JPH0579646A - 温水式暖房装置 - Google Patents

温水式暖房装置

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JPH0579646A
JPH0579646A JP3236383A JP23638391A JPH0579646A JP H0579646 A JPH0579646 A JP H0579646A JP 3236383 A JP3236383 A JP 3236383A JP 23638391 A JP23638391 A JP 23638391A JP H0579646 A JPH0579646 A JP H0579646A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 室内熱交換器と床暖房機との両方に温水を供
給する時の室内熱交換器の温度の過剰な上昇を防ぐ。 【構成】 室温センサ74で検出された室内温度が設定
温度より上昇しており、しかも床暖房スイッチ73がオ
フされて室内熱交換器のみに温水が供給されている場合
には、対流ファン3を第1オン時間(3分20秒間)で
オン、オフする第1運転を行う。室温センサ74で検出
された室内温度が設定温度より上昇しており、しかも床
暖房スイッチ73がオンされて室内熱交換器と床暖房機
との両方に温水が供給されている場合には、対流ファン
3を第1運転時における第1オン時間より長い第2オン
時間(4分間)でオン、オフする第2運転を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、温水によって室内暖房
と床暖房とを行う温水式暖房装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、バーナの燃焼熱によって加熱
した温水を、室内暖房機の室内熱交換器または床暖房機
に供給して、室内暖房のみの温風単独運転、あるいは室
内暖房と床暖房との同時運転を行う温水式暖房装置が知
られている。この温水式暖房装置においては、室内温度
が所定値、例えば設定温度より上昇したときに、対流フ
ァンのオン、オフを繰り返す間欠運転を行って室内温度
を設定温度に維持しようとしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の温水
式暖房装置においては、温風単独運転時では対流ファン
のオフと同時、あるいは対流ファンのオフより少し前に
バーナの燃焼を停止しているが、同時運転時には、対流
ファンをオフしても床暖房へ温水の供給を行うために、
バーナを燃焼させ、温水を床暖房機および室内熱交換器
に供給しているので、床暖房機の放熱または室内熱交換
器の放熱によって、室内温度が設定温度より上昇し易
い。このため、同時運転時には、対流ファンのオン、オ
フを温風単独運転と同じ間隔で行うと室内熱交換器の温
度がさらに上昇してしまい、室内熱交換器の近傍に取り
付けられた温度センサが正確な室温を検出できなくなる
という課題があった。本発明は、室内熱交換器と床暖房
機との両方に温水を供給する時の室内熱交換器の温度の
過剰な上昇を防いだ温水式暖房装置の提供を目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、室内に向かっ
て空気を送るための送風ケーシングと、この送風ケーシ
ング内において室内に向かう空気流を発生させる対流フ
ァンと、温水によって前記送風ケーシング内を流れる空
気を加熱して室内暖房を行う室内熱交換器と、温水によ
って床暖房を行う床暖房機と、温水を加熱する加熱手段
と、この加熱手段によって加熱された温水を前記室内熱
交換器のみに流す第1温水供給路と前記加熱手段によっ
て加熱された温水を前記室内熱交換器および前記床暖房
機の両方に流す第2温水供給路とを切り替える切替手段
とを備えた技術手段を採用している。さらに、本発明
は、前記室内熱交換器の近傍に、室内温度を検出する検
出手段を有し、この検出手段で検出された室内温度が所
定温度より上昇した場合、前記第1温水供給路に切り替
えられているときは、前記加熱手段および前記対流ファ
ンのオンとオフとを繰り返す第1運転を行い、前記第2
温水供給路に切り替えられているときは、前記加熱手段
を前記床暖房機の運転に応じて作動させ、前記第1運転
における前記対流ファンの第1オン時間より長い第2オ
ン時間で前記対流ファンのオンとオフとを繰り返す第2
運転を行う制御手段とを備えた技術手段を採用した。
【0005】
