JPH0576618A - 有機溶剤汚染土壌の浄化処理方法および浄化処理装置 - Google Patents
有機溶剤汚染土壌の浄化処理方法および浄化処理装置Info
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- JPH0576618A JPH0576618A JP3263233A JP26323391A JPH0576618A JP H0576618 A JPH0576618 A JP H0576618A JP 3263233 A JP3263233 A JP 3263233A JP 26323391 A JP26323391 A JP 26323391A JP H0576618 A JPH0576618 A JP H0576618A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 地下土壌中の有機溶剤を大気中に放出せずに
効率良くかつ経済的に吸着回収して環境破壊を防止す
る。 【構成】 土壌Z1中に埋設した多孔管1に真空タンク
4を介して真空ポンプ6を接続するとともに、その真空
ポンプ6に、有機溶剤を活性炭素繊維製吸着材28に吸
着する溶剤回収装置16をガス配管15を介して接続
し、加熱制御装置31により電気ヒータ29の作動を制
御して、溶剤回収装置16に供給する有機溶剤含有ガス
の温度を設定範囲内に維持し、溶剤回収装置16に供給
する有機溶剤含有ガスの相対湿度を低くするとともにそ
の変動を抑える。また、溶剤回収装置16において、過
熱水蒸気を供給することにより、活性炭素繊維製吸着材
28に吸着された有機溶剤を脱着し、活性炭素繊維製吸
着材28を再生する。
効率良くかつ経済的に吸着回収して環境破壊を防止す
る。 【構成】 土壌Z1中に埋設した多孔管1に真空タンク
4を介して真空ポンプ6を接続するとともに、その真空
ポンプ6に、有機溶剤を活性炭素繊維製吸着材28に吸
着する溶剤回収装置16をガス配管15を介して接続
し、加熱制御装置31により電気ヒータ29の作動を制
御して、溶剤回収装置16に供給する有機溶剤含有ガス
の温度を設定範囲内に維持し、溶剤回収装置16に供給
する有機溶剤含有ガスの相対湿度を低くするとともにそ
の変動を抑える。また、溶剤回収装置16において、過
熱水蒸気を供給することにより、活性炭素繊維製吸着材
28に吸着された有機溶剤を脱着し、活性炭素繊維製吸
着材28を再生する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機械工業、電子工業、
クリーニング業などの各種の産業において、脱脂や洗浄
剤として使用した後のトリクロロエチレン、1,1,1
−トリクロロエタン、テトラクロロエチレン、cis−
1,2−ジクロロエチレンなどの有機溶剤を含有した廃
液によって汚染された地下土壌を浄化する有機溶剤汚染
土壌の浄化処理方法および浄化処理装置に関する。
クリーニング業などの各種の産業において、脱脂や洗浄
剤として使用した後のトリクロロエチレン、1,1,1
−トリクロロエタン、テトラクロロエチレン、cis−
1,2−ジクロロエチレンなどの有機溶剤を含有した廃
液によって汚染された地下土壌を浄化する有機溶剤汚染
土壌の浄化処理方法および浄化処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上述のような産業地域では、その敷地や
近辺の地下土壌が廃液によって汚染され、その廃液中の
有害物質である有機溶剤が、地下土壌の下部の帯水層に
染み込んでいき、帯水層を流れる地下水を汚染すること
になる。
近辺の地下土壌が廃液によって汚染され、その廃液中の
有害物質である有機溶剤が、地下土壌の下部の帯水層に
染み込んでいき、帯水層を流れる地下水を汚染すること
になる。
【0003】このような汚染土壌を浄化するために、従
来、汚染した土壌を掘り出して天日で乾燥したり熱を加
えるなどにより、含有されている有機溶剤を除去すると
か、あるいは、土壌中に水をかけたり水蒸気を注入した
りして、土壌中で固−液接触あるいは気−液接触させて
有機溶剤を脱離するとともに、その脱離した有機溶剤を
水や水蒸気などとともに排出するなどしていたが、手間
の割に浄化効率が低い不都合があった。
来、汚染した土壌を掘り出して天日で乾燥したり熱を加
えるなどにより、含有されている有機溶剤を除去すると
か、あるいは、土壌中に水をかけたり水蒸気を注入した
りして、土壌中で固−液接触あるいは気−液接触させて
有機溶剤を脱離するとともに、その脱離した有機溶剤を
水や水蒸気などとともに排出するなどしていたが、手間
の割に浄化効率が低い不都合があった。
【0004】そこで、従来では、図6のフローシートに
示すように、有機溶剤による汚染の可能性の有る地下土
壌Z1中に、多数の通気孔を分散して形成した多孔管0
1を埋設するとともに、それらの多孔管01…と真空ポ
ンプ02とを開閉弁03を介装した配管04を介して接
続し、地下土壌中の有機溶剤を真空吸引により抽気して
効率良く除去し、地下土壌Z1とその下方の不透水層Z
2との間に形成される帯水層Z3を流れる地下水の汚染
を防止するようにしている。
示すように、有機溶剤による汚染の可能性の有る地下土
壌Z1中に、多数の通気孔を分散して形成した多孔管0
1を埋設するとともに、それらの多孔管01…と真空ポ
ンプ02とを開閉弁03を介装した配管04を介して接
続し、地下土壌中の有機溶剤を真空吸引により抽気して
効率良く除去し、地下土壌Z1とその下方の不透水層Z
2との間に形成される帯水層Z3を流れる地下水の汚染
を防止するようにしている。
【0005】更に、真空ポンプ02にクーリングタワー
05などの散気装置を接続し、抽気分中に混じっている
水分中の有機溶剤を曝気効果により除去して浄化し、そ
の浄化した水を放流するとともに除去された気体を大気
中に放出している。クーリングタワー05は、内部に水
分供給用のノズル06…と水分拡散用の波板07と電動
モータ08で駆動する送風ファン09とを備え、ノズル
06…から供給されるとともに波板07で拡散されてい
る水分に空気を接触させ、水分中の有機溶剤を空気中に
移行して除去できるようになっている。
05などの散気装置を接続し、抽気分中に混じっている
水分中の有機溶剤を曝気効果により除去して浄化し、そ
の浄化した水を放流するとともに除去された気体を大気
中に放出している。クーリングタワー05は、内部に水
分供給用のノズル06…と水分拡散用の波板07と電動
モータ08で駆動する送風ファン09とを備え、ノズル
06…から供給されるとともに波板07で拡散されてい
る水分に空気を接触させ、水分中の有機溶剤を空気中に
移行して除去できるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
の場合に、抽気した有機溶剤を大気中に放出しているた
め、大気汚染などの二次的な汚染やオゾン層の破壊とい
った地球的な環境破壊を発生する欠点があった。
の場合に、抽気した有機溶剤を大気中に放出しているた
め、大気汚染などの二次的な汚染やオゾン層の破壊とい
