JPH05771U - 溶融紡糸用口金パツク - Google Patents

溶融紡糸用口金パツク

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JPH05771U JP5521891U JP5521891U JPH05771U JP H05771 U JPH05771 U JP H05771U JP 5521891 U JP5521891 U JP 5521891U JP 5521891 U JP5521891 U JP 5521891U JP H05771 U JPH05771 U JP H05771U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱劣化ポリマ−の発生や分配性不良をなくす
ることのできる口金パツクを提供する。 【構成】 口金パツクのフイルタ−ケ−ス1にド−ナツ
状リ−フデイスクフイルタ−9を積層して構成し、ポリ
マ−を供給路20からフイルタ−9の導入溝15を通し
て供給室21に充満する。ここから濾材10を通過させ
て濾過した後、スペ−サ11位置で外周に向って放射状
に分散させ、外周ハブリング16の導出孔17からポリ
マ−通路18に導出し、フイルタ−9の中心から外周に
向かって分散したポリマ−を1ケ所に絞ることなく円周
状に穿孔した分配板の導孔23を通して直接口金4の上
に分配する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は溶融紡糸装置の紡糸用口金パツク、特に多数条の合成繊維を1枚の口 金プレ−トから紡出するように構成され、かつフイルタ−部がリ−フデイスクフ イルタ−から構成される口金パツクの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に合成繊維の溶融紡糸においては口金パツクに供給されるポリマ−は予め 濾過工程を経て導入されると同時に、また口金パツクにも各種フイルタ−が設け られて導入ポリマ−を更に濾過している。
【0003】 従来、口金パツク内に設けられるフイルタ−は金網あるいは金属組織不織布マ ツトを焼結した平板状のものが一般的であつたが、近年、導入ポリマ−の濾過効 率を向上させるため、リ−フデイスクフイルタ−を多層に積層したフイルタ−装 置を口金パツク内に設け広い濾過面を形成して濾過効果を向上させ、かつ使用寿 命を延長させる口金パツク装置が提案されている(実公昭57−31160号公 報、実開昭63−140074号公報など)。
【0004】 これら従来の口金パツクはいずれもフイルタ−ケ−スの空洞部に収納配置する フイルタ−装置はヘツドデイスクとボトムデイスクの間にリ−フデイスクフイル タ−を多層に積層して配置し、これらを貫通するセンタ−ロツドで挟持して構成 している。
【0005】 この場合、導入ポリマ−はヘツドデイスクの中央頂部から該ヘツドデイスクの 頂面において放射状に外周に分散され、フイルタ−装置の外周と前記空洞部内周 面で形成したポリマ−流路を介してそれぞれのリ−フデイスクフイルタ−を通っ て濾過され、センタ−ロツド外周に形成した濾過ポリマ−流路を通ってボトムデ イスクの中心部においてポリマ−流は1ケ所に絞られる。この後ポリマ−は分配 板上で円周状あるいは口金全面に穿孔された口金ノズルの位置に対応して再び放 射状に分配されるようになされている。
【0006】 しかしながら、このような従来の口金パツクの構造においてはヘツドデイスク およびセンタ−ロツドの周辺に滞留部を生じ易く、またボトムデイスク中心部か ら口金ノズル位置に対応して放射状分配するような場合にも均一な分配を行うの はきわめて困難である。特に最外周部において滞留部が生じ易く、熱劣化やゲル 化の問題が発生するという欠点を有していた。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
