JPH0577879B2 - - Google Patents

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JPH0577879B2
JPH0577879B2 JP62161768A JP16176887A JPH0577879B2 JP H0577879 B2 JPH0577879 B2 JP H0577879B2 JP 62161768 A JP62161768 A JP 62161768A JP 16176887 A JP16176887 A JP 16176887A JP H0577879 B2 JPH0577879 B2 JP H0577879B2
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JP
Japan
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compressor
temperature
heat
insulating material
silica gel
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JP62161768A
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Hideo Hirano
Ikuo Akamine
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、空気調和装置に使われている圧縮機
に関するものである。
従来の技術 空気調和装置の快適性向上の課題の一つに、暖
房時の立上りの改善、すなわち始動から温風吹き
出しまでの時間の短縮がある。その解決策とし
て、特にインバータエアコンにおいては、始動時
の圧縮機の高速運転が行なわれているが、始動前
に発生する、圧縮機の寿命上好ましくない圧縮機
への冷媒の寝込みを防止するため、圧縮機にクラ
ンクケースヒータなどの電気ヒータを取り付け、
その通電により圧縮機の加熱が行なわれている。
以下図面を参照しながら、上述した従来の圧縮
機の一例(実開昭58−142659号公報)について説
明する。
第4図は従来の圧縮機の断面図を示すものであ
る。図中、1は圧縮機であり、密閉容器2の上部
に電動機部(図示せず)、下部に圧縮機構部3を
有する。また、密閉容器2の下部には潤滑油4が
存在する。一方、5は電気ヒータであり、密閉容
器2の底部に設けられている。また、電気ヒータ
5のON−OFF制御用として、潤滑油4の温度検
知器6が密閉容器2の下部に設けられている。
以上のように構成された圧縮機について、以下
その動作について説明する。
低外気温時に圧縮機1を停止させると、密閉容
器2からの放熱により、圧縮機1の温度は低下
し、圧縮機1への冷媒の移動、及び潤滑油4への
溶解が始まる。しかし、潤滑油4の温度が一定値
以下になると、温度検知器6により電気ヒータ5
が通電される。そして、電気ヒータ6は、密閉容
器2を介して潤滑油4を加熱・昇温し、潤滑油4
から冷媒を分離する。また、密閉容器2を介し
て、圧縮機構部3や電動機部も加熱し、圧縮機1
を昇温し、外気温より高くする。すなわち、低外
気温における圧縮機1への冷媒の寝込みを防止で
き、その結果、インバータエアコンにおいては圧
縮機1の高速始動が可能となり、暖房時の立上り
性能すなわち快適性を向上できる。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、電気ヒー
タ5が設けられている密閉容器2を介して大気中
に放熱される熱量も多く、そのため、電気ヒータ
5の容量を必要以上に大きくする必要があり、空
気調和装置の停止時、すなわち空気調和装置を使
つていないときの電力消費量が増大するという問
題点を有していた。
本発明は上記問題点に鑑み、電気ヒータを使わ
ずに、すなわち余分な電力消費をせずに、低外気
温において高速始動できる圧縮機を提供するもの
である。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の圧縮機
は、電動機部と圧縮機構部とを内部に有する容器
の外周に、水蒸気を吸着媒とする吸着剤を内部に
有する断熱材を設けたものである。
作 用 本発明は上記した構成によつて、空気調和装置
停止後の圧縮機の温度低下を、断熱材の内部にあ
る吸着剤が水蒸気を吸着して発生する吸着熱によ
り断熱材を加熱して緩和し、始動時の圧縮機の温
度を外気温より高く維持し、冷媒の圧縮機への寝
込みを防止するものである。
実施例 以下本発明の一実施例の圧縮機について、図面
を参照しながら説明する。
第1図は本発明の第1の実施例における圧縮機
の断面図を示すものである。図中、7は圧縮機で
あり、密閉容器8の上部に電動機部9が、下部に
圧縮機構部10が固定されている。また、密閉容
器8の下部には、潤滑油11が存在する。12は
繊維状の断熱材であり、密閉容器8の外周に巻き
付られている。断熱材12の内部には水蒸気を吸
着媒とする吸着剤であるシリカゲル13が存在す
る。なお、13は吸入管であり、14は吐出管で
ある。
以上のように構成された圧縮機について、以下
第1図及び第2図を用いて動作を説明する。第2
図は、シリカゲルの平衡吸着量と温度の関係を示
すグラフである。
空気調和装置の暖房運転時、圧縮機7は約90℃
と高温である。吸着剤の層12を形成するシリカ
ゲルの状態は第2図のA点で示され、水蒸気の吸
着量は非常に少なく、シリカゲルは再生された状
態にある。暖房運転停止により圧縮機7を停止す
ると、圧縮機7に蓄熱された熱量は吸入管14、
吐出管15及び断熱材13を介して低温の外気に
放出され始め、圧縮機7の温度が低下し始める。
それに伴ない断熱材12の温度も低下し、断熱材
12の内部のシリカゲル13の平衡吸着量は第2
図に従い増加する。すなわち、シリカゲル13の
水蒸気の吸着量は増加し、発生する吸着熱は断熱
材12を加熱し、その温度を上昇する。その結
果、断熱材12の温度は密閉容器8より高くな
り、断熱材12より圧縮機7は加熱されることに
なる。従つて、圧縮機7からの熱放出は熱の通過