った地球的な環境破壊を発生する欠点があった。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、請求項1に係る発明の有機溶剤汚染土
壌の浄化処理方法は、地下土壌中の有機溶剤を大気中に
放出せずに吸着回収して環境破壊を防止できるようにす
ることを目的とし、請求項2に係る発明の有機溶剤汚染
土壌の浄化処理装置は、請求項1に係る排出の有機溶剤
汚染土壌の浄化処理方法を実施する上で、地下土壌中の
有機溶剤を効率良くかつ経済的に吸着回収できるように
することを目的とし、そして、請求項3に係る発明の有
機溶剤汚染土壌の浄化処理装置は、小型の溶剤回収装置
でもって、かつ、吸着材を交換せずに手間少なく有機溶
剤を吸着して回収できるようにすることを目的とし、ま
た、請求項4に係る発明の有機溶剤汚染土壌の浄化処理
装置は、有機溶剤の吸着を連続的に行うことができるよ
うにすることを目的とし、更に、請求項5に係る発明の
有機溶剤汚染土壌の浄化処理装置は、ランニングコスト
を極力低減しながら有機溶剤を良好に吸着できるように
することを目的とする。
たものであって、請求項1に係る発明の有機溶剤汚染土
壌の浄化処理方法は、地下土壌中の有機溶剤を大気中に
放出せずに吸着回収して環境破壊を防止できるようにす
ることを目的とし、請求項2に係る発明の有機溶剤汚染
土壌の浄化処理装置は、請求項1に係る排出の有機溶剤
汚染土壌の浄化処理方法を実施する上で、地下土壌中の
有機溶剤を効率良くかつ経済的に吸着回収できるように
することを目的とし、そして、請求項3に係る発明の有
機溶剤汚染土壌の浄化処理装置は、小型の溶剤回収装置
でもって、かつ、吸着材を交換せずに手間少なく有機溶
剤を吸着して回収できるようにすることを目的とし、ま
た、請求項4に係る発明の有機溶剤汚染土壌の浄化処理
装置は、有機溶剤の吸着を連続的に行うことができるよ
うにすることを目的とし、更に、請求項5に係る発明の
有機溶剤汚染土壌の浄化処理装置は、ランニングコスト
を極力低減しながら有機溶剤を良好に吸着できるように
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】そして、請求項1に係る
発明の有機溶剤汚染土壌の浄化処理方法は、上述のよう
な目的を達成するために、有機溶剤を含有する土壌中に
多孔管を埋設し、その多孔管を通して真空吸引装置によ
り有機溶剤を吸引し、吸引した有機溶剤含有ガスを活性
炭素材製吸着材に供給して有機溶剤を吸着処理する。
発明の有機溶剤汚染土壌の浄化処理方法は、上述のよう
な目的を達成するために、有機溶剤を含有する土壌中に
多孔管を埋設し、その多孔管を通して真空吸引装置によ
り有機溶剤を吸引し、吸引した有機溶剤含有ガスを活性
炭素材製吸着材に供給して有機溶剤を吸着処理する。
【0009】そして、請求項2に係る発明の有機溶剤汚
染土壌の浄化処理装置は、上述のような目的を達成する
ために、土壌中に埋設した多孔管に気液分離器を介して
真空吸引装置を接続するとともに、その真空吸引装置
に、有機溶剤含有ガスを供給して有機溶剤を活性炭素材
製吸着材に吸着する溶剤回収装置をガス配管を介して接
続し、かつ、ガス配管に、溶剤回収装置に供給される有
機溶剤含有ガスを加熱する加熱手段を設け、その加熱手
段で加熱された有機溶剤含有ガスの温度を測定する温度
センサを設けるとともに、温度センサで測定された温度
が設定範囲内に維持されるように加熱手段を作動する加
熱制御装置を備えて構成する。
染土壌の浄化処理装置は、上述のような目的を達成する
ために、土壌中に埋設した多孔管に気液分離器を介して
真空吸引装置を接続するとともに、その真空吸引装置
に、有機溶剤含有ガスを供給して有機溶剤を活性炭素材
製吸着材に吸着する溶剤回収装置をガス配管を介して接
続し、かつ、ガス配管に、溶剤回収装置に供給される有
機溶剤含有ガスを加熱する加熱手段を設け、その加熱手
段で加熱された有機溶剤含有ガスの温度を測定する温度
センサを設けるとともに、温度センサで測定された温度
が設定範囲内に維持されるように加熱手段を作動する加
熱制御装置を備えて構成する。
【0010】活性炭素材製吸着材を構成する活性炭素材
としては、粒状活性炭や活性炭素繊維が使用でき、そし
て、活性炭素繊維としては、ピッチ系、ポリアクリロニ
トリル(PAN)系、フェノール系、セルロース系等各
種のものを使用できる。加熱手段としては、電気ヒータ
やスチームヒータなどが使用される。
としては、粒状活性炭や活性炭素繊維が使用でき、そし
て、活性炭素繊維としては、ピッチ系、ポリアクリロニ
トリル(PAN)系、フェノール系、セルロース系等各
種のものを使用できる。加熱手段としては、電気ヒータ
やスチームヒータなどが使用される。
【0011】また、請求項3に係る発明の有機溶剤汚染
土壌の浄化処理装置は、上述のような目的を達成するた
めに、請求項2の活性炭素材製吸着材として活性炭素繊
維製吸着材を用いた溶剤回収装置において、活性炭素繊
維製吸着材を収容した吸着塔にガス配管を接続するとと
もに、活性炭素繊維製吸着材を間にしたガス配管とは反
対側で、有機溶剤を吸着した後のガスを排出可能に構成
し、かつ、活性炭素繊維製吸着材を間にして、吸着した
有機溶剤を脱着する過熱水蒸気を供給する蒸気供給管
と、脱着した有機溶剤を回収する溶剤回収管とを接続し
て構成する。
土壌の浄化処理装置は、上述のような目的を達成するた
めに、請求項2の活性炭素材製吸着材として活性炭素繊
維製吸着材を用いた溶剤回収装置において、活性炭素繊
維製吸着材を収容した吸着塔にガス配管を接続するとと
もに、活性炭素繊維製吸着材を間にしたガス配管とは反
対側で、有機溶剤を吸着した後のガスを排出可能に構成
し、かつ、活性炭素繊維製吸着材を間にして、吸着した
有機溶剤を脱着する過熱水蒸気を供給する蒸気供給管
と、脱着した有機溶剤を回収する溶剤回収管とを接続し
て構成する。
【0012】また、請求項4に係る発明の有機溶剤汚染
土壌の浄化処理装置は、上述のような目的を達成するた
めに、請求項3の溶剤回収装置を、活性炭素繊維製吸着
材を収容した吸着塔を二個備え、両吸着塔に対して、有
機溶剤含有ガスを供給する溶剤吸着状態と、吸着した有
機溶剤を脱着する脱着状態とに背反的に切換える切換機
構を備えて構成する。
土壌の浄化処理装置は、上述のような目的を達成するた
めに、請求項3の溶剤回収装置を、活性炭素繊維製吸着
材を収容した吸着塔を二個備え、両吸着塔に対して、有
機溶剤含有ガスを供給する溶剤吸着状態と、吸着した有
機溶剤を脱着する脱着状態とに背反的に切換える切換機
構を備えて構成する。
【0013】また、請求項5に係る発明の有機溶剤汚染
土壌の浄化処理装置は、上述のような目的を達成するた
めに、請求項2ないし請求項4のいずれかに記載の加熱
制御装置によって制御する温度範囲を40〜45℃に設定す
る。40℃未満になると活性炭素繊維製吸着材に供給され
る有機溶剤含有ガスの相対湿度が30%を越え、吸着効率
を向上できず、一方、45℃を越えると、加熱手段の電力
消費量が増大し、ランニングコストが高くなって不経済
になるからである。
土壌の浄化処理装置は、上述のような目的を達成するた
めに、請求項2ないし請求項4のいずれかに記載の加熱
制御装置によって制御する温度範囲を40〜45℃に設定す
る。40℃未満になると活性炭素繊維製吸着材に供給され
