JPH0576658A - 乗馬シミユレータ - Google Patents
乗馬シミユレータInfo
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- JPH0576658A JPH0576658A JP27215791A JP27215791A JPH0576658A JP H0576658 A JPH0576658 A JP H0576658A JP 27215791 A JP27215791 A JP 27215791A JP 27215791 A JP27215791 A JP 27215791A JP H0576658 A JPH0576658 A JP H0576658A
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- Japan
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- horse
- rider
- sensor
- mode
- riding
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 騎乗者に騎乗の臨場感を与える
【構成】 制御装置36のパターンデータメモリ60に
実際の馬の基本的な複数の動作を再現できるデータを格
納しておく。そして、騎乗者が馬体10に設けた各種の
センサ22、24、26、28、30に作用をおよぼす
と、騎乗者意向判断部56がセンサの出力を受けて馬反
応データテーブル54と状態データ履歴部52とのデー
タに基づいて騎乗者の意向を検知し、応答モデル部58
に送る。応答モデル部58は、騎乗者意向判断部56の
検知した意向に従ってパターンデータメモリ60に格納
してある動作モードを読み出し、騎乗者が望んだように
駆動装置12を駆動して馬体10を動かす。
実際の馬の基本的な複数の動作を再現できるデータを格
納しておく。そして、騎乗者が馬体10に設けた各種の
センサ22、24、26、28、30に作用をおよぼす
と、騎乗者意向判断部56がセンサの出力を受けて馬反
応データテーブル54と状態データ履歴部52とのデー
タに基づいて騎乗者の意向を検知し、応答モデル部58
に送る。応答モデル部58は、騎乗者意向判断部56の
検知した意向に従ってパターンデータメモリ60に格納
してある動作モードを読み出し、騎乗者が望んだように
駆動装置12を駆動して馬体10を動かす。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗馬の模擬体験をする
ことができる乗馬シミュレータに関する。
ことができる乗馬シミュレータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、馬に擬した乗り物または遊戯装置
具として回転木馬が広く知られている。また、一部に
は、ロデオの暴れ馬に似せて激しく馬体を揺らせる木馬
がある。
具として回転木馬が広く知られている。また、一部に
は、ロデオの暴れ馬に似せて激しく馬体を揺らせる木馬
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の馬の遊戯装置、乗り物は、馬体の動きのパターンが極
めて単純であり、しかも動き自体も実際の馬の動きとは
掛け離れたものとなっている。また、従来の装置は、騎
乗者の意思によって馬体の動きを任意に変えることがで
きない。このため、従来の装置は、騎乗者に馬を御して
いるという感覚、馬に乗っているという感覚を充分に与
えられず、乗馬の臨場感、現実感が得られない。
の馬の遊戯装置、乗り物は、馬体の動きのパターンが極
めて単純であり、しかも動き自体も実際の馬の動きとは
掛け離れたものとなっている。また、従来の装置は、騎
乗者の意思によって馬体の動きを任意に変えることがで
きない。このため、従来の装置は、騎乗者に馬を御して
いるという感覚、馬に乗っているという感覚を充分に与
えられず、乗馬の臨場感、現実感が得られない。
【0004】本発明は、前記従来技術の欠点を解消する
ためになされたもので、騎乗者に騎乗の臨場感を与える
ことができる乗馬シミュレータを提供することを目的と
している。
ためになされたもので、騎乗者に騎乗の臨場感を与える
ことができる乗馬シミュレータを提供することを目的と
している。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係る乗馬シミュレータは、馬の動作を複
数のパターンに分類し、各動作パターンを再現するパタ
ーンデータを格納するメモリと、人工的に造った馬体の
複数個所に取り付けられ、騎乗者が前記馬体に与えた刺
激を検出するセンサと、前記馬体を駆動する駆動装置
と、前記各センサの出力信号に基づいて、前記騎乗者の
意向を検知する騎乗者意向判定部と、この騎乗者意向判
定部の出力信号に基づいて、前記メモリ内のパターンデ
ータを読み出し、前記駆動装置に駆動信号を出力する応
答モデル部とを有することを特徴としている。
めに、本発明に係る乗馬シミュレータは、馬の動作を複
数のパターンに分類し、各動作パターンを再現するパタ
ーンデータを格納するメモリと、人工的に造った馬体の
複数個所に取り付けられ、騎乗者が前記馬体に与えた刺
激を検出するセンサと、前記馬体を駆動する駆動装置
と、前記各センサの出力信号に基づいて、前記騎乗者の
意向を検知する騎乗者意向判定部と、この騎乗者意向判
定部の出力信号に基づいて、前記メモリ内のパターンデ
ータを読み出し、前記駆動装置に駆動信号を出力する応
答モデル部とを有することを特徴としている。
【0006】また、騎乗者の視野に、任意に選択された
景色等の画像を表示する画像生成装置を設けることがで
きる。勿論、音響効果装置を用いて画像生成装置が生成
した画像や馬体の動きに適応した音響を発生するように
してよい。
景色等の画像を表示する画像生成装置を設けることがで
きる。勿論、音響効果装置を用いて画像生成装置が生成
した画像や馬体の動きに適応した音響を発生するように
してよい。
