JPH057734A - 脱臭装置 - Google Patents
脱臭装置Info
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- JPH057734A JPH057734A JP3159102A JP15910291A JPH057734A JP H057734 A JPH057734 A JP H057734A JP 3159102 A JP3159102 A JP 3159102A JP 15910291 A JP15910291 A JP 15910291A JP H057734 A JPH057734 A JP H057734A
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- JP
- Japan
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- catalyst
- carrier
- deodorizing
- temperature
- heater
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- Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、脱臭触媒を迅速、且つ均一に加熱
して脱臭効率を向上させることを目的とする。 【構成】 導電性を有するセラミックを含む材料で作製
され被処理ガスが通風可能な多孔体からなる担体に脱臭
触媒15を担持し、担体には当該担体を発熱させる電力
を投入する電力導入手段16,18を設けたことを特徴
とする。
して脱臭効率を向上させることを目的とする。 【構成】 導電性を有するセラミックを含む材料で作製
され被処理ガスが通風可能な多孔体からなる担体に脱臭
触媒15を担持し、担体には当該担体を発熱させる電力
を投入する電力導入手段16,18を設けたことを特徴
とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば家庭用オーブン
グリルレンジの調理のときに発生する臭気等を触媒によ
って分解脱臭する脱臭装置に関する。
グリルレンジの調理のときに発生する臭気等を触媒によ
って分解脱臭する脱臭装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、オーブングリルレンジ等では、
調理時に臭気や煙が発生する。最近の住宅は、密閉性が
良く、このような調理中に発生する臭気や煙は、使用者
に不快感を与えるだけでなく、部屋の壁や家具に臭気が
こびりついてしまうということがあった。この臭気を除
去する方法として、オーブングリルレンジの送気ファン
で臭気を強制的に排気ダクトから送り出して、庫内に新
鮮な空気を取り込み、庫内の臭気を除去するようにした
方法がある。臭気は、排気ダクト中におかれた加熱され
た脱臭触媒により酸化分解され、無臭化された臭気が外
部に放出されるようになっている。
調理時に臭気や煙が発生する。最近の住宅は、密閉性が
良く、このような調理中に発生する臭気や煙は、使用者
に不快感を与えるだけでなく、部屋の壁や家具に臭気が
こびりついてしまうということがあった。この臭気を除
去する方法として、オーブングリルレンジの送気ファン
で臭気を強制的に排気ダクトから送り出して、庫内に新
鮮な空気を取り込み、庫内の臭気を除去するようにした
方法がある。臭気は、排気ダクト中におかれた加熱され
た脱臭触媒により酸化分解され、無臭化された臭気が外
部に放出されるようになっている。
【0003】図31及び図32は、このような従来のオ
ーブングリルレンジにおける排気ダクト中への触媒及び
ヒータの取付け構造を示している。即ち断面コの字型に
曲げられた金属板からなる排気ダクト43がオーブン内
箱41の外壁部に、図31の左側から押し当てるように
して固定されている。排気ダクト43の中には、厚さ1
0mmのコージライトハニカム上に活性アルミナ粉末を
ウォッシュコートし、この上にPt(白金)を添着した
触媒45が、排気ダクト43の一部を切欠いて作った固
定爪46で位置ぎめして固定されている。また、触媒4
5の上流側には、ヒータ44が排気ダクト43の上部か
ら下部へ貫いて固定され、触媒45を加熱するようにな
っている。このようにして、触媒45及びヒータ44
は、オーブン内箱41の丁度背面部分に当る位置に設置
されている。排風口42から出た臭気を含む空気は排気
ダクト43を通りヒータ44で加熱された触媒45に導
かれて酸化分解されるようになっている。臭気源は庫内
に置かれた調理加熱中の調理物や内壁に付着した油や肉
汁から発生するガスやミスト成分であるが、新鮮な空気
を送り込むことにより、指数的にその臭気濃度は減少し
てゆく。
ーブングリルレンジにおける排気ダクト中への触媒及び
ヒータの取付け構造を示している。即ち断面コの字型に
曲げられた金属板からなる排気ダクト43がオーブン内
箱41の外壁部に、図31の左側から押し当てるように
して固定されている。排気ダクト43の中には、厚さ1
0mmのコージライトハニカム上に活性アルミナ粉末を
ウォッシュコートし、この上にPt(白金)を添着した
触媒45が、排気ダクト43の一部を切欠いて作った固
定爪46で位置ぎめして固定されている。また、触媒4
5の上流側には、ヒータ44が排気ダクト43の上部か
ら下部へ貫いて固定され、触媒45を加熱するようにな
っている。このようにして、触媒45及びヒータ44
は、オーブン内箱41の丁度背面部分に当る位置に設置
されている。排風口42から出た臭気を含む空気は排気
ダクト43を通りヒータ44で加熱された触媒45に導
かれて酸化分解されるようになっている。臭気源は庫内
に置かれた調理加熱中の調理物や内壁に付着した油や肉
汁から発生するガスやミスト成分であるが、新鮮な空気
を送り込むことにより、指数的にその臭気濃度は減少し
てゆく。
【0004】上述のように、脱臭触媒は、白金やパラシ
ウムなどの貴金属触媒などを、セラミックスハニカムや
シリカペーパーコルゲートに担持させたものや、金属の
フォームに担持させたものが用いられている。
ウムなどの貴金属触媒などを、セラミックスハニカムや
シリカペーパーコルゲートに担持させたものや、金属の
フォームに担持させたものが用いられている。
【0005】工業的に用いられる触媒では、その加熱は
被処理空気がその反応温度まで加熱されているため、と
くに触媒を反応温度まで加熱する必要はないが、家庭用
電化製品では、通常、使用前には触媒は室温に保持され
ており、このままでは反応しない。このため、使用開始
直後から別ヒータによって加熱することが必要となって
いる。しかし、通常、家電製品の使用時間は、長くても
数時間であり、使用時間の短いオーブングリルレンジで
は数10分という場合が多い。そのためオーブングリル
レンジのように使用時間の短い家電商品に付けた脱臭触
媒では、使用直後から加熱を開始しても一般には、反応
に必要な温度に達する迄に10数分を必要とし、使用直
後は脱臭機能が劣るという欠点があった。
被処理空気がその反応温度まで加熱されているため、と
くに触媒を反応温度まで加熱する必要はないが、家庭用
電化製品では、通常、使用前には触媒は室温に保持され
ており、このままでは反応しない。このため、使用開始
直後から別ヒータによって加熱することが必要となって
いる。しかし、通常、家電製品の使用時間は、長くても
数時間であり、使用時間の短いオーブングリルレンジで
は数10分という場合が多い。そのためオーブングリル
レンジのように使用時間の短い家電商品に付けた脱臭触
媒では、使用直後から加熱を開始しても一般には、反応
に必要な温度に達する迄に10数分を必要とし、使用直
後は脱臭機能が劣るという欠点があった。
【0006】これを防ぐ方法としては、加熱用ヒータの
ワット数を上げることが考えられるが、余りワット数を
上げると、家電製品本体全体の消費電力が決まっている
以上、加熱調理に必要な、電力を削って触媒を加熱する
ことになり、本来の調理機能にも悪影響を与える結果と
なる。またヒータのワット密度を上げるにも限界があ
り、容量以上に上げると、ヒータの寿命にも影響を与え
る結果となる。
ワット数を上げることが考えられるが、余りワット数を
上げると、家電製品本体全体の消費電力が決まっている
