JPH0579573U - ドプラー航法装置シミュレーター - Google Patents
ドプラー航法装置シミュレーターInfo
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- JPH0579573U JPH0579573U JP3966591U JP3966591U JPH0579573U JP H0579573 U JPH0579573 U JP H0579573U JP 3966591 U JP3966591 U JP 3966591U JP 3966591 U JP3966591 U JP 3966591U JP H0579573 U JPH0579573 U JP H0579573U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ドプラー航法装置の実運用化に近いドプラー
シフトを発生させ、ドプラー航法装置の地上静止状態下
における模擬機能を向上させる。 【構成】 複数の投射ビーム3を放射するドプラー空中
線2と、投射ビーム3の投射路に配設され翼形断面で周
方向に対し傾斜して重なり合った複数の反射羽根4bを
有する複数の籠型羽根車4と、ドプラー空中線2と籠型
羽根車4との間に張装されるとともに、投射ビーム3の
投射路に開口部6aを有する電波遮蔽板6と、開口部6
aに付設されたシャッター7とを具えている。
シフトを発生させ、ドプラー航法装置の地上静止状態下
における模擬機能を向上させる。 【構成】 複数の投射ビーム3を放射するドプラー空中
線2と、投射ビーム3の投射路に配設され翼形断面で周
方向に対し傾斜して重なり合った複数の反射羽根4bを
有する複数の籠型羽根車4と、ドプラー空中線2と籠型
羽根車4との間に張装されるとともに、投射ビーム3の
投射路に開口部6aを有する電波遮蔽板6と、開口部6
aに付設されたシャッター7とを具えている。
Description
【0001】
本考案はドプラー航法装置シミュレーターに関する。
【0002】
ドプラー航法装置を地上で静止させ、その反射波にドプラーシフトを与えるこ とによって航法装置を任意の方向へ任意の速度で移動させることを模擬し、機能 試験を行うドプラー航法装置シミュレーターとして、従来知られているものには 、図4模式図に示すように、反時計方向に回転するローラー13の円周を3分割 して反射羽根14を取付けた構造をしており、ローラー13を回転させることに より反射羽根14を回転させてドプラー空中線11の投射ビーム12にドプラー シフト(Δf、以下Δfという)を与え、航法装置が移動した状態を模擬し機能 を試験するものである。すなわち、ドプラー空中線11よりの投射ビーム12が 反時計方向に回転する前後1対のローラー13の反射羽根14により反射され、 反射波15に発生するΔfをドプラー空中線11が受信し、前側の反射羽根14 よりの反射波15には近づいてくるΔfが発生し、後側の反射羽根14からは遠 ざかるΔfが発生することにより、ドプラー空中線11は前方に移動した模擬が なされる。
【0003】 しかして、一般にドプラー航法装置より地上に放射された投射ビームは巾をも っているため、実運用においては地表面の広範囲の反射物体を照射することにな るし、航法装置の搭載された航空機等の運動によって、時々刻々ランダムに形状 変化して現われる反射物体は個々の散乱中心を持つ関係上、ドプラースペクトル は図5(A)波形図のようになるが、一方上述のドプラー航法装置シミュレータ ーによるドプラースペクトルは図5(B)波形図のようになる。そこで両者の波 形を比較すると、後者のものはドプラー中心周波数fd のみが突出し、両サイド のスロープが不明瞭である。このためΔfの判別がはっきりせず、航法装置シミ ュレーターの演算処理に誤差が生じたり、受信が不安定となったりする。
【0004】 この原因は、図6説明図に示すように、ドプラー空中線11より放射された投 射ビーム12に巾があるため、反射羽根14の先端,中央,根元及びローラー1 3等で反射し、Δfの異なる反射波15を発生させるために生ずる現象と推定さ れる。すなわち、反射羽根14により生ずるΔfは、f:投射ビーム周波数,c :電波の伝播速度,v:反射羽根の移動速度として、Δf=f・2v/(c−v )、更にc>>vであるためΔf=f・2v/cから、羽根面の周速に比例する 。従って回転数が一定ならばΔfは反射点の周速度に比例し、羽根の先端部と根 元で発生するΔfは異なり、先端Δf>根元Δfとなって、その結果、航法装置 シミュレーターが受信波を演算処理する過程においてΔfの変動に起因する不具 合を生ずるものと推定される。
【0005】
本考案は、このような事情に鑑みて提案されたもので、ドプラー航法装置の実 運用化に近いドプラーシフトを発生させ、ドプラー航法装置の地上静止状態下に おける模擬機能を向上させることができるドプラー航法装置シミュレーターを提 供することを目的とする。