【作用】本発明は、室内温度が所定温度より上昇した場
合で、しかも切替手段によって第1温水供給路に切り替
えられているとき、すなわち、加熱手段によって加熱さ
れた温水が室内熱交換器のみに供給されているときに
は、加熱手段および対流ファンはオンとオフとを繰り返
す第1運転を行うことによって、室内熱交換器の温度が
所定温度に維持される。また、室内温度が所定温度より
上昇した場合で、しかも切替手段によって第2温水供給
路に切り替えられているとき、すなわち、加熱手段によ
って加熱された温水が室内熱交換器と床暖房機との両方
に供給されているときには、加熱手段は床暖房機の運転
に応じて作動させ、対流ファンは第1運転における対流
ファンの第1オン時間よりも長い第2オン時間でオンと
オフとを繰り返す第2運転を行うことによって、第2運
転中に床暖房機に温水を供給するために加熱手段がオン
していても室内熱交換器の温度が大きく上昇が抑えられ
る。このため、室内熱交換器の近傍に配された室温検出
手段の周囲の温度がより室内温度に近づけられ、室内温
度の検出値への信頼性が高まる。
【0006】
【実施例】本発明の温水式暖房装置を図1ないし図3に
示す一実施例に基づき説明する。図1は制御部を示した
ブロック図で、図2は空気調和装置の全体構造を示した
図である。空気調和装置1は、送風ケーシング2、対流
ファン3、冷房装置4、温水回路5、ガスバーナ6およ
び制御回路7を備え、これらが室内に配された室内機8
と室外に配された室外機9とに分割して配備されてい
る。
【0007】送風ケーシング2は、室内機8内に設けら
れ、一端に室内空気を内部に吸入する吸入口21、およ
び他端に室内へ空気流を吹き出す吹出口22を有する。
また、吹出口22には、ステッピングモータ(図示せ
ず)により駆動される可動式のルーバ23が回動自在に
取り付けられている。
【0008】対流ファン3は、送風ケーシング2内に設
けられ、オンされると送風ケーシング2内において室内
に向かう空気流を発生させるものである。この対流ファ
ン3の送風量は、制御回路7で通電量制御されることに
よって、自動的に超微風〔10速〕、微風〔9速〕、弱
風〔8速〕などのように風量(ファン速)が切り替わ
る。
【0009】冷房装置4は、周知のもので、冷媒圧縮機
41、冷媒凝縮器42、冷媒蒸発器43、およびこれら
を環状に連結する冷媒配管44等から構成されている。
冷媒圧縮機41は、室外機9内に設けられ、周波数によ
り回転数が変化するタイプで、冷媒蒸発器43より吸引
して圧縮した冷媒を冷媒凝縮器42に向けて吐出する。
冷媒凝縮器42は、室外機9内に設けられ、内部に流入
した冷媒と電動ファン45により吹き付けられる外気と
を熱交換させて冷媒を凝縮する。冷媒蒸発器43は、送
風ケーシング2内に設けられ、内部に流入した冷媒と対
流ファン3により吸引される室内空気とを熱交換させて
冷媒を蒸発させて室内冷房を行う。
【0010】温水回路5は、周知のもので、室内熱交換
器51、床暖房機52、室外熱交換器53、循環ポンプ
54、電磁弁55およびこれらを連結する温水配管56
等から構成されている。室内熱交換器51は、送風ケー
シング2内の冷媒蒸発器43の下流側に設けられ、一部
のフィンが冷媒蒸発器43のフィンと繋がっている。こ
の室内熱交換器51は、温水と対流ファン3により吸引
される室内空気とを熱交換して室内空気を加熱して室内
暖房を行う。なお、室内熱交換器51は、送風ケーシン
グ2および対流ファン3を伴って温水式の室内暖房機を
構成する。床暖房機52は、室内熱交換器51と室外熱
交換器53との間から分岐して、室内熱交換器51と循
環ポンプ54との間に至るバイパス管路57に設けられ
ている。この床暖房機52は、室内の床上にひかれた温
水マットまたは床内に組み付けられた温水パネル等で、
温水によりマットを加熱して床暖房を行う。室外熱交換
器53は、室外機9内に配設され、ガスバーナ6の燃焼
により生じる燃焼熱と内部を流れる温水とを熱交換して
温水を加熱する。循環ポンプ54は、室外機9内に配設
され、温水回路5内に温水の循環流を発生させ、室外熱
交換器53で加熱された温水を室内熱交換器51および
床暖房機52に供給する。電磁弁55は、本発明の切替
手段であって、室外機9内に配設され、オンされるとバ
イパス管路57を開き、オフされるとバイパス管路57
を閉じる。この電磁弁55は、オフされると、室外熱交
換器53で加熱された温水を室内熱交換器51のみに供
給する第1温水供給路(図2の実線矢印)が形成され
る。また、電磁弁55は、オンされると、室外熱交換器