【0007】
【作用】上記の如く構成した本発明は、馬の動作を基本
的な複数のパターンに分解し、各パターンを再現できる
ようなデータを予め求めてメモリに記憶させておく。そ
して、騎乗者が馬体に設けた複数のセンサのいずれか
に、例えば足や鞭、手綱などによって力を作用させる
と、騎乗者意向判定部がセンサの出力信号に基づいて、
どのセンサに力が与えられ、騎乗者が馬(馬体)に何を
要求したか(例えば、駆け足、ジャンプ等)を、現在の
馬の動作パターンを考慮に入れて総合的に判断し、騎乗
者の要求内容を応答モデル部に出力する。この判断に
は、力の作用の大きさ、タイミングに基づく騎乗者の技
量の判断も含まれる。応答モデル部は、騎乗者意向判定
部の出力信号に従ってパターンデータ記憶部のパターン
データを読み出し、馬体を駆動する駆動装置に駆動信号
を与え、騎乗者が要求したように馬体を動かす。
的な複数のパターンに分解し、各パターンを再現できる
ようなデータを予め求めてメモリに記憶させておく。そ
して、騎乗者が馬体に設けた複数のセンサのいずれか
に、例えば足や鞭、手綱などによって力を作用させる
と、騎乗者意向判定部がセンサの出力信号に基づいて、
どのセンサに力が与えられ、騎乗者が馬(馬体)に何を
要求したか(例えば、駆け足、ジャンプ等)を、現在の
馬の動作パターンを考慮に入れて総合的に判断し、騎乗
者の要求内容を応答モデル部に出力する。この判断に
は、力の作用の大きさ、タイミングに基づく騎乗者の技
量の判断も含まれる。応答モデル部は、騎乗者意向判定
部の出力信号に従ってパターンデータ記憶部のパターン
データを読み出し、馬体を駆動する駆動装置に駆動信号
を与え、騎乗者が要求したように馬体を動かす。
【0008】従って、馬体は、騎乗者の要求に応じて多
様な動きをするため、騎乗者が馬を御している感覚が得
られ、実際に騎乗しているような現実感に溢れた体験を
することができる。特に、画像生成装置を設けて騎乗者
の視野に画像を表示すると、臨場感が一層強くなり、騎
乗者の満足度を増すことができる。
様な動きをするため、騎乗者が馬を御している感覚が得
られ、実際に騎乗しているような現実感に溢れた体験を
することができる。特に、画像生成装置を設けて騎乗者
の視野に画像を表示すると、臨場感が一層強くなり、騎
乗者の満足度を増すことができる。
【0009】
【実施例】本発明に係る乗馬シミュレータの好ましい実
施例を、添付図面に従って詳説する。図2は、本発明の
実施例に係る乗馬シミュレータの斜視図である。
施例を、添付図面に従って詳説する。図2は、本発明の
実施例に係る乗馬シミュレータの斜視図である。
【0010】図2において、馬体10は、形状および質
感が実際の馬を模擬して造られている。そして、馬体1
0は、駆動装置12の上に装着されており、駆動装置1
2によって少なくとも上下動と前後動と前後方向に傾斜
することができるようにしてある。さらに、馬体10に
は、鞍14や鐙16、手綱18などの通常の馬具が装備
してある。また、馬体10には、圧力・張力検出器など
からなる複数のセンサが取り付けてある。
感が実際の馬を模擬して造られている。そして、馬体1
0は、駆動装置12の上に装着されており、駆動装置1
2によって少なくとも上下動と前後動と前後方向に傾斜
することができるようにしてある。さらに、馬体10に
は、鞍14や鐙16、手綱18などの通常の馬具が装備
してある。また、馬体10には、圧力・張力検出器など
からなる複数のセンサが取り付けてある。
【0011】すなわち、鞍14の下、鐙の根元には、騎
乗者20が騎乗しているか否か、また後述の軽速足モー
ドでタイミングよく尻で馬の背を刺激しているかどうか
の騎乗状態を検出する騎乗センサ22、24、騎乗者2
0の足が当たる馬体10の胴部には、騎乗者20の足に
よる蹴りを検出するための拍車センサ26、首の根元に
は、鞭が当てられたか否かを検出する鞭センサ28、手
綱18の根元には、騎乗者20の手綱捌きを検出する手
綱センサ30が設けてある。
乗者20が騎乗しているか否か、また後述の軽速足モー
ドでタイミングよく尻で馬の背を刺激しているかどうか
の騎乗状態を検出する騎乗センサ22、24、騎乗者2
0の足が当たる馬体10の胴部には、騎乗者20の足に
よる蹴りを検出するための拍車センサ26、首の根元に
は、鞭が当てられたか否かを検出する鞭センサ28、手
綱18の根元には、騎乗者20の手綱捌きを検出する手
綱センサ30が設けてある。
【0012】一方、騎乗者20は、頭にヘッドマウント
ディスプレイ32を被っており、騎乗者20の視野に画
像生成装置34からの画像を表示できるようにしてあ
る。また、このヘッドマウントディスプレイ32には、
図示しない姿勢センサが取り付けてあり、騎乗者20の
頭の傾き等を検出できるようにしてある。
ディスプレイ32を被っており、騎乗者20の視野に画
像生成装置34からの画像を表示できるようにしてあ
る。また、このヘッドマウントディスプレイ32には、
図示しない姿勢センサが取り付けてあり、騎乗者20の
頭の傾き等を検出できるようにしてある。
【0013】馬体10を駆動する駆動装置12は、詳細
を後述する制御装置36によって制御されるようになっ
ている。そして、制御装置36には、ディスプレイの付
いた入出力端末装置38が接続してあり、任意の馬のデ
ータ(体格、能力、癖等)が入力できるようにしてあ
る。また、入出力端末装置38は、画像生成装置34に
格納してある時刻、天気、季節などを加味した各種の想
定場面、例えば馬場、競馬場、草原、砂漠、森林等の選
択、後述する開ループ制御または閉ループ制御を選択が
できるようにしてある。
を後述する制御装置36によって制御されるようになっ
ている。そして、制御装置36には、ディスプレイの付
いた入出力端末装置38が接続してあり、任意の馬のデ
ータ(体格、能力、癖等)が入力できるようにしてあ
る。また、入出力端末装置38は、画像生成装置34に
格納してある時刻、天気、季節などを加味した各種の想
定場面、例えば馬場、競馬場、草原、砂漠、森林等の選
択、後述する開ループ制御または閉ループ制御を選択が
