JPH057789Y2 - - Google Patents

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JPH057789Y2
JPH057789Y2 JP1988077190U JP7719088U JPH057789Y2 JP H057789 Y2 JPH057789 Y2 JP H057789Y2 JP 1988077190 U JP1988077190 U JP 1988077190U JP 7719088 U JP7719088 U JP 7719088U JP H057789 Y2 JPH057789 Y2 JP H057789Y2
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coil
antenna
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capacitance
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車用受信装置に関し、特に対地浮
遊容量分による利得低下が大きなアンテナに用い
て好適なものである。
〔考案の概要〕
チユーナの入力端からアンテナ側を見たときの
アンテナの対地浮遊容量分と並列に共振コイル
に、周波数に応じて透磁率が変化するコアを有
し、インダクタンスが受信周波数の増加に伴つて
減少するコイルを少なくとも1つ用いて広帯域に
わたつて浮遊容量による信号損失を補償した自動
車用受信装置である。
〔従来の技術〕
自動車の窓ガラス(特に後方窓ガラス)には防
曇用のヒータ導体が焼付けや埋込みによつて付設
されている。このヒータ導体を例えばAM放送帯
用のアンテナ又はアンテナ素子の一部として使用
することが周知である。
第9図はこのような窓ガラスアンテナの導体パ
ターン図であつて、後方窓ガラス1の防曇域に多
数のヒータ線2を付設し、上下二群に分けたヒー
タ線2の一端に連なる給電母線3,4を通し、他
端の中継母線5を介して折返し給電する構成であ
る。このヒータ線2をAM放送の受信アンテナと
して用いるために、中継母線5に設けた給電点6
に同軸線のようなフイーダ7を接続し、直流カツ
トコンデンサ8を介して受信信号をチユーナへ導
出させる。加熱電流は互いに磁気結合したチヨー
クコイル11a,11bを経て給電線12,13
を通し、給電母線3,4に流される。主電源+B
に連なるチヨークコイル11aと接地点に連なる
チヨークコイル11bとは負結合になつていて、
夫々の加熱電流による磁束はコア内で相殺し、小
体積コアを非飽和で動作させることができる。受
信高周波に対しては、チヨークコイル11a,1
1bは高インピーダンスを呈し、ヒータ線2に誘
導された受信信号は低インピーダンスの電源又は
接地に逃げることがないので、受電効率が高ま
る。なお、主電源+Bに連なるラインにはデカツ
プリングコンデンサ14を結合して、電源ノイズ
が受信信号に乗らないようにしている。
第10図は第9図のアンテナの等価回路であつ
て、epはヒータ線2の誘導起電力、C1はアンテナ
の有効容量、C2はアンテナの無効容量、C3は給
電線12,13やフイーダケーブル7等の浮遊容
量(無効容量)、Ccはコンデンサ8の容量、Rは
アンテナの内部抵抗、Lxはヒータ線2及びチヨ
ークコイル11a,11bのインダクタンスであ
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
ヒータ線2でAM放送を受信する場合、その誘
導起電力epの大きさは後方窓ガラス1の大きさに
左右され、窓ガラス面積が小さい場合は誘導起電
力epが小さい。
一方、第10図の等価回路における無効容量
C2,C3は、窓ガラス面積が小さくなつてもそれ
に比例して小さくならない。このため、窓ガラス
面積が小さい場合は、無効容量C2,C3による信
号損失が相対的に大きくなるので、受信面積が小
さいガラスアンテナを用いるとAM放送を良好に
受信することができなかつた。
また、浮遊容量(無効容量)と並列に共振コイ
ルを設けて信号損失を補償することも考えられる
が、通常のコイルでは固有の共振周波数があるた
めに、広帯域にわたつて信号損失を補償するには
複数の共振コイルを設けてこれらの共振コイルを
適宜切り換えるようにする等、回路が複雑にな
る。
本考案は上述の問題点にかんがみ、無効容量に
よる利得低下を広帯域において簡単な構成で補償
して受信感度を広帯域にわたつて上げるようにす
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕 本考案の自動車用受信装置は、チユーナ19の
入力端19aからアンテナ側を見たときのアンテ
ナの対地浮遊容量分Cfと並列に共振コイルを設け
た自動車用受信装置において、上記共振コイル
に、周波数に応じて誘磁率が変化するコアを有
し、インダクタンスが受信周波数の増加に伴つて
減少する共振コイルL3を少なくとも1つ用いた
ものである。
〔作用〕
チユーナ19から見たアンテナの対地インピー
