JPH0578741B2 - - Google Patents
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- JPH0578741B2 JPH0578741B2 JP20577084A JP20577084A JPH0578741B2 JP H0578741 B2 JPH0578741 B2 JP H0578741B2 JP 20577084 A JP20577084 A JP 20577084A JP 20577084 A JP20577084 A JP 20577084A JP H0578741 B2 JPH0578741 B2 JP H0578741B2
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Landscapes
- Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本発明は凝縮器と吸収器とから温度レベルの異
なる温水その他の被加熱流体を取出すようにした
吸収ヒートポンプの改良に関する。
なる温水その他の被加熱流体を取出すようにした
吸収ヒートポンプの改良に関する。
(ロ) 従来の技術
凝縮器と吸収器とから温水を取出すようにした
吸収ヒートポンプ(以下、この種の吸収ヒートポ
ンプという)は、例えば特開昭59−74471号公報
にみられるように、従来、知られている。
吸収ヒートポンプ(以下、この種の吸収ヒートポ
ンプという)は、例えば特開昭59−74471号公報
にみられるように、従来、知られている。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点
この種の吸収ヒートポンプにおいては、温度レ
ベルの異なる温水を取出すことができるので、例
えば一方の温水をホテルの温水プールに用い、他
方の温水をホテルの暖房や給湯に用いるなど、一
台の吸収ヒートポンプで種類の違う負荷に温水を
供給できる利点がある。しかし、これら負荷が必
ずしも同じ割合で増減するとは限らないため、一
方の負荷に応じて取出し温水の熱量をコントロー
ルするよう吸収ヒートポンプの容量制御を行う
と、他方の負荷へ供給される温水の熱量が不足し
たり過剰となる等の問題があつた。
ベルの異なる温水を取出すことができるので、例
えば一方の温水をホテルの温水プールに用い、他
方の温水をホテルの暖房や給湯に用いるなど、一
台の吸収ヒートポンプで種類の違う負荷に温水を
供給できる利点がある。しかし、これら負荷が必
ずしも同じ割合で増減するとは限らないため、一
方の負荷に応じて取出し温水の熱量をコントロー
ルするよう吸収ヒートポンプの容量制御を行う
と、他方の負荷へ供給される温水の熱量が不足し
たり過剰となる等の問題があつた。
本発明は、このような問題点に鑑み、両方の負
荷にほぼ見合う温水その他の被加熱流体を供給で
きるこの種の吸収ヒートポンプの提供を目的とし
たものである。
荷にほぼ見合う温水その他の被加熱流体を供給で
きるこの種の吸収ヒートポンプの提供を目的とし
たものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段
本発明は、この種の吸収ヒートポンプにおい
て、凝縮器から取出す被加熱流体側の負荷(以
下、第2負荷という)に応じて発生器の加熱量を
制御する第1の手段と、吸収器から取出す被加熱
流体側の負荷(以下、第1負荷という)に応じ
て、吸収器に流入する吸収液の濃度あるいは冷媒
の蒸発器での蒸発量を調節して吸収器の冷媒吸収
量をコントロールする第2の手段とを備える構成
としたものである。
て、凝縮器から取出す被加熱流体側の負荷(以
下、第2負荷という)に応じて発生器の加熱量を
制御する第1の手段と、吸収器から取出す被加熱
流体側の負荷(以下、第1負荷という)に応じ
て、吸収器に流入する吸収液の濃度あるいは冷媒
の蒸発器での蒸発量を調節して吸収器の冷媒吸収
量をコントロールする第2の手段とを備える構成
としたものである。
(ホ) 作用
本発明によるこの種のヒートポンプにおいて
は、第1の手段の作用(働き)として、発生器か
ら凝縮器への冷媒蒸気供給量が第2負荷に応じて
調整され、凝縮器での被加熱流体と冷媒蒸気との
交換熱量がコントロールされるので、第2負荷に
見合う被加熱流体を取出すことができる。かつま
た、第2の手段の作用として、冷媒を吸収する吸