できるようにしてある。
【0014】馬体10の前方の壁面には、制御装置36
によって制御される送風機40が設けてあり、この送風
機40の両側にスピーカ設置され、ヘッドマウントディ
スプレイ32に表示した映像や馬体10の駆動モードに
応じて音響効果装置44が発生する効果音を流すことが
できるようにしてある。
によって制御される送風機40が設けてあり、この送風
機40の両側にスピーカ設置され、ヘッドマウントディ
スプレイ32に表示した映像や馬体10の駆動モードに
応じて音響効果装置44が発生する効果音を流すことが
できるようにしてある。
【0015】制御装置36は、図1に示したように、各
センサ22、24、26、28、30等から入力したア
ナログ信号をディジタル信号に変換したりするセンサデ
ータ前処理部50、例えば過去10秒程度の馬体10の
駆動状態を記憶している状態データ履歴部52、各セン
サに対応させた馬の反応が格納してある馬反応データテ
ーブル54を有しており、またセンサデータ前処理部5
0、状態データ履歴部52、馬反応データテーブル54
の出力信号、画像生成装置34の画像データに基づい
て、騎乗者20が馬に何をさせたいかという騎乗者20
の意向や、騎乗者20の乗馬に対する熟練度を判定する
騎乗者意向判断部56が設けてある。
センサ22、24、26、28、30等から入力したア
ナログ信号をディジタル信号に変換したりするセンサデ
ータ前処理部50、例えば過去10秒程度の馬体10の
駆動状態を記憶している状態データ履歴部52、各セン
サに対応させた馬の反応が格納してある馬反応データテ
ーブル54を有しており、またセンサデータ前処理部5
0、状態データ履歴部52、馬反応データテーブル54
の出力信号、画像生成装置34の画像データに基づい
て、騎乗者20が馬に何をさせたいかという騎乗者20
の意向や、騎乗者20の乗馬に対する熟練度を判定する
騎乗者意向判断部56が設けてある。
【0016】さらに、制御装置36には、応答モデル部
58とパターンデータメモリ60と位置・姿勢演算部7
0とが設けてあり、応答モデル部58が騎乗者意向判断
部56の出力信号を受けてパターンデータメモリ60内
の動作モードのデータを読み出し、駆動装置12を制御
して馬体10を騎乗者20の意向に沿うように動かす。
また、応答モデル部58の出力信号は、状態データ履歴
部52に送られ、駆動装置12の駆動状態、すなわち馬
体10の動きが状態データ履歴部52に記憶される。さ
らに、応答モデル部58の出力は、ヘッドマウントディ
スプレイ32の姿勢センサ71の出力とともに、位置・
姿勢演算部70に送られ、馬の位置、方向および騎乗者
20の目の位置、頭の姿勢が演算される。これらの演算
結果は、さらに画像生成装置34および音響効果装置4
4に送られ、ヘッドマウントディスプレイ32に映し出
された画像の変化および音響効果のために供される。
58とパターンデータメモリ60と位置・姿勢演算部7
0とが設けてあり、応答モデル部58が騎乗者意向判断
部56の出力信号を受けてパターンデータメモリ60内
の動作モードのデータを読み出し、駆動装置12を制御
して馬体10を騎乗者20の意向に沿うように動かす。
また、応答モデル部58の出力信号は、状態データ履歴
部52に送られ、駆動装置12の駆動状態、すなわち馬
体10の動きが状態データ履歴部52に記憶される。さ
らに、応答モデル部58の出力は、ヘッドマウントディ
スプレイ32の姿勢センサ71の出力とともに、位置・
姿勢演算部70に送られ、馬の位置、方向および騎乗者
20の目の位置、頭の姿勢が演算される。これらの演算
結果は、さらに画像生成装置34および音響効果装置4
4に送られ、ヘッドマウントディスプレイ32に映し出
された画像の変化および音響効果のために供される。
【0017】パターンデータメモリ60には、実際の馬
の動き(動作)を基本的な幾つかのパターンに分解し、
各パターンを再現するためのデータが格納してある。
の動き(動作)を基本的な幾つかのパターンに分解し、
各パターンを再現するためのデータが格納してある。
【0018】ところで、騎乗者20が体感する騎乗感
は、馬との相互作用によって得られ、主に馬を通して受
ける加速度によって生ずる。馬と人との質量比は、普通
6ないし10であるから、人の動きが運動量的に馬に与
える影響は無視してもよいと考えられる。このことは、
馬の動きの加速度を人工的に再現できれば、馬体10の
騎乗者20に現実に近い騎乗感を与えることができるこ
とを意味している。
は、馬との相互作用によって得られ、主に馬を通して受
ける加速度によって生ずる。馬と人との質量比は、普通
6ないし10であるから、人の動きが運動量的に馬に与
える影響は無視してもよいと考えられる。このことは、
馬の動きの加速度を人工的に再現できれば、馬体10の
騎乗者20に現実に近い騎乗感を与えることができるこ
とを意味している。
【0019】そこで、実施例においては、実際の馬の動
きを(1)静止モード、(2)並足モード、(3)軽速
足モード、(4)駆足モード、(5)加速・減速モー
ド、(6)ジャンプ(飛び越)モードの6つのモード
(パターン)に分類し、それぞれのモードに対応した運
動モデルを求め、馬体10の重心を上下方向および前後
方向に動かすとともに、馬体10の背の前後方向の傾き
(ピッチ角)に関するデータをパターンデータメモリ6
0に記憶させてある。以下に各モードを具体的に説明す
る。
きを(1)静止モード、(2)並足モード、(3)軽速
足モード、(4)駆足モード、(5)加速・減速モー
ド、(6)ジャンプ(飛び越)モードの6つのモード
(パターン)に分類し、それぞれのモードに対応した運
動モデルを求め、馬体10の重心を上下方向および前後
方向に動かすとともに、馬体10の背の前後方向の傾き
(ピッチ角)に関するデータをパターンデータメモリ6
0に記憶させてある。以下に各モードを具体的に説明す
る。
【0020】〔静止モード〕馬体10の上下運動、前後
運動ともに零の状態である。
運動ともに零の状態である。
【0021】〔並足モード〕いわゆる馬が歩くモード