面積の小さい吸入管14と吐出管15から行なわ
れることになり、圧縮機7の放熱量は大きく減少
し、圧縮機7の温度低下の速度は十分遅くなる。
また、一般地域の暖房時、外気温は低く0℃以下
になることもあり、空気調和装置の各機器は約90
℃から外気温まで温度が低下する。しかし、断熱
材12の内部にあるシリカゲル13の平衡吸着量
は、第2図に示す様に50℃から30℃の間に急激に
増加する。従つて、圧縮機7の温度が50℃以下に
なるとシリカゲルの吸着熱により、圧縮機7の加
熱が激しく行なわれる。従つて、空気調和装置の
停止後、圧縮機7以の熱交換器や配管などは外気
温まで温度低下するが、圧縮機7は外気温まで温
度低下しない。すなわち、圧縮機7の温度が他の
機器より高いため、圧縮機7への冷媒の移動つま
り冷媒の寝込みは起きない。従つて、圧縮機7の
高速始動が可能となり、空気調和装置の暖房時の
立上りを早くできる。すなわち、快適性を向上で
きる。
また、空気調和装置の室内サーモの働きにより
圧縮機7をON−OFF運転する場合、OFF時の圧
縮機7の放熱による熱ロスがシリカゲルの吸着熱
よりに小さく押えられ、その結果、圧縮機7の再
起動時の温度が高く、圧縮機7の再起動後の立上
りは早くなる。従つて、ON−OFF運転時の室内
温度の変動巾は小さくなり、ON−OFF運転時の
快適性を向上できる。また、OFF時の熱ロスが
少なくなるため、電力消費量を減少できる効果も
有する。
また、低外気温の暖房運転では、室外熱交換器
に発生する着霜に伴ない除霜運転を多なう。その
除霜運転において、圧縮機7の温度低下に伴ない
シリカゲルで発生する吸着熱を除霜に利用でき、
除霜時間を短縮できる。すなわち、除霜運転中の
室内温度の変動巾は小さくなり、除霜運転中の快
適性を向上できる。また、除霜運転時の圧縮機7
の温度を高く維持できるため、圧縮機7の信頼性
も向上できる。
また、密閉容器8に巻き付けられている断熱材
12の内部にあるシリカゲル13は、圧縮機7の
固定系の慣性モーメントを増大するため、圧縮機
7の振動を低減できる。
第3図は本発明の第2の実施例における圧縮機
の断面図を示すものである。図中、13′はシリ
カゲルであり、断熱材12の内部にあり、かつ電
動機部9の周囲に集中的に設けられている。他の
番号は第1図の番号と対応し、第1の実施例と同
じ構成を示す。
本実施例は、第1の実施例と同様の作用及び効
果を有するが、特に電動機部9を圧縮機7の他の
部分より高い温度にするところに特徴がある。す
なわち、圧縮機7の停止後、放熱により圧縮機7
は温度低下するが、それに伴ない増大する断熱材
12の内部で発生するシリカゲルの吸着熱は密閉
容器8を介して集中的に電動機部9を加熱する。
圧縮機7全体の温度は、シリカゲルの吸着熱に
より外気温以上に保持されるが、特に電動機部9
の温度は他より高くなる。従つて、高速始動によ
り圧縮機構部10から吐出された冷媒は電動は部
9で加熱され温度が上昇するため空気調和装置の
立上りは早くなる。すなわち、少量の吸着剤を効
果的に使い、空気調和装置の快適性を向上でき
る。
第4図は本発明の第3の実施例における圧縮機
の断面図を示すものである。図中、13″はシリ
カゲルであり、断熱材12の内部にあり、かつ密
閉容器8の下部に集中して設けられている。他の
番号は第1図の番号と対応し、第1の実施例と同
じ構成を示す。
本実施例は、第1の実施例と同様の作用及び効
果を有するが、特に、潤滑油11を 圧縮機7の
他の部分より高い温度にするところに特徴があ
る。すなわち、圧縮機7の停止後、放熱により圧
縮機7は温度低下するが、それに伴ない増大する
断熱材12の内部で発生するシリカゲルの吸着熱
は密閉容器8を介して集中的に潤滑油11を加熱
する。
圧縮機7全体の温度は、シリカゲルの吸着熱によ
り外気温以上に保持されるが、特に潤滑油11の
温度は他より高くなり、潤滑油11の粘度は低く
なる。従つて、高速始動時、軸受等の摺動部にお
ける動力損失を低減、すなわち電力消費量を低減
できる。また、潤滑油11への冷媒の過熱蒸気の
溶解度も小さく、フオーミング発生のない始動が
可能となり、信頼性を向上できる。
以上、吸着剤としてシリカゲルをあげたが、水
蒸気を吸着媒とする吸着剤であれば、同様の作
用、効果が得られる。
発明の効果 以上のように本発明は、電動機部と圧縮機構部
とを内部に有する容器の外周に、水蒸気を吸着媒
とする吸着剤を内部に有する断熱材を設けたもの
であり、圧縮機の高速始動を可能にし、その結果
空気調和装置の過渡運転時の快適性の向上及び消
費電力の低減などの効果を有する。また、圧縮機
の信頼性の向上及び振動の低減などの効果も有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例における圧縮機
の断面図、第2図は第1の実施例における吸着剤
の特性図、第3図は本発明の第2の実施例におけ
る圧縮機の断面図、第4図は本発明は第3の実施
例における圧縮機の断面図、第5図は従来の圧縮
機の一部断面図である。 8……密閉容器、9……電動機部、10……圧
縮機構部、12……断熱材、13……シリカゲル
(吸着剤)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 電動機部と圧縮機構部とを内部に有する容器
    の外周に、水蒸気を吸着媒とする吸着剤を内部に
    有する断熱材を設けた圧縮機。
JP62161768A 1987-06-29 1987-06-29 Compressor Granted JPS648374A (en)

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JP62161768A JPS648374A (en) 1987-06-29 1987-06-29 Compressor

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JP62161768A JPS648374A (en) 1987-06-29 1987-06-29 Compressor

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