチオン化変性されたカ
チオン化デンプンのパルプへの吸着率が悪くなり、ま
た、その他のアニオン性薬品を使用する場合、パルプへ
の吸着も悪くなる。置換度を0.035以上にする場合
カチオン化変性反応において添加するカチオン化剤を増
量する必要があるが、カチオン化剤を増量する割に置換
度が上がらず、また、遊離のカチオン化剤が不純物とな
り、本発明の目的にかなったカチオン化変性デンプンが
得られなかったりする。
【0024】また、紙に添加した場合、置換度が0.0
35以上ではできたテッシュペーパーの強度も大差なく
あまり効果がないばかりか、抄紙機のワイヤーパートで
の水引けが悪くなりテッシュペーパーとして要求される
表面の平滑性が低下する。
35以上ではできたテッシュペーパーの強度も大差なく
あまり効果がないばかりか、抄紙機のワイヤーパートで
の水引けが悪くなりテッシュペーパーとして要求される
表面の平滑性が低下する。
【0025】デンプンのカチオン化変性剤としては4級
アンモニウム塩誘導体である3−クロロ・2−ヒドロキ
シプロピルトリメチルアンモニウムクロライドが好まし
い。カチオン化剤の置換度を見た場合、3級アミンを使
用した方が少量で高い置換度が得られるが、3級アミン
は製造コストが高く、置換度と製造コストを総合して見
た場合、3−クロロ−2−ヒドロキシプロピルトリメチ
ルアンモニウムクロライドが好ましい。
アンモニウム塩誘導体である3−クロロ・2−ヒドロキ
シプロピルトリメチルアンモニウムクロライドが好まし
い。カチオン化剤の置換度を見た場合、3級アミンを使
用した方が少量で高い置換度が得られるが、3級アミン
は製造コストが高く、置換度と製造コストを総合して見
た場合、3−クロロ−2−ヒドロキシプロピルトリメチ
ルアンモニウムクロライドが好ましい。
【0026】カチオン化変性における反応温度は42〜
48℃が好ましく、更に好ましくは46〜48℃であ
る。反応温度が42℃より低いと反応時間が長くかかり
すぎて不利になる。また、48℃より高温度ではデンプ
ンが糊化してしまい糊化した部分の方がカチオン化され
やすいため、カチオン化が均一に行なわれない。
48℃が好ましく、更に好ましくは46〜48℃であ
る。反応温度が42℃より低いと反応時間が長くかかり
すぎて不利になる。また、48℃より高温度ではデンプ
ンが糊化してしまい糊化した部分の方がカチオン化され
やすいため、カチオン化が均一に行なわれない。
【0027】反応pHは11〜12の範囲が好ましい。
pHが11より低いとカチオン化剤が活性化(エポキシ
化)せず反応がスムーズに行なわれない。また、pHを
12より高くしてもカチオン化剤の活性化はあまり変わ
らず、pHを12より高くする必要性はない。
pHが11より低いとカチオン化剤が活性化(エポキシ
化)せず反応がスムーズに行なわれない。また、pHを
12より高くしてもカチオン化剤の活性化はあまり変わ
らず、pHを12より高くする必要性はない。
【0028】カチオン化変性澱粉の添加率については広
葉樹化学パルプの配合比率とも関係するが対パルプ当り
0.05重量%〜0.50重量%、望ましくは0.10
重量%〜0.20重量%である。この割合未満の場合は
強度が十分発現しないという問題がある。これを越える
添加率については強度が強くなり過ぎ柔らかさ、手触り
感をそこなうという問題がある。
葉樹化学パルプの配合比率とも関係するが対パルプ当り
0.05重量%〜0.50重量%、望ましくは0.10
重量%〜0.20重量%である。この割合未満の場合は
強度が十分発現しないという問題がある。これを越える
添加率については強度が強くなり過ぎ柔らかさ、手触り
感をそこなうという問題がある。
【0029】テッシュペーパーの抄紙機としては、丸
網、短網、ツインワイヤー等のヤンキーマシンが利用で
きる。ヤンキードライヤー上でウェットクレープ、ある
いはドライクレープをつけて、又はウェットクレープを
つけ更にドライクレープをつけてテッシュペーパーの原
紙が得られる。ボックス入りの化粧用テッシュペーパー
等では、これを2枚重ねて、通常上下一対の金属ロール
からなるカレンダーにて処理してテッシュペーパーが得
られる。
網、短網、ツインワイヤー等のヤンキーマシンが利用で
きる。ヤンキードライヤー上でウェットクレープ、ある