以上、加熱調理に必要な、電力を削って触媒を加熱する
ことになり、本来の調理機能にも悪影響を与える結果と
なる。またヒータのワット密度を上げるにも限界があ
り、容量以上に上げると、ヒータの寿命にも影響を与え
る結果となる。
【0007】また、触媒加熱用のヒータとしては、通
常、電気ヒータ、例えば、シーズヒータやセラミックス
管ヒータが用いられるが、触媒の加熱は、このヒータか
らの伝熱と輻射によって行われる。伝熱の場合には、ヒ
ータと触媒を接触させ、その間で熱が伝わるため、熱効
率は良いが、触媒がヒータの接触部分で高温度になり、
温度ムラができ易い。この高温度になったところでは、
触媒の熱による劣化が起こり易い。またヒータからの距
離の大きい温度の低いところでは、臭気ガスが十分に分
解できなくなり、全体として脱臭効率が悪くなり、しか
も比較的高分子の物質が付着するとタール状の物質が触
媒表面を覆い、温度が低いためにこのタール状物質を焼
き切ることができず、触媒の寿命を短くする原因となっ
ていた。また輻射で加熱を行う場合には、ヒータと触媒
は、ある一定距離おいて加熱するようになるが、温度の
均一性は向上するものの、輻射エネルギーが分散して加
熱効率は極めて悪くなる。
常、電気ヒータ、例えば、シーズヒータやセラミックス
管ヒータが用いられるが、触媒の加熱は、このヒータか
らの伝熱と輻射によって行われる。伝熱の場合には、ヒ
ータと触媒を接触させ、その間で熱が伝わるため、熱効
率は良いが、触媒がヒータの接触部分で高温度になり、
温度ムラができ易い。この高温度になったところでは、
触媒の熱による劣化が起こり易い。またヒータからの距
離の大きい温度の低いところでは、臭気ガスが十分に分
解できなくなり、全体として脱臭効率が悪くなり、しか
も比較的高分子の物質が付着するとタール状の物質が触
媒表面を覆い、温度が低いためにこのタール状物質を焼
き切ることができず、触媒の寿命を短くする原因となっ
ていた。また輻射で加熱を行う場合には、ヒータと触媒
は、ある一定距離おいて加熱するようになるが、温度の
均一性は向上するものの、輻射エネルギーが分散して加
熱効率は極めて悪くなる。
【0008】上述のヒータは触媒に対して、前述のよう
に、臭気ガスの流れの上流側に設置されて触媒を加熱す
るか、もしくは、触媒の周囲に設置されて周囲からの伝
熱で加熱する。このうち後者の場合は、工業的にはよく
用いられるが、ヒータの必要電力量が大きく、特に触媒
が長さに対して、断面積が大きい場合には、中心部では
加熱効率が悪く、家庭用電化製品の脱臭触媒の加熱に用
いるには不向きである。このため、もっぱら前者の方法
が採られている。ここで、ヒータを触媒の上流側におく
理由は、ヒータの熱で加熱された空気によっても下流側
にある触媒を加熱することが可能なためである。しかし
ながら、触媒はヒータによって隠れてしまう部分が多く
なり、特に太いセラミック管で加熱した場合には、効率
よく加熱しようとすると、触媒の2〜3割近くを、この
セラミック管で覆うことになり、このため触媒の部分に
よって臭気ガスの通過量が異なり、臭気ガスの通風量が
高い部分では、処理しきれなくなり、全体としての脱臭
効率が悪くなっていた。しかもこの通過風量の多い部分
は、一般にヒータからの距離が遠い、温度の低い部分で
あり、よりその欠点が露呈していた。
に、臭気ガスの流れの上流側に設置されて触媒を加熱す
るか、もしくは、触媒の周囲に設置されて周囲からの伝
熱で加熱する。このうち後者の場合は、工業的にはよく
用いられるが、ヒータの必要電力量が大きく、特に触媒
が長さに対して、断面積が大きい場合には、中心部では
加熱効率が悪く、家庭用電化製品の脱臭触媒の加熱に用
いるには不向きである。このため、もっぱら前者の方法
が採られている。ここで、ヒータを触媒の上流側におく
理由は、ヒータの熱で加熱された空気によっても下流側
にある触媒を加熱することが可能なためである。しかし
ながら、触媒はヒータによって隠れてしまう部分が多く
なり、特に太いセラミック管で加熱した場合には、効率
よく加熱しようとすると、触媒の2〜3割近くを、この
セラミック管で覆うことになり、このため触媒の部分に
よって臭気ガスの通過量が異なり、臭気ガスの通風量が
高い部分では、処理しきれなくなり、全体としての脱臭
効率が悪くなっていた。しかもこの通過風量の多い部分
は、一般にヒータからの距離が遠い、温度の低い部分で
あり、よりその欠点が露呈していた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】オーブングリルレンジ
のように、排気ダクト中に脱臭触媒を設置し、調理中の
臭気を除去するシステムが付いている機種では、一般に
触媒を調理開始直後から加熱して、反応可能温度に維持
する必要がある。このため、使用開始と同時にこの触媒
に付随したヒータによって加熱することが行われてい
る。しかし使用開始直後は触媒が十分に温まっていない
ために、脱臭効率は悪かった。即ち、このような場合に
は触媒を効率よく、素早く加熱する必要があるが、従来
の触媒加熱方式では、調理開始後どうしても10数分間
は、脱臭効率は極めて悪かった。
のように、排気ダクト中に脱臭触媒を設置し、調理中の
臭気を除去するシステムが付いている機種では、一般に
触媒を調理開始直後から加熱して、反応可能温度に維持
する必要がある。このため、使用開始と同時にこの触媒
に付随したヒータによって加熱することが行われてい
る。しかし使用開始直後は触媒が十分に温まっていない
ために、脱臭効率は悪かった。即ち、このような場合に
は触媒を効率よく、素早く加熱する必要があるが、従来
の触媒加熱方式では、調理開始後どうしても10数分間
は、脱臭効率は極めて悪かった。
【0010】またヒータとしてシーズヒータやセラミッ
ク管ヒータを使用し、これを触媒の前面に置いて加熱を
行う場合には、ヒータに通電した熱量はすべて触媒にか
かるわけではなく、加熱の効率はあまり良くない。そこ
で、十分に加熱するためには、ヒータのワット数を上げ
る必要があるが、製品全体の消費電力が決まっているた
め、調理に関わる電力量を削ることができないことと、
ヒータの信頼性から考えて限界がある。
ク管ヒータを使用し、これを触媒の前面に置いて加熱を
行う場合には、ヒータに通電した熱量はすべて触媒にか
かるわけではなく、加熱の効率はあまり良くない。そこ
で、十分に加熱するためには、ヒータのワット数を上げ
る必要があるが、製品全体の消費電力が決まっているた
め、調理に関わる電力量を削ることができないことと、
ヒータの信頼性から考えて限界がある。
【0011】さらに、このようなシーズヒータやセラミ
ック管ヒータを触媒の前面に置いて加熱を行うには、触
媒の加熱のムラが起き易く、高温度の部分では触媒の劣
化を招くとともに低温度の部分では、脱臭効率が劣って
しまうという問題があった。また、触媒の前面にヒータ
を置くためには被処理ガスの流れに乱れを生じ、触媒の
部分によって被処理ガスの通風量が異なることになって
脱臭効率が悪くなるという問題があった。
ック管ヒータを触媒の前面に置いて加熱を行うには、触
媒の加熱のムラが起き易く、高温度の部分では触媒の劣
化を招くとともに低温度の部分では、脱臭効率が劣って
しまうという問題があった。また、触媒の前面にヒータ
を置くためには被処理ガスの流れに乱れを生じ、触媒の
部分によって被処理ガスの通風量が異なることになって
脱臭効率が悪くなるという問題があった。
【0012】そこで本発明は、脱臭触媒を迅速、且つ均
一に加熱することができて脱臭効率を向上させることの
できる脱臭装置を提供することを目的とする。
一に加熱することができて脱臭効率を向上させることの
できる脱臭装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、第1に、導電性を有するセラミックを含
む材料で作製され被処理ガスが通風可能な多孔体からな
る担体に脱臭触媒を担持し、前記担体には当該担体を発
熱させる電力を投入する電力導入手段を設けてなること
を要旨とする。
に、本発明は、第1に、導電性を有するセラミックを含
む材料で作製され被処理ガスが通風可能な多孔体からな
る担体に脱臭触媒を担持し、前記担体には当該担体を発
熱させる電力を投入する電力導入手段を設けてなること
を要旨とする。
【0014】第2に、上記第1の構成において、前記電
