JPH0576772U - 通帳の自動改頁装置 - Google Patents

通帳の自動改頁装置

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JPH0576772U
JPH0576772U JP2360092U JP2360092U JPH0576772U JP H0576772 U JPH0576772 U JP H0576772U JP 2360092 U JP2360092 U JP 2360092U JP 2360092 U JP2360092 U JP 2360092U JP H0576772 U JPH0576772 U JP H0576772U
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恵 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 比較的簡単な構成で、特に表紙を精度よくめ
くることができる通帳の自動改頁装置を提供すること。 【構成】 搬送路1に対して出没自在で、かつ、この搬
送路1に沿って平行に移動可能な停止部材32と、前記
搬送路1上で通帳を搬送する正逆転可能でかつ、上側ロ
ーラ11aと下側ローラ11bとが接離可能な第1搬送
ローラ11と、この第1搬送ローラ11により送られて
きた通帳をさらに前記停止部材32側に搬送すると共
に、一対のローラのうち上側ローラ29aが上下動可能
に設けられている、正逆転可能な第2搬送ローラ29
と、前記第1、第2搬送ローラ11,29の間にあっ
て、前記搬送路1に突出した前記停止部材32により搬
送方向先端を規制された通帳の搬送方向後端を押さえる
と共に、前記搬送路1に対して上下移動可能な押圧手段
15とを備えた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、金融機関等の窓口で使用している通帳印字装置や現金自動預払機に おける通帳の自動改頁装置に関し、特に厚手の表紙めくりに好適な自動改頁装置 に関する。
【0002】
【従来の技術】
厚手の表紙めくりに好適な自動改頁機構として、特公平3−77798号公報 に示す技術が知られている。
【0003】 これは、搬送路中に頁めくり用ローラとプレス用ローラとを対向して設けてお き、かつその先方(搬送方向下流側)には搬送路に対して出没自在のシャッタを 設け、このシャッタに通帳の先端を押し当てた状態で頁めくり用ローラを継続し て回転させることで頁めくりを行うものであるが、厚手の表紙と中身の薄手の頁 とでは、頁めくり時の頁めくり用ローラとプレス用ローラの圧接力を変えるよう にしている。即ち、厚手の表紙の場合は圧接力を強くし、逆に薄手の中身の媒体 の場合は圧接力を弱くしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来技術においては、めくる対象となる媒体の厚さによって、頁めくり用 ローラとプレス用ローラ間の圧接力を変えるようにしているため、2段階に圧接 力を変えるための複雑な機構が必要となり、また、搬送路近傍に大きなスペース を設けなければならないという欠点があった。また、圧接力を強めたとしても頁 めくり用ローラの回転だけでは精度よく表紙をめくることはできなかった。
【0005】 本考案は上記従来装置の欠点を解消し、比較的簡単な構成で、特に表紙を精度 よくめくることができる通帳の自動改頁装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案では、通帳を搬送する正逆転可能で、か つ、上側ローラと下側ローラとが接離可能な第1搬送ローラと、この第1搬送ロ ーラにより送られてきた通帳をさらに搬送すると共に、一対のローラのうち上側 ローラが上下動可能に設けられている、正逆転可能な第2搬送ローラと、前記第 2搬送ローラに関して前記第1搬送ローラと反対側に設けられ、上記第1、第2 搬送ローラによる搬送路に対して出没自在で、かつ、この搬送路に沿って平行に 移動可能な停止部材と、前記第1、第2搬送ローラの間にあって、前記搬送路に 突出した前記停止部材により搬送方向先端を規制された通帳の搬送方向後端を押 さえると共に、前記搬送路に対して上下移動可能な押圧手段とをを備えるように した。
【0007】
【作用】
