JPH0579525A - 油圧緩衝器 - Google Patents

油圧緩衝器

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Publication number
JPH0579525A
JPH0579525A JP27022091A JP27022091A JPH0579525A JP H0579525 A JPH0579525 A JP H0579525A JP 27022091 A JP27022091 A JP 27022091A JP 27022091 A JP27022091 A JP 27022091A JP H0579525 A JPH0579525 A JP H0579525A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
piston
disc
valve seat
valves
Prior art date
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Pending
Application number
JP27022091A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Nakamura
洋 中村
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokico Ltd filed Critical Tokico Ltd
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Publication of JPH0579525A publication Critical patent/JPH0579525A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ピストンに形成された弁シートとディスクバ
ルブとの接触面積を線接触にすることにより、ディスク
バルブ開弁時のディスクバルブの自励振動を防止して異
音の発生を防止できる。 【構成】 シリンダ1内に油室A,Bとに画成するピス
トン21の両側端面には断面円弧状の環状の弁シート2
2,23が形成されている。そして、各弁シート22,
23には離着座するディスクバルブ8,9が配設されて
いる。これにより、各弁シート22,23と各ディスク
バルブ8,9との接触部は線接触となり、接触面積を小
さくできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば車両の振動を緩
衝するのに好適に用いられる油圧緩衝器に関する。
【0002】
【従来の技術】ここで、図4および図5に従来技術によ
る油圧緩衝器を示す。
【0003】図中、1はシリンダ、2は該シリンダ1内
に突出させて設けたピストンロッド、3は該ピストンロ
ッド2の小径部2Aに固着され、前記シリンダ1内に摺
動可能に挿嵌されたピストンを示す。そして、ピストン
3によりシリンダ1内は2個の油室A,Bに画成されて
おり、ピストン3が縮小側または伸長側に変位するとき
に一方の油室から他方の油室に流れる油液に減衰力を発
生させることによって、振動の緩衝作用を行なわせるよ
うに構成されている。
【0004】次に、前述の減衰力発生機構について説明
する。
【0005】4,5はピストン3の両端外周部近傍に環
状に位置し、断面が台形状に形成された弁シート、6,
7はピストン3の両端内周部に設けた突部を示し、弁シ
ート4,5は突部6,7よりも僅かに軸方向に突出した
状態となっている。
【0006】8,9はピストンロッド2の小径部2Aに
嵌合され、その内周縁部がそれぞれ突部6,7と当接
し、外周縁部が弁シート4,5に離着座する縮小側,伸
長側のディスクバルブを示し、該各ディスクバルブ8,
9は前記各弁シート4,5の外径よりも大径に形成さ
れ、縮小側のディスクバルブ8は3枚のディスク8Aを
重ね合わせることにより構成され、伸長側のディスクバ
ルブ9は4枚のディスク9Aを重ね合わせることにより
構成されている。
【0007】10,11は該各ディスクバルブ8,9を
それぞれ弁シート4,5から離座する方向への弾性変形
を可能ならしめるスペーサ、12,13は前記各ディス
クバルブ8,9の弁開度をワッシャ14,14を介して
規制する規制部材(リテーナ)を示し、ディスクバルブ
8、スペーサ10、規制部材12はピストン3とピスト
ンロッド2に形成した段部2Bとの間に挟持され、また
ディスクバルブ9、スペーサ11、規制部材13はピス
トン3とピストンロッド2の小径部2A先端側に螺合し
たロックナット15との間に挟持されている。そして、
ディスクバルブ8,9はそれぞれ突部6,7および弁シ
ート4,5に当接することにより、ディスクバルブ8,
9とピストン3の各端面との間に円環状油室16,17
を画成している。また、18,19はそれぞれピストン
3に設けられた縮小側,伸長側の連通路で、縮小側の連
通路18は油室Aと円環状油室16とを連通し、伸長側
の連通路19は油室Bと円環状油室16とを連通させる
もので、各連通路18,19はピストン3の軸線に対し
傾斜させて複数個設けられている。
【0008】なお、20はピストン3の外周面に装着さ
れたピストンリングを示す。
【0009】従来技術による油圧緩衝器は前述の構成を
有するもので、次にその作動について説明する。
【0010】いま、ピストン3がピストンロッド2と共
に図中の矢印X方向(縮小側)に変位したとする。これ
により油室A内が高圧となり、油室A内の圧力が上昇
し、この圧力は円環状油室16内に導かれ、縮小側のデ
ィスクバルブ8に作用する。そして、このディスクバル
ブ8に作用する圧力が該ディスクバルブ8のばね力より
大きくなると、その外周縁部が弾性変形し、弁シート4
から離座する。この結果、円環状油室16から油室Bへ
の流路面積が増大し、減衰力特性が変化する。
【0011】一方、ピストン3が前述とは反対に矢印Y
方向(伸長側)に変位した場合も前述と同様の作動を行
なう。ただし、伸長側のディスクバルブ9のディスク9
Aは4枚使用し、縮小側のディスクバルブ8のディスク
8Aは3枚であるから、ディスクバルブ9の開弁圧はデ
