JPH0576540A - ウオータージエツトメス - Google Patents

ウオータージエツトメス

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JPH0576540A
JPH0576540A JP3237955A JP23795591A JPH0576540A JP H0576540 A JPH0576540 A JP H0576540A JP 3237955 A JP3237955 A JP 3237955A JP 23795591 A JP23795591 A JP 23795591A JP H0576540 A JPH0576540 A JP H0576540A
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JP
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nozzle
liquid
pressure
probe
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JP3237955A
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English (en)
Inventor
Satoshi Mizukawa
聡 水川
Toshihiko Suzuta
敏彦 鈴田
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0576540A publication Critical patent/JPH0576540A/ja
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    • A—HUMAN NECESSITIES
    • A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods
    • A61B17/32—Surgical cutting instruments
    • A61B17/3203—Fluid jet cutting instruments

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】プローブ先端と患部表面との間の距離を、常
時、一定に保つことができると共に、患部表面に噴射さ
れる液体の液圧をプローブ先端と患部表面との間の距離
に対応して制御することができるウォータージェットメ
スを提供する。 【構成】プローブ5先端のノズル7に高圧液体を供給す
る液体供給部11と、液体供給部11を制御してノズル
7から噴射される高圧液体の液圧を調節すると共に、ノ
ズル7と患部表面9との間の距離を測定する測定部13
とを備える。測定部13は、パルスレーザ47と、パル
スレーザ47からのパルス光をノズル7から患部表面9
に向けて出射するファイバ49と、患部表面9からの反
射光を受光するフォトディテクタ55と、このフォトデ
ィテクタ55からの検知信号に基づいて、ノズル7と患
部表面9との間の距離を算出する信号処理部59と、信
号処理部59からのデータに基づいて液圧を制御する制
御部61とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生体組織に接近させた
プローブの先端から、高圧の液体を噴射し、患部を切除
するために用いられるウォータージェットメスに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のウォータージェットメス
に相当するものとして、特開昭63−99853号公報
に開示された装置が知られている。この装置は、経内視
鏡的に体腔内に挿入可能なプローブと、このプローブに
液体を供給する供給源と、この供給源から供給される液
体の液圧を制御する制御部と、を備えている。そして、
プローブ先端から噴射される高圧液体の圧力によって、
患部の切除が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、プローブ先
端から高圧液体を患部に噴射して、患部を切除する場
合、患部とプローブ先端との間の距離は、患部の切除能
力に大きな影響を与える。具体的には、プローブ先端が
患部表面に接近しすぎると、患部に与える液体の圧力が
増加して、例えば、余分な組織も切除してしまうといっ
た弊害が生じる。また、プローブ先端が患部表面から離
間しすぎると、患部に与える液体の圧力が減少して、例
えば、患部の切除が完全に行えなくなるといった弊害が
生じる。これらの弊害は、主として噴射された高圧液体
の拡散性が原因で生じる。従って、実際の治療で安定し
て切除を行うためには、プローブ先端と患部との間の距