第2搬送ローラの上側ローラが上方に移動されて開放した状態で、停止部材と 押圧手段との間で先端と後端を規制された通帳が前記停止部材により前記押圧手 段側に押し戻されると、前記通帳の上面頁に撓みが生じる。押圧手段を上方に移 動させた状態で、閉じられた第1搬送ローラが逆転されると、通帳の上面頁が弾 性復帰により頁めくりが行われる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1は本考案の実施例に係 る自動改頁装置の構成図、図2は図1のB矢視図、図3(a)〜(f)は頁めく り動作の各過程を示す模式図である。
【0009】 図1に示す自動改頁装置は、通帳印字装置の印字部近傍に設けられたものであ り、図において、1は通帳の搬送路であり、図の左右方向に延びている。2は印 字ヘッド部、3は自動改頁装置側に通帳を排出する排出ローラであり、この下流 側に自動改頁装置が設けてある。
【0010】 自動改頁装置において、11は上側ローラ11a、下側ローラ11bからなる 第1搬送ローラであり、下側ローラ11bはソレノイド12がオンすると、支点 13を中心に反時計回り方向に回動するアーム14に取り付けられており、ソレ ノイド12がオンすると下方に下がり、上側ローラ11aから離れるようになっ ている。
【0011】 15は表面に歯を形成した押圧ローラ(押圧手段)、16はその下流側に配置 され、押圧ローラ15と同様に表面に歯を形成した規制ローラであり、それぞれ ソレノイド17,18に駆動連結されている。即ち、図2から明らかなように、 各ソレノイド17,18のプランジャに連結され、支点19を中心に回動するか ぎ型のアーム20,21の先端にレバー22,23を取り付け、このレバー22 ,23により押圧ローラアーム24、規制ローラアーム25を回動させて、押圧 ローラ15、規制ローラ16を回動させ、搬送路1に対して上下させるようにな っている。
【0012】 26はソレノイド27によりアーム28を介して駆動され、搬送路1に対して 出没自在の背押し部材、29は上側ローラ29aと下側ローラ29bからなる第 2搬送ローラであり、上側ローラ29aはソレノイド30によって駆動されるア ーム31の先端に取り付けてあり、ソレノイド30のオン、オフにより下側ロー ラ29bと接離するようになっている。
【0013】 32は支点33を中心に第2搬送ローラ29に向かう側の先端部の停止片32 aが搬送路1に対して出没自在の停止部材であり、停止片32aと反対側の端部 に設けた引張りコイルばね34で、停止片32aを常に上方に付勢しているが、 通常状態(図1に示す位置)では、本体側に固定されている案内片35にテーパ 部32bが当接しており、停止片32aが上方に突出しないようになっている。
【0014】 この停止部材32は支点33により、水平移動部材36と連結されており、水 平移動部材36は下面のラック部36aがピニオン37と噛み合うことで、この ピニオン37と駆動連結しているモータ38により図1の左右方向に水平移動さ れるようになっている。水平移動部材36を図において右側に前進させれば、停 止部材32も前進するが、これに伴いテーパ部32bが案内片35と相対的に摺 動して、引張りコイルばね34の作用により、停止片32aが搬送路1内に突出 する。なお、39は第1、第2搬送路11,29間に位置する通帳である。
【0015】 次に、図3(a)ないし(f)に基づいて通帳39の表紙めくり動作について 説明する。まず(a)に示すように、第1、第2搬送ローラ11,29により通 帳39を矢印方向(左方向)に搬送する。この時、押圧ローラ15、規制ローラ 16は搬送路1の上方に位置しており、また停止部材32の停止片32aは搬送 路1より退避している。
【0016】 次いで、停止部材32が第2搬送ローラ29側(右方向)に移動されると、テ ーパ部32bが案内片35から離れるため、ばね34の作用により停止片32a が搬送路1に突出し、図3(b)に示すように通帳39の先端(とじ部側)に当 接する。この時点では、押圧ローラ15は下降して通帳39の後端を押圧してお り、また、第2搬送ローラ29の上側ローラ29aが上方に移動しており、背押 し部材26が搬送路1内に突出されるため、通帳39は上方に湾曲させられてい る。このとき、第1搬送ローラ11の下側ローラ11bも下方に移動して開いて いる。
【0017】 この状態で図3(c)に示すように、停止部材32を図の右側に前進させると 、通帳39は全体としては停止部材32により、搬送されてきた方向と逆方向に 押し戻されて、通帳の後端部が既に開いているローラ11aと11bの間に入り 込むが、最上面の表紙39aはその先端が押圧ローラ15に押さえられて移動を 阻止されるため、図に示すように撓みが形成される。(6)の過程において、背 押し部材26で、通帳全体をわずかに上方に湾曲させた状態で通帳を押し戻し、 かつ、押圧ロ−ラ15で先端を押さえるので拍子39aに撓みが生じ易くなって いる。