で、常時3本の脚を地面につけて歩く状態である。この
モードは、馬体10の上下方向の動きが比較的小さいた
め、上下方向の動きを正弦振動によって近似することが
できる。また、上下動の振幅は、対象とする馬によって
変える必要があるが、ある決まった馬に対しては固定と
してよい。そして、上下動の周期は可変とし、ゆっくり
歩いたり、急いだりする様子を表現している。
で、常時3本の脚を地面につけて歩く状態である。この
モードは、馬体10の上下方向の動きが比較的小さいた
め、上下方向の動きを正弦振動によって近似することが
できる。また、上下動の振幅は、対象とする馬によって
変える必要があるが、ある決まった馬に対しては固定と
してよい。そして、上下動の周期は可変とし、ゆっくり
歩いたり、急いだりする様子を表現している。
【0022】なお、並足モードは、前進だけでなく後進
もある。前後方向の動きは、振幅一定で周期可変(上下
運動と同一)の正弦振動で近似している。また、前進の
場合、前進速度は、上下運動の高さが頂点に達したとき
に最大となるので、それらを積分して得られる馬体10
の位置は、上下運動と比較して位相が90度遅れる。後
進の場合には、逆に90度進む。馬体10が前後方向に
傾斜するピッチ角も振幅一定、周期可変(上下運動と同
一)の正弦運動となる。図3は、並足モードの一例を示
したものである。
もある。前後方向の動きは、振幅一定で周期可変(上下
運動と同一)の正弦振動で近似している。また、前進の
場合、前進速度は、上下運動の高さが頂点に達したとき
に最大となるので、それらを積分して得られる馬体10
の位置は、上下運動と比較して位相が90度遅れる。後
進の場合には、逆に90度進む。馬体10が前後方向に
傾斜するピッチ角も振幅一定、周期可変(上下運動と同
一)の正弦運動となる。図3は、並足モードの一例を示
したものである。
【0023】〔軽速足モード〕本モードは、馬の右前脚
と左後脚との組または左前脚と右後脚との組を交互に動
かし、小走りにリズミカルに走るモードであり、常時2
本の脚が地面についている。このモードは、上下方向の
動きが並足モードより大きいが、馬体は常時いずれかの
脚によって支えられており、落下運動を含まないために
正弦振動で近似することができる。その振幅は、対象と
なる馬により変化させる必要があるが、ある決まった馬
に対しては固定でよい。
と左後脚との組または左前脚と右後脚との組を交互に動
かし、小走りにリズミカルに走るモードであり、常時2
本の脚が地面についている。このモードは、上下方向の
動きが並足モードより大きいが、馬体は常時いずれかの
脚によって支えられており、落下運動を含まないために
正弦振動で近似することができる。その振幅は、対象と
なる馬により変化させる必要があるが、ある決まった馬
に対しては固定でよい。
【0024】軽速足モードは、比較的狭い条件でしか存
在しないため、周期も固定とする。また、このモードに
は、前進しかない。そして、馬体10の前後位置は、前
進時の並足の動きと同様に、上下運動と比較して位相が
90度遅れている正弦振動によって近似できる。ピッチ
角も振幅一定、周期固定の正弦運動とする。図4はこの
モードの一例を示したものである。
在しないため、周期も固定とする。また、このモードに
は、前進しかない。そして、馬体10の前後位置は、前
進時の並足の動きと同様に、上下運動と比較して位相が
90度遅れている正弦振動によって近似できる。ピッチ
角も振幅一定、周期固定の正弦運動とする。図4はこの
モードの一例を示したものである。
【0025】〔駆足モード〕駆足モードは、いわゆる馬
の疾走モードであり、いずれの脚も地面から離れている
時間が存在する。そこで、このモードを次のようにモデ
ル化する。
の疾走モードであり、いずれの脚も地面から離れている
時間が存在する。そこで、このモードを次のようにモデ
ル化する。
【0026】(a)重心位置 馬は、地面を蹴って前進するが、そのときの脚の動きお
よび馬体の動きは複雑である。そこで、簡単のため、実
施例においては、駆足するときの跳躍により馬体10が
上昇する過程において、馬体に一定時間TKICK(>
0)、一定の力(加速度αZKICK )が垂直方向に作用
し、また一定の力(加速度αXKICK )が前進方向(水平
方向)に作用するとモデル化する。ただし、加速度の作
用する時間TKICK、上方への加速度αZKICK の大きさ
は、実際の馬の動きと比較して最適な値を選択する。
よび馬体の動きは複雑である。そこで、簡単のため、実
施例においては、駆足するときの跳躍により馬体10が
上昇する過程において、馬体に一定時間TKICK(>
0)、一定の力(加速度αZKICK )が垂直方向に作用
し、また一定の力(加速度αXKICK )が前進方向(水平
方向)に作用するとモデル化する。ただし、加速度の作
用する時間TKICK、上方への加速度αZKICK の大きさ
は、実際の馬の動きと比較して最適な値を選択する。
【0027】一方、馬が疾走する場合、馬の脚が地面を
離れた瞬間から馬体には、垂直方向に重力加速度−Gが
作用し、また前進方向に空気抵抗が作用する。そこで、
実施例においては、馬が地面を蹴る周期をTCYCLE とす
ると、ある時間T(=TCYCLE −TKICK)の間、馬体1
0は垂直方向に作用する重力加速度−Gによって自由落
下をするとともに、前進方向に加速度αXDRAG を有する
空気抵抗を受けて減速運動をする、とモデル化する。駆
足モードにおいては、以後これを繰り返す。
離れた瞬間から馬体には、垂直方向に重力加速度−Gが
作用し、また前進方向に空気抵抗が作用する。そこで、
実施例においては、馬が地面を蹴る周期をTCYCLE とす
ると、ある時間T(=TCYCLE −TKICK)の間、馬体1
0は垂直方向に作用する重力加速度−Gによって自由落
下をするとともに、前進方向に加速度αXDRAG を有する
空気抵抗を受けて減速運動をする、とモデル化する。駆
足モードにおいては、以後これを繰り返す。
【0028】ところで、このモデルにおいては、TKICK