53で加熱された温水を室内熱交換器51と床暖房機5
2との両方に供給する第2温水供給路(図2の破線矢
印)が形成される。
【0011】ガスバーナ6は、本発明の加熱手段であっ
て、室外機9内に設けられ、ガス供給路61から供給さ
れる燃料ガスと燃焼用ファン62により吹き付けられる
燃焼空気とを混合した混合気を燃焼する。なお、ガスバ
ーナ6は、燃焼用ファン62の送風量と比例弁64の開
口度合とが変更されることによって定格能力の燃焼能力
で運転される。また、ガス供給路61には、オンされる
と開弁し、オフされると閉弁する電磁弁63、および通
電量に応じてガス供給路61の開口度合を変更してガス
バーナ6への燃料ガスの供給量を調整する比例弁64が
配設されている。燃焼用ファン62の送風量は、制御回
路7で通電量制御されることによって、自動的に微風、
弱風、中風および強風などのように風量(ファン速)が
切り替わる。
【0012】制御回路7は、本発明の制御手段であっ
て、運転スイッチ71、モード切替スイッチ72、床暖
房スイッチ73、室温センサ74、室温設定器75およ
び水温センサ76の出力に応じて、対流ファン3、冷媒
圧縮機41、電動ファン45、循環ポンプ54、電磁弁
55、燃焼用ファン62、電磁弁63および比例弁64
の通電量を制御するものである。運転スイッチ71は、
空気調和装置1の起動スイッチで、オンすると電源(図
示せず)と空気調和装置1の各電気器具とを接続する。
モード切替スイッチ72は、室内の空調モードを切り替
えるスイッチで、冷房運転72a、暖房運転72bおよ
びドライ運転72cのうちのいずれかが選択されるとそ
の空調モードによる運転を指示する。床暖房スイッチ7
3は、オフされると電磁弁55をオフして第1温水供給
路に切り替え、オンされると電磁弁55をオンして第2
温水供給路に切り替える。室温センサ74は、本発明の
検出手段であって、冷媒蒸発器43付近に取り付けら
れ、送風ケーシング2内に吸引される室内空気の温度を
検出して、その検出値を電気信号に変換して制御回路7
に送る。室温設定器75は、室内空気の温度を設定し
て、その設定値を電気信号に変換して制御回路7に送
る。水温センサ76は、温水回路5内の温水温度を検出
して、その検出値を電気信号に変換して制御回路7に送
る。
【0013】制御回路7は、暖房運転開始時に、室温セ
ンサ74で検出した室内温度と室温設定器75で設定し
た設定温度(Ts)との温度差で例えば図3に示したゾ
ーンを決定し、そのゾーンに基づいた初期運転コード
〔表1参照〕をセットして暖房運転を始める。また、制
御回路7は、暖房運転中において、室内温度がゾーンk
あるいはゾーンjにあり、所定時間ゾーンが変わらない
場合、運転コードのランクを変更して運転コードを0と
する。この場合、床暖房スイッチ73がオフされていれ
ば、図4のタイムチャートに示したように、運転コード
が0(ガスバーナ6の燃焼停止)になったと同時に対流
ファン3を10速(超微風)で1分間作動させ、その後
に停止させる。そして、運転コードが0となってから3
分後運転コードを強制的に1(ガスバーナ6の燃焼開
始)とし、その40秒後、対流ファン3を作動させ、こ
の状態を2分20秒間継続する。そして、図4のタイム
チャート終了後に室内温度がどのゾーンであるかにより
以後の制御を決定する。具体的には、室内温度がゾーン
jより小さいゾーンである場合には、通常の運転に戻
り、ゾーンjである場合には、前述の図4のタイムチャ
ートに示す制御を繰り返す。
【0014】また、室内温度がゾーンkである場合に
は、図5のタイムチャートに示したように、運転コード
を0とするとともに、対流ファン3を10速で1分間作
動させ、その後に停止させる。そして、運転コードが0
となってから8分後運転コードを強制的に1とし、その
40秒後、対流ファン3を作動させ、この状態を2分2
0秒間継続する。なお、上記動作を4回続けても室内温
度がゾーンkである場合は、ゾーンjに入るまで運転コ
ードを0とし、対流ファン3を10速で1分間作動させ
た後に、7分40秒間のオフと3分20秒間のオンとを
繰り返す。
【0015】さらに、制御回路7は、暖房運転中におい
て、前述のように運転コードが0となった場合に、床暖
房スイッチ73がオンされていれば、図6のタイムチャ
ートに示したように、運転コードが0(ガスバーナ6は
床暖房機52の運転状態に応じて作動)になったと同時
に対流ファン3を9速(微風)で1分間作動させ、その
後に停止させる。そして、運転コードが0となってから
例えば4分後に対流ファン3を9速で4分間作動させ