収液の発熱量が第2負荷に応じて調整され、吸収
器での被加熱流体と吸収液との交換熱量がコント
ロールされるので、第1負荷に見合う被加熱流体
を取出すこともできる。
は、第1の手段の作用(働き)として、発生器か
ら凝縮器への冷媒蒸気供給量が第2負荷に応じて
調整され、凝縮器での被加熱流体と冷媒蒸気との
交換熱量がコントロールされるので、第2負荷に
見合う被加熱流体を取出すことができる。かつま
た、第2の手段の作用として、冷媒を吸収する吸
収液の発熱量が第2負荷に応じて調整され、吸収
器での被加熱流体と吸収液との交換熱量がコント
ロールされるので、第1負荷に見合う被加熱流体
を取出すこともできる。
例えば第2負荷が増大して第1負荷が変化しな
い場合、発生器の加熱量が増加されて第2負荷に
見合う被加熱流体が凝縮器から第2負荷へ供給さ
れる。この場合、発生器の加熱量の増加分だけ発
生器における吸収液の濃縮が促進されて発生器か
ら吸収器へ流れる吸収液の濃度が高くなるため、
これをそのまま放置していると吸収器での吸収液
の冷媒収量が増えて吸収液の発熱量が増大するこ
ととなり、第1負荷に供給される被加熱流体の熱
量が過剰となつてしまう。そのため、本発明によ
る吸収ヒートポンプにおいては、冷媒液を吸収液
に混入させて吸収器に流入する吸収液の濃度が発
生器の加熱量を増加する以前と同程度になるよう
調整したり、あるいは吸収器における吸収液の冷
媒吸収量すなわち吸収液の発熱量を発生器の加熱
量の増加前とほぼ同量にコントロールすることに
よつて、第1負荷に見合う被加熱流体を吸収器か
ら第1負荷へ供給しているのである。
い場合、発生器の加熱量が増加されて第2負荷に
見合う被加熱流体が凝縮器から第2負荷へ供給さ
れる。この場合、発生器の加熱量の増加分だけ発
生器における吸収液の濃縮が促進されて発生器か
ら吸収器へ流れる吸収液の濃度が高くなるため、
これをそのまま放置していると吸収器での吸収液
の冷媒収量が増えて吸収液の発熱量が増大するこ
ととなり、第1負荷に供給される被加熱流体の熱
量が過剰となつてしまう。そのため、本発明によ
る吸収ヒートポンプにおいては、冷媒液を吸収液
に混入させて吸収器に流入する吸収液の濃度が発
生器の加熱量を増加する以前と同程度になるよう
調整したり、あるいは吸収器における吸収液の冷
媒吸収量すなわち吸収液の発熱量を発生器の加熱
量の増加前とほぼ同量にコントロールすることに
よつて、第1負荷に見合う被加熱流体を吸収器か
ら第1負荷へ供給しているのである。
(ヘ) 実施例
第1図は本発明によるこの種の吸収ヒートポン
プの一実施例を示した概略構成説明図である。第
1図において、1は発生器、2は凝縮器、3は蒸
発器、4は吸収器、5は溶液熱交換器、6は冷媒
液用のポンプ、7は吸収液用のポンプで、これら
機器は冷媒蒸気の流れる管8,9、冷媒液の流下
する管10、冷媒液の還流する管11,12、吸
収液の送られる管13,14,15、吸収液の流
下する管16,17により接続されて冷媒および
吸収液の循環路を形成している。なお、18は溶
液熱交換器5に内蔵した伝熱器である。
プの一実施例を示した概略構成説明図である。第
1図において、1は発生器、2は凝縮器、3は蒸
発器、4は吸収器、5は溶液熱交換器、6は冷媒
液用のポンプ、7は吸収液用のポンプで、これら
機器は冷媒蒸気の流れる管8,9、冷媒液の流下
する管10、冷媒液の還流する管11,12、吸
収液の送られる管13,14,15、吸収液の流
下する管16,17により接続されて冷媒および
吸収液の循環路を形成している。なお、18は溶
液熱交換器5に内蔵した伝熱器である。
19は発生器1に内蔵した加熱器、20は凝縮
器2に内蔵した被加熱器、21は蒸発器3に内蔵
した給熱器、22は吸収器4に内蔵した被加熱器
であり、23,24はそれぞれ第1負荷側、第2
負荷側の熱交換ユニツトである。また、25,2
6は加熱器19と接続した高温の熱源蒸気その他
の熱源流体の流れる管、27,28は被加熱器2
0と第2負荷側の熱交換ユニツト23と接続した
高温の温水その他の被加熱流体の流れる管、2
9,30は給熱器21と接続した排温水その他の
低温の熱源流体の流れる管、31,32は被加熱
器22と第1負荷側の熱交換ユニツト24とを接
続した温水その他の被加熱流体の流れる管であ
り、33,34はそれぞれ管27,31に備えた
被加熱流体用のポンプである。
器2に内蔵した被加熱器、21は蒸発器3に内蔵
した給熱器、22は吸収器4に内蔵した被加熱器