いはドライクレープをつけて、又はウェットクレープを
つけ更にドライクレープをつけてテッシュペーパーの原
紙が得られる。ボックス入りの化粧用テッシュペーパー
等では、これを2枚重ねて、通常上下一対の金属ロール
からなるカレンダーにて処理してテッシュペーパーが得
られる。
【0030】本発明の特徴の一つとしては、ウレタンゴ
ム等の弾性材を被覆したロールを持つソフトカレンダー
にて処理してテッシュペーパーを得ることにある。この
ソフトカレンダーとしては通常1本の金属ロール、他の
1本は弾性ロールからなるものであり、金属ロールとし
ては、例えばチルドロール、合金チルドロール、鋼鉄製
ロール、更にはロール表面を硬質クロムメッキした金属
ロール等が適宜選択使用され、弾性ロールとしては、例
えば天然ゴム、スチレンゴム、ニトリルゴム、クロロプ
レンゴム、クロロスルホン化エチレンゴム、ブチルゴ
ム、多硫化ゴム、シリコンゴム、フッ素ゴム、ウレタン
ゴム、芳香族ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリエ
ーテル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂
などの各種プラスチック樹脂、コットン、ペーパー、ウ
ール、テトロン、ナイロン、或いはこれらの混合物など
から成る弾性ロールが適宜選択使用される。
ム等の弾性材を被覆したロールを持つソフトカレンダー
にて処理してテッシュペーパーを得ることにある。この
ソフトカレンダーとしては通常1本の金属ロール、他の
1本は弾性ロールからなるものであり、金属ロールとし
ては、例えばチルドロール、合金チルドロール、鋼鉄製
ロール、更にはロール表面を硬質クロムメッキした金属
ロール等が適宜選択使用され、弾性ロールとしては、例
えば天然ゴム、スチレンゴム、ニトリルゴム、クロロプ
レンゴム、クロロスルホン化エチレンゴム、ブチルゴ
ム、多硫化ゴム、シリコンゴム、フッ素ゴム、ウレタン
ゴム、芳香族ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリエ
ーテル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂
などの各種プラスチック樹脂、コットン、ペーパー、ウ
ール、テトロン、ナイロン、或いはこれらの混合物など
から成る弾性ロールが適宜選択使用される。
【0031】この弾性ロールの硬度はショアーD硬度
(ASTM規格、D−2240)で80〜95度、好ま
しくは85〜92度を有する弾性ロールで構成されるカ
レンダーが特に好ましく用いられる。中でもウレタンゴ
ム、芳香族ポリアミド樹脂、ペーパーとウールの混合
物、ウールとテトロンの混合物、ウールとナイロンの混
合物、ペーパーとウールとナイロンの混合物などから成
る弾性ロールが好ましく、とりわけウレタンゴムと芳香
族ポリアミド樹脂を用いた弾性ロールは取扱いが容易で
あり、ロール寿命も長く、しかも本発明の所望の効果を
効率良く発揮するため最も好ましい。
(ASTM規格、D−2240)で80〜95度、好ま
しくは85〜92度を有する弾性ロールで構成されるカ
レンダーが特に好ましく用いられる。中でもウレタンゴ
ム、芳香族ポリアミド樹脂、ペーパーとウールの混合
物、ウールとテトロンの混合物、ウールとナイロンの混
合物、ペーパーとウールとナイロンの混合物などから成
る弾性ロールが好ましく、とりわけウレタンゴムと芳香
族ポリアミド樹脂を用いた弾性ロールは取扱いが容易で
あり、ロール寿命も長く、しかも本発明の所望の効果を
効率良く発揮するため最も好ましい。
【0032】金属ロールと弾性ロールで構成されるオン
マシンスーパーカレンダーやオンマシンソフトカレンダ
ーは、紙パルプ技術タイムス、昭和62年8月号(31
頁)や昭和63年5月号(10頁)等に紹介されてい
る。また、処理条件はニップ数、ニップ線圧、マシンス
ピードなどに応じて適宜調節される。
マシンスーパーカレンダーやオンマシンソフトカレンダ
ーは、紙パルプ技術タイムス、昭和62年8月号(31
頁)や昭和63年5月号(10頁)等に紹介されてい
る。また、処理条件はニップ数、ニップ線圧、マシンス
ピードなどに応じて適宜調節される。
