JPH0578834U - 立体駐車設備 - Google Patents
立体駐車設備Info
- Publication number
- JPH0578834U JPH0578834U JP1591392U JP1591392U JPH0578834U JP H0578834 U JPH0578834 U JP H0578834U JP 1591392 U JP1591392 U JP 1591392U JP 1591392 U JP1591392 U JP 1591392U JP H0578834 U JPH0578834 U JP H0578834U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】駐車塔の鉄骨構造体2に取り付けられる外壁板
16の振動を防止する。 【構成】上記外壁板16は、水平方向に引張力が与えら
れた状態でその両側縁が張力調節手段17を介して上記
鉄骨構造体2に結合され、当該外壁板16の水平方向に
おける中間部は上記鉄骨構造体2に対し中間支持手段1
8によって板面に垂直な方向へ移動自在に支持されてい
る。
16の振動を防止する。 【構成】上記外壁板16は、水平方向に引張力が与えら
れた状態でその両側縁が張力調節手段17を介して上記
鉄骨構造体2に結合され、当該外壁板16の水平方向に
おける中間部は上記鉄骨構造体2に対し中間支持手段1
8によって板面に垂直な方向へ移動自在に支持されてい
る。
Description
【0001】
本考案は立体駐車設備に関する。
【0002】
立体駐車設備は、地上に立設された鉄骨構造体に平板状の外壁板が支持されて なる駐車塔内に、多数の車両を上下移動可能に収容する機械式駐車装置が上記鉄 骨構造体に支持されて設けられているものとして、一般に知られている。図6に は駐車塔65の構造が示されている。すなわち、駐車塔65の外壁板68は、機 械式駐車装置を支持する鉄骨構造体69の梁70に剛に結合されている。図7及 び図8には外壁板68の支持構造の一例が具体的に示されており、外壁板68は タテ胴縁71及びブラケット72を介して梁70に結合されている。
【0003】 かかる立体駐車設備においては、機械式駐車装置が運転されると、これが振動 源となって、図9に示すように、駐車塔65がその固有の振動モードで振動し、 その結果、駐車塔65の外壁板がスピーカの振動板と同様の働きをして周辺の家 屋に低周波音ないしは低周波振動を与えることがある。
【0004】 これに対して、上記駐車塔の制振のために、その内部の機械式駐車装置に制振 装置を付設するという提案はある。例えば、実開昭59−48962号公報には 駐車装置の支持台を駐車塔に吊り下げ支持するという提案が開示され、実開昭6 2−71435号公報や実開昭63−201237号公報には、駐車装置の台座 に制振手段を取り付けるという提案が開示されている。
【0005】
しかし、上記各提案は、機械式駐車装置の振動が鉄骨構造体に伝わらないよう にするという点で、それなりの効果があるものの、かかる振動伝達を効率良く抑 えることは実際には難しく、上記外壁板の振動という問題がなお残り、また、駐 車塔の内部構造も複雑になる。 そこで、本考案においては、鉄骨構造体から外壁板への振動伝達を抑えようと するものである。
【0006】
本考案は、このような課題に対して、図6に示すように、機械式駐車装置の運 転に伴って鉄骨構造体の梁及び外壁板が共に同じような振動モードで撓み、その ことで低周波音や低周波振動を発生するという点に鑑み、上記鉄骨構造体の振動 に対し外壁板が追従しない構造とするものである。
【0007】 すなわち、上記課題を解決する手段は、地上に立設された鉄骨構造体に平板状 の外壁板が取り付けられてなる駐車塔内に、多数の車両を上下移動可能に収容す る機械式駐車装置が上記鉄骨構造体に支持されて設けられている立体駐車設備で あって、 上記外壁板は、水平方向に引張力が与えられた状態でその両側縁が上記鉄骨構 造体に結合され、当該外壁板の水平方向における中間部は上記鉄骨構造体に対し 外壁板の板面に垂直な方向へ移動自在に支持されていることを特徴とするもので ある。
【0008】 この場合、上記外壁板の中間部と鉄骨構造体との間に、当該鉄骨構造体に対す る外壁板の板面に垂直な方向の振動を減衰する振動減衰手段を設けることは、上 記課題を解決するさらに好適な手段となる。
【0009】
上記立体駐車設備においては、外壁板の中間部は鉄骨構造体に対し板面に垂直 な方向に移動自在であるから、機械式駐車装置の運転に伴って鉄骨構造体が振動 しても、当該中間部が鉄骨構造体に機械的に追従して振動することはない。そし て、上記外壁板には水平方向の引張力が付与されているから、鉄骨構造体と共振 し難くなる。