であり、23,24はそれぞれ第1負荷側、第2
負荷側の熱交換ユニツトである。また、25,2
6は加熱器19と接続した高温の熱源蒸気その他
の熱源流体の流れる管、27,28は被加熱器2
0と第2負荷側の熱交換ユニツト23と接続した
高温の温水その他の被加熱流体の流れる管、2
9,30は給熱器21と接続した排温水その他の
低温の熱源流体の流れる管、31,32は被加熱
器22と第1負荷側の熱交換ユニツト24とを接
続した温水その他の被加熱流体の流れる管であ
り、33,34はそれぞれ管27,31に備えた
被加熱流体用のポンプである。
35,36はそれぞれ発生器1、吸収器4の溶
液溜め、37,38はそれぞれ凝縮器2、蒸発器
3の冷媒液溜め、39は冷媒液の散布器、40は
吸収液の散布器である。
液溜め、37,38はそれぞれ凝縮器2、蒸発器
3の冷媒液溜め、39は冷媒液の散布器、40は
吸収液の散布器である。
41は三方弁V1を介して管12と管13〔あ
るいは管17〕とを接続した管で、この管により
吸収液中に冷媒液を混入できるようにしている。
また、V2は管25〔あるいは管26〕に備えた
熱源流体の流量調節用の制御弁であり、S1,S2は
それぞれ管32,28に備えた温度検出器であ
る。そして、制御弁V2の開度が温度検出器S2の
信号により制御され、かつ、三方弁V1の開度が
温度検出器S1の信号により制御されるようになつ
ている。
るいは管17〕とを接続した管で、この管により
吸収液中に冷媒液を混入できるようにしている。
また、V2は管25〔あるいは管26〕に備えた
熱源流体の流量調節用の制御弁であり、S1,S2は
それぞれ管32,28に備えた温度検出器であ
る。そして、制御弁V2の開度が温度検出器S2の
信号により制御され、かつ、三方弁V1の開度が
温度検出器S1の信号により制御されるようになつ
ている。
次に、このように構成された吸収ヒートポンプ
(以下、本機という)の運転動作を8つのケース
に分けて説明する。
(以下、本機という)の運転動作を8つのケース
に分けて説明する。
ここにおいて、第2負荷、第1負荷が共に定格
の負荷であるときには、制御弁V2、三方弁V1を
共に定格の開度〔例えば制御弁V2の開度を50%、
三方弁V1の管41側開度および管12下流側開
度を50%〕にセツトして本機の定格運転を行うも
のとする。また、熱交換ユニツト23,24には
温水を供給するものとする。
の負荷であるときには、制御弁V2、三方弁V1を
共に定格の開度〔例えば制御弁V2の開度を50%、
三方弁V1の管41側開度および管12下流側開
度を50%〕にセツトして本機の定格運転を行うも
のとする。また、熱交換ユニツト23,24には
温水を供給するものとする。
〔a〕 第2負荷のみが増大するケース
このケースにおいては、第2負荷の増大に対
して凝縮器2における温水の熱出力が不足気味
となり、被加熱器20出口の温水温度が下がり
始めるので、温度検出器S2の信号により制御弁
V2の開度を定格の開度よりも大きくして発生
器1における冷媒蒸気の発生量を増やす。その
結果、凝縮器2での冷媒蒸気と温水との交換熱
量が多くなつて第2負荷(増大した第2負荷)
に見合う温水を熱交換ユニツト23へ供給する
ことが可能となる。なお、被加熱器20出口の
温水温度が再び上昇し始めて元の温度(所定の
温度)に復帰すると、制御弁V2の開度は固定
される。
して凝縮器2における温水の熱出力が不足気味
となり、被加熱器20出口の温水温度が下がり
始めるので、温度検出器S2の信号により制御弁
V2の開度を定格の開度よりも大きくして発生
器1における冷媒蒸気の発生量を増やす。その
結果、凝縮器2での冷媒蒸気と温水との交換熱
量が多くなつて第2負荷(増大した第2負荷)
に見合う温水を熱交換ユニツト23へ供給する
ことが可能となる。なお、被加熱器20出口の
温水温度が再び上昇し始めて元の温度(所定の
温度)に復帰すると、制御弁V2の開度は固定
される。
一方、発生器1における冷媒蒸気の発生量が
増えると発生器1内の吸収液の濃度が高くな
る。それに伴い吸収器4での吸収液による冷媒
の吸収量が増えて吸収液の発熱量が多くなるた
め、定格の第1負荷に対して吸収器4における
温水の熱出力が過剰となる。そして、被加熱器
22出口の温水温度が上がり始めるので、温度
検出器S1の信号により三方弁V1の管41側開
度を大きくすると共に三方弁V1の管12下流
側開度を小さくする。このように三方弁V1を