【0033】広葉樹化学パルプの比率が高く、カチオン
化変性澱粉で紙力をあげたテッシュペーパー原紙は弾性
ロールの間を通すことにより、部分的にカチオン化変性
澱粉の結合が切れて柔らかさ、手触り感を良好な状態に
維持したまま、強度もそれ程低下せしめないという結果
が実験により確認された。
化変性澱粉で紙力をあげたテッシュペーパー原紙は弾性
ロールの間を通すことにより、部分的にカチオン化変性
澱粉の結合が切れて柔らかさ、手触り感を良好な状態に
維持したまま、強度もそれ程低下せしめないという結果
が実験により確認された。
【0034】この弾性ロールの硬度がショアーD型硬度
80度未満ではカチオン化変性澱粉の結合の切断まで至
らず柔らかさ、手触り感を良好な状態に至らない。又、
ショアーD型硬度95度を過ぎる場合は金属ロールに近
づきむしろ剛直となり本発明の目的を達成されなくな
る。
80度未満ではカチオン化変性澱粉の結合の切断まで至
らず柔らかさ、手触り感を良好な状態に至らない。又、
ショアーD型硬度95度を過ぎる場合は金属ロールに近
づきむしろ剛直となり本発明の目的を達成されなくな
る。
【0035】ソフトカレンダーの弾性ロールについて
は、上下一対の2本のロールの内、2本共弾性ロールで
あってもよく、又その内1本が弾性ロールであってもよ
い。またソフトカレンダーは1段処理でも良いし2段処
理でも良い。処理線圧については3.0〜10.0kg/
cm程度が望ましい。
は、上下一対の2本のロールの内、2本共弾性ロールで
あってもよく、又その内1本が弾性ロールであってもよ
い。またソフトカレンダーは1段処理でも良いし2段処
理でも良い。処理線圧については3.0〜10.0kg/
cm程度が望ましい。
【0036】
【実施例】以下に実施例及び比較例を挙げて本発明を具
体的に説明するが、勿論これによって限定されるもので
はない。なお、実施例、比較例中の部、%は特にことわ
らない限り重量部、重量%を示す。
体的に説明するが、勿論これによって限定されるもので
はない。なお、実施例、比較例中の部、%は特にことわ
らない限り重量部、重量%を示す。
【0037】以下の実施例および比較例において用いた
評価法は下記の通りである。 ○引張り強さ(縦)の測定法 2枚重ねテッシュペーパーを流れ方向(縦方向)に平行
に25mm巾に切り、これの長さ1000mmをテンシロン
万能型引張試験機(東洋ボールドイン(株)製)にセッ
トし、破断強度を測定する。 ○ソフトネス測定法(J.TAPPI 紙パルプ試験法 No.34
−80、衛生用薄葉紙の柔らかさ試験方法) テッシュペーパーのシート(200×200mm)を一定
の隙間(6.35mm)に押し入れるのに必要な仕事量を
測定する原理のハンドルオートメーター(熊谷理機工業
社製)による測定値に0.5を乗じ、単位をg/10cm
とした。試験片の押し入れは試料の流れ方向に対し、直
角に折曲げて行う。 ○手触り感 男子5人、女子5人で官能評価し、次の区分で表示し
た。 非常に良い ; ◎ 良い ; ○ 普通 ; △ 劣る ; ×
評価法は下記の通りである。 ○引張り強さ(縦)の測定法 2枚重ねテッシュペーパーを流れ方向(縦方向)に平行
に25mm巾に切り、これの長さ1000mmをテンシロン
万能型引張試験機(東洋ボールドイン(株)製)にセッ
トし、破断強度を測定する。 ○ソフトネス測定法(J.TAPPI 紙パルプ試験法 No.34
−80、衛生用薄葉紙の柔らかさ試験方法) テッシュペーパーのシート(200×200mm)を一定
の隙間(6.35mm)に押し入れるのに必要な仕事量を
測定する原理のハンドルオートメーター(熊谷理機工業
社製)による測定値に0.5を乗じ、単位をg/10cm
とした。試験片の押し入れは試料の流れ方向に対し、直
角に折曲げて行う。 ○手触り感 男子5人、女子5人で官能評価し、次の区分で表示し
た。 非常に良い ; ◎ 良い ; ○ 普通 ; △ 劣る ; ×
【0038】実施例1,比較例1 広葉樹晒クラフトパルプ(LBKP,フリーネス530
ml C.S.F)及び針葉樹晒クラフトパルプ(NBKP,フ
リーネス560ml C.S.F)を60部及び40部の比率で
配合し、この原料に湿潤紙力増強剤 カイメンK−13
00(ディックハーキュレス社製)を対パルプ当り0.