ィスクバルブ8のそれより高く、従って、ピストン3が
Y方向に変位する伸長行程の方がX方向に変位する縮小
行程より高い減衰力特性を示すようになっている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術においては、ピストン3の形成上、各弁シート
4,5の先端面は所定の幅を有して台形状に形成されて
いると共に、該各弁シート4,5の先端面は各ディスク
バルブ8,9により完全に覆われているから、各ディス
クバルブ8,9と各弁シート4,5とはある接触面積を
有する面接触をしている。そして、この面接触のために
ピストンロッド2の縮小時,伸長時の各ディスクバルブ
8,9が開弁する瞬間に、開弁圧を有する油が一気に各
ディスクバルブ8,9に加わり、該各ディスクバルブ
8,9が各弁シート4,5との間で自励振動を起こし、
この振動によって異音が発生するという問題がある。
【0013】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明はピストンロッドの縮小時,伸長
時の各ディスクバルブの各弁シートとの間の自励振動を
防止し、異音の発生を防止できるようにした油圧緩衝器
を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明が採用する構成の特徴は、弁シートはその
先端でディスクバルブと線接触するように形成したこと
にある。
【0015】
【作用】上記構成により、ディスクバルブの開弁時に開
弁圧を有する油をディスクバルブに徐々に加えることが
できる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1および図2に基
づいて説明する。なお、実施例では前述した従来技術と
同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略す
るものとする。
【0017】図中、21は本実施例のピストンを示し、
該ピストン21は前述した従来技術のピストン3とほぼ
同様に構成され、該ピストン21の両側端面の外周には
断面円弧状に環状の弁シート22,23が形成され、該
弁シート22,23の内周側には環状の突部24,25
が形成され、各弁シート22,23と各突部24,25
との間には円環状油室26,27となっている。また、
該ピストン21の軸方向には斜めに両側端面を貫通する
縮小側,伸長側連通路28,29がそれぞれ複数個形成
されている。
【0018】ここで、前記各弁シート22,23は各デ
ィスクバルブ8,9により常時閉弁され、図2に示すよ
うに、各弁シート22,23の先端と各ディスクバルブ
8,9との接触部は環状の線接触をするようになる。
【0019】本実施例によるは上述の如き構成を有する
もので、その基本的作動については従来技術によるもの
と格別差異はない。
【0020】然るに、本実施例によれば、ピストン21
の両側端面にそれぞれ形成された弁シート22,23の
形状を断面円弧状に形成したから、それぞれ各ディスク
バルブ8,9と接触する部分を線接触にすることがで
き、各弁シート22,23と各ディスクバルブ8,9と
の接触面積を確実に小さくすることができる。そして、
ピストンロッド2の縮小時、伸長時には、ディスクバル
ブ8,9に加わる開弁圧を有する油を徐々に弁シート2
2,23から加えることができ、各ディスクバルブ8,
9が弁シート22,23から開弁する瞬間のディスクバ
ルブ8,9の自励振動を効果的に防止し、異音の発生を
確実に防止することができる。
【0021】即ち、伸長時において、ピストン21の速
度がある程度高くなると、伸長側のディスクバルブ9が
撓み、開弁し始める。この時油液は、ピストン21の連
通路29を流れ徐々に圧力を増し、ピストン21とディ
スクバルブ9との間を流れ出ようとする。そして、最大
圧力点(弁シート23とディスクバルブ9が線接触して
いた箇所)を通過し、圧力を徐々に下げながら、ピスト
ン21より油室Aに流れていく。縮小時においても、デ
ィスクバルブ8と弁シート22とは同様に作用する。こ
のように、ディスクバルブ8,9が開弁した後の油液の
最大圧力が加わる時間が従来のものに較べて、非常に短
時間となり、また最大に加わった後の圧力降下が従来の
ものに較べて滑らかになるので、自励振動、異音の発生
を確実に防止し得ることになる。
【0022】なお、前記実施例では、弁シート22,2
3の形状を断面円弧状に形成したが、本発明はこれに限
らず図3に示すように断面三角形状の弁シート31とし
て形成してもよく、ディスクバルブ8,9との接触部が
線接触になるような弁シートの断面形状であればよい。
【0023】また、各ディスクバルブ8,9は複数枚の
ディスクから構成するようにしたが、本発明はこれに限
らず、一枚のディスクを用いてもよい。
【0024】さらに、前記実施例においては、ピストン
21の両端面に弁シート22,23を形成したものにつ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、片側端面に弁シ
ートを形成し、縮小または伸長の一方のみの減衰力発生
装置に用いることも可能である。
【0025】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明による油圧緩
衝器は弁シートの形状をディスクバルブと線接触するよ
うに形成したから、ディスクバルブと弁シートとの接触
面積を確実に小さくすることができ、ピストンロッドの
縮小時または伸長時のディスクバルブが開弁する瞬間の
ディスクバルブの自励振動を効果的に防止し、異音の発
生を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す油圧緩衝器の要部縦断面
図である。
【図2】図1中の要部拡大断面図である。
【図3】本発明の変形例を示す図2と同様の拡大断面図
である。
【図4】従来技術による油圧緩衝器の要部縦断面図であ
る。
【図5】図4中の要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 シリンダ 8,9 ディスクバルブ 21 ピストン 22,23,31 弁シート A,B 油室