離を一定に保つ必要がある。
【0004】しかし、切除を行う過程で切除されて後退
する患部表面とプローブ先端との間の距離を常時一定に
保つことは困難である。特に、経内視鏡的に行う場合、
遠近感がないため更に困難となる。
【0005】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされ、その目的は、プローブ先端と患部表面との
間の距離を、常時、一定に保つことができると共に、患
部表面に噴射される液体の液圧をプローブ先端と患部表
面との間の距離に対応して制御することができるウォー
タージェットメスを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明のウォータージェットメスは、内視鏡
の処置具挿通用チャンネルに挿通可能なプローブと、こ
のプローブに液体を供給してプローブの先端に設けられ
たノズルから高圧液体を患部表面に噴射可能な液体供給
部と、
【0007】この液体供給部を制御して前記ノズルから
噴射される高圧液体の液圧を調節可能であると共に、前
記ノズルと前記患部表面との間の距離を測定可能な測定
部と、を備えており、前記測定部は、光源部と、この光
源部から出射された光を、前記ノズルまで導光して前記
患部表面に向けて出射可能な光伝送部と、前記患部表面
から反射された反射光を受光可能な光検出部と、この光
検出部から出力された信号に基づいて所定の演算処理を
行い、前記ノズルと前記患部表面との間の距離を算出可
能な信号処理部と、この信号処理部から出力されたデー
タに基づいて前記液体供給部から供給される液体の圧力
を制御可能な制御部と、を備える。
【0008】
【作用】光源部から出射された光は、光伝送部を導光さ
れ、ノズルから噴射されている高圧液体中を全反射又は
それに近い形で導光され、高圧液体が当たっている患部
表面と同一位置に照射される。患部表面から反射された
反射光は、再び光伝送部を導光されて、光検出部に照射
される。この光検出部には、患部表面から反射された反
射光と光伝送部先端から反射された反射光とが照射され
ている。光検出部からは、これら2つの反射光に対応し
た信号が信号処理部に出力される。信号処理部では、光
検出部から出力された信号に所定の演算を施して、ノズ
ルと患部表面との間の距離が算出される。そして、制御
部では、この算出された距離に対応して、液体供給部か
らの液圧を最適な圧力に制御している。
【0009】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例に係るウォータ
ージェットメスについて、図1ないし図3を参照して説
明する。
【0010】図1に示すように、本実施例のウォーター
ジェットメスは、内視鏡1の処置具挿通用チャンネル3
に挿通可能なプローブ5と、このプローブ5に液体を供
給してプローブ5の先端に設けられたノズル7から高圧
液体を患部表面9に噴射可能な液体供給部11と、この
液体供給部11を制御してノズル7から噴射される高圧
液体の液圧を調節可能であると共にノズル7と患部表面
9との間の距離を測定可能な測定部13とを備えてい
る。
【0011】プローブ5は、先端にノズル7が取り付け
られたフレキシブルな供給チューブ15と、この供給チ
ューブ15と一体的に結合されたフレキシブルな吸引チ
ューブ17とを備えている。この結果、液体供給部11
から供給される液体は、供給チューブ15を案内されノ
ズル7から体腔内に噴射され、体腔内に溜った液体は、
吸引チューブ17から再び液体供給部11に吸引され
る。
【0012】液体供給部11は、供給チューブ15の基
端が接続された供給タンク19と、吸引チューブ17の
基端が接続された吸引ポンプ21と、を備えている。供
給タンク19は、伸縮自在な仕切体23によって、加圧
部25と収納部27とに仕切られている。収納部27に
は、ノズル7から噴射されて患部を切除するために用い
られる液体(例えば、生理食塩水)が収容されている。
加圧部25には、圧力センサ29が設けられていると共
に、加圧ポンプ31が接続されている。また、供給タン
ク19には制御用弁33が設けられ、この弁33に供給
チューブ15の基端が接続されている。従って、加圧ポ
ンプ31が作動して加圧部25が加圧され仕切体23が
押圧されることによって、収納部27が圧縮されて、液
体が加圧される。加圧された液体は、制御用弁33を介
して供給チューブ15に供給され、ノズル7から高圧で
噴射される。
【0013】また、圧力センサ29から出力される圧力
信号は、比較器35に入力される。比較器35には、液
体を所望の圧力に調節可能な設定器37が接続されてい
る。このため、比較器35は、設定器37から出力され
た設定信号と圧力センサ29から出力された圧力信号と
を比較して、その比較値に応じて加圧ポンプ31の加圧
