JPH0578877A - 電気化学的手段によるフルオルアニリンの製造 - Google Patents
電気化学的手段によるフルオルアニリンの製造Info
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- JPH0578877A JPH0578877A JP4063500A JP6350092A JPH0578877A JP H0578877 A JPH0578877 A JP H0578877A JP 4063500 A JP4063500 A JP 4063500A JP 6350092 A JP6350092 A JP 6350092A JP H0578877 A JPH0578877 A JP H0578877A
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- C25—ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
- C25B—ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES FOR THE PRODUCTION OF COMPOUNDS OR NON-METALS; APPARATUS THEREFOR
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- C25B3/28—Fluorination
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C209/00—Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton
- C07C209/30—Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton by reduction of nitrogen-to-oxygen or nitrogen-to-nitrogen bonds
- C07C209/32—Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton by reduction of nitrogen-to-oxygen or nitrogen-to-nitrogen bonds by reduction of nitro groups
- C07C209/325—Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton by reduction of nitrogen-to-oxygen or nitrogen-to-nitrogen bonds by reduction of nitro groups reduction by other means than indicated in C07C209/34 or C07C209/36
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 式:
【化1】
で表わされる化合物の製法。
【構成】 式:
【化2】
の化合物を無水弗化水素及びアルカリ金属フルオリドの
混合物中で電気化学還元的に弗素化する。 【効果】 この方法で得られた4−フルオロアニリン
は、農薬、染料及び医薬の中間体である。
混合物中で電気化学還元的に弗素化する。 【効果】 この方法で得られた4−フルオロアニリン
は、農薬、染料及び医薬の中間体である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ニトロベンゼンを同時
に電気化学還元及び環弗素化すること(電気化学還元的
弗素化)によるフルオロアニリンの製造方法に関する。
に電気化学還元及び環弗素化すること(電気化学還元的
弗素化)によるフルオロアニリンの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】分けられた電解槽中において、塩酸水溶
液中で電気化学還元により、ニトロベンゼンから2−及
び4−クロロアニリンの混合物を製造することはベリヒ
テ(Berichte)29,1894(1896)に
記載されている。この反応は、好ましくない副生物であ
るp−アミノフェノールの生成を伴う。塩酸とアルコー
ルの混合物中で相応するニトロベンゼンの電気化学還元
により一定の4−クロロアニリンを製造することは、
Z.Electrochim.7,590(1902)
に開示されている。
液中で電気化学還元により、ニトロベンゼンから2−及
び4−クロロアニリンの混合物を製造することはベリヒ
テ(Berichte)29,1894(1896)に
記載されている。この反応は、好ましくない副生物であ
るp−アミノフェノールの生成を伴う。塩酸とアルコー
ルの混合物中で相応するニトロベンゼンの電気化学還元
により一定の4−クロロアニリンを製造することは、
Z.Electrochim.7,590(1902)
に開示されている。
【0003】弗化水素酸水溶液中でニトロベンゼンを電
気化学還元して4−フルオルアニリンを製造しょうとす
る試みは、酸が高度に腐食性であって急激に電極を破壊
し、そのことにより電解槽を電流が通過するのを妨げる
ために失敗している。還元媒質として無水弗化水素を使
用することも所望の生成物を与えることはできない。
気化学還元して4−フルオルアニリンを製造しょうとす
る試みは、酸が高度に腐食性であって急激に電極を破壊
し、そのことにより電解槽を電流が通過するのを妨げる
ために失敗している。還元媒質として無水弗化水素を使
用することも所望の生成物を与えることはできない。
【0004】
【課題を解決するための手段】驚くべきことに、我々は
混成反応媒体を使用する電気化学方法により、ニトロベ
ンゼンが還元され、同時にニトロ基に対して専ら4位が
弗素で置換されて、相応の4−フルオルアニリンが形成
されることを見い出した。
混成反応媒体を使用する電気化学方法により、ニトロベ
ンゼンが還元され、同時にニトロ基に対して専ら4位が
弗素で置換されて、相応の4−フルオルアニリンが形成
されることを見い出した。
【0005】本発明により、次式A:
【0006】
【化3】
【0007】〔式中、X1及びX2は独立に、水素又は電
気化学還元的弗素化の妨げとならない任意の置換基から
選ばれたものであり;そしてZ1とZ2は各々独立に水素
又は電子供与基から選ばれたものである〕の化合物の製
造方法が提供され、この方法は次式B:
気化学還元的弗素化の妨げとならない任意の置換基から
選ばれたものであり;そしてZ1とZ2は各々独立に水素
又は電子供与基から選ばれたものである〕の化合物の製
造方法が提供され、この方法は次式B:
【0008】
【化4】
【0009】〔式中、X1,X2,Z1及びZ2は上記のと
おりである〕の化合物を、無水の弗化水素とアルカリ金
属フルオリドの混合物中で電気化学還元的に弗素化する
ことよりなる。X1とX2は置換基である場合、これは電
子吸引基又は電子供与基であってよい。
おりである〕の化合物を、無水の弗化水素とアルカリ金
属フルオリドの混合物中で電気化学還元的に弗素化する
ことよりなる。X1とX2は置換基である場合、これは電
子吸引基又は電子供与基であってよい。
【0010】X1とX2の1つは電子吸引基又は水素であ
り、X1とX2の他方が水素、電子吸引基又は電子供与基
であることが好ましい。
り、X1とX2の他方が水素、電子吸引基又は電子供与基
であることが好ましい。
【0011】X1とX2のどちらかが電子吸引基である場
合、これは好ましくはハロゲン,−CF3,−COO
H,−CNから選ばれる。X1又はX2で表わされる電子
吸引基がF又はClであることが特に好ましい。
合、これは好ましくはハロゲン,−CF3,−COO
H,−CNから選ばれる。X1又はX2で表わされる電子
吸引基がF又はClであることが特に好ましい。
【0012】X1とX2のどちらかが電子供与基であると
き、これは分枝又は非分枝のC1〜C6のアルキルであ
ることが好ましい。X1又はX2が電子供与基である場
合、これは好ましくは−CH3である。
き、これは分枝又は非分枝のC1〜C6のアルキルであ
ることが好ましい。X1又はX2が電子供与基である場
合、これは好ましくは−CH3である。
【0013】Z1とZ2は各々独立に水素又は分枝又は非
分枝のC1〜C6のアルキルであることが好ましい。Z
1とZ2が各々独立にH又はCH3であることが特に好ま
しい。 本発明の方法で製造し得るフルオルアニリンの
例は以下のものを含む:4−フルオルアニリン、2,4
−ジフルオルアニリン、2−クロロ−4−フルオルアニ
リン、2−ブロモ−4−フルオルアニリン、2,4,6
−トリフルオルアニリン、2−クロロ−4,6−ジフル
オルアニリン、3−メチル−4−フルオルアニリン、
3,5−ジメチル−4−フルオルアニリン、2−フルオ
ロ−3−メチル−4−フルオルアニリン、2−クロロ−
3−メチル−4−フルオルアニリン、2−フルオロ−
3,5−ジメチル−4−フルオルアニリン、2−クロロ
−3,5−ジメチル−4−フルオルアニリン。
分枝のC1〜C6のアルキルであることが好ましい。Z
1とZ2が各々独立にH又はCH3であることが特に好ま
しい。 本発明の方法で製造し得るフルオルアニリンの
例は以下のものを含む:4−フルオルアニリン、2,4
−ジフルオルアニリン、2−クロロ−4−フルオルアニ
リン、2−ブロモ−4−フルオルアニリン、2,4,6
−トリフルオルアニリン、2−クロロ−4,6−ジフル
オルアニリン、3−メチル−4−フルオルアニリン、
3,5−ジメチル−4−フルオルアニリン、2−フルオ
ロ−3−メチル−4−フルオルアニリン、2−クロロ−
3−メチル−4−フルオルアニリン、2−フルオロ−
3,5−ジメチル−4−フルオルアニリン、2−クロロ
−3,5−ジメチル−4−フルオルアニリン。
【0014】そして上記のものが製造されるニトロベン
ゼンは以下のものを含む:ニトロベンゼン、2−フルオ
ルニトロベンゼン、2−クロロニトロベンゼン、2−ブ
ロモニトロベンゼン、2,6−ジフルオルニトロベンゼ
ン、2−クロロ−6−フルオルニトロベンゼン、3−メ
チルニトロベンゼン、3,5−ジメチルニトロベンゼ
ン、2−フルオル−3−メチルニトロベンゼン、2−ク
ロロ−3−メチルニトロベンゼン、2−フルオル−3,
5−ジメチルニトロベンゼン、2−クロロ−3,5−ジ
メチルニトロベンゼン。
ゼンは以下のものを含む:ニトロベンゼン、2−フルオ
ルニトロベンゼン、2−クロロニトロベンゼン、2−ブ
ロモニトロベンゼン、2,6−ジフルオルニトロベンゼ
ン、2−クロロ−6−フルオルニトロベンゼン、3−メ
チルニトロベンゼン、3,5−ジメチルニトロベンゼ
ン、2−フルオル−3−メチルニトロベンゼン、2−ク
ロロ−3−メチルニトロベンゼン、2−フルオル−3,
5−ジメチルニトロベンゼン、2−クロロ−3,5−ジ
メチルニトロベンゼン。
【0015】本方法は好適には分割された電気化学電解
槽に電流を通じることにより達成される。適当な分割さ
れた電気化学電解槽は、それぞれ電極が取り付けられ、
プロトンの選択的な透過を可能とする多孔膜により分割
されている、アノード隔室とカソード隔室の2個の隔室
を有する。適当な膜はパーフルオル化された膜である
“ナフィオン”(デュ・ポン,ナフィオン(NAFIO
N)は商標である)のような陽イオン交換膜を含む。操
作時に、弗化水素中のアルカリ金属フルオリド混合物を
各隔室中に置き、式Bの化合物をカソード隔室中に置
く。反応を促進させるために、カソード隔室はさらに有
機液体のような、式Bの化合物を反応媒体中に溶解させ
る助剤を有していてよい。適当な有機液体は弗化水素と
混合しうるが、それとは反応しないものである。好適な
有機液体はエーテルであり、特に、メトキシエタン、
1,2−ジメトキシエタン、ジエチレングリコール、ジ
メチルエーテル及びテトラヒドロフランである。
槽に電流を通じることにより達成される。適当な分割さ
れた電気化学電解槽は、それぞれ電極が取り付けられ、
プロトンの選択的な透過を可能とする多孔膜により分割
されている、アノード隔室とカソード隔室の2個の隔室
を有する。適当な膜はパーフルオル化された膜である
“ナフィオン”(デュ・ポン,ナフィオン(NAFIO
N)は商標である)のような陽イオン交換膜を含む。操
作時に、弗化水素中のアルカリ金属フルオリド混合物を
各隔室中に置き、式Bの化合物をカソード隔室中に置
く。反応を促進させるために、カソード隔室はさらに有
機液体のような、式Bの化合物を反応媒体中に溶解させ
る助剤を有していてよい。適当な有機液体は弗化水素と
混合しうるが、それとは反応しないものである。好適な
有機液体はエーテルであり、特に、メトキシエタン、
1,2−ジメトキシエタン、ジエチレングリコール、ジ
メチルエーテル及びテトラヒドロフランである。
【0016】アルカリ金属フルオリドは、好ましくは弗
化リチウム、弗化ナトリウム及び弗化カリウムであり、
より好ましくは弗化カリウムである。
化リチウム、弗化ナトリウム及び弗化カリウムであり、
より好ましくは弗化カリウムである。
【0017】弗化水素は実質的に無水であることが好ま
しいが、少量の副産物が許容されるならばこれは少量の
水を含有していてもよい。弗化水素の含水量は2%以下
であり、より好ましくは1%以下であり、特には0.2
%以下であることが好適である。水の存在によりもたら
される副産物の形成を最少にするために、アノード及び
/又はカソード隔室に脱水剤を加えることもできる。適
当な脱水剤は、弗化水素又は式Bの化合物あるいは誘導
された式Aの化合物とは反応しないものである。好適な
脱水剤は、五酸化リン及びアシルハライドのようなこれ
と反応することにより水を化学的に結合するものであ
る。分割された電気化学電解槽の各隔室の弗化水素中の
アルカリ金属フルオリドの濃度は、広範囲に変動しうる
が、好都合の範囲は、弗化水素100部当たり1〜50
重量部、好適には5〜25部、特には10〜20部であ
る。
しいが、少量の副産物が許容されるならばこれは少量の
水を含有していてもよい。弗化水素の含水量は2%以下
であり、より好ましくは1%以下であり、特には0.2
%以下であることが好適である。水の存在によりもたら
される副産物の形成を最少にするために、アノード及び
/又はカソード隔室に脱水剤を加えることもできる。適
当な脱水剤は、弗化水素又は式Bの化合物あるいは誘導
された式Aの化合物とは反応しないものである。好適な
脱水剤は、五酸化リン及びアシルハライドのようなこれ
と反応することにより水を化学的に結合するものであ
る。分割された電気化学電解槽の各隔室の弗化水素中の
アルカリ金属フルオリドの濃度は、広範囲に変動しうる
が、好都合の範囲は、弗化水素100部当たり1〜50
重量部、好適には5〜25部、特には10〜20部であ
る。
【0018】カソード溶液中の式Bの化合物の濃度は広
範囲に変動しうる。これらの範囲は式Bの化合物自体、
弗化水素中の濃度、存在する有機液体物の性質及び温度
に依存する。式Bの化合物がカソード溶液に完全に溶解
することは必須ではないが、電気化学還元的弗素化の適
度の速度を付与するためには、カソード媒質100部中
で少くとも式Bの化合物が0.5部であることが好まし
い。式Bの化合物の量は1部〜50部であることが都合
よく、好ましくはカソード溶液100部中で式Bの化合
物が1部〜10部であることが好ましい。
範囲に変動しうる。これらの範囲は式Bの化合物自体、
弗化水素中の濃度、存在する有機液体物の性質及び温度
に依存する。式Bの化合物がカソード溶液に完全に溶解
することは必須ではないが、電気化学還元的弗素化の適
度の速度を付与するためには、カソード媒質100部中
で少くとも式Bの化合物が0.5部であることが好まし
い。式Bの化合物の量は1部〜50部であることが都合
よく、好ましくはカソード溶液100部中で式Bの化合
物が1部〜10部であることが好ましい。
【0019】電気化学還元的弗素化は40℃までのいず
れかの温度で実施しうるが、15℃〜20℃であること
が好ましい。
れかの温度で実施しうるが、15℃〜20℃であること
が好ましい。
【0020】分割された電気化学電解槽中の電極は、ニ
ッケル又はチタンのような金属で、あるいはカーボン
で、又は酸化チタンセラミックス、例えば、エボネック
ス(EBONEX)(エボネックステクノロジー社,;
エボネックスは商標である)のような他の弗化水素抵抗
性材料で構成することができる。アノードとカソード
は、例えばアノードをカーボン、カソードをニッケルと
するか又はアノードをニッケル、カソードをカーボンと
するというように、異なった材料から製造しうる。アノ
ードをカーボンとするときは、カソードをカーボン又は
ニッケルとし、アノードをニッケルとするときは、カソ
ードはカーボンとするのが好ましい。さらに、カーボン
電極はガラス状カーボンタイプ(Le Carbon
e,PortSlade,Surreyから入手しう
る)とするのがより好ましい。
ッケル又はチタンのような金属で、あるいはカーボン
で、又は酸化チタンセラミックス、例えば、エボネック
ス(EBONEX)(エボネックステクノロジー社,;
エボネックスは商標である)のような他の弗化水素抵抗
性材料で構成することができる。アノードとカソード
は、例えばアノードをカーボン、カソードをニッケルと
するか又はアノードをニッケル、カソードをカーボンと
するというように、異なった材料から製造しうる。アノ
ードをカーボンとするときは、カソードをカーボン又は
ニッケルとし、アノードをニッケルとするときは、カソ
ードはカーボンとするのが好ましい。さらに、カーボン
電極はガラス状カーボンタイプ(Le Carbon
e,PortSlade,Surreyから入手しう
る)とするのがより好ましい。
【0021】分割された電気化学電解槽を通す電流は広
範囲に変えることができ、典型的には100mA〜15
00mA、好ましくは300mA〜1200mA、特に
は500mA〜700mAである。
範囲に変えることができ、典型的には100mA〜15
00mA、好ましくは300mA〜1200mA、特に
は500mA〜700mAである。
【0022】この電気化学還元的弗素化を、式Bの化合
物の実質的に全てが転換されるまで続けることができる
かまたは、この電気化学還元的弗素化を部分的な完了、
例えば約25〜45%の転換率に達するまで続け、所望
の生成物を取り出し、出発原料を再還流することもでき
るが、これは所望の4−フルオルアニリンの収率を改善
し、副生物の形成を減少させる。
物の実質的に全てが転換されるまで続けることができる
かまたは、この電気化学還元的弗素化を部分的な完了、
例えば約25〜45%の転換率に達するまで続け、所望
の生成物を取り出し、出発原料を再還流することもでき
るが、これは所望の4−フルオルアニリンの収率を改善
し、副生物の形成を減少させる。
【0023】反応が所望の変換率に達成したら、生成物
を分離し、再還流可能な出発物質を慣用の方法で回収す
ることができる。例えば、反応混合物を冷却し、弗化水
素中に弗化水素アミンとして存在するアミン生成物を水
で抽出し、生成物の水溶液を氷冷アンモニア溶液で中和
し、蒸気蒸留させて生成物を回収することができる。抽
出後に残存する再還流可能な出発物質は直接再使用でき
るか又は、再使用の前に蒸気又は乾燥蒸留により精製す
ることができる。
を分離し、再還流可能な出発物質を慣用の方法で回収す
ることができる。例えば、反応混合物を冷却し、弗化水
素中に弗化水素アミンとして存在するアミン生成物を水
で抽出し、生成物の水溶液を氷冷アンモニア溶液で中和
し、蒸気蒸留させて生成物を回収することができる。抽
出後に残存する再還流可能な出発物質は直接再使用でき
るか又は、再使用の前に蒸気又は乾燥蒸留により精製す
ることができる。
【0024】反応混合物から弗化水素を蒸留し、残渣を
中和し、そして蒸気蒸留により生成物を回収することに
より、生成物を単離することもできる。蒸気蒸留液は、
所望の4−フルオルアニリン誘導体を含有し、これはい
ずれかの慣用手段により例えば、部分中和並びに適当な
水と非混和性の溶媒への抽出により、再結晶により、又
は分別蒸留により精製することができる。
中和し、そして蒸気蒸留により生成物を回収することに
より、生成物を単離することもできる。蒸気蒸留液は、
所望の4−フルオルアニリン誘導体を含有し、これはい
ずれかの慣用手段により例えば、部分中和並びに適当な
水と非混和性の溶媒への抽出により、再結晶により、又
は分別蒸留により精製することができる。
【0025】本発明により製造される4−フルオルアニ
リンは、農薬、染料及び医薬の広範なものの製造時に中
間体として使用しうる。
リンは、農薬、染料及び医薬の広範なものの製造時に中
間体として使用しうる。
【0026】
【実施例】本発明を以下の実施例により説明する。
【0027】例1 陽イオン交換膜(ナフィオン膜、デュポン)により分割
された2個の隔室から成る分割された電気化学的電解槽
に、カーボンアノード(5cm2、Le Carbon
e,Port Slade,Surrey)及びニッケ
ルカソード(3mm厚のニッケルシートから切断された
5cm2のもの、Koch Light,Hatfie
ld,Hertfordshire)を取り付けた。ア
ノード隔室には、無水の弗化水素100部中の弗化カリ
ウム15部の溶液を充填した。カソード隔室には、無水
の弗化水素100部中の弗化カリウム15部と2−フル
オルニトロベゼン3部とを含有する溶液を充填した。
された2個の隔室から成る分割された電気化学的電解槽
に、カーボンアノード(5cm2、Le Carbon
e,Port Slade,Surrey)及びニッケ
ルカソード(3mm厚のニッケルシートから切断された
5cm2のもの、Koch Light,Hatfie
ld,Hertfordshire)を取り付けた。ア
ノード隔室には、無水の弗化水素100部中の弗化カリ
ウム15部の溶液を充填した。カソード隔室には、無水
の弗化水素100部中の弗化カリウム15部と2−フル
オルニトロベゼン3部とを含有する溶液を充填した。
【0028】99%のニトロベンゼンが消費されるまで
(ニトロの転換率%)、電気化学電解槽を通して600
mAの電流を流した。2,4−ジフルオルアニリン
(2,4−DFA)1.9部と2−フルオルアニリン
(2−FA)0.83部の2.3:1の混合物が得ら
れ、これは所望の2,4−DFAの69%の収率を示し
た。
(ニトロの転換率%)、電気化学電解槽を通して600
mAの電流を流した。2,4−ジフルオルアニリン
(2,4−DFA)1.9部と2−フルオルアニリン
(2−FA)0.83部の2.3:1の混合物が得ら
れ、これは所望の2,4−DFAの69%の収率を示し
た。
【0029】例2〜5 以下の例は、例1と同様な方法を使用するが、電極は異
なる組み合わせを使用し、ニトロベンゼン化合物の全変
換率は変化した。変更及び収率を次の第1表に示す。
なる組み合わせを使用し、ニトロベンゼン化合物の全変
換率は変化した。変更及び収率を次の第1表に示す。
【0030】 第1表 例 アノード カソード ニトロの DFA: DFA 変換率(%) 2FAの比 (%) 2 Ni C 56 9.0:1 49 3 Ni C 91 4.1:1 73 4 Ni Ni 99 2.3:1 67 5 C C 99 5.06:1 65 DFA=2,4−ジフルオルアニリン 2FA=2−フルオルアニリン 例6 例1と同じ分割された電気化学電解槽に、寸法安定性電
極(Dimersionally Stable El
ectrode(DSE)、ICIケミカルアンド ポ
リマーから入手)とニッケルカソードを例1のように取
り付けた。アノード隔室には塩化カリウムの飽和水溶液
を充填した。カソード隔室には、無水の弗化水素100
部中に弗化カリウム15部を含む溶液を充填し、これに
2−フルオルニトロベンゼンを添加した。99%のニト
ロベンゼンが消費される迄、600mAの電流を電気化
学電解槽に流した。2,4−DFAと2−FAの1.0
9:1の混合物が得られ、これは2,4−DFAの50
%の収率を示した。
極(Dimersionally Stable El
ectrode(DSE)、ICIケミカルアンド ポ
リマーから入手)とニッケルカソードを例1のように取
り付けた。アノード隔室には塩化カリウムの飽和水溶液
を充填した。カソード隔室には、無水の弗化水素100
部中に弗化カリウム15部を含む溶液を充填し、これに
2−フルオルニトロベンゼンを添加した。99%のニト
ロベンゼンが消費される迄、600mAの電流を電気化
学電解槽に流した。2,4−DFAと2−FAの1.0
9:1の混合物が得られ、これは2,4−DFAの50
%の収率を示した。
【0031】例7 1.5部の五酸化リンをアノードとカソード液の両方に
加えることを除いて、例2の方法を行った。2,4−D
FAと2−FAの3.66:1の混合物が得られ、2,
4−DFAの62%の収率を示した。
加えることを除いて、例2の方法を行った。2,4−D
FAと2−FAの3.66:1の混合物が得られ、2,
4−DFAの62%の収率を示した。
【0032】例8 カソードがニッケルであることを除いて、例7の方法を
実施した。2,4−DFAと2−FAの2.05:1混
合物が得られ、2,4−DFAの60%の収率を示し
た。
実施した。2,4−DFAと2−FAの2.05:1混
合物が得られ、2,4−DFAの60%の収率を示し
た。
【0033】例9 アノードがカーボンであり、カソードがニッケルである
ことを除いて、例7の方法を実施した。2,4−DFA
と2−FAの2.26:1の混合物が得られ、2,4−
DFAの65%の収率を示した。
ことを除いて、例7の方法を実施した。2,4−DFA
と2−FAの2.26:1の混合物が得られ、2,4−
DFAの65%の収率を示した。
【0034】例10 99%のニトロが変換されるまで反応を行ったことを除
いて例2の方法を実施した。2,4−DFAと2−FA
の5.33:1混合物が得られ、これは2,4−DFA
の60%の収率を示した。
いて例2の方法を実施した。2,4−DFAと2−FA
の5.33:1混合物が得られ、これは2,4−DFA
の60%の収率を示した。
【0035】例11 電気化学電解槽に1200mAの電流を流すことを除
き、例10の方法を実施した。2,4−DFAと2−F
Aの1.64:1混合物が得られ、2,4−DFAの6
5%の収率が示された。
き、例10の方法を実施した。2,4−DFAと2−F
Aの1.64:1混合物が得られ、2,4−DFAの6
5%の収率が示された。
【0036】例12 電気化学電解槽を通して300mAの電流を流すことを
除いて例10の方法を実施した。2,4−DFAと2−
FAの5.29:1混合物が得られ、2,4−DFAの
65%の収率が示された。
除いて例10の方法を実施した。2,4−DFAと2−
FAの5.29:1混合物が得られ、2,4−DFAの
65%の収率が示された。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 イアン ケヴイン ジヨーンズ イギリス国 マンチエスター バーネイジ キングズウエイ 444
Claims (6)
- 【請求項1】 次式A: 【化1】 〔式中、X1及びX2は独立に、水素又は電気化学還元的
弗素化を妨げない任意の置換基から選ばれたものであ
り;Z1とZ2は各々独立に、水素又は電子供与基から選
ばれたものである〕で表わされる化合物を製造するに際
し、 次式B: 【化2】 〔式中、X1,X2,Z1及びZ2は上記の定義のとおりで
ある〕で表わされる化合物を、無水弗化水素とアルカリ
金属フルオリドとの混合物中で電気化学還元的に弗素化
することを特徴とする、式Aの化合物の製造。 - 【請求項2】 式Aの化合物中のX1とX2が各々独立に
水素、ハロゲン、−CF3,−COOH,CN,分枝及
び非分枝のC1〜C6−アルキルから選ばれたものであ
り、Z1とZ2が各々独立に水素、分枝又は非分枝のC1
〜C6−アルキルである、請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 式Aの化合物中のX1とX2が各々独立に
−H,−CH3,−F又は−Clであり、Z1とZ2が各
々独立に−H又は−CH3である、請求項1又は2のい
ずれかに記載の方法。 - 【請求項4】 電気化学還元的弗素化をそれぞれ電極の
取り付けられた2個の隔室から成る分けられた電気化学
電解槽に電流を流すことによって実施する、請求項1、
2又は3のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項5】 分割された電気化学電解槽に100mA
〜1500mAの電流を流す請求項4に記載の方法。 - 【請求項6】 各電極が独立にカーボン又はニッケルで
ある、請求項4及び5に記載の方法。
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|---|---|---|---|
| GB9106134.1 | 1991-03-22 | ||
| GB919106134A GB9106134D0 (en) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | Preparation of fluoroanilines by electrochemical means |
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|---|---|
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Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
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| JP (1) | JPH0578877A (ja) |
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| CN113755866B (zh) * | 2021-09-17 | 2023-03-24 | 山东京博石油化工有限公司 | 一种2,4,6-三溴苯胺的制备方法 |
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| GB1433517A (en) * | 1973-08-02 | 1976-04-28 | Shell Int Research | Preparation of fluoroanilines |
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| US4592810A (en) * | 1985-03-18 | 1986-06-03 | The Dow Chemical Company | Electrocatalytic production of 2,3,5,6-tetrachloropyridine from pentachloropyridine |
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| GB8724435D0 (en) * | 1987-10-19 | 1987-11-25 | Shell Int Research | Preparing aniline derivatives |
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- 1991-03-22 GB GB919106134A patent/GB9106134D0/en active Pending
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- 1992-03-18 US US07/853,298 patent/US5279714A/en not_active Expired - Fee Related
- 1992-03-19 JP JP4063500A patent/JPH0578877A/ja active Pending
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| US5279714A (en) | 1994-01-18 |
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