【0010】 また、さらに振動減衰手段を設けた場合、これによって外壁板の振動がより効 果的に抑えられることになる。
【0011】
従って、本考案によれば、機械式駐車装置を支持する鉄骨構造体に対し、外壁 板に水平方向の引張力を与えた状態で該外壁板の両側縁を結合し、且つ当該外壁 板の水平方向における中間部を板面に垂直な方向へ移動自在に支持せしめたから 、鉄骨構造体の振動によって外壁板が振動することを抑え、駐車塔周辺に低周波 音や低周波振動を及ぼすことを防止することができる。
【0012】 また、振動減衰手段を有するものによれば、振動及び騒音をより効果的に抑え ることができる。
【0013】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。 −全体構成− 図1に立体駐車設備1の全体構成が示されている。同図において、2は機械式 駐車装置4を支持する鉄骨構造体、3は鉄骨構造体2に取り付けられた外装材で ある。鉄骨構造体2は、図2にも示すように4本の柱5、上下に間隔をおいて配 設され相隣る柱5,5を結ぶ梁6、及び斜材7を備えてなる。駐車装置4は、上 下のスプロケット10,10に巻掛けられたエンドレスチェーン11により、車 両Wを収容載置する多数のケージ12を循環移動可能に支持したものであり、上 側のスプロケット10を駆動モータ(図示省略)により回転駆動するように構成 されている。外装材3は、天井板15と外壁板16とよりなる。
【0014】 −外壁板の鉄骨構造体に対する取付構造− 外壁板16は、平板状をなし、図3に示すように、両側縁部の各々が鉄骨構造 体2の柱5,5に張力調節手段17を介して結合され、水平方向における中間部 が中間支持手段18,18及び振動減衰手段19によって鉄骨構造体2の梁6に 支持されている。
【0015】 −張力調節手段− 張力調節手段17は図4に具体的に示されている。まず、上記柱5には水平断 面T形の支持部材21の頂部が固定されていて、該支持部材21の脚部に貫通孔 が形成されている。上記張力調節手段17は、上記支持部材21の脚部を支えと して外壁板16に水平方向の引張力を付与するものであり、外壁板16の側縁部 に取り付けられた取付金具22と、該取付金具22より外壁板16の側端面外方 へ水平に突出し上記支持部材21の脚部貫通孔に挿入されたボルト23と、該ボ ルト23に螺合する締付ナット24及びロックナット25とを備えてなる。
【0016】 すなわち、外壁板16は、その両側縁に設けられた張力調節手段17,17の 各々の締付ナット24の締付によって水平方向に所定の引張力が付与され、その 状態でのロックナット25の締付により上記支持部材21を介して柱5に結合さ れているものである。
【0017】 −中間支持手段− 中間支持手段18は、図5に具体的に示されており、外壁板16の水平方向に おける中間部を上記梁6に対し板面に垂直な方向へ移動自在に支持するものであ り、外壁板16の内面に固定された受け部材31と、梁6に固定された支持部材 32とよりなる。
【0018】 上記受け部材31は、周縁部が外壁板16に固定されていて、中央部に梁6側 へ隆起した受け部31aを備え、該受け部31aに貫通孔31bが形成されてな る。上記支持部材32は、上記受け部31aの内部に頭部36が設けられて軸部 (ねじ部)が上記受け部材31の貫通孔31bを通して梁6の方に突出されたボ ルト35と、該ボルト35の軸部を梁6に固定する内側及び外側の両ナット33 ,34とを備えてなる。
【0019】 この場合、上記受け部31aの貫通孔31bは上記外ナット34及びボルト頭 部36の外径よりも小さく形成されている。これにより、上記外壁板16は梁6 に対し板面垂直方向への相対変位がこの外ナット34とボルト頭部36との間隔 だけ許容されているものであり、また、上記外ナット34とボルト頭部36とは 外壁板16の過度の変位を規制するストッパの機能を果たす。
【0020】 −振動減衰手段− 上記振動減衰手段19は、ピストンで区画された2つの室を有するシリンダを 備え、該シリンダ内に上記2つの室を移動可能な流体を封入してなるダンパーに よって構成されていて、シリンダが梁6に固定され、ピストンロッドが外壁板1 6に固定されている。この振動減衰手段19の減衰特性は、外壁板16の固有振 動数で減衰力が最も高くなるように設定されている。