る有機溶剤含有ガスの相対湿度が30%を越え、吸着効率
を向上できず、一方、45℃を越えると、加熱手段の電力
消費量が増大し、ランニングコストが高くなって不経済
になるからである。
【0014】
【作用】請求項1に係る発明の有機溶剤汚染土壌の浄化
処理方法の構成によれば、地下土壌中の有機溶剤を真空
吸引装置により抽気し、その抽気した土壌中の有機溶剤
を含有するガスを活性炭素材製吸着材で吸着し、大気中
への放出を無くすことができる。
処理方法の構成によれば、地下土壌中の有機溶剤を真空
吸引装置により抽気し、その抽気した土壌中の有機溶剤
を含有するガスを活性炭素材製吸着材で吸着し、大気中
への放出を無くすことができる。
【0015】請求項2に係る発明の有機溶剤汚染土壌の
浄化処理装置の構成によれば、地下土壌中の有機溶剤を
多孔管と気液分離器とを介して真空吸引装置により抽気
し、そこに含まれる水分を気液分離器で分離除去した
後、土壌中の有機溶剤を含有するガスを、活性炭素材製
吸着材に供給する前に加熱して設定範囲内の高温状態に
維持するから、活性炭素材製吸着材に供給する有機溶剤
含有ガスの相対湿度を低下できるとともに変動を抑える
ことができる。
浄化処理装置の構成によれば、地下土壌中の有機溶剤を
多孔管と気液分離器とを介して真空吸引装置により抽気
し、そこに含まれる水分を気液分離器で分離除去した
後、土壌中の有機溶剤を含有するガスを、活性炭素材製
吸着材に供給する前に加熱して設定範囲内の高温状態に
維持するから、活性炭素材製吸着材に供給する有機溶剤
含有ガスの相対湿度を低下できるとともに変動を抑える
ことができる。
【0016】請求項3に係る発明の有機溶剤汚染土壌の
浄化処理装置の構成によれば、土壌から吸引された有機
溶剤含有ガスを活性炭素繊維製吸着材に供給して吸着さ
せ、そして、蒸気供給管から活性炭素繊維製吸着材に過
熱水蒸気を供給することにより、吸着した有機溶剤を脱
着して溶剤回収管を通じて回収できるとともに活性炭素
繊維製吸着材を再生できる。
浄化処理装置の構成によれば、土壌から吸引された有機
溶剤含有ガスを活性炭素繊維製吸着材に供給して吸着さ
せ、そして、蒸気供給管から活性炭素繊維製吸着材に過
熱水蒸気を供給することにより、吸着した有機溶剤を脱
着して溶剤回収管を通じて回収できるとともに活性炭素
繊維製吸着材を再生できる。
【0017】請求項4に係る発明の有機溶剤汚染土壌の
浄化処理装置の構成によれば、二個の吸着塔のいずれか
の活性炭素繊維製吸着材に有機溶剤含有ガスを供給して
有機溶剤を連続的に吸着しながら、有機溶剤含有ガスを
供給しない側の吸着塔において、吸着した有機溶剤を脱
着することができる。
浄化処理装置の構成によれば、二個の吸着塔のいずれか
の活性炭素繊維製吸着材に有機溶剤含有ガスを供給して
有機溶剤を連続的に吸着しながら、有機溶剤含有ガスを
供給しない側の吸着塔において、吸着した有機溶剤を脱
着することができる。
【0018】請求項5に係る発明の有機溶剤汚染土壌の
浄化処理装置の構成によれば、有機溶剤含有ガスの相対
湿度を30%以下にしさえすれば、活性炭素繊維製吸着材
による吸着効率がほとんど変わらないことに着目し、加
熱制御温度範囲を40〜45℃に設定することにより、有機
溶剤含有ガスの相対湿度を30%以下に維持するとともに
電力消費量を低減することができる。
浄化処理装置の構成によれば、有機溶剤含有ガスの相対
湿度を30%以下にしさえすれば、活性炭素繊維製吸着材
による吸着効率がほとんど変わらないことに着目し、加
熱制御温度範囲を40〜45℃に設定することにより、有機
溶剤含有ガスの相対湿度を30%以下に維持するとともに
電力消費量を低減することができる。
【0019】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
【0020】図1は、有機溶剤汚染土壌の浄化処理方法
を実施するための有機溶剤汚染土壌の浄化処理装置の実
施例を示すフローシートであり、この図において、1
は、トリクロロエタンなどの有機溶剤によって汚染され
た地下土壌Z1中に埋設した多孔管を示し、その地下土
壌Z1中に埋設した部分において、多数の通気孔(図番
省略)が分散形成されている。
を実施するための有機溶剤汚染土壌の浄化処理装置の実
施例を示すフローシートであり、この図において、1
は、トリクロロエタンなどの有機溶剤によって汚染され
た地下土壌Z1中に埋設した多孔管を示し、その地下土
壌Z1中に埋設した部分において、多数の通気孔(図番
省略)が分散形成されている。
【0021】多孔管1…に、開閉弁2を介装した第1の
配管3を介して、気液分離器としての真空タンク4を接
続し、その真空タンク4の上部に第2の配管5を介して
真空吸引装置としての真空ポンプ6を接続するととも
に、下部に排水ポンプ7を介装した排水管8を接続し、
地下土壌Z1中の有機溶剤を真空吸引によって抽気する
とともに、混入している水分を分離して排出できるよう
になっている。図中Z2は不透水層を、Z3は、地下水
が流れる帯水層をそれぞれ示している。
配管3を介して、気液分離器としての真空タンク4を接
続し、その真空タンク4の上部に第2の配管5を介して
真空吸引装置としての真空ポンプ6を接続するととも
に、下部に排水ポンプ7を介装した排水管8を接続し、
地下土壌Z1中の有機溶剤を真空吸引によって抽気する
とともに、混入している水分を分離して排出できるよう
になっている。図中Z2は不透水層を、Z3は、地下水
が流れる帯水層をそれぞれ示している。
【0022】真空ポンプ6に第3の配管9を介して補給
水槽10を接続するとともに、その補給水槽10と真空
ポンプ6とを補給管11を介して接続し、水封式のポン
プに構成してある。
水槽10を接続するとともに、その補給水槽10と真空
ポンプ6とを補給管11を介して接続し、水封式のポン
プに構成してある。
【0023】補給水槽10には、開閉弁12aを介装す
るとともに、先端にボールタップ機構12bを付設した
給水管12を接続し、補給水槽10内の水量が下限設定
量以下になったときにボールタップ機構12bにより開
いて水を補給し、一方、補給に伴って上限設定量以上に
なったときにボールタップ機構12bにより閉じて補給
を停止し、補給水槽10内に設定範囲内の水量を常に貯
留するようになっている。
るとともに、先端にボールタップ機構12bを付設した
給水管12を接続し、補給水槽10内の水量が下限設定
量以下になったときにボールタップ機構12bにより開
いて水を補給し、一方、補給に伴って上限設定量以上に
なったときにボールタップ機構12bにより閉じて補給
を停止し、補給水槽10内に設定範囲内の水量を常に貯
留するようになっている。
【0024】補給水槽10に第4の配管13を介して除
塵ならびに水滴除去用のミストセパレーター14を接続
し、そのミストセパレーター14に送風機Fを介装した
ガス配管15を介して溶剤回収装置16を接続する。溶
剤回収装置16は、ガス吸着用エレメントAをフィルタ
ーとして取り付けた吸着塔17を並列状態で設置して構
成し、両吸着塔17,17の下部側空間それぞれに、第
1の電磁弁18を介して前記ガス配管15を接続すると
ともに、第2の電磁弁19を介してコンデンサー20お