10%添加し、またカチオン化変性澱粉ケートF(王子
ナショナル社製)を対パルプ当り0.05%(実験1)
添加しツインワイヤータイプのヤンキー抄紙機で抄紙し
た。クレープはドライクレープをドライヤー及び巻き取
りリールとの速度差をとることにより付与した。抄紙し
たテッシュペーパーの坪量は13.5g/m2 となるよ
う調整した。
ml C.S.F)及び針葉樹晒クラフトパルプ(NBKP,フ
リーネス560ml C.S.F)を60部及び40部の比率で
配合し、この原料に湿潤紙力増強剤 カイメンK−13
00(ディックハーキュレス社製)を対パルプ当り0.
10%添加し、またカチオン化変性澱粉ケートF(王子
ナショナル社製)を対パルプ当り0.05%(実験1)
添加しツインワイヤータイプのヤンキー抄紙機で抄紙し
た。クレープはドライクレープをドライヤー及び巻き取
りリールとの速度差をとることにより付与した。抄紙し
たテッシュペーパーの坪量は13.5g/m2 となるよ
う調整した。
【0039】このテッシュペーパー原紙の表面(ドライ
ヤー面)が外側になるように2枚重ねにして、ソフトカ
レンダーを2段掛けした。このソフトカレンダーは2本
のロールの内、上側がウレタンゴム被覆の弾性ロールで
そのショアーD型硬度90度であり、下側のロールは金
属ロールからなり、その時の線圧は各々7.0kg/cmで
あった。この評価を表3に示す。
ヤー面)が外側になるように2枚重ねにして、ソフトカ
レンダーを2段掛けした。このソフトカレンダーは2本
のロールの内、上側がウレタンゴム被覆の弾性ロールで
そのショアーD型硬度90度であり、下側のロールは金
属ロールからなり、その時の線圧は各々7.0kg/cmで
あった。この評価を表3に示す。
【0040】この2枚重ねのテッシュペーパーの引張強
度は440gであり、ソフトネス値も3.8g/10cm
と低く、また手触り感も良好であった。
度は440gであり、ソフトネス値も3.8g/10cm
と低く、また手触り感も良好であった。
【0041】カチオン化変性澱粉 ケートF(王子ナシ
ョナル社製)を各々対パルプ当り0.10%(実験
2)、0.30%(実験3)、0.50%(実験4)、
0.6%(比較例1)添加した以外は、全て同じ条件で
テッシュペーパーを作成した。その評価結果を表3に示
す。
ョナル社製)を各々対パルプ当り0.10%(実験
2)、0.30%(実験3)、0.50%(実験4)、
0.6%(比較例1)添加した以外は、全て同じ条件で
テッシュペーパーを作成した。その評価結果を表3に示
す。
【0042】実施例2 広葉樹晒クラフトパルプ(LBKP,フリーネス530
ml C.S.F)及び針葉樹晒クラフトパルプ(NBKP,フ
リーネス560ml C.S.F)の配合率を70部及び30部
とした以外は、実施例1と同じ条件でテッシュペーパー
を作成した。その評価結果を表3に示す。
ml C.S.F)及び針葉樹晒クラフトパルプ(NBKP,フ
リーネス560ml C.S.F)の配合率を70部及び30部
とした以外は、実施例1と同じ条件でテッシュペーパー
を作成した。その評価結果を表3に示す。
【0043】比較例2 カチオン化変性澱粉 ケートF(王子ナショナル社製)
を対パルプ当り0.60%添加した以外は全て実施例2
と同じ条件でテッシュペーパーを作成した。その評価結
果を表3に示す。
を対パルプ当り0.60%添加した以外は全て実施例2
と同じ条件でテッシュペーパーを作成した。その評価結
果を表3に示す。
【0044】実施例3 広葉樹晒クラフトパルプ(LBKP,フリーネス530
ml C.S.F)及び針葉樹晒クラフトパルプ(NBKP,フ
リーネス560ml C.S.F)の配合率を90部、10部と
した以外は、全て実施例1と同じ条件でテッシュペーパ
ーを作成した。その評価結果を表3に示す。
ml C.S.F)及び針葉樹晒クラフトパルプ(NBKP,フ
リーネス560ml C.S.F)の配合率を90部、10部と
した以外は、全て実施例1と同じ条件でテッシュペーパ
ーを作成した。その評価結果を表3に示す。
【0045】比較例3 カチオン化変性澱粉 ケートF(王子ナショナル社製)
を対パルプ当り0.60%添加した以外は全て実施例3
と同じ条件でテッシュペーパーを作成した。その評価結
果を表3に示す。
を対パルプ当り0.60%添加した以外は全て実施例3
と同じ条件でテッシュペーパーを作成した。その評価結
果を表3に示す。
