JPH057701U - 鉄道用動吸振装置付防音防振床構造 - Google Patents
鉄道用動吸振装置付防音防振床構造Info
- Publication number
- JPH057701U JPH057701U JP6244991U JP6244991U JPH057701U JP H057701 U JPH057701 U JP H057701U JP 6244991 U JP6244991 U JP 6244991U JP 6244991 U JP6244991 U JP 6244991U JP H057701 U JPH057701 U JP H057701U
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- JP
- Japan
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- vibration
- cushioning material
- structural
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 ピット31を除く構造床3の上面32に緩衝
材4を載置し、この上に浮き軌道床2を載置し、ウエイ
ト5が浮き軌道床2の下面にバネ6により懸吊されてピ
ット31に収納されている。 【効果】 列車7の振動が車輪8を介してレール1に伝
わり、レール1を固定している浮き軌道床2に強い振動
および騒音(固体音)のエネルギーが伝播しても、この
振動エネルギーはウエイト5を共振させるために消費さ
れて速やかに減衰する。しかも、緩衝材4を介して対設
している構造床3には振動のエネルギーが伝達し難いた
め、構造床3が激しく振動したり、大きな騒音を伝播す
ることがない。
材4を載置し、この上に浮き軌道床2を載置し、ウエイ
ト5が浮き軌道床2の下面にバネ6により懸吊されてピ
ット31に収納されている。 【効果】 列車7の振動が車輪8を介してレール1に伝
わり、レール1を固定している浮き軌道床2に強い振動
および騒音(固体音)のエネルギーが伝播しても、この
振動エネルギーはウエイト5を共振させるために消費さ
れて速やかに減衰する。しかも、緩衝材4を介して対設
している構造床3には振動のエネルギーが伝達し難いた
め、構造床3が激しく振動したり、大きな騒音を伝播す
ることがない。
Description
【0001】
本考案は、鉄道の駅などに用いる床の構造に関するものである。
【0002】
列車が高速で通過するとき、大きな騒音と激しい振動が起こる。また、発車と
停車の際にも騒音と振動が発生している。列車の騒音としては、高速走行してい
る車体が空気を切る時にも出るが、車輪とレールとの接触音、すなわち摩擦音が
主なものであり、特に車体の揺れが激しいときに大きな騒音を発生している。そ
して、この摩擦音は一部が空中に直接放射されて伝播し、一部がレール、軌道床
、建築物躯体などを介して伝播している。レールなどを伝播する固体音について
は枕木や軌道下部にゴムマットや古タイヤを敷いて軽減する対策が講じられてい
るが、その低減効果は高々5dB〜10dB程度に過ぎず、このような対策では振動
を軽減する効果も小さいものであった。
【0003】
このため、例えば地下鉄の駅のように建築物の内部または隣接する場所に列車
の軌道を敷設する場合とか、軌道に隣接して部屋を設ける場合などでは、列車通
過時の騒音と振動がガード下のように大きく(特に直下階の場合)、事務室など
としては使用し難いと云った問題点があった。
したがって、列車が通過する際の騒音および振動を効果的に低減することの可
能な床構造の考案が強く期待されていた。
【0004】
本発明は上記従来技術の課題を解決するためになされたもので、軌道床と下方
に設置する構造床との間に緩衝材を挟装したことを特徴とする鉄道用動吸振装置
付防音防振床構造であり、軌道床と下方に設置する構造床との間に緩衝材を挟装
すると共に、軌道床の下面にウエイトをバネを介して懸吊したことを特徴とする
鉄道用動吸振装置付防音防振床構造であり、軌道床と下方に設置する構造床との
間に緩衝材を挟装すと共に、構造床の上面にウエイトを緩衝材またはバネを介し
て配設したことを特徴とする鉄道用動吸振装置付防音防振床構造を提供するもの
である。
【0005】
列車の振動は車輪を介してレール、軌道床、構造床の順に伝達され、車輪とレ
ールとの間で発生する摩擦音もレール、軌道床、構造床の順に伝播するが、レー
ルを敷設した軌道床とその下方の構造床とは緩衝材を介して対設しているため、
軌道床に伝わった振動および騒音(固体音)のエネルギーはその一部しか下側の
構造床には伝達されない。しかも、第2の発明の床構造では軌道床の振動エネル
