JPH0577704U - 摺合せ検査装置 - Google Patents

摺合せ検査装置

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JPH0577704U
JPH0577704U JP1538292U JP1538292U JPH0577704U JP H0577704 U JPH0577704 U JP H0577704U JP 1538292 U JP1538292 U JP 1538292U JP 1538292 U JP1538292 U JP 1538292U JP H0577704 U JPH0577704 U JP H0577704U
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JP
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浩之 道久
節信 妹尾
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Mitsubishi Motors Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 切刃本体の刃面の垂直精度の検査が容易にで
きる摺合せ検査装置を提供する。 【構成】 摺合せ検査装置は、固定台20に鉛直に立設
された支持ポスト25と、この支持ポスト25に昇降可
能及び回動自在に設けられた円筒形のスライダ28と、
このスライダ28に水平回動自在に設けられて第1アー
ム32と、第1アーム32の先端32bに水平回動自在
に設けられた第2アーム33と、第2アーム33の先端
33aに鉛直にして設けられた正円柱形の摺合せ体34
とから構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、せん断加工装置の切刃本体に対し、その刃面の垂直精度の検査が容 易にできる摺合せ検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車製造工程において、せん断加工装置は、製造ライン上での初期工程、つ まり、自動車の各部品となる材料を圧延板から切断したり、押し抜いたりする加 工を行うものである。 せん断加工装置は、互いに向かい合って、接離した固定刃と可動刃により構成 されており、これら一対の切刃は自動車各部品の型に合わせてさまざまな形状に 形成されている。
【0003】 金属の圧延板は固定刃と可動刃の間に置かれて、可動刃が押し下げられ固定刃 に合わされることにより、圧延板の板厚方向にせん断応力が生じて、切断される 。 このせん断加工装置も長い間使用していると、固定刃及び可動刃(以下切刃本 体と呼ぶ)に摩耗が生じてくるので、材料の切断面に粗さが目立つようになって くる。そのため、せん断加工装置からこれらの切刃本体を取り外して、刃面の摩 耗度を定期的に検査している。一般に摩耗度の検査は、切刃本体の下面に対する 刃面の垂直精度を確かめるものである。
【0004】 従来、これら切刃本体の刃面の垂直精度を検査するには、先ず図1に示すよう に、水平な定盤10の上に切刃本体11を置いて、この切刃本体11の刃面11 aの側に金属製の平行台12、13を積み重ね、平行台13の上面13aが切刃 本体11の刃面11aのレベル近くとなるように準備する。そして、この後、平 行台13の上面13aに直円柱形の摺合せ体14を置き、この摺合せ体14の周 面14aと切刃本体11の刃面11aとが接した状態で、刃面11aの一端から 他端側に向けて摺合せ体14を回転させながら移動させる。ここで、摺合せ体1 4の周面14aにはあらかじめ鉛丹が塗布してあるので、摺合せ体14を回転移 動させたとき、摺合せ体14の周面14aと接した切刃本体11の刃面11aに 鉛丹が付着する。
【0005】 切刃本体11の刃面11aに鉛丹が一様に付着すれば、刃面11a全体が定盤 10に対して垂直であり、かつ、その刃面11aが平坦であることがわかる。逆 に、刃面11aに鉛丹が付着しない箇所が少しでもあれば、刃面11aには摩耗 した箇所があることがわかり、すなわち平坦でないことがわかる。このような場 合には、鉛丹が一様に付着するようになるまで刃面11aを研磨し、刃面11a を平坦に整えている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、切刃本体11の刃面11aの垂直精度の検査には、上述したように 、定盤10の上に、切刃本体11の大きさに応じて、いろいろな大きさからなる 平行台から適当なものを選んで、それらを積み重ねて、その高さをなす準備作業 を必要とする。
【0007】 しかしながら、切刃本体11の大きさには自動車の部品点数の応じてたくさん 種類があり、切刃本体11によっては、新たに平行台を組み換えたりしなければ ならず、このため、準備作業には、平行台を運搬するという労力のかかる作業を も含まれることになる。また、これらの平行台は金属製で、大きなものになると 重量が重くなるので、これら平行台の運搬作業には十分注意を払わなければなら ない。
【0008】 本考案は、上述した事情を考慮してなされ、その目的は、平行台を使用するこ となく、大きさの違う切刃本体や形状の異なる刃面に対応でき、切刃本体にある 刃面の垂直精度の検査を容易にした摺合せ検査装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、上記目的を達成するために、摺合せ検査装置は、鉛直に立設 された支持ポストと、この支持ポストに昇降可能及び回動自在にして設けられた スライダと、このスライダに水平回動自在に設けられた第1アームと、第1アー ムの先端に水平回動自在に設けられた第2アームと、第2アームの先端に設けら れ、鉛直な円弧面を有する摺合せ体とを備えている。
【0010】
【作用】
本考案による、摺合せ検査装置によれば、切刃本体の刃面の位置に応じ、支持 ポスト上のスライダを昇降させて、第2アームの先端にある摺合せ体の高さを調 節する。そして、摺合せ体の鉛直な円弧面に鉛丹を塗布して、この摺合せ体を第 1アーム及び第2アームを介して、切刃本体の刃面と接触させながら、水平方向 に移動させて、刃面の検査を行う。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図2に基づいて詳細に説明する。 摺合せ検査装置は、固定台20を備えており、この固定台20は、水平な定盤 上に置くため、その下面20dが平坦に成形されている。固定台20は、装置全 体の重量を支えるため、重量が重く、その上面には凸部20aが形成されている 。