力導入手段には、被処理ガスが前記担体に接触するのを
防止する電気絶縁性を有する被覆体を取付けてなること
を要旨とする。
力導入手段には、被処理ガスが前記担体に接触するのを
防止する電気絶縁性を有する被覆体を取付けてなること
を要旨とする。
【0015】第3に、上記第2の構成において、前記被
覆体で覆われた担体部分には、脱臭触媒を添着させない
ことを要旨とする。
覆体で覆われた担体部分には、脱臭触媒を添着させない
ことを要旨とする。
【0016】
【作用】上記構成において、第1に、触媒担体に直接電
力を投入することにより、触媒担体自体が発熱して脱臭
触媒が反応温度に高められる。投入したエネルギーの全
てが脱臭触媒の加熱に使用されるため、脱臭触媒の加熱
効率が上り、小電力で、均一且つ迅速に脱臭触媒を加熱
することが可能となる。また脱臭触媒の加熱ムラか少な
くなるために脱臭触媒の部分的な過熱が少なくなり、脱
臭触媒の寿命が長くなるとともに脱臭触媒の前面に障害
物がなくなるため、被処理ガスが脱臭触媒の面に対して
均一に当り、脱臭効率が向上する。
力を投入することにより、触媒担体自体が発熱して脱臭
触媒が反応温度に高められる。投入したエネルギーの全
てが脱臭触媒の加熱に使用されるため、脱臭触媒の加熱
効率が上り、小電力で、均一且つ迅速に脱臭触媒を加熱
することが可能となる。また脱臭触媒の加熱ムラか少な
くなるために脱臭触媒の部分的な過熱が少なくなり、脱
臭触媒の寿命が長くなるとともに脱臭触媒の前面に障害
物がなくなるため、被処理ガスが脱臭触媒の面に対して
均一に当り、脱臭効率が向上する。
【0017】第2に、電力導入手段に被処理ガスが担体
に接触するのを防止する電気絶縁性を有する被覆体を取
付けることにより、温度の多い被処理ガスを処理する場
合でも電力導入手段及び担体部への結露が防止されて外
部への漏電が的確に防止される。
に接触するのを防止する電気絶縁性を有する被覆体を取
付けることにより、温度の多い被処理ガスを処理する場
合でも電力導入手段及び担体部への結露が防止されて外
部への漏電が的確に防止される。
【0018】第3に、被覆体で覆われている担体部分に
は、脱臭触媒を添着させないことにより、被処理ガスや
空気との反応で発生する金属を酸化させ易いガスの発生
が抑えられて金属製の電力導入手段の腐蝕酸化が防止さ
れる。
は、脱臭触媒を添着させないことにより、被処理ガスや
空気との反応で発生する金属を酸化させ易いガスの発生
が抑えられて金属製の電力導入手段の腐蝕酸化が防止さ
れる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0020】この実施例は、オーブングリルレンジに適
用されている。
用されている。
【0021】図1ないし図13は、本発明の第1実施例
を示す図である。
を示す図である。
【0022】まず、図1及び図2を用いて、オーブング
リルレンジから説明する。これらの図において、1は本
体キャビネット、2は調理室を構成するオーブン内箱、
3は調理室の扉、4はガラスバリア、5は取手である。
調理室の背面側の部分には、オーブン機能のときに調理
室内(庫内)の空気を熱風循環させるシロッコファン
6、シロッコファン駆動用のモータ7及びオーブンヒー
タ8が配設されている。9は排気路となる排気ダクトで
あり、この中に脱臭装置10が組込まれている。庫内の
空気は、排風口11から排気ダクト9に取込まれ、脱臭
装置10に導かれるようになっている。12は被調理
物、13は送気ファンであり、吸気ダクト14から庫内
に空気を送風するようになっている。また、送気ファン
13は吸気ダクト14の入口にある図示省略のマグネト
ロンを冷却する機能ももっている。排風口11はマイク
ロ波を外部に漏らさない程度のメッシュの金網、もしく
はパンチングメタルからできている。
リルレンジから説明する。これらの図において、1は本
体キャビネット、2は調理室を構成するオーブン内箱、
3は調理室の扉、4はガラスバリア、5は取手である。
調理室の背面側の部分には、オーブン機能のときに調理
室内(庫内)の空気を熱風循環させるシロッコファン
6、シロッコファン駆動用のモータ7及びオーブンヒー
タ8が配設されている。9は排気路となる排気ダクトで
あり、この中に脱臭装置10が組込まれている。庫内の
空気は、排風口11から排気ダクト9に取込まれ、脱臭
装置10に導かれるようになっている。12は被調理
物、13は送気ファンであり、吸気ダクト14から庫内
に空気を送風するようになっている。また、送気ファン
13は吸気ダクト14の入口にある図示省略のマグネト
ロンを冷却する機能ももっている。排風口11はマイク
ロ波を外部に漏らさない程度のメッシュの金網、もしく
はパンチングメタルからできている。
【0023】図3は、排気ダクト9内に組込まれた脱臭
装置10を拡大して示している。脱臭触媒(以下、単に
触媒という)15は、炭化珪素を80wt%、酸化珪素
10%、酸化アルミニウム10%からなる導電性セラミ
ックの押出し成型で作製されたハニカムの上に、活性ア
ルミナのウォッシュコートを施して担体を形成し、この
上に白金を1g/lで添着させることにより構成されて
いる。排気ダクト9には、1対の電力導入端子16を取
るための切欠き孔17がそれぞれ穿設されている。各電
力導入端子16は、触媒15の左右の縁にある1対の電
力導入板18にそれぞれ固定されている。各1対の電力
導入端子16及び電力導入板18により、担体を自己発
熱させるための電力導入手段が構成されている。19は
触媒15と排気ダクト9との電気絶縁性を保ち、且つ被
処理ガスが担体に接触するのを防止する被覆体としての
電気絶縁性のあるセラミック製の碍子である。20は固
定爪である。
装置10を拡大して示している。脱臭触媒(以下、単に
触媒という)15は、炭化珪素を80wt%、酸化珪素
10%、酸化アルミニウム10%からなる導電性セラミ
ックの押出し成型で作製されたハニカムの上に、活性ア
ルミナのウォッシュコートを施して担体を形成し、この
上に白金を1g/lで添着させることにより構成されて
いる。排気ダクト9には、1対の電力導入端子16を取
るための切欠き孔17がそれぞれ穿設されている。各電
力導入端子16は、触媒15の左右の縁にある1対の電
力導入板18にそれぞれ固定されている。各1対の電力
導入端子16及び電力導入板18により、担体を自己発
熱させるための電力導入手段が構成されている。19は
触媒15と排気ダクト9との電気絶縁性を保ち、且つ被
処理ガスが担体に接触するのを防止する被覆体としての
電気絶縁性のあるセラミック製の碍子である。20は固
定爪である。
【0024】図4と図5は、この触媒部分の縦と横の要
部部分断面を示している。電力導入板18はL型になっ
ていて触媒15の左右の縁に沿うように担体と電気的接
触をもって支持されている。
部部分断面を示している。電力導入板18はL型になっ
ていて触媒15の左右の縁に沿うように担体と電気的接
触をもって支持されている。
【0025】図6は、脱臭装置の組立て図を示してい
る。碍子19は2分割され、触媒15を挟むような構造
になっている。碍子19で覆われた担体部分には触媒は
添着されていない。21は電線及び2分割の碍子19を
固定するための座金であり、22は固定ナットである。
23は電力導入端子16を通すための半円形の溝であ
る。
る。碍子19は2分割され、触媒15を挟むような構造
になっている。碍子19で覆われた担体部分には触媒は
添着されていない。21は電線及び2分割の碍子19を
固定するための座金であり、22は固定ナットである。
23は電力導入端子16を通すための半円形の溝であ
る。
【0026】図7には、触媒15の特性として、アセト
アルデヒドの温度による分解効率を示す。横軸は温度、
縦軸は分解効率である。アセドアルデヒドは10ppm
でSV(空間速度、処理風量/触媒体積)=60000
h-1である。これを見るとこの触媒は、150℃位から
反応が活発になり、十分反応させるためには、230℃
以上の温度に維持する必要があることが分る。
アルデヒドの温度による分解効率を示す。横軸は温度、
縦軸は分解効率である。アセドアルデヒドは10ppm
でSV(空間速度、処理風量/触媒体積)=60000
h-1である。これを見るとこの触媒は、150℃位から
反応が活発になり、十分反応させるためには、230℃