ダンスが並列共振によつて受信帯域で高まり、対
地浮遊容量分Cfによる信号損失が軽減される。共
振コイルL3は受信帯域において周波数に応じて
透磁率が変化するコアを有し、インダクタンスが
受信周波数の増加に伴つて減少する。つまり、受
信周波数が増加すると、共振周波数も高くなる。
従つて並列共振の帯域幅が広がり、広帯域の受信
特性が得られる。
〔実施例〕
第1図は本考案を適用した自動車の後方窓ガラ
スアンテナの配線図、第2図は本考案の一実施例
を示すマツチング回路の回路図である。なお、後
方窓ガラス1の導体パターン及び加熱電流の給電
回路は第9図と同一である。実施例では、給電点
6から取出したヒータ線2の受信信号を、マツチ
ング回路20に供給し、マツチング回路20の出
力を3〜4mのフイーダケーブル7を介してチユ
ーナ19の入力端19aに供給している。
第2図に示すように、マツチング回路20の入
力端20aと出力端20bとの間には、コンデン
サCcとコイルL1とが直列に接続されている。ま
たコイルL1の出力側が、コイルL2及びコイルL3
の直列回路で接地されている。
コンデンサCcはヒータ線2で誘起された受信電
力を取出すための結合用コンデンサ(容量は例え
ば1000pF)であり、、このコンデンサCcによつて
直流分がカツトされた受信信号がコイルL1に与
えられる。コイルL1はAM放送帯における高い周
波数帯の受信感度を向上させるために設けられた
もので、このコイルL1と無効容量Cfとで後述する
ローパスフイルタが形成されている。なお、出力
端20bと接地との間の無効容量Cfは、フイーダ
ケーブル7の対地浮遊容量を代表している。また
コイルL1と並列に接続されているコンデンサC4
は、FM放送帯の受信信号を低損失で通過させる
ためのバイパスコンデンサ(容量は例えば68pF)
であり、ヒータ線2(アンテナ)をAM/FMで
兼用した場合に接続する。
コイルL2とコイルL3との直列回路及び無効容
量Cfで第1の並列共振回路21を形成し、この並
列共振回路21を並列共振させることによつて、
無効分をキヤンセルして受電効率を高めている。
フイーダケーブル7として30pF/mの分布容量
のものを4m使用すると、無効容量Cfは約120pF
である。この場合、コイルL2のインダクタンス
を180μH、コイルL3のインダクタンスを定常値で
140μHとしてある。コイルL3のインダクタンスに
は後述のように周波数特性を与えている。
第3図の回路図に示すように固定インダクタン
スのコイルL2だけを無効容量Cfと並列に接続した
場合、第4図の受信感度の周波数特性図に示すよ
うに、受信帯域が800〜1300KHzと非常に狭帯域
である。
広帯域の受信特性を得るために、コイルL2
直列のコイルL3に第5図のようなインダクタン
ス−周波数特性を持たせている。即ち、200KHz
程度までの低い周波数帯ではインダクタンスが約
140μHで一定で、200KHzよりも高い周波数に対
しては、周波数が高くなるに従つてインダクタン
スが急激に低下し、○及び×の間のAM受信帯域
において500KHzでは95μH,1500KHzでは10μH
となつている。
コイルL3は、例えば透磁率が大きいトロイダ
ルコア(μ=5000)に0.4φの線材を7回巻いて形
成されている。
従つて、第1の並列共振回路21の合計インダ
クタンスL2+L3は、500KHz〜1500KHzの受信帯
域で275μHから190μHまで減少する。このため第
1の並列共振回路21の共振点は受信信号の周波
数の上昇に伴つて高域にシフトする。従つて、第
1の並列共振回路21の周波数特性はより広帯域
になる。
更に、低域の受信感度を改善するために、コイ
ルL3と並列にコンデンサC5を接続し、第2の共
振回路22を構成してある。コンデンサC5の容
量を無効容量Cfに合わせて調整し、第2の並列共
振回路22を低域の800KHz付近で共振させてい
る。このコンデンサC5の容量は、例えば無効容
量Cfが120pFの場合には280pF程度にしてある。
上記したように、第1の並列共振回路21を受
信帯域の中高域で並列共振させると共に、第2の
並列共振回路22を受信帯域の低域で並列共振さ
せている。この結果、第6図の受信感度特性図の
特性曲線Aで示すように、非常に広帯域にわたつ
て良好な受信性能が得られる。なおこの特性Aは
次に説明する直列コイルL1が無い場合である。
高域における受信感度を更に向上させるため
に、前記したように無効容量Cfとローパスフイル
タ23を形成するコイルL1を設けてある。この
コイルL1のインダクタンスを約47μHとすると、
120pFの無効容量Cfと約2MHzで一種の共振を起
こし、第6図において破線Bで示す特性曲線Bの
ように、受信帯域の中高域の感度が向上する。
なお第1図ではマツチング回路20を窓ガラス
1側に設けてあるが、第7図に示すようにチユー
ナ19側に設け、アンテナとマツチング回路20
との間をフイーダケーブル7で結合してもよい。
この場合の無効容量はヒータ線2を用いた窓ガラ
スアンテナの対地容量とケーブル7の対地容量と
の並列となる。またチユーナ19内にマツチング