本考案はこのような従来技術における欠点を解消することを目的になされたも ので、パツク内のポリマ−の流れをシンプルにし、かつ口金パツク内へのポリマ −滞留時間を出来るだけ短縮化すると共に、リ−フデイスクフイルタ−を濾過し たポリマ−流を一旦一ケ所に絞ることなく直接滞留部の発生し易い口金ノズルの 外周上部へ分配することにより、熱劣化ポリマ−の発生や分配性不良をなくする ことのできる口金パツクを提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本考案はフイルタ−ケ−ス、分配板及び口金押えを一体的に連結す るとともに、分配板と口金押えの間に吐出孔を有する紡糸口金を挟着した溶融紡 糸用の口金パツクであつて、フイルタ−ケ−スの空洞部に内外周部の厚い少なく とも一枚以上のド−ナツ状リ−フデイスクフイルタ−を積層してなるフイルタ− 本体を収納配置し、フイルタ−ケ−ス上部のポリマ−導入口に対応してリ−フデ イスクフイルタ−中央の中空部空間を連通してフイルタ−本体へのポリマ−供給 路とし、またリ−フデイスクフイルタ−間に形成される空間をポリマ−供給室と するとともに、フイルタ−本体とフイルタ−ケ−ス空洞部の間にポリマ−通路を 形成し、更にリ−フデイスクフイルタ−にポリマ−供給室へのポリマ−導入溝と ポリマ−通路への導出孔を放射状に設け、かつ該ポリマ−通路を分配板に円周状 に設けたポリマ−導孔と連通する如くしたことを特徴とする溶融紡糸用口金パツ クである。
【0009】
【作用】
本考案によれば、口金パツクのフイルタ−ケ−ス空洞部にド−ナツ状のリ−フ デイスクフイルタ−を少なくとも1枚以上積層して構成し、ポリマ−をこれらフ イルタ−の中央内周側から外周側に通過させ、リ−フデイスクフイルタ−の中心 から外周に向って放射状に分散したポリマ−を1ケ所に絞ることなく円周状に穿 孔された分配板を通って直接口金上へ分配する。
【0010】
【実施例】
以下、本考案を図面に基いて説明するが、図は本考案の具体的実施例を示した ものであり、本考案は図示例に限定されることなく、前記もしくは後述する記載 の趣旨に沿って他の形状のスピンパツクにそのまま利用したり、また部品形状も しくは設計を変更しても同様に実施可能である。
【0011】 図1は本考案の実施例を示す縦断面図、図2は図1のA−A断面矢視図、図3 は図1のリ−フデイスクフイルタ−の一部断面を含む説明図である。
【0012】 図において、1,2,3はそれぞれフイルタ−ケ−ス、分配板及び口金押えで あり、これらはボルト5により一体的に連結されるとともに、分配板2と口金押 え3の間に吐出孔22を有する紡糸口金4が挟着されている。3′は補助口金押 えであり、6は固定ボルトである。
【0013】 フイルタ−ケ−ス1はその内部に下面の解放した比較的大容量の円形の空洞室 7が形成され、該空洞室7には下面を介して空洞室7よりやや径の小さい、後述 するフイルタ−本体8が同心状に収納されている。フイルタ−本体8は内外周部 が厚いド−ナツ状のリ−フデイスクフイルタ−9を少なくとも1枚以上多層に積 層して構成される。
【0014】 リ−フデイスクフイルタ−9は金属繊維不織布マツトを焼結した一対のド−ナ ツ状の濾材10、その間に介在させた一対のパンチングプレ−ト12と金網13 からなるスペ−サ11、濾材10の内外縁部(内外周部)に該濾材10を挟むよ うに固設した内周ハブリング14と外周ハブリング16等を含んで構成される。
【0015】 尚、濾材10は焼結金属繊維の薄マツトからなるが、通常その外側にやや目の 粗い金網を被覆して利用される。
【0016】 リ−フデイスクフイルタ−9は前記のような構成のものが好ましいが、これに 限定されるものではなく公知の他の種々の形あるいは構造のものを使用すること が可能である。
【0017】 内周ハブリング14の上下面および外周ハブリング16の中間部にはそれぞれ ポリマ−の導入溝15と導出孔17が放射状に設けられ、導入溝15は後述のポ リマ−導入口19と供給室21とを連通し、導出孔17はスペ−サ11内部(金 網13部)からフイルタ−本体8と空洞室7の間に形成されるポリマ−通路18 に通ずるように設けられている。
【0018】 このようなリ−フデイスクフイルタ−9は空洞室7の中央部に多層に積層され 緊締されることによつて、内周ハブリング14により中央部にフイルタ−ケ−ス 1のポリマ−導入口19と連通し加圧充填路となるポリマ−供給路20が形成さ れると共に、フイルタ−本体8の外部側に前記したポリマ−通路18が、更にリ −フデイスクフイルタ−9とリ−フデイスクフイルタ−9間およびリ−フデイス クフイルタ−9とフイルタ−ケ−ス1もしくは分配板2の間に濾材10へのポリ マ−供給室21が形成される。