【0046】比較例4 広葉樹晒クラフトパルプ(LBKP,フリーネス530
ml C.S.F)及び針葉樹晒クラフトパルプ(NBKP,フ
リーネス560ml C.S.F)を夫々50部の割合で配合
し、この原料に湿潤紙力増強剤 カイメンK−1300
(ディックハーキュレス社製)を対パルプ0.10%添
加し、ツインワイヤータイプのヤンキー抄紙機で抄紙し
た。クレープはドライクレープをドライヤー及び巻き取
りリールとの速度差により付与した。抄紙したテッシュ
ペーパーの坪量は13.5g/m2 となるよう調整し
た。
ml C.S.F)及び針葉樹晒クラフトパルプ(NBKP,フ
リーネス560ml C.S.F)を夫々50部の割合で配合
し、この原料に湿潤紙力増強剤 カイメンK−1300
(ディックハーキュレス社製)を対パルプ0.10%添
加し、ツインワイヤータイプのヤンキー抄紙機で抄紙し
た。クレープはドライクレープをドライヤー及び巻き取
りリールとの速度差により付与した。抄紙したテッシュ
ペーパーの坪量は13.5g/m2 となるよう調整し
た。
【0047】このテッシュペーパーの原紙の表面(ドラ
イヤー面)が外側になるように2枚重ねにして金属ロー
ル(チルドロール)の間を通し、カレンダー処理を行っ
た。カレンダーは2段処理であり、各々の線圧は3.0
kg/cmであった。評価結果を表3に示す。このテッシュ
ペーパーの引張強さは510gであり、ソフトネス値は
5.2g/10cmと高く、また手触り感も劣っていた。
イヤー面)が外側になるように2枚重ねにして金属ロー
ル(チルドロール)の間を通し、カレンダー処理を行っ
た。カレンダーは2段処理であり、各々の線圧は3.0
kg/cmであった。評価結果を表3に示す。このテッシュ
ペーパーの引張強さは510gであり、ソフトネス値は
5.2g/10cmと高く、また手触り感も劣っていた。
【0048】比較例5 広葉樹晒クラフトパルプ(LBKP,フリーネス530
ml C.S.F)及び針葉樹晒クラフトパルプ(NBKP,フ
リーネス560ml C.S.F)を夫々60部及び40部の割
合で配合し、その他は全て比較例4と同じ条件でテッシ
ュペーパーを作成した。評価結果を表3に示す。
ml C.S.F)及び針葉樹晒クラフトパルプ(NBKP,フ
リーネス560ml C.S.F)を夫々60部及び40部の割
合で配合し、その他は全て比較例4と同じ条件でテッシ
ュペーパーを作成した。評価結果を表3に示す。
【0049】比較例6 カチオン化変性澱粉 ケートF(王子ナショナル社製)
を夫々対パルプ当り0.05%(実験1)、0.10%
(実験2)、0.30%(実験3)、0.50%(実験
4)添加した以外は、比較例5と同じ条件でテッシュペ
ーパーを作成した。その評価結果を表3に示す。
を夫々対パルプ当り0.05%(実験1)、0.10%
(実験2)、0.30%(実験3)、0.50%(実験
4)添加した以外は、比較例5と同じ条件でテッシュペ
ーパーを作成した。その評価結果を表3に示す。
【0050】
【表3】
【0051】表3から明らかな如く、広葉樹化学パルプ
を増配しカチオン化変性澱粉をパルプ原料に添加し、か
つソフトカレンダー処理して得られたテッシュペーパー
は手触り感が優れている。
を増配しカチオン化変性澱粉をパルプ原料に添加し、か
つソフトカレンダー処理して得られたテッシュペーパー
は手触り感が優れている。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は広葉樹化
学パルプを多く配合しても、カチオン化変性澱粉を添加
し抄紙して得られたテッシュペーパーは、強度を保持
し、又、ソフトカレンダー処理することにより、柔らか
くて手触り感の優れたテッシュペーパーを得ることがで
きる。
学パルプを多く配合しても、カチオン化変性澱粉を添加
し抄紙して得られたテッシュペーパーは、強度を保持
し、又、ソフトカレンダー処理することにより、柔らか
くて手触り感の優れたテッシュペーパーを得ることがで
きる。
Claims (1)
- 【請求項1】 パルプ成分の60重量%以上が広葉樹化
学パルプからなるパルプスラリーに、対パルプ当り0.
05〜0.50重量%のカチオン化変性澱粉を配合して
抄紙し、次いでソフトカレンダー処理することを特徴と