る。また、図6のタイムチャート終了後に室内温度がゾ
ーンj内にある場合は、図7のタイムチャートに示した
ように、室内温度がゾーンjを外れるまで対流ファン3
を9速で4分間のオン、4分間のオフを繰り返す。さら
に、図6のタイムチャート終了後に室内温度がゾーンk
内にある場合は、図8のタイムチャートに示したよう
に、室内温度がゾーンkを外れるまで対流ファン3を9
速で10分間のオフ、4分間のオンを繰り返す。そし
て、室内温度がゾーンjより小さいゾーンである場合は
通常の運転に戻る。
【0016】
【表1】
【0017】さらに、制御回路7は、室内温度のゾーン
が上昇方向に移行したときに運転コードを1ランク下
げ、室内温度のゾーンが下降方向に移行したときに運転
コードを1ランク上げる(比例制御)。また、室内温度
が同一ゾーンに表2に示したタイマ時間内にあるとき運
転コードを表2に示したように変更する(積分制御)。
なお、タイマ時間は空気調和装置1を設置するときに自
由に変更できるものとすると良い。
【0018】
【表2】
【0019】図9は制御回路7による暖房運転開始時の
対流ファン3の制御を示したフローチャートである。ま
ず、初めにモード切替スイッチ72において暖房運転7
2bがオンされているか否かを判断する(ステップS
1)。このステップS1の判断結果がNoの場合には、
ステップS1の制御を行う。また、ステップS1の判断
結果がYesの場合には、室内温度(Ti)と設定温度
(Ts)とを読み込み(ステップS2)、室内温度と設
定温度との温度差からゾーン(図3参照)を決定し(ス
テップS3)、その決定したゾーンに基づいた初期運転
コード〔表1参照〕をセットし(ステップS4)、対流
ファン3を初期運転コードに応じたファン速(1速〜8
速)でオンする(ステップS5)。
【0020】そして、所定時間が経過しているか否かを
判断する(ステップS6)。このステップS6の判断結
果がNoの場合には、ステップS6の制御を行う。ま
た、ステップS6の判断結果がYesの場合には、暖房
運転制御に移行する(ステップS7)。
【0021】図10は制御回路7による暖房運転制御時
の対流ファン3の制御を示したフローチャートである。
まず、初めにモード切替スイッチ72において暖房運転
72bがオフされているか否かを判断する(ステップS
11)。このステップS11の判断結果がYesの場合
には、ステップS1の制御を行う。また、ステップS1
1の判断結果がNoの場合には、室内温度(Ti)と設
定温度(Ts)とを読み込み(ステップS12)、室内
温度と設定温度との温度差から比例制御ルーチンまたは
積分制御ルーチンを行い(ステップS13)、比例制御
ルーチンまたは積分制御ルーチンで決定した運転コード
(表1、表2参照)をセットする(ステップS14)。
【0022】そして、運転コードが0にセットか否かを
判断する(ステップS15)。このステップS15の判
断結果がNoの場合には、ステップS11の制御を行
う。また、ステップS15の判断結果がYesの場合に
は、床暖房スイッチ73がオンされているか否かを判断
する(ステップS16)。このステップS16の判断結
果がNoの場合には、室内暖房のみの温風単独運転時の
第1運転制御ルーチン(図4および図5のタイムチャー
ト参照)を行い(ステップS17)、ステップS11の
制御を行う。また、ステップS16の判断結果がYes
の場合には、室内暖房と床暖房との同時運転時の第2運
転制御ルーチン(図6、図7および図8のタイムチャー
ト参照)を行い(ステップS18)、ステップS11の
制御を行う。
【0023】この空気調和装置1の暖房運転時の作動を
図1ないし図10に基づき説明する。モード切替スイッ
チ72により暖房運転72bがオンされると、循環ポン
プ54をオンして温水回路5内に温水の循環流を発生さ
せる。そして、燃焼用ファン62、電磁弁63および比
例弁64をオンする。すると、ガス供給路61を通って
燃料ガスがガスバーナ6に供給され、燃焼用ファン62
の回転により燃焼空気もガスバーナ6に供給される。
【0024】このとき、点火装置(図示せず)により点
火がなされると、ガスバーナ6で燃焼が開始される。こ
のため、室外熱交換器53内を流れる温水がガスバーナ
6の燃焼により生じる燃焼熱により加熱される。この加
熱された温水は、循環ポンプ54の圧送力により室内熱
交換器51または床暖房機52に供給される。
【0025】イ)第1運転 床暖房スイッチ73がオフされている場合には、電磁弁
55もオフされるためバイパス管路57が閉じられて、