力を制御可能に構成されている。なお、設定器37は、
マニュアル又はオートで設定可能に構成されている。
【0014】また、設定器37から出力される設定信号
は、吸引ポンプ21にも入力されており、設定信号に応
じて吸引力が制御可能に構成されている。吸引ポンプ2
1は、OR回路39を介して接続されたメインスイッチ
41又は個別スイッチ43によって作動可能に構成され
ている。メインスイッチ41をオンすると、その信号に
よって制御用弁33が開成されると共に、加圧ポンプ3
1も作動可能に構成されている。なお、吸引ポンプ21
によって、吸引された液体は、吸引チューブ17の基端
に設けられた貯液タンク45に貯蔵される。
【0015】次に、測定部13は、光源部、即ちパルス
レーザ47と、供給チューブ15内をノズル7近傍まで
延出され、その延出端49a近傍が固定部材16(図2
参照)で固定されたファイバ49と、を備えている。パ
ルスレーザ47の出射端とファイバ49の基端との間の
光軸上には、レンズ51とビームスプリッタ53とが配
置されている。レンズ51は、パルスレーザ47から出
射されたパルス光(パルス幅;サブナノ〜数ナノ秒)を
ファイバ49に導光させると共に、後述するように延出
端49a(図2参照)及び患部表面9から反射された反
射パルス光をビームスプリッタ53に導光させる機能を
有する。ビームスプリッタ53は、反射パルス光をフォ
トディテクタ55に導光させる機能を有する。フォトデ
ィテクタ55は、反射パルス光を信号処理し、検知信号
として時間分解測定装置57に出力する機能を有する。
時間分解測定装置57は、入力した検知信号から反射パ
ルス光の位相差を検出し、その位相差信号を信号処理部
59に出力する機能を有する。信号処理部59では、入
力された位相差信号に基づいてノズル7と患部表面9と
の間の距離を演算する機能を有する。このとき、制御部
61が作動して、時間分解測定装置57及び信号処理部
59を制御している。なお、信号処理部59で演算され
た演算データは、モニタ63に表示される。以下、本実
施例のウォータージェットメスの動作について、図1な
いし図3を参照して説明する。
【0016】パルスレーザ47から出射されたパルス光
は、レンズ51を介してファイバ49内を延出端49a
(図2参照)まで導光され、この延出端49aから出射
されるパルス光と延出端49aで反射される第1の反射
パルス光とに分かれる。
【0017】この第1の反射パルス光は、再び、ファイ
バ49内を導光され、レンズ51及びビームスプリッタ
53を経てフォトディテクタ55に照射される。このと
き、パルスレーザ47からフォトディテクタ55に至る
までの第1の反射パルス光の所用時間をT1 (秒)とす
る(図3参照)。一方、延出端49aから出射したパル
ス光は、ノズル7から噴射された高圧液体65中を、全
反射又はそれに近い形で導光され、高圧液体65が当た
っている患部表面9と同一位置に照射される(図2参
照)。患部表面9で反射された第2の反射パルス光は、
再び、ファイバ49内を導光され、レンズ51及びビー
ムスプリッタ53を経てフォトディテクタ55に照射さ
れる。このとき、パルスレーザ47からフォトディテク
タ55に至るまでの第2の反射パルス光の所用時間をT
2 (秒)とする(図3参照)。
【0018】フォトディテクタ55に照射される第1及
び第2の反射パルス光は、上述したように、夫々、フォ
トディテクタ55への到達時間がずれている。フォトデ
ィテクタ55からは、第1及び第2の反射パルス光に対
応したタイミングで検知信号が時間分解測定装置57に
出力される。
【0019】時間分解測定装置57では、入力された検
知信号に基づいて第1及び第2の反射パルス光の相互の
位相差が検出される。具体的には、第1及び第2の反射
パルス光のパルス幅は、上述したように、サブナノ〜数
ナノ秒であるため、1つのパルスでその幅を検出できな
い。このため、時間分解測定装置57は、所定のパルス
を分割し、1区間毎に取り出して、それらを合成して一
つのパルス幅を検出し、この位相差信号を信号処理部5
9に出力するように機能する。信号処理部59では、入
力された位相差信号に所定の演算を施して、ノズル7と
患部表面9との間の距離が演算される。以下、ノズル7
と患部表面9との間の距離を演算する原理について説明
する。
【0020】図2及び図3に示すように、第1及び第2
の反射パルス光の、夫々の所用時間T1 、T2 の差(T
1 −T2 )が、ファイバ49の延出端49aと患部表面
9との間をパルス光が往復する往復時間ΔTに相当す
る。実際には、図2に示すように、ファイバ49の延出
端49aは、ノズル7よりも奥の供給チューブ15内に
配置されている。このため、正確には、延出端49aと
患部表面9との間の往復時間ΔTは、Δt+Tである。