とαZKICK とを与えれば、TCYCLE は決まる。また、α
XKICK は、αXDRAG を与えれば一意に決まる。従って、
上記のモデルでは、TKICK、αZKICK およびαXDRAG が
独立の変数となる。なお、これらの代わりに、TKICK、
TCYCLE およびαXDRAG を独立変数としてもよい。図5
(A)は、駆足モードの加速度の一例を示したものであ
る。
とαZKICK とを与えれば、TCYCLE は決まる。また、α
XKICK は、αXDRAG を与えれば一意に決まる。従って、
上記のモデルでは、TKICK、αZKICK およびαXDRAG が
独立の変数となる。なお、これらの代わりに、TKICK、
TCYCLE およびαXDRAG を独立変数としてもよい。図5
(A)は、駆足モードの加速度の一例を示したものであ
る。
【0029】そして、上記の3つの独立変数を色々設定
することにより、各種の駆足のパターンを表現すること
ができる。この駆足モードにおける馬体10の動きの一
例を図5(B)に示した。馬体10の上下方向および前
後方向の動きは、それぞれ本質的に2つの放物線の組合
せとなる。しかし、各動きは、それぞれ周期の異なる2
つの正弦曲線によってよく近似することができる。
することにより、各種の駆足のパターンを表現すること
ができる。この駆足モードにおける馬体10の動きの一
例を図5(B)に示した。馬体10の上下方向および前
後方向の動きは、それぞれ本質的に2つの放物線の組合
せとなる。しかし、各動きは、それぞれ周期の異なる2
つの正弦曲線によってよく近似することができる。
【0030】(b)ピッチ角 駆足時の馬のピッチ角は、着地直前で最小、跳躍直後に
最大となる周期関数であり、馬体10の上下運動と比較
して位相が90度進んでいる。この動きを、T=TKICK
/2でピッチ角が零となる周期TCYCLE の正弦振動で近
似する。その一例が図5(C)に示してある。
最大となる周期関数であり、馬体10の上下運動と比較
して位相が90度進んでいる。この動きを、T=TKICK
/2でピッチ角が零となる周期TCYCLE の正弦振動で近
似する。その一例が図5(C)に示してある。
【0031】〔加速・減速モード〕上記のモデルは、基
本的に平均加速度零の運動であるため、速度がほぼ一定
の定常的な運動はよく表現できるが、駆足スタート時や
停止時のように、加速度が一方向に急激に変化する状況
に対しての模擬を充分に行うことができない。そこで、
本実施例では、重力加速度を利用して騎乗者20に加速
度感が与えられる加速・減速モードを作る。すなわち、
上記の運動モードにピッチ角を重ね合わせて与えること
により、騎乗者20に加速感、減速感を与える。図6に
加速・減速モードの一例を示す。
本的に平均加速度零の運動であるため、速度がほぼ一定
の定常的な運動はよく表現できるが、駆足スタート時や
停止時のように、加速度が一方向に急激に変化する状況
に対しての模擬を充分に行うことができない。そこで、
本実施例では、重力加速度を利用して騎乗者20に加速
度感が与えられる加速・減速モードを作る。すなわち、
上記の運動モードにピッチ角を重ね合わせて与えること
により、騎乗者20に加速感、減速感を与える。図6に
加速・減速モードの一例を示す。
【0032】〔ジャンプモード〕ジャンプは、柵とか窪
みなどの障害物を飛び越えることを目的とした大きな跳
躍であり、駆足の助走を伴い、通常は1回で終わり、駆
足に移行する。ジャンプモードの運動のモデルとして
は、駆足と同様であるが、TCYCLE が大きく、馬体10
の上下運動、ピッチ角の振幅が大きいことを特徴として
いる。このジャンプモードにおける加速度の一例を図7
(A)に、馬体10の動きの一例を同図(B)に示し
た。
みなどの障害物を飛び越えることを目的とした大きな跳
躍であり、駆足の助走を伴い、通常は1回で終わり、駆
足に移行する。ジャンプモードの運動のモデルとして
は、駆足と同様であるが、TCYCLE が大きく、馬体10
の上下運動、ピッチ角の振幅が大きいことを特徴として
いる。このジャンプモードにおける加速度の一例を図7
(A)に、馬体10の動きの一例を同図(B)に示し
た。
【0033】上記の如く構成した実施例の作用は、次の
とおりである。まず、入出力端末装置38によって、例
えば騎乗者20の与える刺激がセンサを介して制御装置
36に伝えられ、駆動装置12によって馬体10を動か
し、対応した画像をヘッドマウントディスプレイ32に
映し、それを見て騎乗者20が新たに馬を刺激するとい
う閉ループ制御と、想定場面とを選択する。そして、騎
乗者20が鞍14にまたがり、足によって馬体10の腹
部に設けた拍車センサ26を軽く蹴ると、拍車センサ2
6が蹴る力の強さに応じた検出信号を制御装置36のセ
ンサデータ前処理部50に出力する。
とおりである。まず、入出力端末装置38によって、例
えば騎乗者20の与える刺激がセンサを介して制御装置
36に伝えられ、駆動装置12によって馬体10を動か
し、対応した画像をヘッドマウントディスプレイ32に
映し、それを見て騎乗者20が新たに馬を刺激するとい
う閉ループ制御と、想定場面とを選択する。そして、騎
乗者20が鞍14にまたがり、足によって馬体10の腹
部に設けた拍車センサ26を軽く蹴ると、拍車センサ2
6が蹴る力の強さに応じた検出信号を制御装置36のセ
ンサデータ前処理部50に出力する。
【0034】センサデータ前処理部50は、所定の周期
(例えば1msの周期)で各センサが出力するアナログ
信号を順次取り込み、ディジタル信号に変換するととも
に、どのセンサの出力信号であるかを騎乗者意向判断部
56に送る。騎乗者意向判断部56は、センサデータ前
処理部50から受けたセンサの信号に基づいて、馬反応
データテーブル54と状態データ履歴部52のデータと
から、騎乗者20の馬に対する意向と、後述するように
騎乗者20の技量とを判断する。
(例えば1msの周期)で各センサが出力するアナログ
信号を順次取り込み、ディジタル信号に変換するととも
に、どのセンサの出力信号であるかを騎乗者意向判断部