図2の実線に示すような第1温水供給路に切り替えられ
る。このため、室外熱交換器53で加熱された温水は、
室内熱交換器51のみに供給される。
【0026】一方、対流ファン3は、室温センサ74に
より検出された室内温度と室温設定器75により設定さ
れた設定温度との温度差からゾーン(図3参照)を決定
し、その決定したゾーンに基づいた初期運転コード〔表
1参照〕に応じたファン速(1速〜8速)でオンする
(暖房運転開始時の制御)。このため、対流ファン3に
より吹き付けられた室内空気は、室内熱交換器51で加
熱されて吹出口22から吹き出されることによって、温
風暖房のみがなされる。
【0027】ここで、室内温度が設定温度以上に上昇し
ており、すなわち、ゾーンがj、k内にあるときに、表
2に示したタイマ時間が経過すると、運転コードが比例
制御および積分制御によって0にセットされる。このと
き、室内温度が設定温度より上昇しており、室内熱交換
器51付近に取り付けられた室温センサ74の検出値が
室温と近い温度を指すようにする目的で、図4のタイム
チャートに示したように、対流ファン3のファン速度
(風量)を例えば8速から10速に切り替える。そし
て、運転コードが0にセットされてから1分後に対流フ
ァン3をオフする。そして、運転コードが0にセットさ
れてから3分後に強制的に運転コードを1にセットし、
運転コードが1にセットされてから40秒後に対流ファ
ン3のファン速度を例えば8速でオンする。
【0028】そして、運転コードが1にセットされてか
ら3分後に室内温度と室温設定器75により設定された
設定温度との温度差からゾーン(図3参照)を決定し、
その決定したゾーンがj以下の場合には、暖房運転開始
時の制御を行う。また、決定したゾーンがkの場合に
は、未だ室内温度がかなり設定温度より上昇しているた
め、図5のタイムチャートに示したように、運転コード
を強制的に0にセットし、対流ファン3のファン速度を
例えば8速から10速に切り替え、運転コードが0にセ
ットされてから1分後に対流ファン3をオフする。そし
て、運転コードが0にセットされてから8分後に強制的
に運転コードを1にセットし、運転コードが1にセット
されてから40秒後に対流ファン3のファン速度を例え
ば8速でオンする。したがって、ゾーンがjに入るまで
この第1運転を繰り返すことによって、暖房運転時の室
内熱交換器51の温度の過上昇を防止することができ
る。
【0029】ロ)第2運転 逆に、床暖房スイッチ73がオンされている場合には、
電磁弁55もオンされるためバイパス管路57が開かれ
て、図2の破線に示すような第2温水供給路に切り替え
られる。このため、室外熱交換器53で加熱された温水
は、室内熱交換器51および床暖房機52に供給され
る。
【0030】ここで、室内温度が設定温度以上に上昇し
ており、すなわち、ゾーンがj、k内にあるときに、表
2に示したタイマ時間が経過すると、運転コードが比例
制御および積分制御によって0にセットされる。このと
き、図6のタイムチャートに示したように、対流ファン
3のファン速度(風量)を例えば8速から9速に切り替
える。そして、運転コードが0にセットされてから1分
後に対流ファン3をオフする。そして、運転コードが0
にセットされてから4分後に対流ファン3のファン速度
を例えば9速でオンする。
【0031】そして、運転コードが0にセットされてか
ら8分後に室内温度と室温設定器75により設定された
設定温度との温度差からゾーン(図3参照)を決定し、
その決定したゾーンがi以下の場合には、暖房運転開始
時の制御を行う。また、決定したゾーンがjの場合に
は、未だ室内温度が設定温度より上昇しているため、図
7のタイムチャートに示したように、対流ファン3をオ
フし、4分後に対流ファン3のファン速度を9速でオン
する。したがって、ゾーンがjより外れるまでこの運転
を繰り返すことによって、暖房運転時の室内熱交換器5
1の温度の過上昇を防止することができる。
【0032】また、決定したゾーンがkの場合には、未
だ室内温度がかなり設定温度より上昇しているため、図
8のタイムチャートに示したように、対流ファン3をオ
フし、10分後に対流ファン3のファン速度を9速でオ
ンする。したがって、ゾーンがjより外れるまでこの運
転を繰り返すことによって、暖房運転時の室内熱交換器
51の温度の過上昇を防止することができる。
【0033】以上のように、この空気調和装置1におい
ては、床暖房スイッチ73がオンされているときは、床
暖房スイッチ73がオフされているときの対流ファン3
