JPH0577611U - コントロールケーブルのケーブルエンド - Google Patents

コントロールケーブルのケーブルエンド

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JPH0577611U
JPH0577611U JP2896592U JP2896592U JPH0577611U JP H0577611 U JPH0577611 U JP H0577611U JP 2896592 U JP2896592 U JP 2896592U JP 2896592 U JP2896592 U JP 2896592U JP H0577611 U JPH0577611 U JP H0577611U
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嘉一郎 寺浦
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 可撓性アウタケーシングの内孔内にインナケ
ーブルを摺動自在に挿通してなるコントロールケーブル
において、特殊な高抗張力鋼線を用いて撚線しているイ
ンナケーブルと、その端末に成型されたケーブルエンド
間の離脱強度の向上をはかる。 【構成】 インナケーブル3の端末に鋳造成型されたケ
ーブルエンド31は、金属の円柱体の端末あるいは中間
部に非円形の回止部33を形成した回止棒34に、イン
ナケーブル3の端末を複数回巻き付けて巻回部35を設
けて半田等で仮止めし、その外周にダイカスト等で鋳造
成型されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は自動車等の車両,農業用機械及び産業機械等に、遠隔操作用として配 設されるコントロールケーブルのインナケーブル端末部に鋳造成型するケーブル エンドに関する。
【0002】
【従来の技術】
各種機械に遠隔操作用として使用されるコントロールケーブル(1)は、第8 図に図示するように、端末にケーシングキヤップ(21)を冠着しているアウタ ケーシング(2)の内孔内に、その端末にケーブルエンド(31)を固着した鋼 撚線よりなるインナケーブル(3)を摺動自在に挿通させ、ケーブルエンド(3 1)は操作用機器(4)の操作レバー(41)、被操作機器(5)の受動レバー (51)の金具受止部(42),(52)に受止させ、アウタケーシング(2) のケーシングキヤップ(21)は関連装置の掛止部(61),(62)に係止し 、操作レバー(41)を操作することでインナケーブル(3)を動かし、受動レ バー(51)に動作を伝え、これを動かすことによって被操作機器(5)を操作 するものである。
【0003】
【従来の技術】
コントロールケーブルのインナケーブルは、その端末を鋳ぐるむようにダイカ スト等で鋳造成型してケーブルエンドとするものがある。この時、インナケーブ ルの端末部は、縦軸方向に叩打して菊形に広げるように形成した突起を設けてケ ーブルエンドの抜止用としている。
【0004】 インナケーブルは通常JISのSWA〜SWB(抗張力200〜230kgf /mm)の硬鋼線を、複数本撚り合わせたワイヤロープを使用しているので、 前記の菊型の拡形加工は可能である。 ところが最近のコントロールケーブルは、配設されている機器の小型、複雑化 かつ多様化につれて苛酷な使用状況になっており、コントロールケーブルも強力 で細径化を要求され、インナケーブルもその抗張力は従来に比べてよりより強く 、又、外径はより細くするように要求されている。このためには、従来より細い 径で抗張力の高い硬鋼線製の素線で撚ったワイヤロープをインナケーブルとして 使用する必要がある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、硬鋼線は抗張力が高くなると、弾性率は高くなるが屈曲性が悪く極端 に折り曲げると折れやすくなる。故に、端末に菊型の金具抜け止め用の突起を形 成することは非常に難しい。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、特殊な高抗張力鋼線を撚り合わせたワイヤロープよりなるインナケ ーブルの端末に、ケーブルエンドを鋳造成型するとき、金属円柱体の一部に非円 形部を形成させた回止棒に、インナケーブルの端末部を複数回密着して巻回した のち半田等で仮止めし、該回止棒を鋳ぐるむように外周に端末金具を鋳造成型す るものである。
【0007】
【作用】
故に、ケーブルエンドを操作レバー及び受動レバーの係止部に係止しインナケ ーブルに操作力を加えると、ケーブルエンドとインナケーブルの間に引張力が起 こるが、ケーブルエンドはインナケーブルが巻付けられている回止棒が支えとな って離脱を防止できる。