【0019】 また、分配板2には口金4の吐出孔22に通ずるポリマ−導孔23が円周状に 穿孔され、上記ポリマ−通路18に連続する如く配されている。
【0020】 しかして、このような口金パツクにおいてはポリマ−導入口19に圧送されて きたポリマ−はポリマ−供給路20からリ−フデイスクフイルタ−9の導入溝1 5を通ってポリマ−供給室21に充満する。ここに充満したポリマ−は濾材10 を通過することにより濾過された後、スペ−サ11を通って外周に向って放射状 に分散し外周ハブリング16の導出孔17を経てポリマ−通路18に導出される 。次いでポリマ−通路18を流下し、分散板2のポリマ−導孔23を通して口金 4の上に分配される。
【0021】 この場合、ポリマ−の流路が従来のように複雑でなく一様に外周に向かってい く流れであり、装置自体の構造も比較的単純でデツドスペ−スとなる箇所はなく 、このためポリマ−滞留部の発生による熱劣化やゲル化が生じるようなことがな く、品質の優れた製品を安定して製造できると共に、濾過効果の向上と使用寿命 の延長が可能となる。
【0022】
【考案の効果】
以上に説明の如く、本考案によれば、従来の欠点であつたポリマ−滞留部の発 生による熱劣化やゲル化の問題を解消すると共に、口金上へのポリマ−分配性の 改良による濾過効果の向上、使用寿命の延長を可能とし、品質の優れた製品を長 期間に亙って安定して得ることができるというきわめて顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す縦断面図である。
【図2】図1のA−A断面矢視図である。
【図3】図1のリ−フデイスクフイルタ−の一部断面を
含む説明図ある。
【符号の説明】
1 フイルタ−ケ−ス 2 分配板 4 紡糸口金 7 空洞室 8 フイルタ−本体 9 リ−フデイスクフイルタ− 10 濾材 11 スペ−サ 14 内周ハブリング 15 ポリマ−導入溝 16 外周ハブリング 17 ポリマ−導出孔 18 ポリマ−通路 20 ポリマ−供給路 21 ポリマ−供給室 22 吐出孔 23 ポリマ−導孔

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 フイルタ−ケ−ス、分配板及び口金押え
    を一体的に連結するとともに、分配板と口金押えの間に
    吐出孔を有する紡糸口金を挟着した溶融紡糸用の口金パ
    ツクであつて、フイルタ−ケ−スの空洞部に内外周部の
    厚い少なくとも一枚以上のド−ナツ状リ−フデイスクフ
    イルタ−を積層してなるフイルタ−本体を収納配置し、
    フイルタ−ケ−ス上部のポリマ−導入口に対応してリ−
    フデイスクフイルタ−中央の中空部空間を連通してフイ
    ルタ−本体へのポリマ−供給路とし、またリ−フデイス
    クフイルタ−間に形成される空間をポリマ−供給室とす
    るとともに、フイルタ−本体とフイルタ−ケ−ス空洞部
    の間にポリマ−通路を形成し、更にリ−フデイスクフイ
    ルタ−にポリマ−供給室へのポリマ−導入溝とポリマ−
    通路への導出孔を放射状に設け、かつ該ポリマ−通路を
    分配板に円周状に設けたポリマ−導孔と連通する如くし
    たことを特徴とする溶融紡糸用口金パツク。
JP5521891U 1991-06-21 1991-06-21 溶融紡糸用口金パツク Expired - Lifetime JP2524425Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114395824A (zh) * 2022-01-26 2022-04-26 内蒙古农业大学 一种生物质石墨烯内暖纤维的生产装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114395824A (zh) * 2022-01-26 2022-04-26 内蒙古农业大学 一种生物质石墨烯内暖纤维的生产装置
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