制御することにより、吸収液の循環路への冷媒
液の注入量が増えて吸収器4に散布される吸収
液の濃度の高まりが抑えられると共に蒸発器3
における冷媒の蒸発量が減つて吸収器4に流入
する冷媒蒸気の量が少なくなるので、吸収器4
における吸収液の冷媒吸収量すなわち吸収液の
発熱量を第2負荷の増大する以前とほぼ同程度
にすることが可能となる。それ故、本機におい
ては、第1負荷(定格負荷のままの第1負荷)
に見合う温水を熱交換ユニツト24へ供給する
ことができる。なお、被加熱器24出口の温水
温度が再び降下し始めて元の温度(所定温度)
に復帰すると三方弁V1の開度は固定される。
増えると発生器1内の吸収液の濃度が高くな
る。それに伴い吸収器4での吸収液による冷媒
の吸収量が増えて吸収液の発熱量が多くなるた
め、定格の第1負荷に対して吸収器4における
温水の熱出力が過剰となる。そして、被加熱器
22出口の温水温度が上がり始めるので、温度
検出器S1の信号により三方弁V1の管41側開
度を大きくすると共に三方弁V1の管12下流
側開度を小さくする。このように三方弁V1を
制御することにより、吸収液の循環路への冷媒
液の注入量が増えて吸収器4に散布される吸収
液の濃度の高まりが抑えられると共に蒸発器3
における冷媒の蒸発量が減つて吸収器4に流入
する冷媒蒸気の量が少なくなるので、吸収器4
における吸収液の冷媒吸収量すなわち吸収液の
発熱量を第2負荷の増大する以前とほぼ同程度
にすることが可能となる。それ故、本機におい
ては、第1負荷(定格負荷のままの第1負荷)
に見合う温水を熱交換ユニツト24へ供給する
ことができる。なお、被加熱器24出口の温水
温度が再び降下し始めて元の温度(所定温度)
に復帰すると三方弁V1の開度は固定される。
〔b〕 第2負荷のみが減少するケース
このケースにおいては、制御弁V2および三
方弁V1がケース〔a〕とは逆に制御されるこ
とにより、それぞれの負荷すなわち減少した第
2負荷および定格の第1負荷に見合う温水が熱
交換ユニツト23,24へ供給される。すなわ
ち、制御弁V2の開度は定格の開度よりも小さ
くされ、一方、三方弁V1の管41側開度が小
さくされると共に管12下流側開度が大きくさ
れるのである。
方弁V1がケース〔a〕とは逆に制御されるこ
とにより、それぞれの負荷すなわち減少した第
2負荷および定格の第1負荷に見合う温水が熱
交換ユニツト23,24へ供給される。すなわ
ち、制御弁V2の開度は定格の開度よりも小さ
くされ、一方、三方弁V1の管41側開度が小
さくされると共に管12下流側開度が大きくさ
れるのである。
〔c〕 第2負荷が増大する一方で第1負荷が減少
するケース このケースにおいては、ケース〔a〕と同様
に制御弁V2の開度が大きくされ、増大した第
2負荷に見合う温水が熱交換ユニツト23へ供
給される。一方、三方弁V1にあつては、その
管41側開度がケース〔a〕よりもさらに大き
くされると共にその管12下流側開度がケース
〔a〕よりもさらに小さくされ、減少した第1
負荷に見合う温水が熱交換ユニツト24へ供給
される。
するケース このケースにおいては、ケース〔a〕と同様
に制御弁V2の開度が大きくされ、増大した第
2負荷に見合う温水が熱交換ユニツト23へ供
給される。一方、三方弁V1にあつては、その
管41側開度がケース〔a〕よりもさらに大き
くされると共にその管12下流側開度がケース
〔a〕よりもさらに小さくされ、減少した第1
負荷に見合う温水が熱交換ユニツト24へ供給
される。
〔d〕 第2負荷が減少する一方で第1負荷が増大
するケース このケースにおいては、ケース〔b〕と同様
に制御弁V2の開度が小さくされ、減少した第
2負荷に見合う温水が熱交換ユニツト23へ供
給される。一方、三方弁V1にあつては、その
管41側開度がケース〔b〕よりもさらに小さ
くされると共にその管12下流側開度がケース
〔b〕よりもさらに大きくされ、増大した第1
負荷に見合う温水が熱交換ユニツト24へ供給
される。
するケース このケースにおいては、ケース〔b〕と同様
に制御弁V2の開度が小さくされ、減少した第
2負荷に見合う温水が熱交換ユニツト23へ供
給される。一方、三方弁V1にあつては、その
管41側開度がケース〔b〕よりもさらに小さ
くされると共にその管12下流側開度がケース
〔b〕よりもさらに大きくされ、増大した第1
負荷に見合う温水が熱交換ユニツト24へ供給
される。
〔e〕 第1負荷のみが増大するケース