【0008】
【実施例】
本考案を図面によって説明すると、第8図に図示されているコントロールケー ブル(1)は、アウタケーシング(2)の内孔内に鋼撚線ワイヤロープよりなる インナケーブル(3)を摺動自在に挿通させている。
【009】 アウタケーシング(2)は、可撓性の合成樹脂管或は金属の螺旋管の外周に可 撓性の合成樹脂を被覆しており、インナケーブル(3)は、特殊加工により抗張 力を400〜520KGf/mmに調整した高抗張力鋼線(例えば商品名「サ イファー」〔神戸製鋼所製造〕)を、複数本撚り合わせたワイヤロープを使用し てあり、その端末には関連機器に係止するために第1図に示すように、該端末を 鋳ぐるむようにダイカスト等で鋳造成型され、ケーブルエンド(31)としてい る。
【0010】 通常、硬鋼撚線で構成されているインナケーブル(3)は、その端末にケーブ ルエンド(31)を形成するときには、ケーブルエンド(31)端に抜止用とし て端末を縦軸方向に叩打し、第7図に示すように菊型に突起(32)を形成した のち、これを鋳ぐるんでダイカスト等で鋳造成型している。
【0011】 しかし、本考案の高抗張力線を使用した鋼撚線はなかなか屈曲加工しにくい上 に折れる事が多い。故に、第2図のように金属の円柱体の端末を押圧して平滑部 分を形成して回止部(33)とした回止棒(34)に、インナケーブル(3)の 端末を複数回密着状に巻き付けて巻回部(35)を設け、半田等で仮止めしたの ちその外周に第3図のようにダイカスト等で鋳造成型してケーブルエンド(31 )を形成する。
【0012】 尚、回止棒(34)の回止部(35)は第5図のように一部に押圧等で非円形 部を形成するか、第6図のように回止棒(34)を折り曲げて屈曲部(36)を 形成してもよい。
【0013】 この時、インナケーブル(3)は第4図に図示するようにケーブルエンド(3 1)の中心軸を通るようにされている。このためにインナケーブル(3)に引張 力が掛かっても回止棒(35)はケーブルエンド(31)内で回ることなく、イ ンナケーブル(3)は巻回部(35)で巻戻ることがなく破断するまで保ち、細 径でも高い破断荷重を有するインナケープル(3)となるため、コントロールケ ーブル(1)は全体に細径にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【第1図】ケーブルエンドの斜視図
【第2図】回止棒とインナケーブルの巻付け状況を示す
斜視図
【第3図】第1図のA−A′断面図
【第4図】他の実施例
【第5図】他の実施例
【第6図】従来の抜止用の突起
【第7図】コントロールケーブルの使用説明図
【符号の説明】
1 コントロールケーブル 2 アウタケーシング 3 インナケーブル 31 ケーブルエンド 32 突起 33 回止部 34 回止棒 35 巻付部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アウタケーシング(2)の内孔内に摺動
    自在に挿通されたインナケーブル(3)の端末に、ケー
    ブルエンド(31)を鋳造成型した遠隔操作用のコント
    ロールケーブル(1)において、 金属の円柱体の端末部に非円形な回止部(33)を形成
    した回止棒(34)に、インナケーブル(3)の端末部
    を複数回密着状に巻付けて半田等で仮止めし、該回止棒
    (34)を鋳ぐるんでその外周に鋳造成型されているイ
    ンナケーブル(3)のケーブルエンド(31)。
JP1992028965U 1992-03-19 1992-03-19 コントロールケーブルのケーブルエンド Expired - Lifetime JP2588160Y2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50113744U (ja) * 1974-02-27 1975-09-17
JPS6071718U (ja) * 1983-10-24 1985-05-21 カルソニックカンセイ株式会社 コントロ−ルケ−ブル

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50113744U (ja) * 1974-02-27 1975-09-17
JPS6071718U (ja) * 1983-10-24 1985-05-21 カルソニックカンセイ株式会社 コントロ−ルケ−ブル

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