JPH0576962A - 金属板のかしめ接合方法および装置 - Google Patents

金属板のかしめ接合方法および装置

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JPH0576962A
JPH0576962A JP3267207A JP26720791A JPH0576962A JP H0576962 A JPH0576962 A JP H0576962A JP 3267207 A JP3267207 A JP 3267207A JP 26720791 A JP26720791 A JP 26720791A JP H0576962 A JPH0576962 A JP H0576962A
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敏雄 岡本
Fumiaki Miura
史明 三浦
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 重ね合わされた2枚の金属板を簡単かつ能率
的にかしめ接合する。 【構成】 先端面17bが凹面状の突き出し刃17を持
つ突き出しロール15と底面18bが凸面状の受け溝1
8を持つ受けロール16との間に2枚の金属板1,2を
通板する。2枚の金属板1,2の重ね合わせ部11に切
り込み線を入れると同時に押し込み,かつ切り込み線間
部分Aをすえ込み加工し展延する。断面凹形の切り込み
線間部分Aが得られる(図6はこの第1工程を示す)。
続いて,突出部付きロールと円筒状ロールとの間に通板
する。先の切り込み線間部分Aが突出部付きロールの突
出部と円筒状ロールとで挟圧され,フラットに曲げ戻さ
れる(第2工程)。切り込み線間部分Aの幅が広がるの
で,この部分は打ち抜き穴から外れず,2枚の金属板
1,2が堅固に接合される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は,2枚の金属板を接合
するかしめ接合方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より,2枚の金属板を互いに接合す
る方法として,プレス機にセットしたポンチとダイスに
より図13〜図15に示すように,重ね合わされた2枚
の金属板1,2に2本の切り込み線3を入れると同時
に,切り込み線間部分Aを板厚の2倍分以上押し込み,
次いで,切り込み線間部分Aをすえ込み加工(すなわ
ち,材料に圧縮力を加えて展延する塑性変形加工)し
て,その幅bを元の切り込み線間の幅aより広げる方法
が公知である。この接合方法では,単なる凸のポンチと
凹のダイスとによる単純な金型で上記の押し込み幅広げ
加工を行うことはできないので,種々の工夫がなされて
いる。例えば,特公昭63−52998号では,図16
に示すように,ポンチ5は通常の単なる凸型であり,ダ
イス6側は固定端7とその両側に設けた左右に拡開可能
な板ばね8とで構成し,このポンチ5とダイス6とによ
り重ね合わされた2枚の金属板1,2をプレスした時
に,ポンチ5の左右のエッジ5aとダイス6の左右の板
ばね8の対向エッジ8aとで前記の2本の切り込み線3
をいれると同時に,この切り込み線間部分Aを押し込
み,ポンチ5の先端面とダイス6の固定端7とで2枚の
金属板1,2の切り込み線間部分Aをすえ込み加工して
幅を広げるという方法である。このすえ込み加工の際,
左右の板ばね8が左右に逃げることで,前記の切り込み
線間部分Aの幅が広がることを許容し,かつ,幅広げし
た部分Aがダイス穴から抜き出されることを容易にす
る。
【0003】なお,この特公昭63−52998号に
は,対向する1対のロールにポンチとダイスに相当する
部分をそれぞれ設けて,上述の押し込み幅広げ方式のか
しめ接合を行う方法が開示されている。しかし,このロ
ールに設けるダイス部分はやはり前述の通り側壁が拡開
可能な構造である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のダイス6側
に拡開可能な板ばね8を設ける方法は,金型の一部が動
くものであるから構造的に複雑であり,また,弾性を持
つ材料を使用しなければならないので,高い硬度が要求
される工具として好ましくなく,耐久性が低いという問
題がある。
【0005】ところで,この種の押し込み幅広げ方式に
よるかしめ接合を行う場合に最も問題となる点は,ダイ
ス穴内で幅広げ加工を行うという点である。つまり,ダ