回路20を組込んでもよい。チユーナ19内に組
込む場合、AMチユーナ側に組込めばアンテナが
AM/FM兼用の場合でも、FMバイパス用のコ
ンデンサC4を設けなくてもよくなる。
また、コイルL3のインダクタンス値及びトロ
イダルコアの透磁率を適宜選定することにより、
第8図の回路図に示すようにコイルL2を省略し
ても同様な効果が得られる。例えば、フイーダケ
ーブル7が3〜4mで無効容量Cfが120pF程度の
場合、コア材は透磁率μが2500〜8000程度のもの
を用いる。そしてインダクタンスが周波数500K
Hzにおいて850μHになると共に、周波数1700KHz
において75μHとなるように線材を巻いてコイル
L3を形成する。
なお、第8図におけるコイルL1及びコンデン
サC4は必ずしも設ける必要が無く、必要に応じ
て付加すればよい。
〔考案の効果〕
本考案は上述したように、チユーナの入力端か
らアンテナ側を見たときのアンテナの対地浮遊容
量分と並列に共振コイルを設けた自動車用受信装
置において、上記共振コイルに、周波数に応じて
透磁率が変化するコアを有し、インダクタンスが
受信周波数の増加に伴つて減少するコイルを少な
くとも1つ用いたものである。このため単に無効
容量と並列共振する一定値のインダクタンスを設
けるだけでは、Qが高いために狭帯域であるが、
受信帯域において共振コイルの少なくとも1つ
に、周波数に応じて透磁率が変化するコアを有
し、インダクタンスが受信周波数の増加に伴つて
減少する共振コイルを用いたことにより、受信周
波数に対応して共振周波数が変化し、対地浮遊容
量分による利得低下を広帯域にわたつて補償する
ことができる。従つて無効容量が大きなアンテナ
回路の受信感度を簡単な構成で受信帯域の全域に
わたつて上げることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用した自動車の後方窓ガラ
スアンテナの配線図、第2図は本考案の一実施例
を示すマツチング回路の回路図、第3図は第2図
と比較する単一並列共振回路の回路図、第4図は
第3図の並列共振回路を用いた場合の受信感度−
周波数特性図、第5図は実施例に用いたコイルの
インダクタンス−周波数特性図、第6図は第2図
のマツチング回路を用いた場合の受信感度−周波
数特性図、第7図はフイーダケーブルの後にマツ
チング回路を挿入したときの配線図、第8図は第
2図と異なる実施例を示すマツチング回路の回路
図、第9図は従来の窓ガラスアンテナの配線図、
第10図は第9図の等価回路図である。 なお図面に用いた符号において、1……後方窓
ガラス、2……ヒータ線、7……フイーダケーブ
ル、19……チユーナ、20……マツチング回
路、21……第1の並列共振回路、22……第2
の並列共振回路、23……ローパスフイルタ、
L3……共振コイル、Cf……無効容量、である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 チユーナの入力端からアンテナ側を見たときの
    アンテナの対地浮遊容量分と並列に共振コイルを
    設けた自動車用受信装置において、 上記共振コイルに、周波数に応じて透磁率が変
    化するコアを有し、インダクタンスが受信周波数
    の増加に伴つて減少するコイルを少なくとも1つ
    用いた自動車用受信装置。
JP1988077190U 1988-06-10 1988-06-10 Expired - Lifetime JPH057789Y2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988077190U JPH057789Y2 (ja) 1988-06-10 1988-06-10
DE89305733T DE68909498T2 (de) 1988-06-10 1989-06-07 Empfangssystem.
EP89305733A EP0346089B1 (en) 1988-06-10 1989-06-07 Reception system
ES89305733T ES2044118T3 (es) 1988-06-10 1989-06-07 Sistema de recepcion.
KR1019890007956A KR900001119A (ko) 1988-06-10 1989-06-09 자동차용 수신장치

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ID=31302185

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63146521A (ja) * 1986-12-09 1988-06-18 Harada Kogyo Kk 自動車用アンテナ装置

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JPH02844U (ja) 1990-01-05

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