よびセパレータ21を介装した溶剤回収管22を接続す
る。
塵ならびに水滴除去用のミストセパレーター14を接続
し、そのミストセパレーター14に送風機Fを介装した
ガス配管15を介して溶剤回収装置16を接続する。溶
剤回収装置16は、ガス吸着用エレメントAをフィルタ
ーとして取り付けた吸着塔17を並列状態で設置して構
成し、両吸着塔17,17の下部側空間それぞれに、第
1の電磁弁18を介して前記ガス配管15を接続すると
ともに、第2の電磁弁19を介してコンデンサー20お
よびセパレータ21を介装した溶剤回収管22を接続す
る。
【0025】両吸着塔17,17の上方側を、排ガス部
23aを備えたカバー23で覆い、そして、吸着塔1
7,17それぞれの上部開口に、カバー23に取り付け
たエアシリンダ24によって開閉動作される弁体25を
設け、かつ、その弁体25により閉じられた状態の空間
に接続するように、第3の電磁弁26を介装した蒸気供
給管27をガス吸着用エレメントA内に接続する。
23aを備えたカバー23で覆い、そして、吸着塔1
7,17それぞれの上部開口に、カバー23に取り付け
たエアシリンダ24によって開閉動作される弁体25を
設け、かつ、その弁体25により閉じられた状態の空間
に接続するように、第3の電磁弁26を介装した蒸気供
給管27をガス吸着用エレメントA内に接続する。
【0026】以上の構成により、前記第1ないし第3の
電磁弁18,18、19,19、26,26、および、
弁体25,25それぞれを背反的に開閉し、一方の吸着
塔17に地下土壌Z1から抽気した有機溶剤含有ガスを
供給してガス吸着用エレメントAを通過させ、ガス吸着
用エレメントAを構成する円筒状の活性炭素繊維製吸着
材28に有機溶剤を吸着する。同時に、他方の吸着塔1
7においては、過熱水蒸気の供給により、円筒状の活性
炭素繊維製吸着材28に吸着された有機溶剤を加熱脱着
して活性炭素繊維製吸着材28を再生し、脱着された溶
剤を、コンデンサー20を経てセパレータ21に供給
し、溶剤を比重分離によって回収するようになってい
る。
電磁弁18,18、19,19、26,26、および、
弁体25,25それぞれを背反的に開閉し、一方の吸着
塔17に地下土壌Z1から抽気した有機溶剤含有ガスを
供給してガス吸着用エレメントAを通過させ、ガス吸着
用エレメントAを構成する円筒状の活性炭素繊維製吸着
材28に有機溶剤を吸着する。同時に、他方の吸着塔1
7においては、過熱水蒸気の供給により、円筒状の活性
炭素繊維製吸着材28に吸着された有機溶剤を加熱脱着
して活性炭素繊維製吸着材28を再生し、脱着された溶
剤を、コンデンサー20を経てセパレータ21に供給
し、溶剤を比重分離によって回収するようになってい
る。
【0027】上述した過熱水蒸気としては、水蒸気供給
源側あるいは蒸気供給管27の途中箇所などに熱交換器
を設け、加熱側に蒸気供給管27中の蒸気よりも高圧・
高温の蒸気を供給して加熱を行い、飽和状態に対する相
対湿度が30%以下になった水蒸気を活性炭素繊維製吸着
材28に供給するように構成するものである。また、前
記熱交換器の代わりに電気ヒータなどの加熱装置を設け
ても良い。
源側あるいは蒸気供給管27の途中箇所などに熱交換器
を設け、加熱側に蒸気供給管27中の蒸気よりも高圧・
高温の蒸気を供給して加熱を行い、飽和状態に対する相
対湿度が30%以下になった水蒸気を活性炭素繊維製吸着
材28に供給するように構成するものである。また、前
記熱交換器の代わりに電気ヒータなどの加熱装置を設け
ても良い。
【0028】両吸着塔17,17に対して、有機溶剤含
有ガスを供給する溶剤吸着状態と、吸着した有機溶剤を
脱着する脱着状態とに背反的に切換えるための、前記第
1ないし第3の電磁弁18,18、19,19、26,
26、および、弁体25,25から成るものをして切換
機構と総称する。
有ガスを供給する溶剤吸着状態と、吸着した有機溶剤を
脱着する脱着状態とに背反的に切換えるための、前記第
1ないし第3の電磁弁18,18、19,19、26,
26、および、弁体25,25から成るものをして切換
機構と総称する。
【0029】活性炭素繊維製吸着材28は、公称比表面
積1000m2 /gのピッチ系活性炭素繊維(A−10:株
式会社アドール製)をフェルト状に加工した活性炭素繊
維フェルト(FN300GF10:大阪ガスケミカル株
式会社製)で構成する。
積1000m2 /gのピッチ系活性炭素繊維(A−10:株
式会社アドール製)をフェルト状に加工した活性炭素繊
維フェルト(FN300GF10:大阪ガスケミカル株
式会社製)で構成する。
【0030】ガス配管15の送風機Fよりも上流側に、
加熱手段としての電気ヒータ29を設け、一方、下流側
に、ガス配管15内を流れる有機溶剤含有ガスの温度を
測定する温度センサ30を設け、温度センサ30に加熱
制御装置31を接続するとともに、その加熱制御装置3
1に電気ヒータ29を接続する。
加熱手段としての電気ヒータ29を設け、一方、下流側
に、ガス配管15内を流れる有機溶剤含有ガスの温度を
測定する温度センサ30を設け、温度センサ30に加熱
制御装置31を接続するとともに、その加熱制御装置3
1に電気ヒータ29を接続する。
【0031】加熱制御装置31において、温度範囲を40
〜45℃に設定してあり、温度センサ30による測定温度
が40℃未満になると電気ヒータ29に通電し、一方、測
定温度が45℃を越えると電気ヒータ29への通電を停止
し、ガス吸着用エレメントAに供給する有機溶剤含有ガ
スの温度を40〜45℃の範囲内に維持するように構成す
る。
〜45℃に設定してあり、温度センサ30による測定温度
が40℃未満になると電気ヒータ29に通電し、一方、測
定温度が45℃を越えると電気ヒータ29への通電を停止
し、ガス吸着用エレメントAに供給する有機溶剤含有ガ
スの温度を40〜45℃の範囲内に維持するように構成す
る。
【0032】すなわち、上述活性炭素繊維製吸着材28
を構成する活性炭素繊維フェルトでは、図2の水分吸着
等温線のグラフに示すように、相対圧すなわち相対湿度
が40%以上では、その水分吸着量が増大するため、有機
溶剤の吸着量が減少することになる。また、吸着しよう
とする有機溶剤であるトリクロロエチレンでは、図3の
20℃における吸着等温線のグラフに示すように、相対湿
度が30%の場合に、相対湿度が0%の場合とほぼ変わら
ない吸着量が得られるが、相対湿度が60%、90%と上昇
するに連れて吸着量が減少する。
を構成する活性炭素繊維フェルトでは、図2の水分吸着
等温線のグラフに示すように、相対圧すなわち相対湿度
が40%以上では、その水分吸着量が増大するため、有機
溶剤の吸着量が減少することになる。また、吸着しよう
とする有機溶剤であるトリクロロエチレンでは、図3の
20℃における吸着等温線のグラフに示すように、相対湿
度が30%の場合に、相対湿度が0%の場合とほぼ変わら
ない吸着量が得られるが、相対湿度が60%、90%と上昇
するに連れて吸着量が減少する。
【0033】また、例えば、温度20℃で相対湿度 100%
の有機溶剤含有ガスの相対湿度を60%、30%と低下させ
るに必要な温度は、順に9℃上昇させた29℃、21℃上昇
させた41℃となり、相対湿度が約30%よりも低くなるよ