以上の温度に維持する必要があることが分る。
【0027】図8には、触媒15の耐熱性を示す。この
ように触媒を500℃に維持していくと100h時間後
には、低温反応性が、劣化していくことが分る。これ
は、触媒の白金が増大化し、シンタリングを起している
ためである。このことから、家電品の寿命を考えた場合
には、触媒は、400℃以下に維持することが好まし
い。また耐熱性を触媒の側で上げることもできるが、こ
の場合には、一般的に初期でも、低温領域での反応性が
悪い触媒となる。
ように触媒を500℃に維持していくと100h時間後
には、低温反応性が、劣化していくことが分る。これ
は、触媒の白金が増大化し、シンタリングを起している
ためである。このことから、家電品の寿命を考えた場合
には、触媒は、400℃以下に維持することが好まし
い。また耐熱性を触媒の側で上げることもできるが、こ
の場合には、一般的に初期でも、低温領域での反応性が
悪い触媒となる。
【0028】次に、本実施例の作用を、前記図31、図
32に示した比較例としての従来例の作用と比較して説
明する。
32に示した比較例としての従来例の作用と比較して説
明する。
【0029】図9と図10はそれぞれ、比較例と実施例
の通電開始10分後の触媒の温度分布を示したものであ
る。どちらもヒータ(本実施例の場合は担体)の通電消
費電力は、実質120Wである。図9によると、前述の
ように、触媒の特に上流のヒータ側では、ヒータ近傍が
一番温度が高く、周辺で特にヒータの中間付近は温度が
低いことが分る(同図(a))。これはヒータとの反対
の下流側でもその温度ムラは若干解消されるものの、周
辺部分が低温度であることは、触媒の上流側と変わらな
い(同図(b))。具体的には、一番温度の高いヒータ
直下では、触媒の温度は、460℃に達しているのに対
して、温度の低いロッドヒータの中間の位置では、25
0℃に達しているに過ぎない。まし触媒周辺部分では、
この温度差はさらに大きくなる。またこのヒータ直下で
は、前述のように触媒の熱による劣化の速度が早く、臭
気のリークの原因となる。
の通電開始10分後の触媒の温度分布を示したものであ
る。どちらもヒータ(本実施例の場合は担体)の通電消
費電力は、実質120Wである。図9によると、前述の
ように、触媒の特に上流のヒータ側では、ヒータ近傍が
一番温度が高く、周辺で特にヒータの中間付近は温度が
低いことが分る(同図(a))。これはヒータとの反対
の下流側でもその温度ムラは若干解消されるものの、周
辺部分が低温度であることは、触媒の上流側と変わらな
い(同図(b))。具体的には、一番温度の高いヒータ
直下では、触媒の温度は、460℃に達しているのに対
して、温度の低いロッドヒータの中間の位置では、25
0℃に達しているに過ぎない。まし触媒周辺部分では、
この温度差はさらに大きくなる。またこのヒータ直下で
は、前述のように触媒の熱による劣化の速度が早く、臭
気のリークの原因となる。
【0030】これに対して、本実施例では、図10に示
すように、温度ムラは極めて少ないことが分る。具体的
には、温度の比較的高い前面中央部付近で320℃であ
り、触媒周囲でも280℃程度で比較例に比べて温度差
が極めて少ないことが分る。ここで特徴的なのは、比較
例では触媒の上流側にヒータがあるため、触媒の前後で
は、触媒のヒータ側に当る前面のほうが全体的に温度が
高い。これに対して、実施例では触媒は均一に温まるの
で上流側は、温度の低い空気に接触するのでやや温度が
低く(図10(a))、下流側のほうがやや高い(同図
(b))ことが分る。また触媒の上下方向では過熱され
た空気が上昇するので、どちらも若干上部の方が温度が
高い。
すように、温度ムラは極めて少ないことが分る。具体的
には、温度の比較的高い前面中央部付近で320℃であ
り、触媒周囲でも280℃程度で比較例に比べて温度差
が極めて少ないことが分る。ここで特徴的なのは、比較
例では触媒の上流側にヒータがあるため、触媒の前後で
は、触媒のヒータ側に当る前面のほうが全体的に温度が
高い。これに対して、実施例では触媒は均一に温まるの
で上流側は、温度の低い空気に接触するのでやや温度が
低く(図10(a))、下流側のほうがやや高い(同図
(b))ことが分る。また触媒の上下方向では過熱され
た空気が上昇するので、どちらも若干上部の方が温度が
高い。
【0031】図11には触媒中央の温度の時間変化を示
す。これによると、比較例では、前述のように200℃
に達するのに10分間要しているのに対し、本実施例で
は3分程で達していることが分る。これは投入電力が触
媒の加熱のみに消費され、このため効率よく加熱できる
ためである。このことによって十分な脱臭機能を出すの
に必要な時間は従来の1/3になった。
す。これによると、比較例では、前述のように200℃
に達するのに10分間要しているのに対し、本実施例で
は3分程で達していることが分る。これは投入電力が触
媒の加熱のみに消費され、このため効率よく加熱できる
ためである。このことによって十分な脱臭機能を出すの
に必要な時間は従来の1/3になった。
【0032】図12には触媒の部分での通過風速を示
す。比較例では、温度が高いヒータの背部では通風速度
が極めて低く、これに対して、温度が低い中央付近で通
風量は高くなっていることが分る。この触媒中央付近の
通風量は、触媒の能力を越えており、臭気のリークの原
因になっている。これに対し、実施例では触媒の全面に
障害になるものがないため、触媒全体にわたって極めて
均一に通風されており、触媒の能力を十分に発揮するこ
とができる。
す。比較例では、温度が高いヒータの背部では通風速度
が極めて低く、これに対して、温度が低い中央付近で通
風量は高くなっていることが分る。この触媒中央付近の
通風量は、触媒の能力を越えており、臭気のリークの原
因になっている。これに対し、実施例では触媒の全面に
障害になるものがないため、触媒全体にわたって極めて
均一に通風されており、触媒の能力を十分に発揮するこ
とができる。
【0033】図13には、上述のような触媒の状態で
の、上流側から臭気物質であるアセトアルデヒド10p
pmを通風させたときの、触媒の背部でのリークしてき
たアセトアルデヒドの濃度から算出した触媒の臭気物質
の分解率の変化を示す。即ち、脱臭触媒システムの臭気
性能を示すものである。これによると比較例では、加熱
開始後10分で85%の能力に達し、これ以上は殆んど
向上しないのに対し、本実施例では、5分後に95%に
達しており、短時間で脱臭能力が立ち上がり、脱臭性能
が大幅に向上していることが分る。
の、上流側から臭気物質であるアセトアルデヒド10p
pmを通風させたときの、触媒の背部でのリークしてき
たアセトアルデヒドの濃度から算出した触媒の臭気物質
の分解率の変化を示す。即ち、脱臭触媒システムの臭気
性能を示すものである。これによると比較例では、加熱
開始後10分で85%の能力に達し、これ以上は殆んど
向上しないのに対し、本実施例では、5分後に95%に
達しており、短時間で脱臭能力が立ち上がり、脱臭性能
が大幅に向上していることが分る。
【0034】また本実施例では、電気絶縁性のある碍子
19によって、触媒15及び電力導入板18を覆ってい
るため、外部に漏電することはない。さらにこの碍子1
9に水不透性の材料を用いるか、コーティングを施せ
ば、湿度の多いガスを処理する場合で、触媒15に結露
を起すような場合でも漏電を防止することができる。
19によって、触媒15及び電力導入板18を覆ってい
るため、外部に漏電することはない。さらにこの碍子1
9に水不透性の材料を用いるか、コーティングを施せ
ば、湿度の多いガスを処理する場合で、触媒15に結露
を起すような場合でも漏電を防止することができる。
【0035】図14及び図15には、本発明の第2実施
例を示す。本実施例は、碍子19を排気ダクト9の外部
に突出させることにより、排気ダクト9と電力導入端子
16との距離を長く保って電気絶縁性がより高く保てる
ようになっている。また、この碍子19の別の効果とし
て、触媒15の周囲を冷却し、比較的熱に弱い金属製の
電力導入板18の表面に電気絶縁性のある酸化被膜を作
ることを防止する効果もある。即ち、この表面に酸化被
膜があるレベル以上できると、電力が担体に投入できな
くなったり、均一に電流が流れなくなるおそれがある。