【0006】
そのために本考案は、複数の投射ビームを放射するドプラー空中線と、上記放 射ビームの投射路に配設され翼形断面で周方向に対し傾斜して重なり合った複数 の反射羽根を有する複数の籠型羽根車と、上記ドプラー空中線と籠型羽根車との 間に張装されるとともに投射ビームの投射路に開口部を有する電波遮蔽板と、上 記遮蔽板の開口部に付設されたシャッターとを具えたことを特徴とする。
【0007】
本考案ドプラー航法装置シミュレーターにおいては、ドプラー空中線より放射 された投射ビームを、適宜回転方向へ適宜回転速度で回転する籠型羽根車の反射 羽根面のみで反射させるとともに、反射羽根以外からの反射を有効に遮蔽して、 反射波に生ずる明瞭なΔfをドプラー空中線に受信させ、実運用下に極めて近い ドプラー航法装置機能試験が行われる。
【0008】
本考案ドプラー航法装置シミュレーターの一実施例を図面について説明すると 、図1は本シミュレーターの斜視図、図2は同上における籠型羽根車を示し、同 図(A)は斜視図、同図(B)は部分截断の側面図、図3は籠型羽根車の反射原 理の説明図である。
【0009】 図1において、架台1上にドプラー空中線2が載置され、このドプラー空中線 2より放射される4本の投射ビーム3の投射路のパターンに合わせて、架台1の 下部に4個の駆動モーター付籠型羽根車4が配置され、後述の構造を有し投射ビ ーム3を受け反射波5を出すようになっている。また架台1の下部には、籠型羽 根車4を覆い、反射波に含まれるΔfを持たない反射と、模擬方向,速度の抽出 に影響を与える反射波を減衰させるための電波遮蔽板6が張装されるとともに、 投射ビーム3の投射される位置に適宜広さの開口部6aが設けられており、この 開口部6aにその開度を調整するスライド式のシャッター7が配設されかつその 表面に電波吸収材が取付けられている。更に架台1の傍には、籠型羽根車4の回 転方向,回転速度を制御するシミュレーター制御装置8が設置されるとともに、 そこにリモコン9が付設されている。
【0010】 次に図2において、上記籠型羽根車4は、回転時の乱反射やΔfを含まない雑 音を低減させるために、1対の合成樹脂製の側板4aに複数の合成樹脂製の反射 羽根4bが差し渡されて羽根車が形成されるとともに、反射羽根4bの反射面側 には反射効率を上げるため薄い金属膜4cが被覆されている。また反射が羽根外 周部に近い位置から得られるように、反射羽根4bは翼形断面を呈しており、更 に値の等しいΔfを得るため周方向に対して傾斜角度を与え、互いの羽根が重な り合う間隔で配置されている。なお回転に伴う空気の流入とそれにより生ずる動 力の消費及び騒音の発生を防止するため、反射羽根4bの外周は薄膜で包まれて いる。
【0011】 このような装置における作動を図4を参照して説明する。ドプラー空中線2よ り放射される投射ビーム3を籠型羽根車4の反射羽根4bに照射するとともに、 籠型羽根車4をシミュレーター制御装置8の指令により回転方向及び回転速度を 制御して回転させると、投射ビーム3は翼形断面を持つ反射羽根4bでΔfを含 んだ反射波5として反射されてドプラー空中線2に受信され、それによりドプラ ー空中線2の移動を模擬した機能試験が行われる。このとき、図中の角度α°の 領域では反射波5に近づいてくるΔfが発生するが、反射羽根4bは円周上に重 なり合うように配置されているため、反射波5は反射羽根4bの外側に近い位置 でのみ発生し、周速の揃ったΔfが籠型羽根車4の回転速度に比例して連続して 得られる。従って従来装置に対してΔfの値が安定しており、小直径で早いΔf が得られる。
【0012】 なお投射ビーム3には入射角度があり巾があるため、籠型羽根車4以外の場所 にも照射されると、その地点からの反射波5にはΔfが含まれないので、その反 射レベルが強すぎるときは模擬試験は演算不能となるおそれがあるが、投射ビー ム3の入射角度及び巾に対応してシャッター7を開閉し、電波遮蔽板6の開口部 6aの開度を調整することによって、籠型羽根車4以外からの反射を減衰させて いる。また図4の角度β°の領域では遠ざかるΔfが発生するが、シャッター7 を閉めて電波遮蔽板6の開口部6aの開度を調整し外部に洩れないようにしてい る。
【0013】 かくしてこのような装置によれば、ドプラー空中線2より放射された投射ビー ム3を、適宜回転方向へ適宜回転速度で回転する籠型羽根車4の反射羽根4b面 のみで反射させるとともに、反射羽根以外からの反射を電波遮蔽板6で有効に遮 蔽して、反射波5に生ずる明瞭なΔfをドプラー空中線2に受信させ、実運用下 に極めて近いドプラー航法装置模擬試験が行われる。しかして、このような装置 によれば、従来のローラー方式の装置による速度指示誤差が1/2 に改善され、同 じ直径と回転数における籠型羽根車4の反射波5に生ずるΔfは2割増となり、 また籠型羽根車4の回転に要する動力も少なくてすむため装置を小型軽量化する ことができる。