うにするためには、有機溶剤含有ガスの温度を40℃以上
にすることが望ましく、また、電力消費量を低減する上
で45℃程度までにするのが望ましいからである。
の有機溶剤含有ガスの相対湿度を60%、30%と低下させ
るに必要な温度は、順に9℃上昇させた29℃、21℃上昇
させた41℃となり、相対湿度が約30%よりも低くなるよ
うにするためには、有機溶剤含有ガスの温度を40℃以上
にすることが望ましく、また、電力消費量を低減する上
で45℃程度までにするのが望ましいからである。
【0034】以上の構成により、活性炭素繊維製吸着材
28に供給する有機溶剤含有ガスの温度を設定以上に上
昇して、その相対湿度を低下し、活性炭素繊維製吸着材
28に吸着される水分量を減少して有機溶剤の吸着効率
を向上するとともに、相対湿度の変動を抑えて安定した
吸着を行うことができるようになっている。
28に供給する有機溶剤含有ガスの温度を設定以上に上
昇して、その相対湿度を低下し、活性炭素繊維製吸着材
28に吸着される水分量を減少して有機溶剤の吸着効率
を向上するとともに、相対湿度の変動を抑えて安定した
吸着を行うことができるようになっている。
【0035】次に、比較実験結果について説明する。比
較例としては、前述実施例において、電気ヒータ29お
よび加熱制御装置31による温度制御を行わないものを
対象とした。
較例としては、前述実施例において、電気ヒータ29お
よび加熱制御装置31による温度制御を行わないものを
対象とした。
【0036】実施例において、溶剤回収装置16に供給
される直前の有機溶剤含有ガスの温度Tを40〜45℃の範
囲内に維持するように制御して相対湿度Hを測定したと
ころ、図4の温度および相対湿度それぞれを吸着時間ご
との値で示すグラフに示すように、30%程度に維持でき
た。
される直前の有機溶剤含有ガスの温度Tを40〜45℃の範
囲内に維持するように制御して相対湿度Hを測定したと
ころ、図4の温度および相対湿度それぞれを吸着時間ご
との値で示すグラフに示すように、30%程度に維持でき
た。
【0037】一方、比較例において、溶剤回収装置16
に供給される直前の有機溶剤含有ガスの温度Tと相対湿
度Hそれぞれを測定したところ、図5の温度および相対
湿度それぞれを吸着時間ごとの値で示すグラフに示す結
果が得られた。この結果から、日中の晴天時には、ガス
配管15を介して有機溶剤含有ガスが温められて相対湿
度Hが低下するが、夜間に外気温が低くなると相対湿度
Hが高くなるといったように、天候や時間などの影響を
受けて相対湿度Hが変動することがわかる。
に供給される直前の有機溶剤含有ガスの温度Tと相対湿
度Hそれぞれを測定したところ、図5の温度および相対
湿度それぞれを吸着時間ごとの値で示すグラフに示す結
果が得られた。この結果から、日中の晴天時には、ガス
配管15を介して有機溶剤含有ガスが温められて相対湿
度Hが低下するが、夜間に外気温が低くなると相対湿度
Hが高くなるといったように、天候や時間などの影響を
受けて相対湿度Hが変動することがわかる。
【0038】そして、実施例において、トリクロロエチ
レンで汚染された地下土壌Z1から多孔管1、真空タン
ク4および真空ポンプ6を介して抽気した。その抽気後
の有機溶剤含有ガスは、トリクロロエチレンの平均濃度
が100ppmで相対湿度がほぼ 100%、温度が20℃であっ
た。この有機溶剤含有ガスを風量5m3 /min で、か
つ、加熱制御装置31で40〜45℃の範囲内に維持するよ
うに制御して溶剤回収装置16に供給して吸着処理し
た。
レンで汚染された地下土壌Z1から多孔管1、真空タン
ク4および真空ポンプ6を介して抽気した。その抽気後
の有機溶剤含有ガスは、トリクロロエチレンの平均濃度
が100ppmで相対湿度がほぼ 100%、温度が20℃であっ
た。この有機溶剤含有ガスを風量5m3 /min で、か
つ、加熱制御装置31で40〜45℃の範囲内に維持するよ
うに制御して溶剤回収装置16に供給して吸着処理し
た。
【0039】2時間経過後に、一方の吸着塔17の活性
炭素繊維製吸着材28が破過状態になったため、切換機
構により切り換え、有機溶剤含有ガスを他方の吸着塔1
7に導いて吸着処理を連続的に行いながら、破過状態に
なった側の吸着塔17に水蒸気量45kg/Hrで10分間過熱
水蒸気を供給し、吸着したトリクロロエチレンを脱着し
て回収するとともに活性炭素繊維製吸着材28を再生処
理した。これらの操作を繰り返すことによって、トリク
ロロエチレンを大気中に放出すること無く連続的に吸着
処理できた。
炭素繊維製吸着材28が破過状態になったため、切換機
構により切り換え、有機溶剤含有ガスを他方の吸着塔1
7に導いて吸着処理を連続的に行いながら、破過状態に
なった側の吸着塔17に水蒸気量45kg/Hrで10分間過熱
水蒸気を供給し、吸着したトリクロロエチレンを脱着し
て回収するとともに活性炭素繊維製吸着材28を再生処
理した。これらの操作を繰り返すことによって、トリク
ロロエチレンを大気中に放出すること無く連続的に吸着
処理できた。
【0040】前述した比較例のように、相対湿度Hが変
動する状態において活性炭素繊維製吸着材28で有機溶
剤を吸着処理した場合、水分の吸着量が増加するため
に、破過状態に至るまでの時間が早くなり、かつ、図3
に示したように、相対湿度が変動すると活性炭素繊維に
吸着できる有機溶剤量が変動するため、実施例で示した
ような吸着−脱着サイクルを時間により制御することが
不可能であった。
動する状態において活性炭素繊維製吸着材28で有機溶
剤を吸着処理した場合、水分の吸着量が増加するため
に、破過状態に至るまでの時間が早くなり、かつ、図3
に示したように、相対湿度が変動すると活性炭素繊維に
吸着できる有機溶剤量が変動するため、実施例で示した
ような吸着−脱着サイクルを時間により制御することが
不可能であった。
【0041】上記実施例では、吸着塔17を二個設け、
ガス吸着用エレメントAを構成する活性炭素繊維製吸着
材28に対し、有機溶剤の吸着と過熱水蒸気による脱着
再生を交互に行って連続的に有機溶剤を回収する、いわ
ゆる二塔式の溶剤回収装置16を使用しているが、本発
明としては、いわゆる一塔タイプの溶剤回収装置を使用
し、活性炭素繊維製吸着材28による有機溶剤の吸着が
飽和に達するに相当する時間を見込んだ所定時間が経過
するたびに、一時的に真空ポンプ6を停止し、多孔管1
…からの有機溶剤の抽気を中断するとともに有機溶剤の
吸着を中断して脱着状態に切換え、過熱水蒸気を供給し
て吸着した有機溶剤を脱着できるようにするとともに、
その脱着した溶剤をコンデンサーで凝縮液化し、かつ、
セパレータで回収するようにしても良い。脱着回収した
溶剤は、産業廃棄物の処理工程などの後処理に付しても
良い。
ガス吸着用エレメントAを構成する活性炭素繊維製吸着
材28に対し、有機溶剤の吸着と過熱水蒸気による脱着
再生を交互に行って連続的に有機溶剤を回収する、いわ
ゆる二塔式の溶剤回収装置16を使用しているが、本発
明としては、いわゆる一塔タイプの溶剤回収装置を使用
し、活性炭素繊維製吸着材28による有機溶剤の吸着が
飽和に達するに相当する時間を見込んだ所定時間が経過