また、本実施例のように、この碍子19によって、被処
理ガス流が直接この電力導入板18に接触しないように
なるため、被処理ガスによる腐蝕や、酸化を防止する効
果もある。さらに、この碍子19に覆われている触媒担
体部分には、被処理ガスが接触しないので、ここには、
白金などの触媒を添着させる必要はなく、また添着させ
ない場合には、被処理ガスや空気との反応で発生する、
NOxやSOxなどの金属を酸化させ易いガスも発生し
にくいので、この金属製の電力導入板18の腐蝕酸化を
防止することができる。
例を示す。本実施例は、碍子19を排気ダクト9の外部
に突出させることにより、排気ダクト9と電力導入端子
16との距離を長く保って電気絶縁性がより高く保てる
ようになっている。また、この碍子19の別の効果とし
て、触媒15の周囲を冷却し、比較的熱に弱い金属製の
電力導入板18の表面に電気絶縁性のある酸化被膜を作
ることを防止する効果もある。即ち、この表面に酸化被
膜があるレベル以上できると、電力が担体に投入できな
くなったり、均一に電流が流れなくなるおそれがある。
また、本実施例のように、この碍子19によって、被処
理ガス流が直接この電力導入板18に接触しないように
なるため、被処理ガスによる腐蝕や、酸化を防止する効
果もある。さらに、この碍子19に覆われている触媒担
体部分には、被処理ガスが接触しないので、ここには、
白金などの触媒を添着させる必要はなく、また添着させ
ない場合には、被処理ガスや空気との反応で発生する、
NOxやSOxなどの金属を酸化させ易いガスも発生し
にくいので、この金属製の電力導入板18の腐蝕酸化を
防止することができる。
【0036】図16ないし図26には、本発明の第3実
施例を示す。この実施例は触媒15の電気伝導性を持つ
担体の電力導入部分を他の担体の部分より電気伝導性を
上げたものである。具体的には、図16に示すように、
触媒15と電力導入板18とが接触する触媒15の左右
両端の接触面部分に、アルミニウムの蒸着膜による、導
電性電力導入被膜層24が形成されている。
施例を示す。この実施例は触媒15の電気伝導性を持つ
担体の電力導入部分を他の担体の部分より電気伝導性を
上げたものである。具体的には、図16に示すように、
触媒15と電力導入板18とが接触する触媒15の左右
両端の接触面部分に、アルミニウムの蒸着膜による、導
電性電力導入被膜層24が形成されている。
【0037】次に比較例と対比して、この実施例の作用
を説明する。図17と図20は、通風量を一定(20l
/min )にし、触媒15への電力導入量を150Wにし
たときの、それぞれ比較例とこの実施例での、触媒各部
分の平衡温度に達したときの温度分布を示している。比
較例としては、触媒15の左右両面部に導電性のための
アルミニウムを蒸着していないものを用いた。その結
果、比較例では、電力導入板と触媒担体との接点が、図
18のように、触媒担体表面が特に表面研磨をしていな
いため、数箇所の点接触になっており、この点接触部分
15aで抵抗値が上がっているために、図17に示すよ
うに、ここでの局所的な温度が非常に高くなっているこ
とが分る。また反対に、接触が弱い部分では、電流が流
れ込まないため、温度が低くなっていることが分る。こ
の温度分布から触媒の各部分での電流密度を推定する
と、図19のようになる。このように電流密度は比較例
では電力導入板18付近の両端では、かなりムラが生じ
ていることが分る。
を説明する。図17と図20は、通風量を一定(20l
/min )にし、触媒15への電力導入量を150Wにし
たときの、それぞれ比較例とこの実施例での、触媒各部
分の平衡温度に達したときの温度分布を示している。比
較例としては、触媒15の左右両面部に導電性のための
アルミニウムを蒸着していないものを用いた。その結
果、比較例では、電力導入板と触媒担体との接点が、図
18のように、触媒担体表面が特に表面研磨をしていな
いため、数箇所の点接触になっており、この点接触部分
15aで抵抗値が上がっているために、図17に示すよ
うに、ここでの局所的な温度が非常に高くなっているこ
とが分る。また反対に、接触が弱い部分では、電流が流
れ込まないため、温度が低くなっていることが分る。こ
の温度分布から触媒の各部分での電流密度を推定する
と、図19のようになる。このように電流密度は比較例
では電力導入板18付近の両端では、かなりムラが生じ
ていることが分る。
【0038】これに対して、この実施例では、図21に
示すように、電流導入板18と触媒担体との接点が、数
箇所の点接触になっているにもかかわらず、電流はま
ず、接点からアルミニウム蒸着面である導電性電力導入
被膜層24を流れ、触媒担体には電流は平衡に流れ、電
流密度は図22に示すように、ほぼ均一になる。このた
め触媒15の温度分布は、図20に示すように、ほぼ均
一になる。
示すように、電流導入板18と触媒担体との接点が、数
箇所の点接触になっているにもかかわらず、電流はま
ず、接点からアルミニウム蒸着面である導電性電力導入
被膜層24を流れ、触媒担体には電流は平衡に流れ、電
流密度は図22に示すように、ほぼ均一になる。このた
め触媒15の温度分布は、図20に示すように、ほぼ均
一になる。
【0039】次いで、上述の比較例と実施例の電流投入
量の時間変化を図23、図24にそれぞれ示す。これに
よると比較例では、初期的には電流が十分に流れ、加熱
電力量も十分であるが、時間と共に電力投入量が低下し
ていることが分る。これは電力導入板18と触媒担体の
接点で局所的に温度が高くなり、このため電力導入板1
8の接点部分が酸化されて電気抵抗値が上昇し、電流が
投入しにくくなっていると思われる。また印加電圧は、
150Vと、接点での抵抗が高いために、同じ電力値を
得るためには極端に高い電圧をかける必要がある。これ
に対して、実施例では初期より投入電力量の変化は殆ん
どないことが分る。初期的な僅かな変化は、この担体の
電気抵抗が温度が上昇することによって高くなるためで
ある。しかしこれも温度が平衡に達した段階で一定にな
る。また印加電圧も、接点での局所的な通電でないた
め、全体としての抵抗値も低く、このため比較例に比べ
て極めて低く50V程でよく、このため発熱は担体全体
で起り、均一に電力が消費されていることが分る。また
印加電圧が低いことは、接点部分での放電も起りにくく
なるため、接点部分の酸化が起りにくく電流値の変化は
このことによっても小さくなる。
量の時間変化を図23、図24にそれぞれ示す。これに
よると比較例では、初期的には電流が十分に流れ、加熱
電力量も十分であるが、時間と共に電力投入量が低下し
ていることが分る。これは電力導入板18と触媒担体の
接点で局所的に温度が高くなり、このため電力導入板1
8の接点部分が酸化されて電気抵抗値が上昇し、電流が
投入しにくくなっていると思われる。また印加電圧は、
150Vと、接点での抵抗が高いために、同じ電力値を
得るためには極端に高い電圧をかける必要がある。これ
に対して、実施例では初期より投入電力量の変化は殆ん
どないことが分る。初期的な僅かな変化は、この担体の
電気抵抗が温度が上昇することによって高くなるためで
ある。しかしこれも温度が平衡に達した段階で一定にな
る。また印加電圧も、接点での局所的な通電でないた
め、全体としての抵抗値も低く、このため比較例に比べ
て極めて低く50V程でよく、このため発熱は担体全体
で起り、均一に電力が消費されていることが分る。また
印加電圧が低いことは、接点部分での放電も起りにくく
なるため、接点部分の酸化が起りにくく電流値の変化は
このことによっても小さくなる。
【0040】このように、この実施例で得られる触媒担
体からなる脱臭触媒を用いれば、触媒温度は長時間にわ
たり一定で、しかも均一であるためより高分解の脱臭性
能を維持することができる。
体からなる脱臭触媒を用いれば、触媒温度は長時間にわ
たり一定で、しかも均一であるためより高分解の脱臭性
能を維持することができる。
【0041】また前述のように、触媒15と金属性の電
力導入板18との一定の接触抵抗を取るために、電力導
入板18を触媒担体に押し付けることになるが、あまり
強い圧力を掛けると、薄いセラミックの板から構成され
ているハニカムでは、破壊する恐れがある。しかし、本
実施例では、圧力は弱くても十分に接触ができるため
に、ハニカムを破壊する心配はない。このことを実証す