このケースにおいては、第1負荷の増大に対
して吸収器4における温水の熱出力が不足気味
となり、被加熱器22出口の温水温度が下がり
始めるので、温度検出器S1の信号により、三方
弁V1の管41側開度を定格の開度よりも小さ
くすると共に三方弁V1の管12下流側開度を
定格の開度よりも大きくする。このように三方
弁V1を制御することにより、吸収液の循環路
への冷媒液の注入量が減つて吸収液の濃度が高
くなり、吸収器4に散布される吸収液の冷媒吸
収能力が高まる。かつまた、給熱器21への冷
媒液の散布量が増えて蒸発器3における冷媒の
蒸発量が増加し、吸収器4に流入する冷媒蒸気
の量も多くなる。その結果、吸収器4における
温水の熱出力が大きくなる。それ故、本機にお
いては、増大した第1負荷に見合う温水を熱交
換ユニツト24へ供給することが可能となる。
して吸収器4における温水の熱出力が不足気味
となり、被加熱器22出口の温水温度が下がり
始めるので、温度検出器S1の信号により、三方
弁V1の管41側開度を定格の開度よりも小さ
くすると共に三方弁V1の管12下流側開度を
定格の開度よりも大きくする。このように三方
弁V1を制御することにより、吸収液の循環路
への冷媒液の注入量が減つて吸収液の濃度が高
くなり、吸収器4に散布される吸収液の冷媒吸
収能力が高まる。かつまた、給熱器21への冷
媒液の散布量が増えて蒸発器3における冷媒の
蒸発量が増加し、吸収器4に流入する冷媒蒸気
の量も多くなる。その結果、吸収器4における
温水の熱出力が大きくなる。それ故、本機にお
いては、増大した第1負荷に見合う温水を熱交
換ユニツト24へ供給することが可能となる。
一方、循環する吸収液の濃度が高くなると発
生器1における吸収液濃度が高くなり、この発
生器1内の吸収液の飽和温度が上昇して発生器
1から流出する吸収液のエンタルピーが見掛上
大きくなるものの、発生器1へ流入する吸収液
のエンタルピーも同程度大きくなるので、発生
器1における熱収支は循環している吸収液の濃
度の変化前とほぼ同じであり、発生器1での冷
媒蒸気の発生量は殆んど変わらない。それ故、
本機においては、第2負荷(定格負荷のままの
第2負荷)に見合う温水を熱交換ユニツト23
へ供給することができる。
生器1における吸収液濃度が高くなり、この発
生器1内の吸収液の飽和温度が上昇して発生器
1から流出する吸収液のエンタルピーが見掛上
大きくなるものの、発生器1へ流入する吸収液
のエンタルピーも同程度大きくなるので、発生
器1における熱収支は循環している吸収液の濃
度の変化前とほぼ同じであり、発生器1での冷
媒蒸気の発生量は殆んど変わらない。それ故、
本機においては、第2負荷(定格負荷のままの
第2負荷)に見合う温水を熱交換ユニツト23
へ供給することができる。
〔f〕 第1負荷のみが減少するケース
このケースにおいては、三方弁V1がケース
〔e〕とは逆に制御されることにより、減少し
た第1負荷および定格の第2負荷に見合う温水
が熱交換ユニツト24,23へ供給される。す
なわち、三方弁V1の管41側開度は定格の開
度よりも大きくされると共に管12下流側開度
は定格の開度よりも小さくされるのである。
〔e〕とは逆に制御されることにより、減少し
た第1負荷および定格の第2負荷に見合う温水
が熱交換ユニツト24,23へ供給される。す
なわち、三方弁V1の管41側開度は定格の開
度よりも大きくされると共に管12下流側開度
は定格の開度よりも小さくされるのである。
〔g〕 第1、第2負荷が共に増大するケース
このケースにおいては、制御弁V2の開度が
温度検出器S2の信号で定格の開度よりも大きく
され、増大した第2負荷に見合う温水が熱交換
ユニツト23へ供給される。
温度検出器S2の信号で定格の開度よりも大きく
され、増大した第2負荷に見合う温水が熱交換
ユニツト23へ供給される。
制御弁V2の開度が大きくされて発生器1の
加熱量が増えると発生器1内の吸収液濃度が高
くなり、それに伴ない吸収器4での吸収液によ
る冷媒の吸収量が増えて吸収液の発熱量が多く
なる。そして、この多くなつた発熱量が増大し
た第1負荷に対して熱量不足であるときには被
加熱器22出口の温水温度が下がり始めるの
で、温度検出器S1の信号により三方弁V1の管
41側開度を小さくすると共に管12下流側開
度を大きくして、吸収器4における吸収液の発
熱量をより一層多くする。また、発生器1の加
熱量を増すことによつて多くなつた吸収器4に