【0018】 ここで、第1搬送ロ−ラ11を閉じこのロ−ラを四転して通帳を逆方向に搬送 するとともに停止部材32をなおも右方向に押し込むと、(d)に示すように、 表紙39aのループはさらに大きくなり、その一部が規制ローラ16により規制 されるようになる。
【0019】 そして(e)に示すように、押圧ローラ15を上方に移動させると、表紙39 aはその腰の弾性により追随して持ち上がる。この時点で停止部材32を左方向 の元位置に復帰させる。
【0020】 第1搬送ローラ11の逆回転を続けていくと、(f)のように、通帳39の表 紙39aとその他の頁とは開く方向に広がって行き、表紙39aが押圧ローラ1 5をはずれることによってめくり動作は完了することになる。
【0021】 なお、第1搬送ローラ11は、下側ローラ11bがソレノイド12により上下 するようにしたが、要は通帳39の逆送時にスムーズに通帳が上下ローラ11a ,11b内に入ることができればよい訳であるから、上側ローラ11aを上下動 させる機構であってもよいし、ソレノイドでなくてもばねにより通帳39の厚み に応じて上下ローラ11a,11bの隙間を変化させるようにしてもよい。
【0022】 また、第2搬送ローラ29の下側ローラ29bをやや下流側(停止部材32側 )に配置するとこのニップ部に通帳39がくわえ込まれた時、通帳39は斜めに なるため上方に撓み易く、頁めくりのためのループが形成され易くなる。
【0023】
【考案の効果】
請求項1記載の考案によれば、押さえローラで通帳の一端を押さえて、他端を 停止部材で押し込むだけの簡単な構成で、厚手の表紙に対しても確実にループを 形成させて頁めくりを行うことができる。 請求項2記載の考案によれば、背押し部材により頁めくり時に、通帳を上方に 撓ませるようにしたから、頁めくりの精度をさらに高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る自動改頁装置の構成図で
ある。
【図2】図1のB矢視図である。
【図3】頁めくり動作の各過程を示す模式図である。
【符号の説明】
1 搬送路 11 第1搬送ローラ 15 押圧ローラ 26 背押し部材 29 第2搬送ローラ 32 停止部材 32a 停止片

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通帳を搬送する正逆転可能で、かつ、上
    側ローラと下側ローラとが接離可能な第1搬送ローラ
    と、この第1搬送ローラにより送られてきた通帳をさら
    に搬送すると共に、一対のローラのうち上側ローラが上
    下動可能に設けられている、正逆転可能な第2搬送ロー
    ラと、前記第2搬送ローラに関して前記第1搬送ローラ
    と反対側に設けられ、上記第1、第2搬送ローラによる
    搬送路に対して出没自在で、かつ、この搬送路に沿って
    平行に移動可能な停止部材と、前記第1、第2搬送ロー
    ラの間にあって、前記搬送路に突出した前記停止部材に
    より搬送方向先端を規制された通帳の搬送方向後端を押
    さえると共に、前記搬送路に対して上下移動可能な押圧
    手段とを備え、前記第2搬送ローラの上側ローラを上方
    に移動させて開放した状態で、前記停止部材と前記押圧
    手段との間で先端と後端を規制された通帳を前記停止部
    材により前記押圧手段側に押し戻して、前記通帳の上面
    頁を撓ませると共に、前記押圧手段を上方に移動させた
    状態で、閉じられた前記第1搬送ローラの逆転により前
    記通帳の上面頁の弾性復帰を利用して頁めくりを行うよ
    うにしたことを特徴とする通帳の自動改頁装置。
  2. 【請求項2】 前記停止部材と前記押圧手段との間に、
    頁めくり動作時に前記搬送路に突出して通帳を上方に湾
    曲させるための背押し部材を設けたことを特徴とする請
    求項1記載の通帳の自動改頁装置。
JP2360092U 1992-03-19 1992-03-19 通帳の自動改頁装置 Expired - Lifetime JP2584622Y2 (ja)

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