56に送る。騎乗者意向判断部56は、センサデータ前
処理部50から受けたセンサの信号に基づいて、馬反応
データテーブル54と状態データ履歴部52のデータと
から、騎乗者20の馬に対する意向と、後述するように
騎乗者20の技量とを判断する。
【0035】すなわち、馬反応データテーブル54に
は、各センサに対応して馬の動作が記憶させてある。例
えば、拍車センサ26の出力に対しては、並足モード、
軽速足モードまたは駆足モード、鞭センサ28に対して
は駆足モード、手綱センサ30に対しては減速モード等
が記憶されている。また、状態データ履歴部52には、
現在にいたる過去の一定時間、例えば10秒間の馬体1
0の駆動モードが記憶してある。そこで、騎乗者意向判
断部56は、馬体10が静止している状態において、拍
車センサ26が軽く蹴られると、騎乗者20が並足を要
求しているものと判断し、その判断結果をセンサの出力
信号の大きさとともに応答モデル部58に出力する。
は、各センサに対応して馬の動作が記憶させてある。例
えば、拍車センサ26の出力に対しては、並足モード、
軽速足モードまたは駆足モード、鞭センサ28に対して
は駆足モード、手綱センサ30に対しては減速モード等
が記憶されている。また、状態データ履歴部52には、
現在にいたる過去の一定時間、例えば10秒間の馬体1
0の駆動モードが記憶してある。そこで、騎乗者意向判
断部56は、馬体10が静止している状態において、拍
車センサ26が軽く蹴られると、騎乗者20が並足を要
求しているものと判断し、その判断結果をセンサの出力
信号の大きさとともに応答モデル部58に出力する。
【0036】応答モデル部58は、騎乗者意向判断部5
6から並足要求信号を受けると、パターンデータメモリ
60に格納してある並足モードを読み出し、また拍車セ
ンサ26の出力信号の大きさに応じて並足の速さ(馬体
10の上下位置、前後位置の周期)を演算し、制御信号
を駆動装置12に出力して馬体10を駆動する。さら
に、応答モデル部58は、この求めた並足の速さを状態
データ履歴部52に記憶させるとともに、位置・姿勢演
算部70に送る。位置・姿勢演算部70では、速さデー
タおよびヘッドマウントディスプレイ32の姿勢センサ
71のデータをもとに、馬の位置、方向および騎乗者2
0の目の位置、頭の姿勢を演算し、画像生成装置34に
送る。そして、画像生成装置34は、騎乗者20の目の
位置、頭の姿勢に応じてヘッドマウントディスプレイ3
2に表示する画像を動かす。また、音響効果装置44
は、馬の位置、馬の歩みに応じた音響効果をスピーカ4
2から流し、送風機40は馬の速度に応じた風を吹き出
す。
6から並足要求信号を受けると、パターンデータメモリ
60に格納してある並足モードを読み出し、また拍車セ
ンサ26の出力信号の大きさに応じて並足の速さ(馬体
10の上下位置、前後位置の周期)を演算し、制御信号
を駆動装置12に出力して馬体10を駆動する。さら
に、応答モデル部58は、この求めた並足の速さを状態
データ履歴部52に記憶させるとともに、位置・姿勢演
算部70に送る。位置・姿勢演算部70では、速さデー
タおよびヘッドマウントディスプレイ32の姿勢センサ
71のデータをもとに、馬の位置、方向および騎乗者2
0の目の位置、頭の姿勢を演算し、画像生成装置34に
送る。そして、画像生成装置34は、騎乗者20の目の
位置、頭の姿勢に応じてヘッドマウントディスプレイ3
2に表示する画像を動かす。また、音響効果装置44
は、馬の位置、馬の歩みに応じた音響効果をスピーカ4
2から流し、送風機40は馬の速度に応じた風を吹き出
す。
【0037】なお、並足の状態において拍車センサ26
が蹴られると、騎乗者意向判断部56は、状態データ履
歴部52に記憶されている並足の状態から、騎乗者20
が並足をより速く、または軽速足に移行する要求を検知
し、その旨を応答モデル部58に出力する。そして、騎
乗者意向判断部56は、騎乗者20がさらに拍車センサ
26を蹴るか、鞭によって鞭センサ28を叩くと、駆足
を要求する信号を応答モデル部58に出力し、さらに両
方の手綱が引かれ、馬体10の口部両側の手綱センサ3
0が検出信号を出力すると、騎乗者20が減速、停止を
要求していることを示す信号を応答モデル部58に送出
する。
が蹴られると、騎乗者意向判断部56は、状態データ履
歴部52に記憶されている並足の状態から、騎乗者20
が並足をより速く、または軽速足に移行する要求を検知
し、その旨を応答モデル部58に出力する。そして、騎
乗者意向判断部56は、騎乗者20がさらに拍車センサ
26を蹴るか、鞭によって鞭センサ28を叩くと、駆足
を要求する信号を応答モデル部58に出力し、さらに両
方の手綱が引かれ、馬体10の口部両側の手綱センサ3
0が検出信号を出力すると、騎乗者20が減速、停止を
要求していることを示す信号を応答モデル部58に送出
する。
【0038】さらに、騎乗者意向判断部56は、一対の
手綱センサ30のいずれか、例えば右側の手綱18が引
かれて右側の手綱センサ30の出力があった場合には、
騎乗者20が右に曲がることを要求していると判断し、
その旨を応答モデル部58に送る。応答モデル部58
は、手綱センサ30の出力信号の大きさに応じて馬を旋
回させる速さ、旋回の大きさを求め、その結果を位置・
姿勢演算部70へ送り、位置・姿勢演算部70が求めた
馬の向き等が画像生成装置34に送られる。画像生成装
置34は、位置・姿勢演算部70が求めた馬の向きに基
づいて、ヘッドマウントディスプレイ32に表示してい
る画像を馬が右に旋回したように動かし、方向の変換が
騎乗者20の目に映像の変化となって現れる。
手綱センサ30のいずれか、例えば右側の手綱18が引
かれて右側の手綱センサ30の出力があった場合には、
騎乗者20が右に曲がることを要求していると判断し、
その旨を応答モデル部58に送る。応答モデル部58
は、手綱センサ30の出力信号の大きさに応じて馬を旋
回させる速さ、旋回の大きさを求め、その結果を位置・
姿勢演算部70へ送り、位置・姿勢演算部70が求めた
馬の向き等が画像生成装置34に送られる。画像生成装