おける吸収液の発熱量が逆に第1負荷に対して
過剰となるときには被加熱器22出口の温水温
度が上がり始めるので、温度検出器S1の信号に
より、三方弁V1の管41側開度を大きくする
と共に管12下流側開度を小さくして、吸収器
4における吸収液の発熱量を少なくする。
加熱量が増えると発生器1内の吸収液濃度が高
くなり、それに伴ない吸収器4での吸収液によ
る冷媒の吸収量が増えて吸収液の発熱量が多く
なる。そして、この多くなつた発熱量が増大し
た第1負荷に対して熱量不足であるときには被
加熱器22出口の温水温度が下がり始めるの
で、温度検出器S1の信号により三方弁V1の管
41側開度を小さくすると共に管12下流側開
度を大きくして、吸収器4における吸収液の発
熱量をより一層多くする。また、発生器1の加
熱量を増すことによつて多くなつた吸収器4に
おける吸収液の発熱量が逆に第1負荷に対して
過剰となるときには被加熱器22出口の温水温
度が上がり始めるので、温度検出器S1の信号に
より、三方弁V1の管41側開度を大きくする
と共に管12下流側開度を小さくして、吸収器
4における吸収液の発熱量を少なくする。
このようにして、被加熱器22の出口の温水
温度が所定温度に復帰すると三方弁V1の開度
は固定され、増大した第1負荷、第2負荷に見
合う温水が熱交換ユニツト24,23へ供給さ
れるのである。
温度が所定温度に復帰すると三方弁V1の開度
は固定され、増大した第1負荷、第2負荷に見
合う温水が熱交換ユニツト24,23へ供給さ
れるのである。
なお、発生器1の加熱量を増すことによつて
多くなつた吸収器4における発熱量がたまたま
増大した第1負荷と釣合うときには被加熱器2
4出口の温水温度は所定温度に保たれるので、
三方弁V1の開度は定格の開度のまま固定され
る。
多くなつた吸収器4における発熱量がたまたま
増大した第1負荷と釣合うときには被加熱器2
4出口の温水温度は所定温度に保たれるので、
三方弁V1の開度は定格の開度のまま固定され
る。
〔h〕 第1、第2負荷が共に減少するケース
このケースにおいては、制御弁V2の開度が
定格の開度よりも小さくされ、減少した第2負
荷に見合う温水が供給される。
定格の開度よりも小さくされ、減少した第2負
荷に見合う温水が供給される。
制御弁V2の開度が小さくされて発生器1内
の加熱量が減ると発生器1内の吸収液濃度が低
くなり、それに伴ない吸収器4における吸収液
の発熱量が少なくなる。そして、この少なくな
つた発熱量の第2負荷(減少した第2負荷)に
対する過不足に応じてケース〔g〕と同様に温
度検出器S1の信号により三方弁V1の開度が制
御され、第1負荷に見合う温水が供給されるの
である。
の加熱量が減ると発生器1内の吸収液濃度が低
くなり、それに伴ない吸収器4における吸収液
の発熱量が少なくなる。そして、この少なくな
つた発熱量の第2負荷(減少した第2負荷)に
対する過不足に応じてケース〔g〕と同様に温
度検出器S1の信号により三方弁V1の開度が制
御され、第1負荷に見合う温水が供給されるの
である。
このように、本機においては、第1負荷、第2
負荷のそれぞれが独立に変化しても、それぞれの
負荷に見合う温水を供給することができる。
負荷のそれぞれが独立に変化しても、それぞれの
負荷に見合う温水を供給することができる。
なお、本機においては、吸収器4が凝縮器2よ
りも低温低圧で作動し、熱交換ユニツト23には
熱交換ユニツト24よりも高温の温水が供給され
る。
りも低温低圧で作動し、熱交換ユニツト23には
熱交換ユニツト24よりも高温の温水が供給され
る。
なおまた、凝縮器が吸収器よりも低温低圧で作
動する形式の吸収ヒートポンプ(例えば特開昭58
−69372号公報)においても、本機と同様にそれ
ぞれの負荷に見合う温水を供給できる(図示せ
ず)。なお、この形式の吸収ヒートポンプにおい
ては、吸収器から取出される温水の方が凝縮器か
ら取出される温水よりも高温となる。
動する形式の吸収ヒートポンプ(例えば特開昭58
−69372号公報)においても、本機と同様にそれ
ぞれの負荷に見合う温水を供給できる(図示せ
ず)。なお、この形式の吸収ヒートポンプにおい
ては、吸収器から取出される温水の方が凝縮器か
ら取出される温水よりも高温となる。
第2図、第3図は本発明によるこの種の吸収ヒ
ートポンプの他の実施例を示した概略構成説明図
で、第1図に示した構成機器と同様のものには同
一の符号を付している。
ートポンプの他の実施例を示した概略構成説明図