イス内での幅広げを実際に可能にすることと,幅広げさ
れた部分をダイス穴から抜き出せるようにすることであ
り,これを実現する方法がこれまでの大きな関心事とな
ってきた。
【0006】しかし,本発明者らは,ロール成形機で帯
状の金属板より2枚の重ね合せ部を有する断面形状の成
形品を成形する際に,その重ね合わせ部を接合する方法
を種々研究し実験を重ねた結果,ロール成形機におい
て,成形材に対して対向する1対のロールにそれぞれ設
けたポンチとダイス穴とにより押し込み幅広げ加工を行
った場合,金属板が成形ロールで強く掴まれているこ
と,ロール外周のダイス穴部分が金属板とともに前進
しつつ次第に金属板から離れていく軌跡をたどること,
および,その際のダイス穴部分の動きが対向する1対
のロールで金属板を挟持した状態で行われること等か
ら,図16の板ばね8のようにダイス穴の側壁を拡開可
能にしなくても,幅広げされた部分をダイス穴部分から
引き抜く強力な力が働き,幅広げされた部分が円滑にダ
イス穴部分から容易に抜き出されるということ,およ
び,その場合に可能な幅広げ量はポンチとダイス穴との
せん断クリアランス相当分程度のあまり大きなものでは
ないが,それでも特に強力な剥離力が加わる使用条件で
なければ,十分使用に耐える程度の接合力が得られると
いうことを見い出した。
【0007】しかしながら,接合力をさらに強固にする
ことは望ましいことであり,また,ロール成形機におけ
るかしめ接合に限らず,独立してかしめ接合を行うこと
ができることが望ましい。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で,重ね合わされた2枚の金属板を,ダイス穴側の側壁
を拡開可能にするなどの複雑な機構によらずに,簡単に
かつ能率的にかしめ接合する方法および装置を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明は,重ね合わされた2枚の金属板をかしめ接合するか
しめ接合方法であって,対向する1対のロールの外周に
それぞれ設けた先端面が凹面状の突き出し刃とこれに対
向する底面が凸面状の受け溝とにより,この1対のロー
ルの間を通板される重ね合わされた2枚の金属板に,ほ
ぼ金属板送り方向をなす適宜の長さの2本の切り込み線
を入れると同時に切り込み線間部分を板厚2枚分以上押
し込み,かつ,切り込み線間部分を前記突き出し刃の凹
面状の先端面と受け溝の凸面状の底面とですえ込み加工
して,切り込み線間部分を断面凹形に曲げかつ展延する
第1工程と,対向する1対のロールの一方のロールの外
周に設けた,前記切り込み線間部分を押圧可能な先端面
がフラットな突出部と,他方のロールの円筒状外周面と
により,この1対のロール間を通板される重ね合わされ
た2枚の金属板の前記断面凹形の切り込み線間部分をフ
ラットに曲げ戻す第2工程とを有することを特徴とす
る。
【0010】請求項2は上記のかしめ接合方法を具体的
に実施する装置である。
【0011】
【作用】上記構成において,第1工程ですえ込み加工さ
れた切り込み線間部分は,幅方向の展開長さは元の切り
込み線間隔寸法より大きくなっている(すなわち幅広げ
されている)が,断面が凹形であるから,この切り込み
線間部分の直線的な幅は大きくならない。したがって,
切り込み線間部分の両側縁が受け溝の側壁に食い込むこ
とはなく,受け溝から容易に抜き出される。
【0012】続く第2工程で前記の断面凹形の切り込み
線間部分をフラットに曲げ戻すと,元々この部分は展延
されているので,このフラットにされた切り込み線間部
分の幅が十分広くなり,その両側縁が打ち抜かれた穴部
分の側縁に当たるので,2枚の金属板が堅固に結合され
る。
【0013】第1工程におけるすえ込み加工は,切り込
み線間部分を断面凹形に曲げつつ展延を行うものである
から,上下方向のロール圧下力は板面に対して垂直でな
くある角度で作用し,したがって,圧下力は,板面に垂
直な方向の成分と板幅方向の成分とに分けられることに
なり,この板幅方向の成分が摩擦力により切り込み線間
部分を直接幅方向に引っ張る力として作用するので,単
にフラットのままですえ込み加工を行う場合と比較して
小さな圧下力で所望の展延量(幅広げ量)を確保するこ
とができる。
【0014】
【実施例】以下,本発明の一実施例を図1〜図15を参
照して説明する。本発明により得られる最終的なかしめ
接合部の構造自体は,図13〜図15に示した押し込み
幅広げ方式の接合部と同じである。以下の実施例は,帯
状の金属板よりロール成形機で図12に示した断面形状