置34は、位置・姿勢演算部70が求めた馬の向きに基
づいて、ヘッドマウントディスプレイ32に表示してい
る画像を馬が右に旋回したように動かし、方向の変換が
騎乗者20の目に映像の変化となって現れる。
【0039】騎乗者意向判断部56による騎乗者20の
技量の判断は、次のようにして行われる。騎乗者意向判
断部56には、位置・姿勢演算部70からの信号が入力
しており、位置・姿勢演算部70が出力する位置、姿勢
信号と状態データ履歴部52に記憶されている馬体10
の駆動状態とから、標準的な柵等の障害物を飛び越える
タイミングや道を曲がる場合のタイミング等が算出され
る。そして、例えば、ジャンプをする場合、鞭センサ2
8や拍車センサ26の出力タイミングが標準的なジャン
プのタイミングと比較され、その偏差が技量の程度を示
すように数値化され、応答モデル部58に送られる。
技量の判断は、次のようにして行われる。騎乗者意向判
断部56には、位置・姿勢演算部70からの信号が入力
しており、位置・姿勢演算部70が出力する位置、姿勢
信号と状態データ履歴部52に記憶されている馬体10
の駆動状態とから、標準的な柵等の障害物を飛び越える
タイミングや道を曲がる場合のタイミング等が算出され
る。そして、例えば、ジャンプをする場合、鞭センサ2
8や拍車センサ26の出力タイミングが標準的なジャン
プのタイミングと比較され、その偏差が技量の程度を示
すように数値化され、応答モデル部58に送られる。
【0040】また、軽速足モード時には、騎乗者20が
馬の上下動に合わせて尻で馬の背を刺激するタイミング
も技量の程度を示すように数値化され、応答モデル部5
8に送られる。応答モデル部58は、騎乗者意向判断部
56から送られてきた騎乗者20の意向と技量の程度と
により、実際の馬が見せるような反応を示すように駆動
装置12を制御する。
馬の上下動に合わせて尻で馬の背を刺激するタイミング
も技量の程度を示すように数値化され、応答モデル部5
8に送られる。応答モデル部58は、騎乗者意向判断部
56から送られてきた騎乗者20の意向と技量の程度と
により、実際の馬が見せるような反応を示すように駆動
装置12を制御する。
【0041】すなわち、騎乗者意向判断部56が騎乗者
20の技量を優れたものと判断した場合には、応答モデ
ル部58は、騎乗者20の意向を忠実に反映するように
駆動装置12を制御する。一方、騎乗者20が技量の劣
っている初心者であるような場合、応答モデル部58は
騎乗者20を馬鹿にしたような動き、例えば騎乗者20
が駆足を要求しているにもかかわらず、静止とか並足の
モードに入るように駆動装置12を制御する。
20の技量を優れたものと判断した場合には、応答モデ
ル部58は、騎乗者20の意向を忠実に反映するように
駆動装置12を制御する。一方、騎乗者20が技量の劣
っている初心者であるような場合、応答モデル部58は
騎乗者20を馬鹿にしたような動き、例えば騎乗者20
が駆足を要求しているにもかかわらず、静止とか並足の
モードに入るように駆動装置12を制御する。
【0042】このように、実施例においては、騎乗者2
0の要求に合わせて馬体10を駆動するようにしている
ため、騎乗者20は、実際に馬に乗っているような臨場
感のある騎乗感を体験でき、実際に馬を御している感覚
を味わうことができる。しかも、ヘッドマウントディス
プレイ32によって騎乗者20の視野に種々の画像を映
し出すようにするとともに、スピーカ42による音響効
果、送風機40による風の吹き出しによって、より現実
感のある騎乗感を得ることができる。
0の要求に合わせて馬体10を駆動するようにしている
ため、騎乗者20は、実際に馬に乗っているような臨場
感のある騎乗感を体験でき、実際に馬を御している感覚
を味わうことができる。しかも、ヘッドマウントディス
プレイ32によって騎乗者20の視野に種々の画像を映
し出すようにするとともに、スピーカ42による音響効
果、送風機40による風の吹き出しによって、より現実
感のある騎乗感を得ることができる。
【0043】従って、実施例は、(1)実際の馬に乗る
前の安全性が保証された騎乗訓練、(2)乗馬を模擬し
た様々な状況を想定した娯楽、(3)テレビジョンや映
画等の乗馬場面における利用、(4)スポーツ施設に設
置して、スポーツとしての乗馬運動を提供するスポーツ
用具、等に利用することができる。
前の安全性が保証された騎乗訓練、(2)乗馬を模擬し
た様々な状況を想定した娯楽、(3)テレビジョンや映
画等の乗馬場面における利用、(4)スポーツ施設に設
置して、スポーツとしての乗馬運動を提供するスポーツ
用具、等に利用することができる。
【0044】なお、上記の説明においては、入出力端末
装置38によって閉ループ制御を選択した場合について
説明したが、応答モデル部58の出力を状態データ履歴
部52に記憶させない開ループ制御を入出力端末装置3
8によって選択することができ、また入出力端末装置3
8から任意の駆動パターン(動作モード)、パラメータ
等を選択することができる。この機能は、各モードでの
騎乗訓練や装置のメンテナンスの場合に有効である。
装置38によって閉ループ制御を選択した場合について
説明したが、応答モデル部58の出力を状態データ履歴
部52に記憶させない開ループ制御を入出力端末装置3
8によって選択することができ、また入出力端末装置3
8から任意の駆動パターン(動作モード)、パラメータ
等を選択することができる。この機能は、各モードでの
騎乗訓練や装置のメンテナンスの場合に有効である。
【0045】また、前記実施例においては、画像生成装
置34が生成した画像をヘッドマウントディスプレイ3
2に表示する場合について説明したが、画像を騎乗者2
0の周囲のスクリーンに映し出すようにしてもよい。こ
の場合、騎乗者20は、馬体10を直接見ることができ
るので、図2の符号62、64、66、68に示したよ
うに、尻尾の根元、首部、耳の根元、口部にアクチュエ
ータを配設し、状況に合わせて尻尾による蠅を追う動
作、首を前後左右に振らせる動作、耳をそばだたせる動
作、口で咬む動作などを行わせることにより、一層現実