で、第1図に示した構成機器と同様のものには同
一の符号を付している。
第2図において、Vは管12に備えた冷媒液の
流量制御弁で、この流量制御弁の開度が温度検出
器S2の信号により制御されて給熱器21への冷媒
液の散布量が増減されるようになつている。この
ように冷媒液の散布量を第1負荷に応じてコント
ロールすることにより、蒸発器3における冷媒の
蒸発量すなわち吸収器4への冷媒の流入量が増減
されることになる。その結果、吸収器4での吸収
液による冷媒の吸収量すなわち吸収液の発熱量が
増減し、第1負荷に見合う温水を熱交換ユニツト
24へ供給することが可能となる。
流量制御弁で、この流量制御弁の開度が温度検出
器S2の信号により制御されて給熱器21への冷媒
液の散布量が増減されるようになつている。この
ように冷媒液の散布量を第1負荷に応じてコント
ロールすることにより、蒸発器3における冷媒の
蒸発量すなわち吸収器4への冷媒の流入量が増減
されることになる。その結果、吸収器4での吸収
液による冷媒の吸収量すなわち吸収液の発熱量が
増減し、第1負荷に見合う温水を熱交換ユニツト
24へ供給することが可能となる。
それ故、第2図に示した実施例においても、第
1図に示した実施例とほぼ同様に、第1、第2負
荷に見合う温水を熱交換ユニツト24,23へそ
れぞれ供給できる。なお、第2図において、ポン
プ6の吐出量を制御しても良い。
1図に示した実施例とほぼ同様に、第1、第2負
荷に見合う温水を熱交換ユニツト24,23へそ
れぞれ供給できる。なお、第2図において、ポン
プ6の吐出量を制御しても良い。
第3図において、42は三方弁V3を介して管
17と管13とに接続した吸収器4のバイパス管
であり、三方弁V3を温度検出器S1の信号で制御
することによつて被加熱器22への吸収液の散布
量が増減されるようになつている。
17と管13とに接続した吸収器4のバイパス管
であり、三方弁V3を温度検出器S1の信号で制御
することによつて被加熱器22への吸収液の散布
量が増減されるようになつている。
また、第3図において、43は三方弁V4〔破線
で図示されている三方弁〕を介して管14と管1
7とに接続した管〔二点鎖線で図示されている
管〕であり、三方弁V4を温度検出器S1の信号で
制御することによつて、発生器1側からの濃度の
高い吸収液と吸収器4の溶液溜め36からの濃度
の低い吸収液との混合割合を調節しつつ吸収器4
に流入する吸収液の濃度をコントロールするよう
になつている。このように吸収器4に流入する吸
収液の濃度を第1負荷に応じてコントロールする
ことにより、吸収器4における冷媒の吸収量すな
わち吸収液の発熱量がコントロールされ、第1負
荷に見合う温水を熱交換ユニツト24へ供給する
ことが可能となる。それ故、この実施例において
も、第1図に示した実施例とほぼ同様に、第1、
第2負荷に見合う温水を熱交換ユニツト24,2
3へそれぞれ供給できるのである。
で図示されている三方弁〕を介して管14と管1
7とに接続した管〔二点鎖線で図示されている
管〕であり、三方弁V4を温度検出器S1の信号で
制御することによつて、発生器1側からの濃度の
高い吸収液と吸収器4の溶液溜め36からの濃度
の低い吸収液との混合割合を調節しつつ吸収器4
に流入する吸収液の濃度をコントロールするよう
になつている。このように吸収器4に流入する吸
収液の濃度を第1負荷に応じてコントロールする
ことにより、吸収器4における冷媒の吸収量すな
わち吸収液の発熱量がコントロールされ、第1負
荷に見合う温水を熱交換ユニツト24へ供給する
ことが可能となる。それ故、この実施例において
も、第1図に示した実施例とほぼ同様に、第1、
第2負荷に見合う温水を熱交換ユニツト24,2
3へそれぞれ供給できるのである。
(ト) 発明の効果
以上のように、本発明は、この種の吸収ヒート
ポンプにおいて、凝縮器から取出す被加熱流体側
の負荷に対しては発生器における冷媒の発生量を
コントロールし、かつまた、吸収器から取出す被
加熱流体側の負荷に対しては吸収器における冷媒
の吸収量すなわち吸収液の発熱量をコントロール
するようにしたものであるので、それぞれの負荷
に見合う被加熱流体を取出すことのできる実用的
効果を奏する。
ポンプにおいて、凝縮器から取出す被加熱流体側
の負荷に対しては発生器における冷媒の発生量を
コントロールし、かつまた、吸収器から取出す被
加熱流体側の負荷に対しては吸収器における冷媒