るために、図25に示す評価治具を作り、圧力と抵抗値
との関係を測定した。ここで25は電気絶縁性のあるテ
フロン製の枠であり、この両側からボルト26によっ
て、電力導入板18で触媒15を挟み固定した。触媒1
5の電力導入板18との接触面は素焼きのままであるた
め、表面はかなり荒れている。
力導入板18との一定の接触抵抗を取るために、電力導
入板18を触媒担体に押し付けることになるが、あまり
強い圧力を掛けると、薄いセラミックの板から構成され
ているハニカムでは、破壊する恐れがある。しかし、本
実施例では、圧力は弱くても十分に接触ができるため
に、ハニカムを破壊する心配はない。このことを実証す
るために、図25に示す評価治具を作り、圧力と抵抗値
との関係を測定した。ここで25は電気絶縁性のあるテ
フロン製の枠であり、この両側からボルト26によっ
て、電力導入板18で触媒15を挟み固定した。触媒1
5の電力導入板18との接触面は素焼きのままであるた
め、表面はかなり荒れている。
【0042】図26にこのときのボルト26の締付け圧
力と、この触媒15の電力導入板18を介しての抵抗値
の変化を示す。比較例は触媒15の電力導入板18との
接触面は、素焼きのままであり、実施例では、ここに銀
ペーストを塗り導電性の被膜を形成してある。この結果
によると、比較例では、圧力と共にじわじわ抵抗が減少
してゆき、圧力1.6kg/cm2 の破壊圧力になるまで、
抵抗値が変化している。これに対し、実施例では、0.
3kg/cm2 程で、ほぼ一定の抵抗値に落ち着いている。
即ち、触媒15に与える圧力を小さくすることができ、
しかも接触圧力によって、抵抗値が変化しないというメ
リットがあり、触媒15を取付ける場合の抵抗値の信頼
性が上昇していることが分る。また触媒15を破壊する
心配がない。
力と、この触媒15の電力導入板18を介しての抵抗値
の変化を示す。比較例は触媒15の電力導入板18との
接触面は、素焼きのままであり、実施例では、ここに銀
ペーストを塗り導電性の被膜を形成してある。この結果
によると、比較例では、圧力と共にじわじわ抵抗が減少
してゆき、圧力1.6kg/cm2 の破壊圧力になるまで、
抵抗値が変化している。これに対し、実施例では、0.
3kg/cm2 程で、ほぼ一定の抵抗値に落ち着いている。
即ち、触媒15に与える圧力を小さくすることができ、
しかも接触圧力によって、抵抗値が変化しないというメ
リットがあり、触媒15を取付ける場合の抵抗値の信頼
性が上昇していることが分る。また触媒15を破壊する
心配がない。
【0043】また接点部分が、異常に高温にならないた
め、脱臭触媒の性能の劣化が起りにくい。一般に、例え
ば今回用いた白金系触媒は、低温での活性は高いが、4
50℃以上になると、触媒自体のシンタリング(白金粒
子同士が結合し、触媒表面積が減少して活性が落ちる)
が起るために、従来例のような場合には、接点部分でこ
の温度以上のところでは性能が劣化してしまう、しか
し、この実施例ではこのような温度になる部分は少ない
ため、劣化はほとんど無い。
め、脱臭触媒の性能の劣化が起りにくい。一般に、例え
ば今回用いた白金系触媒は、低温での活性は高いが、4
50℃以上になると、触媒自体のシンタリング(白金粒
子同士が結合し、触媒表面積が減少して活性が落ちる)
が起るために、従来例のような場合には、接点部分でこ
の温度以上のところでは性能が劣化してしまう、しか
し、この実施例ではこのような温度になる部分は少ない
ため、劣化はほとんど無い。
【0044】また触媒全体が均一の温度になるため、温
度ムラによる通風量のムラも起りにくくなり、特に低温
部分の通風量が異常に大きくなることはなくなるため、
全体として、脱臭性能は向上することになる。
度ムラによる通風量のムラも起りにくくなり、特に低温
部分の通風量が異常に大きくなることはなくなるため、
全体として、脱臭性能は向上することになる。
【0045】また、この実施例では、導電性電力導入被
膜層24としてアルミニウムの蒸着膜を用いたが、本体
の担体より十分に抵抗値が低くでき、耐熱性のある材料
からなる層ならば何でもよく、同じセラミック担体成分
のうち電気抵抗の低い成分の割合をこの部分だけ多くし
ても構わない。例えば、触媒の担体本体は、炭化珪素を
80wt%、酸化珪素10%、酸化アルミニウム10%
からなる導電性セラミックであるが、この上に電流導入
部分だけ、炭化珪素100%の層にして、焼成して成型
しても構わない。しかもこの方法は、一度の押出し成型
でも行うことができる長所がある。
膜層24としてアルミニウムの蒸着膜を用いたが、本体
の担体より十分に抵抗値が低くでき、耐熱性のある材料
からなる層ならば何でもよく、同じセラミック担体成分
のうち電気抵抗の低い成分の割合をこの部分だけ多くし
ても構わない。例えば、触媒の担体本体は、炭化珪素を
80wt%、酸化珪素10%、酸化アルミニウム10%
からなる導電性セラミックであるが、この上に電流導入
部分だけ、炭化珪素100%の層にして、焼成して成型
しても構わない。しかもこの方法は、一度の押出し成型
でも行うことができる長所がある。
【0046】また導電性電力導入被膜層として金属粒
子、例えば銀やカーボン粒子を分散させたペーストを塗
ってもかまわない。
子、例えば銀やカーボン粒子を分散させたペーストを塗
ってもかまわない。
【0047】また実施例では導電性セラミック成分とし
て、炭化珪素が用いられているが、導電性のあるセラミ
ックス、即ち金属の酸化物、窒化物、硼化物であればな
んでもよく、例えば硼化チタンで形成したハニカムでも
同様な効果を出すことができる。即ち、担体本体は、硼
化チタン50%、酸化アルミニウム40%、酸化ケイ素
10%で形成し、電力導入部分は、硼化チタン100%
の膜をつけてもよい。
て、炭化珪素が用いられているが、導電性のあるセラミ
ックス、即ち金属の酸化物、窒化物、硼化物であればな
んでもよく、例えば硼化チタンで形成したハニカムでも
同様な効果を出すことができる。即ち、担体本体は、硼
化チタン50%、酸化アルミニウム40%、酸化ケイ素
10%で形成し、電力導入部分は、硼化チタン100%
の膜をつけてもよい。
【0048】また、上述の実施例では、触媒15と外部
の排気ダクト9との絶縁を保つために、電気絶縁性のあ
る耐熱性の碍子で触媒15全体を覆ったが、図27の変
形例に示すように、担体全体を電気絶縁性のあるセラミ
ック体27で成型時に覆ってしまってもよい。このよう
にすることで、碍子は不要になり、低コスト化が図れ
る。
の排気ダクト9との絶縁を保つために、電気絶縁性のあ
る耐熱性の碍子で触媒15全体を覆ったが、図27の変
形例に示すように、担体全体を電気絶縁性のあるセラミ
ック体27で成型時に覆ってしまってもよい。このよう
にすることで、碍子は不要になり、低コスト化が図れ
る。
【0049】上述したように、第3実施例によれば、次
のような効果が得られる。
のような効果が得られる。
【0050】(イ)通電する電力がすべて触媒15の加
熱に消費されるため、触媒15の加熱が迅速になり、家
電製品の使用直後の脱臭性能の立上りが良い。(ロ)接
点での抵抗値が低いため、全体としての抵抗が下がり、
同じ消費電力にするためには、印加電力を低くすること
ができ、省電力になる。(ハ)接点での局所的な発熱が
なくなるため、特に電力導入板18付近の温度のむらが
なくなる。(ニ)接点での局所的な発熱がなくなるた
め、接点での電力導入板18の酸化が防止され、接触抵
抗値の上昇が起りにくく、全体として、電力消費量の変
化が小さくなる。(ホ)接点での局所的な発熱が無くな
るため、この発熱部分での触媒の熱劣化が起りにくくな
り、長時間脱臭性能を高く維持することができる。
(ヘ)触媒全体が均一に加熱されるため、低温部分での
通風量が多くなるという現象が無くなり、全体として脱
臭性能が上がることになる。(ト)小さな接触圧力で、
一定の接触抵抗を出すことができ、また圧力によって、
接触抵抗値が変化することはない。(チ)小さな接触圧
力で支持すればよいため、触媒担体を破壊する心配がな
い。
熱に消費されるため、触媒15の加熱が迅速になり、家
電製品の使用直後の脱臭性能の立上りが良い。(ロ)接
点での抵抗値が低いため、全体としての抵抗が下がり、
同じ消費電力にするためには、印加電力を低くすること
ができ、省電力になる。(ハ)接点での局所的な発熱が