の成形品10を成形する際に,この成形品10の重ね合
わせ部11をかしめ接合する場合を示す。なお.この成
形品10は,上面全体を平坦にした鉄筋コンクリート床
板用フラットデッキプレートであり,上面全体を平坦に
するために図示のように垂直な重ね合わせ部11を持つ
断面形状としている。このフラットデッキプレートの上
に打設したコンクリートが重ね合わせ部11の2枚の間
(矢印(イ))から下部空所に浸入することがないよう
に,この重ね合わせ部11を隙間が生じないように接合
することが要求される。なお,実施例では,ロール成形
機において図12のフラットな上面が下側となるように
上下逆向きで成形される。実施例のかしめ接合装置は,
タンデムに配置された多数段の成形ロールにより重ね合
わせ部11が形成された後つまり成形ロールの最終段ロ
ールスタンドの出側,あるいは最終段近傍のロールスタ
ンド間に配置する。図11において,符号12および1
3は最終段の前段および最終段の成形ロールを示し,図
示例では最終段の成形ロール13の出側にかしめ接合装
置14を配置している。
【0015】このかしめ接合装置14は,対向する1対
のロールからなる押し込み・曲げ展延用ロール14A
と,この押し込み・曲げ展延用ロール14Aとタンデム
に配置された同じく1対のロールからなるフラット曲げ
戻し用ロール14Bとからなっている。
【0016】前記押し込み・曲げ展延用ロール14Aは
第1工程の加工を行うもので,第1工程を示す図1〜図
3および図3の要部を拡大した図5,図6に示すよう
に,成形材10の重ね合わせ部11(つまり重ね合わさ
れた2枚の金属板1,2)を挟んで通板させる突き出し
ロール15と受けロール16との1対のロールからなっ
ている。この1対のロール15,16は成形機の動力を
利用して駆動してもよいが,成形ロールによる材料の駆
動力があるので無駆動でもよい。
【0017】前記突き出しロール15は,図7にも示す
ように両側縁に切断用エッジ17aを持ち先端面17b
が円弧凹面状をなしロール外周15aから突出する突き
出し刃17を備えている。図示例では図1等に示すよう
に180°対向する2箇所にこの突き出し刃17を設け
ている。また,突き出し刃17は摩耗時に交換できるよ
うにロール本体とは別部材で製作しボルトでロール本体
に取り付けて着脱可能にしている。
【0018】前記受けロール16は,前記突き出し刃1
7の左右の切断用エッジ17aに対応する切断用エッジ
18aを持ち,かつ突き出し刃17の円弧凹面状の先端
面17bとの間に金属板の板厚tの2枚分以下のギャッ
プg(すなわち,g〈2t)を形成する円弧凸面状をな
す底面18bを持つ受け溝18を外周に備えている。図
示例の受け溝18は受けロール16の全周にわたって形
成している。しかし,この受け溝は突き出し刃17に対
向する部分のみ凹部となっている形状とすることもでき
る。
【0019】前記フラット曲げ戻しロール14Bは第2
工程の加工を行うもので,第2工程を示す図4および図
4の(ロ)の要部を拡大した図8に示すように,成形材
10の重ね合わせ部11を挟んで通板させる突出部付き
ロール25と円筒状ロール26との1対のロールからな
っている。この1対のロール25,26も駆動,無駆動
のいずれでもよい。
【0020】前記突出部付きロール25は,第1工程で
形成された切り込み線間部分を押圧可能な先端面がフラ
ット(ロールの半径方向から見てフラットであり,中心
軸線方向からみれば円弧状である)な突出部27を備え
ている。また,前記円筒状ロール26は単なる円筒状の
外周を持つ。
【0021】上記のかしめ接合装置14によるかしめ接
合を第1工程を示す図1〜図3,図5〜図7,図9およ
び第2工程を示す図4,図8,図10を参照して説明す
ると,図1は押し込み・曲げ展延用ロール14Aの突き
出しロール15と受けロール16との間を成形材10の
重ね合わせ部11(重ね合わされた2枚の金属板1,
2)が両ロール15,16の外周面15a,16aで挟
持されて単に通板されている状態であり,突き出し刃1
7は重ね合わせ部11から離れている。
【0022】成形材10が送られ両ロール15,16が
回転すると,図2に示すように突き出し刃17が金属板
に接触し切り込みおよび押し込み変形を開始する。両ロ
ール15,16が金属板1,2の前進とともにさらに回
転すると,突き出し刃17と受け溝18とにより金属板
1,2に2本の平行な切り込み線3(図13参照)が入
れられると同時に,両切り込み線間部分Aが板厚tの2