するたびに、一時的に真空ポンプ6を停止し、多孔管1
…からの有機溶剤の抽気を中断するとともに有機溶剤の
吸着を中断して脱着状態に切換え、過熱水蒸気を供給し
て吸着した有機溶剤を脱着できるようにするとともに、
その脱着した溶剤をコンデンサーで凝縮液化し、かつ、
セパレータで回収するようにしても良い。脱着回収した
溶剤は、産業廃棄物の処理工程などの後処理に付しても
良い。
【0042】また、本発明としては、一塔タイプの溶剤
回収装置において、活性炭素繊維製吸着材28に代えて
粒状活性炭を用い、破過状態になるたびにカートリッジ
式に交換するとか、あるいは、活性炭素繊維製吸着材2
8を用いてカートリッジ式に交換するように構成するも
のでも良い。
回収装置において、活性炭素繊維製吸着材28に代えて
粒状活性炭を用い、破過状態になるたびにカートリッジ
式に交換するとか、あるいは、活性炭素繊維製吸着材2
8を用いてカートリッジ式に交換するように構成するも
のでも良い。
【0043】上述実施例では、トリクロロエチレンで汚
染された土壌の浄化を対象とするために、加熱制御温度
範囲を40〜45℃に設定しているが、その加熱制御温度範
囲は、処理しようとする有機溶剤汚染土壌に応じて適宜
設定すれば良い。
染された土壌の浄化を対象とするために、加熱制御温度
範囲を40〜45℃に設定しているが、その加熱制御温度範
囲は、処理しようとする有機溶剤汚染土壌に応じて適宜
設定すれば良い。
【0044】また、溶剤回収装置16に供給する前に、
真空ポンプ6からの有機溶剤含有ガスを濃縮装置に供給
して濃縮処理し、その高濃度の有機溶剤含有ガスを溶剤
回収装置16に供給して有機溶剤を吸着させるように構
成しても良い。
真空ポンプ6からの有機溶剤含有ガスを濃縮装置に供給
して濃縮処理し、その高濃度の有機溶剤含有ガスを溶剤
回収装置16に供給して有機溶剤を吸着させるように構
成しても良い。
【0045】また、上述実施例では、溶剤回収装置16
に供給される有機溶剤含有ガスの温度を40〜45℃の範囲
内に制御し、有機溶剤含有ガスの相対湿度が約30%より
も低くなるようにして、吸着効率を十分に向上しながら
電力消費量を低減できるように構成しているが、本発明
としては、例えば、温度を30〜35℃の範囲内に制御し、
相対湿度が約60%よりも低くなるようにして、ある程度
の吸着効率の向上を図りながら、電力消費量をより一層
低減してランニングコストを軽減するように構成しても
良い。
に供給される有機溶剤含有ガスの温度を40〜45℃の範囲
内に制御し、有機溶剤含有ガスの相対湿度が約30%より
も低くなるようにして、吸着効率を十分に向上しながら
電力消費量を低減できるように構成しているが、本発明
としては、例えば、温度を30〜35℃の範囲内に制御し、
相対湿度が約60%よりも低くなるようにして、ある程度
の吸着効率の向上を図りながら、電力消費量をより一層
低減してランニングコストを軽減するように構成しても
良い。
【0046】また、前述した第4の配管13の途中箇
所、あるいは、ミストセパレーター14自体に冷却装置
を付設し、ミストセパレーター14に供給される有機溶
剤含有ガス中の水分を凝縮液化してミストセパレーター
14で除去し、ガス配管15に流される有機溶剤含有ガ
ス中の水分量を減少して相対湿度を低下させておいても
良い。このようにすれば、電気ヒータ29による加熱温
度が低くても溶剤回収装置16での吸着効率を向上でき
る利点がある。
所、あるいは、ミストセパレーター14自体に冷却装置
を付設し、ミストセパレーター14に供給される有機溶
剤含有ガス中の水分を凝縮液化してミストセパレーター
14で除去し、ガス配管15に流される有機溶剤含有ガ
ス中の水分量を減少して相対湿度を低下させておいても
良い。このようにすれば、電気ヒータ29による加熱温
度が低くても溶剤回収装置16での吸着効率を向上でき
る利点がある。
【0047】また、真空タンク4から排水ポンプ7を介
して排出される水はトリクロロエタンなどの有機溶剤を
含んでいるので、次のような処理をすることができる。
すなわち、当該水を別のタンク(図示せず)に受け、ポ
ンプを用いて曝気処理槽(図示せず)の上方から散水す
るとともに、曝気処理槽の下方からブロワー(図示せ
ず)で空気を導入して曝気処理し、曝気処理槽の下部か
ら得られる有機溶剤が除去された処理水を放流する。ま
た、曝気処理槽の上部から得られる有機溶剤を含んだ空
気を、配管(図示せず)を介して図1のミストセパレー
ター14の手前の配管13に接続することにより合流さ
せ、地下土壌Z1から抽気した有機溶剤含有ガスと共に
吸着塔17で処理する。
して排出される水はトリクロロエタンなどの有機溶剤を
含んでいるので、次のような処理をすることができる。
すなわち、当該水を別のタンク(図示せず)に受け、ポ
ンプを用いて曝気処理槽(図示せず)の上方から散水す
るとともに、曝気処理槽の下方からブロワー(図示せ
ず)で空気を導入して曝気処理し、曝気処理槽の下部か
ら得られる有機溶剤が除去された処理水を放流する。ま
た、曝気処理槽の上部から得られる有機溶剤を含んだ空
気を、配管(図示せず)を介して図1のミストセパレー
ター14の手前の配管13に接続することにより合流さ
せ、地下土壌Z1から抽気した有機溶剤含有ガスと共に
吸着塔17で処理する。
【0048】上記実施例では、吸着塔17内に円筒状の
活性炭素繊維製吸着材28を設けて溶剤回収装置16を
構成しているが、例えば、シート状の活性炭素繊維製吸
着材を多層に積層して収容することにより溶剤回収装置
を構成しても良い。
活性炭素繊維製吸着材28を設けて溶剤回収装置16を
構成しているが、例えば、シート状の活性炭素繊維製吸
着材を多層に積層して収容することにより溶剤回収装置
を構成しても良い。
【0049】真空吸引装置としては、上述実施例のよう
な真空ポンプ6に限らず、例えば、ブロワー用い、その
ブロワーと多孔管1…とを接続する第1の配管3の途中
箇所に気液分離器として液切り用の邪魔板を付設するな
ど各種の変形が可能である。
な真空ポンプ6に限らず、例えば、ブロワー用い、その
ブロワーと多孔管1…とを接続する第1の配管3の途中
箇所に気液分離器として液切り用の邪魔板を付設するな
ど各種の変形が可能である。
【0050】本発明の有機溶剤汚染土壌の浄化処理方法
としては、地下土壌中から吸引した有機溶剤含有ガス中
の有機溶剤を活性炭素材製吸着材に吸着できさえすれば
良く、加熱手段としての電気ヒータ29や温度センサ3
0や加熱制御装置31を備えないものをも含む。
としては、地下土壌中から吸引した有機溶剤含有ガス中
の有機溶剤を活性炭素材製吸着材に吸着できさえすれば
良く、加熱手段としての電気ヒータ29や温度センサ3
0や加熱制御装置31を備えないものをも含む。
【0051】
【発明の効果】請求項1に係る発明の有機溶剤汚染土壌
の浄化処理方法によれば、真空吸引装置により抽気した
有機溶剤含有ガスを活性炭素材製吸着材に供給し、有機
溶剤を活性炭素材製吸着材に吸着するから、抽気した有
機溶剤を大気中に放出せず、環境破壊を防止できるよう
になった。
の浄化処理方法によれば、真空吸引装置により抽気した
有機溶剤含有ガスを活性炭素材製吸着材に供給し、有機
溶剤を活性炭素材製吸着材に吸着するから、抽気した有