なお、Tは、ファイバ49の延出端49aとノズル7と
の間をパルス光が往復する時間であり、Δtが、ノズル
7と患部表面9との間の時間である。つまり、信号処理
部59では、例えば、Δt=0のとき、ノズル7と患部
表面9との間の距離がゼロ、即ちノズル7が患部表面9
に接触していることが演算される。また、切除された量
(深さ)は、Δtの変化量を演算することによって、容
易に測定できる。即ち、初期値Δt0 (患部表面9が後
退、即ち切除されていない場合)に対して、切除されて
患部表面9が後退すると、Δtは増加して、Δt0 +α
(α>0)となる。このαは距離に対応しており、信号
処理部59でノズル7と患部表面9との間の距離に変換
される。この結果、Δtの値を監視することで、ノズル
7と患部表面9との間の距離が適宜演算することができ
る。
【0021】信号処理部59で演算された演算データ
は、制御部61に出力される。制御部61は、入力され
た演算データに基づいて、液体供給部11に設けられた
加圧ポンプ31の圧力の度合いを制御する。即ち、例え
ば、患部表面9が後退してノズル7との間の距離が大き
くなった場合には、加圧ポンプ31の加圧量を増加さ
せ、一方、ノズル7が患部表面9に接近しすぎた場合に
は、加圧ポンプ31の加圧量を減少させる。また、切除
量に応じてプローブ5を患部表面9に対して接近又は離
間させるように、指令を送ることもできる。
【0022】このように、本実施例のウォータージェッ
トメスは、切除量を測定し、その切除量(ノズル7と患
部表面9との間の距離)に対応して、安定且つ安全な治
療を行うことが可能となる。
【0023】なお、本実施例のウォータージェットメス
において、高圧液体を患部に噴射させる前に、パルスレ
ーザをHe−Neレーザに切り換えて、このHe−Ne
レーザービームを照射する。そして、経内視鏡的に観察
しつつビームの照射位置を調節することによって、目的
の患部組織表面にビームを照射させることができる。こ
のようにビームを照射した状態で高圧液体を噴射させる
ことによって、目的の患部組織表面に正確に高圧液体を
噴射させることができる。この結果、安全でより高精度
な治療が可能となる。また、本実施例は、時間分解測定
装置を用いる方式でハンドピースタイプにも応用でき
る。
【0024】次に、本発明の第2の実施例に係るウォー
タージェットメスについて、図4ないし図9を参照して
説明する。なお、本実施例の説明に際し、第1の実施例
と同一の構成には同一符号を付して、その説明を省略す
る。
【0025】図4に示すように、本実施例のウォーター
ジェットメスに設けられた測定部13には、パルスレー
ザの代わりにCWレーザ67が設けられ、連続したレー
ザー光が出射されるように構成されている。また、プロ
ーブ5には、供給チューブ15及び吸引チューブ17に
加えてフレキシブルな導光チューブ69が一体的に結合
されている。この導光チューブ69の先端部には、集光
レンズ71が設けられている(図5参照)。また、導光
チューブ69内の集光レンズ71付近には、集光レンズ
71で集光された反射光を受光するCCD73が配置さ
れている(図5参照)。このような導光チューブ69の
後端部には、CCD73から出力された信号を測定部1
3に送信可能な送信線75が接続されている。
【0026】この送信線75は、測定部13に設けられ
た信号処理部77に接続されている。信号処理部77
は、送信線75を送信された信号に所定の演算処理を施
し、その処理データをモニタ63又は制御部79に出力
する機能を有する。制御部79は、信号処理部77の演
算処理を制御すると共に、信号処理部77から出力され
た処理データに基づいて圧力ポンプ31又は設定器37
を制御する機能を有する。以下、本実施例のウォーター
ジェットメスの動作について図4ないし図9を参照して
説明する。
【0027】CWレーザ67から出射されたレーザー光
は、ファイバ49を導光され、その延出端49a(図5
参照)を介してノズル7から出射される。ノズル7から
出射されたレーザー光は、ノズル7から噴射された高圧
液体65中を全反射又はそれに近い形で、高圧液体65
が当たっている患部表面9と同一位置に照射される。患
部表面9から反射された反射レーザー光は、導光チュー
ブ69の先端部に設けられた集光レンズ71を介してC
CD73に集光される。集光された反射レーザー光は、
CCD73上に図6及び図7に示すようなスポット81
を形成する。このようなスポット81は、集光レンズ7
1のF値を、絞り(図示しない)で絞って、F値を大き
くして、被写界深度を深くし、焦点距離を短くすること
によって、高精度に捕えることができる。もし、図7に
示すように、CCD73の1ビットより大きなスポット
83になっても、信号処理部77は、その中心の最も輝
度の高い部分を選択できるように、機能する。