ギーがウエイトを共振させるために消費されて速やかに減衰し、第3の発明の床
構造では構造床の振動エネルギーがウエイトを共振させて速やかに減衰するため
、列車の通過時などにも構造床には騒音や振動は伝達され難い。
【0006】
(実施例1)
第1の実施例を例示した図1に基づいて説明すると、1はレール、2は浮き軌
道床、3は構造床、4は緩衝材である。
【0007】
浮き軌道床2は、厚さが例えば30〜60cmの鉄筋コンクリート製のスラブ材
であり、例えば鉄筋コンクリートなどによって築造される構造床3の上に、例え
ば厚さが10〜30cmのグラスウール(ボード)などの緩衝材4を介して載置さ
れている。
【0008】
緩衝材4のバネ定数を調節することにより、浮き軌道床2の上下方向の固有振
動数が20Hz程度以下の周波数となるように設計されている。
【0009】
上記構成の床構造においては浮き軌道床2の上面に敷設したレール1の上を列
車7が通過するとき、列車7の振動がレール1に車輪8を介して伝わると共に、
車輪8とレール1との間で摩擦音が発生し、このレール1を固定している浮き軌
道床2に強い振動と騒音(固体音)のエネルギーが伝達される。
【0010】
しかし、浮き軌道床2と構造床3とは浮き軌道床2の振動数を減少させる機能
を有する緩衝材4を介して上下に対設しているため、浮き軌道床2に伝達した振
動および固体音のエネルギーは、下の構造床3に伝わり難く、浮き軌道床2に敷
設したレール1の上を列車が揺れながら高速で通過しても、構造床3が激しく振
動したり、大きな固体音を伝播することがない。したがって、エネルギー吸収機
能を有する緩衝材4を挟装していない従来の床構造に比べ、騒音(固体音)は2
0dB〜30dBと大幅に低減される。
【0011】
(実施例2)
第2の実施例を図2に基づいて説明すると、構造床3の上面に所定の大きさの
ピット31が所定の間隔で設けられ、このピット31を除く構造床3の上面32
に例えば厚さ10〜30cmのグラスウール製の緩衝材4が載置され、この上に例
えば厚さ30〜60cmの浮き軌道床2が載置されている。
【0012】
浮き軌道床2の下面にはウエイト5がバネ6により懸吊され、構造床3のピッ
ト31それぞれに、接触することがないように設置・収納されている。ウエイト
5の重量は、単位面積当たりで浮き軌道床2の1/5〜1/10程度とし、上下
方向の固有振動数が63±3Hz以内になるようにバネ6のバネ定数が選定されて
いる。
【0013】
上記構成の床構造においてはレール1の上を列車7が通過するとき、列車7の
振動がレール1に車輪8を介して伝わると共に、車輪8とレール1との間で摩擦
音が発生し、このレール1を固定している浮き軌道床2に強い振動と騒音のエネ
ルギーが伝達される。
【0014】
列車による固体音のピーク周波数は63Hz前後であることが多いため、浮き軌
道床2に伝播した固体音のエネルギーは、バネ6によって上下方向の固有振動数
が63±3Hz以内に調節して懸吊されているウエイト5を共振させて速やかに減
衰する。しかも、浮き軌道床2はグラスウール製の緩衝材4を介して構造床3と
対設しているため、構造床3には浮き軌道床2の振動が伝達され難い。
【0015】
したがって、浮き軌道床2に敷設したレール1の上を列車7が揺れながら高速
で通過しても、下方の構造床3が激しく振動したり、大きな騒音(固体音)を伝
播することがないので、従来の床構造に比較して騒音(固体音)は20dB〜30
dBと大幅に低減される。
【0016】
(実施例3)
第3の実施例を図3に基づい説明すると、ウエイト5が構造床3のピット31
にグラスウール(ボード)などの緩衝材4aを介して載置収納されている。そし
て、他の構成は実施例2と同一である。
【0017】
ウエイト5の重量は、この場合も構造床3の単位面積当たりの重量の1/5〜
1/10程度とし、上下方向の固有振動数が63±3Hz以内になるように緩衝材
4aの密度が調整されている。
【0018】
上記構成の床構造においてはレール1の上を列車7が通過するとき、列車7の
振動が車輪8を介してレール1に伝わり、このレール1を固定している浮き軌道
床2を振動させる。
【0019】
しかし、浮き軌道床2と下方の構造床3とはグラスウール製の緩衝材4を介し
て対設しているため、構造床3には浮き軌道床2の振動エネルギーの一部しか伝
達することがないので、構造床3の振動は浮き軌道床2の振動に比較して格段に
小さい。しかも、構造床3の上面にはウエイト5が緩衝材4aを介して上下方向
の固有振動数が63±3Hz以内になるように密度調節して載置されているため、
構造床3に伝達された僅かな振動エネルギーもウエイト5を共振させるために消
費されて速やかに減衰し、構造床3が激しく振動したり、大きな騒音(固体音)