機溶剤を大気中に放出せず、環境破壊を防止できるよう
になった。
【0052】請求項2に係る発明の有機溶剤汚染土壌の
浄化処理装置によれば、請求項1に係る発明の有機溶剤
汚染土壌の浄化処理方法を実施するために、真空吸引装
置により多孔管および気液分離器を介して土壌中の有機
溶剤を抽気し、その抽気した有機溶剤含有ガスの相対湿
度を低下して活性炭素材製吸着材に供給し、有機溶剤を
活性炭素材製吸着材に吸着するから、抽気した有機溶剤
を大気中に放出せず、環境破壊を防止でき、かつ、活性
炭素材製吸着材に吸着される水分量を減少できて有機溶
剤の吸着効率を向上でき、有機溶剤を良好に吸着して回
収できるようになった。
浄化処理装置によれば、請求項1に係る発明の有機溶剤
汚染土壌の浄化処理方法を実施するために、真空吸引装
置により多孔管および気液分離器を介して土壌中の有機
溶剤を抽気し、その抽気した有機溶剤含有ガスの相対湿
度を低下して活性炭素材製吸着材に供給し、有機溶剤を
活性炭素材製吸着材に吸着するから、抽気した有機溶剤
を大気中に放出せず、環境破壊を防止でき、かつ、活性
炭素材製吸着材に吸着される水分量を減少できて有機溶
剤の吸着効率を向上でき、有機溶剤を良好に吸着して回
収できるようになった。
【0053】また、加熱制御装置によって有機溶剤含有
ガスの加熱温度を設定範囲に維持するから、有機溶剤含
有ガスの相対湿度の変動を抑えることができ、例えば、
季節や天候によって、溶剤回収装置に至るガス配管内を
通る有機溶剤含有ガスの温度が変化してその相対湿度が
変動し、そのような溶剤回収装置に供給される有機溶剤
含有ガスを単純に加熱した場合に、その加熱量が不足し
て所定の相対湿度まで低下できないとか、あるいは、逆
に、必要以上に加熱し、電力消費量が多くなってランニ
ングコストが高くなるといったことを回避でき、安定し
た状態で有機溶剤を良好に吸着して回収できるとともに
経済性を向上できる。
ガスの加熱温度を設定範囲に維持するから、有機溶剤含
有ガスの相対湿度の変動を抑えることができ、例えば、
季節や天候によって、溶剤回収装置に至るガス配管内を
通る有機溶剤含有ガスの温度が変化してその相対湿度が
変動し、そのような溶剤回収装置に供給される有機溶剤
含有ガスを単純に加熱した場合に、その加熱量が不足し
て所定の相対湿度まで低下できないとか、あるいは、逆
に、必要以上に加熱し、電力消費量が多くなってランニ
ングコストが高くなるといったことを回避でき、安定し
た状態で有機溶剤を良好に吸着して回収できるとともに
経済性を向上できる。
【0054】また、請求項3に係る発明の有機溶剤汚染
土壌の浄化処理装置によれば、活性炭素材製吸着材とし
て吸着効率の高い活性炭素繊維製吸着材を用い、しか
も、活性炭素繊維製吸着材に過熱水蒸気を供給し、吸着
した有機溶剤を脱着して回収するから、単位重量当りの
有機溶剤の吸着量が比較的少ない粒状活性炭を用いる場
合に比べて溶剤回収装置を一層小型化できるとともに、
活性炭素繊維製吸着材への有機溶剤の吸着量が飽和にな
る前に適宜再生することができ、活性炭素繊維製吸着材
を交換せずに済み、手間少なく浄化処理を行うことがで
きる。
土壌の浄化処理装置によれば、活性炭素材製吸着材とし
て吸着効率の高い活性炭素繊維製吸着材を用い、しか
も、活性炭素繊維製吸着材に過熱水蒸気を供給し、吸着
した有機溶剤を脱着して回収するから、単位重量当りの
有機溶剤の吸着量が比較的少ない粒状活性炭を用いる場
合に比べて溶剤回収装置を一層小型化できるとともに、
活性炭素繊維製吸着材への有機溶剤の吸着量が飽和にな
る前に適宜再生することができ、活性炭素繊維製吸着材
を交換せずに済み、手間少なく浄化処理を行うことがで
きる。
【0055】また、請求項4に係る発明の有機溶剤汚染
土壌の浄化処理装置によれば、有機溶剤を連続的に吸着
するから、溶剤回収装置への有機溶剤含有ガスの供給を
中断せずに済み、浄化処理を一層良好に行うことができ
る。
土壌の浄化処理装置によれば、有機溶剤を連続的に吸着
するから、溶剤回収装置への有機溶剤含有ガスの供給を
中断せずに済み、浄化処理を一層良好に行うことができ
る。
【0056】また、請求項5に係る発明の有機溶剤汚染
土壌の浄化処理装置によれば、加熱制御温度範囲を40〜
45℃に設定し、有機溶剤含有ガスの相対湿度を30%以下
に維持するとともに不必要な加熱を行わないから、電力
消費量を低減してランニングコストを極力低減するとと
もに脱着再生に至る時間を極力長くしながら、有機溶剤
を良好に吸着できる。
土壌の浄化処理装置によれば、加熱制御温度範囲を40〜
45℃に設定し、有機溶剤含有ガスの相対湿度を30%以下
に維持するとともに不必要な加熱を行わないから、電力
消費量を低減してランニングコストを極力低減するとと
もに脱着再生に至る時間を極力長くしながら、有機溶剤
を良好に吸着できる。
【図1】本発明に係る有機溶剤汚染土壌の浄化処理方法
を実施するための有機溶剤汚染土壌の浄化処理装置の実
施例を示すフローシートである。
を実施するための有機溶剤汚染土壌の浄化処理装置の実
施例を示すフローシートである。
【図2】水分吸着等温線のグラフである。
【図3】トリクロロエチレンの吸着等温線のグラフであ
る。
る。
【図4】実施例における有機溶剤含有ガスの温度および
相対湿度それぞれを吸着時間ごとの値で示すグラフであ
る。
相対湿度それぞれを吸着時間ごとの値で示すグラフであ
る。
【図5】比較例における有機溶剤含有ガスの温度および
相対湿度それぞれを吸着時間ごとの値で示すグラフであ
る。
相対湿度それぞれを吸着時間ごとの値で示すグラフであ
る。
【図6】従来例の有機溶剤汚染土壌の浄化処理装置を示
すフローシートである。
すフローシートである。
1…多孔管 4…気液分離器としての真空タンク 6…真空吸引装置としての真空ポンプ 15…ガス配管 16…溶剤回収装置 17…吸着塔 22…溶剤回収管 27…蒸気供給管 28…活性炭素繊維製吸着材 29…加熱手段としての電気ヒータ 30…温度センサ 31…加熱制御装置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年9月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】また、請求項5に係る発明の有機溶剤汚染
上壌の浄化処理装置は、上述のような目的を達成するた
めに、請求項2ないし請求項4のいずれかに記載の加熱
制御装置によって制御する温度範囲を40〜45℃に設
定する。40℃未満になると活性炭素繊維等の活性炭素
材製吸着材に供給される有機溶剤含有ガスの相対湿度が
30%を越え、吸着効率を向上できず、一方、45℃を
越えると、加熱手段の電気消費量が増大し、ランニング
コストが高くなって不経済になるからである。
上壌の浄化処理装置は、上述のような目的を達成するた
めに、請求項2ないし請求項4のいずれかに記載の加熱
制御装置によって制御する温度範囲を40〜45℃に設
定する。40℃未満になると活性炭素繊維等の活性炭素
材製吸着材に供給される有機溶剤含有ガスの相対湿度が
30%を越え、吸着効率を向上できず、一方、45℃を
越えると、加熱手段の電気消費量が増大し、ランニング