【0012】 固定台20の凸部20aの一端側20bには、支持ポスト25の下端25aが 固定され、支持ポスト25は鉛直となるように固定台20から立設されている。 支持ポスト25の上端25bには、連結部26の一端側26aが固定されており 、この連結部26の他端側26bは、テンションロッド27の上端27aと固定 されている。このテンションロッド27の下端27bは支持ポストと平行に下方 に延び、固定台20の凸部20aの他端側20cに固定されている。テンション ロッド27は、支持ポスト25に撓み力が加わっても、支持ポスト25に歪みが 生じるのを防止する。
【0013】 支持ポスト25には、昇降自在にして円筒形のスライダ28が嵌合されており 、スライダ28の下端側には、滑止リング29が嵌合されている。また、滑止リ ング29には蝶ねじ30が設けられており、この蝶ねじ30を締めたり弛めたり することにより、滑止リング29は上下任意の位置で固定することができ、それ 故、滑止リング29上のスライダ28を任意の高さに回動自在に保持することが できる。
【0014】 スライダ28の周面には、肩部31の基端31aが取り付けられ、この肩部3 1は、スライダ28の周面からその径方向に延びてから、下方に鉛直に折り曲げ られており、肩部31の先端31bは水平方向のブラケットとなっている。 肩部31のブラケットには、水平回動自在にして、第1アーム32の基端32 aが接続されており、また、第1アーム32の先端32bには、水平回動自在に して、第2アーム33の基端33aが接続されている。更に、第2アーム33の 先端33bには、正円柱形の摺合せ体34が鉛直にして接続されている。
【0015】 なお、摺合せ体34の外周面34aは滑らかに成形されおり、また、第1アー ム32及び第2アーム33の回動により摺合せ体34を移動させても、摺合せ体 34の周面34aの垂直性は変化しないようになっている。 上述した検査装置によれば、滑止リング29とともに、スライダ28を昇降さ せてこのスライダを任意の高さに回動自在にして位置決めでき、摺合せ体34の 高さを切刃本体35の刃面35aの高さに応じて合わせることができる。また、 スライダ28と支持ポスト25との間の回動部、肩部31と第1アーム32との 間の回動部及び第1アーム32と第2アーム33との間の回動部と3つの関節を 有しているため、摺合せ体34を直線的に、かつ、曲線的に水平移動させること ができ、摺合せ体34を切刃本体35のいろいろな形状の刃面35aに沿って移 動させることができる。従って、摺合せ体34の外周面34aに鉛丹を塗布して おけば、刃面35aの垂直精度の検査を行うことができる。
【0016】 図3に示す変形例の摺合せ体36は、鉛直な回転軸37と、この回転軸37の 上下に水平回転自在に嵌合したローラ38,39からなっており、回転軸37の 中央部37aが前記第2アーム33の先端33bに取付けられている。 図2の摺合せ体34の場合、摺合せ体34の鉛直面34aのうち切刃本体35 の刃面35aと接する部分が限らるため、鉛丹を何度も湿布しなければいけない が、しかしながら、図3の摺合せ体36のようにローラ38,39を備えたこと で、ローラ面を切刃本体35の刃面35aに接触させて第2アーム33を移動さ せると、切刃本体35の刃面35aに沿ってローラ38、39が回転しローラ面 に塗布された鉛丹をその刃面35aに付着させることができ、鉛丹を塗布する回 数を少なくすることができる。
【0017】 図4に示す更に別の変形例の摺合せ体40は、鉛直に水平回転自在としたロー ラ41と、このローラ41を上下から挟むようにして、そのローラ41を回転自 在に支持する軸支体43とからなっており、この軸支体43が前記第2アーム3 3の先端33bに取付けられている。
【0018】
【考案の効果】
以上、説明したように、本考案の摺合せ検査装置は、切刃本体の刃面の位置に 応じて、支持ポスト上のスライダを昇降させることができ、第1アーム及び第2 アームを介してスライダと接続された摺合せ体の高さを自由に調節できる。また 、スライダと支持ポストとの間の回動部、スライダと第1アームとの間の回動部 及び第1アームと第2アームとの間の回動部と3つの関節を有しているため、摺 合せ体を直線的に、かつ、曲線的に水平移動させることができる。そのため、摺 合せ体は切刃本体の大きさや、その刃面の形状にかかわらず、その刃面に沿って 移動できるから、摺合せ体の円弧面に鉛丹を塗布しておくことで、刃面の垂直精 度の検査を行うことができる。
【0019】 従って、切刃本体の形状や大きさに応じて、平行台を選択したり、定盤上でそ れらを積み重ねて高さを調整するという煩雑な作業がなくなり、また、平行台の 運搬作業に伴う危険性もなくなるので、産業上の利用価値が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の摺合せ検査装置の斜視図である。
【図2】本考案の摺合せ検査装置の斜視図である。
【図3】摺合せ体の他の変形例を示す斜視図である。
【図4】摺合せ体の更に別の変形例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
20 固定台 25 支持ポスト 26 連結部 27 テンションロッド 28 スライダ 29 滑止リング 31 肩部 32 第1アーム 33 第2アーム 34 摺合せ体 35 切刃本体 35a 刃面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉛直に立設された支持ポストと、この支
    持ポストに昇降可能及び回動自在にして設けられたスラ
    イダと、このスライダに水平回動自在に設けられた第1
    アームと、第1アームの先端に水平回動自在に設けられ
    た第2アームと、第2アームの先端に設けられ、鉛直な
    円弧面を有する摺合せ体とを具備したことを特徴とする
    摺合せ検査装置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02500388A (ja) * 1987-05-23 1990-02-08 カール‐ツアイス‐スチフツング 手で案内する座標測定機
JPH02103079U (ja) * 1989-02-01 1990-08-16

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02500388A (ja) * 1987-05-23 1990-02-08 カール‐ツアイス‐スチフツング 手で案内する座標測定機
JPH02103079U (ja) * 1989-02-01 1990-08-16

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