の第1オン時間(この実施例では3分20秒間のオン)
より長い第2オン時間(この実施例では4分間のオン)
で対流ファン3のオン、オフを繰り返す第2運転を行う
ことによって、第2運転中に床暖房機52に温水を供給
するためにガスバーナ6が燃焼中であっても室内熱交換
器51の温度の過剰な上昇を抑えることができるため、
室温センサ74の検出値を正確に検出することができ
る。
【0034】また、この空気調和装置1においては、第
1運転時の対流ファン3のファン速度(本実施例では1
0速)より第2運転時の対流ファン3のファン速度(本
実施例では9速)を速くすることで、室内熱交換器51
付近に取り付けられている室温センサ74の周囲の温度
をより室内温度に近づけることができるので、室内温度
の検出値への信頼性が高くなる。また、第1運転の対流
ファン3の第1オフ時間より第2運転の対流ファン3の
第2オフ時間を長くすることで温風暖房と床暖房との同
時運転時において室内温度の上昇を抑えることもでき
る。
【0035】(変形例)本実施例では、ガスバーナ6の
燃焼熱により温水を加熱したが、液体燃料を燃焼するバ
ーナの燃焼熱や電気ヒータの発熱により温水を加熱して
も良く、内燃機関の冷却水を用いて内燃機関の運転によ
り生ずる熱により温水を加熱しても良い。
【0036】
【発明の効果】本発明は、第1運転時における対流ファ
ンの第1オン時間より第2運転時における対流ファンの
第2オン時間を長くすることによって、室内熱交換器と
床暖房機との両方に温水を供給する時に床暖房機に温水
を供給するために加熱手段が作動していても室内熱交換
器の温度が室内温度より大きく上昇することを抑えるこ
とができる。このため、室温検出手段の周囲の温度をよ
り室内温度に近づけることができるので、室温検出手段
の検出値への信頼性が高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】空気調和装置の制御部を示したブロック図であ
る。
【図2】空気調和装置の全体構造を示した概略図であ
る。
【図3】設定温度に対するゾーンを示した説明図であ
る。
【図4】制御回路の暖房運転の対流ファンの制御を示し
たタイムチャートである。
【図5】制御回路の第1運転を示したタイムチャートで
ある。
【図6】制御回路の暖房運転の対流ファンの制御を示し
たタイムチャートである。
【図7】制御回路の第2運転を示したタイムチャートで
ある。
【図8】制御回路の第2運転を示したタイムチャートで
ある。
【図9】制御回路による暖房運転開始時の対流ファンの
制御を示したフローチャートである。
【図10】制御回路による暖房運転制御時の対流ファン
の制御を示したフローチャートである。
【符号の説明】
1 空気調和装置(温水式暖房装置) 2 送風ケーシング 3 対流ファン 5 温水回路 6 ガスバーナ(加熱手段) 7 制御回路(制御手段) 51 室内熱交換器 52 床暖房機 74 室温センサ(検出手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)室内に向かって空気を送るための
    送風ケーシングと、 (b)この送風ケーシング内において室内に向かう空気
    流を発生させる対流ファンと、 (c)温水によって前記送風ケーシング内を流れる空気
    を加熱して室内暖房を行う室内熱交換器と、 (d)温水によって床暖房を行う床暖房機と、 (e)温水を加熱する加熱手段と、 (f)この加熱手段によって加熱された温水を前記室内
    熱交換器のみに流す第1温水供給路と前記加熱手段によ
    って加熱された温水を前記室内熱交換器および前記床暖
    房機の両方に流す第2温水供給路とを切り替える切替手
    段と、 (g)前記室内熱交換器の近傍に、室内温度を検出する
    検出手段を有し、 この検出手段で検出された室内温度が所定温度より上昇
    した場合、 前記第1温水供給路に切り替えられているときは、前記
    加熱手段および前記対流ファンのオンとオフとを繰り返
    す第1運転を行い、 前記第2温水供給路に切り替えられているときは、前記
    加熱手段を前記床暖房機の運転に応じて作動させ、前記
    第1運転における前記対流ファンの第1オン時間より長
    い第2オン時間で前記対流ファンのオンとオフとを繰り
    返す第2運転を行う制御手段とを備えた温水式暖房装
    置。
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