枚分以上押し込まれ,かつ,図5,図6,図9に拡大し
て示すように,両切り込み線間部分Aが突き出し刃17
の円弧凹面状の先端面17bと受け溝18の円弧凸面状
の底面18bとですえ込み加工されて,切り込み線間部
分Aが断面円弧状に曲げられ,かつ展延される。すなわ
ち,切り込み線間部分Aの幅方向の展開長さが塑性変形
により元の切り込み線間隔寸法aより長くなる。
【0023】この場合,展延された切り込み線間部分A
の展開長さは長くなっているが,断面が凹形であるか
ら,この切り込み線間部分Aの直線的な幅は大きくなら
ない。したがって,切り込み線間部分Aの両側縁が受け
溝16の側壁に食い込むことはなく,受け溝16から容
易に抜き出される。
【0024】また,第1工程におけるすえ込み加工は,
切り込み線間部分Aを断面凹形に曲げつつ展延を行うも
のであるから,上下方向のロール圧下力は板面に対して
垂直でなくある角度で作用し,したがって,圧下力は,
板面に垂直な方向の成分と板幅方向の成分とに分けられ
ることになり,この板幅方向の成分が摩擦力により切り
込み線間部分を直接幅方向に引っ張る力として作用する
ので,単にフラットのままですえ込み加工を行う場合と
比較して小さな圧下力で所望の展延量(幅広げ量)を確
保することができる。なお,例えば板厚1.0mm前後
の鋼板の2枚重ね部分の例えば2cm2 程度(実施例の
切り込み線間部分Aの面積)の範囲を展延するためには
かなりの圧下力が必要であり,本発明のようにロールを
用いて行う場合にはロール支持構造に十分高い剛性が要
求され,設置スペースその他を考慮すると,必ずしも容
易でないが,圧下力が軽減されることで,設備が簡易な
もので済む。
【0025】押し込み・曲げ展延用ロール14Aで形成
された断面円弧状の切り込み線間部分Aは,続くフラッ
ト曲げ戻しロール14Bを通過する際に,打ち抜き穴に
嵌入する突出部付きロール25の突出部27と対向する
円筒状ロール26とで挟圧され,図8,図10に示すよ
うに,フラットに曲げ戻される。このフラットに曲げ戻
された切り込み線間部分Aは,先に展延されているの
で,このフラットにされた切り込み線間部分Aの幅は十
分広く,その両側縁が打ち抜かれた穴部分の側縁に当た
るので,2枚の金属板1,2が堅固に結合される。こう
して最終的な形状としては図13〜図15で説明した従
来のかしめ接合構造と同じ構造のかしめ接合部が得られ
る。
【0026】なお,第1工程で曲げる切り込み線間部分
Aの断面形状は,実施例では円弧状であるが,V形状,
台形状等でもよい。要するに,断面がフラットでなく凹
形であれば,切り込み線間部分Aを展延しても両側縁が
受け溝16の側壁にかみ込まないで済むし,かつ展延に
要する圧下力が小さく済む。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば,重ね合わされた2枚の
金属板を押し込み幅広げ方式で接合するに際して,ロー
ルを用いて行うととももに,切り込み線間部分をすえ込
み加工する際にこの部分を一旦断面凹形に曲げかつ展延
し,続いてこの断面凹形の切り込み線間部分をフラット
に曲げ戻して,幅広げされた切り込み線間部分を形成す
るようにしたので,ダイス穴側の側壁を拡開可能にする
等の複雑な機構によらずに,簡単かつ能率的にかしめ接
合することが可能となった。
【0028】また,第1工程におけるすえ込み加工は,
切り込み線間部分を断面凹形に曲げつつ展延を行うもの
であるから,単にフラットのままですえ込み加工を行う
場合と比較して小さな圧下力で所望の展延量(幅広げ
量)を確保することができ,設備が大掛かりなものとな
らずに済む。
【0029】また,従来のダイスの側壁を板ばねで形成
する場合と異なり,十分硬度の高い工具材料を使用する
ことができ,可動部がないことと相まって,十分高い耐
久性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のかしめ接合方法の一実施例における第
1工程を説明するもので,押し込み・曲げ展延用ロール
における突き出しロールと受けロールとの間を金属板の
重ね合わせ部が通板される状態を示し,同図(イ)は平
面図,同図(ロ)は要部の正面図である。
【図2】同じく第1工程を説明するもので,図1の突き
出しロールと受けロールとが回転して金属板の重ね合わ
せ部に押し込み幅広げ加工を開始する直前の状態を示
し,同図(イ)は平面図,同図(ロ)は要部の正面図で
ある。
【図3】同じく第1工程を説明するもので,図2の突き