感を高めることができる。なお、鞭センサ28は、馬体
10の尻部に設けてもよい。
置34が生成した画像をヘッドマウントディスプレイ3
2に表示する場合について説明したが、画像を騎乗者2
0の周囲のスクリーンに映し出すようにしてもよい。こ
の場合、騎乗者20は、馬体10を直接見ることができ
るので、図2の符号62、64、66、68に示したよ
うに、尻尾の根元、首部、耳の根元、口部にアクチュエ
ータを配設し、状況に合わせて尻尾による蠅を追う動
作、首を前後左右に振らせる動作、耳をそばだたせる動
作、口で咬む動作などを行わせることにより、一層現実
感を高めることができる。なお、鞭センサ28は、馬体
10の尻部に設けてもよい。
【0046】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、馬の動作を複数のパターンに分類し、この動作パタ
ーンを再現するデータをメモリに格納しておき、騎乗者
の要求を馬体に設けたセンサを介して騎乗者意向判断部
が検知し、騎乗者意向判断部の出力を受けた応答モデル
部が騎乗者の要求に応じて馬体を駆動するようにしてい
るため、臨場感にあふれた騎乗感が得られ、現実に馬を
御しているような感覚を得ることができる。
ば、馬の動作を複数のパターンに分類し、この動作パタ
ーンを再現するデータをメモリに格納しておき、騎乗者
の要求を馬体に設けたセンサを介して騎乗者意向判断部
が検知し、騎乗者意向判断部の出力を受けた応答モデル
部が騎乗者の要求に応じて馬体を駆動するようにしてい
るため、臨場感にあふれた騎乗感が得られ、現実に馬を
御しているような感覚を得ることができる。
【0047】しかも、騎乗者の視野に画像生成装置によ
って生成した画像を映し出すようにしているため、より
現実的な騎乗感が得られる。
って生成した画像を映し出すようにしているため、より
現実的な騎乗感が得られる。
【図1】実施例に係る乗馬シミュレータの制御装置のブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】実施例に係る乗馬シミュレータの説明図であ
る。
る。
【図3】実施例のモデル化した馬の並足モードにおける
馬体の位置の変化の一例を示す図である。
馬体の位置の変化の一例を示す図である。
【図4】実施例のモデル化した馬の軽速足モードにおけ
る馬体の位置の変化の一例を示す図である。
る馬体の位置の変化の一例を示す図である。
【図5】実施例のモデル化した馬の駆足モードの一例を
示す図であって、(A)は駆足モード時の加速度の一例
を示す図であり、(B)は同馬体の位置の変化の一例を
示す図であり、(C)は同ピッチ角の変化の一例を示す
図である。
示す図であって、(A)は駆足モード時の加速度の一例
を示す図であり、(B)は同馬体の位置の変化の一例を
示す図であり、(C)は同ピッチ角の変化の一例を示す
図である。
【図6】実施例のモデル化した馬の加速・減速モードの
一例を示す図である。
一例を示す図である。
【図7】実施例のモデル化した馬のジャンプモードの一
例を示す図であって、(A)はジャンプ時の加速度の一
例を示す図、(B)は同馬体の位置の変化を示す図であ
る。
例を示す図であって、(A)はジャンプ時の加速度の一
例を示す図、(B)は同馬体の位置の変化を示す図であ
る。
10 馬体 12 駆動装置 20 騎乗者 22、24 騎乗センサ 26 拍車センサ 28 鞭センサ 30 手綱センサ 32 ヘッドマウントディスプレイ 34 画像生成装置 36 制御装置 56 騎乗者意向判断部 58 応答モデル部 60 パターンデータ記憶部(パターンデータ
メモリ) 70 位置・姿勢演算部
メモリ) 70 位置・姿勢演算部
Claims (2)
- 【請求項1】 馬の動作を複数のパターンに分類し、各
動作パターンを再現するパターンデータを格納するメモ
リと、人工的に造った馬体の複数個所に取り付けられ、
騎乗者が前記馬体に与えた刺激を検出するセンサと、前
記馬体を駆動する駆動装置と、前記各センサの出力信号
に基づいて、前記騎乗者の意向を検知する騎乗者意向判
定部と、この騎乗者意向判定部の出力信号に基づいて、
前記メモリ内のパターンデータを読み出し、前記駆動装
置に駆動信号を出力する応答モデル部とを有することを
特徴とする乗馬シミュレータ。 - 【請求項2】 請求項1に記載の乗馬シミュレータにお
いて、予め格納してある複数の画像生成用原データから
選択されたシナリオの画像を、前記騎乗者の視野に表示
する画像生成装置を有していることを特徴とする乗馬シ
ミュレータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27215791A JPH0576658A (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 乗馬シミユレータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27215791A JPH0576658A (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 乗馬シミユレータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0576658A true JPH0576658A (ja) | 1993-03-30 |
Family
ID=17509889
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27215791A Pending JPH0576658A (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 乗馬シミユレータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0576658A (ja) |
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