コストが高くなって不経済になるからである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】請求項5に係る発明の有機溶剤汚染土壌の
浄化処理装置の構成によれば、有機溶剤含有ガスの相対
湿度を30%以下にしさえすれば、活性炭素繊維等の活
性炭素材製吸着材による吸着効率がほとんど変わらない
ことに着目し、加熱制御温度範囲を40〜45℃に設定
することにより、有機溶剤含有ガスの相対湿度を30%
以下に維持するとともに電気消費量を低減することがで
きる。
浄化処理装置の構成によれば、有機溶剤含有ガスの相対
湿度を30%以下にしさえすれば、活性炭素繊維等の活
性炭素材製吸着材による吸着効率がほとんど変わらない
ことに着目し、加熱制御温度範囲を40〜45℃に設定
することにより、有機溶剤含有ガスの相対湿度を30%
以下に維持するとともに電気消費量を低減することがで
きる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 武士 大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪 瓦斯株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 有機溶剤を含有する土壌中に多孔管を埋
設し、その多孔管を通して真空吸引装置により有機溶剤
を吸引し、吸引した有機溶剤含有ガスを活性炭素材製吸
着材に供給して有機溶剤を吸着処理することを特徴とす
る有機溶剤汚染土壌の浄化処理方法。 - 【請求項2】 土壌中に埋設した多孔管に気液分離器を
介して真空吸引装置を接続するとともに、その真空吸引
装置に、有機溶剤含有ガスを供給して有機溶剤を活性炭
素材製吸着材に吸着する溶剤回収装置をガス配管を介し
て接続し、かつ、前記ガス配管に、前記溶剤回収装置に
供給される有機溶剤含有ガスを加熱する加熱手段を設
け、前記加熱手段で加熱された有機溶剤含有ガスの温度
を測定する温度センサを設けるとともに、前記温度セン
サで測定された温度が設定範囲内に維持されるように前
記加熱手段を作動する加熱制御装置を備えたことを特徴
とする有機溶剤汚染土壌の浄化処理装置。 - 【請求項3】 請求項2の活性炭素材製吸着材として活
性炭素繊維製吸着材を用いた溶剤回収装置において、前
記活性炭素繊維製吸着材を収容した吸着塔にガス配管を
接続するとともに、前記活性炭素繊維製吸着材を間にし
た前記ガス配管とは反対側で、有機溶剤を吸着した後の
ガスを排出可能に構成し、かつ、前記活性炭素繊維製吸
着材を間にして、吸着した有機溶剤を脱着する過熱水蒸
気を供給する蒸気供給管と、脱着した有機溶剤を回収す
る溶剤回収管とを接続して構成してある有機溶剤汚染土
壌の浄化処理装置。 - 【請求項4】 請求項3の溶剤回収装置が、活性炭素繊
維製吸着材を収容した吸着塔を二個備え、両吸着塔に対
して、有機溶剤含有ガスを供給する溶剤吸着状態と、吸
着した有機溶剤を脱着する脱着状態とに背反的に切換え
る切換機構を備えて構成したものである有機溶剤汚染土
壌の浄化処理装置。 - 【請求項5】 請求項2ないし請求項4のいずれかに記
載の加熱制御装置によって制御する設定温度範囲が40〜
45℃である有機溶剤汚染土壌の浄化処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3263233A JPH0576618A (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 有機溶剤汚染土壌の浄化処理方法および浄化処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3263233A JPH0576618A (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 有機溶剤汚染土壌の浄化処理方法および浄化処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0576618A true JPH0576618A (ja) | 1993-03-30 |
Family
ID=17386632
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3263233A Pending JPH0576618A (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 有機溶剤汚染土壌の浄化処理方法および浄化処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0576618A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5496395A (en) * | 1993-12-28 | 1996-03-05 | Kureha Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha | System for recovering organic solvent in soil |
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| JP2004249227A (ja) * | 2003-02-20 | 2004-09-09 | Ishihara Sangyo Kaisha Ltd | 有機化合分解材及びそれを用いた環境浄化方法 |
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| JP2011167625A (ja) * | 2010-02-18 | 2011-09-01 | Morikawa Co Ltd | 溶剤回収装置及び溶剤回収方法 |
| JP2014188483A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-06 | Panasonic Corp | 土壌ガス浄化装置 |
| CN110369481A (zh) * | 2019-07-02 | 2019-10-25 | 南华大学上虞高等研究院有限公司 | 一种铀污染土壤多级修复用预埋包及其使用方法 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPS596924A (ja) * | 1982-07-05 | 1984-01-14 | Kuraray Co Ltd | 有機溶剤の回収方法 |
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| JPH03118083A (ja) * | 1989-06-30 | 1991-05-20 | Leonhard Weiss Gmbh & Co | 土壌及び比較可能な材料から揮発性物質を除去する方法と装置 |
-
1991
- 1991-09-13 JP JP3263233A patent/JPH0576618A/ja active Pending
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