なくなるため、特に電力導入板18付近の温度のむらが
なくなる。(ニ)接点での局所的な発熱がなくなるた
め、接点での電力導入板18の酸化が防止され、接触抵
抗値の上昇が起りにくく、全体として、電力消費量の変
化が小さくなる。(ホ)接点での局所的な発熱が無くな
るため、この発熱部分での触媒の熱劣化が起りにくくな
り、長時間脱臭性能を高く維持することができる。
(ヘ)触媒全体が均一に加熱されるため、低温部分での
通風量が多くなるという現象が無くなり、全体として脱
臭性能が上がることになる。(ト)小さな接触圧力で、
一定の接触抵抗を出すことができ、また圧力によって、
接触抵抗値が変化することはない。(チ)小さな接触圧
力で支持すればよいため、触媒担体を破壊する心配がな
い。
【0051】図28には、本発明の第4実施例を示す。
前記第1実施例では、担体として、炭化珪素を80wt
%、酸化珪素10%、酸化アルミニウム10%からなる
導電性セラミックの押出し成型で作製されたハニカムを
用いたが、触媒全体が均一に電流が流れればよく、図2
8に示すように、電気絶縁性のある通常の触媒担体28
の表面に、ウォッシュコートと同様にスラリー状の電気
伝導性のあるセラミックスリップにデッピングやスプレ
ーや流し込みによってコーティング層29を設けた担体
を用いても構わない。この場合、触媒成分は、この電気
伝導性の良いコーティングに担持させてもよく、図28
のようにさらにこの上に活性アルミナのウォッシュコー
トを施し、ここに白金のような触媒層30を担持させて
も構わない。この場合には、低コストの通常のハニカム
を使用することができ、ハニカム成型時の型摩耗を抑制
することができる。これは一般に炭化珪素のようなセラ
ミックは通常のコーディライトやムライトと異なり型摩
耗が激しいという理由による。
前記第1実施例では、担体として、炭化珪素を80wt
%、酸化珪素10%、酸化アルミニウム10%からなる
導電性セラミックの押出し成型で作製されたハニカムを
用いたが、触媒全体が均一に電流が流れればよく、図2
8に示すように、電気絶縁性のある通常の触媒担体28
の表面に、ウォッシュコートと同様にスラリー状の電気
伝導性のあるセラミックスリップにデッピングやスプレ
ーや流し込みによってコーティング層29を設けた担体
を用いても構わない。この場合、触媒成分は、この電気
伝導性の良いコーティングに担持させてもよく、図28
のようにさらにこの上に活性アルミナのウォッシュコー
トを施し、ここに白金のような触媒層30を担持させて
も構わない。この場合には、低コストの通常のハニカム
を使用することができ、ハニカム成型時の型摩耗を抑制
することができる。これは一般に炭化珪素のようなセラ
ミックは通常のコーディライトやムライトと異なり型摩
耗が激しいという理由による。
【0052】また、一部の導電性セラミック(TiB2
)のようなものでは、担体表面にロウ付けができ、こ
のようにすることによって、電気伝導性の接触の信頼性
はさらに向上する。ただしこの場合、ロウ付け部分は、
碍子などによって覆い、ロウの融点以下に接点を維持す
る必要がある。
)のようなものでは、担体表面にロウ付けができ、こ
のようにすることによって、電気伝導性の接触の信頼性
はさらに向上する。ただしこの場合、ロウ付け部分は、
碍子などによって覆い、ロウの融点以下に接点を維持す
る必要がある。
【0053】また前記第1実施例では、セラミックの押
出し成型ハニカムを用いたが、ペーパー状のセラミック
体をコルゲーターに掛けてできるコルゲートハニカムを
用いても構わない。即ち電気的に連続して電流の流れる
構造体で、通風性を有するものなら構わない。
出し成型ハニカムを用いたが、ペーパー状のセラミック
体をコルゲーターに掛けてできるコルゲートハニカムを
用いても構わない。即ち電気的に連続して電流の流れる
構造体で、通風性を有するものなら構わない。
【0054】その他の実施例として、触媒担体は、有機
性のフォームを導電性のセラミックスのスラリーの中に
入れ加熱によって有機性のフォームを熱分解した後に残
るセラミック性のフォームから作っても構わない。この
場合にはハニカムと異なり、ランダムなフォーム上であ
るため、ガスとの接触効率が高くなるため、薄型化がで
き、又小ロット生産の場合には、コスト的に有利である
というメリットがある。しかし、このフォーム状のまま
では、周辺部分と電力導入板との接触が点接触になり、
電気接点としての信頼性が悪いので、図29の第5実施
例に示すように、このフォーム状の触媒の担体31の周
辺部分には、電気伝導性を有する一様なスキン層32を
付けることが必要である。
性のフォームを導電性のセラミックスのスラリーの中に
入れ加熱によって有機性のフォームを熱分解した後に残
るセラミック性のフォームから作っても構わない。この
場合にはハニカムと異なり、ランダムなフォーム上であ
るため、ガスとの接触効率が高くなるため、薄型化がで
き、又小ロット生産の場合には、コスト的に有利である
というメリットがある。しかし、このフォーム状のまま
では、周辺部分と電力導入板との接触が点接触になり、
電気接点としての信頼性が悪いので、図29の第5実施
例に示すように、このフォーム状の触媒の担体31の周
辺部分には、電気伝導性を有する一様なスキン層32を
付けることが必要である。
【0055】また、図30の第6実施例に示すように、
担体は3次元的なハニカムではなく、櫛形にした形状の
担体33でもよく、またセラミックシートをひだ折れ状
にして担体を形成しても構わない。この様にすること
で、通常のハニカムでは作成する大きさに限界があった
が、この様な形状では、任意に大きな触媒も作ることが
できる。
担体は3次元的なハニカムではなく、櫛形にした形状の
担体33でもよく、またセラミックシートをひだ折れ状
にして担体を形成しても構わない。この様にすること
で、通常のハニカムでは作成する大きさに限界があった
が、この様な形状では、任意に大きな触媒も作ることが
できる。
【0056】なお、上述の各実施例では、オーブングリ
ルレンジに適用した脱臭装置について述べたが、臭気を
含む被処理ガスが流通する空間における全ての脱臭に適
用することができる。
ルレンジに適用した脱臭装置について述べたが、臭気を
含む被処理ガスが流通する空間における全ての脱臭に適
用することができる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1に、脱臭触媒を担持する担体に直接電力を投入して
担体自体を発熱させるようにしたため、脱臭触媒を迅
速、且つ均一に加熱することができる。したがって、低
温度の部分から臭気のリークが抑えられ、また脱臭触媒
の前面に障害物がなくなることから、脱臭効率を向上さ
せることができる。
第1に、脱臭触媒を担持する担体に直接電力を投入して
担体自体を発熱させるようにしたため、脱臭触媒を迅
速、且つ均一に加熱することができる。したがって、低
温度の部分から臭気のリークが抑えられ、また脱臭触媒
の前面に障害物がなくなることから、脱臭効率を向上さ
せることができる。
【0058】第2に、電力導入手段に被処理ガスが担体
に接触するのを防止する電気絶縁性を有する被覆体を取
付けたため、上記共通の効果に加えて、さらに湿度の多
い被処理ガスを脱臭処理する場合でも電力投入手段及び
担体部への結露が防止されて外部への漏電を的確に防止
することができる。
に接触するのを防止する電気絶縁性を有する被覆体を取
付けたため、上記共通の効果に加えて、さらに湿度の多
い被処理ガスを脱臭処理する場合でも電力投入手段及び
担体部への結露が防止されて外部への漏電を的確に防止
することができる。
【0059】第3に、被覆体で覆われている担体部分に
は脱臭触媒を添着させないようにしたため、上記の各効
果に加えて、さらに被処理ガスや空気との反応で発生す
る金属を酸化させ易いガスの発生が抑えられて金属製の
電力導入手段の腐蝕酸化を防止することができる。
は脱臭触媒を添着させないようにしたため、上記の各効
果に加えて、さらに被処理ガスや空気との反応で発生す
る金属を酸化させ易いガスの発生が抑えられて金属製の
電力導入手段の腐蝕酸化を防止することができる。
【図1】本発明に係る脱臭装置の実施例が適用されるオ
ーブングリルレンジを示す斜視図である。