の吸収量すなわち吸収液の発熱量をコントロール
するようにしたものであるので、それぞれの負荷
に見合う被加熱流体を取出すことのできる実用的
効果を奏する。
第1図は本発明によるこの種の吸収ヒートポン
プの一実施例を示した概略構成説明図、第2図、
第3図は本発明によるこの種の吸収ヒートポンプ
の他の実施例を示した概略構成説明図である。 1……発生器、2……凝縮器、3……蒸発器、
4……吸収器、6……ポンプ、12,13,17
……管、19……加熱器、20……被加熱器、2
1……給熱器、22……被加熱器、23,24…
…熱交換ユニツト、25,26,27,28,2
9,30,31,32……管、36……溶液溜
め、39,40……散布器、41……管、42…
…バイパス管、43……管、S1,S2……温度検出
器、V……流量制御弁、V1……三方弁、V2……
制御弁、V3,V4……三方弁。
プの一実施例を示した概略構成説明図、第2図、
第3図は本発明によるこの種の吸収ヒートポンプ
の他の実施例を示した概略構成説明図である。 1……発生器、2……凝縮器、3……蒸発器、
4……吸収器、6……ポンプ、12,13,17
……管、19……加熱器、20……被加熱器、2
1……給熱器、22……被加熱器、23,24…
…熱交換ユニツト、25,26,27,28,2
9,30,31,32……管、36……溶液溜
め、39,40……散布器、41……管、42…
…バイパス管、43……管、S1,S2……温度検出
器、V……流量制御弁、V1……三方弁、V2……
制御弁、V3,V4……三方弁。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 凝縮器および吸収器からそれぞれ温度レベル
の異なる被加熱流体を取出すように凝縮器と吸収
器に被加熱器を内蔵した吸収ヒートポンプにおい
て、凝縮器から取出す被加熱流体の負荷に応じて
発生器の加熱量を制御する機構と、吸収器から取
出す被加熱流体の負荷に応じて吸収器での冷媒の
吸収量をコントロールする調節機構とが備えられ
ていることを特徴とした吸収ヒートポンプ。 2 前記調節機構が吸収器に流入する吸収液の濃
度をコントロールする調節機構である特許請求の
範囲第1項に記載の吸収ヒートポンプ。 3 上記調節機構が吸収器に流入する吸収液への
冷媒液の混入量をコントロールする機構である特
許請求の範囲第2項に記載の吸収ヒートポンプ。 4 前記調節機構が冷媒の蒸発器における蒸発量
をコントロールする調節機構である特許請求の範
囲第1項に記載の吸収ヒートポンプ。 5 上記調節機構が蒸発器に内蔵した給熱器への
冷媒の散布量をコントロール機構である特許請求
の範囲第4項に記載の吸収ヒートポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20577084A JPS6183845A (ja) | 1984-10-01 | 1984-10-01 | 吸収ヒ−トポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20577084A JPS6183845A (ja) | 1984-10-01 | 1984-10-01 | 吸収ヒ−トポンプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6183845A JPS6183845A (ja) | 1986-04-28 |
| JPH0578741B2 true JPH0578741B2 (ja) | 1993-10-29 |
Family
ID=16512376
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20577084A Granted JPS6183845A (ja) | 1984-10-01 | 1984-10-01 | 吸収ヒ−トポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6183845A (ja) |
-
1984
- 1984-10-01 JP JP20577084A patent/JPS6183845A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6183845A (ja) | 1986-04-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |