JPH0579004U - 油圧モータの機械式ブレーキ解放用油圧回路装置 - Google Patents
油圧モータの機械式ブレーキ解放用油圧回路装置Info
- Publication number
- JPH0579004U JPH0579004U JP1588892U JP1588892U JPH0579004U JP H0579004 U JPH0579004 U JP H0579004U JP 1588892 U JP1588892 U JP 1588892U JP 1588892 U JP1588892 U JP 1588892U JP H0579004 U JPH0579004 U JP H0579004U
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- hydraulic
- pressure
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 安価に構成できブレーキ部材の耐久性のよい
機械式ブレーキ解放用油圧回路装置を提供すること 【構成】 機械式ブレーキを備えた油圧モータ1のブレ
ーキ部材16へのブレーキ作動解放用の油圧を油圧ポン
プ12から該油圧モータへの油圧供給回路11に設けた
方向切換弁10の前方の回路11aから供給するように
ブレーキ回路13を設け、該方向切換弁の油圧ポンプへ
の流通位置10bと流通遮断位置10aとの切換え途中
に、該前方の回路にブレーキ解放圧を発生させる圧力発
生位置10cを設けた 【効果】 油圧モータが回転するときはブレーキが既に
解放されているのでブレーキ部材が摩耗することがな
く、特別の機器を設けることなくブレーキ解放圧を確保
できるので安価に製作できる
機械式ブレーキ解放用油圧回路装置を提供すること 【構成】 機械式ブレーキを備えた油圧モータ1のブレ
ーキ部材16へのブレーキ作動解放用の油圧を油圧ポン
プ12から該油圧モータへの油圧供給回路11に設けた
方向切換弁10の前方の回路11aから供給するように
ブレーキ回路13を設け、該方向切換弁の油圧ポンプへ
の流通位置10bと流通遮断位置10aとの切換え途中
に、該前方の回路にブレーキ解放圧を発生させる圧力発
生位置10cを設けた 【効果】 油圧モータが回転するときはブレーキが既に
解放されているのでブレーキ部材が摩耗することがな
く、特別の機器を設けることなくブレーキ解放圧を確保
できるので安価に製作できる
Description
【0001】
本考案は、各種産業機械の回転装置、例えばクレーンやパワーショベルの回転 部を駆動する油圧モータに設けられた機械式ブレーキを解放する油圧回路装置に 関する。
【0002】
従来より油圧モータの機械式ブレーキとして、図1に示すような摩擦円板式の ものが知られており、油圧により回転されるシリンダブロックの回転体aにこれ と共に回転する円板状のブレーキ板bを取り付けると共に油圧モータmのケーシ ングcに該ブレーキ板bと摩擦接触する相手板dを設け、該相手板dが環状のピ ストンeを介してスプリングfにより押されると回転体aの回転が止まり、該回 転体aとスプライン係合した回転軸gに回転しないように制動を与えるようにな っている。該ピストンeの段部には、パイロットポートhからの圧力が作用する ようになっており、この圧力が作用すると、該ピストンeはスプリングfに抗し て後退し、回転軸gの制動が解除される。
【0003】 また、図2に示すような油圧モータmの回転軸gの軸端に角型部iを形成し、 これにケーシングcに設けた角型孔jから出没する角型の外周を有するピストン kの角型孔lを嵌合させることにより該回転軸gを回転不能に制動するようにし た機械式ブレーキも提案されている。この場合も該ピストンkにパイロットポー トhから導入する圧力させると、スプリングfに抗してピストンkが後退し、回 転軸gの制動が解除される。
【0004】
上記のような機械式ブレーキを解放するためにパイロットポートhに圧力が必 要であり、そのため従来は別個に設けた油圧源からその圧力をパイロットポート hに導くか、或いは図3に示すように油圧モータmとこれの油圧供給回路nの方 向切換弁oと間にシャトル弁pを組み込み、該回路nから選択した高圧をブレー キ解放圧として確保するようにしていた。ブレーキ解放のために別個に油圧源を 設けることは油圧装置が高価になる不都合がある。また、図3の場合は切換弁o を中立位置からq又はrの切換位置に切換えると、その切換直後は油圧モータm にブレーキが掛っているため油圧モータmのAまたはBポートのどちらか一方に ブレーキ圧力に見合った圧力が発生し、この圧力によりブレーキが解放されるこ とになるが、このブレーキが解放される瞬間はブレーキが掛った状態で油圧モー タmが回転しようとするので、ブレーキ部材例えば図1の場合にはブレーキ板b と相手板dの間にすべりが発生し両部品の摩耗が促進され、ブレーキ部材の寿命 が短縮する不都合があった。更に、図示してはないが、ポンプから油圧モータm への油圧供給回路でポンプと方向切換弁の間にチェック弁を介在させ、ポンプか ら油圧モータmへ向う油に該チェック弁により発生する通過抵抗をブレーキ解放 圧に利用することも考えられるが、この通過抵抗で圧力、エネルギー損失が発生 し、発熱により作動油が劣化する欠点、チェック弁を使用することによるコスト アップ、更に方向切換弁中立時でもポンプからの油量があるとブレーキ解放圧が 発生するので、油圧モータにブレーキが掛からない問題を生じて好ましくない。 本考案は、このような不都合がなく安価に構成できる耐久性のよい機械式ブレ ーキ解放用油圧回路装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
本考案では、油圧モータの油圧により回転される回転体もしくはこれに連結さ れた回転軸に、油圧で解放作動する摩擦部材や係合部材のブレーキ部材を設けて 該回転軸にブレーキを与えるようにしたものに於いて、該ブレーキ部材へのブレ ーキ作動解放用の油圧を油圧ポンプから該油圧モータへの油圧供給回路に設けた 方向切換弁の前方の回路から供給するようにブレーキ回路を設け、該方向切換弁 の油圧ポンプへの流通位置と流通遮断位置との切換え途中に、該前方の回路にブ レーキ解放圧を発生させる圧力発生位置を設けることにより、上記の目的を達成 するようにした。
【0006】
方向切換弁が流通遮断位置にあるときは、ブレーキ回路にブレーキ作動解放用 の油圧が発生せず、従って油圧モータのブレーキ部材はブレーキ作動を行ない、 油圧モータの回転体や回転軸に制動が与えられる。油圧供給回路の方向切換弁を 流通位置に切換えて油圧モータを回転しようとするときには、該切換弁が流通位 置に切換わる直前に圧力発生位置が入るために、方向切換弁の前方の回路にブレ ーキ解放圧が発生し、この圧力がブレーキ回路から油圧モータのブレーキ部材に 作用してブレーキが解放される。従って、方向切換弁が流通位置に切換わったと きにはブレーキが既に解放されているので、ブレーキ部品に損耗を与えず、方向 切換弁を利用するので特別の部品が要らない。
【0007】
本考案の実施例を図面に基づき説明すると、図4に於いて符号1は油圧モータ で、そのケーシング2の内部には油圧により回転されるシリンダブロックから成 る回転体3とこれにスプライン係合した回転軸4が設けられる。該回転体3の外 周にはブレーキ部材16を構成する環状の摩擦部材から成るブレーキ板5が取り 付けられ、該ブレーキ板5の両面に対面して相手板6が設けられる。該相手板6 はスプリング7で押されたピストン8によりブレーキ板5に摩擦接触して回転体 3及び回転軸4にブレーキを掛ける。相手板6、スプリング7及びピストン8も ブレーキ部材16を構成する。パイロットポート9にブレーキ解放圧が導入され るとピストン8はスプリング7に抗して後退し、ブレーキ板5と相手板6との摩 擦接触が解除され、回転体3及び回転軸4が回転する。また、該油圧モータ1は 流通遮断位置(中立位置)10aと流通位置(切換位置)10bを有する方向切 換弁10を備えた油圧供給回路11により供給される油圧ポンプ12からの油圧 で回転する。
【0008】 こうした構成は従来のものと何等変わりがないが、本考案の場合、該ブレーキ 部材を構成するピストン8にパイロットポート9及びブレーキ回路13を介して 該油圧供給回路11の方向切換弁10の前方の回路即ち該方向切換弁10と油圧 ポンプ12を結ぶ回路11aから油圧を導入するようにし、該方向切換弁10の 流通遮断位置10aと流通位置10bと切換え途中に、該前方の回路11aにブ レーキ解放圧を発生させる圧力発生位置10cを設けるようにした。該油圧モー タ1を回転させるために該切換弁10を流通遮断位置10aから流通位置10b に操作すると、その切換途中で一時的に該圧力発生位置10cが入り、前方の回 路11aにブレーキ解放圧が発生してピストン8がブレーキを解放する作動を行 なう。該圧力発生位置10cで圧力を発生させるため、図4の例では回路11a から油圧モータ1に向う流量を絞る絞り14を設け、これにより必要なブレーキ 解放圧を発生させたが、図5に示すようにポンプ12からの流量をブロックして 油圧モータ1とタンク15に流量を流さないように構成してもよい。
【0009】
以上のように本考案によるときは、油圧モータの油圧供給回路の方向切換弁の 前方からブレーキ部材へその解放圧を導くブレーキ回路を設け、該方向切換弁の 流通位置と流通遮断位置の途中に圧力発生位置を設けたので、油圧モータが回転 するときはブレーキが既に解放されているのでブレーキ部材が摩耗することがな く、特別の機器を設けることなくブレーキ解放圧を確保できるので安価に製作で きる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の機械式ブレーキを有する油圧モータの
截断側面図
截断側面図
【図2】 従来の他の機械式ブレーキを有する油圧モー
タの截断側面図
タの截断側面図
【図3】 従来のブレーキ解放圧を得るための油圧回路
の線図
の線図
【図4】 本考案の実施例の截断側面図
【図5】 本考案の他の実施例の説明線図
1 油圧モータ 3 回転体 4
回転軸 10 方向切換弁 10a 流通遮断位置 10
b 流通位置 10c 圧力発生位置 11 油圧供給回路 1
1a 前方の回路 12 油圧ポンプ 13 ブレーキ回路 1
5 タンク 16 ブレーキ部材
回転軸 10 方向切換弁 10a 流通遮断位置 10
b 流通位置 10c 圧力発生位置 11 油圧供給回路 1
1a 前方の回路 12 油圧ポンプ 13 ブレーキ回路 1
5 タンク 16 ブレーキ部材
Claims (2)
- 【請求項1】 油圧モータの油圧により回転される回転
体もしくはこれに連結された回転軸に、油圧で解放作動
する摩擦部材や係合部材のブレーキ部材を設けて該回転
軸にブレーキを与えるようにしたものに於いて、該ブレ
ーキ部材へのブレーキ作動解放用の油圧を油圧ポンプか
ら該油圧モータへの油圧供給回路に設けた方向切換弁の
前方の回路から供給するようにブレーキ回路を設け、該
方向切換弁の油圧ポンプへの流通位置と流通遮断位置と
の切換え途中に、該前方の回路にブレーキ解放圧を発生
させる圧力発生位置を設けたことを特徴とする油圧モー
タの機械式ブレーキ解放用油圧回路装置。 - 【請求項2】 上記圧力発生位置は、上記油圧ポンプか
ら油圧モータへの流量を絞る絞り若しくは油圧モータと
タンクへの流出を止めるブロックで構成したことを特徴
とする請求項1に記載の油圧モータの機械式ブレーキ解
放用油圧回路装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1588892U JPH0579004U (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | 油圧モータの機械式ブレーキ解放用油圧回路装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1588892U JPH0579004U (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | 油圧モータの機械式ブレーキ解放用油圧回路装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0579004U true JPH0579004U (ja) | 1993-10-26 |
Family
ID=11901335
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1588892U Pending JPH0579004U (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | 油圧モータの機械式ブレーキ解放用油圧回路装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0579004U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115668707A (zh) * | 2020-06-22 | 2023-01-31 | 川崎重工业株式会社 | 马达组件 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5395264A (en) * | 1977-01-31 | 1978-08-21 | Matsushita Electric Works Ltd | Method of manufacturing thin film resistor |
| JPS58131224A (ja) * | 1982-01-28 | 1983-08-05 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | バツクステ−シリンダの自然短縮防止装置 |
| JPS62106104A (ja) * | 1985-07-17 | 1987-05-16 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 油圧モ−タのブレ−キ回路 |
-
1992
- 1992-03-26 JP JP1588892U patent/JPH0579004U/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5395264A (en) * | 1977-01-31 | 1978-08-21 | Matsushita Electric Works Ltd | Method of manufacturing thin film resistor |
| JPS58131224A (ja) * | 1982-01-28 | 1983-08-05 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | バツクステ−シリンダの自然短縮防止装置 |
| JPS62106104A (ja) * | 1985-07-17 | 1987-05-16 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 油圧モ−タのブレ−キ回路 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115668707A (zh) * | 2020-06-22 | 2023-01-31 | 川崎重工业株式会社 | 马达组件 |
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