ーブングリルレンジを示す斜視図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】本発明の第1実施例を示す斜視図である。
【図4】図3のX−X線部分断面図である。
【図5】図3のY−Y線部分断面図である。
【図6】第1実施例の分解斜視図である。
【図7】第1実施例で用いた白金系の触媒のアセトアル
デヒドの分解性能を示す図である。
デヒドの分解性能を示す図である。
【図8】第1実施例で用いた触媒の耐熱試験エージング
後の分解性能を示す図である。
後の分解性能を示す図である。
【図9】比較例における触媒部分の温度分布を示す図で
ある。
ある。
【図10】第1実施例における触媒部分の温度分布を示
す図である。
す図である。
【図11】第1実施例における触媒中央での温度の時間
変化を比較例とともに示す図である。
変化を比較例とともに示す図である。
【図12】第1実施例における触媒部分での被処理ガス
の通過風速を比較例とともに示す図である。
の通過風速を比較例とともに示す図である。
【図13】第1実施例の脱臭効率の時間変化を比較例と
ともに示す図である。
ともに示す図である。
【図14】本発明の第2実施例を図4と同様の断面で示
す図である。
す図である。
【図15】上記第2実施例を図5と同様の断面で示す図
である。
である。
【図16】本発明の第3実施例を図5と同様の断面で示
す図である。
す図である。
【図17】第3実施例に対する比較例における触媒部分
の温度分布を示す図である。
の温度分布を示す図である。
【図18】上記比較例における触媒と電力導入板の接触
部分の拡大図である。
部分の拡大図である。
【図19】比較例における触媒部分の電流密度分布を示
す図である。
す図である。
【図20】第3実施例における触媒部分の温度分布を示
す図である。
す図である。
【図21】第3実施例における触媒と電力導入板の接触
部分の拡大図である。
部分の拡大図である。
【図22】第3実施例における触媒部分の電流密度分布
を示す図である。
を示す図である。
【図23】比較例における電流投入量の時間変化を示す
図である。
図である。
【図24】第3実施例における電流投入量の時間変化を
示す図である。
示す図である。
【図25】第3実施例において触媒に対する電力導入板
の押付け力と接触抵抗との関係を評価するための評価治
具を示す図である。
の押付け力と接触抵抗との関係を評価するための評価治
具を示す図である。
【図26】図25による評価結果を比較例とともに示す
図である。
図である。
【図27】第3実施例の変形例を示す断面図である。
【図28】本発明の第4実施例における触媒部分の断面
構造を示す図である。
構造を示す図である。
【図29】本発明の第5実施例における触媒部分の構造
を示す図である。
を示す図である。
【図30】本発明の第6実施例における触媒部分の構造
を示す図である。
を示す図である。
【図31】従来の脱臭装置の排気ダクトへの取付け構造
を示す図である。
を示す図である。
【図32】図31の従来例の拡大斜視図である。
10 碍子(被覆体)
15 脱臭触媒
16 電力導入端子
18 電力導入端子とともに電力導入手段を構成する電
力導入板
力導入板
Claims (3)
- 【請求項1】 導電性を有するセラミックを含む材料で
作製され被処理ガスが通風可能な多孔体からなる担体に
脱臭触媒を担持し、前記担体には当該担体を発熱させる
電力を投入する電力導入手段を設けてなることを特徴と
する脱臭装置。 - 【請求項2】 前記電力導入手段には、被処理ガスが前
記担体に接触するのを防止する電気絶縁性を有する被覆
体を取付けてなることを特徴とする請求項1記載の脱臭
装置。 - 【請求項3】 前記被覆体で覆われた担体部分には、脱
臭触媒を添着させないことを特徴とする請求項2記載の
脱臭装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3159102A JPH057734A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 脱臭装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3159102A JPH057734A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 脱臭装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH057734A true JPH057734A (ja) | 1993-01-19 |
Family
ID=15686285
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3159102A Pending JPH057734A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 脱臭装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH057734A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2724833A1 (fr) * | 1994-09-26 | 1996-03-29 | Seb Sa | Appareil de cuisson et dispositif formant catalyseur equipant un tel appareil |
| FR2724834A1 (fr) * | 1994-09-26 | 1996-03-29 | Seb Sa | Appareil de cuisson et dispositif formant catalyseur equipant un tel appareil |
| FR2724832A1 (fr) * | 1994-09-26 | 1996-03-29 | Seb Sa | Appareil de cuisson et dispositif formant catalyseur pour un tel appareil |
| JP2010139177A (ja) * | 2008-12-12 | 2010-06-24 | Mitsubishi Electric Corp | 加熱調理器およびこの加熱調理器を有する誘導加熱調理器 |
| KR101151261B1 (ko) * | 2010-10-11 | 2012-06-13 | 서울특별시도시철도공사 | 열차 운행 예측 및 밀집운행 방지 시스템 및 방법 |
-
1991
- 1991-06-28 JP JP3159102A patent/JPH057734A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2724833A1 (fr) * | 1994-09-26 | 1996-03-29 | Seb Sa | Appareil de cuisson et dispositif formant catalyseur equipant un tel appareil |
| FR2724834A1 (fr) * | 1994-09-26 | 1996-03-29 | Seb Sa | Appareil de cuisson et dispositif formant catalyseur equipant un tel appareil |
| FR2724832A1 (fr) * | 1994-09-26 | 1996-03-29 | Seb Sa | Appareil de cuisson et dispositif formant catalyseur pour un tel appareil |
| JP2010139177A (ja) * | 2008-12-12 | 2010-06-24 | Mitsubishi Electric Corp | 加熱調理器およびこの加熱調理器を有する誘導加熱調理器 |
| KR101151261B1 (ko) * | 2010-10-11 | 2012-06-13 | 서울특별시도시철도공사 | 열차 운행 예측 및 밀집운행 방지 시스템 및 방법 |
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