出しロールと受けロールとがさらに回転して金属板の重
ね合わせ部に押し込み幅広げ加工を行っている状態を示
し,同図(イ)は平面図,同図(ロ)は要部の正面図で
ある。
【図4】続く第2工程を説明するもので,フラット曲げ
戻しロールにおける突出部付きロールと円筒状ロールと
の間を金属板の重ね合わせ部が通板されて,第1工程で
形成された押し込み・曲げ展延部が曲げ戻しされる状態
を示し,同図(イ)は平面図,同図(ロ)は要部の正面
図である。
【図5】図3(イ)の要部拡大図である。
【図6】図3(ロ)の要部拡大図である。
【図7】図5等における突き出し刃部分の拡大斜視図で
ある。
【図8】図4(ロ)の要部拡大図である。
【図9】第1工程の押し込み・曲げ展延用ロールを通過
した後の切り込み線間部分の中間部切断斜視図である。
【図10】第2工程のフラット曲げ戻しロールを通過し
た後の切り込み線間部分の中間部切断斜視図である。
【図11】ロール成形機に上述のかしめ接合装置を配置
した状態を示す側面図である。
【図12】本発明の実施例において加工対象とする成形
品の断面を示す図である。
【図13】本発明により実現しようとするそれ自体は公
知のかしめ接合構造の平面図である。
【図14】図13におけるX−X線断面図である。
【図15】図13におけるY−Y線断面図である。
【図16】従来のかしめ接合装置を示す要部の斜視図で
ある。
【符号の説明】
1,2 金属板 3 切り込み線 A 切り込み線間部分 10 成形品(フラットデッキプレート) 11 重ね合わせ部 14 かしめ接合装置 14A 押し込み・曲げ展延用ロール 14B フラット曲げ戻しロール 15 突き出しロール 16 受けロール 17 突き出し刃 17a 切断用エッジ 17b 先端面 18 受け溝 18a 切断用エッジ 18b 底面 25 突出部付きロール 26 円筒状ロール 27 突出部 g ギャップ t 金属板の板厚

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重ね合わされた2枚の金属板をかしめ接
    合するかしめ接合方法であって,対向する1対のロール
    の外周にそれぞれ設けた先端面が凹面状の突き出し刃と
    これに対向する底面が凸面状の受け溝とにより,この1
    対のロールの間を通板される重ね合わされた2枚の金属
    板に,ほぼ金属板送り方向をなす適宜の長さの2本の切
    り込み線を入れると同時に切り込み線間部分を板厚2枚
    分以上押し込み,かつ,切り込み線間部分を前記突き出
    し刃の凹面状の先端面と受け溝の凸面状の底面とですえ
    込み加工して,切り込み線間部分を断面凹形に曲げかつ
    展延する第1工程と,対向する1対のロールの一方のロ
    ールの外周に設けた,前記切り込み線間部分を押圧可能
    な先端面がフラットな突出部と,他方のロールの円筒状
    外周面とにより,この1対のロール間を通板される重ね
    合わされた2枚の金属板の前記断面凹形の切り込み線間
    部分をフラットに曲げ戻す第2工程とを有することを特
    徴とする金属板のかしめ接合方法。
  2. 【請求項2】 重ね合わされた2枚の金属板をかしめ接
    合するかしめ接合装置であって,重ね合わされた2枚の
    金属板を挟んで通板させる,対向する突き出しロールと
    受けロールとの1対からなる押し込み・曲げ展延用ロー
    ルと,この押し込み・曲げ展延用ロールとタンデムに配
    置されて引き続き前記金属板を通板させる,対向する突
    出部付きロールと円筒状ロールとの1対からなるフラッ
    ト曲げ戻し用ロールとからなり,前記突き出しロール
    は,前記重ね合わされた2枚の金属板にほぼ金属板送り
    方向をなす適宜の長さの2本の切り込み線を入れ切り込
    み線間部分を板厚2枚分以上押し込む,両側縁に切断用
    エッジを持ち先端面が凹面状をなす突き出し刃を外周に
    備え,前記受けロールは,前記突き出し刃の左右の切断
    用エッジに対応する切断用エッジを持ち,かつ突き出し
    刃の凹面状の先端面との間に板厚2枚分以下のギャップ
    を形成する凸面状の底面を持つ受け溝を外周に備え,前
    記突出部付きロールは,前記切り込み線間部分を押圧可
    能な先端面がフラットな突出部を備えていることを特徴
    とする金属板のかしめ接合装置。
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