【0021】 −作用効果− 従って、上記立体駐車設備1の場合、駐車装置4の運転によって鉄骨構造体2 が振動し梁6がその自重で水平方向に撓んでも、その撓み量が当該梁6と外壁板 16との間に許容される相対変位の範囲内であれば、外壁板16の中間部には変 位を生じない。つまり、上記梁6の撓みは外壁板16の直接の振動原因とはなら ない。
【0022】 また、外壁板16には鉄骨構造体2の振動が柱5を介して伝達されるが、この 外壁板16には水平方向の引張力が付与されているから、鉄骨構造体2との共振 が防がれる。特に、本実施例の場合、外壁板16の水平方向の引張力を調節でき るようにしたから、外壁板16の固有振動数を鉄骨構造体2の固有振動数に互い に共振しないように設定することが容易である。また、外壁板16が鉄骨構造体 2に対して振動するとき、振動減衰手段19の作用によってその振動が抑えられ 、特に、外壁板16が外部振動に固有振動数で共振することが振動減衰手段19 によって効果的に防止される。
【0023】 地震や強風によって外壁板16に過大な外力が作用した場合、梁6に固定の支 持部材32の外ナット34あるいはボルト頭部36が外壁板16側の受け部材3 1の受け部31aに当接し、外壁板16の過度の変位を防止する。つまり、上記 過大な外力は鉄骨構造体2で受けられるようになるから、外壁板16の破損が防 止される。
【0024】 なお、図7,図8に示すように、外壁板と梁との間にタテ胴縁71及びブラケ ット72を設ける場合には、外壁板とタテ胴縁との間、あるいは梁とブラケット との間に上記中間支持手段18や振動減衰手段19を設けてもよい。
【0025】 また、外壁板自体の引張強度が低い場合には、外壁板に鋼帯を固定し該鋼帯に 引張力を付与するようにしてもよい。
【図1】立体駐車設備の縱断面図
【図2】駐車塔の水平断面図
【図3】外壁板と柱と梁とを示す水平断面図
【図4】水平張力調節手段を示す水平断面図
【図5】中間支持手段を示す水平断面図
【図6】従来の駐車塔の振動の態様を示す水平断面図
【図7】従来の梁と外壁板との結合構造を示す水平断面
図
図
【図8】従来の梁と外壁板との結合構造を示す縱断面図
【図9】駐車塔の振動による周囲の家屋への影響を示す
側面図
側面図
1 立体駐車設備 2 鉄骨構造体 4 機械式駐車装置 5 柱 6 梁 16 外壁板 17 張力調節手段 18 中間支持手段 19 振動減衰手段
Claims (2)
- 【請求項1】地上に立設された鉄骨構造体に平板状の外
壁板が取り付けられてなる駐車塔内に、多数の車両を上
下移動可能に収容する機械式駐車装置が上記鉄骨構造体
に支持されて設けられている立体駐車設備であって、 上記外壁板は、水平方向に引張力が与えられた状態でそ
の両側縁が上記鉄骨構造体に結合され、当該外壁板の水
平方向における中間部は上記鉄骨構造体に対し外壁板の
板面に垂直な方向へ移動自在に支持されていることを特
徴とする立体駐車設備。 - 【請求項2】上記外壁板の中間部と鉄骨構造体との間
に、当該鉄骨構造体に対する外壁板の板面に垂直な方向
の振動を減衰する振動減衰手段が設けられている請求項
1に記載の立体駐車設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1591392U JPH0578834U (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | 立体駐車設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1591392U JPH0578834U (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | 立体駐車設備 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0578834U true JPH0578834U (ja) | 1993-10-26 |
Family
ID=11902024
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1591392U Withdrawn JPH0578834U (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | 立体駐車設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0578834U (ja) |
-
1992
- 1992-03-26 JP JP1591392U patent/JPH0578834U/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19960606 |