する柔軟性の改善されたテッシュペーパーの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3262530A JPH0576464A (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | テツシユペーパーの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3262530A JPH0576464A (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | テツシユペーパーの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0576464A true JPH0576464A (ja) | 1993-03-30 |
Family
ID=17377080
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3262530A Pending JPH0576464A (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | テツシユペーパーの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0576464A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004316038A (ja) * | 2003-04-18 | 2004-11-11 | Daio Paper Corp | 衛生用紙の製造方法 |
| JP2005124884A (ja) * | 2003-10-24 | 2005-05-19 | Daio Paper Corp | 家庭用衛生薄葉紙 |
| JP2006508279A (ja) * | 2002-11-27 | 2006-03-09 | キンバリー クラーク ワールドワイド インコーポレイテッド | 高い嵩、柔らかさ、及び堅さを有するロールティッシュ製品 |
| JP2013192884A (ja) * | 2012-03-22 | 2013-09-30 | Oji Holdings Corp | ティシュペーパー及びティシュペーパーの製造方法 |
| CN106087527A (zh) * | 2016-06-15 | 2016-11-09 | 贵州省黎平县筑绿康农业发展贸易有限公司 | 一种构皮纸的生产加工方法 |
| CN114790666A (zh) * | 2022-04-15 | 2022-07-26 | 山东仁丰特种材料股份有限公司 | 高挺度吸管原纸及其制备方法 |
-
1991
- 1991-09-17 JP JP3262530A patent/JPH0576464A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006508279A (ja) * | 2002-11-27 | 2006-03-09 | キンバリー クラーク ワールドワイド インコーポレイテッド | 高い嵩、柔らかさ、及び堅さを有するロールティッシュ製品 |
| JP2004316038A (ja) * | 2003-04-18 | 2004-11-11 | Daio Paper Corp | 衛生用紙の製造方法 |
| JP2005124884A (ja) * | 2003-10-24 | 2005-05-19 | Daio Paper Corp | 家庭用衛生薄葉紙 |
| JP2013192884A (ja) * | 2012-03-22 | 2013-09-30 | Oji Holdings Corp | ティシュペーパー及びティシュペーパーの製造方法 |
| CN106087527A (zh) * | 2016-06-15 | 2016-11-09 | 贵州省黎平县筑绿康农业发展贸易有限公司 | 一种构皮纸的生产加工方法 |
| CN114790666A (zh) * | 2022-04-15 | 2022-07-26 | 山东仁丰特种材料股份有限公司 | 高挺度吸管原纸及其制备方法 |
| CN114790666B (zh) * | 2022-04-15 | 2023-07-14 | 山东仁丰特种材料股份有限公司 | 高挺度吸管原纸及其制备方法 |
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