を伝播することがないので、従来の床構造に比較して騒音(固体音)は20dB〜
30dBと大幅に低減する。
【0020】
なお、本考案は上記実施例に限定されるものではないので、考案の主旨に基づ
いて種々のバリエーションが可能である。例えば、緩衝材としては実施例に用い
たグラスウール(ボード)やロックウール(ボード)などの繊維状緩衝材の他、
ゴム、ウレタンフォームなどが使用できる。ウエイト5を構造床3の上面に載置
する緩衝材4aは、浮き軌道床2と構造床3との間に設置する緩衝材4と同一素
材であっても構わないし、この緩衝材4aは浮き軌道床2とウエイト5との間に
も設置して、浮き軌道床2の振動エネルギーの一部をウエイト5に直接伝えて吸
収させることも可能である。
【0021】
以上説明した様に本考案になる床構造によれば、列車の振動に起因する構造躯
体の振動と騒音とが顕著に減少するので、軌道の下側にも静かな部屋を設置する
ことが可能であり、地下鉄などの駅舎を建設するさいの自由度が大幅に向上する
ので、土地の有効利用を図る上で多大な効果を奏するものである。
【図1】第1の実施例を示す説明図である。
【図2】第2の実施例を示す説明図である。
【図3】第3の実施例を示す説明図である。
1 レール
2 浮き軌道床
3 構造床
31 ピット
4 緩衝材
4a 緩衝材
5 ウエイト
6 バネ
7 列車
8 車輪
Claims (3)
- 【請求項1】 軌道床と下方に設置する構造床との間に
緩衝材を挟装したことを特徴とする鉄道用動吸振装置付
防音防振床構造。 - 【請求項2】 軌道床と下方に設置する構造床との間に
緩衝材を挟装すると共に、軌道床の下面にウエイトをバ
ネを介して懸吊したことを特徴とする鉄道用動吸振装置
付防音防振床構造。 - 【請求項3】 軌道床と下方に設置する構造床との間に
緩衝材を挟装すと共に、構造床の上面にウエイトを緩衝
材またはバネを介して配設したことを特徴とする鉄道用
動吸振装置付防音防振床構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6244991U JPH057701U (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | 鉄道用動吸振装置付防音防振床構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6244991U JPH057701U (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | 鉄道用動吸振装置付防音防振床構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH057701U true JPH057701U (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=13200533
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6244991U Pending JPH057701U (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | 鉄道用動吸振装置付防音防振床構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH057701U (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5517778A (en) * | 1978-07-26 | 1980-02-07 | Toshiba Corp | Vibration-proof system for track |
| JPH01220741A (ja) * | 1988-02-25 | 1989-09-04 | Eiji Adachi | 動吸振器型制振材 |
-
1991
- 1991-07-15 JP JP6244991U patent/JPH057701U/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5517778A (en) * | 1978-07-26 | 1980-02-07 | Toshiba Corp | Vibration-proof system for track |
| JPH01220741A (ja) * | 1988-02-25 | 1989-09-04 | Eiji Adachi | 動吸振器型制振材 |
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