【0028】実際、高圧液体65が当っている患部表面
9は、徐々に後退するため、ノズル7と患部表面9との
間の距離は、徐々に大きくなる。このため、本実施例で
は、まず、切除前に、プローブ5を固定させて、ノズル
7と患部表面9との間の距離L1 が測定される(図5及
び図8参照)。この距離L1 は、以下のように測定され
る。まず、レンズ系設定時に、予め、基準位置として任
意の点P0 (図8参照)を規定する。そして、切除前の
患部表面9の位置P1 は、基準位置(点P0 の位置)に
対する相対位置として、信号処理部77で所定の演算が
施されて決定される。この結果、位置P1 とノズル7と
の間の距離L1 が測定される。切除後の位置P2 も同様
に測定される。
【0029】このようなノズル7から患部表面9までの
距離変化は、この患部表面9から反射された反射レーザ
ー光のCCD73上のスポット位置変化として表れる。
具体的には、図5及び図8に示すように、切除前の距離
L1 に対するスポットは、集光レンズ71の中心軸線に
対して距離H1 の部分に形成される。また、切除後の距
離L2 に対するスポットは、集光レンズ71の中心軸線
に対して距離H2 の部分に形成される。本実施例の場
合、このような距離L1 、L2 と、スポット位置H1 、
H2 との関係は、図9に示すようなパラメータとして、
制御部79にメモリされている。従って、切除されて後
退していく患部表面9から反射される反射レーザー光の
スポット位置の変化を信号処理部77で検知し、所定の
演算を施すことによって、ノズル7と患部表面9との間
の距離が高精度に測定される。同時に、制御部79が、
距離に対応して加圧ポンプ31又は設定器37を制御す
ることによって、ノズル7から噴射される高圧液体65
の液圧に変化させる等の自動制御が行われる。
【0030】このように、本実施例のウォータージェッ
トメスは、患部表面9から反射される反射レーザー光
を、CCD73上でスポットとして捕えるように構成さ
れている。このため、切除量あるいはノズル7と患部表
面9との間の距離が、CCD73に形成されるスポット
の位置変化として観測できる。この結果、安全で且つ高
精度に患部の切除治療を行うことができる。
【0031】次に、本発明の第3の実施例に係るウォー
タージェットメスについて、図10を参照して説明す
る。なお、本実施例の説明に際し、第1及び第2の実施
例と同一の構成には同一符号を付して、その説明を省略
する。
【0032】プローブ5の導光チューブ69にCCD7
3を内蔵した第2の実施例に対し、本実施例は、導光チ
ューブ69を取り外し、プローブ5を細径化し、電子内
視鏡の処置具挿通用チャンネル3に挿通可能に構成され
ている。そして、患部表面9から反射される反射レーザ
ー光のスポット位置の測定は、電子内視鏡に内蔵され、
電子内視鏡システム本体87及び信号処理部77に接続
されているCCD85を用いて行われるように構成され
ている。
【0033】本実施例のウォータージェットメスは、第
2の実施例と異なり、プローブ5自体にCCDが内蔵さ
れていない関係上、プローブ5の突出量を考慮する必要
がある。このため、本実施例に用いられるプローブ5に
は、所定の位置に指標が付され、この指標の移動量をス
コープで検知することによって、プローブ5の突出量が
算出される。このプローブ5の突出量(即ち、指標の移
動量)に対応したパラメータは、予め、制御部79にメ
モリしてある。
【0034】本実施例の場合、スポット位置に対応して
CCD85から出力されるデータに対してプローブ5の
突出量を考慮しつつ演算処理が施される。この結果、第
2の実施例と同様に、切除量あるいはノズル7と患部表
面9との間の距離が、CCD85に形成されるスポット
の位置変化として観測できる。従って、安全で且つ高精
度に患部の切除治療を行うことができる。次に、本発明
のウォータージェットメスの変形例について図11を参
照して説明する。
【0035】本変形例のウォータージェットメスは、プ
ローブ5にマルチルーメンゴムチューブを備えている。
このプローブ5内は、第1ないし第3の流路89、9
1、93に分かれており、夫々、対応する第1ないし第
3の流体ポンプ95、97、99に接続されている。こ
れら第1ないし第3の流体ポンプ95、97、99に
は、圧力制御部101が接続されており、夫々の流路8
9、91、93を流れる流体の圧力が制御されている。
また、圧力制御部101には、方向指示装置103が接
続されており、この方向指示装置103を操作すること
によって、圧力制御部101が作動し、夫々の流路8
9、91、93を流れる流体の圧力が変化するように構
成されている。
【0036】本変形例では、方向指示装置103を操作
すると、圧力制御部101が作動し、第1ないし第3の
流体ポンプ95の流量・圧力が制御される。そして、所