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダと、該シリンダ内に摺動可能に
    挿嵌され、該シリンダ内を2つの油室に画成したピスト
    ンと、該ピストンの端面に配設された環状の弁シート
    と、該各弁シートに離着座すべく、前記ピストンの端面
    に配設されたディスクバルブとからなる油圧緩衝器にお
    いて、前記弁シートはその先端で前記ディスクバルブと
    線接触するように形成したことを特徴とする油圧緩衝
    器。
JP27022091A 1991-09-20 1991-09-20 油圧緩衝器 Pending JPH0579525A (ja)

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JP27022091A JPH0579525A (ja) 1991-09-20 1991-09-20 油圧緩衝器

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JP27022091A JPH0579525A (ja) 1991-09-20 1991-09-20 油圧緩衝器

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JP27022091A Pending JPH0579525A (ja) 1991-09-20 1991-09-20 油圧緩衝器

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JP (1) JPH0579525A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016074867A1 (de) * 2014-11-12 2016-05-19 Zf Friedrichshafen Ag Dämpfventil für einen schwingungsdämpfer
KR20230130145A (ko) * 2021-03-29 2023-09-11 히다치 아스테모 가부시키가이샤 완충기 및 밸브 장치

Cited By (3)

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WO2016074867A1 (de) * 2014-11-12 2016-05-19 Zf Friedrichshafen Ag Dämpfventil für einen schwingungsdämpfer
US10393208B2 (en) 2014-11-12 2019-08-27 Zf Friedrichshafen Ag Damping valve for a vibration damper
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