【0014】
要するに本考案によれば、複数の投射ビームを放射するドプラー空中線と、上 記放射ビームの投射路に配設され翼形断面で周方向に対し傾斜して重なり合った 複数の反射羽根を有する複数の籠型羽根車と、上記ドプラー空中線と籠型羽根車 との間に張装されるとともに投射ビームの投射路に開口部を有する電波遮蔽板と 、上記遮蔽板の開口部に付設されたシャッターとを具えたことにより、ドプラー 航法装置の実運用化に近いドプラーシフトを発生させ、ドプラー航法装置の地上 静止状態下における模擬機能を向上させることができるドプラー航法装置シミュ レーターを得るから、本考案は産業上極めて有益なものである。
【図1】本考案ドプラー航法装置シミュレーターの一実
施例の斜視図である。
施例の斜視図である。
【図2】同上における籠型羽根車を示し、同図(A)は
斜視図、同図(B)は部分截断の側面図である。
斜視図、同図(B)は部分截断の側面図である。
【図3】籠型羽根車の反射原理の説明図である。
【図4】従来のシミュレーターの模式図である。
【図5】ドプラースペクトルの波形図である。
【図6】従来のシミュレーターの反射原理の説明図であ
る。
る。
1 架台 2 ドプラー空中線 3 投射ビーム 4 籠型羽根車 4a 側板 4b 反射羽根 4c 金属膜 5 反射波 6 電波遮蔽板 6a 開口部 7 シャッター 8 シミュレーター制御装置 9 リモコン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 神前 康夫 名古屋市港区大江町10番地 三菱重工業株 式会社名古屋航空宇宙システム製作所内 (72)考案者 藤田 徹 名古屋市港区大江町10番地 三菱重工業株 式会社名古屋航空宇宙システム製作所内
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の投射ビームを放射するドプラー空
中線と、上記放射ビームの投射路に配設され翼形断面で
周方向に対し傾斜して重なり合った複数の反射羽根を有
する複数の籠型羽根車と、上記ドプラー空中線と籠型羽
根車との間に張装されるとともに投射ビームの投射路に
開口部を有する電波遮蔽板と、上記遮蔽板の開口部に付
設されたシャッターとを具えたことを特徴とするドプラ
ー航法装置シミュレーター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3966591U JPH0579573U (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | ドプラー航法装置シミュレーター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3966591U JPH0579573U (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | ドプラー航法装置シミュレーター |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0579573U true JPH0579573U (ja) | 1993-10-29 |
Family
ID=12559384
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3966591U Withdrawn JPH0579573U (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | ドプラー航法装置シミュレーター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0579573U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013172015A1 (ja) * | 2012-05-16 | 2013-11-21 | 横浜ゴム株式会社 | 球技用ボール |
-
1991
- 1991-04-30 JP JP3966591U patent/JPH0579573U/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013172015A1 (ja) * | 2012-05-16 | 2013-11-21 | 横浜ゴム株式会社 | 球技用ボール |
| KR20150013805A (ko) * | 2012-05-16 | 2015-02-05 | 요코하마 고무 가부시키가이샤 | 구기용 볼 |
| JPWO2013172015A1 (ja) * | 2012-05-16 | 2016-01-12 | 横浜ゴム株式会社 | 球技用ボール |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19950713 |