望の流量及び圧力を有する流体が、第1ないし第3の流
路89、91、93が流れる。このとき、各流路89、
91、93に流れる流体の流量・圧力は、夫々、変化し
ているため、プローブ5には、合成力が働く。この結
果、プローブ5は、任意の方向に湾曲する。第1ないし
第3の流路89、91、93は、ノズル7で合流してい
るため、ノズル7から高圧の流体が、所望の患部に噴射
される。本変形例では、方向指示装置103で、プロー
ブ5を所望の方向に湾曲させながら、同時に、ノズル7
から高圧の流体を噴射させることができる。
【0037】また、本発明の他の変形例として、図12
及び図13に示すように、ノズル7から噴射される高圧
液体が正確に所望の患部表面9に当るように、ノズル7
の先端部にガイドレーザー出射手段を備えてもよい。図
12には、ノズル7に設けられた液体通路105と平行
に、1本のファイバ107を配置させたウォータージェ
ットメスのノズル7の部分が示されている。
【0038】図13には、ノズル7に設けられた液体通
路105を囲むように、複数のファイバ107を配置さ
せたウォータージェットメスのノズル7の部分が示され
ている。いずれの場合も、患部を切除する前に、カイド
光を患部表面9に照射し、高圧液体が正確に所望の患部
に当るように構成されている。
【0039】
【発明の効果】本発明のウォータージェットメスは、プ
ローブ先端と患部表面との間の距離を、常時、一定に保
つことができると共に、患部表面に噴射される液体の液
圧をプローブ先端と患部表面との間の距離に対応して制
御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るウォータージェッ
トメスの全体の構成を概略的に示す図。
【図2】図1に示されたプローブのノズル部分を拡大し
て示す図。
【図3】図1に示すウォータージェットメスから出射さ
れたパルス光が、患部表面あるいはファイバの先端部か
ら反射された後、フォトディテクタに照射されるまでの
時間を表した図。
【図4】本発明の第2の実施例に係るウォータージェッ
トメスの全体の構成を概略的に示す図。
【図5】図4に示されたプローブのノズル部分を拡大し
て示す図。
【図6】図4に示された導光チューブに内蔵されたCC
Dに形成された反射レーザー光のスポット位置を示す
図。
【図7】図4に示された導光チューブに内蔵されたCC
Dに形成された反射レーザー光のスポットが、CCDの
1ビットより大きくなった場合を示す図。
【図8】図4に示すウォータージェットメスで測定され
るノズルと患部表面との間の距離と、そのときCCDに
形成されるスポット位置との関係を示す図。
【図9】図7に示す距離とスポット位置との関係をグラ
フ化して示す図。
【図10】本発明の第3の実施例に係るウォータージェ
ットメスの全体の構成を概略的に示す図。
【図11】本発明の変形例に係るウォータージェットメ
スの全体の構成を概略的に示す図。
【図12】本発明の他の変形例に係り、患部表面に高圧
液体が正確に当るように、ガイド光を照射可能な1本の
ファイバをノズルの液体通路と平行に配置させたウォー
タージェットメスの部分拡大図。
【図13】図12の変形例に係り、患部表面に高圧液体
が正確に当るように、ガイド光を照射可能な複数のファ
イバをノズルの液体通路を囲むように配置させたウォー
タージェットメスの部分拡大図。
【符号の説明】
5…プローブ、7…ノズル、9…患部表面、11…液体
供給部、13…測定部、47…パルスレーザ、49…フ
ァイバ、55…フォトディテクタ、59…信号処理部、
61…制御部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡の処置具挿通用チャンネルに挿通
    可能なプローブと、 このプローブに液体を供給してプローブの先端に設けら
    れたノズルから高圧液体を患部表面に噴射可能な液体供
    給部と、 この液体供給部を制御して前記ノズルから噴射される高
    圧液体の液圧を調節可能であると共に、前記ノズルと前
    記患部表面との間の距離を測定可能な測定部と、を備え
    ており、 前記測定部は、光源部と、 この光源部から出射された光を、前記ノズルまで導光し
    て前記患部表面に向けて出射可能な光伝送部と、 前記患部表面から反射された反射光を受光可能な光検出
    部と、 この光検出部から出力された信号に基づいて所定の演算
    処理を行い、前記ノズルと前記患部表面との間の距離を
    算出可能な信号処理部と、 この信号処理部から出力されたデータに基づいて前記液
    体供給部から供給される液体の圧力を制御可能な制御部
    と、を備えたウォータージェットメス。
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